JP2006048724A - 電子メール作成支援のための装置、プログラムおよび方法 - Google Patents

電子メール作成支援のための装置、プログラムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子メール作成支援装置において、電子メールの相手との間で用いられる独自語句に関する情報を自動的に生成する。
【解決手段】独自語句抽出手段52は、送受信メール蓄積部11に蓄積された電子メールから当該電子メール作成支援装置が使用する辞書に登録されていない独自語句を抽出する。独自語句使用頻度算出手段53は、独自語句抽出手段52によって抽出された独自語句について上記電子メールにおける使用頻度を算出する。独自語句使用頻度蓄積部54は、独自語句使用頻度算出手段53によって算出された独自語句の使用頻度を、通信した相手ごとに、当該独自語句と対応付けて蓄積する。入力文字変換手段55は、独自語句使用頻度蓄積部54に蓄積された独自語句のうち、上記電子メールを送信しようとする相手に対応付けて記憶された、使用頻度が相対的に高い独自語句を、変換候補の上位にする。
【選択図】図21

Description

本発明は、コンピュータを代表とする情報処理装置のユーザに対して操作支援を行うユーザ支援技術に関するものであり、特に、電子メールの作成支援に好適な技術に属する。
近年、電子メールや電子チャットなどの文字情報による通信コミュニケーションが一般的となっている。なかでも、パーソナルコンピュータや携帯情報端末を用いた電子メールの送受信は、現代のビジネスシーンや友人との情報交換に欠かせないものとなっている。
電子メールは、電話などの音声通信とは異なり、ユーザは好きな時間に、相手に情報を送信したり、受信して閲覧したりすることができる。また、情報のメモを取る必要がないなどの利点を有している。
電子メールの利便性を高めるものとしてアドレス帳機能がある。アドレス帳を参照することによって、ユーザは、電子メールを送信しようとする相手のメールアドレスを容易に得ることができる。また、受信した電子メールの内容を参照して、アドレス帳に相手の情報を登録することができる。従来、ユーザの負担を軽減する目的で、受信メールから電話番号やメールアドレスを表す特定の文字列を自動的に抽出し、それをアドレス帳に登録するという技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、電子メールの本文作成支援をするものとして、ユーザが事前にメールの送信相手をカテゴリ別に分類しておくことで、電子メール作成時にそのカテゴリに適切な文章の一覧を提示するという技術が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2000−172587号公報 特開2000−148753号公報
電子メールの作成に関しては、ユーザ自らが文章を考えて手入力する必要がある。このため、相手に合わせて、適切な言い回しや装飾情報を選択しなければならないなど、ユーザにとっての入力負担が大きい。特に、携帯電話などの小型の端末では、表示画面が小さく、文字入力方法も利便性が低いため、本文入力に係るユーザの負担はより大きい。
上記問題に鑑み、本発明は、電子メールの相手との間で用いられる独自語句に関する情報を自動的に生成することが可能な電子メール作成支援のための装置、コンピュータプログラムおよび方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は、電子メールの作成支援を行う電子メール作成支援装置として、電子メールを送信しようとする相手との通信に係る電子文字データから、当該電子メール作成支援装置が使用する辞書に登録されていない独自語句を抽出する独自語句抽出手段と、前記独自語句抽出手段によって抽出された独自語句について前記電子文字データにおける使用頻度を算出する独自語句使用頻度算出手段と、前記独自語句使用頻度算出手段によって算出された独自語句の使用頻度を、通信した相手ごとに、当該独自語句と対応付けて蓄積する独自語句使用頻度蓄積手段と、ユーザが入力する文字または文字列を、新たな文字または文字列に変換する入力文字変換手段を備えたものとする。ここで、前記入力文字変換手段は、前記独自語句使用頻度蓄積手段に蓄積された独自語句のうち、前記電子メールを送信しようとする相手に対応付けて記憶された、使用頻度が相対的に高い独自語句を、変換候補の上位にするものとする。
この発明によると、電子メールを送信しようとする相手との通信に係る電子文字データにおける独自語句の使用頻度が算出され、この使用頻度に基づいて、当該相手に係る独自語句情報を自動的に生成することができる。これにより、相手との独自語句情報をユーザ自ら登録する必要がなくなり、電子メール作成の際のユーザ入力の負担が軽減される。
以上説明したように、本発明によると、相手との通信に係る電子文字データから、当該相手との間で用いられる独自語句情報を自動的に生成することができる。また、こうして生成された独自語句情報を用いることによって、電子メールを送信しようとする相手に応じて、独自語句の入力支援を最適に行うことができる。また、入力文字に変換に関して、相手との通信において頻繁に使用される独自語句の使用頻度を反映させることによって、変換精度を向上させることができる。これらにより、電子メール作成に係るユーザ負担を軽減することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の参考例)
図1は、本発明の第1の参考例に係る電子メール作成支援装置の構成を示す。本参考例の電子メール作成支援装置10は、送受信された電子メールを蓄積する送受信メール蓄積部11と、送受信メール蓄積部11に蓄積された電子メールから語句を抽出する語句抽出手段12と、語句抽出手段12によって抽出された語句の使用頻度を算出する語句使用頻度算出手段13と、語句使用頻度算出手段13によって算出された語句の使用頻度を蓄積する語句使用頻度蓄積部14と、上下度その他の人間関係に関する尺度の少なくとも一つによって規定される人間関係基本情報と語句との対応付けがなされた語句対応リスト15と、通信相手に係る人間関係情報を生成する人間関係情報生成手段16と、人間関係情報生成手段16によって生成された人間関係情報を蓄積する人間関係情報蓄積部17とを備えている。なお、語句抽出手段12、語句使用頻度算出手段13および人間関係情報生成手段16は、ハードウェアおよびソフトウェアのいずれでも実現可能である。
送受信メール蓄積部11は、これまでにユーザが送受信を行った電子メールを、通信相手および送受信別に蓄積する。図2、図3および図4は、それぞれ、送受信メール蓄積部11が蓄積している情報の日本語、英語および中国語による例である。
語句抽出手段12は、送受信メール蓄積部11に蓄積されている電子メールにおいて使用されている語句を抽出するものであり、その処理は、語句抽出ステップに相当する。語句の抽出は、たとえば、形態素解析や構文解析などの一般的な方法により行うことが可能である。さらに、特定の語句が登録された必要語辞書などを用いてフィルタリングを行うことによって、後述する人間関係情報の作成に必要な語句のみを抽出することも可能である。ここでいう語句とは、必ずしも形態素ではなく、2語以上の単語から構成される句や独特の言い回し(たとえば、「いつもお世話になっております」といったビジネス上よく用いられる表現など)をも含むものである。
語句使用頻度算出手段13は、語句抽出手段12によって抽出された語句の使用頻度を算出し、語句使用頻度蓄積部14に既に蓄積されている当該語句の使用頻度に、通信相手および送受信別に累加するものであり、その処理は、語句使用頻度算出ステップに相当する。当該語句の使用履歴がなければ、新たに追加する。図5および図6は、それぞれ、語句使用頻度蓄積部14が蓄積している情報の日本語および英語による例である。各語句の使用頻度は、当該語句の使用頻度の算出を始めてから現在までの累積値である。なお、語句の使用頻度については、初期化が可能である。これにより、たとえば、ユーザと通信相手との人間関係が変化した場合、新たな語句の使用頻度を累加し、蓄積することによって、一から新たな人間関係情報を構築することができる。
人間関係情報生成手段16は、語句使用頻度蓄積部14に蓄積されている語句の使用頻度と、語句対応リスト15にあらかじめ登録されている語句に対応付けられた人間関係基本情報とに基づいて、通信相手ごとに人間関係情報を作成する。図7および図8は、それぞれ、語句対応リスト15の日本語および英語による例である。ここでは、人間関係情報を、上下度、親密度およびビジネス度の3種類の尺度によって規定するものとする。
上下度は、これが高いほど通信相手がユーザよりも上位にあることを表す。親密度は、これが高いほど通信相手とユーザとが親密であることを表す。そして、ビジネス度は、これが高いほど通信相手とユーザとがビジネス上の強い関係にあることを表す。なお、これら尺度は数値化されている。
人間関係情報生成手段16は、送受信メール蓄積部11に蓄積されている1回の送受信に係る電子メールごとに、語句使用頻度蓄積部14に蓄積されている語句の使用頻度と、語句対応リスト15において当該語句と一致するものに対応する人間関係基本情報との積を求め、通信相手および送受信別に当該積の平均値を求める。すなわち、抽出された語句に対応する人間関係基本情報を、当該語句の使用頻度で重み付けをし、通信相手および送受信別にその平均値を求める。そして、上下度については、相手との送信に係る上下度の平均値と受信に係る上下度の平均値との差を求め、これを当該相手との上下度とする。また、親密度とビジネス度とについては、相手との送信に係る尺度の平均値と受信に係る尺度の平均値との和を求め、これらをそれぞれ当該相手との親密度およびビジネス度とする。以上のようにして、人間関係情報生成手段16は、人間関係情報を生成する。このように、人間関係情報生成手段16が行う処理は、重み付けステップおよび人間関係情報生成ステップに相当する。
人間関係情報蓄積部17は、人間関係情報生成手段16によって生成された人間関係情報を、相手ごとに蓄積する。図9および図10は、それぞれ、人間関係情報蓄積部17が蓄積している情報の日本語および英語による例である。そして、人間関係情報蓄積部17に蓄積された人間関係情報は、当該人間関係情報に係る相手と新たな通信が行われることによって更新される。また、人間関係情報は、初期化が可能である。
以上、本参考例よると、電子メールの送受信履歴から、相手に係る人間関係情報を自動的に得ることができる。これにより、人間関係情報の登録に係るユーザの負担が軽減される。また、こうして生成された人間関係情報は、電子メールを送信しようとする相手に応じて最適の支援を行うための基本情報として利用することができる。
なお、本参考例では、送受信を行った電子メールを対象としたが、送信メールのみ、あるいは、受信メールのみを対象としても、本発明が奏する効果を何ら損なうものではない。また、電子メールは通信相手および送受信別に蓄積しているが、さらに曜日や時間帯などで区別して蓄積してもよい。さらに、人間関係情報を生成する元となる情報源は電子メールに限られるものではない。たとえば、電話などの音声データを文字データに変換したもの、FAXなどのイメージデータを文字データに変換したもの、コンピュータ通信でリアルタイムに参加者同士が会話を行うことができるサービス、いわゆる電子チャットなど、機械可読な電子化された文字データ(電子文字データ)であればよい。
また、送受信メール蓄積部11、語句使用頻度蓄積部14、語句対応リスト15および人間関係情報蓄積部17について、電子メール作成支援装置10は必ずしもこれらを備える必要はない。これらは外部の記憶装置として構成することが可能である。さらに、送受信メール蓄積部11、語句使用頻度蓄積部14および人間関係情報蓄積部17は特になくても構わない。これらがない場合でも、1回の送受信に係る電子メールから、当該電子メールの相手との人間関係情報を生成することは可能である。
また、本参考例では、語句の使用頻度として累積使用回数を用いたが、単位時間当たりの使用回数やメール単位量当たりの使用回数を用いることが可能である。また、語句の使用頻度として、使用回数ではなく、tf・idf(term frequency・inverse document frequency)値など他の頻度指標を使用することが可能である。
また、本参考例では、人間関係情報を規定する尺度として上下度、親密度およびビジネス度の3つを用いたが、恋愛関係の深さを表す恋愛度などの他の尺度を追加してもよい。また、尺度を数値化したが、数値以外にも記号によるレベル付けなどが可能である。さらに、人間関係情報は、少なくとも一つの尺度で規定することが可能であり、必ずしも複数の尺度を用いる必要はない。
(第2の参考例)
図11は、本発明の第2の参考例に係る電子メール作成支援装置の構成を示す。本参考例の電子メール作成支援装置20は、第1の参考例に係る電子メール作成支援装置10に、ユーザからの入力を受けるとともにユーザへの表示を行うユーザ入出力部21と、人間関係情報に係る条件と定型句との対応付けがなされたものである定型句対応リスト22(付加情報対応リストに相当する)と、定型句を作成する定型句作成手段23と、語句対応リスト15と、作成された電子メールに含まれる語句の適否を判定する語句適否判定手段25と、人間関係情報に係る条件とメールに付加する装飾情報との対応付けがなされたものである装飾情報対応リスト26(付加情報対応リストに相当する)と、メールに付加する装飾情報を作成する装飾情報作成手段27と、人間関係情報蓄積部17と、人間関係情報蓄積部17から電子メールを送信しようとする相手に係る人間関係情報を抽出する人間関係情報抽出手段28とを備えたものである。このうち、定型句作成手段23、語句適否判定手段25および装飾情報作成手段27は、支援手段に相当する。また、定型句作成手段23、語句適否判定手段25、装飾情報作成手段27および人間関係情報抽出手段28は、ハードウェアおよびソフトウェアのいずれでも実現可能である。
ユーザ入出力部21は、ユーザからのメール作成に係る操作を受け付ける。そして、定型句作成の要求操作があれば定型句作成手段23を動作させ、語句判定の要求操作があれば語句適否判定手段25を動作させ、そして、装飾情報作成の要求操作があれば装飾情報作成手段27を動作させる。
定型句作成手段23は、人間関係情報抽出手段28によって抽出された人間関係情報と、定型句対応リスト22に登録されている人間関係情報に係る条件と定型句との対応付けとに基づいて、定型句を作成する。定型句作成手段23は、付加情報提案手段に相当するものであり、その処理は、付加情報提案ステップに相当する。図12は、定型句対応リスト22の例である。条件部分の“−”は任意の値でよいことを表す。なお、人間関係情報蓄積部17は、第1の参考例に係る電子メール作成支援装置10(具体的には、図1に示した人間関係情報生成手段16)によって生成された人間関係情報を蓄積したものである。これについては既に説明しているので、ここでは説明を省略する。
定型句作成手段23は、人間関係情報抽出手段28によって抽出された、メールを送信しようとする相手の人間関係情報に基づいて、定型句対応リスト22において条件を満たす定型句の一覧を取り出す。たとえば、通信相手A(上下度=0.12、親密度=−0.28、ビジネス度=0.52)への電子メールを作成するときには、定型句「ますますご清栄の段お慶び申し上げます」(上下度>0、ビジネス度>0.5)を含む一覧が取り出される。一方、通信相手B(上下度=0.36、親密度=0.22、ビジネス度=0.08)への電子メールを作成するときには、定型句「お元気ですか?」(親密度>0.2、ビジネス度<0.1)を含む一覧が取り出される。そして、定型句作成手段23は、ユーザ入出力部21を通じて定型句の一覧をユーザに表示し、ユーザによって選択された定型句を作成中の電子メールに挿入する。
語句適否判定手段25は、語句対応リスト15から、作成された(作成中も含む)電子メールに含まれるそれぞれの語句に対応付けられた人間関係基本情報を取り出す。そして、取り出した人間関係基本情報と、人間関係情報抽出手段28によって抽出された人間関係情報との距離を算出する。このように、語句適否判定手段25が行う処理は、語句適否判定ステップおよび距離算出ステップに相当する。なお、語句対応リスト15は、第1の参考例において説明したものと同様のものであるので、ここでは説明を省略する。
本参考例では、人間関係情報間の距離として、上下度、親密度およびビジネス度の3つの尺度ごとのユークリッド距離を用いる。そして、算出した距離が所定の閾値を超える場合には、作成された電子メールに含まれる語句が適切でないと判定され、ユーザ入出力部21を通じてこの旨がユーザに表示される。たとえば、通信相手A(上下度=0.12、親密度=−0.28、ビジネス度=0.52)に「君」(上下度=−0.2、親密度=0.1、ビジネス度=0.1)という呼びかけを用いた場合には、「君」は不適切であるとの旨のメッセージが表示される。
装飾情報作成手段27は、人間関係情報抽出手段28によって抽出された人間関係情報と、装飾情報対応リスト26に登録されている人間関係情報に係る条件と装飾情報との対応付けとに基づいて、電子メールに付加する装飾情報を作成する。装飾情報作成手段27は、付加情報提案手段に相当するものであり、その処理は、付加情報提案ステップに相当する。装飾情報は、電子メールの表現力を高めるための情報であり、静止画や動画や音声やキャラクタなどの付加的な情報や、文字の大きさや色を変えるなどの装飾に係る情報を含む。ここでは静止画を添付する例で説明する。図13は、装飾情報対応リスト26の例を示す。装飾情報対応リスト26は、人間関係情報に係る条件とそれに対応する装飾情報として静止画のファイル名との対応付けがなされたものである。条件部分の“−”は任意の値でよいことを表す。また、図14は、対応する静止画の例を示す。
装飾情報作成手段27は、人間関係情報抽出手段28によって抽出された、メールを送信しようとする相手の人間関係情報に基づいて、装飾情報対応リスト26において条件を満たす装飾情報の一覧を取り出す。たとえば、通信相手A(上下度=0.12、親密度=−0.28、ビジネス度=0.52)への電子メールを作成するときには、付加情報“a.gif” (上下度>0.1、親密度<0.4、ビジネス度>0.3)を含む一覧が取り出される。一方、通信相手B(上下度=0.36、親密度=0.22、ビジネス度=0.08)への電子メールを作成するときには、付加情報“b.gif”(親密度>0.4、ビジネス度<0)を含む一覧が取り出される。そして、装飾情報作成手段27は、ユーザ入出力部21を通じて装飾情報の一覧をユーザに表示し、ユーザによって選択された装飾情報を作成中の電子メールに添付し、あるいは、当該装飾情報で電子メールに装飾を施す。なお、人間関係情報抽出手段28が行う処理は、人間関係情報抽出ステップに相当する。
以上、本参考例によると、人間関係情報抽出手段28によって抽出された人間関係情報に基づいて、電子メールを送信しようとする相手に応じて、適切な電子メール作成支援を行うことができる。これにより、電子メールの作成に係るユーザの負担が軽減される。
なお、定型句対応リスト22、語句対応リスト15、人間関係情報蓄積部17および装飾情報対応リスト26について、電子メール作成支援装置20は必ずしもこれらを備える必要はない。これらは、外部の記憶装置として構成することが可能である。
また、本参考例では、電子メールに付加する付加情報として、定型句および装飾情報の2つについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記と同様の方法で、その他の付加情報を付加することができる。
また、定型句作成手段23、語句適否判定手段25および装飾情報作成手段27について、電子メール作成支援装置20は必ずしもこれらをすべて備える必要はない。これらは、必要に応じて適宜省略が可能であり、たとえ省略しても、本発明が奏する効果を何ら損なうものではない。
(第3の参考例)
図15は、本発明の第3の参考例に係る電子メール作成支援装置の構成を示す。本参考例の電子メール作成支援装置30は、第1の参考例に係る電子メール作成支援装置10に、ユーザからの入力を受けるとともにユーザへの表示を行うユーザ入出力部31と、人間関係情報に係る条件と変換辞書との対応付けがなされた変換辞書対応リスト32と、変換辞書対応リスト32に登録された変換辞書のうち所定の条件を満たすものを選択する辞書選択手段33と、蓄積語句リスト34と、入力された文字に対して変換候補を出力する入力文字変換手段35と、人間関係情報蓄積部17と、人間関係情報蓄積部17から電子メールを送信しようとする相手に係る人間関係情報を抽出する人間関係情報抽出手段28とを備えたものである。なお、辞書選択手段33および入力文字変換手段35は、ハードウェアおよびソフトウェアのいずれでも実現可能である。また、人間関係情報抽出手段28は、第2の参考例において説明したものと同様である。
ユーザ入出力部31は、ユーザからのメール作成に係る操作を受け付ける。そして、文字入力がされた場合には入力文字変換手段35を動作させる。一方、終了要求がされた場合にはメール作成作業を終了する。
辞書選択手段33は、人間関係情報抽出手段28によって抽出された人間関係情報と、変換辞書対応リスト32に登録されている人間関係情報に係る条件と変換辞書との対応付けとに基づいて、入力文字変換手段35によって使用されるべき変換辞書を選択するものであり、支援手段に相当する。また、辞書選択手段33が行う処理は、辞書選択ステップに相当する。図16は、変換辞書対応リスト32の例を示す。変換辞書対応リスト32は、人間関係情報に係る条件とそれに対応する変換辞書のファイル名との対応付けがなされたものである。条件部分の“−”は任意の値でよいことを表す。
辞書選択手段33は、人間関係情報抽出手段28によって抽出された、メールを送信しようとする相手の人間関係情報に基づいて、変換辞書対応リスト32において条件を満たす変換辞書を選択する。たとえば、通信相手A(上下度=0.12、親密度=−0.28、ビジネス度=0.52)への電子メールを作成するときには、変換辞書“c.dic” (上下度>0.1、ビジネス度>0.5)が選択される。一方、通信相手B(上下度=0.36、親密度=0.22、ビジネス度=0.08)への電子メールを作成するときには、変換辞書“d.dic”(親密度>0.2、ビジネス度<0.1)が選択される。なお、人間関係情報蓄積部17は、第1の参考例に係る電子メール作成支援装置10(具体的には、図1に示した人間関係情報生成手段16)によって生成された人間関係情報を蓄積したものである。これについては既に説明しているので、ここでは説明を省略する。
入力文字変換手段35は、辞書選択手段33によって選択された変換辞書を用いて、ユーザが入力する文字または文字列を所望の文字または文字列に変換する。すなわち、入力文字変換手段35は、ある「読み」が与えられた場合、その「読み」に先頭一致する文字または文字列を変換候補として選択する、いわゆる入力予測変換を行う。このとき、作成中の電子メールの相手に関して、蓄積語句リスト34に蓄積された語句の使用頻度を反映させて、当該相手とのメールの送受信において相対的に使用頻度の高い語句が相対的に上位に来るようにする。そして、ユーザは、入力文字変換手段35によってユーザ入出力部31を通じて表示された変換候補のうち、所望のものを選択することによって、変換文字列を確定して、作成中の電子メールに挿入することができる。なお、蓄積語句リスト34は、第1の参考例において説明した語句使用頻度蓄積部14に蓄積されている情報と同様のものである。
図17は、入力文字変換手段35が表示する変換候補の例である。この例は、ユーザが入力した文字「よ」に対する、通信相手A(上下度=0.12、親密度=−0.28、ビジネス度=0.52)および通信相手B(上下度=0.36、親密度=0.22、ビジネス度=0.08)に係る変換候補を示している。通信相手Aのときの変換候補においては「よろしくお願いします」が先頭に位置する。一方、通信相手Bのときの変換候補においては「ヨロシク」が先頭に位置する。また、それぞれの相手に係る変換候補の上位に、当該相手との間で頻繁に使用される語句が上位に位置している。
以上、本参考例によると、人間関係情報蓄積部17に蓄積された人間関係情報に基づいて、電子メールを送信しようとする相手に応じて、最適な変換辞書を選択することができる。また、蓄積語句リスト34に蓄積された語句の使用頻度を反映させて、電子メールを送信しようとする相手に応じて、より頻繁に使用する語句を変換候補の上位にすることができる。これにより、文字列変換の精度が向上するとともに、電子メールの作成に係るユーザの負担、特に、文字入力に係るユーザの負担が軽減される。
なお、変換辞書対応リスト32、人間関係情報蓄積部17および蓄積語句リスト34について、電子メール作成支援装置30は必ずしもこれらを備える必要はない。これらは、外部の記憶装置として構成することが可能である。
また、辞書選択手段33および入力文字変換手段35について、電子メール作成支援装置30は必ずしもこれらをすべて備える必要はない。これらは、必要に応じて適宜省略が可能であり、たとえ省略しても、本発明が奏する効果を何ら損なうものではない。また、入力文字変換手段35は、電子メールを作成するときだけではなく、たとえば、所定の相手に係る文書を作成するときにも、その効果を奏するものである。また、通信相手と変換辞書とが1対1に対応付けられていてもよい。
また、第2および第3の参考例に係る電子メール作成支援装置20,30は、第1の参考例に係る電子メール作成支援装置10に新たな構成要素を追加した形態をしているが、電子メール作成支援装置10に相当する構成要素は、特に備えなくてもよい。すなわち、人間関係情報蓄積部17に蓄積された人間関係情報は、電子メール作成支援装置10以外によって生成されたものであってもよいし、もちろん、ユーザ自ら入力したものであってもよい。また、人間関係情報は、「上司」や「友人」などの項目別に分類してもよい。
また、第2および第3の参考例において説明した定型句作成手段23、語句適否判定手段25、装飾情報作成手段27および辞書選択手段33は、人間関係情報抽出手段28によって抽出された人間関係情報に基づいて電子メールの作成に係る支援を行うという本発明の支援手段を説明するために例として挙げたに過ぎない。したがって、本発明の支援手段は、上記の各手段に限定されるものではない。
(第4の参考例)
図18は、本発明の第4の参考例に係る電子メール作成支援装置の構成を示す。本参考例の電子メール作成支援装置40は、ユーザからの入力を受けるとともにユーザへの表示を行うユーザ入出力部41と、送受信された電子メールを蓄積する送受信メール蓄積部11と、送受信メール蓄積部11に蓄積された電子メールから語句を抽出する語句抽出手段12と、語句抽出手段12によって抽出された語句の使用頻度を算出する語句使用頻度算出手段13と、語句使用頻度算出手段13によって算出された語句の使用頻度を蓄積する語句使用頻度蓄積部14と、語句使用頻度蓄積部14に蓄積された語句の使用頻度から通信相手との共通語句を抽出する共通語句抽出手段42と、共通語句抽出手段42によって抽出された共通語句を蓄積する共通語句蓄積部43と、共通語句蓄積部43に蓄積された語句を用いて電子メール作成支援装置40の内部または外部に蓄積された情報を検索する情報検索手段44とを備えている。このうち、共通語句抽出手段42および情報検索手段44は、ハードウェアおよびソフトウェアのいずれでも実現可能である。なお、送受信メール蓄積部11、語句抽出手段12、語句抽出手段13および語句使用頻度蓄積部14は、第1の参考例のものと同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
共通語句抽出手段42は、語句使用頻度蓄積部14に蓄積された語句使用頻度に基づいて、通信相手ごとに送信メールおよび受信メールにおいて共通に使用された語句の使用頻度を、当該送信メールおよび受信メールから抽出された語句の使用頻度の総数で除した値を、その語句の使用率、すなわち共通度として求める。そして、共通度が所定値以上である語句を共通語句として共通語句蓄積部43に蓄積する。図19は、共通語句蓄積部43が蓄積している情報の例である。なお、共通語句抽出手段42が行う処理は、共通語句抽出ステップに相当する。
ユーザ入出力部41は、ユーザからのメール作成に係る操作を受け付ける。そして、ユーザから、電子メールを送信しようとする相手が興味を示すであろう情報の検索の要求を受けると、情報検索手段44を動作させる。
情報検索手段44は、共通語句蓄積部43から、電子メールを送信しようとする相手に係る共通語句を取り出し、共通語句の一つまたは複数の組み合わせを検索条件として、ネットワーク(不図示)を通じて外部のニュースサイトの検索を行う。共通語句は、ユーザおよび電子メールを送信しようとする相手が頻繁に使用する語句であり、当該相手が興味を示すであろう事柄を反映していると考えることができるからである。そして、情報検索手段44は、検索の結果、何らかの情報を得たならば、ユーザ入出力部41を介してユーザに検索結果を表示する。なお、情報検索手段44が行う処理は、情報検索ステップに相当する。
また、ユーザ入出力部41は、ユーザから通常の情報検索の要求を受けると、情報検索手段44を動作させる。この場合、情報検索手段44は、ユーザ自身が入力した検索条件で、ネットワーク(不図示)を通じて外部のニュースサイトの検索を行う。そして、検索の結果得られた情報に、共通語句蓄積部43に蓄積された共通語句が含まれているとき、情報検索手段44は、当該共通用語を頻繁に使用するユーザにその情報を通知するための電子メールの作成を提案する。図20は、ユーザ入出力部41の電子メール作成提案時の表示例である。ユーザは、図20に示したボタン「Bさんに知らせる」を選択することによって、相手Bに検索結果を通知するための電子メールを作成することができる。なお、電子メール作成の提案タイミングは、検索結果を得たタイミングでもよいし、検索結果を得た後にユーザが別の画面に切り替えたタイミングでもよい。
以上、本参考例によると、電子メールを送信しようとする通信との共通語句から、共通の話題に関する情報を簡単に得ることができ、さらに、当該情報を生かした電子メール本文の作成支援を行うことができる。
なお、本参考例では、情報の検索範囲は外部のニュースサイトであるとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。レシピ情報や書籍情報など他の情報を検索するようにしてもよい。また、外部ではなく電子メール作成支援装置50の内部におけるデータベースを検索するようにしてもよい。
また、本参考例では、送信メールおよび受信メールにおいて共通に使用された語句の使用頻度を共通語句の共通度としたが、送信メールおよび受信メールのいずれか一方に頻出する語句を共通用語として取り扱うようにしてもよい。送信メールおよび受信メールのいずれか一方に頻出する語句は、メールをやりとりする当事者にとって頻繁に目にする語句であり、そういう点において、当事者に共通する語句であると考えることができるからである。
また、共通語句の共通度の算出に、通信相手からのレスポンス率やレスポンスタイムを加味してもよい。たとえば、レスポンス率を加味する場合には、レスポンス率が高いほど、そして、レスポンスタイムが短いほど共通度を高くするようにする。これにより、共通語句の共通度の精度をより高くすることができる。
(本発明に係る実施形態)
図21は、本発明の実施形態に係る電子メール作成支援装置の構成を示す。本実施形態の電子メール作成支援装置50は、ユーザからの入力を受けるとともにユーザへの表示を行うユーザ入出力部51と、送受信された電子メールを蓄積する送受信メール蓄積部11と、送受信メール蓄積部11に蓄積された電子メールから、当該電子メール作成支援装置50が使用する辞書に登録されていない独自語句を抽出する独自語句抽出手段52と、独自語句抽出手段52によって抽出された独自語句の使用頻度を算出する独自語句使用頻度算出手段53と、独自語句使用頻度算出手段53によって算出された語句の使用頻度を蓄積する独自語句使用頻度蓄積部(独自語句使用頻度蓄積手段に相当)54と、入力された文字に対して変換候補を出力する入力文字変換手段55とを備えている。このうち、独自語句抽出手段52、独自語句使用頻度算出手段53および入力文字変換手段55は、ハードウェアおよびソフトウェアのいずれでも実現可能である。なお、送受信メール蓄積部11は、第1の参考例のものと同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
ユーザ入出力部51は、ユーザからのメール作成に係る操作を受け付ける。そして、文字入力がされた場合には入力文字変換手段55を動作させる。
独自語句抽出手段52は、図1に示した語句抽出手段12とは異なり、送受信メール蓄積部11に蓄積されている電子メールにおいて、電子メール作成支援装置50が使用する辞書に登録されていない独自語句を抽出する。独自語句の抽出は、たとえば、形態素解析や構文解析などの一般的な方法により語句を抽出する際に、解析用の辞書に存在しないために未定義語として扱われる語句を抽出することにより行う。なお、独自語句抽出手段52が行う処理は、独自語句抽出ステップに相当する。
独自語句使用頻度算出手段53は、独自語句抽出手段52によって抽出された独自語句の使用頻度を算出し、独自語句使用頻度蓄積部54に既に蓄積されている当該独自語句の使用頻度に累加するものであり、その処理は、独自語句使用頻度算出ステップに相当する。当該独自語句の使用履歴がなければ、新たに追加する。図22は、独自語句使用頻度蓄積部54が蓄積している情報の例である。各独自語句の使用頻度は、当該独自語句の使用頻度の算出を始めてから現在までの累積値である。なお、独自語句の使用頻度については、初期化が可能である。これにより、たとえば、ユーザと通信相手との人間関係が変化した場合、新たな独自語句の使用頻度を累加し、蓄積することによって、一から新たな独自語句情報を構築することができる。
独自語句挿入手段55は、独自語句使用頻度蓄積部54を参照して、ユーザが入力する文字または文字列を所望の文字または文字列に変換する。すなわち、入力文字変換手段55は、ある「読み」が与えられた場合、その「読み」に先頭一致する文字または文字列を変換候補として選択する、いわゆる入力予測変換を行う。このとき、作成中の電子メールの相手に関して、独自語句使用頻度蓄積部54に蓄積された独自語句の使用頻度を反映させて、当該相手とのメールの送受信において相対的に使用頻度の高い独自語句が相対的に上位に来るようにする。そして、ユーザは、入力文字変換手段55によってユーザ入出力部51を通じて表示された変換候補のうち、所望のものを選択することによって、変換文字列を確定して、作成中の電子メールに独自語句を挿入することができる。
以上、本実施形態によると、電子メール作成における入力文字変換に関して、辞書には登録されていないが、電子メールを送信しようとする相手との間で頻繁に使用される独自語句を、その変換候補とすることができる。これにより、従来手間がかかっていた独自語句の入力を容易に行うことができる。
なお、本発明に係る電子メール作成支援装置は、電子メール作成支援プログラムを、たとえば、CD−ROMなどの記録媒体やインターネットなどの伝送媒体を介してコンピュータなどにインストールすることによって、実現することができる。
また、上記各参考例および実施形態について、一人の相手への電子メール通信を例に挙げて説明したが、本発明に係る電子メール作成支援装置は、一度に多数の人に同様の内容を送るような、たとえば、案内状、年賀状およびダイレクトメールなどにも応用することができる。この場合、本発明に係る電子メール作成支援装置は、ユーザが入力した文章を相手に応じて適切な文体に変換する。これにより、文体変換に係るユーザの手間を軽減することができる。
以上のように、本発明に係る電子メール作成支援装置、プログラムおよび方法は、電子メール作成に係るユーザ負担を軽減するといった効果を有し、特に、文字入力の利便性が低い携帯電話や携帯端末で電子メールを作成する場合に有用である。
本発明の第1の参考例に係る電子メール作成支援装置の構成図である。 送受信メール蓄積部が蓄積している情報の日本語による例である。 送受信メール蓄積部が蓄積している情報の英語による例である。 送受信メール蓄積部が蓄積している情報の中国語による例である。 語句使用頻度蓄積部が蓄積している情報の日本語による例である。 語句使用頻度蓄積部が蓄積している情報の英語による例である。 語句対応リストの日本語による例である。 語句対応リストの英語による例である。 人間関係情報蓄積部が蓄積している情報の日本語による例である。 人間関係情報蓄積部が蓄積している情報の英語による例である。 本発明の第2の参考例に係る電子メール作成支援装置の構成図である。 定型句対応リストの例である。 装飾情報対応リストの例である。 装飾情報対応リストに登録されたファイル名に対応する静止画の例である。 本発明の第3の参考例に係る電子メール作成支援装置の構成図である。 変換辞書対応リストの例である。 入力文字変換手段が表示する変換候補の例である。 本発明の第4の参考例に係る電子メール作成支援装置の構成図である。 共通語句蓄積部が蓄積している情報の例である。 ユーザ入出力部の電子メール作成提案時の表示例である。 本発明の実施形態に係る電子メール作成支援装置の構成図である。 独自語句使用頻度蓄積部が蓄積している情報の例である。
符号の説明
50 電子メール作成支援装置
52 独立語句抽出手段
53 独立語句使用頻度算出手段
54 独自語句使用頻度蓄積部(独自語句使用頻度蓄積手段)
55 入力文字変換手段

Claims (3)

  1. 電子メールの作成支援を行う電子メール作成支援装置であって、
    電子メールを送信しようとする相手との通信に係る電子文字データから、当該電子メール作成支援装置が使用する辞書に登録されていない独自語句を抽出する独自語句抽出手段と、
    前記独自語句抽出手段によって抽出された独自語句について前記電子文字データにおける使用頻度を算出する独自語句使用頻度算出手段と、
    前記独自語句使用頻度算出手段によって算出された独自語句の使用頻度を、通信した相手ごとに、当該独自語句と対応付けて蓄積する独自語句使用頻度蓄積手段と、
    ユーザが入力する文字または文字列を、新たな文字または文字列に変換する入力文字変換手段とを備え、
    前記入力文字変換手段は、前記独自語句使用頻度蓄積手段に蓄積された独自語句のうち、前記電子メールを送信しようとする相手に対応付けて記憶された、使用頻度が相対的に高い独自語句を、変換候補の上位にするものである
    ことを特徴とする電子メール作成支援装置。
  2. 電子メールの作成を支援するためにコンピュータを、
    電子メールを送信しようとする相手との通信に係る電子文字データから、当該電子メール作成支援装置が使用する辞書に登録されていない独自語句を抽出する独自語句抽出手段、
    前記独自語句抽出手段によって抽出された独自語句について前記電子文字データにおける使用頻度を算出する独自語句使用頻度算出手段、
    前記独自語句使用頻度算出手段によって算出された独自語句の使用頻度を、通信した相手ごとに、当該独自語句と対応付けて蓄積する独自語句使用頻度蓄積手段、および、
    ユーザが入力する文字または文字列を、新たな文字または文字列に変換する入力文字変換手段として機能させ、
    前記入力文字変換手段は、前記独自語句使用頻度蓄積手段に蓄積された独自語句のうち、前記電子メールを送信しようとする相手に対応付けて記憶された、使用頻度が相対的に高い独自語句を、変換候補の上位にするものである
    ことを特徴とする電子メール作成支援プログラム。
  3. 電子メールの作成支援を行う電子メール作成支援方法であって、
    電子メールを送信しようとする相手との通信に係る電子文字データから、当該電子メール作成支援装置が使用する辞書に登録されていない独自語句を抽出する独自語句抽出ステップと、
    前記独自語句抽出ステップによって抽出された独自語句について前記電子文字データにおける使用頻度を算出する独自語句使用頻度算出ステップと、
    前記独自語句使用頻度算出ステップによって算出された独自語句の使用頻度を、通信した相手ごとに、当該独自語句と対応付けて蓄積する独自語句使用頻度蓄積ステップと、
    ユーザが入力する文字または文字列を、新たな文字または文字列に変換する入力文字変換ステップとを備え、
    前記入力文字変換ステップは、前記独自語句使用頻度蓄積ステップに蓄積された独自語句のうち、前記電子メールを送信しようとする相手に対応付けて記憶された、使用頻度が相対的に高い独自語句を、変換候補の上位にするものである
    ことを特徴とする電子メール作成支援方法。
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