JP2008059392A - 辞書検索装置および辞書検索処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】辞書の見出語を検索するための辞書検索装置であり、検索履歴として蓄積記憶されたヒストリ見出語を十分効果的に利用した辞書検索を行う。
【解決手段】辞書見出語検索画面G内の検索文字入力エリアGkにおいて検索文字列「a」を入力すると、辞書データから前方一致検索された各見出語「a,A」「a1,an」…が検索見出語一覧エリアGmに一覧表示されるだけでなく、当該各検索見出語の中で見出語検索履歴テーブルに存在する過去に検索済みのヒストリ見出語が、その検索回数(頻度)が最も高いヒストリ見出語「abstract」「a2」「AA」…から順に読み出され、ヒストリ見出語一覧ウインドウGwとして前記検索見出語一覧エリアGmと並べて一覧表示される。ユーザが検索しようとしている見出語をその検索履歴を最大限有効に利用して高い確率で検索表示させることができる。
【選択図】 図5
【解決手段】辞書見出語検索画面G内の検索文字入力エリアGkにおいて検索文字列「a」を入力すると、辞書データから前方一致検索された各見出語「a,A」「a1,an」…が検索見出語一覧エリアGmに一覧表示されるだけでなく、当該各検索見出語の中で見出語検索履歴テーブルに存在する過去に検索済みのヒストリ見出語が、その検索回数(頻度)が最も高いヒストリ見出語「abstract」「a2」「AA」…から順に読み出され、ヒストリ見出語一覧ウインドウGwとして前記検索見出語一覧エリアGmと並べて一覧表示される。ユーザが検索しようとしている見出語をその検索履歴を最大限有効に利用して高い確率で検索表示させることができる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、辞書の見出語を効果的に検索するための辞書検索装置および辞書検索処理プログラムに関する。
従来から、英和辞典,英英辞典,英類語辞典,和英事典,国語辞典などの各種の辞典や辞書を電子データ化してROMなどの記憶媒体に格納し、これに基づき各種の言語や語句を検索文字列として入力し、検索された見出語(単語など)の訳語や意味内容、またその例文(用例)などの説明情報を読み出して表示するようにした辞書検索装置が広く実用されている。
近年このような辞書検索装置では、検索文字列に基づき前方一致検索された見出語一覧の中から所望の見出語を選択確定してその説明情報を表示させた場合に、その都度当該選択確定された見出語をヒストリ見出語として検索履歴メモリに蓄積記憶しておき、ユーザ操作に応じてこのヒストリ見出語を読み出して一覧表示させることで、過去に検索済みの見出語を有効に利用した効率的な辞書検索が行われている。
そして、前記検索履歴メモリに蓄積記憶された各ヒストリ見出語だけを対象にして、検索文字列に対応する見出語検索を行うことで、過去に辞書検索した記憶のある見出語を高速に再検索して表示させることが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−018419号公報
前記従来の辞書検索装置によるヒストリ見出語の検索機能では、ヒストリ見出語だけを検索対象にして見出語検索を行うものであったり、検索履歴メモリには、検索確定された見出語が単にその検索順にして所定語数まで蓄積記憶され、順次最前のヒストリ見出語がその利用頻度に関わらず単純に追い出し消去されてしまうものであったりするため、ヒストリ見出語を十分効果的に利用できていない問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、検索履歴として蓄積記憶されたヒストリ見出語を十分効果的に利用した辞書検索を行うことが可能になる辞書検索装置および辞書検索処理プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の辞書検索装置は、複数の見出語とその説明情報とを対応付けて記憶している辞書記憶手段と、ユーザ操作に応じて文字を入力する文字入力手段と、この文字入力手段により入力された文字と前方一致する見出語を前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中から検索する見出語検索手段と、この見出語検索手段により検索された見出語を一覧表示させる見出語一覧表示制御手段と、前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中で過去に検索されてその説明情報を表示させたヒストリ見出語を記憶する見出語検索履歴記憶手段と、前記文字入力手段により入力された文字と前方一致するヒストリ見出語を前記見出語検索履歴記憶手段により記憶された複数のヒストリ見出語の中から検索するヒストリ見出語検索手段と、このヒストリ見出語検索手段により検索されたヒストリ見出語を前記見出語一覧表示制御手段により表示された見出語一覧と併せて一覧表示させるヒストリ見出語一覧表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の辞書検索装置は、前記請求項1に記載の辞書検索装置において、前記見出語検索履歴記憶手段は、前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中で過去に検索されてその説明情報を表示させたヒストリ見出語をその検索頻度を対応付けて記憶し、前記ヒストリ見出語一覧表示制御手段は、前記ヒストリ見出語検索手段により検索されたヒストリ見出語をその検索頻度順に一覧表示させる、ことを特徴としている。
請求項3に記載の辞書検索装置は、前記請求項1または請求項2に記載の辞書検索装置において、前記見出語検索手段は、前記文字入力手段により文字が1文字入力される毎に当該入力された文字列と前方一致する見出語を前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中から再検索し、前記ヒストリ見出語検索手段は、前記文字入力手段により文字が1文字入力される毎に当該入力された文字列と前方一致するヒストリ見出語を前記見出語検索履歴記憶手段により記憶された複数のヒストリ見出語の中から再検索する、ことを特徴としている。
請求項4に記載の辞書検索装置は、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の辞書検索装置において、前記ヒストリ見出語一覧表示制御手段は、前記ヒストリ見出語検索手段により検索されたヒストリ見出語を前記見出語一覧表示制御手段により表示された見出語一覧と同一画面上の別ウインドウにして一覧表示させる、ことを特徴としている。
請求項5に記載の辞書検索装置は、前記請求項2に記載の辞書検索装置において、前記辞書記憶手段により記憶された見出語を検索しその説明情報を表示させた辞書検索の回数を計数する検索回数係数手段と、この検索回数計数手段により計数された辞書検索の回数が予め設定された検索回数に到達する毎に、当該設定検索回数のうちで最初に検索されたヒストリ見出語に対応付けられて前記見出語検索履歴記憶手段により記憶されている検索頻度の値を減じる検索頻度値減算手段と、をさらに備えたことを特徴としている。
請求項6に記載の辞書検索装置は、前記請求項2に記載の辞書検索装置において、前記見出語検索履歴記憶手段は、前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中で過去に検索されてその説明情報を表示させたヒストリ見出語をその検索頻度と共に最終検索日付を対応付けて記憶し、この見出語検索履歴記憶手段により記憶されたヒストリ見出語の最終検索日付が予め設定された期間を超えて更新されていないところのヒストリ見出語に対応付けられて記憶されている検索頻度の値を減じる検索頻度値減算手段をさらに備えたことを特徴としている。
本発明の請求項1(請求項7)に記載の辞書検索装置(辞書検索処理プログラム)によれば、辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中で過去に検索されてその説明情報を表示させたヒストリ見出語を記憶する見出語検索履歴記憶手段を備え、文字入力手段により入力された文字と前方一致する見出語が前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中から検索され一覧表示されると、前記文字入力手段により入力された文字と前方一致するヒストリ見出語も前記見出語検索履歴記憶手段により記憶された複数のヒストリ見出語の中から検索され、表示された見出語一覧と併せて一覧表示されるので、ユーザが検索しようとしている見出語をその検索履歴も同時併用して高い確率で検索表示させることができる。
本発明の請求項2に記載の辞書検索装置によれば、前記請求項1に記載の辞書検索装置において、前記見出語検索履歴記憶手段では、前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中で過去に検索されてその説明情報を表示させたヒストリ見出語をその検索頻度を対応付けて記憶し、前記ヒストリ見出語の一覧表示は、前記ヒストリ見出語検索により検索されたヒストリ見出語がその検索頻度順に一覧表示されるので、ユーザが検索しようとしている見出語をその検索履歴を最大限有効に利用して高い確率で検索表示させることができる。
本発明の請求項3に記載の辞書検索装置によれば、前記請求項1または請求項2に記載の辞書検索装置において、前記見出語検索手段では、前記文字入力手段により文字が1文字入力される毎に当該入力された文字列と前方一致する見出語が前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中から再検索され、前記ヒストリ見出語検索手段では、前記文字入力手段により文字が1文字入力される毎に当該入力された文字列と前方一致するヒストリ見出語が前記見出語検索履歴記憶手段により記憶された複数のヒストリ見出語の中から再検索されるので、ユーザが検索しようとしている見出語を必要最小限の入力文字数で容易に検索表示させることができる。
本発明の請求項4に記載の辞書検索装置によれば、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の辞書検索装置において、前記ヒストリ見出語検索により検索されたヒストリ見出語は、前記見出語一覧表示された見出語一覧と同一画面上の別ウインドウにして一覧表示されるので、検索された見出語一覧と共にヒストリ見出語一覧も明確に確認利用することができる。
本発明の請求項5に記載の辞書検索装置によれば、前記請求項2に記載の辞書検索装置において、検索回数計数手段により計数された辞書検索の回数が予め設定された検索回数に到達する毎に、当該設定検索回数のうちで最初に検索されたヒストリ見出語に対応付けられて前記見出語検索履歴記憶手段により記憶されている検索頻度の値が減じられるので、各ヒストリ見出語の中でユーザに必要性が低いと推測されるヒストリ見出語が、これ以後の辞書検索処理において前記ヒストリ見出語一覧に上がってしまう機会を低下させ、より効果的なヒストリ見出語一覧を生成表示させることができる。
本発明の請求項6に記載の辞書検索装置によれば、前記請求項2に記載の辞書検索装置において、前記見出語検索履歴記憶手段により記憶されたヒストリ見出語の最終検索日付が予め設定された期間を超えて更新されていないところのヒストリ見出語に対応付けられて記憶されている検索頻度の値が減じられるので、各ヒストリ見出語の中でユーザに必要性が低いと推測されるヒストリ見出語が、これ以後の辞書検索処理において前記ヒストリ見出語一覧に上がってしまう機会を低下させ、より効果的なヒストリ見出語一覧を生成表示させることができる。
よって本発明によれば、検索履歴として蓄積記憶されたヒストリ見出語を十分効果的に利用した辞書検索を行うことが可能になる辞書検索装置および辞書検索処理プログラムを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の辞書検索装置の実施形態に係る携帯機器(電子辞書)10の電子回路の構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の辞書検索装置の実施形態に係る携帯機器(電子辞書)10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この携帯機器(電子辞書)10は、以下に説明する電子辞書機能を備えたPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブックとして構成されるか、電子辞書専用の携帯機器として構成される。この携帯機器(電子辞書)10は、各種の記憶媒体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)11が備えられる。
CPU11は、メモリ12内に予め記憶された装置制御プログラム、あるいはROMカードなどの外部記憶媒体13から記憶媒体読取部14を介して前記メモリ12に読み込まれた装置制御プログラム、あるいはインターネットN上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)20から電送制御部(通信部)15を介して前記メモリ12に読み込まれた装置制御プログラムに応じて、回路各部の動作を制御するもので、前記メモリ12に記憶された装置制御プログラムは、キーやタッチパネルからなる入力部16からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは電送制御部15を介して接続されるインターネットN上の各Webサーバ20…との通信信号、あるいは記憶媒体読取部14を介して外部接続されるEEPROM,RAM,ROMなどのメモリカード(記憶媒体)13との接続通信信号に応じて起動される。
前記CPU11には、前記メモリ12、記憶媒体読取部14、電送制御部15、入力部16が接続される他に、LCDからなる表示部17などが接続される。
メモリ12には、当該携帯機器(電子辞書)10の全体の動作を司るシステムプログラムや電送制御部15を介してインターネットN上の各Webサーバ20…や図示しないユーザPC(Personal Computer)などとデータ通信するための通信プログラムが記憶される他に、辞書データ(12c)に基づく検索文字列(12d)の入力に応じた見出語検索処理と選択確定された見出語に対応した訳語・意味内容・例文(用例)などの各種説明情報の読み出し表示処理など、辞書データ(12c)に基づく検索処理全般を制御するための辞書検索処理プログラム12aが記憶される。
そして、この辞書検索処理プログラムには12aには、辞書データ(12c)内の各見出語に対応付けてその検索された順番(サーチオーダ)と検索された回数(検索頻度)とを記憶する後述の見出語検索履歴テーブル12f(図2参照)を管理処理するための見出語検索履歴処理プログラム12bが含まれる。
また、このメモリ12には、辞書データメモリ12c、検索文字列メモリ12d、検索見出語メモリ12e、見出語検索履歴テーブル12f、選択見出語メモリ12g、検索回数カウンタ12h、現在日付メモリ12i、電源OFF時日付メモリ12j、およびワークエリア12kなどが用意される。
辞書データメモリ12cには、「国語辞書」「漢和辞書」「英和辞書」「和英辞書」「英英辞書」「英類語辞書」「中日辞書」「日中辞書」「漢字辞書」など、種類の異なる辞書データが予め、あるいはダウンロードされて複数辞書記憶される。
検索文字列メモリ12dには、辞書検索処理のキーワードとして入力あるいは指定された文字や文字列が記憶される。
検索見出語メモリ12eには、前記検索文字列メモリ12dに記憶された検索文字列に基づいて、前記辞書データメモリ12cの中から前方一致検索で検索された各見出語が読み出されて記憶される。
図2は、前記携帯機器(電子辞書)10のメモリ12に記憶される第1実施形態の見出語検索履歴テーブル12fを示す図である。
見出語検索履歴テーブル12fには、前記辞書データメモリ12cに記憶されている各辞書データ毎に、当該辞書内の各見出語(番号)に対応付けて、その見出語検索された場合の順番(サーチオーダ)と検索回数(検索頻度)とが適宜更新されて記憶される。
選択見出語メモリ12gには、見出語検索により一覧表示された各見出語の中からユーザ操作に応じて選択確定された見出語が記憶される。
検索回数カウンタ12hには、本携帯機器(電子辞書)10における辞書検索処理の回数が個々の見出語検索確定毎に、例えば0〜100の間で繰り返しカウントされて記憶される。
現在日付メモリ12iには、現在の年月日データが前記CPU11からの計時信号に基づき計時更新されて記憶される。
電源OFF時日付メモリ12jには、本携帯機器(電子辞書)10の電源OFFに伴い前記現在日付メモリ12iから読み出された年月日データが記憶される。
ワークエリア12kには、前記辞書検索処理プログラム12aなどの各種の装置制御プログラムに従いCPU11に入出力される種々のデータが必要に応じて記憶される。
一方、入力部16には、アルファベットによる文字、数字,ひらがな,カタカナ,漢字を任意入力するための一連の文字入力キーが配列されると共に、辞書データメモリ12cに記憶されている各種の辞書を指定して入力された検索文字列(キーワード)に対応する見出語およびその説明情報の検索を行うための各辞書キー「中国語」「国語」「英和」「和英」…、検索対象見出語の決定や検索処理の開始の指示を行うための「訳/決定」キー、直前の処理表示状態に戻すための「戻る」キー、各種データを選択する際の反転カールKの移動のため適宜操作される上下左右方向の各カーソルキーなどが備えられる。
次に、前記構成の携帯機器(電子辞書)10による辞書検索機能について説明する。
図3は、前記携帯機器(電子辞書)10による第1実施形態の辞書検索処理を示すフローチャートである。
図4は、前記携帯機器(電子辞書)10での第1実施形態の辞書検索処理に伴う見出語検索履歴処理を示すフローチャートである。
図5は、前記携帯機器(電子辞書)10での辞書検索処理および見出語検索履歴処理に従った見出語検索履歴テーブル12fの具体的状態とこれに対応する表示状態とを示す図である。
例えば入力部16における「英和」辞書の指定操作により、図3における辞書検索処理が起動されると、図5(B)に示すように、英和辞書見出語検索画面Gが表示部17に表示される。
なお、現在の見出語検索履歴テーブル12fでは、例えば図5(A)に示すように、英和辞書(12c)の各見出語に対応した検索回数(検索頻度)がセットされている状態とする。
前記英和辞書見出語検索画面G内の検索文字入力エリアGkに対して、入力部16のユーザ操作に応じて検索文字「a」が入力表示され検索文字列メモリ12dに記憶されると(ステップS1)、この検索文字「a」と前方一致する各見出語が辞書データメモリ12cに記憶されている英和辞書から検索され(ステップS2)、この検索された各見出語「a,A」「a1,an」…が検索見出語一覧エリアGmに一覧表示される(ステップS3)。
すると、前記検索文字「a」対して前方一致検索された各見出語「a,A」「a1,an」…は、検索見出語メモリ12eに記憶保存される。そして、この検索された各見出語「a,A」「a1,an」…のそれぞれについて、前記図5(A)で示したように見出語検索履歴テーブル12fに記憶されているこれまでの検索回数(頻度)の大小が比較される(ステップS4)。
すると、前記検索された各見出語の中で、その検索回数(頻度)が最も高いヒストリ見出語から順に最大10語のヒストリ見出語「abstract」「a2」「AA」…が読み出され、ヒストリ見出語一覧ウインドウGwとして前記検索見出語一覧エリアGmに並べて一覧表示される(ステップS5)。
ここで、現在1文字の検索文字「a」が入力されている前記検索文字入力エリアGkにおいて、さらに追加の文字「b」が入力された場合には(ステップS6→S1)、この追加の文字入力後の検索文字列「ab」について、前記ステップS2〜S5の処理が同様に実行される。
すなわち、図5(C)に示すように、前方一致検索された各見出語「ab2」…が検索見出語一覧エリアGmに一覧表示されると共に(ステップS2,S3)、当該検索された各見出語の中で、その検索回数(頻度)が最も高いヒストリ見出語から最大10語のヒストリ見出語「abstract」「abaca」…が読み出され、ヒストリ見出語一覧ウインドウGwとして一覧表示される(ステップS4,S5)。
このように、ユーザ入力された検索文字列について、前方一致検索により辞書検索された各見出語が検索見出語一覧エリアGmに一覧表示されるだけでなく、これと併せて当該検索された見出語の中でこれまでの検索回数(頻度)が高い順の見出語がヒストリ見出語一覧ウインドウGwとして表示されるので、ユーザが検索しようとしている見出語を見出語検索履歴テーブル12fを最大限有効に利用して高い確率で検索表示させることができる。
そして、前記検索見出語一覧エリアGmおよびヒストリ見出語一覧ウインドウGwが並列表示されている英和辞書見出語検索画面Gにおいて、ユーザ所望の見出語が反転カーソルCにより選択され決定操作されると、当該選択決定された見出語に対応する説明情報が辞書データメモリ12c内の該当する辞書から読み出され、説明情報表示画面Gsとして全画面表示される(ステップS7)。
こうして、ユーザ所望の見出語が検索されて選択・決定されると、その都度、図4における見出語検索履歴処理に移行される(ステップSA)。
この見出語検索履歴処理が起動されると、先ず、前記選択・決定された見出語に対応付けられて前記見出語検索履歴テーブル12fにて記憶管理されている検索回数(頻度)が“+1”される(ステップA1)。
すると、検索回数カウンタメモリ12hに記憶されている本携帯機器(電子辞書)10での辞書検索回数が100回まで到達しているか否か判断される(ステップA2)。
ここで、前記辞書検索回数が100回まで到達していないと判断される場合には、その辞書検索回数のカウント値が、前記選択・決定された見出語に対応付けられて前記見出語検索履歴テーブル12fにて記憶管理されている検索順番(サーチオーダ)としてセットされる(ステップA6)。
そして、同検索回数カウンタメモリ12hに記憶されている辞書検索回数のカウント値が今回の辞書検索分として“+1”される(ステップS8)。
この後、同様の辞書検索処理が繰り返されることで、その都度、選択確定された見出語について、前記見出語検索履歴テーブル12fにて記憶管理される検索回数(頻度)が“+1”され(ステップA1)、検索回数カウンタメモリ12hに記憶されているその時点の辞書検索回数のカウント値が検索順番(サーチオーダ)としてセットされる(ステップA6)と共に、当該辞書検索回数のカウント値が“+1”されて更新される(ステップS8)。
そして、同辞書検索処理に伴う見出語検索履歴処理(ステップSA)において、前記検索回数カウンタメモリ12hに記憶されている本携帯機器(電子辞書)10での辞書検索回数が100回まで到達していると判断された場合には(ステップA2(YES))、見出語検索履歴テーブル12fにて記憶管理さている直前100回の辞書検索処理の中での最小の検索順番(サーチオーダ)を有しているヒストリ見出語、つまり直前100回中最も以前(昔)に辞書検索されて選択・決定された見出語に対応付けられた検索回数(頻度)が“−1”される(ステップA3a)。
これにより、現在有る検索順番(サーチオーダ)の付いた各ヒストリ見出語の中でユーザに最も必要性が低いと推測されるヒストリ見出語が、これ以後の辞書検索処理において前記ヒストリ見出語一覧ウインドウGwに上がってしまう機会を低下させ、より効果的なヒストリ見出語一覧ウインドウGwを生成表示させるよう制御する。
またこれと共に、前記見出語検索履歴テーブル12fにて記憶管理さている検索順番(サーチオーダ)の値がNULL(データ無し)となっているヒストリ見出語、つまり直前100回の辞書検索処理の中で全く検索・決定されていない見出語に対応付けられた検索回数(頻度)も、それが“0”ではない検索回数(頻度)値について“−1”される(ステップA3b)。
これにより、現在有る各ヒストリ見出語の中でユーザによる必要性がさらに低いと推測されるヒストリ見出語が、これ以後の辞書検索処理において前記ヒストリ見出語一覧ウインドウGwに上がってしまう機会を低下させ、より効果的なヒストリ見出語一覧ウインドウGwを生成表示させるよう制御する。
すると、前記検索回数カウンタメモリ12hに記憶されている辞書検索回数のカウント値が“0”にリセットされると共に(ステップA4)、前記見出語検索履歴テーブル12fにて記憶管理される全ての見出語についての検索順番(サーチオーダ)の値がNULL(データ無し)にリセットされる(ステップA5)。
そして、前記検索回数カウンタメモリ12hにリセットされた辞書検索回数のカウント値“0”が、今回の辞書検索に伴い選択・決定された見出語についての検索順番(サーチオーダ)としてセットされる(ステップA6)。
そして、同検索回数カウンタメモリ12hに記憶されている辞書検索回数のカウント値が今回の辞書検索終了分として“+1”される(ステップS8)。
図6は、前記携帯機器(電子辞書)10での辞書検索処理および見出語検索履歴処理に従った3文字の検索文字列を入力した場合における見出語検索履歴テーブル12fの具体的状態とこれに対応する表示状態とを示す図である。
例えば図6(A)に示すように、入力された3文字の検索文字列(12d)「sep」に基づいて(ステップS1)、前方一致検索による各見出語「Sep.,Sep」「sepal」…が検索見出語一覧エリアGmに一覧表示された際に(ステップS2,S3)、当該各検索見出語「Sep.,Sep」「sepal」…について、見出語検索履歴テーブル12fにて記憶管理されている何れの検索回数(頻度)も“0”である場合には、ヒストリ見出語一覧ウインドウGwの並列表示による前記検索文字列「sep」に対応したヒストリ見出語の一覧表示は行われない(ステップS4,S5)。
そして、前記検索見出語一覧エリアGmにおいて、ユーザ所望の見出語「Sep.,Sep」が反転カーソルCにより選択され決定操作されると、当該選択決定された見出語「Sep.,Sep」に対応する説明情報が辞書データメモリ12c内の該当する辞書から読み出され、図6(B)に示すように、説明情報表示画面Gsとして全画面表示される(ステップS7)。
すると、見出語検索履歴処理(ステップSA)において、前記辞書検索されて選択・決定された見出語「Sep.,Sep」について見出語検索履歴テーブル12fにて記憶管理される検索頻度が“1”にセットされる(ステップA1)。
こうして、前記見出語「Sep.,Sep」についての検索頻度が“1”にセットされた状態で、例えば図6(C)に示すように、1文字の検索文字「s」が入力されると(ステップS1)、当該検索文字「s」に基いて前方一致検索による各見出語「s,S」「s」…が検索見出語一覧エリアGmに一覧表示されると共に(ステップS2,S3)、当該各検索見出語「s,S」「s」…について、見出語検索履歴テーブル12fにて記憶管理されている前記検索回数(頻度)“1”であるヒストリ見出語「Sep.,Sep」が読み出されヒストリ見出語一覧ウインドウGwとして並列表示される(ステップS4,S5)。
この後、前記同様の辞書検索処理および見出語検索履歴処理が繰り返されることで、例えば図6(D1)に示すように、見出語検索履歴テーブル12fにおける各ヒストリ見出語についての検索回数(頻度)がセットされた状態で、例えば図6(D2)に示すように、1文字の検索文字「s」が入力されると(ステップS1)、当該検索文字「s」に基いて前方一致検索による各見出語「s,S」「s」…が検索見出語一覧エリアGmに一覧表示されると共に(ステップS2,S3)、当該前方一致検索された各見出語の中で、その検索回数(頻度)が最も高いヒストリ見出語から最大10語のヒストリ見出語「secession」「sec」「secede」…が読み出され、ヒストリ見出語一覧ウインドウGwとして一覧表示される(ステップS4,S5)。
このように、1文字、2文字、3文字と検索文字列が入力される毎に、その都度入力表示された検索文字列について、前方一致検索により辞書検索された各見出語が検索見出語一覧エリアGmに一覧表示されるだけでなく、これと併せて当該検索された見出語の中でこれまでの検索回数(頻度)が高い順の見出語がヒストリ見出語一覧ウインドウGwとして表示されるので、ユーザが検索しようとしている見出語を見出語検索履歴テーブル12fを最大限有効に利用して高い確率で検索表示させることができる。
なお、前記辞書検索処理でのステップS5において、検索見出語一覧エリアGmと併せて表示させるヒストリ見出語一覧ウインドウGwは、例えば図7(A)に示すように、検索見出語一覧エリアGmの下段位置に組み合わせて表示させたり、あるいは図7(B)に示すように、検索回数(頻度)順のヒストリ見出語にその見出し番号(1)(2)…を先頭付加し、当該見出し番号の入力により所望のヒストリ見出語を選択できるようにして表示させたりしてもよい。
図7は、前記携帯機器(電子辞書)10での辞書検索処理および見出語検索履歴処理に従った英和辞書見出語検索画面G内の検索見出語一覧エリアGmおよびヒストリ見出語一覧ウインドウGwの他の表示状態を示す図である。
したがって、前記構成の携帯機器(電子辞書)10による辞書検索機能によれば、辞書見出語検索画面G内の検索文字入力エリアGkにおいて検索文字列「a」を入力すると、辞書データ(12c)から前方一致検索された各見出語「a,A」「a1,an」…が検索見出語一覧エリアGmに一覧表示されるだけでなく、当該各検索見出語の中で見出語検索履歴テーブル12fに存在する過去に検索済みのヒストリ見出語が、その検索回数(頻度)が最も高いヒストリ見出語「abstract」「a2」「AA」…から順に読み出され、ヒストリ見出語一覧ウインドウGwとして前記検索見出語一覧エリアGmと並べて一覧表示されるので、ユーザが検索しようとしている見出語をその検索履歴を最大限有効に利用して高い確率で検索表示させることができる。
また、前記構成の携帯機器(電子辞書)10による辞書検索機能によれば、前記検索文字入力エリアGkにおいて、その検索文字列を1文字目「a」,2文字目「ab」,…と入力する毎に、その都度入力表示された検索文字列について、前方一致検索された各見出語が検索見出語一覧エリアGmに一覧表示されるだけでなく、これと併せて当該検索された見出語の中でこれまでの検索回数(頻度)が高い順の見出語がヒストリ見出語一覧ウインドウGwとして表示されるので、ユーザが検索しようとしている見出語を必要最小限の入力文字数で容易に検索表示させることができる。
また、前記構成の携帯機器(電子辞書)10による辞書検索機能によれば、前記見出語検索履歴テーブル12fは、過去に検索された各ヒストリ見出語についてその検索回数(頻度)と検索順番(サーチオーダ)の履歴情報を有し、当該辞書検索処理が例えば100回行われる毎に、最小の検索順番(サーチオーダ)を有するヒストリ見出語、つまり直前100回中最も以前(昔)に辞書検索決定されたヒストリ見出語に対応付けられた検索回数(頻度)が“−1”され、前記検索順番(サーチオーダ)はNULL(データ無し)にリセットされるので、現在有る検索順番(サーチオーダ)の付いた各ヒストリ見出語の中でユーザに最も必要性が低いと推測されるヒストリ見出語が、これ以後の辞書検索処理において前記ヒストリ見出語一覧ウインドウGwに上がってしまう機会を低下させ、より効果的なヒストリ見出語一覧ウインドウGwを生成表示させることができる。
なお、前記実施形態における見出語検索履歴処理では、例えば100回の辞書検索処理が行われる毎に、最小の検索順番(サーチオーダ)を有するヒストリ見出語の検索回数(頻度)を“−1”する構成としたが、次の第2実施形態の見出語検索履歴処理にて説明するように、見出語検索履歴テーブル12f′(図8参照)では、前記ヒストリ見出語毎の検索順番(サーチオーダ)に替えて最終検索年月日を記憶管理し、例えば30日を超えて再検索されないヒストリ見出語についてその検索回数(頻度)を“−1”する構成としてもよい。
(第2実施形態)
図8は、前記携帯機器(電子辞書)10のメモリ12に記憶される第2実施形態の見出語検索履歴テーブル12f′を示す図である。
図8は、前記携帯機器(電子辞書)10のメモリ12に記憶される第2実施形態の見出語検索履歴テーブル12f′を示す図である。
この第2実施形態の見出語検索履歴テーブル12f′には、前記辞書データメモリ12cに記憶されている各辞書データ毎に、当該辞書内の各見出語(番号)に対応付けて、その見出語検索された最終時点の時間情報(検索年月日)と検索回数(検索頻度)とが適宜更新されて記憶される。
図9は、前記携帯機器(電子辞書)10による第2実施形態の辞書検索処理を示すフローチャートである。
図10は、前記携帯機器(電子辞書)10での第2実施形態の辞書検索処理に伴う見出語検索履歴処理を示すフローチャートである。
この第2実施形態の見出語検索履歴処理は、本携帯機器(電子辞書)10の電源投入(ON)に伴い、その辞書検索処理の前段階にて毎回実行される。
すなわち、本携帯機器(電子辞書)10の電源が投入(ON)されると、図10における見出語検索履歴処理が起動され、先ず、見出語検索履歴テーブル12fに記憶されている各ヒストリ見出語の検索時間情報(最終検索年月日)について、電源OFF時日付メモリ12jに記憶されている前回辞書利用時の電源OFF時の年月日より30日を超えて以前であるか否か判断される(ステップB1)。
ここで、ヒストリ見出語の検索時間情報(最終検索年月日)が前回辞書利用時の電源OFF時の年月日より30日を超えて以前であると判断された場合、つまり前回辞書利用終了時に既に一月以上検索されていないと判断された場合には、これに該当するヒストリ見出語についての検索回数(検索頻度)が“−1”された後(ステップB1→B2)、今回の辞書検索処理に移行される(ステップT)。
一方、ヒストリ見出語の検索時間情報(最終検索年月日)が前回辞書利用時の電源OFF時の年月日より30日以内であると判断された場合には、これに該当するヒストリ見出語についての検索回数(検索頻度)がそのまま維持された後(ステップB1→B3)、今回の辞書検索処理に移行される(ステップT)。
これにより、ユーザにとって検索する必要性が大幅に低下したヒステリ見出語については、その検索回数(検索頻度)を下げて行くことで、今回からの辞書検索処理において前記ヒストリ見出語一覧ウインドウGwに上がってしまう機会を低下させ、より効果的なヒストリ見出語一覧ウインドウGwを生成表示させることができる。
図9に示す第2実施形態の辞書検索処理において、そのステップT1〜T7での処理は、前記図3で示した第1実施形態の辞書検索処理におけるステップS1〜S7での処理と同様であるため、その説明を省略する。
すなわち、この第2実施形態の辞書検索処理により、例えば前記図5(B)(C)で示したように、検索見出語一覧エリアGmおよびヒストリ見出語一覧ウインドウGwが並列表示された後、ユーザ所望の見出語が反転カーソルCにより選択決定され、当該選択決定された見出語に対応する説明情報が説明情報表示画面Gsとして全画面表示されると(ステップT1〜T7)、当該選択・決定された見出語に対応付けられて前記見出語検索履歴テーブル12f′(図8参照)にて記憶管理されている検索回数(頻度)が“+1”され、またその検索時間情報(最終検索年月日)が現在年月日に更新される(ステップT8)。
そして、本携帯機器(電子辞書)10の電源が遮断(OFF)されると、電源OFF時日付メモリ12jに記憶されている前回辞書利用時の電源OFF時の年月日も現在年月日に更新され(ステップT9→T10)、この第2実施形態における一連の辞書検索処理が終了される。
したがって、前記構成の携帯機器(電子辞書)10による第2実施形態の辞書検索機能によれば、前記第1実施形態と同様に、検索見出語一覧エリアGmおよびヒストリ見出語一覧ウインドウGwを並列表示させ、ユーザが検索しようとしている見出語をその検索履歴を最大限有効に利用して高い確率で検索表示させることができるばかりでなく、前回辞書検索に伴う電源OFF時から30日を超える以前に辞書検索決定されたヒストリ見出語についての検索回数(頻度)は“−1”されるので、各ヒストリ見出語の中でユーザに必要性が低いと推測されるヒストリ見出語が、今回の辞書検索処理において前記ヒストリ見出語一覧ウインドウGwに上がってしまう機会を低下させ、より効果的なヒストリ見出語一覧ウインドウGwを生成表示させることができる。
なお、前記各実施形態において記載した携帯機器(電子辞書)10による各処理の手法、すなわち、図3のフローチャートで示す第1実施形態の辞書検索処理、図4のフローチャートで示す前記第1実施形態の辞書検索処理に伴う見出語検索履歴処理、図9のフローチャートで示す第2実施形態の辞書検索処理、図10のフローチャートで示す前記第2実施形態の辞書検索処理に伴う見出語検索履歴処理などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体13に格納して配布することができる。そして、各種の辞書データベース(12c)を記憶した種々のコンピュータ端末は、この外部記憶媒体13に記憶されたプログラムを記憶媒体読取部14によってメモリ12に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した見出語検索履歴テーブル12f(12f′)を利用した辞書検索表示機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(インターネット)N上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(インターネット)Nに接続されたコンピュータ端末(プログラムサーバ)20から前記のプログラムデータを取り込み、前述した見出語検索履歴テーブル12f(12f′)を利用した辞書検索表示機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
10 …携帯機器(電子辞書)
11 …CPU
12 …メモリ
12a…辞書検索処理プログラム
12b…見出語検索履歴処理プログラム
12c…辞書データメモリ
12d…検索文字列メモリ
12e…検索見出語メモリ
12f…見出語検索履歴テーブル
12g…選択見出語メモリ
12h…検索回数カウンタ
12i…現在日付メモリ
12j…電源OFF時日付メモリ
12k…ワークエリア
13 …外部記憶媒体
14 …記憶媒体読取部
15 …電送制御部(通信部)
16 …入力部
17 …表示部
20 …Webサーバ
N …通信ネットワーク(インターネット)
G …英和辞書見出語検索画面
Gk…検索文字入力エリア
Gm…検索見出語一覧エリア
Gw…ヒストリ見出語一覧ウインドウ
Gs…説明情報表示画面
C …反転カーソル
11 …CPU
12 …メモリ
12a…辞書検索処理プログラム
12b…見出語検索履歴処理プログラム
12c…辞書データメモリ
12d…検索文字列メモリ
12e…検索見出語メモリ
12f…見出語検索履歴テーブル
12g…選択見出語メモリ
12h…検索回数カウンタ
12i…現在日付メモリ
12j…電源OFF時日付メモリ
12k…ワークエリア
13 …外部記憶媒体
14 …記憶媒体読取部
15 …電送制御部(通信部)
16 …入力部
17 …表示部
20 …Webサーバ
N …通信ネットワーク(インターネット)
G …英和辞書見出語検索画面
Gk…検索文字入力エリア
Gm…検索見出語一覧エリア
Gw…ヒストリ見出語一覧ウインドウ
Gs…説明情報表示画面
C …反転カーソル
Claims (7)
- 複数の見出語とその説明情報とを対応付けて記憶している辞書記憶手段と、
ユーザ操作に応じて文字を入力する文字入力手段と、
この文字入力手段により入力された文字と前方一致する見出語を前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中から検索する見出語検索手段と、
この見出語検索手段により検索された見出語を一覧表示させる見出語一覧表示制御手段と、
前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中で過去に検索されてその説明情報を表示させたヒストリ見出語を記憶する見出語検索履歴記憶手段と、
前記文字入力手段により入力された文字と前方一致するヒストリ見出語を前記見出語検索履歴記憶手段により記憶された複数のヒストリ見出語の中から検索するヒストリ見出語検索手段と、
このヒストリ見出語検索手段により検索されたヒストリ見出語を前記見出語一覧表示制御手段により表示された見出語一覧と併せて一覧表示させるヒストリ見出語一覧表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする辞書検索装置。 - 前記見出語検索履歴記憶手段は、前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中で過去に検索されてその説明情報を表示させたヒストリ見出語をその検索頻度を対応付けて記憶し、
前記ヒストリ見出語一覧表示制御手段は、前記ヒストリ見出語検索手段により検索されたヒストリ見出語をその検索頻度順に一覧表示させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の辞書検索装置。 - 前記見出語検索手段は、前記文字入力手段により文字が1文字入力される毎に当該入力された文字列と前方一致する見出語を前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中から再検索し、
前記ヒストリ見出語検索手段は、前記文字入力手段により文字が1文字入力される毎に当該入力された文字列と前方一致するヒストリ見出語を前記見出語検索履歴記憶手段により記憶された複数のヒストリ見出語の中から再検索する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の辞書検索装置。 - 前記ヒストリ見出語一覧表示制御手段は、前記ヒストリ見出語検索手段により検索されたヒストリ見出語を前記見出語一覧表示制御手段により表示された見出語一覧と同一画面上の別ウインドウにして一覧表示させる、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の辞書検索装置。 - 前記辞書記憶手段により記憶された見出語を検索しその説明情報を表示させた辞書検索の回数を計数する検索回数係数手段と、
この検索回数計数手段により計数された辞書検索の回数が予め設定された検索回数に到達する毎に、当該設定検索回数のうちで最初に検索されたヒストリ見出語に対応付けられて前記見出語検索履歴記憶手段により記憶されている検索頻度の値を減じる検索頻度値減算手段と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の辞書検索装置。 - 前記見出語検索履歴記憶手段は、前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中で過去に検索されてその説明情報を表示させたヒストリ見出語をその検索頻度と共に最終検索日付を対応付けて記憶し、
この見出語検索履歴記憶手段により記憶されたヒストリ見出語の最終検索日付が予め設定された期間を超えて更新されていないところのヒストリ見出語に対応付けられて記憶されている検索頻度の値を減じる検索頻度値減算手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の辞書検索装置。 - 複数の見出語とその説明情報とを対応付けて記憶している辞書記憶手段と、ユーザ操作に応じて文字を入力する文字入力手段とを備えた辞書検索装置のコンピュータを制御するための辞書検索処理プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記文字入力手段により入力された文字と前方一致する見出語を前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中から検索する見出語検索手段、
この見出語検索手段により検索された見出語を表示部に一覧表示させる見出語一覧表示制御手段、
前記辞書記憶手段により記憶された複数の見出語の中で過去に検索されてその説明情報を表示させたヒストリ見出語をメモリに記憶させる見出語検索履歴記憶制御手段、
前記文字入力手段により入力された文字と前方一致するヒストリ見出語を前記見出語検索履歴記憶制御手段によりメモリに記憶された複数のヒストリ見出語の中から検索するヒストリ見出語検索手段、
このヒストリ見出語検索手段により検索されたヒストリ見出語を前記見出語一覧表示制御手段により表示部に表示された見出語一覧と併せて一覧表示させるヒストリ見出語一覧表示制御手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な辞書検索処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006236945A JP2008059392A (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | 辞書検索装置および辞書検索処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006236945A JP2008059392A (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | 辞書検索装置および辞書検索処理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008059392A true JP2008059392A (ja) | 2008-03-13 |
Family
ID=39242025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006236945A Pending JP2008059392A (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | 辞書検索装置および辞書検索処理プログラム |
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JP (1) | JP2008059392A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009136524A1 (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-12 | シャープ株式会社 | 情報処理装置、方法、およびプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
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US8690319B2 (en) | 2007-05-21 | 2014-04-08 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Ophthalmic lenses for prevention of myopia progression |
JP2016062519A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-25 | カシオ計算機株式会社 | 情報表示機器、情報表示プログラムおよび情報表示方法 |
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-
2006
- 2006-08-31 JP JP2006236945A patent/JP2008059392A/ja active Pending
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