JPH11213644A - 磁気ディスク装置の搭載方法及びそれを用いたoa機器 - Google Patents

磁気ディスク装置の搭載方法及びそれを用いたoa機器

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JPH11213644A
JPH11213644A JP1855298A JP1855298A JPH11213644A JP H11213644 A JPH11213644 A JP H11213644A JP 1855298 A JP1855298 A JP 1855298A JP 1855298 A JP1855298 A JP 1855298A JP H11213644 A JPH11213644 A JP H11213644A
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JP
Japan
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magnetic disk
personal computer
magnetic
disk drive
impact
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Application number
JP1855298A
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English (en)
Inventor
Yusuke Miyamoto
祐輔 宮本
Kenji Saito
賢二 斉藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11213644A publication Critical patent/JPH11213644A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、OA機器に搭載されている磁
気ディスク装置を、磁気ディスク装置に特別な部品を設
けずに耐衝撃性を上げる事を実現する事である。 【解決手段】従来OA機器に水平方向に搭載されていた
磁気ディスク装置を、垂直に搭載することにした。磁気
ディスク装置搭載時に、垂直方向に搭載することにより
衝撃緩和材等挾まずに、耐衝撃性を上げる事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
等の磁気記憶装置の搭載方法に関し、特に磁気ディスク
装置の搭載時、該磁気ディスク装置を構成する磁気ディ
スク及び磁気ヘッドの取付け固定方向が搭載されるOA
機器に対し垂直になるように搭載された搭載方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置の搭載されたOA機器
において、前記OA機器設置時及び使用時においてOA
機器本体に衝撃が加わった時、搭載してある磁気ディス
ク装置を構成する磁気ディスク及び磁気ヘッドが破損あ
るいは破壊し、記録してあったデータが損失及び破壊さ
れる危険性があり、搭載されている磁気ディスク装置に
加わる衝撃を抑える必要があった。
【0003】これに関する従来技術として、特開平6−
236669号公報に記載されているように、磁気ディ
スク装置とそれを搭載するOA機器とを、Z型のばねで
各方向を固定させることにより多方向からの衝撃を緩和
させるというものがある。また、特開平8−23584
6号公報に記載されているように、磁気ディスク装置の
筐体を2重構造として、内側の筐体と外側の筐体の間に
緩衝材を入れることにより、外部からの衝撃を緩和させ
るというものがある。また、特開平8−255471号
公報に掲載されているように、磁気ディスク装置をOA
機器に実装する際、先に磁気ディスク装置を緩衝材の付
いた実装ケースに収納し、その後OA機器に搭載すると
いうものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術、例えばZ
型のばねで磁気ディスク装置を固定し衝撃を緩和する方
法や、磁気ディスク装置の筐体を2重にし内外部の筐体
の間に緩衝材を入れ衝撃を緩和する方法、また磁気ディ
スク装置の実装ケースを用意しケース内部に緩衝材を設
けて衝撃を緩和する方法等があるが、上記全てのものが
衝撃を緩和する為に新規部品を新たに作製しなければな
らず、コストダウンの妨げとなっている。
【0005】本発明の目的は、新規部品を新たに増やす
ことなく、磁気ディスク装置の特性を利用した搭載方法
により衝撃力を緩和させ、記憶情報をショックダメージ
より保護し、全体として信頼性の高いシステム構成を得
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】水平方向からの衝撃より
も、垂直方向からの衝撃に強い、磁気ディスク装置の特
性を生かし磁気ディスク装置をOA機器に対し垂直方向
に実装することにより達成することができる。
【0007】本発明の搭載方法は、情報を記録/保持さ
せるための磁気記録媒体と、該磁気記録媒体に情報を読
み出し・書込みを行うための磁気ヘッドを備えた磁気デ
ィスク装置のシステム構成上のOA機器搭載方法におい
て、磁気ディスク装置をコンピュータ機器、ワープロ、
小形で可搬性のあるノートブック形パソコン及びサブノ
ート形パソコン等(以下OA機器と呼ぶ)に搭載する際
に、該磁気ディスク装置を構成する磁気記録媒体面及び
磁気ヘッド・スライダ面(ABS)が、OA機器に対
し、それぞれ垂直に成る様に搭載することにより、耐衝
撃性を上げる事を特徴としている。
【0008】更に、本発明の搭載方法を用いたOA機器
は、該磁気ディスク装置を構成する磁気記録媒体面及び
磁気ヘッド・スライダ面(ABS)が、OA機器に対
し、それぞれ垂直に成る様に搭載することにより、ノー
トブック形パソコン、サブノート形パソコン、ワープ
ロ、及びその他OA機器等システム上としての耐衝撃性
を上げる事を特徴としている。
【0009】更に、本発明の搭載方法を用いたOA機器
は、上記の本発明の搭載方法で、磁気ディスク装置を搭
載している。
【0010】更に、本発明でノートブック形パソコンに
搭載する際、上記の本発明の搭載方法を用いさらに搭載
する際、パソコンの本体後側の位置に搭載している。
【0011】更に、本発明の搭載方法を用いたサブノー
ト形パソコンは、上記の本発明の搭載方法で、パソコン
の本体後側の搭載位置に磁気ディスク装置を搭載してい
る。
【0012】更に、本発明の搭載方法を用いたワープロ
は、上記の本発明の搭載方法で、ワープロの本体後側の
搭載位置に磁気ディスク装置を搭載している。
【0013】この様に磁気ディスク装置を、OA機器に
対し垂直に実装することにより、OA機器に垂直方向の
衝撃が加わった時に、磁気ディスク装置を構成する磁気
ディスクと磁気ヘッドが互いに衝突する可能性が小さく
なり、磁気ディスク及び磁気ヘッドの破損及び破壊を、
防ぐことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて実施例について
説明する。
【0015】最初に図1にて磁気ディスク装置の簡単な
構造、動作について説明する。図1は磁気ディスク装置
の内部構造を示している。磁気ディスク動作部は磁気デ
ィスク2と、それを筐体1に保持しているスピンドルモ
ータ3と、磁気ヘッド4を保持及び駆動させているキャ
リッジ5から成っている。
【0016】図2に磁気ディスク装置を横から見た時の
磁気ディスク2と磁気ヘッド4の位置関係を示す。図2
に示す様に磁気ディスク2と磁気ヘッド4は、平行に重
なり合っており磁気ディスク装置の非駆動時には接触し
ており、駆動時でも微量な隙間があいているだけとなっ
ている。よって磁気ディスク装置に対し垂直方向の衝撃
6−aが働いた場合、磁気ディスク2と磁気ヘッド4が
衝突することにより、磁気ディスク2及び磁気ヘッド4
が破損及び破壊されることによるデータの損失、破壊及
びデータの読み込み不良を起す原因となる、しかし磁気
ディスク装置に対し水平方向の衝撃6−bでは、その構
造上磁気ディスク2と磁気ヘッド4との衝突は起こりに
くく、磁気ディスク2と磁気ヘッド4の破損及び破壊の
危険性は極めて少ない。
【0017】図3にノートブック形パソコン、サブノー
ト形パソコン及びワープロに極めて起こりやすい衝撃に
よる事故例をあげる。図に示す様にノートブック形パソ
コン、サブノート形パソコン及びワープロは、ディスプ
レイ部を開けた状態の場合ディスプレイの頭部に手等を
引っ掛けた時にパソコン本体が後に傾きその返りの反動
でパソコン本体に強い衝撃が加わるということがある。
【0018】次に図4にて本発明の一実施例を説明す
る。
【0019】図4に示す通り従来ノートブック形パソコ
ン、サブノート形パソコン及びワープロに対し水平に搭
載されていた磁気ディスク装置を、垂直に搭載した。
【0020】図5、図6に図3で示す衝撃による事故が
実際に起きた時に磁気ディスク装置にかかる衝撃力を記
す。この図よりわかるようにaにかかる力が一番大きく
続いてb、c、dとなっている。このことから衝撃力a
が磁気ディスク装置に垂直に加わると、磁気ディスク2
及び磁気ヘッド4が破損及び破壊する危険性が最も高
い。逆に衝撃力dが磁気ディスク装置に垂直な力が加わ
ってもその危険性は、極めて少ない。さらに従来の位置
に磁気ディスク装置が搭載されていても、ノートブック
形パソコン、サブノート形パソコン及びワープロに対し
て垂直に搭載されているならば、磁気ディスク装置の垂
直の衝撃よりも水平に対する衝撃に強いという特性よ
り、磁気ディスク2及び磁気ヘッドの破損及び破壊の危
険性は少ない。
【0021】
【発明の効果】磁気ディスク装置搭載時に、垂直方向に
搭載することにより衝撃緩和材等挾まずに、耐衝撃性を
上げる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ディスク装置内部構造の斜視図である。
【図2】磁気ディスク装置を横から見た時の、磁気ディ
スクと磁気ヘッドの位置関係を示す図である。
【図3】ノートブック形パソコン、サブノート形パソコ
ン及びワープロに起こりやすい衝撃による事故例の図で
ある。
【図4】磁気ディスク装置の従来の設置位置及び衝撃力
のかかりにくい設置位置を示す図である。
【図5】パソコンの傾きと磁気ディスク装置の設置位
置。
【図6】図5で示したパソコンの傾きにおける、磁気デ
ィスク装置にかかる位置別衝撃力を示す。
【符号の説明】
1…筐体、 2…磁気ディスク、 3…スピ
ンドルモータ、4…磁気ヘッド、 5…キャリッジ、
6−a…磁気ディスク装置にかかる垂直方向の力、6−
b…磁気ディスク装置にかかる水平方向の力。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを記録/保持させるための磁気ディ
    スクと、前記磁気ディスクにデータをリード/ライトす
    るための磁気ヘッドを有する磁気ディスク装置におい
    て、 前記磁気ディスク装置をコンピュータ機器、ワープロ及
    び小形で可搬性のあるノートブック形パソコン及びサブ
    ノート形パソコン(以下OA機器と呼ぶ)に搭載する際
    に、前記磁気ディスクの有する磁気ディスク及び磁気ヘ
    ッドがOA機器に対し垂直に成るように搭載することに
    より、耐衝撃性を上げる事を特徴とする搭載方法。
  2. 【請求項2】請求項1の搭載方法を、特徴としたノート
    ブック形パソコン。
  3. 【請求項3】請求項1の搭載方法を、特徴としたサブノ
    ート形パソコン。
  4. 【請求項4】請求項1の搭載方法を、特徴としたワープ
    ロ。
  5. 【請求項5】請求項1の搭載方法で、磁気ディスク装置
    を搭載した機器。
  6. 【請求項6】ノートブック形パソコンに搭載する際、請
    求項1の搭載方法を用いさらに搭載する際、パソコンの
    本体後側の位置に搭載することを特徴としたノートブッ
    ク形パソコン。
  7. 【請求項7】請求項1の搭載方法で、パソコンの本体後
    側の搭載位置に磁気ディスク装置を搭載することを特徴
    としたサブノート形パソコン。
  8. 【請求項8】請求項1の搭載方法で、ワープロの本体後
    側の搭載位置に磁気ディスク装置を搭載することを特徴
    としたワープロ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002047088A1 (fr) * 2000-12-04 2002-06-13 Hitachi, Ltd. Procede pour monter un dispositif a disque magnetique, casier pour dispositif a disque magnetique et dispositif a disque magnetique
US8294957B2 (en) 2004-07-09 2012-10-23 Ricoh Company, Ltd. Data processing apparatus and method of using the same

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