JP2004039084A - 磁気ディスク装置の取付部材、及びそれを搭載した電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、取付けに支障をきたすような変形を伴うことなく、磁気ディスク装置の幅方向における規格許容範囲内でのばらつきを吸収できる磁気ディスク装置の取付部材、及びそれを搭載した電子機器を提供する。
【解決手段】取付部材の傾斜側面部102は、内側に傾斜され、載置するHDDの幅規格に応じて、載置台101の幅寸法を許容範囲の最大値となる幅で、傾斜側面部102の上端間の寸法を許容範囲の最小値となる幅の台形形状に形成されている。そして、HDD1を取付部材に取付ける場合で、傾斜側面部102がそのままの状態ではHDD1が載置できない場合には、傾斜側面部102の上端間の距離を広げる方向に引っ張り、傾斜側面部102の上端間を広げてHDD1を挿入し、捩子止めしてHDD1を固定させる。
【選択図】 図7
【解決手段】取付部材の傾斜側面部102は、内側に傾斜され、載置するHDDの幅規格に応じて、載置台101の幅寸法を許容範囲の最大値となる幅で、傾斜側面部102の上端間の寸法を許容範囲の最小値となる幅の台形形状に形成されている。そして、HDD1を取付部材に取付ける場合で、傾斜側面部102がそのままの状態ではHDD1が載置できない場合には、傾斜側面部102の上端間の距離を広げる方向に引っ張り、傾斜側面部102の上端間を広げてHDD1を挿入し、捩子止めしてHDD1を固定させる。
【選択図】 図7
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に対して磁気ディスク装置を取り付けるための磁気ディスク装置の取付部材及びそれを搭載した電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パーソナルコンピュータをはじめとする様々な電子機器において、ハードディスク等を内蔵する磁気ディスク装置が搭載されている。近年、このような電子機器では、製造時の組立てや磁気ディスク装置の増設サービス等への配慮により、磁気ディスク装置を交換しやすいように取り付けられている。
【0003】
このような従来の技術として、例えば、特開2000−200476号公報には、情報処理装置にハードディスク等のDISKを載せた箱状の台からなるDISK収納筐体を差し込んで収納する構造が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装置では、磁気ディスク装置の幅規格に許容範囲が決められているため、磁気ディスク装置の製造上、その寸法に規格許容範囲内でのばらつきが発生し、DISK収納筐体における箱状の台の幅寸法の製造精度が、そのばらつきに対応できず取付け不都合が生じるケースがあった。
【0005】
この対策として、幅規格の中での特定幅に合わせた専用の磁気ディスク装置と台を用意することが考えられるが、汎用性がなくなりコストが増大する他、取付け不具合を無視して強制的に取付けるというケースも考えられるが、DISK収納筐体に反り等の変形箇所が生じ、情報処理装置への取付けが困難になるという問題が生じる虞があった。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、取付けに支障をきたすような変形を伴うことなく、磁気ディスク装置の幅方向における規格許容範囲内でのばらつきを吸収できる磁気ディスク装置の取付部材、及びそれを搭載した電子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の磁気ディスク装置の取付部材は、電子機器に対して磁気ディスク装置を抜き差し可能に取り付けるレール部を有する磁気ディスク装置の取付部材において、前記磁気ディスク装置を載置する載置部と、前記載置部に弾性的に連結し、前記載置部側に傾斜させて設けられ、前記磁気ディスク装置の側面を保持する側面保持部とを有しており、前記載置部と前記側面保持部とからなる断面が台形形状となることを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、レール部を有する取付部材に磁気ディスク装置を載置し、この取付部材のレール部を用いて磁気ディスク装置を抜き差し可能に取り付けられた電子機器において、前記磁気ディスク装置を載置する載置部と、前記載置部に弾性的に連結し、前記載置部側に傾斜させて設けられ、前記磁気ディスク装置の側面を保持する側面保持部と、前記電子機器への取付部とを有し、前記載置部と前記側面保持部とからなる断面が台形形状となる磁気ディスク装置の取付部材と、当該電子機器に接続するためのコネクタ部を有し、前記取付部材の載置部に載置され、前記側面保持部にその側面を保持され、固定された磁気ディスク装置と、前記取付部材の取付部を用いて取付けられた磁気ディスク装置の前記コネクタと接続するためのコネクタ部と、を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、磁気ディスク装置であるハードディスクドライブ(以下、HDDと称する)1に適用した実施形態について説明する。
【0010】
図1に示すHDD1は、上面の開口した矩形箱状のベース筐体32と、複数のねじ31によりベース筐体32にねじ止めされてベース筐体32の上端開口を閉塞するトップカバー34と、を有している。
【0011】
ベース筐体32は、その幅が2.5インチHDDの幅規格に合わせて、69.85mm±0.25mmの範囲内の大きさに形成されている。また、ベース筐体32の縦方向の図示せぬ面には、他の電子機器等の外部装置と接続するためのコネクタ35が設けられている。
【0012】
また、ベース筐体32の両側面部における所定の箇所には、後述する取付部材100に搭載された場合に、捩子止めされるための捩子受け部33が設けられている。本実施例では、両側面部に夫々2箇所ずつ形成されている。
【0013】
ベース筐体32内には、磁気記録媒体としての磁気ディスク36、この磁気ディスク36を支持および回転させるスピンドルモータ38、磁気ディスク36に対して情報の記録、再生を行う複数の磁気ヘッド60、これらの磁気ヘッド60を磁気ディスク36に対して移動自在に支持したキャリッジアセンブリ42、キャリッジアセンブリ42を回動および位置決めするボイスコイルモータ44、および外部プリント回路基板とのインターフェースをなす基盤ユニット41が収納されている。
【0014】
また、ベース筐体32の低壁外面には、基板ユニット41を介してスピンドルモータ38、ボイスコイルモータ44、および磁気ヘッド60の動作を制御する図示しないプリント回路基板がねじ止めされている。
【0015】
磁気ディスク36は、直径65mm(2.5インチ)に形成され、上面及び下面に磁気記録層を有し、この磁気記録層は同心円状の複数のトラックに分割されている。磁気ディスク36は、スピンドルモータ38の図示しないハブに同軸的に嵌合されているとともにクランパ37によりクランプされ、所定の速度で回転駆動される。
【0016】
図2及び図3を用いて、本発明の一実施の形態を示すHDD1の取付部材100について説明する。図2は取付部材100の斜視図であり、図3は、図2における矢印A方向から見た取付部材100の正面図である。
【0017】
図2に示す取付部材100は、HDD1を載置するための載置台101と、傾斜側面部102と、レール部103と、固定部104とから一体的に構成されている。
【0018】
傾斜側面部102は、HDD1の側面を挟持するもので、載置台101の側部に、載置台101(内側)方向に傾斜された状態で一体的に形成されている。従って、図3に示すように、図2の矢印A方向から見た取付部材100の形状は、上辺のない台形形状となる。
【0019】
また、傾斜側面部102の寸法及び傾斜角度は、載置するHDDの幅規格に沿って形成されている。即ち、図3に示すように、載置台101の幅寸法(または傾斜側面部102の下端間の寸法)aはHDDの幅規格における許容範囲の最大値、又はそれ以上の幅寸法に形成されている。また、傾斜側面部102傾斜角度は、その上端間の寸法bがHDDの幅規格における許容範囲の最小値、又はそれ以下の幅寸法になるように形成されている。
【0020】
2.5インチHDDの幅規格は69.85mm±0.25mmと定められている。従って、本実施例では、載置台101の幅寸法bは69.85mm+0.25mm=70.10mmとなるよう形成されている。また、傾斜側面部102の上端間の寸法aは69.85mm−0.25mm=69.60mmとなるよう形成されている。
【0021】
また、傾斜側面部102及び傾斜側面部102と載置台101との接続部分は変形可能なバネ性を持つ素材(例えばステンレス等)で形成される。
【0022】
レール部103は、図2に示すように、傾斜側面部102の載置台101とは反対側の端部に沿って設けられ、かつ載置台101と平行になるように形成されている。
【0023】
そして、HDD1を搭載した取付部材100を図4に示すコンピュータ等の電子機器200のHDD搭載部203に取り付ける際に、このレール部103を、HDD搭載部203内に形成されたコの字型レール受け201に、コネクタ35が奥側に配置する状態で引掛けて、電子機器200内部方向へスライドさせる。
これにより、HDD1を搭載した取付部材100を電子機器200に取り付けることができる。
【0024】
また、傾斜側面部102の所定箇所には捩子を通してHDDを固定するための固定部104が形成されている。本実施例では、固定部104は、両方の傾斜側面部102の夫々に2箇所ずつ、合計4箇所に設けられている。
【0025】
この固定部104は、図5に示すように、レール部103(また載置台101に対しても)と略直角になる位置に形成されている。従って、載置台101に載置されるHDD1の側面部に対して、HDD1がどのような寸法であっても規定幅の許容範囲内であれば、固定部104が浮くことなく、固定部104全体が密着するように形成されている。
【0026】
この固定部104に捩子を通し、HDD1の捩子受け部33に対して捩子を差し込んでいくことにより、取付部材100に対して搭載させたHDD1を完全に固定することができる。
【0027】
このような構成の取付部材により、HDD1の取付け時には、搭載するHDD1の幅寸法に応じて、必要に応じてレール部103を外側方向(矢印B方向)に引っ張ることで、傾斜側面部102の傾斜角度をゆるくし、傾斜側面部102間の距離を大きくする方向に調整しながら、HDD1を搭載していく。
【0028】
次に、図6乃至図8を用いて、取付部材100に対してHDD1の搭載方法について説明する。図6は、規格最小値の幅寸法で形成されたHDD1を搭載した状態を示す図である。
【0029】
規格幅最小値の幅寸法a、即ち本実施例ではa=69.60mmで形成されたHDD1を取付部材100に取り付ける場合には、取付部材100の傾斜側面部102の上端間の寸法aは69.85mm−0.25mm=69.60mmとなるよう形成されているので、図6(a)に示すように、傾斜側面部102の傾斜角度はそのままの状態でHDD1を載置することができる。
【0030】
そして、HDD1を載置台101上に載置後、固定部104の外側から捩子105を差込んで、HDD1を取付部材100に対して固定させる。
【0031】
図6(b)に示すように、このHDD1を固定させた取付部材100を電子機器200のHDD搭載部203内に形成されたコの字型レール受け201に、コネクタ35が奥側に配置する状態で引掛けて、電子機器200内部方向へスライドさせる。これにより、HDD1を搭載した取付部材100を電子機器200に取り付けることができる。
【0032】
この結果、最小幅のHDDであってもその側面を傾斜側面部102において確実に保持することができ、固定部104はレール部103や載置台101と略直角に形成されているため、載置されたHDD1の側面部と密着することができ、更に捩子105によって固定されるため、取付部材100は規格最小幅のHDD1が載置されたとしても、反ったりゆがんだりすることなく、HDD1をしっかりと固定載置することができる。
【0033】
次に、図7は規格範囲内の平均的な幅寸法で形成されたHDD1を搭載した状態を示す図である。
【0034】
規格幅の範囲内の平均的な幅寸法c、即ち本実施例ではa=69.60mmより大きく、b=70.10mmより小さい幅寸法で形成されたHDD1を取付部材100に取り付ける場合には、図7(a)に示すように、取付部材100の傾斜側面部102の上端間の寸法a=69.60mmそのままの状態ではHDD1は載置できない。
【0035】
そこで、図7(b)に示すように、傾斜側面部102を外側方向、傾斜側面部102の上端間の距離を広げる方向(図中、白抜き矢印の方向)に引っ張り、傾斜側面部102の上端間を広げてHDD1を挿入し、載置台101上に載置する。
【0036】
そして、HDD1を載置台101上に載置後、固定部104の外側から捩子105を差込んで、HDD1を取付部材100に対して固定させる。
【0037】
図7(c)に示すように、このHDD1を固定させた取付部材100を電子機器200のHDD搭載部203内に形成されたコの字型レール受け201に、コネクタ35が奥側に配置する状態で引掛けて、電子機器200内部方向へスライドさせる。これにより、HDD1を搭載した取付部材100を電子機器200に取り付けることができる。
【0038】
従って、規格幅の許容範囲内のHDDであればその側面を傾斜側面部102において確実に保持することができ、固定部104はレール部103や載置台101と略直角に形成されているため、載置されたHDD1の側面部と密着することができ、更に捩子105によって固定されるため、取付部材100は規格範囲内の平均的な幅を有するHDD1が載置されたとしても、反ったりゆがんだりすることなく、HDD1をしっかりと固定載置することができる。
【0039】
次に図8は規格最大値の幅寸法で形成されたHDD1を搭載した状態を示す図である。
規格幅最大値の幅寸法b、即ち本実施例ではa=70.10mmの幅寸法で形成されたHDD1を取付部材100に取り付ける場合には、図8(a)に示すように、取付部材100の傾斜側面部102の上端間の寸法a=69.60mmそのままの状態ではHDD1は載置できない。
【0040】
そこで、図8(b)に示すように、傾斜側面部102を外側方向、傾斜側面部102の上端間の距離を広げる方向(図中、白抜き矢印の方向)に引っ張り、傾斜側面部102の上端間を広げてHDD1を挿入し、載置台101上に載置する。
【0041】
そして、HDD1を載置台101上に載置後、固定部104の外側から捩子105を差込んで、HDD1を取付部材100に対して固定させる。
【0042】
図8(c)に示すように、このHDD1を固定させた取付部材100を電子機器200のHDD搭載部203内に形成されたコの字型レール受け201に、コネクタ35が奥側に配置する状態で引掛けて、電子機器200内部方向へスライドさせる。これにより、HDD1を搭載した取付部材100を電子機器200に取り付けることができる。
【0043】
この結果、最大幅のHDDであってもその側面を傾斜側面部102において確実に保持することができ、載置台101の幅寸法は規格最大値と同じかそれ以上の寸法に形成されており、また固定部104はレール部103や載置台101と略直角に形成されているため、載置されたHDD1の側面部と密着することができ、更に捩子105によって固定されるため、取付部材100は規格最大幅のHDD1が載置されたとしても、反ったりゆがんだりすることなく、HDD1をしっかりと固定載置することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、取付けに支障をきたすような変形を伴うことなく、磁気ディスク装置の幅方向における規格許容範囲内でのばらつきを吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る取付部材100に搭載させる磁気ディスク装置1の構成を示す斜視図。
【図2】磁気ディスク装置1の取付部材100の構成を示す斜視図。
【図3】取付部材100の断面形状を示す図。
【図4】取付部材100に磁気ディスク装置1を搭載し、取り付ける小型パーソナルコンピュータを示す斜視図。
【図5】取付部材100における固定部104の構成を示す図。
【図6】取付部材100に磁気ディスク装置1を搭載した際の断面形状を示す図。
【図7】取付部材100に磁気ディスク装置1を搭載した際の断面形状を示す図。
【図8】取付部材100に磁気ディスク装置1を搭載した際の断面形状を示す図。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置、ハードディスクドライブ(HDD)
32 ベース筐体
33 捩子受け部
34 トップカバー
35 コネクタ
100 取付部材
101 載置台
102 傾斜側面部
103 レール部
104 固定部
105 捩子
200 電子機器
201 レール受け
203 HDD搭載部
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に対して磁気ディスク装置を取り付けるための磁気ディスク装置の取付部材及びそれを搭載した電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パーソナルコンピュータをはじめとする様々な電子機器において、ハードディスク等を内蔵する磁気ディスク装置が搭載されている。近年、このような電子機器では、製造時の組立てや磁気ディスク装置の増設サービス等への配慮により、磁気ディスク装置を交換しやすいように取り付けられている。
【0003】
このような従来の技術として、例えば、特開2000−200476号公報には、情報処理装置にハードディスク等のDISKを載せた箱状の台からなるDISK収納筐体を差し込んで収納する構造が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装置では、磁気ディスク装置の幅規格に許容範囲が決められているため、磁気ディスク装置の製造上、その寸法に規格許容範囲内でのばらつきが発生し、DISK収納筐体における箱状の台の幅寸法の製造精度が、そのばらつきに対応できず取付け不都合が生じるケースがあった。
【0005】
この対策として、幅規格の中での特定幅に合わせた専用の磁気ディスク装置と台を用意することが考えられるが、汎用性がなくなりコストが増大する他、取付け不具合を無視して強制的に取付けるというケースも考えられるが、DISK収納筐体に反り等の変形箇所が生じ、情報処理装置への取付けが困難になるという問題が生じる虞があった。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、取付けに支障をきたすような変形を伴うことなく、磁気ディスク装置の幅方向における規格許容範囲内でのばらつきを吸収できる磁気ディスク装置の取付部材、及びそれを搭載した電子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の磁気ディスク装置の取付部材は、電子機器に対して磁気ディスク装置を抜き差し可能に取り付けるレール部を有する磁気ディスク装置の取付部材において、前記磁気ディスク装置を載置する載置部と、前記載置部に弾性的に連結し、前記載置部側に傾斜させて設けられ、前記磁気ディスク装置の側面を保持する側面保持部とを有しており、前記載置部と前記側面保持部とからなる断面が台形形状となることを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、レール部を有する取付部材に磁気ディスク装置を載置し、この取付部材のレール部を用いて磁気ディスク装置を抜き差し可能に取り付けられた電子機器において、前記磁気ディスク装置を載置する載置部と、前記載置部に弾性的に連結し、前記載置部側に傾斜させて設けられ、前記磁気ディスク装置の側面を保持する側面保持部と、前記電子機器への取付部とを有し、前記載置部と前記側面保持部とからなる断面が台形形状となる磁気ディスク装置の取付部材と、当該電子機器に接続するためのコネクタ部を有し、前記取付部材の載置部に載置され、前記側面保持部にその側面を保持され、固定された磁気ディスク装置と、前記取付部材の取付部を用いて取付けられた磁気ディスク装置の前記コネクタと接続するためのコネクタ部と、を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、磁気ディスク装置であるハードディスクドライブ(以下、HDDと称する)1に適用した実施形態について説明する。
【0010】
図1に示すHDD1は、上面の開口した矩形箱状のベース筐体32と、複数のねじ31によりベース筐体32にねじ止めされてベース筐体32の上端開口を閉塞するトップカバー34と、を有している。
【0011】
ベース筐体32は、その幅が2.5インチHDDの幅規格に合わせて、69.85mm±0.25mmの範囲内の大きさに形成されている。また、ベース筐体32の縦方向の図示せぬ面には、他の電子機器等の外部装置と接続するためのコネクタ35が設けられている。
【0012】
また、ベース筐体32の両側面部における所定の箇所には、後述する取付部材100に搭載された場合に、捩子止めされるための捩子受け部33が設けられている。本実施例では、両側面部に夫々2箇所ずつ形成されている。
【0013】
ベース筐体32内には、磁気記録媒体としての磁気ディスク36、この磁気ディスク36を支持および回転させるスピンドルモータ38、磁気ディスク36に対して情報の記録、再生を行う複数の磁気ヘッド60、これらの磁気ヘッド60を磁気ディスク36に対して移動自在に支持したキャリッジアセンブリ42、キャリッジアセンブリ42を回動および位置決めするボイスコイルモータ44、および外部プリント回路基板とのインターフェースをなす基盤ユニット41が収納されている。
【0014】
また、ベース筐体32の低壁外面には、基板ユニット41を介してスピンドルモータ38、ボイスコイルモータ44、および磁気ヘッド60の動作を制御する図示しないプリント回路基板がねじ止めされている。
【0015】
磁気ディスク36は、直径65mm(2.5インチ)に形成され、上面及び下面に磁気記録層を有し、この磁気記録層は同心円状の複数のトラックに分割されている。磁気ディスク36は、スピンドルモータ38の図示しないハブに同軸的に嵌合されているとともにクランパ37によりクランプされ、所定の速度で回転駆動される。
【0016】
図2及び図3を用いて、本発明の一実施の形態を示すHDD1の取付部材100について説明する。図2は取付部材100の斜視図であり、図3は、図2における矢印A方向から見た取付部材100の正面図である。
【0017】
図2に示す取付部材100は、HDD1を載置するための載置台101と、傾斜側面部102と、レール部103と、固定部104とから一体的に構成されている。
【0018】
傾斜側面部102は、HDD1の側面を挟持するもので、載置台101の側部に、載置台101(内側)方向に傾斜された状態で一体的に形成されている。従って、図3に示すように、図2の矢印A方向から見た取付部材100の形状は、上辺のない台形形状となる。
【0019】
また、傾斜側面部102の寸法及び傾斜角度は、載置するHDDの幅規格に沿って形成されている。即ち、図3に示すように、載置台101の幅寸法(または傾斜側面部102の下端間の寸法)aはHDDの幅規格における許容範囲の最大値、又はそれ以上の幅寸法に形成されている。また、傾斜側面部102傾斜角度は、その上端間の寸法bがHDDの幅規格における許容範囲の最小値、又はそれ以下の幅寸法になるように形成されている。
【0020】
2.5インチHDDの幅規格は69.85mm±0.25mmと定められている。従って、本実施例では、載置台101の幅寸法bは69.85mm+0.25mm=70.10mmとなるよう形成されている。また、傾斜側面部102の上端間の寸法aは69.85mm−0.25mm=69.60mmとなるよう形成されている。
【0021】
また、傾斜側面部102及び傾斜側面部102と載置台101との接続部分は変形可能なバネ性を持つ素材(例えばステンレス等)で形成される。
【0022】
レール部103は、図2に示すように、傾斜側面部102の載置台101とは反対側の端部に沿って設けられ、かつ載置台101と平行になるように形成されている。
【0023】
そして、HDD1を搭載した取付部材100を図4に示すコンピュータ等の電子機器200のHDD搭載部203に取り付ける際に、このレール部103を、HDD搭載部203内に形成されたコの字型レール受け201に、コネクタ35が奥側に配置する状態で引掛けて、電子機器200内部方向へスライドさせる。
これにより、HDD1を搭載した取付部材100を電子機器200に取り付けることができる。
【0024】
また、傾斜側面部102の所定箇所には捩子を通してHDDを固定するための固定部104が形成されている。本実施例では、固定部104は、両方の傾斜側面部102の夫々に2箇所ずつ、合計4箇所に設けられている。
【0025】
この固定部104は、図5に示すように、レール部103(また載置台101に対しても)と略直角になる位置に形成されている。従って、載置台101に載置されるHDD1の側面部に対して、HDD1がどのような寸法であっても規定幅の許容範囲内であれば、固定部104が浮くことなく、固定部104全体が密着するように形成されている。
【0026】
この固定部104に捩子を通し、HDD1の捩子受け部33に対して捩子を差し込んでいくことにより、取付部材100に対して搭載させたHDD1を完全に固定することができる。
【0027】
このような構成の取付部材により、HDD1の取付け時には、搭載するHDD1の幅寸法に応じて、必要に応じてレール部103を外側方向(矢印B方向)に引っ張ることで、傾斜側面部102の傾斜角度をゆるくし、傾斜側面部102間の距離を大きくする方向に調整しながら、HDD1を搭載していく。
【0028】
次に、図6乃至図8を用いて、取付部材100に対してHDD1の搭載方法について説明する。図6は、規格最小値の幅寸法で形成されたHDD1を搭載した状態を示す図である。
【0029】
規格幅最小値の幅寸法a、即ち本実施例ではa=69.60mmで形成されたHDD1を取付部材100に取り付ける場合には、取付部材100の傾斜側面部102の上端間の寸法aは69.85mm−0.25mm=69.60mmとなるよう形成されているので、図6(a)に示すように、傾斜側面部102の傾斜角度はそのままの状態でHDD1を載置することができる。
【0030】
そして、HDD1を載置台101上に載置後、固定部104の外側から捩子105を差込んで、HDD1を取付部材100に対して固定させる。
【0031】
図6(b)に示すように、このHDD1を固定させた取付部材100を電子機器200のHDD搭載部203内に形成されたコの字型レール受け201に、コネクタ35が奥側に配置する状態で引掛けて、電子機器200内部方向へスライドさせる。これにより、HDD1を搭載した取付部材100を電子機器200に取り付けることができる。
【0032】
この結果、最小幅のHDDであってもその側面を傾斜側面部102において確実に保持することができ、固定部104はレール部103や載置台101と略直角に形成されているため、載置されたHDD1の側面部と密着することができ、更に捩子105によって固定されるため、取付部材100は規格最小幅のHDD1が載置されたとしても、反ったりゆがんだりすることなく、HDD1をしっかりと固定載置することができる。
【0033】
次に、図7は規格範囲内の平均的な幅寸法で形成されたHDD1を搭載した状態を示す図である。
【0034】
規格幅の範囲内の平均的な幅寸法c、即ち本実施例ではa=69.60mmより大きく、b=70.10mmより小さい幅寸法で形成されたHDD1を取付部材100に取り付ける場合には、図7(a)に示すように、取付部材100の傾斜側面部102の上端間の寸法a=69.60mmそのままの状態ではHDD1は載置できない。
【0035】
そこで、図7(b)に示すように、傾斜側面部102を外側方向、傾斜側面部102の上端間の距離を広げる方向(図中、白抜き矢印の方向)に引っ張り、傾斜側面部102の上端間を広げてHDD1を挿入し、載置台101上に載置する。
【0036】
そして、HDD1を載置台101上に載置後、固定部104の外側から捩子105を差込んで、HDD1を取付部材100に対して固定させる。
【0037】
図7(c)に示すように、このHDD1を固定させた取付部材100を電子機器200のHDD搭載部203内に形成されたコの字型レール受け201に、コネクタ35が奥側に配置する状態で引掛けて、電子機器200内部方向へスライドさせる。これにより、HDD1を搭載した取付部材100を電子機器200に取り付けることができる。
【0038】
従って、規格幅の許容範囲内のHDDであればその側面を傾斜側面部102において確実に保持することができ、固定部104はレール部103や載置台101と略直角に形成されているため、載置されたHDD1の側面部と密着することができ、更に捩子105によって固定されるため、取付部材100は規格範囲内の平均的な幅を有するHDD1が載置されたとしても、反ったりゆがんだりすることなく、HDD1をしっかりと固定載置することができる。
【0039】
次に図8は規格最大値の幅寸法で形成されたHDD1を搭載した状態を示す図である。
規格幅最大値の幅寸法b、即ち本実施例ではa=70.10mmの幅寸法で形成されたHDD1を取付部材100に取り付ける場合には、図8(a)に示すように、取付部材100の傾斜側面部102の上端間の寸法a=69.60mmそのままの状態ではHDD1は載置できない。
【0040】
そこで、図8(b)に示すように、傾斜側面部102を外側方向、傾斜側面部102の上端間の距離を広げる方向(図中、白抜き矢印の方向)に引っ張り、傾斜側面部102の上端間を広げてHDD1を挿入し、載置台101上に載置する。
【0041】
そして、HDD1を載置台101上に載置後、固定部104の外側から捩子105を差込んで、HDD1を取付部材100に対して固定させる。
【0042】
図8(c)に示すように、このHDD1を固定させた取付部材100を電子機器200のHDD搭載部203内に形成されたコの字型レール受け201に、コネクタ35が奥側に配置する状態で引掛けて、電子機器200内部方向へスライドさせる。これにより、HDD1を搭載した取付部材100を電子機器200に取り付けることができる。
【0043】
この結果、最大幅のHDDであってもその側面を傾斜側面部102において確実に保持することができ、載置台101の幅寸法は規格最大値と同じかそれ以上の寸法に形成されており、また固定部104はレール部103や載置台101と略直角に形成されているため、載置されたHDD1の側面部と密着することができ、更に捩子105によって固定されるため、取付部材100は規格最大幅のHDD1が載置されたとしても、反ったりゆがんだりすることなく、HDD1をしっかりと固定載置することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、取付けに支障をきたすような変形を伴うことなく、磁気ディスク装置の幅方向における規格許容範囲内でのばらつきを吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る取付部材100に搭載させる磁気ディスク装置1の構成を示す斜視図。
【図2】磁気ディスク装置1の取付部材100の構成を示す斜視図。
【図3】取付部材100の断面形状を示す図。
【図4】取付部材100に磁気ディスク装置1を搭載し、取り付ける小型パーソナルコンピュータを示す斜視図。
【図5】取付部材100における固定部104の構成を示す図。
【図6】取付部材100に磁気ディスク装置1を搭載した際の断面形状を示す図。
【図7】取付部材100に磁気ディスク装置1を搭載した際の断面形状を示す図。
【図8】取付部材100に磁気ディスク装置1を搭載した際の断面形状を示す図。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置、ハードディスクドライブ(HDD)
32 ベース筐体
33 捩子受け部
34 トップカバー
35 コネクタ
100 取付部材
101 載置台
102 傾斜側面部
103 レール部
104 固定部
105 捩子
200 電子機器
201 レール受け
203 HDD搭載部
Claims (10)
- 電子機器に対して磁気ディスク装置を抜き差し可能に取り付けるレール部を有する磁気ディスク装置の取付部材において、
前記磁気ディスク装置を載置する載置部と、
前記載置部に弾性的に連結し、前記載置部側に傾斜させて設けられ、前記磁気ディスク装置の側面を保持する側面保持部と
を有しており、
前記載置部と前記側面保持部とからなる断面が台形形状となることを特徴とする磁気ディスク装置の取付部材。 - 前記載置部と連結した前記側面保持部の下端間の距離は、搭載する磁気ディスク装置の規格幅における許容範囲の最大値と略同じかそれ以上の寸法で形成され、
前記側面保持部の上端間の寸法は、搭載する磁気ディスク装置の規格幅における許容範囲の最小値と略同じかそれ以下の寸法で形成されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置の取付部材。 - 前記側面保持部は、その上端間の距離が一定範囲で変形できるようバネ性を有する素材で形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか記載の磁気ディスク装置の取付部材。
- 前記側面保持部における傾斜部分とは別に設けられ、前記載置部と略直角となるよう形成された磁気ディスク装置固定部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか記載の磁気ディスク装置の取付部材。
- 前記レール部は前記側面保持部に沿って形成されており、前記レール部、前記載値部及び前記側面保持部は一体的に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか記載の磁気ディスク装置の取付部材。
- レール部を有する取付部材に磁気ディスク装置を載置し、この取付部材のレール部を用いて磁気ディスク装置を抜き差し可能に取り付けられた電子機器において、
前記磁気ディスク装置を載置する載置部と、前記載置部に弾性的に連結し、前記載置部側に傾斜させて設けられ、前記磁気ディスク装置の側面を保持する側面保持部と、前記電子機器への取付部とを有し、前記載置部と前記側面保持部とからなる断面が台形形状となる磁気ディスク装置の取付部材と、
当該電子機器に接続するためのコネクタ部を有し、前記取付部材の載置部に載置され、前記側面保持部にその側面を保持され、固定された磁気ディスク装置と、
前記取付部材の取付部を用いて取付けられた磁気ディスク装置の前記コネクタと接続するためのコネクタ部と、
を有することを特徴とする電子機器。 - 前記取付部材において、
前記載置部と連結した前記側面保持部の下端間の距離は、搭載する磁気ディスク装置の規格幅における許容範囲の最大値と略同じかそれ以上の寸法で形成され、前記側面保持部の上端間の寸法は、搭載する磁気ディスク装置の規格幅における許容範囲の最小値と略同じかそれ以下の寸法で形成されていることを特徴とする請求項6記載の電子機器。 - 前記取付部材において、
前記側面保持部は、その上端間の距離が一定範囲で変形できるようバネ性を有する素材で形成されることを特徴とする請求項6又は請求項7のいずれか記載の電子機器。 - 前記取付部材において、
前記側面保持部における傾斜部分とは別に設けられ、前記載置部と略直角となるよう形成された磁気ディスク装置固定部を有することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか記載の電子機器。 - 前記取付部材において、
前記レール部は前記側面保持部に沿って形成されており、前記レール部、前記載値部及び前記側面保持部は一体的に構成されていることを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれか記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002194102A JP2004039084A (ja) | 2002-07-03 | 2002-07-03 | 磁気ディスク装置の取付部材、及びそれを搭載した電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002194102A JP2004039084A (ja) | 2002-07-03 | 2002-07-03 | 磁気ディスク装置の取付部材、及びそれを搭載した電子機器 |
Publications (1)
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JP2004039084A true JP2004039084A (ja) | 2004-02-05 |
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ID=31702876
Family Applications (1)
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JP2002194102A Pending JP2004039084A (ja) | 2002-07-03 | 2002-07-03 | 磁気ディスク装置の取付部材、及びそれを搭載した電子機器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004039084A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018135268A1 (ja) | 2017-01-20 | 2018-07-26 | 富士通株式会社 | 情報処理装置 |
-
2002
- 2002-07-03 JP JP2002194102A patent/JP2004039084A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018135268A1 (ja) | 2017-01-20 | 2018-07-26 | 富士通株式会社 | 情報処理装置 |
US10664025B2 (en) | 2017-01-20 | 2020-05-26 | Fujitsu Client Computing Limited | Information processing device |
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