JP2008015830A - 帳票のレイアウト構造出力装置及びレイアウト構造作成方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、帳票のレイアウト担当者が、帳票を使用するユーザに馴染みのあるレイアウトを自動的に作成することができ、レイアウト担当者のレイアウト設計作業の工数を削減することができる帳票のレイアウト構造出力装置を提供する。
【解決手段】依頼項目リストと使用ユーザリストが入力され、入力された使用ユーザリストに基づいてレイアウト構造管理データベース201からレイアウト構造情報を取得する。そして、取得したレイアウト構造情報に基づいて、依頼項目リストの依頼項目に関連する依頼項目で構成されたグループ情報を作成する。そして、作成されたグループ情報及び当該グループ情報を構成する依頼項目の並び順を並べ替え、得られた結果から帳票のレイアウト構造を表示する。
【選択図】図8
【解決手段】依頼項目リストと使用ユーザリストが入力され、入力された使用ユーザリストに基づいてレイアウト構造管理データベース201からレイアウト構造情報を取得する。そして、取得したレイアウト構造情報に基づいて、依頼項目リストの依頼項目に関連する依頼項目で構成されたグループ情報を作成する。そして、作成されたグループ情報及び当該グループ情報を構成する依頼項目の並び順を並べ替え、得られた結果から帳票のレイアウト構造を表示する。
【選択図】図8
Description
本発明は、帳票のレイアウト構造を設計するレイアウト設計工程の工数を削減することが可能な帳票のレイアウト構造出力装置及びレイアウト構造作成方法、並びにプログラムに関する。
帳票を扱う業務システムでは、ユーザグループごとにカスタマイズされた帳票が必要となる場合がある。そのようなシステムにおいて、帳票のレイアウト担当者はユーザグループからの依頼ごとに帳票のレイアウトを作成する必要があり、レイアウト設計に要する作業工数は大きくなっている。
帳票のレイアウト設計作業工数の削減方法として、従来は視覚的なエディタ機能を持つ帳票作成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、帳票に設定された区画と該区画に属する項目を階層的に表示するツリーリストを備えた帳票エディタについて開示されている。
特開平11−126226号公報(第7頁、図5)
しかしながら、上記特許文献1をはじめとした帳票作成装置の多くは、帳票のレイアウト構造そのものをレイアウト担当者が決定する必要があり、レイアウト設計にかかる作業工数削減には結びつかない。
また、帳票のレイアウト構造は、該帳票を使用するユーザにとって馴染みのある構造に近づけるべきである。そのため、レイアウト担当者は既存の帳票のレイアウトを参照し、関連する項目をまとめるグループ化や項目の並びを決める作業によってレイアウト構造を決定することが多い。
一方、この方法では、関連する項目の内容によっては参照すべき既存帳票の数が増え、それに伴いレイアウト構造の決定にかかる作業工数も増加するという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、帳票のレイアウト担当者が、帳票を使用するユーザに馴染みのあるレイアウトを自動的に作成することができ、レイアウト担当者のレイアウト設計作業の工数を削減することができる帳票のレイアウト構造出力装置及びレイアウト構造作成方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のレイアウト構造出力装置は、帳票のレイアウト構造を示すレイアウト構造情報を少なくとも1つ記憶するレイアウト構造情報記憶手段と、帳票を構成する項目情報と帳票を使用するユーザのユーザ情報を取得する項目情報取得手段と、前記レイアウト構造情報記憶手段からレイアウト構造情報を取得するレイアウト構造情報取得手段と、前記取得されたレイアウト構造情報に基づいて、前記取得された項目情報に関連する項目情報で構成されたグループ情報を作成するグループ情報作成手段と、前記作成されたグループ情報及び当該グループ情報を構成する項目情報の並び順を並べ替える並べ替え手段と、前記項目情報取得手段、前記レイアウト構造情報取得手段、前記グループ情報作成手段及び前記並べ替え手段により得られた結果から帳票のレイアウト構造を表示するレイアウト構造表示手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項6記載のレイアウト構造作成方法は、帳票を構成する項目情報と帳票を使用するユーザのユーザ情報を取得する項目情報取得工程と、帳票のレイアウト構造を示すレイアウト構造情報を少なくとも1つ記憶するレイアウト構造情報記憶手段からレイアウト構造情報を取得するレイアウト構造情報取得工程と、前記取得されたレイアウト構造情報に基づいて、前記取得された項目情報に関連する項目情報で構成されたグループ情報を作成するグループ情報作成工程と、前記作成されたグループ情報及び当該グループ情報を構成する項目情報の並び順を並べ替える並べ替え工程と、前記項目情報取得工程、前記レイアウト構造情報取得工程、前記グループ情報作成工程及び前記並べ替え工程にて得られた結果から帳票のレイアウト構造を表示するレイアウト構造表示工程とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項11記載のレイアウト構造出力システムは、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレイアウト構造出力装置と、当該レイアウト構造出力装置に接続された情報処理装置とを備えるレイアウト構造出力システムにおいて、前記情報処理装置は、帳票を構成する項目情報と帳票を使用するユーザのユーザ情報を入力する項目情報入力手段と、前記レイアウト構造出力装置からの画面情報により帳票のレイアウト構造を表示するレイアウト構造表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、帳票を構成する項目情報と帳票を使用するユーザのユーザ情報を取得し、帳票のレイアウト構造を示すレイアウト構造情報を少なくとも1つ記憶するレイアウト構造情報記憶手段からレイアウト構造情報を取得する。そして、取得したレイアウト構造情報に基づいて、取得した項目情報に関連する項目情報で構成されたグループ情報を作成する。そして、作成されたグループ情報及び当該グループ情報を構成する項目情報の並び順を並べ替え、得られた結果から帳票のレイアウト構造を表示する。これにより、帳票のレイアウト担当者が、帳票を使用するユーザに馴染みのあるレイアウトを自動的に作成することができ、レイアウト担当者のレイアウト設計作業の工数を削減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る帳票のレイアウト構造出力装置を含むレイアウト構造出力システムの構成を示すブロック図である。
図1において、レイアウト構造出力システムは、帳票を管理する業務サーバ100と、帳票のレイアウト構造出力装置であるレイアウト構造出力サーバ200と、当該システムを利用する利用者(ユーザ)の利用者端末300とを備え、これらがLAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークを介して互いに接続されている。
業務サーバ100は、不図示のCPU、RAM、ROM、ハードディスク、表示装置、操作装置、及び通信インタフェース(I/F)等を備えるサーバで構成される。業務サーバ100内のハードディスク等には、業務データベース101、業務プログラム102が格納されている。業務データベース101には、各種帳票と該帳票を利用しているユーザに関する情報とが保持されている。業務プログラム102は、帳票を扱う業務アプリケーションを制御するためのプログラムであり、不図示のCPUにより読み出されて実行される。
レイアウト構造出力サーバ200は、業務サーバ100と同様の構成を備えるサーバから成る。レイアウト構造出力サーバ200内のハードディスクにはレイアウト構造管理データベース201、レイアウト構造管理プログラム208、及びレイアウト構造出力プログラム209が格納されている。
レイアウト構造管理データベース201には、業務サーバ100がサービスとして提供している帳票のレイアウト構造に関する情報(以下、「レイアウト構造情報」という。)が保持されている。帳票のレイアウト構造情報は、図23に示すようなツリー状の帳票のレイアウト構造を表現するために必要な情報の全てをいう。例えば、帳票Aは「機種名、オーダー、分類、問題発生日、関連問題票No.(link)、ウエイト、発生頻度」の7項目により構成され、このうち「機種名、オーダー、分類」、「問題発生日」、「関連問題票No.(link)」、「ウエイト、発生頻度」がそれぞれグループ(仮にグループA、グループB、グループC、グループDとする。)としてまとめられているといった情報から成る。さらにグループA,B,C,Dは階層レベルが3であり、項目同士の配置順は「機種名、オーダー、分類、問題発生日、関連問題票No.(link)、ウエイト、発生頻度」となる、といった情報も含まれる。
レイアウト構造管理データベース201は、項目−グループ−レイアウト関係管理テーブル202、項目順管理テーブル203、グループ階層レベル管理テーブル204、帳票−レイアウト関係管理テーブル205、項目情報管理テーブル206、及びレイアウト情報管理テーブル207という各テーブル情報を備える。
利用者端末300は、不図示のCPU、RAM、ROM、ハードディスク、表示装置、操作装置、及び通信インタフェース(I/F)等を備えるパーソナルコンピュータで構成される。なお、図1では、2台の利用者端末300がネットワークに接続されているが、これに限定されず、1台であっても2台以上あってもよい。
利用者端末300は、帳票を作成するために必要な情報がユーザから入力されると、作成する帳票の項目リスト(以下、「依頼項目リスト」という。)及び作成する帳票を使用するユーザのリスト(以下、「使用ユーザリスト」という。)をレイアウト構造出力サーバ200に送信する。
レイアウト構造出力サーバ200は、利用者端末300から送信された依頼項目リストと使用ユーザリストを受信する。その後、レイアウト構造出力サーバ200は、業務サーバ100にアクセスし、受信した使用ユーザリストに含まれる各ユーザが過去から現在まで使用した使用歴のある帳票IDを取得する。そして、レイアウト構造出力サーバ200は、取得した帳票IDに対応するレイアウトIDをレイアウト構造管理データベース201内の帳票−レイアウト関係管理テーブル205から取得する。さらに、レイアウト構造出力サーバ200は、取得したレイアウトIDに対応するレイアウト構造情報をレイアウト構造管理データベース201から取得する。
取得したレイアウト構造情報、受信した依頼項目リスト及び使用ユーザリストを入力として、レイアウト構造出力プログラム209によりレイアウト構造出力処理が行われる。その結果、レイアウト構造出力サーバ200は、使用ユーザリストに含まれる各ユーザにより現在まで使用されたことがある帳票のレイアウトと、項目の構造上、親和性の高いレイアウト構造を出力する。ここで親和性の高いレイアウト構造とは、帳票を構成する関連ある項目同士がグループとしてまとめられ、さらにグループ内の項目同士の配置順及びグループ同士の配置順について、ユーザにとって使用したことがある帳票と構造が類似したレイアウト構造を指す。例えば、「機種名、オーダー、分類」の3項目は帳票を識別するための情報として関連しているためグループ化される。他にも、ある項目とある項目は情報の関連性が高く、レイアウト上隣同士になっていた方が適切であると判断できる場合にもそれらはグループ化される(例えば、「発生台数、評価台数」などは障害発生率などを測る項目という意味で関連する。)。最初のレイアウト構造を作成する場合は基準になるものが何もないため、これらの基準を元に設計者によってグループが決定される。グループ化されたデータがシステムに蓄積されていくことで、より親和性の高いレイアウト構造が出力される。
図2は、図1のレイアウト構造出力サーバ200により管理される項目−グループ−レイアウト関係管理テーブル202の内容の一例を示す図である。
図2において、項目−グループ−レイアウト関係管理テーブル202は、項目IDカラム401と、グループIDカラム402と、レイアウトIDカラム403とによって構成される。項目IDカラム401に格納される項目IDは、帳票を構成する項目を一意に特定するためのIDである。グループID402に格納されるグループIDは、帳票を構成する関連ある項目をまとめた項目グループを一意に特定するためのIDである。1つのグループIDは単一の項目若しくは複数の項目によって構成される。
レイアウトID403に格納されるレイアウトIDは、帳票のレイアウト構造を一意に特定するためのIDである。1つのレイアウトIDは単一のグループ若しくは複数のグループによって構成される。
図3は、レイアウト構造出力サーバ200により管理される項目順管理テーブル203の内容の一例を示す図である。
図3において、項目順管理テーブル203は、レイアウトIDカラム501と、項目IDカラム502と、配置順番号カラム503とによって構成される。レイアウトIDと項目IDとの組み合わせにより、配置順番号が一意に決定される。また、配置順番号は同一のレイアウトにおいて重複することなく、1から始まる整数である。
図4は、レイアウト構造出力サーバ200により管理されるグループ階層レベル管理テーブル204の内容を示す図である。
図4において、グループ階層レベル管理テーブル204は、グループIDカラム601と、レイアウトIDカラム602と、階層レベルカラム603とによって構成される。階層レベルカラム603に格納される階層レベルは、該当する項目グループがレイアウト構造において何階層目にあるかを示す数値である。階層レベルは、グループIDとレイアウトIDとの組み合わせによって一意に決定される。
図5は、レイアウト構造出力サーバ200により管理される帳票−レイアウト関係管理テーブル205の内容を示す図である。
図5において、帳票−レイアウト関係管理テーブル205は、帳票IDカラム701と、レイアウトIDカラム702とによって構成される。帳票IDは業務サーバ100が管理する帳票IDと共通であり、この帳票IDにより、業務サーバ100で利用されている帳票のレイアウトが取得される。
図6は、レイアウト構造出力サーバ200により管理される項目情報管理テーブル206の内容を示す図である。
図6において、項目情報管理テーブル206は、項目IDカラム801と、項目名カラム802とによって構成される。
図7は、レイアウト構造出力サーバ200により管理されるレイアウト情報管理テーブル207の内容を示す図である。
図7において、レイアウト情報管理テーブル207は、レイアウトIDカラム901と、レイアウト名カラム902とによって構成される。
次に、利用者端末300から入力された依頼項目リスト及び使用ユーザリストによって、レイアウト構造出力サーバ200が利用者端末300に対してレイアウト構造を出力するレイアウト構造出力処理について図8を参照して説明する。
図8は、帳票のレイアウト構造出力処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、レイアウト構造出力プログラム209等に基づいてレイアウト構造出力サーバ200及び利用者端末300内の各CPUにより協同して実行される処理である。なお、後述するステップS1001,S1002,S1008の処理は利用者端末300内のCPUにより実行される。それ以外の処理はレイアウト構造出力サーバ200内のCPUがレイアウト構造出力プログラム209を実行することにより実行される。
図8において、まず、帳票のレイアウト構造を設計するレイアウト担当者(ユーザ)が利用者端末300に帳票作成依頼主から受け取った依頼項目リストを入力する(ステップS1001)。利用者端末300は依頼項目リストの入力を受け付ける。次に、ユーザが利用者端末300に帳票作成依頼主から受け取った使用ユーザリストを入力する(ステップS1002)。利用者端末300は使用ユーザリストの入力を受け付ける。そして、利用者端末300は、受け付けた依頼項目リスト及び使用ユーザリストをレイアウト構造出力サーバ200へ送信する。レイアウト構造出力サーバ200は、受信した依頼項目リスト及び使用ユーザリストをハードディスク等に一時格納する。
次に、レイアウト構造出力サーバ200内のCPUは、新規にレイアウト構造を出力するための分析対象となるレイアウト構造情報をレイアウト構造管理データベース201から読み込む(ステップS1003)。次に、ステップS1001の処理によって入力された依頼項目リストにおける依頼項目の並び順をソートする(ステップS1004)。次に、ソートされた依頼項目のリストからリスト順に各依頼項目が属する項目グループを作成する(ステップS1005)。
次に、ステップS1005の処理によって作成された項目グループを構成する項目と最も共通項目の数が多い、グループIDを項目−グループ−レイアウト関係管理テーブル202から取得し、そのグループIDを用いて、レイアウト構造管理データベース201内のグループ階層レベル管理テーブル204から、各項目グループの階層レベルの値を取得する(ステップS1006)。階層レベルとは、図4に示すグループ階層レベル管理テーブル204による階層レベルを指す。
次に、ステップS1006の処理によって取得した各項目グループの階層レベルの値について同値(同階層)となる項目グループ同士の並び順をソートする(ステップS1007)。次に、ステップS1001からステップS1007までの処理によって得られた情報を用いて、図23に示すようなツリー状の階層構造を有するレイアウト構造を利用者端末300上に表示して(ステップS1008)、本処理を終了する。以上の処理の概要を図24に示す。
次に、図8に示した各処理の詳細について説明する。
図9は、図8におけるステップS1003のレイアウト構造情報読み込み処理の詳細を示すフローチャートである。本処理は、レイアウト構造出力プログラム209に基づいてレイアウト構造出力サーバ200内のCPUにより実行される処理である。
図9において、CPUは、まず利用者端末300から受信した使用ユーザリストを読み出す(ステップS1101)。次に、CPUは、業務サーバ100にアクセスし、業務データベース101から使用ユーザリスト上のユーザが使用している帳票IDを全て取得する(ステップS1102)。取得する帳票IDは当該ユーザが現在使用しているものや過去に使用したものが含まれる。
次に、CPUは、ステップS1102で取得した帳票IDに対応するレイアウトIDを、レイアウト構造管理データベース201内の帳票−レイアウト関係管理テーブル205から取得する(ステップS1103)。
次に、CPUは、レイアウトIDに対応するレイアウト構造情報をレイアウト構造管理データベース201から取得して(ステップS1104)、本処理を終了する。なお、ステップS1102の処理の際に、レイアウト構造出力システム上で予め設定された人数を閾値として、該閾値以上のユーザが使用している帳票IDのみを取得することも可能である。例えば、閾値が3と設定され、ユーザリストに含まれるユーザが「Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Eさん」の5人である場合、Aさん〜Eさんまでのうち少なくとも3人以上が一度でも利用している帳票に限定して、帳票IDを取得することが可能である。また、使用ユーザリストに含まれるユーザの情報が業務データベース101に存在しない場合にステップS1001の処理によって入力された依頼項目リストと項目が類似する帳票IDを取得することも可能である。
図10は、図8におけるステップS1004の依頼項目リストのソート処理の詳細を示すフローチャートである。本処理は、レイアウト構造出力プログラム209に基づいてレイアウト構造出力サーバ200内のCPUにより実行される処理である。
図10において、CPUは、利用者端末300から受信した依頼項目リストを読み出す(ステップS1201)。次に、CPUは、図9の処理にて取得したレイアウト構造情報を読み込む(ステップS1202)。
次に、CPUは、ステップS1202の処理にて読み込んだレイアウト構造情報から、依頼項目リストの依頼項目ごとに当該依頼項目が含まれる項目グループを全て抽出する。加えて、抽出した各項目グループに含まれる依頼項目数の総和を算出する(ステップS1203)。依頼項目数の総和は、抽出した各項目グループに含まれる依頼項目リストにある依頼項目の総和である。例えば、依頼項目リストに含まれる依頼項目が「機種名、オーダー、分類」であり、レイアウト構造情報から「機種名、オーダー、Bno」、「機種名、ウエイト」という2つの項目グループを抽出した場合、「機種名」に対する依頼項目数の総和は2(機種名、オーダー)+1(機種名)=3となる。そして、依頼項目リスト上の全ての依頼項目について上記処理を行い、依頼項目ごとに算出された依頼項目数の総和を数値として保持する。
次に、CPUは、依頼項目について算出された数値に基づいて、依頼項目リストの並び順を降順にソートする(ステップS1204)。ここで仮に、数値が同値となった場合は依頼項目名の自然順序に従い、同値項目同士で並び順をソートする。自然順序とは、文字列に対してUnicodeの数値によって順序を決めることを意味する。一般的な辞書式順序と同義である。
このように依頼項目数の総和を利用して依頼項目リストの並び順をソートする理由は、図10の処理後に行われる後述する図11及び図12の処理、即ち項目グループ同士の結合の有効性を考慮して、できるだけ多くの依頼項目を含む項目グループにある依頼項目から順に処理を行うためである。
図11及び図12は、図8におけるステップS1005の項目グループ作成処理の詳細を示すフローチャートである。本処理は、レイアウト構造出力プログラム209に基づいてレイアウト構造出力サーバ200内のCPUにより実行される処理である。
図11において、まず、CPUは、図10の処理にて得られたソート後の依頼項目リストを読み込む(ステップS1301)。次に、CPUは、作成した項目グループを格納するための領域(以下、「領域A」と呼ぶ。)をレイアウト構造出力サーバ200内のメモリ上に用意する(ステップS1302)。
次に、CPUは、グループ作成処理できない依頼項目を格納するための領域(以後、「領域B」と呼ぶ。)をレイアウト構造出力サーバ200内のメモリ上に用意する(ステップS1303)。次に、CPUは、ステップS1301にて読み込んだ依頼項目リスト上の1番目の依頼項目から最後の依頼項目に対して順に以下に示す処理(ステップS1304〜ステップS1316)を繰り返し行う(ステップS1304)。
CPUは、図8のステップS1003の処理にて取得したレイアウト構造情報と領域Aに格納された項目グループから処理対象の依頼項目を含む項目グループを検索する(ステップS1305)。なお、処理の開始当初は、領域Aに項目グループが格納されていないことから、レイアウト構造情報から当該依頼項目を含むグループが検索される。
次に、CPUは、処理対象の依頼項目を含む項目グループを1つ以上検索できたか否かを判別し(ステップS1306)、1つ以上の項目グループが検索されたときは、ステップS1308へ進む。一方、処理対象の依頼項目を含む項目グループを1つも検索できなかった場合は、当該依頼項目については処理対象とはせず、依頼項目を領域Bに格納し(ステップS1307)、図12のステップS1317へ進む。
次に、CPUは、ステップS1305の検索処理により検索された項目グループのうち、当該グループ内の依頼項目の数が最も多い項目グループを抽出し(ステップS1308)、抽出された項目グループが複数あるか否かを判別する(ステップS1309)。ここでは、処理対象の依頼項目を最も多く含む項目グループが複数あるか、つまり最大の項目グループが複数あるかをチェックする。この判別の結果、抽出された項目グループが1つであるときは(ステップS1309でNO)、その項目グループを取得して(ステップS1310)、図12のステップS1313へ進む。
一方、CPUは、ステップS1308の処理において抽出された項目グループが複数ある場合(ステップS1309でYES)、当該項目グループを含むレイアウトが使用されている帳票IDに基づいて、業務サーバ100にアクセスし、各レイアウトを使用している帳票の発行総数を取得する(ステップS1311)。例えば、2つのグループが同じレイアウト上で使用されている場合、帳票IDは同じものになる。
次に、CPUは、ステップS1311で取得した発行総数のうち、最も発行総数が多い帳票のレイアウトに含まれる項目グループを取得する(ステップS1312)。但し、発行総数が同値の場合はレイアウト名の自然順序に従って、より上位にあるレイアウトに含まれる項目グループを取得する。
次に、図12のステップS1313では、取得した項目グループについて、レイアウト構造情報から取得した項目グループか、領域Aから取得した項目グループかを判定する。なお、処理の開始当初は領域Aに何も格納されていないため、ステップS1309の判定はNOになる。ステップS1313の判定の結果、領域Aから取得したグループである場合(ステップS1313でYES)、ステップS1316へ進み、繰り返し処理をスキップする。
一方、レイアウト構造情報から取得した項目グループである場合、レイアウト構造情報から取得した項目グループと領域Aに格納された項目グループとの間で共通する依頼項目が、レイアウト構造情報から取得した項目グループを構成する依頼項目のうち過半数以上を占めているか否かを判別する(ステップS1314)。例えば、「機種名、オーダー、分類、発行年月日」という依頼項目を含む項目グループが領域Aに格納されており、新たにレイアウト構造情報から「機種名、オーダー、分類、ウエイト」という項目グループを取得した場合、「機種名、オーダー、分類」という依頼項目が2つの項目グループの共通項目であり、該「機種名、オーダー、分類」がレイアウト構造情報から取得した項目グループ「機種名、オーダー、分類、ウエイト」のうち過半数以上(3/4)を占めている。
ステップS1314の判別の結果、共通項目が過半数以上ない場合(ステップS1314でNO)、ステップS1316へ進む一方、共通項目が過半数以上ある場合(ステップS1314でYES)、これらのグループを保持する項目数の大きい項目グループが上位になるように結合する(ステップS1315)。結合後のグループの順位は、項目グループを構成する項目数の大小により決まるものとする。例えば、レイアウト構造情報から取得した項目グループが「発行年月日、分類」という項目で構成されており、領域Aに格納された項目グループが「機種名、オーダー、分類」という項目で構成されている場合、項目数は「機種名、オーダー、分類」(3)>「発行年月日、分類」(2)となるため、結合後の項目の順序は「機種名、オーダー、分類、発行年月日」となる。
次に、取得した項目グループを領域Aに格納し(ステップS1316)、依頼項目リストにある依頼項目の全てに対して上記処理が完了した後、領域Bに格納された依頼項目を出力する(ステップS1317)。続いて、領域Aに格納された項目グループを出力する(ステップS1318)。出力された依頼項目及びグループはハードディスク等に一時格納される。以上の処理の概要を図25に示す。
図13は、図8におけるステップS1007の同階層グループ間のソート処理の詳細を示すフローチャートである。本処理は、レイアウト構造出力プログラム209に基づいてレイアウト構造出力サーバ200内のCPUにより実行される処理である。
図13において、まず、CPUが図12のステップS1318にて一時格納された項目グループをグループリストとして読み出す(ステップS1401)。次に、図8のステップS1003の処理で読み込んだレイアウト構造情報を読み出す(ステップS1402)。
次に、ステップS1401の処理にて読み出したグループリスト上の各項目グループの先頭項目同士を、ステップS1402の処理にて読み出したレイアウト構造情報における項目同士の位置関係に応じてソートする(ステップS1403)。この処理により、グループリストにおける各項目グループの並び順がソートされる。
図14は、利用者端末300上に表示される画面の遷移を示す図である。
図14において、ユーザが操作を開始すると必要事項入力画面1600を表示する。必要事項入力画面1600の一例については図15にて詳述する。必要事項入力画面1600上で「次へ」ボタンが押下されると、項目関連付け画面1700に遷移する。項目関連付け画面1700の一例については図16にて詳述する。項目関連付け画面1700上で「戻る」ボタンが押下されると、必要事項入力画面1600に遷移する。
一方、項目関連付け画面1700上で所望の「選択」ボタンが押下されると、対応項目検索画面1800に遷移する。対応項目検索画面1800の具体例については図19にて詳述する。対応項目検索画面1800上で「決定」ボタンが押下されると、項目関連付け画面1700に遷移する。
項目関連付け画面1700上で「次へ」ボタンが押下されると、内容確認画面1900に遷移する。内容確認画面1900の具体例については図21にて詳述する。内容確認画面1900上で「戻る」ボタンが押下されると、項目関連付け画面1700に遷移する。また、内容確認画面1900上で「レイアウト構造出力」ボタンが押下されると、レイアウト構造出力画面2000に遷移する。レイアウト構造出力画面2000の一例については図23にて詳述する。レイアウト構造出力画面2000上で「戻る」ボタンが押下されると内容確認画面1900に遷移する。
以下、各画面の詳細について説明する。
図15は、図14の必要事項入力画面1600の一例を示す図である。
図15において、必要事項入力画面1600には、新規レイアウト名入力フィールド1601と、依頼項目名入力エリア1602と、使用ユーザ入力エリア1603と、「次へ」ボタン1604と、「キャンセル」ボタン1605とが配されている。
新規レイアウト名入力フィールド1601は、ユーザが作成する帳票のレイアウト名を任意の文字列で入力することが可能なテキストフィールドであり、レイアウト構造出力システムにて出力されるレイアウト構造を一意に特定するためのレイアウト構造名である。依頼項目名入力エリア1602は帳票作成依頼主から受け取った依頼項目名を入力するエリアである。使用ユーザ入力エリア1603は帳票作成依頼主から受け取った使用ユーザを入力するエリアである。「次へ」ボタン1604は項目関連付け画面1700へ遷移するためのボタンである。「キャンセル」ボタン1605は処理を終了するためのボタンである。
次に、必要事項入力画面1600上でユーザが必要事項を入力し、「次へ」ボタン1604が押下された場合のレイアウト構造出力システムの動作について説明する。
図16は、必要事項入力画面1600上で必要事項が入力された後のレイアウト構造出力システムの概略動作を表すシーケンスである。
図16において、ユーザ(利用者)が必要事項入力画面1600上で必要事項を入力して「次へ」ボタンを押下すると(2101)、必要事項入力画面1600から入力管理部に登録メッセージが送信される(2102)。
入力管理部は、レイアウト構造出力プログラム209からの命令によりレイアウト構造出力サーバ200のメモリ中に一連の処理単位に生成されるオブジェクトであり、その内部にデータと所定の手続きと複数保持されている。具体的には、データとして、必要事項入力画面1600にて入力された入力内容(図16)、業務サーバ100から取得した帳票ID(図16)、レイアウト構造出力サーバ200から取得した項目リスト(図16)、未検出項目(図16)、項目関連付け画面1700にて入力された入力内容(図18)、未検出項目を対応項目で置換した依頼項目リスト(図18)、レイアウト構造出力サーバ200から取得した、分析対象のレイアウト名(図18)を保持する。また、手続き(機能)として、必要事項入力画面1600にて入力された内容を自身オブジェクトに保存する機能(図16)、依頼項目名のリストと項目名リストから未検出項目を取得する機能(図16)、項目関連付け画面1700にて入力された内容を自身オブジェクトに保存する機能(図18)、未検出項目を対応項目で置換した依頼項目リストを自身オブジェクトに保存する機能(図18)、レイアウト構造出力サーバから取得した、分析対象のレイアウト名を自身オブジェクトに保存する機能(図18)、レイアウト構造作成の命令を受け付ける機能(図22)を保持する。
図16に戻り、入力管理部は、使用ユーザを引数として、業務サーバ100に帳票ID取得メッセージを送る(2103)。また、入力管理部は、受け取った帳票IDを引数として、レイアウト構造出力サーバ200に項目リスト取得メッセージを送る。また、入力管理部は、依頼項目リストとレイアウト構造出力サーバ200から受け取った項目リストから依頼項目のうち検出できない未検出項目を取得する(2105)。さらに、入力管理部2103は、取得した未検出項目を引数にして、項目関連付け画面1700へ表示メッセージを送る(2106)。
図17は、図14の項目関連付け画面1700の一例を示す図である。
図17において、項目関連付け画面1700には、未検出項目一覧1701と、対応項目入力フィールド1702と、「選択」ボタン1703と、「戻る」ボタン1704と、「次へ」ボタン1705と、「キャンセル」ボタン1706とが配されている。
未検出項目一覧1701は、必要事項入力画面1600において入力された依頼項目名のうち、検出することができなかった項目の一覧である。対応項目入力フィールド1702は、未検出項目1701に対し、対応させる項目を入力させるフィールドである。「選択」ボタン1703は対応項目検索画面1800に遷移するためのボタンである。「戻る」ボタン1704は必要事項入力画面1600に遷移するためのボタンである。「次へ」ボタン1705は内容確認画面1900に遷移するためのボタンである。「キャンセル」ボタン1706は処理を終了するためのボタンである。
次に、項目関連付け画面1700上でユーザが対応項目を入力し、「次へ」ボタン1705が押下された場合のレイアウト構造出力システムの動作について説明する。
図18は、項目関連付け画面1700上で対応項目が入力された後のレイアウト構造出力システムの概略動作を表すシーケンスである。
図18において、ユーザ2101が項目関連付け画面1700上で対応項目を入力して「次へ」ボタンを押下すると(2201)、項目関連付け画面1700から入力管理部に登録メッセージが送信される(2202)。
入力管理部は、受け取った未検出項目と対応項目について置換処理を行い、未検出項目を対応項目で置換した依頼項目リストを新たに登録する(2203)。また、入力管理部は、管理されている帳票IDを引数にして、レイアウト構造出力サーバ200に分析対象のレイアウト名リスト取得メッセージを送る(2204)。また、入力管理部は、取得したレイアウト名リストを引数にして、内容確認画面2107に表示メッセージを送る(2205)。
図19は、図14における対応項目検索画面1800の具体例を示す図である。
図19において、対応項目検索画面1800には、キーワード入力フィールド1801と、「検索」ボタン1802と、ラジオボタン付き検索結果一覧1803と、「決定」ボタン1804と、「閉じる」ボタン1805とが配されている。
キーワード入力フィールド1801は任意の文字列を入力するテキストフィールドあり、「検索」ボタン1802が押下されることで、キーワードとして入力された文字列を検索キーワードとして、業務サーバ100に対して項目検索を実行する。ラジオボタン付き検索結果一覧1803は検索結果をリスト形式の一覧で表示するパネルである。「決定」ボタン1804はユーザによってラジオボタン付き検索結果一覧1803の中から選択された項目を、項目関連付け画面1700における対応項目1702として入力するボタンである。「閉じる」ボタン1805は対応項目検索画面1800を閉じるためのボタンである。
次に、対応項目検索画面1800上でユーザがキーワード検索を行った場合の動作と検索結果一覧から項目を選択し、「決定」ボタン1804が押下された場合のレイアウト構造出力システムの動作について説明する。
図20は、対応項目検索画面1800上で「決定」ボタン1804が押下された後のレイアウト構造出力システムの概略動作を表すシーケンスである。
図20において、ユーザが対応項目検索画面1800上でキーワードを入力して「検索」ボタンを押下すると(2301)、対応項目検索画面1800から業務サーバ100に、入力されたキーワードを引数にして項目の検索実行のメッセージが送られる(2302)。そして、業務サーバ100から検索でヒットした項目の検索結果リストが返される(2303)。
次に、ユーザが項目の検索結果リストから項目を選択して「決定」ボタンを押下すると(2304)、項目関連付け画面1700に対し、選択した対応項目を引数にして画面表示のメッセージが送信される(2305)。
図21は、図14における内容確認画面1900の具体例を示す図である。
図21において、内容確認画面1900には、依頼項目リスト表示1901と、分析対象のレイアウト一覧表示1902と、「戻る」ボタン1903と、「レイアウト構造出力」ボタン1904と、「キャンセル」ボタン1905とが配されている。
依頼項目リスト表示1901は、必要事項入力画面1600上でユーザにより入力された依頼項目名1602の内容及び項目関連付け画面1700上でユーザにより入力された対応項目1702の内容が反映された依頼項目リストの表示パネルである。分析対象のレイアウト一覧表示1902は、必要事項入力画面1600上でユーザにより入力された使用ユーザ1603の内容から抽出された、新規レイアウト構造を出力するために分析を行うレイアウト一覧の表示パネルである。
「戻る」ボタン1903は項目関連付け画面1700に遷移するためのボタンである。「レイアウト構造出力」ボタン1904は内容確認画面1900に表示されている内容からユーザに対して、新規レイアウト構造を表示するレイアウト構造出力画面2000に遷移するためのボタンである。「キャンセル」ボタン1905は処理を終了するためのボタンである。
次に、内容確認画面1900上でユーザがレイアウト構造出力ボタン1904を押下した場合のレイアウト構造出力システムの動作について説明する。
図22は、内容確認画面1900上で「レイアウト構造出力」ボタン1904が押下された後のレイアウト構造出力システムの概略動作を表すシーケンスである。
図22において、ユーザが「レイアウト構造出力」ボタン1904を押下すると、内容確認画面1900から入力管理部に対し、レイアウト構造作成メッセージが送られる(2401)。メッセージを受け取った入力管理部は、オブジェクト内部に管理されている新規レイアウト名、依頼項目リスト、分析対象のレイアウトを引数にして、レイアウト構造出力プログラム209に対して、実行処理メッセージを送る(2402)。レイアウト構造出力プログラム209は内部処理を実行した後、作成した新規レイアウト構造をレイアウト構造出力画面2000に表示するメッセージを送る(2404)。
図23は、図14のレイアウト構造出力画面2000の一例を示す図である。
図23において、レイアウト構造出力画面2000には、レイアウト構造名表示パネル2001と、ツリー型レイアウト構造表示パネル2002と、「戻る」ボタン2003と、「画像保存」ボタン2004と、「データベース登録」ボタン2005と、「印刷」ボタン2006とが配されている。
レイアウト構造名表示パネル2001は、必要事項入力画面1600において、ユーザによって入力された新規レイアウト名1601の内容が表示される。ツリー型レイアウト構造表示パネル2002は、新規レイアウトのレイアウト構造をツリー状に表現した画像を表示するパネルである。レイアウト構造は関連する項目同士を項目グループとしてまとめ、さらにグループ同士の関係をツリー状の階層構造によって表現する。なお、グループに属する項目が単一である場合には、グループを表現する箱型のアイコンは省略されている。レイアウト構造全体がレイアウト構造表示パネル2002に全て表示しきれない場合は、レイアウト構造表示パネル2002の右側全体にスクロールバーが自動的に表示される。
「戻る」ボタン2003は内容確認画面1900に遷移するためのボタンである。「画像保存」ボタン2004はツリー型レイアウト構造表示パネル2002に表示されているレイアウト構造を画像ファイルとして利用者端末300内のローカルディスクに保存するためのボタンである。「データベース登録」ボタン2005は上述した手順によって作成され、ツリー型レイアウト構造表示パネル2002に表示されているレイアウト構造に係る情報をレイアウト構造管理データベース201に登録するためのボタンである。「印刷」ボタン2006はツリー型レイアウト構造表示パネル2002に表示されているレイアウト構造の画像を利用者端末300に接続された印刷装置から印刷出力するためのボタンである。
上記実施の形態によれば、依頼項目リストと使用ユーザリストが入力され、入力された使用ユーザリストに基づいてレイアウト構造管理データベース201からレイアウト構造情報を取得する。そして、取得したレイアウト構造情報に基づいて、依頼項目リストの依頼項目に関連する依頼項目で構成された項目グループを作成する。そして、作成された項目グループ及び当該項目グループを構成する依頼項目の並び順を並べ替え、得られた結果から帳票のレイアウト構造を表示する。これにより、帳票のレイアウト担当者が、帳票を使用するユーザに馴染みのあるレイアウトを自動的に作成することができ、レイアウト担当者のレイアウト設計作業の工数を削減することができる。
本発明の目的は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給することによっても達成される。その場合、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行する。該記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク等を用いることができる。また、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±R、DVD−RAM、DVD±RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。また、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけではない。すなわち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。すなわち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは云うまでもない。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
100 業務サーバ
101 業務データベース
200 レイアウト構造出力サーバ
201 レイアウト構造管理データベース
202 項目−グループ−レイアウト関係管理テーブル
203 項目順管理テーブル
204 グループ階層レベル管理テーブル
205 帳票−レイアウト関係管理テーブル
206 項目情報管理テーブル
207 レイアウト情報管理テーブル
209 レイアウト構造出力プログラム
300 利用者端末
101 業務データベース
200 レイアウト構造出力サーバ
201 レイアウト構造管理データベース
202 項目−グループ−レイアウト関係管理テーブル
203 項目順管理テーブル
204 グループ階層レベル管理テーブル
205 帳票−レイアウト関係管理テーブル
206 項目情報管理テーブル
207 レイアウト情報管理テーブル
209 レイアウト構造出力プログラム
300 利用者端末
Claims (12)
- 帳票のレイアウト構造を示すレイアウト構造情報を少なくとも1つ記憶するレイアウト構造情報記憶手段と、
帳票を構成する項目情報と帳票を使用するユーザのユーザ情報を取得する項目情報取得手段と、
前記レイアウト構造情報記憶手段からレイアウト構造情報を取得するレイアウト構造情報取得手段と、
前記取得されたレイアウト構造情報に基づいて、前記取得された項目情報に関連する項目情報で構成されたグループ情報を作成するグループ情報作成手段と、
前記作成されたグループ情報及び当該グループ情報を構成する項目情報の並び順を並べ替える並べ替え手段と、
前記項目情報取得手段、前記レイアウト構造情報取得手段、前記グループ情報作成手段及び前記並べ替え手段により得られた結果から帳票のレイアウト構造を表示するレイアウト構造表示手段とを備えることを特徴とするレイアウト構造出力装置。 - 前記レイアウト構造情報取得手段は、前記取得されたユーザ情報のユーザリストに基づいてレイアウト構造情報を取得することを特徴とする請求項1記載のレイアウト構造出力装置。
- 前記グループ情報作成手段は、前記取得されたレイアウト構造情報から、前記取得された項目情報を含むグループ情報を全て取得し、当該グループ情報に含まれる項目情報数の総和及び当該グループ情報を含むレイアウトを使用している帳票の発行総数に基づいて第1のグループ情報を取得することを特徴とする請求項1又は2記載のレイアウト構造出力装置。
- 前記グループ情報作成手段は、前記取得された第1のグループ情報に含まれる共通項目に従ってグループ情報同士を結合することにより第2のグループ情報を前記グループ情報として作成することを特徴とする請求項3記載のレイアウト構造出力装置。
- 前記レイアウト構造表示手段は、帳票のレイアウト構造をツリー状の階層構造によって表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレイアウト構造出力装置。
- 帳票を構成する項目情報と帳票を使用するユーザのユーザ情報を取得する項目情報取得工程と、
帳票のレイアウト構造を示すレイアウト構造情報を少なくとも1つ記憶するレイアウト構造情報記憶手段からレイアウト構造情報を取得するレイアウト構造情報取得工程と、
前記取得されたレイアウト構造情報に基づいて、前記取得された項目情報に関連する項目情報で構成されたグループ情報を作成するグループ情報作成工程と、
前記作成されたグループ情報及び当該グループ情報を構成する項目情報の並び順を並べ替える並べ替え工程と、
前記項目情報取得工程、前記レイアウト構造情報取得工程、前記グループ情報作成工程及び前記並べ替え工程にて得られた結果から帳票のレイアウト構造を表示するレイアウト構造表示工程とを備えることを特徴とするレイアウト構造作成方法。 - 前記レイアウト構造情報取得工程は、前記取得されたユーザ情報のユーザリストに基づいてレイアウト構造情報を取得することを特徴とする請求項6記載のレイアウト構造作成方法。
- 前記グループ情報作成工程は、前記取得されたレイアウト構造情報から、前記取得された項目情報を含むグループ情報を全て取得し、当該グループ情報に含まれる項目情報数の総和及び当該グループ情報を含むレイアウトを使用している帳票の発行総数に基づいて第1のグループ情報を取得することを特徴とする請求項6又は7記載のレイアウト構造作成方法。
- 前記グループ情報作成工程は、前記取得された第1のグループ情報に含まれる共通項目に従ってグループ情報同士を結合することにより第2のグループ情報を前記グループ情報として作成することを特徴とする請求項8記載のレイアウト構造作成方法。
- 前記レイアウト構造表示工程は、帳票のレイアウト構造をツリー状の階層構造によって表示することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載のレイアウト構造作成方法。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレイアウト構造出力装置と、当該レイアウト構造出力装置に接続された情報処理装置とを備えるレイアウト構造出力システムにおいて、
前記情報処理装置は、帳票を構成する項目情報と帳票を使用するユーザのユーザ情報を入力する項目情報入力手段と、前記レイアウト構造出力装置からの画面情報により帳票のレイアウト構造を表示するレイアウト構造表示手段とを備えることを特徴とするレイアウト構造出力システム。 - 請求項6乃至10のいずれか1項に記載のレイアウト構造作成方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006186951A JP2008015830A (ja) | 2006-07-06 | 2006-07-06 | 帳票のレイアウト構造出力装置及びレイアウト構造作成方法、並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006186951A JP2008015830A (ja) | 2006-07-06 | 2006-07-06 | 帳票のレイアウト構造出力装置及びレイアウト構造作成方法、並びにプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=39072773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006186951A Pending JP2008015830A (ja) | 2006-07-06 | 2006-07-06 | 帳票のレイアウト構造出力装置及びレイアウト構造作成方法、並びにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008015830A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014164608A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Nec Corp | UI(UserInterface)設計支援装置、UI設計支援方法及びプログラム |
JP2018005445A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム |
JP2023501436A (ja) * | 2019-11-05 | 2023-01-18 | エンヴィジョン デジタル インターナショナル ピーティーイー.エルティーディー. | IoTデバイス、並びにそのサーバーおよび記憶媒体を管理するための方法および装置 |
-
2006
- 2006-07-06 JP JP2006186951A patent/JP2008015830A/ja active Pending
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