JP2003295971A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2003295971A
JP2003295971A JP2002094788A JP2002094788A JP2003295971A JP 2003295971 A JP2003295971 A JP 2003295971A JP 2002094788 A JP2002094788 A JP 2002094788A JP 2002094788 A JP2002094788 A JP 2002094788A JP 2003295971 A JP2003295971 A JP 2003295971A
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JP
Japan
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electronic device
housing
drive mechanism
drive
opening
Prior art date
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JP2002094788A
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Kazuo Sakamoto
一夫 坂本
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Denon Ltd
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Denon Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体を着脱可能な開口部を有する複数
の駆動機構ユニットを収納した電子機器において、小さ
な容積の筐体内に複数のより多くの駆動機構ユニット
(ドライブメカ)を収納可能な電子機器を提供する。 【解決手段】 記録媒体を着脱可能な開口部を有する
複数の駆動機構ユニットを収納した電子機器において、
記録媒体を記録再生する複数のドライブメカを電子機器
の筐体内により多く収納させるため筐体の前面板(上面
板)に傾斜部を或いは蛇腹状部を形成させて、この傾斜
部或いは蛇腹部にドライブメカを収納させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフレキシブルディス
クやMOディスク(Magnet Optical Di
sk)等の記録媒体を記録再生する駆動機構ユニットを
備える電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からフレキシブルディスクやMOデ
ィスク等の各種情報データを記録した記録媒体から情報
データを再生、或いは情報データを記録する様な記録媒
体を駆動する駆動機構ユニット(ディスクドライブメカ
以下ドライブメカと記す)を収納した電子機器として、
図7に示すようなものが知られている。
【0003】図7の電子機器1は略直方体状に形成した
箱型の筺体2の前面側を略長方形状のパネル3で閉蓋す
る様に覆っている。
【0004】パネル3には例えば、フレキシブルディス
ク等の磁気ディスク、或いはMO、CD−ROM等をカ
ートリッジ内に回動自在に枢着した記録媒体6が挿入可
能な開口部5を有する複数のドライブメカ4が配設され
ている。
【0005】図7の構成ではパネル3の上下側に各2個
のドライブメカ4を図示しない固定金具で並設固定して
いる。
【0006】上述の如き、従来の電子機器1の一例を図
8で説明する。図8では、電子機器1をパーソナルコン
ピュータ(以下CPUと示す)9のドライブメカ4とし
て使用した形態を示すものであり、CPU9の上にはL
CD(液晶表示装置)等のディスプレイ7が載置され、
各種操作用のキーボード8や図示しないマウス等がディ
スプレイ7の手前に配され、複数のドライブメカ4を有
する電子機器1がキーボード8の横に配設され、記録媒
体6をドライブメカ4の開口部5に着脱してCPU9の
駆動がなされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き、例えばC
PU9に使用する電子機器1は近年、省スペース化のた
め筺体2は小型化される傾向にあり、従来の構成では記
録媒体6を記録、再生するドライブメカ4を小さな面積
のパネル3に多数並設することが困難になっている。
【0008】また、多数のドライブメカ4を幅の狭いパ
ネル3に上下に整列配置すると、各ドライブメカ同志が
接近した状態で並設された状態となる。
【0009】即ち、図9に示す様に第1のドライブメカ
4aと第2のドライブメカ4bとは接近配置され、ドラ
イブメカ4a及び4bのケーシング10a及び10bの
両側面間の距離Dは極めて小さくなり、その対向する対
向面積S(斜線部分)は極めて大きくなる。
【0010】一方、第1及び第2のドライブメカ4a及
び4bには記録媒体6のディスクを駆動するためのモー
タや駆動回路を含むため各ドライブメカ4a及び4bが
放出した熱によって、近接したドライブメカ4a及び4
bの周囲の温度が上昇してしまいドライブメカ4a及び
4bを故障させる要因となる。
【0011】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、発明が解決しようとする課題は小さなスペ
ースの筺体内により多くの複数のドライブメカが配設可
能な電子機器を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器は、記
録媒体を着脱可能な開口部を有する複数の駆動機構ユニ
ットを収納した電子機器であって、上記駆動機構ユニッ
トの開口部を上記電子機器の筐体の傾斜部に設け、該傾
斜部を前方に向くように配設したことを特徴とする。
【0013】又、筐体は形成した傾斜部を三角波状又は
鋸歯波状或いは台形状と成して筐体の1側面を蛇腹状と
成したものである。
【0014】本発明の電子機器に依れば電子機器筐体の
小型化を妨げることなく多くのドライブメカを収納可能
な電子機器を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子機器の一実施
の形態を説明する。図1は本発明の一実施例の電子機器
を示す斜視図、図2は本発明の一実施例の電子機器をパ
ーソナルコンピュータ(CPU)の記録用駆動部として
使用した場合の全体構成を示す斜視図である。以下、図
7及び図8との対応部分には同一符号を付して説明す
る。
【0016】図1の電子機器は図7と同様にMOディス
ク等の記録媒体6を駆動する記録再生部を備える複数の
駆動機構ユニット(ドライブメカ)4を筐体2内に有す
る。
【0017】図1に示す筐体10の大きさは図7で説明
した略直方体状に形成した筐体2と略同一の大きさを有
する様に略直方体の箱形に形成される。
【0018】筐体2は金属或いは合成樹脂等で形成され
た長方形状の左右側板10L、10Rと、同じく長方形
状に形成され手前の右側板10R側から鋸歯状波部11
が形成された上面板10U及び底板10Bと、略長方形
状に形成された背面板10Aと、右側板10Rから屏風
を開いた様な襞状蛇腹部12が形成された略長方形状の
前面板10Fとを略直方体状に構成している。
【0019】底板10Bと上面板10Uに形成した鋸歯
状部11の立ち上がり部間に形成されるパネル13a乃
至13cは底板10Bと上面板10Uに対し、垂直であ
り、背面板10Aに対して一定角度θ(例えば30°)
傾く様に傾斜する傾斜部を形成している。
【0020】これら、パネル13a乃至13cには上下
にMOディスクのドライブメカ4を着脱可能になし、図
示しない固定金具で保持される。前面板10Fに形成し
た蛇腹部12の傾斜部を構成するパネル13a乃至13
cは操作者側から視て斜め前向と成る様に配置される。
【0021】図1の構成では6個のドライブメカ4は左
側板10L或いは背面板10Aの方向に挿入される。
【0022】各ドライブメカ4の前面に設けた開口部5
には所定の記録媒体6が着脱自在と成されている。
【0023】図2は図1の電子機器1をCPU9のドライ
ブメカ4として用い、筐体2を縦型に配置した場合の組
合わせ状態を示す。図2では操作部となるキーボード8
の横に配置する。
【0024】上述の如き電子機器1の配置によるとドラ
イブメカ4の開口部5が背面板10Aに対しθ=30°
傾いたパネル13a乃至13cは斜め前向きとなってい
るので記録媒体6の着脱操作はドライブメカ4の開口部
5から筐体2の背面板10Aに対しθ=30°の角度で
行うことができる。依って、CPU9を操作する者はキー
ボード8の手前で作業する場合記録媒体6をドライブメ
カ4の開口部5から容易に出し入れすることができる。
【0025】上述の構成ではMOディスク用のドライブメ
カ4について説明したがドライブメカ4はフレキシブル
ディスク或いはリムーバブル型のハードディスクでもよ
いことは明らかである。
【0026】上述の図2の構成では電子機器1をディス
プレイ7及びキーボード8の横に縦置きで配置した場合
を説明したが、図3の様に電子機器1を横置きとするこ
とも出来る。
【0027】図3の場合、電子機器1を構成する筐体2
は図1に示す背面板10Aは本例では底板となり、左右
側板10L及び10Rは前面板及び背面板となり、底板1
0B及び上面板10Uは左右側板となり、前面板10F
は上面板となるが、この様な横置きでは電子機器1の筐
体2の前方にキーボード8を配置し、筐体2の上面板
(前面板)10Fの蛇腹部12の後方に設けられた平坦
部にディスプレイ7を配設する様に成せば、パネル13
a乃至13cの開口部5は上方に傾いて前方を向くため
底板(背面板)10Aに対しθ度傾けた斜め上方からC
PU9の操作者が記録媒体6の着脱を容易行うことがで
きる。
【0028】上述の電子機器1の前面板(上面板)10
F上に形成した蛇腹部12の鋸歯状部11の波形断面図
を拡大して示すと図4(A)の如く三角波状の立ち上り
部14に対し、立ち下がり部15の辺が長くなった二等
辺三角形状としたが図4(B)に示す様に立ち上がり部
14と立ち下がり部15の辺を等しくした正三角形状と
してもよい。
【0029】図4(C)は蛇腹部12の形状を完全な鋸
歯状と成した場合である。
【0030】図4(D)は図4(C)と同様に蛇腹部1
2を鋸歯状と成し、立ち下がり部15、15′15”の
辺の長さを順次変化させた場合である。この場合パネル
13a乃至13c、即ち、開口部5の傾斜角θa、θ
b、θcは角度が異なって来るが、開口部5の中心を通
る角度のθa、θb、θcの延長線上は1点で交わるた
め、この交点をCPU9の操作者の視点等に合わせれば
着脱し易い電子機器が得られる。
【0031】図4(E)及び(F)に示す蛇腹部12の
断面は傾斜部に台形の1部を用いた構成としたものであ
り、図4(E)は正負の台形波が連続する様な蛇腹部1
2と成し、立ち上がり部の14に開口部5を穿ったもの
であり、図4(F)は正(負)の台形波の立ち上り部1
4に開口部5を穿った場合を示している。
【0032】即ち、本発明の蛇腹部12の傾斜部は断面
が三角波、鋸歯状、台形波等の傾斜部を利用することが
できる。
【0033】図5(A)(B)は本発明の電子機器の他
の実施例を示すものである。図5(A)(B)は共に縦
型に配置した構成を示しているが図3と同様に横型に配
置することもできる。
【0034】図5(A)の場合は1山の鋸歯状部と1つ
の傾斜部18を組合わせた場合であり、図5(B)は1
つの傾斜部18だけの場合である。これらの電子機器1
の筐体2では前面板10Fに形成する傾斜角度θ1、θ
2、を鋭角になる様にとってドライブメカ4の先端が左
側板10F方向(筐体の長手方向)に向く様に成すこと
で幅方向(右左側板10L、10Rの短辺方向)を小さ
く出来て小型化を図ることができる。
【0035】本発明の叙上の電子機器1に依れば、図6
に示す様に、近接して配設された、例えば、第1のドラ
イブメカ4aと第2のドライブメカ4bが互いに近接距
離Dで互いにずれた状態で並設されている場合の対向面
積S′(斜線部分)は従来の図9で説明した第1及び第
2のドライブメカ4a及び4bが並設して近接配置され
ている場合の対向面積S(斜線部分)に比べて小さくな
るため通風が良好となり、近接配置された第1及び第2
のドライブメカ4a及び4bで発生する熱による温度上
昇を抑制する点で有利となる。例えば筐体2の内部を冷
却する回転ファンを備えている場合、回転ファンによる
風力を減少させることができるので回転ファンの回転速
度を低速化し、回転ファンから発生する騒音を押さえる
ことができ、電子機器1の周囲を快適な操作環境とする
ことができる。
【0036】
【発明の効果】本発明の電子機器に依れば、小さな筐体
で多くのドライブメカを内蔵可能となり、近接配置した
ドライブメカ同志が互いに対向して重なり合う対向面積
を少なくすることができるので、通風が良好となり、回
転ファンの低速化が可能となり、操作環境を改善可能な
ものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子機器の全体の構成を示
す傾斜図である。
【図2】本発明の一実施例の電子機器をパーソナルコン
ピュータの記録再生部に適用した場合の配設状態を示す
傾斜図である。
【図3】本発明の一実施例の電子機器をパーソナルコン
ピュータの記録再生部に適用した場合の他の配設状態を
示す傾斜図である。
【図4】本発明の一実施例の電子機器の筐体の前面板
(上面板)に形成する蛇腹部の種々の形状を示す側断面
図である。
【図5】本発明の電子機器の他の実施例を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明の一実施例の電子機器の筐体に配設され
るドライブメカを説明するための傾斜図である。
【図7】従来の電子機器の全体的構成を示す斜視図であ
る。
【図8】従来の電子機器をパーソナルコンピュータの記
録再生部に適用した場合の配設状態を示す斜視図であ
る。
【図9】従来の電子機器の筐体に配設するドライブメカ
の傾斜図である。
【符号の説明】
1‥‥電子機器、2‥‥筐体、3、3a〜3c‥‥パネ
ル、4、4a、4b‥‥ドライブメカ、5‥‥開口部、
6‥‥記録媒体、7‥‥ディスプレイ、8‥‥キーボー
ド、9‥‥パーソナルコンピュータ(CPU)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を着脱可能な開口部を有する
    複数の駆動機構ユニットを収納した電子機器であって、
    上記駆動機構ユニットの開口部を上記電子機器の筐体の
    傾斜部に設け、該傾斜部を前方に向くように配設したこ
    とを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記筐体の前記傾斜部を三角波状又は
    鋸歯状或いは台形波状としたことを特徴とする請求項1
    記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記筐体の操作者対向面側に蛇腹部を
    形成し、該蛇腹部を形成する傾斜部に複数の駆動機構ユ
    ニットを収納したことを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 前記筐体を直方体状とし、筐体を縦或
    いは横置きする様にしたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれか1項記載の電子機器。
JP2002094788A 2002-03-29 2002-03-29 電子機器 Withdrawn JP2003295971A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006123591A1 (ja) * 2005-05-15 2006-11-23 Sony Computer Entertainment Inc. 電子機器

Cited By (2)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607