JPH05135560A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH05135560A JPH05135560A JP3298724A JP29872491A JPH05135560A JP H05135560 A JPH05135560 A JP H05135560A JP 3298724 A JP3298724 A JP 3298724A JP 29872491 A JP29872491 A JP 29872491A JP H05135560 A JPH05135560 A JP H05135560A
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- reproducing
- housing
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- reproducing apparatus
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/12—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
- G11B33/121—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B25/00—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
- G11B25/04—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
- G11B25/043—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ２．５インチ以下の磁気記録再生装置の薄型
化に伴う強度不足を解消し、更に電気回路基板を保護す
る。 【構成】 磁気記録再生装置の匡体の裏側に箱状部分を
設け、匡体の断面係数を大きくすることによって匡体の
強度を確保する。更に、箱状部分に電気回路基板を配置
し、密閉することによって外部との接触による事故を防
止する。
化に伴う強度不足を解消し、更に電気回路基板を保護す
る。 【構成】 磁気記録再生装置の匡体の裏側に箱状部分を
設け、匡体の断面係数を大きくすることによって匡体の
強度を確保する。更に、箱状部分に電気回路基板を配置
し、密閉することによって外部との接触による事故を防
止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータの外部記憶
装置として使用する磁気記録再生装置において、磁気記
録再生装置を着脱可能とする磁気記録再生装置に関する
ものである。
装置として使用する磁気記録再生装置において、磁気記
録再生装置を着脱可能とする磁気記録再生装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、携帯用コンピュータの外部記憶装
置として使用される磁気記録再生装置の記録容量は格段
に向上してきた。携帯用コンピュータの小型化、軽量化
にともない、さらに軽量で小型の磁気記録再生装置が望
まれるとともに、コンピュータ本体から着脱可能な磁気
記録再生装置が望まれている。
置として使用される磁気記録再生装置の記録容量は格段
に向上してきた。携帯用コンピュータの小型化、軽量化
にともない、さらに軽量で小型の磁気記録再生装置が望
まれるとともに、コンピュータ本体から着脱可能な磁気
記録再生装置が望まれている。
【０００３】以下図面を参照しながら、上記した従来の
磁気記録再生装置の一例について説明する。
磁気記録再生装置の一例について説明する。
【０００４】図５は従来の磁気記録再生装置の構造を１
部断面にて示すものである。図５において、１は磁気記
録再生媒体で、少なくとも１枚以上がスピンドルモータ
２に固定されている。スピンドルモータ２は磁気記録再
生媒体１を回転駆動する。３はトランスデューサで通常
磁気記録再生媒体１の各面に１つ配置されている。４は
移動手段でトランスデューサ３を磁気記録媒体１の面上
の任意の位置に位置決めし、情報の記録再生を行う。５
は箱状の匡体でスピンドルモータ２と移動手段４が固定
され、さらにカバー６によって密閉構造となっている。
７は電気回路基板で４個のネジ部材８によって匡体５に
固定されている。匡体５は側面に固定部分９を有し、中
間部材１０を介してコンピュータ本体１１に固定されて
いる。
部断面にて示すものである。図５において、１は磁気記
録再生媒体で、少なくとも１枚以上がスピンドルモータ
２に固定されている。スピンドルモータ２は磁気記録再
生媒体１を回転駆動する。３はトランスデューサで通常
磁気記録再生媒体１の各面に１つ配置されている。４は
移動手段でトランスデューサ３を磁気記録媒体１の面上
の任意の位置に位置決めし、情報の記録再生を行う。５
は箱状の匡体でスピンドルモータ２と移動手段４が固定
され、さらにカバー６によって密閉構造となっている。
７は電気回路基板で４個のネジ部材８によって匡体５に
固定されている。匡体５は側面に固定部分９を有し、中
間部材１０を介してコンピュータ本体１１に固定されて
いる。
【０００５】以上のように構成された磁気記録再生装置
について、以下その作用について説明する。
について、以下その作用について説明する。
【０００６】スピンドルモータ２は通常３６００ｒｐｍ
程度の一定回転数で磁気記録再生媒体１を回転駆動す
る。移動手段４の先端に柔軟支持部材１２を介して固定
されたトランスデューサ３は、磁気記録再生媒体１の回
転にともなって発生する空気流によって通常０．１μｍ
程度の隙間をもって磁気記録再生媒体１の面上を浮上し
ている。従って、匡体５の内部の空気は清浄さを保つ必
要があり、そのため匡体５はカバー６によって外部の微
少な塵が混入しないように密閉されている。トランスデ
ューサ３は磁気記録再生媒体１の面上を浮上しながら移
動手段４によって磁気記録媒体１のデータ領域の任意の
位置に位置決めされ、磁気記録媒体１との情報交換を行
う。
程度の一定回転数で磁気記録再生媒体１を回転駆動す
る。移動手段４の先端に柔軟支持部材１２を介して固定
されたトランスデューサ３は、磁気記録再生媒体１の回
転にともなって発生する空気流によって通常０．１μｍ
程度の隙間をもって磁気記録再生媒体１の面上を浮上し
ている。従って、匡体５の内部の空気は清浄さを保つ必
要があり、そのため匡体５はカバー６によって外部の微
少な塵が混入しないように密閉されている。トランスデ
ューサ３は磁気記録再生媒体１の面上を浮上しながら移
動手段４によって磁気記録媒体１のデータ領域の任意の
位置に位置決めされ、磁気記録媒体１との情報交換を行
う。
【０００７】コンピュータ本体１１、特にブック型コン
ピュータ等に内蔵される磁気記録再生装置は装置の高さ
が１５ｍｍ以下という薄さである。匡体５をコンピュー
タ本体１１に固定する場合、コンピュータ本体１１の取
り付け面と磁気記録再生装置の固定部分９の位置誤差を
吸収し、匡体５に出来るだけ歪を発生させないように、
中間部材１０にバネ性をもたせたり、あるいは緩衝用ゴ
ムを使用したりする。また、装置はコンピュータ本体１
１の内部に固定されてしまうため、たとえば装置の記憶
容量がデータなどで一杯になった場合でも、使用者が装
置の交換を自分で行うことはできない。
ピュータ等に内蔵される磁気記録再生装置は装置の高さ
が１５ｍｍ以下という薄さである。匡体５をコンピュー
タ本体１１に固定する場合、コンピュータ本体１１の取
り付け面と磁気記録再生装置の固定部分９の位置誤差を
吸収し、匡体５に出来るだけ歪を発生させないように、
中間部材１０にバネ性をもたせたり、あるいは緩衝用ゴ
ムを使用したりする。また、装置はコンピュータ本体１
１の内部に固定されてしまうため、たとえば装置の記憶
容量がデータなどで一杯になった場合でも、使用者が装
置の交換を自分で行うことはできない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、特に磁気記録再生媒体の直径が２．５イ
ンチ以下の小型の磁気記録再生装置に於いて、装置自体
の薄型化のため匡体５を薄くしなければならず、そのた
め装置全体の強度が不足し、コンピュータ本体１１に中
間部材１０のようなバネ性材量や緩衝材を介して固定す
る場合においても匡体５に歪が生じたり、また電気回路
基板７を匡体５に固定するときでさえも匡体５が歪んで
しまうという課題があった。
うな構成では、特に磁気記録再生媒体の直径が２．５イ
ンチ以下の小型の磁気記録再生装置に於いて、装置自体
の薄型化のため匡体５を薄くしなければならず、そのた
め装置全体の強度が不足し、コンピュータ本体１１に中
間部材１０のようなバネ性材量や緩衝材を介して固定す
る場合においても匡体５に歪が生じたり、また電気回路
基板７を匡体５に固定するときでさえも匡体５が歪んで
しまうという課題があった。
【０００９】また、磁気記録再生装置の電気回路基板７
が外部に露出してるため、装置の搬送中に電気回路基板
７に接触したための故障などが発生し易いという問題点
を有していた。本発明は上記問題点に鑑み、薄型化に伴
う匡体の強度不足を補い、かつ電気回路基板の露出を防
止し得る匡体構造を持った磁気記録再生装置を提供する
ものである。
が外部に露出してるため、装置の搬送中に電気回路基板
７に接触したための故障などが発生し易いという問題点
を有していた。本発明は上記問題点に鑑み、薄型化に伴
う匡体の強度不足を補い、かつ電気回路基板の露出を防
止し得る匡体構造を持った磁気記録再生装置を提供する
ものである。
【００１０】更に、上記のような構成では、装置自身を
コンピュータ本体１１にねじ８によって固定しているた
め、コンピュータ本体１１からの着脱を使用者が行うこ
とは困難であるという問題を有していた。本発明はこの
ような問題点に鑑み、コンピュータ本体１１からの着脱
を使用者自身が容易に行えるようにした磁気記録再生装
置を提供するものである。
コンピュータ本体１１にねじ８によって固定しているた
め、コンピュータ本体１１からの着脱を使用者が行うこ
とは困難であるという問題を有していた。本発明はこの
ような問題点に鑑み、コンピュータ本体１１からの着脱
を使用者自身が容易に行えるようにした磁気記録再生装
置を提供するものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに第１の発明の磁気記録再生装置は、磁気記録再生媒
体と前記磁気記録再生媒体を回転駆動するスピンドルモ
ータと前記磁気記録再生媒体面に情報を記録再生するト
ランスデューサと前記トランスデューサを前記磁気記録
再生媒体上の任意の半径位置に移動させる移動手段とこ
れらが固定された匡体を具備し、更に匡体の反対側の面
に箱状部分が形成され、その反対側の箱状部分に前記情
報の処理や前記スピンドルモータ及び移動手段を制御す
る電気回路基板が固定されたものである。
めに第１の発明の磁気記録再生装置は、磁気記録再生媒
体と前記磁気記録再生媒体を回転駆動するスピンドルモ
ータと前記磁気記録再生媒体面に情報を記録再生するト
ランスデューサと前記トランスデューサを前記磁気記録
再生媒体上の任意の半径位置に移動させる移動手段とこ
れらが固定された匡体を具備し、更に匡体の反対側の面
に箱状部分が形成され、その反対側の箱状部分に前記情
報の処理や前記スピンドルモータ及び移動手段を制御す
る電気回路基板が固定されたものである。
【００１２】また、第２の発明は、磁気記録再生媒体と
前記磁気記録再生媒体を回転駆動するスピンドルモータ
と前記磁気記録再生媒体面に情報を記録再生するトラン
スデューサと前記トランスデューサを前記磁気記録再生
媒体上の任意の半径位置に移動させる移動手段とこれら
が固定された匡体を具備し、更に匡体の反対側の面に箱
状部分が形成され、その箱状部分に前記情報の処理や前
記スピンドルモータ及び移動手段を制御する電気回路基
板が固定され、前記匡体の幅方向に相対する１対の面に
各々レール部を設け、前記レール部は３．３ｍｍ以下の
厚さを有し、前記レール部は前記匡体の端面に配置さ
れ、他方に深さが３ｍｍ以上の溝部を有し、前記レール
部の一端に前記匡体の幅方向に配置されたコネクタ部を
備えたものである。
前記磁気記録再生媒体を回転駆動するスピンドルモータ
と前記磁気記録再生媒体面に情報を記録再生するトラン
スデューサと前記トランスデューサを前記磁気記録再生
媒体上の任意の半径位置に移動させる移動手段とこれら
が固定された匡体を具備し、更に匡体の反対側の面に箱
状部分が形成され、その箱状部分に前記情報の処理や前
記スピンドルモータ及び移動手段を制御する電気回路基
板が固定され、前記匡体の幅方向に相対する１対の面に
各々レール部を設け、前記レール部は３．３ｍｍ以下の
厚さを有し、前記レール部は前記匡体の端面に配置さ
れ、他方に深さが３ｍｍ以上の溝部を有し、前記レール
部の一端に前記匡体の幅方向に配置されたコネクタ部を
備えたものである。
【００１３】
【作用】第１の発明は上記した構成によって磁気記録再
生装置の匡体の裏側に箱状部分を設けることによって、
匡体の断面係数を増加させ構造上の強度を確保するとと
もに電気回路基板を保護することもできるという作用を
有する。
生装置の匡体の裏側に箱状部分を設けることによって、
匡体の断面係数を増加させ構造上の強度を確保するとと
もに電気回路基板を保護することもできるという作用を
有する。
【００１４】また、第２の発明に於いては、匡体の下面
の両側面にレールを設け、そのレールの端面にコネクタ
を配置することによって前述の作用とともに、使用者自
身が磁気記録再生装置の着脱を行うことができるという
作用を有する。
の両側面にレールを設け、そのレールの端面にコネクタ
を配置することによって前述の作用とともに、使用者自
身が磁気記録再生装置の着脱を行うことができるという
作用を有する。
【００１５】
【実施例】以下第１の発明の一実施例の磁気記録再生装
置について、図面を参照しながら説明する。
置について、図面を参照しながら説明する。
【００１６】図１は本発明の実施例における磁気記録再
生装置の構造を示すものである。図２は図１のＡ−Ａ断
面矢視図である。図１及び図２において、１は磁気記録
再生媒体で直径は約４８ｍｍで、少なくとも１枚以上が
スピンドルモータ２に固定されている。スピンドルモー
タ２は磁気記録再生媒体１を回転駆動する。３はトラン
スデューサで通常磁気記録再生媒体１の各面に１つ配置
されている。従って磁気記録媒体１が１枚の場合は２
個、２枚の場合は４個のトランスデューサが必要であ
る。４は移動手段でトランスデューサ３を磁気記録媒体
１の面上の任意の位置に移動させ情報の記録再生を行
う。５は箱状の匡体でスピンドルモータ２と移動手段４
が固定され、さらにカバー６によって密閉構造となって
いる。７は電気回路基板で、箱状の匡体５の裏側に形成
された反対側の箱状部分２０に内装され取り付けネジ８
によって固定されている。更に、電気回路基板７は第２
のカバー２４によって封入されている。この磁気記録再
生装置は匡体５の反対側の箱状部分２０を形成する壁部
２１の端面２２に設けられたネジ穴２３によってコンピ
ュータ本体１１に固定される。
生装置の構造を示すものである。図２は図１のＡ−Ａ断
面矢視図である。図１及び図２において、１は磁気記録
再生媒体で直径は約４８ｍｍで、少なくとも１枚以上が
スピンドルモータ２に固定されている。スピンドルモー
タ２は磁気記録再生媒体１を回転駆動する。３はトラン
スデューサで通常磁気記録再生媒体１の各面に１つ配置
されている。従って磁気記録媒体１が１枚の場合は２
個、２枚の場合は４個のトランスデューサが必要であ
る。４は移動手段でトランスデューサ３を磁気記録媒体
１の面上の任意の位置に移動させ情報の記録再生を行
う。５は箱状の匡体でスピンドルモータ２と移動手段４
が固定され、さらにカバー６によって密閉構造となって
いる。７は電気回路基板で、箱状の匡体５の裏側に形成
された反対側の箱状部分２０に内装され取り付けネジ８
によって固定されている。更に、電気回路基板７は第２
のカバー２４によって封入されている。この磁気記録再
生装置は匡体５の反対側の箱状部分２０を形成する壁部
２１の端面２２に設けられたネジ穴２３によってコンピ
ュータ本体１１に固定される。
【００１７】以上のように構成された磁気記録再生装置
について、以下、図１及び図２を用いてその動作を説明
する。
について、以下、図１及び図２を用いてその動作を説明
する。
【００１８】スピンドルモータ２は通常３６００ｒｐｍ
程度の一定回転数で磁気記録再生媒体１を回転駆動す
る。移動手段４の先端に柔軟支持部材１２を介して固定
されたトランスデューサ３は、磁気記録再生媒体１の回
転にともなって発生する空気流によって通常０．１μｍ
程度の隙間をもって磁気記録再生媒体１の面上を浮上し
ている。従って、匡体５の内部の空気は清浄さを保つ必
要があり、そのため匡体５はカバー６によって外部の微
少な塵が混入しないように密閉されている。トランスデ
ューサ３は磁気記録再生媒体１の面上を浮上しながら移
動手段４によって磁気記録媒体１のデータ領域の任意の
位置に位置決めされ、磁気記録媒体１との情報交換を行
う。
程度の一定回転数で磁気記録再生媒体１を回転駆動す
る。移動手段４の先端に柔軟支持部材１２を介して固定
されたトランスデューサ３は、磁気記録再生媒体１の回
転にともなって発生する空気流によって通常０．１μｍ
程度の隙間をもって磁気記録再生媒体１の面上を浮上し
ている。従って、匡体５の内部の空気は清浄さを保つ必
要があり、そのため匡体５はカバー６によって外部の微
少な塵が混入しないように密閉されている。トランスデ
ューサ３は磁気記録再生媒体１の面上を浮上しながら移
動手段４によって磁気記録媒体１のデータ領域の任意の
位置に位置決めされ、磁気記録媒体１との情報交換を行
う。
【００１９】以上のように本実施例によれば、匡体５の
裏側に設けられた反対側の箱状部分２０を形成する壁部
２１によってＢ軸回りの断面係数が大きくなるため、匡
体５の機械強度が上がり、電気回路基板７を匡体５に固
定する場合や磁気記録再生装置をコンピュータ本体１１
に固定する場合の歪を小さくすることができる。また、
電気回路基板７は壁部２１と第２のカバー２４によって
外部から接触できないようになっている。
裏側に設けられた反対側の箱状部分２０を形成する壁部
２１によってＢ軸回りの断面係数が大きくなるため、匡
体５の機械強度が上がり、電気回路基板７を匡体５に固
定する場合や磁気記録再生装置をコンピュータ本体１１
に固定する場合の歪を小さくすることができる。また、
電気回路基板７は壁部２１と第２のカバー２４によって
外部から接触できないようになっている。
【００２０】以上のように、匡体の反対側の面に箱状部
分を形成し、その箱状部分に電気回路基板を固定する構
成にすることにより、磁気記録再生装置の薄型化に伴う
強度不足を解消するとともにも、電気回路基板を外部か
ら保護することができる。
分を形成し、その箱状部分に電気回路基板を固定する構
成にすることにより、磁気記録再生装置の薄型化に伴う
強度不足を解消するとともにも、電気回路基板を外部か
ら保護することができる。
【００２１】以下第２の発明の実施例について図面を参
照しながら説明する。図３は第２の発明の一実施例を示
す磁気記録再生装置の斜視図である。図４は図３のＣ−
Ｃ断面矢視図である。
照しながら説明する。図３は第２の発明の一実施例を示
す磁気記録再生装置の斜視図である。図４は図３のＣ−
Ｃ断面矢視図である。
【００２２】１は磁気記録再生媒体で直径は約４８ｍｍ
で、少なくとも１枚以上がスピンドルモータ２に固定さ
れている。スピンドルモータ２は磁気記録再生媒体１を
回転駆動する。３はトランスデューサで通常磁気記録再
生媒体１の各面に１つ配置されている。従って磁気記録
媒体１が１枚の場合は２個、２枚の場合は４個のトラン
スデューサが必要である。４は移動手段でトランスデュ
ーサ３を磁気記録媒体１の面上の任意の位置に移動させ
情報の記録再生を行う。５は箱状の匡体でスピンドルモ
ータ２と移動手段４が固定され、さらにカバー６によっ
て密閉構造となっている。７は電気回路基板で、箱状の
匡体５の裏側に形成された箱状部分２０に内装され、取
り付けネジ８によって固定されている。更に、電気回路
基板７は第２のカバー２４によって封入されている。以
上は第１の発明と同様である。
で、少なくとも１枚以上がスピンドルモータ２に固定さ
れている。スピンドルモータ２は磁気記録再生媒体１を
回転駆動する。３はトランスデューサで通常磁気記録再
生媒体１の各面に１つ配置されている。従って磁気記録
媒体１が１枚の場合は２個、２枚の場合は４個のトラン
スデューサが必要である。４は移動手段でトランスデュ
ーサ３を磁気記録媒体１の面上の任意の位置に移動させ
情報の記録再生を行う。５は箱状の匡体でスピンドルモ
ータ２と移動手段４が固定され、さらにカバー６によっ
て密閉構造となっている。７は電気回路基板で、箱状の
匡体５の裏側に形成された箱状部分２０に内装され、取
り付けネジ８によって固定されている。更に、電気回路
基板７は第２のカバー２４によって封入されている。以
上は第１の発明と同様である。
【００２３】匡体５の裏側に設けられた箱状部分２０は
壁部２１によって形成され、壁部２１には、匡体５の幅
方向の相対する一対の面に溝部２６とレール部２５が形
成されている。溝部の幅は１〜２ｍｍ程度、深さは３ｍ
ｍ程度である。またレール部２５は磁気記録再生装置の
下端面２７に形成され、下端面２７からの高さは３．３
ｍｍ程度である。またレール部２６と同一の高さで、レ
ール部２６の長手方向の一端面にはコネクタ２８が設け
られている。本実施例では、レール部２５の長さはカバ
ー６の長さよりもやや長い。一方のレール部２５のコネ
クタを取り付けた方の端には適当な長さを持った凹部３
１が形成され、他方のレール部２５の端には適当な長さ
を持った切り欠き部３２が形成されている。
壁部２１によって形成され、壁部２１には、匡体５の幅
方向の相対する一対の面に溝部２６とレール部２５が形
成されている。溝部の幅は１〜２ｍｍ程度、深さは３ｍ
ｍ程度である。またレール部２５は磁気記録再生装置の
下端面２７に形成され、下端面２７からの高さは３．３
ｍｍ程度である。またレール部２６と同一の高さで、レ
ール部２６の長手方向の一端面にはコネクタ２８が設け
られている。本実施例では、レール部２５の長さはカバ
ー６の長さよりもやや長い。一方のレール部２５のコネ
クタを取り付けた方の端には適当な長さを持った凹部３
１が形成され、他方のレール部２５の端には適当な長さ
を持った切り欠き部３２が形成されている。
【００２４】またレール部２５の下側の端面２７には第
２のカバー２４の厚みよりもやや大きな段差を持った段
差部３３が形成されている。第２のカバー２４は段差部
３３の内側に配置され、磁気記録再生装置をコンピュー
タ本体３０に着脱するときガイド２９に接触しないよう
になっている。
２のカバー２４の厚みよりもやや大きな段差を持った段
差部３３が形成されている。第２のカバー２４は段差部
３３の内側に配置され、磁気記録再生装置をコンピュー
タ本体３０に着脱するときガイド２９に接触しないよう
になっている。
【００２５】ガイド２９はコンピュータ本体３０に設け
られており、各々コ字状の断面を有している。
られており、各々コ字状の断面を有している。
【００２６】以上のように構成された磁気記録再生装置
について、その動作は第１の発明と同様である。第２の
発明は匡体５の強度の確保とともに磁気記録再生装置自
身を使用者がコンピュータ本体３０から着脱可能な構造
にしたことに特徴がある。コンピュータ本体３０から磁
気記録再生装置を着脱する場合には、ガイド部２９のコ
字状断面に沿ってレール部２５と溝部２６によって高さ
と幅方向の位置を規制されながらコンピュータ本体３０
に着脱される。
について、その動作は第１の発明と同様である。第２の
発明は匡体５の強度の確保とともに磁気記録再生装置自
身を使用者がコンピュータ本体３０から着脱可能な構造
にしたことに特徴がある。コンピュータ本体３０から磁
気記録再生装置を着脱する場合には、ガイド部２９のコ
字状断面に沿ってレール部２５と溝部２６によって高さ
と幅方向の位置を規制されながらコンピュータ本体３０
に着脱される。
【００２７】尚、本実施例に於いて、レール部２５は匡
体５の下側の端面２７に沿って配置されているが、強度
を確保するためには端面２７に沿っていなくてもかまわ
ない。
体５の下側の端面２７に沿って配置されているが、強度
を確保するためには端面２７に沿っていなくてもかまわ
ない。
【００２８】
【発明の効果】以上のように第１の発明は、匡体の反対
側の面に箱状部分が形成され、箱状部分に電気回路基板
を固定することにより、匡体の強度を確保する事ができ
るため、コンピュータ本体に固定するときに発生する磁
気記録再生装置の歪を低減することができる。また電気
回路基板を密閉できるため搬送中や装置組立時の接触に
よる事故から保護することができる。
側の面に箱状部分が形成され、箱状部分に電気回路基板
を固定することにより、匡体の強度を確保する事ができ
るため、コンピュータ本体に固定するときに発生する磁
気記録再生装置の歪を低減することができる。また電気
回路基板を密閉できるため搬送中や装置組立時の接触に
よる事故から保護することができる。
【００２９】また、第２の発明は、匡体の反対側の面に
箱状部分が形成され、箱状部分に電気回路基板が固定さ
れ、匡体の幅方向に相対する１対の面に各々レール部を
設け、レール部の一端に匡体の幅方向に配置されたコネ
クタ部を備えたことによって使用者自身がコンピュータ
本体からの着脱を可能にすることができる。また同時
に、匡体の強度の確保が出来るため、使用者が磁気記録
再生装置を持ち運ぶ場合に受ける外力や衝撃などに耐え
得る構造とすることができる。
箱状部分が形成され、箱状部分に電気回路基板が固定さ
れ、匡体の幅方向に相対する１対の面に各々レール部を
設け、レール部の一端に匡体の幅方向に配置されたコネ
クタ部を備えたことによって使用者自身がコンピュータ
本体からの着脱を可能にすることができる。また同時
に、匡体の強度の確保が出来るため、使用者が磁気記録
再生装置を持ち運ぶ場合に受ける外力や衝撃などに耐え
得る構造とすることができる。
【００３０】レール部の厚さを３．３ｍｍ、レール部の
最大幅５４ｍｍとし、匡体の高さ方向の端面に配置し、
更にレールの上側に幅１〜２ｍｍで３ｍｍ以上の深さを
有する溝部を形成することにより、ＩＣメモリーカード
の着脱機構をそのまま使用することが出来る。その場
合、磁気記録再生媒体の直径は設計上５０ｍｍ以下が適
当である。
最大幅５４ｍｍとし、匡体の高さ方向の端面に配置し、
更にレールの上側に幅１〜２ｍｍで３ｍｍ以上の深さを
有する溝部を形成することにより、ＩＣメモリーカード
の着脱機構をそのまま使用することが出来る。その場
合、磁気記録再生媒体の直径は設計上５０ｍｍ以下が適
当である。
【図１】第１の発明の実施例における磁気記録再生装置
の構造図である。
の構造図である。
【図２】（図１）のＡ−Ａ断面矢視図である。
【図３】第２の発明の実施例における磁気記録再生装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図４】（図３）のＣ−Ｃ断面矢視図である。
【図５】従来例の磁気記録再生装置の構造図である。
１ 磁気記録再生媒体 ２ スピンドルモータ ３ トランスデューサ ４ 移動手段 ５ 匡体 ６ カバー ７ 電気回路基板 ８ 取り付けネジ １２ 柔軟支持部材 ２０ 箱状部分 ２３ ネジ穴 ２４ 第２のカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 優治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 磁気記録再生媒体と前記磁気記録再生媒
体を回転駆動するスピンドルモータと前記磁気記録再生
媒体面に情報を記録再生するトランスデューサと前記ト
ランスデューサを前記磁気記録再生媒体上の任意の半径
位置に移動させる移動手段とこれらが固定された匡体を
具備し、前記匡体の反対側の面に箱状部分が形成され、
その反対側の箱状部分に前記情報の処理や前記スピンド
ルモータ及び移動手段を制御する電気回路基板が固定さ
れた磁気記録再生装置。 - 【請求項２】 磁気記録媒体は直径が５０ｍｍ以下であ
る請求項１に記載の磁気記録再生装置 - 【請求項３】 磁気記録再生媒体と前記磁気記録再生媒
体を回転駆動するスピンドルモータと前記磁気記録再生
媒体面に情報を記録再生するトランスデューサと前記ト
ランスデューサを前記磁気記録再生媒体上の任意の半径
位置に移動させる移動手段とこれらが固定された匡体を
具備し、前記匡体の反対側の面に箱状部分が形成され、
その箱状部分に前記情報の処理や前記スピンドルモータ
及び移動手段を制御する電気回路基板が固定され、前記
匡体の幅方向に相対する１対の面に各々レール部を設
け、前記レール部の一端に前記匡体の幅方向に配置され
たコネクタ部を設けた磁気記録再生装置。 - 【請求項４】 磁気記録媒体は直径が５０ｍｍ以下であ
る請求項３に記載の磁気記録再生装置。 - 【請求項５】 レール部は約３．３ｍｍの厚さを有し、
前記レール部はレール間の両側面の距離が約５４ｍｍで
前記匡体の高さ方向の端面に配置され、他方に深さが３
ｍｍ以上の溝部を有した請求項３に記載の磁気記録再生
装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3298724A JP2850603B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 磁気記録再生装置 |
| EP92119176A EP0542183B1 (en) | 1991-11-14 | 1992-11-10 | Magnetic recording and reproducing apparatus |
| DE69205799T DE69205799T2 (de) | 1991-11-14 | 1992-11-10 | Magnetisches Aufzeichnungs- und Wiedergabegerät. |
| US07/975,631 US5657182A (en) | 1991-11-14 | 1992-11-13 | Casing of a magnetic recording and reproducing apparatus having rails for detachable mounting to a computer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3298724A JP2850603B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH05135560A true JPH05135560A (ja) | 1993-06-01 |
| JP2850603B2 JP2850603B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=17863459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3298724A Expired - Fee Related JP2850603B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 磁気記録再生装置 |
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| EP (1) | EP0542183B1 (ja) |
| JP (1) | JP2850603B2 (ja) |
| DE (1) | DE69205799T2 (ja) |
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-
1991
- 1991-11-14 JP JP3298724A patent/JP2850603B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-11-10 EP EP92119176A patent/EP0542183B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-10 DE DE69205799T patent/DE69205799T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-11-13 US US07/975,631 patent/US5657182A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH01174795U (ja) * | 1988-05-24 | 1989-12-12 |
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| DE69205799D1 (de) | 1995-12-07 |
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| JP2850603B2 (ja) | 1999-01-27 |
| EP0542183A2 (en) | 1993-05-19 |
| EP0542183A3 (en) | 1993-06-30 |
| DE69205799T2 (de) | 1996-06-05 |
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