JP2009199698A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子装置の耐衝撃性を確保しつつ電子装置の筐体への組み込み作業や交換作業の効率化を図る上で有利な電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器10は、外装を構成する筐体12と、筐体12の内部に収容されたハードディスクドライブ14と、複数のローラ30などを含んで構成されている。筐体12の内部にケース16を収容する収容室24が設けられている。開口部26には開口部26を開閉する矩形板状の蓋体28がねじなどを介して着脱可能に設けられている。複数のローラ30は筐体12の内部に回転可能に設けられている。各ローラ30の外周面は、衝撃を緩和する材料からなりケース16の収容室24への収容および収容室24から筐体12外への取り出しを案内するもので、各ローラ30の外周面がケース16に接触した状態でケース16が収容室24に収容される。
【選択図】図1

Description

本発明は筐体と、筐体の内部に収容された電子装置とを備える電子機器に関する。
ハードディスクドライブ(HDD)からなる電子装置を筐体に収容することで可搬性を持たせた携帯用の電子機器(情報記録装置)が提供されている。
このような電子機器は、パーソナルコンピュータやビデオカメラ等のホスト機器と接続して情報の記録や再生を行うために用いられている。
ところで、このような電子機器においては、ホスト機器から取り外して携帯した際の落下等による衝撃から筐体内部のハードディスクドライブを保護することが必要であることから、ハードディスクドライブのケースが筐体内部に緩衝部材を介して固定される構造となっている。
このような電子機器の具体的構成として、例えば、図7に示すように、ハードディスクドライブ100のケース102の側面と筐体104との間にフレーム状の緩衝部材106が設置された構造が提案されている(特許文献1参照)。
あるいは、図8に示すように、ハードディスクドライブ100のケース102の四隅と筐体104との間にキャップ状の緩衝部材110が設置された構造が提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−51183 特開2004−134036
しかしながら、上記従来技術では、ハーディスクドライブを筐体に収納する前にあらかじめハーディスクドライブのケースに複数の緩衝部材を装着する必要があるため、ハーディスクドライブの筐体への組み込み作業、あるいは、ハードディスクドライブの交換作業に手間がかかり、作業性の向上を図る上で不利があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、電子装置の耐衝撃性を確保しつつ電子装置の筐体への組み込み作業や交換作業の効率化を図る上で有利な電子機器を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、筐体と、前記筐体の内部に収容された電子装置とを備え、前記電子装置は、ケースと、該ケース内に収容された電子部とを備える電子機器であって、前記筐体の内部に前記ケースを収容する収容室が設けられ、前記ケースの前記収容室への収容および前記収容室から前記筐体外への取り出しを案内するように前記収容室に外周面を臨ませて複数のローラが回転可能に前記筐体の内部に設けられ、前記複数のローラの外周面が前記ケースに接触した状態で前記ケースが前記収容室に収容され、前記複数のローラの外周面は、衝撃を緩和する材料で構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、その外周面が衝撃を緩和する材料からなりケースの収容室への収容および収容室から筐体外への取り出しを案内する複数のローラを回転可能に設け、複数のローラの外周面がケースに接触した状態でケースが収容室に収容されるようにしたので、電子装置の耐衝撃性を確保しつつ電子装置の筐体への組み込み作業や交換作業の効率化を図る上で有利となる。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施の形態の電子機器10の分解斜視図、図2は本実施の形態の電子機器10の組み立て説明図、図3は図2のXX線断面図、図4は図2のYY線断面図、図5はローラ30の斜視図である。
本実施の形態では、電子機器10は携帯用の情報記録装置であり、電子装置はハードディスクドライブ14である。また、電子部はハードディスクドライブ14を構成する複数の電子部品を含んで構成されている。
図1、図2に示すように、電子機器10は、該電子機器10の外装を構成する筐体12と、筐体12の内部に収容されたハードディスクドライブ14と、複数のローラ30などを含んで構成されている。
ハードディスクドライブ14はケース16を有している。
ケース16には、電子部が収容されている。
電子部はハードディスクドライブ14を構成する複数の電子部品を含んで構成されている。
電子部は、具体的には、図示しないが、磁気ディスクと、該磁気ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、磁気ディスクに対して情報の記録および再生を行う磁気ヘッドと、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径方向に移動させるシーク機構と、磁気ヘッドを介して磁気ディスクに対して情報の記録再生を行う記録再生回路と、それらスピンドルモータ、磁気ヘッド、シーク機構、記録再生回路などの制御を行う制御回路などを含んで構成されている。
図3、図4に示すように、ケース16は、高さと、この高さよりも大きな寸法の幅と、この幅よりも大きな寸法の奥行きとを有する扁平な矩形板状を呈している。
ケース16の高さ方向の両側に、互いに平行な上面16A、下面16Bが位置している。
ケース16の幅方向の両側に、互いに平行な左右の側面16C、16Dが位置している。
ケース16の奥行き方向の両側に、互いに平行な前面16Eおよび後面16Fが位置している。
ケース16の前面16Eに、前記磁気ディスクに対する情報の記録および再生を行うためのデータ信号を伝達し、また、前記電子部に対して動作用の電源を供給するための電子装置側コネクタ18が設けられている。
電子装置側コネクタ18は、後述する内側コネクタ20に対して可撓性を有するケーブル22あるいはフレキシブル基板22を介して接続されている。
図3、図4に示すように、筐体12は、ケース16よりも一回り大きな扁平な矩形板状を呈している。
筐体12の内部にケース16を収容する収容室24が設けられている。
より詳細に説明すると、筐体12の高さ方向の両側に、互いに平行な上壁12A、下壁12Bが位置している。
筐体12の幅方向の両側に、互いに平行な左右の側壁12C、12Dが位置している。
筐体12の奥行き方向の後側に後壁12Fが位置している。
筐体12の奥行き方向の前側に位置する筐体12の表面に、収容室24の開口部26が設けられ、開口部26は矩形状を呈している。
収容室24は、上壁12A,下壁12B、左右の側壁12C、12D、開口部26に取着された蓋体26、後壁12Fによって形成される。
収容室24は、高さと、この高さよりも大きな寸法の幅と、この幅よりも大きな寸法の奥行きとを有する扁平な矩形板状の空間として形成されている。
筐体12の奥行き方向の前側に位置する箇所に、開口部26を開閉する矩形板状の蓋体28がねじなどを介して着脱可能に設けられる。
蓋体28が収容室24に臨む箇所に内側コネクタ20が設けられ、蓋体28が収容室24の反対側(外側)に臨む箇所に外側コネクタ21が設けられ、内側コネクタ20と外側コネクタ21は電気的に接続されている。
ホスト機器が図示しない接続ケーブルを介して外側コネクタ21に接続されることで、該ホスト機器とハードディスクドライブ14の電子部とが、前記接続ケーブル、外側コネクタ21、内側コネクタ20、ケーブル22あるいはフレキシブル基板22を介して電気的に接続され、これにより、ホスト機器とハードディスクドライブ14の電子部との間でデータ信号および電源の授受がなされる。
なお、筐体12の外部からの衝撃が加わり収容室24内でハードディスクドライブ14(ケース16)が動いたとしても、前述したように電子装置側コネクタ18と内側コネクタ20とが可撓性を有するケーブル22あるいはフレキシブル基板22を介して接続されているため、電子装置側コネクタ18および内側コネクタ20に無理な力が掛かることが防止されている。
複数のローラ30は筐体12の内部に回転可能に設けられている。
各ローラ30は、ケース16の収容室24への収容および収容室24から筐体12外への取り出しを案内するもので、外周面を収容室24に臨ませて設けられている。
そして、各ローラ30の外周面がケース16に接触した状態でケース16が収容室24に収容され、各ローラ30の外周面は、衝撃を緩和する材料で構成されている。
本実施の形態では、各ローラ30は、収容室24の奥行き方向の両側において、それぞれ高さ方向の両側および幅方向の両側にそれぞれ設けられている。
より具体的には、ケース16の上面16Aの四隅にそれぞれローラ30が接触し、また、ケース16の下面16Bの四隅にそれぞれローラ30が接触し、また、ケース16の側面16C、16Dの前後部にそれぞれローラ30が接触するように設けられている。
本実施の形態では、ケース16の収容室24への収容および収容室24から筐体12外への取り出しは、筐体12の開口部26を介して行なわれる。
ローラ30は、図5に示すように、筐体12の内部で支持される支軸32と、衝撃を緩和する材料からなり支軸32上に設けられ前記外周面を形成する回転用部材34とで構成されている。
回転用部材34の形状は、円筒状であってもよく、あるいは、円盤状であってもよく、あるいは、球状であってもよく、従来公知のさまざまな構造が採用可能である。
前記衝撃を緩和する材料として弾性を有するゴムあるいはゲルを用いることができる。
このようなゴムとして、例えば、市販品である株式会社イノアックコーポレーションの商品名ポロン、あるいは、内外ゴム株式会社の商品名ハネナイトなどが使用可能である。
また、このようなゲルとして、例えば、市販品である株式会社ジェルテックの商品名αゲル、βゲル、θゲルなどが使用可能である。
また、各ローラ30を筐体12の内部で回転可能に支持する構成としては従来公知のさまざまな軸受け機構が採用可能である。
例えば、ローラ30の支軸32と回転用部材34が一体的に取着され、支軸32が筐体12の内部に設けられたフレームなどの軸受け孔で回転可能に支持されていてもよい。
あるいは、ローラ30の支軸32に回転用部材34が回転可能に支持され、支軸32が筐体12の内部に設けられたフレームなどに取着されていてもよい。
なお、回転用部材34を構成する材料としてゲルを用いる場合、回転用部材34がケース16の表面に当接する箇所を、すなわち回転用部材34の外周面を、粘着性を有しない可撓性を有する材料から構成されたフィルム状の部材で覆うと、ゲルで構成された回転用部材34の外周面がケース16の表面に接触して粘着することを防止できケース16の収容室24への挿入、取り出しを円滑に行う上で好ましい。
また、本実施の形態では、ケース16が収容室24へ収容される方向および収容室24から取り出しされる方向における収容室24の箇所に、衝撃を緩和する材料からなり収容室24に収容されたケース16に接触する衝撃緩和部材36が設けられている。
すなわち、図3、図4に示すように、蓋体28が収容室24に臨む箇所に、ケース16の前面16Eに接触する衝撃緩和部材36が設けられ、開口部26に対向する収容室24の後壁12Fの箇所に、収容室24に収容されたケース16の後面16Fに接触する衝撃緩和部材36が設けられている。
これにより、収容室24内において、収容室24の奥行き方向、高さ方向、幅方向の何れの方向においても衝撃を緩和する部材がケース16に接触した状態でケース16が収容室24に収容されるように構成されている。
前記衝撃を緩和する材料としてローラ30の部材34と同様の材料が採用可能である。
本実施の形態では、衝撃緩和部材36は、ケース16の前面16E、後面16Fの幅方向の両側に接触するように設けられている。
次に電子機器10の組み立てについて説明する。
予め、筐体12の開口部26から蓋体28が取り外され、開口部26が開放されているものとする。
ハードディスクドライブ14のケース16の後面16Fを開口部26に臨ませて、開口部26を介して収容室24に挿入し、筐体12の後壁12Fに向けて押し込む。
すると、各ローラ30の外周面がケース16の上面16A,下面16B、左右の側面16C,16Dにそれぞれ接触すると共に、各ローラ30はケース16の移動に追従して回動され、したがって、ケース16の収容室24への挿入が円滑に行われる。
ケース16の後面16Fが筐体12の後壁12Fに取着された衝撃緩和部材36に当接したならば、電子装置側コネクタ18と内側コネクタ20とをケーブル22あるいはフレキシブル基板22を介して接続する。
次いで、蓋体28に取着された衝撃緩和部材36をケース16の前面16Eに当接させた状態で蓋体28を開口部26にねじなどで取着する。
これにより電子機器10の組み立てが完了する。
電子機器10の組み立てが完了した状態で、ケース16は収容室24内において、ケース16の上面16A,下面16B、左右の側面16C,16Dが各ローラ30の外周面を介して筐体12の上壁12A,下壁12B、左右の側壁12C,12Dで支持され、かつ、ケース16の前面16E,後面16Fが衝撃緩和部材36を介して筐体12の蓋体28、後壁12Fに支持される。
したがって、電子機器10が落下するなどして外部から衝撃が加わると、その衝撃は各ローラ30および衝撃緩和部材36によって吸収され緩和され、ハードディスクドライブ14の耐衝撃性が確保される。
次に、筐体12からハードディスクドライブ14を取り出す場合について説明する。
まず、蓋体28を筐体12の開口部26から取り外し、電子装置側コネクタ18からケーブル22あるいはフレキシブル基板22を取り外す。
次いで、ケース16を把持して開口部26から抜き出す。
この際、各ローラ30の外周面がケース16の上面16A,下面16B、左右の側面16C,16Dにそれぞれ接触すると共に、各ローラ30はケース16の移動に追従して回動され、したがって、ケース16の収容室24からの取り出しが円滑に行われる。
以上説明したように本実施の形態によれば、筐体12の内部に、その外周面が衝撃を緩和する材料からなりケース16の収容室24への収容および収容室24から筐体16外への取り出しを案内する複数のローラ30を回転可能に設け、複数のローラ30の外周面がケース16に接触した状態でケース16が収容室24に収容されるようにしたので、電子機器10の耐衝撃性を確保しつつハードディスクドライブ14の筐体12への組み込み作業や交換作業の効率化を図る上で有利となる。
特に、電子機器10が放送局などの業務目的で使用されるものであり大量の画像データなどを記録再生する情報記録装置の場合、頻繁にハードディスクドライブ14を入れ替えて使用することが要求されるが、本発明によれば、ハードディスクドライブ14の筐体12への交換作業の効率化が図れるため、電子機器10の利用価値、商品価値を高める上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態で説明したように、筐体12の収容室24内において複数のローラ30を介してハードディスクドライブ14のケース16を支持することで、筐体12の外部から加わる衝撃を緩和することができる。
ここで、ローラ30の支軸32上に設けられた回転用部材34を構成する材料は、ばね定数が小さいものの方が前記衝撃を吸収緩和する上で有利となる。
一方、ハードディスクドライブ14は、前記スピンドルモータの回転動作や前記シーク機構による磁気ヘッドのシーク動作に伴って自励振動が発生する。この自励振動が大きくなると、磁気ヘッドのシーク時間の低下などのハードディスクドライブ14の性能低下を招く不利がある。
ここで、回転用部材34を構成する材料は、ばね定数が大きいものの方が前記自励振動を吸収緩和する上で有利となる。
したがって、回転用部材34を構成する材料のばね定数を、前記衝撃を吸収緩和しかつ前記自励振動を吸収緩和する上で有利な数値に設定することが好ましいが、単一の材料を用いた場合、ばね定数を所望の数値に設定することは必ずしも容易とはいえない。
そこで、第2の実施の形態では、回転用部材34を2層構造とすると共に第1、第2の部材34A、34Bの材料のばね定数を異ならせることで、筐体12の外部から加わる衝撃を効果的に吸収しつつ、かつ、ハードディスクドライブ14の自励振動を効果的に抑制できるようにした。
図6は第2の実施の形態におけるローラ30の斜視図であり、以下の実施の形態では第1の実施の形態と同様あるいは対応する部分、部材には同一の符号を付して説明する。
図6に示すように、第2の実施の形態は、支軸32上に設けられた回転用部材34が半径方向内側に設けられた第1の部材34Aと、第1の部材34Aの外周に設けられた第2の部材34Bとの2層構造で構成されている。
第1の部材34Aと第2の部材34Bとは、衝撃を緩和する互いにばね定数が異なる材料で構成されている。
第1の部材34Aと第2の部材34Bとのうちの一方の部材の材料を、筐体12の外部から加わる衝撃を効果的に吸収緩和する上で有利なばね定数を有する材料で構成し、第1の部材34Aと第2の部材34Bとのうちの他方の部材の材料を、ハードディスクドライブ14の自励振動を効果的に吸収緩和する上で有利なばね定数を有する材料で構成する。
筐体12の外部から加わる衝撃を効果的に吸収緩和する上で有利なばね定数を有する材料としては、例えば、ばね定数が比較的小さいゲルが採用可能であり、ハードディスクドライブ14の自励振動を効果的に吸収緩和する上で有利なばね定数を有する材料としては、例えば、ばね定数が比較的大きなゴムが採用可能である。
第1、第2の部材34A、34Bを構成する材料としてゴムとゲルとを用いる場合、ケース16の表面に当接する第2の部材34Bとしてゴムを用い、第1の部材34Aとしてゲルを用いると、ゲルで構成された第1の部材34Aがケース16の表面に接触して粘着することを防止できケース16の収容室24への挿入、取り出しを円滑に行う上で好ましい。
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、第1、第2の部材34A、34Bを、筐体12の外部から加わる衝撃を効果的に吸収緩和する上で有利なばね定数を有する材料と、ハードディスクドライブ14の自励振動を効果的に吸収緩和する上で有利なばね定数を有する材料とでそれぞれ構成することにより、筐体12の外部から加わる衝撃を効果的に吸収緩和しつつ、かつ、ハードディスクドライブ14の自励振動を効果的に吸収緩和する上で有利となる。
また、第2の実施の形態では、支軸32上に設けられた回転用部材34が半径方向内側に設けられた第1の部材34Aと、第1の部材34Aの外周に設けられた第2の部材34Bとの2層構造で構成されている場合について説明したが、回転用部材34をばね定数がそれぞれ異なる3つ以上の部材を重ね合わせて3層以上の構造としてもよい。
なお、実施の形態では、電子機器10の筐体12の収容室24に収容する電子装置がハードディスクドライブ14である場合について説明したが、電子装置として、光ディスクドライブや半導体メモリなど、衝撃を緩和する必要がある従来公知のさまざまな電子装置を用いることができる。
また、実施の形態では、電子機器10が電子装置としてのハードディスドライブ14を備える情報記憶装置である場合について説明したが、本発明は従来公知のさまざまな電子装置を筐体の収容室に備える電子機器、例えば、ハードディスクドライブを備えるビデオカメラやノートブック型パーソナルコンピュータなどに広く適用可能である。
第1の実施の形態の電子機器10の分解斜視図である。 第1の実施の形態の電子機器10の組み立て説明図である。 図2のXX線断面図である。 図2のYY線断面図である。 第1の実施の形態におけるローラ30の斜視図である。 第2の実施の形態におけるローラ30の斜視図である。 従来の電子機器の一例を示す断面図である。 従来の電子機器の他の例を示す分解斜視図である。
符号の説明
10……電子機器、12……筐体、14……電子装置、16……ケース、24……収容室、30……ローラ。

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に収容された電子装置とを備え、
    前記電子装置は、ケースと、該ケース内に収容された電子部とを備える電子機器であって、
    前記筐体の内部に前記ケースを収容する収容室が設けられ、
    前記ケースの前記収容室への収容および前記収容室から前記筐体外への取り出しを案内するように前記収容室に外周面を臨ませて複数のローラが回転可能に前記筐体の内部に設けられ、
    前記複数のローラの外周面が前記ケースに接触した状態で前記ケースが前記収容室に収容され、
    前記複数のローラの外周面は、衝撃を緩和する材料で構成されている、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記ローラは、前記筐体の内部で支持される支軸と、衝撃を緩和する材料からなり前記支軸上に設けられ前記外周面を形成する回転用部材とで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記収容室は、高さと、この高さよりも大きな寸法の幅と、この幅よりも大きな寸法の奥行きとを有する扁平な板状の空間として形成され、
    前記ローラは、前記奥行き方向の両側において、それぞれ前記高さ方向の両側および前記幅方向の両側にそれぞれ設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記ケースが前記収容室へ収容される方向および前記収容室から取り出しされる方向における前記収容室の箇所に、衝撃を緩和する材料からなり前記収容室に収容されたケースに接触する衝撃緩和部材が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記ケースの前記収容室への収容および前記収容室から前記筐体外への取り出しは、前記筐体の表面に設けられた開口部を介して行なわれ、
    前記開口部を開閉する蓋体が設けられ、
    前記開口部に対向する前記収容室の箇所および前記蓋体が前記収容室に臨む箇所に、衝撃を緩和する材料からなり前記収容室に収容されたケースに接触する衝撃緩和部材が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記電子装置はハードディスクドライブである、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
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