JP2003295954A - 電動アクチュエータ駆動制御装置 - Google Patents

電動アクチュエータ駆動制御装置

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JP2003295954A
JP2003295954A JP2002095887A JP2002095887A JP2003295954A JP 2003295954 A JP2003295954 A JP 2003295954A JP 2002095887 A JP2002095887 A JP 2002095887A JP 2002095887 A JP2002095887 A JP 2002095887A JP 2003295954 A JP2003295954 A JP 2003295954A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電動アクチュエータのフィードバック制御に積
分器を含む電動アクチュエータ駆動制御装置において、
電源電圧の制限が無い場合の実制御量応答を犠牲にする
ことなしに、操作量指令値が所定電源電圧値を越えた場
合の実制御量応答におけるオーバーシュートを防止し、
あらゆる動作要求に対し最適な応答性が得られるように
すること。 【解決手段】電動アクチュエータ5を駆動する前回操作
量指令値の絶対値 |V-1| と電源電圧値VBとを比較す
る比較手段C3と、比較手段C3により前回の操作量指
令値の絶対値 |V-1| が電源電圧値VBより大きいと判
断された場合は積分操作量IUを減少させる方向に補正
する積分操作量補正手段C4と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動アクチュエー
タを動かす場合に所定の電源電圧(バッテリ電圧)の制
限を受け、かつ、電動アクチュエータ等を動かす制御器
に積分器を含む電動アクチュエータ駆動制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上述のような電動アクチュエータ駆動制
御装置としては、例えば、自動車に搭載される装置とし
て、内燃機関の可変動弁装置において制御軸の回転角制
御に用いられる電動アクチュエータ駆動制御装置があ
る。この可変動弁装置は、内燃機関のバルブ動作特性、
例えばバルブ位相、バルブリフト量を連続的に変化させ
る可変動弁機構を吸気側バルブ、もしくは、吸気側およ
び排気側バルブ両方を持ち、該可変動弁機構は、制御軸
を回転させることでバルブ動作特性を変更できるもの
で、制御軸の回転角をポテンショメータ等の回転角度セ
ンサによって検出し、この検出された実制御軸回転角信
号に基づき、可変動弁コントロールユニットでは、実制
御軸回転角信号と目標制御軸回転角とを比較し、偏差が
零になるように、DCサーボモータ等の電動アクチュエ
ータに駆動電流を出力することにより、制御軸の回転角
を目標のバルブ動作特性に対応する目標制御軸回転角に
一致させるようなフィードバック制御が行われるように
なっている。そして、前記電動アクチュエータ駆動制御
装置では、例えば、積分器を含むPID制御器が用いら
れると共に、電動アクチュエータを動かす場合に所定の
電源電圧(バッテリ電圧)の制限を受ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
に搭載される装置においては、上述のように、電動アク
チュエータを動かす場合に所定の電源電圧(バッテリ電
圧)の制限を受け、かつ、電動アクチュエータ等を動か
す制御器に積分器を含むことから、以下に述べるような
問題点があった。
【0004】即ち、実制御軸回転角信号と目標制御軸回
転角との制御偏差が大きく、制御器で演算された電動ア
クチュエータへの操作量指令値(電圧値)が所定の電源
電圧制限値上限(バッテリ電圧)を越えた場合、図10
(電源電圧制限有無時操作量比較結果)に示すように、
電動アクチュエータへの実操作量(印加電圧)Vは電源
電圧制限値上限(バッテリ電圧)値の制限を受けて電
源電圧制限値上限と同等となり、これにより、操作量
指令値よりも小さな値となってしまうため、応答遅れが
発生する。即ち、制御偏差が大きく、実操作量V(図1
0の)が電源電圧制限値上限の制限を受けている場
合の実制御量応答(図9(電源電圧制限有無時実制御量
応答比較結果)の)は、電源電圧制限値上限の制限
が無い理想的な実操作量(図10)が入った場合の実
制御量応答(図9の)より遅くなると共に、その遅れ
によりさらに実制御量と目標制御量との間に大きな制
御偏差が発生するため、その制御偏差を制御器内の積分
器が積分することで過度に積分値が演算される結果、制
御器で演算される操作量指令値が過度の積分の影響を受
け過大となり、図9のに示すようにオーバーシュート
等を発生させる原因となっていた。
【0005】そこで、このオーバーシュート等の応答性
の悪化を防止するために、実制御軸回転角信号と目標制
御軸回転角との制御偏差が小さく、制御器で演算された
電動アクチュエータへの操作量指令値(電圧値)が所定
の電源電圧制限値上限(バッテリ電圧)を越えない場
合の実制御量応答(図12(電源電圧の制限が無い場合
のトレードオフ有無時実制御量応答比較結果)の)と
のトレードオフ、即ち、制御偏差の積分結果にかける積
分ゲインの調整を行うことで、操作量指令値が所定電源
電圧値を越えた場合の実制御量応答(図11(電源電圧
の制限が有る場合のトレードオフ有無時実制御量応答比
較結果)のに示すトレードオフしない場合の実制御量
応答)を、オーバーシュートが生じない実制御量応答
(図11のに示すトレードオフした場合の実制御量応
答)に修正しなければならなかった。しかしながら、制
御偏差の積分結果にかける積分ゲインの調整を行うと、
電源電圧の制限が無い場合の実制御量応答が、図12の
に示すように実制御量の制御応答性が悪化すると共
に、目標制御量に収束せずに定常的な偏差がでてしま
うという別の問題が生じる。
【0006】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、電動アクチュエータのフィードバック
制御に積分器を含む電動アクチュエータ駆動制御装置に
おいて、電源電圧の制限が無い場合の実制御量応答を犠
牲にすることなしに、操作量指令値が所定電源電圧値を
越えた場合の実制御量応答におけるオーバーシュートを
防止し、あらゆる動作要求に対し最適な応答性が得られ
るようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明請求項1記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、所定の電源電圧による制限のもとで駆動制
御される電動アクチュエータと、該電動アクチュエータ
により所定の目標制御量に駆動制御される被制御体と、
該被制御体の実制御量を検出する実制御量検出手段と、
該実制御量検出手段で検出された実制御量と前記目標制
御量との制御偏差を演算する制御偏差演算手段と、少な
くとも該制御偏差演算手段で演算された制御偏差に基づ
く積分操作量による操作量指令電圧値で前記電動アクチ
ュエータを駆動制御する制御手段を備えた電動アクチュ
エータ駆動制御装置において、前記操作量指令電圧値の
絶対値と前記電源電圧値とを比較する比較手段と、該比
較手段により操作量指令電圧値の絶対値が電源電圧値よ
り大きいと判断された場合は前記積分操作量を減少させ
る方向に補正する積分操作量補正手段と、備えている手
段とした。
【0008】請求項2記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項1記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置において、前記比較手段が、前回の操作量指令電
圧値の絶対値と前記電源電圧値とを比較するように構成
されている手段とした。
【0009】請求項3記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項1または2に記載の電動アクチュエ
ータ駆動制御装置において、前記積分操作量補正手段
が、前記積分操作量の演算で用いられる基本積分ゲイン
を減少させる方向に補正された可変積分ゲインを用いる
ことにより積分操作量を減少させるように構成されてい
る手段とした。
【0010】請求項4記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項3記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置において、前記積分操作量補正手段が、前記基本
積分ゲインを操作量指令電圧値の絶対値で除算し、該除
算結果に対し任意の補正係数を乗算することで前記可変
積分ゲインを求めるように構成されている手段とした。
【0011】請求項5記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項3記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置において、前記積分操作量補正手段で可変積分ゲ
インを求める際の操作量指令電圧値の絶対値として前回
の操作量指令電圧値の絶対値を用いるようにしたことを
特徴とする請求項4記載の電動アクチュエータ駆動制御
装置。
【0012】請求項6記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項3記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置において、前記積分操作量補正手段で可変積分ゲ
インを求める際の操作量指令電圧値の絶対値として今回
の操作量指令電圧値の絶対値を用いるようにしたことを
特徴とする請求項4記載の電動アクチュエータ駆動制御
装置。
【0013】
【作用】本発明請求項1記載の電動アクチュエータ駆動
制御装置では、上述のように、比較手段により操作量指
令電圧値の絶対値が電源電圧値より小さいと判断された
場合は、制御手段において少なくとも制御偏差演算手段
で演算された制御偏差に基づく積分操作量による操作量
指令電圧値で前記電動アクチュエータの駆動制御が行わ
れるもので、これにより、最適な実制御量応答が得られ
る。また、比較手段により操作量指令電圧値の絶対値が
電源電圧値より大きいと判断された場合は、積分操作量
補正手段において、前記制御偏差に基づく積分操作量を
減少させる方向に補正する処理がなされるもので、これ
により、操作量指令値が所定電源電圧値を越えた場合の
実制御量応答におけるオーバーシュートを防止すること
ができる。従って、電源電圧の制限が無い場合の実制御
量応答を犠牲にすることなしに、操作量指令値が所定電
源電圧値を越えた場合の実制御量応答におけるオーバー
シュートを防止することができ、これにより、あらゆる
動作要求に対し最適な応答性を得ることができる。
【0014】請求項2記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項1において、前記比較手段で電源電
圧値と比較する操作量指令電圧値の絶対値として前回の
操作量指令電圧値の絶対値を用いるようにすることで、
今回の操作量指令電圧値を演算した後に電源電圧と比較
し、その結果電源電圧値より大きい場合にもう一度積分
操作量を演算し、改めて今回の操作量指令電圧値を演算
する場合に比べ、演算容量が小さくなる。なお、前記制
御手段の演算間隔に比べ電動アクチュエータの応答速度
が遅いため、前回の操作量指令電圧値と今回の操作量指
令電圧値には大差はなく、また、操作量指令電圧値の極
性が切り替わる瞬間においても、1演算間隔のみ大きな
差がでるが、電動アクチュエータの応答が遅いため実質
的には問題はない。
【0015】請求項3記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項1または2において、前記比較手段
により操作量指令電圧値の絶対値が電源電圧値より大き
いと判断された場合は、前記積分操作量補正手段におい
て、積分操作量の演算で用いられる基本積分ゲインを減
少させる方向に補正された可変積分ゲインを用いること
により積分操作量を減少させる方向に補正する処理がな
されるもので、このように積分操作量の演算処理内で補
正をかけることで、演算処理後の応答に対して補正をか
ける場合に比べ、制御システムを簡略化することができ
る。
【0016】請求項4記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項3において、前記比較手段により操
作量指令電圧値の絶対値が電源電圧値より大きいと判断
された場合は、積分操作量補正手段において、基本積分
ゲインを操作量指令電圧値の絶対値で除算し、該除算結
果に対し任意の補正係数を乗算することで前記可変積分
ゲインを求めることにより、操作量指令電圧値の絶対値
が大きくなるにつれて過度に積分される積分操作量を適
正に補正することができる。
【0017】請求項5記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項4において、前記積分操作量補正手
段で可変積分ゲインを求める際の操作量指令電圧値の絶
対値として前回の操作量指令電圧値の絶対値を用いるこ
とにより、演算容量が小さくなる。
【0018】請求項6記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項4において、前記積分操作量補正手
段で可変積分ゲインを求める際の操作量指令電圧値の絶
対値として今回の操作量指令電圧値の絶対値を用いるこ
とにより、精度が高くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 (発明の実施の形態1)この発明の実施の形態1は、請
求項1〜5の発明に対応している。図1は、本発明の実
施の形態1の電動アクチュエータ駆動制御装置が適用さ
れた可変動弁装置の全体を示す構成図であり、この図に
おいて、1は吸気・排気弁のバルブリフト量を変化させ
る可変動弁機構、2は制御軸(被制御体)、3は回転角
度センサ(実制御量検出手段)、4はコントロールユニ
ット(制御手段)、5はDCサーボモータで構成される
電動アクチュエータ、6は減速機構を示す。
【0020】さらに詳述すると、この可変動弁装置は、
前記コントロールユニット4において、図示を省略した
クランク角センサ、エアフローメータ、水温センサ、エ
ンジン回転数センサ等の各種のセンサからの検出信号
(機関運転情報)および各種装置からの要求に応じ、最
終目標制御量演算器E1において目標制御量(目標制御
軸回転角)REFの演算が行われると共に、PID制御
器E2では、前記目標制御量REFと、回転角度センサ
3で検出された実制御量(制御軸回転角信号)Yとの制
御偏差ERRORに基づいて操作量指令値Vが演算さ
れ、駆動手段E3では電源(バッテリ)電圧VB(DC
12V)による制限のもとに、操作量指令値Vに応じた
実操作量(アクチュエータ印加電圧)を電動アクチュエ
ータ5に出力することにより、減速機構6を介して制御
軸2の回転角を目標のバルブ特性に対応する目標回転角
位置に一致させるようなフィードバック制御が行われる
ようになっている。
【0021】次に、前記PID制御器E2の制御内容
を、図2のブロック図、および、図3のフローチャート
に基づいて詳述する。まず、PID制御器E2の制御内
容を示す図2のシステム図において、C1は制御偏差演
算手段、C2は比例操作量演算手段、C3は比較手段、
C4は積分操作量補正手段、C5は積分操作量演算手
段、C6は微分操作量演算手段、C7は操作量指令値演
算手段を示す。また、Z-1は前回演算値を保持する0次
ホールドである。
【0022】次に、PID制御器E2の制御内容を、図
2のシステム図を参照にしつつ、図3のフローチャート
に基づいて説明する。まず、ステップS101では前記
最終目標制御量演算器E1で演算された目標制御量RE
Fを読み込み、ステップS102では回転角度センサ3
で検出された実制御量Yを読み込み、ステップS103
では電源電圧VBを読み込む。
【0023】続くステップS104では、前記制御偏差
演算手段C1において、前記目標制御量REFから実制
御量Yを減算することにより、制御偏差ERRORを演
算する。続くステップS105では、比例操作量演算手
段C2において、次式(1)により比例操作量PUの演
算が行われる。なお、PGは比例ゲインである。 PU=PG×ERROR・・・・(1)
【0024】続くステップS106では、比較手段C3
において、前回の操作量指令値の絶対値 |V-1| が電源
電圧VBを越えているか否かを判定し、NO(VB≧ |
-1| )である時はステップS107に進み、積分ゲイ
ンGとして基本積分ゲインIGを読み込んだ後、ステッ
プS109に進み、また、YES(VB< |V-1| )で
ある時はステップS108に進み、積分操作量補正手段
C4において、次式(2)により可変積分ゲインKGを
演算し、これを積分ゲインGとして読み込んだ後、ステ
ップS109に進む。なお、Hは補正係数である。 KG=(IG/ |V-1| )×H・・・・(2)
【0025】続くステップS109では、積分操作量演
算手段C5において、次式(3)により積分操作量IU
の演算が行われる。なお、STは演算間隔(時間)であ
る。 IU=(G×ST×ERROR)+前回IU・・・・(3) 続くステップS110では、微分操作量演算手段C6に
おいて、次式(4)により微分操作量DUの演算が行わ
れる。なお、DGは微分ゲイン DU=DG×(ERROR−前回ERROR)/ST・・・・(4)
【0026】続くステップS111では、操作量指令値
演算手段C7において、次式(5)により操作量指令値
Vの演算が行われる。 V=PU+IU+DU・・・・(5) 続くステップS112では、操作量指令値Vを駆動手段
E3に出力し、駆動手段E3では、前述のように電源
(バッテリ)電圧VB(DC12V)による制限のもと
に、操作量指令値Vに応じた実操作量(アクチュエータ
印加電圧)を電動アクチュエータ5に出力することによ
り、減速機構6を介して制御軸2の回転角を目標のバル
ブ特性に対応する目標回転角位置に一致させるようなフ
ィードバック制御が行われるようになっている。
【0027】次に、この発明の実施の形態1の作用・効
果を説明する。 (イ)制御偏差小時 制御偏差演算手段C1で演算された制御偏差ERROR
が小さくて、図5(積分操作量および実操作量比較結
果)に示すように、比較手段C3により操作量指令値の
絶対値 |V-1| が電源電圧値VB()以下(VB≧ |
-1| )と判断された場合は、積分操作量演算手段C5
では基本積分ゲインIGにより、図5のに示すよう
に、積分操作量補正手段C4を備えない場合と同様
に、最適な積分操作量IUの演算が行われる。
【0028】即ち、操作量指令値の絶対値 |V-1| が電
源電圧値VB以下である場合は、図5(積分操作量およ
び実制御量比較結果)のに示すように、積分操作量補
正手段C4を備えない場合と同様に、操作量指令値V
に応じた実操作量がそのまま出力されるため、図4(電
源電圧の制限が無い場合の実制御量応答比較結果)の
に示すように、積分操作量補正手段C4を備えない場合
と同様に、最適な実制御量応答が得られ、目標制御量
に迅速に収束する。
【0029】(ロ)制御偏差大時 制御偏差演算手段C1で演算された制御偏差ERROR
が大きくて、図7(積分操作量および実操作量比較結
果)に示すように、比較手段C3により操作量指令値の
絶対値 |V-1| が電源電圧値VB()を越えている
(VB< |V-1| )と判断された場合は、積分操作量補
正手段C4において、積分操作量IUを減少させるよう
な可変積分ゲインKGの演算(前記式(2))が行わ
れ、積分操作量演算手段C5ではこの可変積分ゲインK
Gに基づいて低減された積分操作量IU(図7の)の
演算が行われる。なお、図7のは積分ゲインの補正が
行われない場合の積分操作量IUを示す。
【0030】以上のように、図7のに示すように、積
分ゲインの補正が行われた場合の実操作量(図7の)
が、積分ゲインの補正が行われない場合の実操作量(図
7の)に比べ、電源電圧VBより早めに低下し、これ
により、図6(電源電圧の制限が有る場合の制御量応答
比較結果)のに示すように、オーバーシュートするこ
となしに、目標制御量に収束する。
【0031】従って、電源電圧値VBの制限が無い場合
の実制御量応答(図4の)を犠牲にすることなしに、
操作量指令値Vが所定電源電圧値VBを越えた場合の実
制御量応答(図6の)におけるオーバーシュートを防
止することができ、これにより、あらゆる動作要求に対
し最適な応答性を得ることができるようになるという効
果が得られる。
【0032】また、前記比較手段C3で電源電圧値VB
と比較する操作量指令値の絶対値として前回の操作量指
令値の絶対値 |V-1| を用いるようにすることで、今回
の操作量指令値Vを演算した後に電源電圧値VBと比較
し、その結果電源電圧値VBを越えている場合にもう一
度積分量操作量IUを演算し、改めて今回の操作量指令
値Vを演算する場合に比べ、演算容量を小さくできるよ
うになる。
【0033】なお、前記コントロールユニット4の演算
間隔STに比べ電動アクチュエータ5の応答速度が遅い
ため、前回の操作量指令値V-1と今回の操作量指令値V
には大差はなく、また、操作量指令値Vの極性が切り替
わる瞬間においても、1演算間隔のみ大きな差がでる
が、電動アクチュエータ5の応答が遅いため実質的には
問題はない。
【0034】また、前記比較手段C3により前回の操作
量指令値の絶対値 |V-1| が電源電圧値VBを越えてい
る判断された場合は、積分操作量補正手段C4におい
て、積分操作量の演算で用いられる基本積分ゲインIG
を減少させる方向に補正された可変積分ゲインKGを用
いることにより積分操作量IUを減少させる方向に補正
する処理がなされるもので、このように積分操作量IU
の演算処理内で補正をかけることで、演算処理後の応答
に対して補正をかける場合に比べ、制御システムを簡略
化することができるようになる。
【0035】また、前記比較手段C3により前回の操作
量指令値の絶対値 |V-1| が電源電圧値VBを越えてい
ると判断された場合は、積分操作量補正手段C4におい
て、基本積分ゲインIGを前回の操作量指令値の絶対値
|V-1| で除算して前記可変積分ゲインKGを求めるこ
とにより、操作量指令値の絶対値Vが大きくなるにつれ
て過度に積分される積分操作量IUを適正に補正するこ
とができるようになる。また、前記除算(IG/ |V-1
| )は基本積分ゲインと前回操作量指令値の絶対値との
比率を表しているだけであるため、この除算結果に対し
所定の補正係数Hを乗算することにより、適正な積分ゲ
インを設定できるようになる。
【0036】また、前記積分操作量補正手段C4で可変
積分ゲインKGを求める際の操作量指令値の絶対値とし
て前回の操作量指令値の絶対値 |V-1| を用いることに
より、演算容量が小さくなる。
【0037】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。なお、この他の発明の実施の形態の説明にあた
っては、前記発明の実施の形態1と同様の構成部分は図
示および説明を省略し、または、同一の符号を付けてそ
の説明を省略する。 (発明の実施の形態2)この発明の実施の形態2の電動
アクチュエータ駆動制御装置は、請求項6の発明に対応
している。即ち、この発明の実施の形態2の電動アクチ
ュエータ駆動制御装置は、前記積分操作量補正手段C4
で可変積分ゲインKGを求める際の操作量指令値の絶対
値として、次式(6)に示すように、今回の操作量指令
値の絶対値 |V| を用いるようにした点が前記発明の実
施の形態1とは相違したものである。 KG=(IG/ |V| )×H・・・・(6)
【0038】次に、PID制御器E2の制御内容を、図
8のフローチャートに基づいて説明する。まず、図8の
ステップS201〜205は、前記発明の実施の形態1
における図3のステップS101〜105と同様である
ためその説明を省略する。続くステップS206、S2
07、S208では、図3のステップS109〜111
と同様に積分操作量IUの演算、微分操作量DUの演
算、および、操作量指令値Vの演算が行われる。
【0039】続くステップS209では、比較手段C3
において、前記ステップS208で演算された操作量指
令値の絶対値 |V| が電源電圧VBを越えているか否か
を判定し、NO(VB≧ |V| )である時はステップS
213に進み、また、YES(VB< |V| )である時
はステップS210に進み、積分操作量補正手段C4に
おいて、前記式(6)により可変積分ゲインKGを演算
し、これを積分ゲインGとして読み込んだ後、ステップ
S211に進む。
【0040】続くステップS211では、積分操作量演
算手段C4において、前記式(3)により積分操作量I
Uの再演算が行われる。このステップS212では、操
作量指令値演算手段C7において、前記式(5)により
操作量指令値Vの再演算が行われた後、ステップS21
3に進む。このステップS213では、操作量指令値V
を駆動手段E3に出力し、駆動手段E3では、前述のよ
うに電源(バッテリ)電圧VB(DC12V)による制
限のもとに、操作量指令値Vに応じた実操作量(アクチ
ュエータ印加電圧)を電動アクチュエータ5に出力する
ことにより、減速機構6を介して制御軸2の回転角を目
標のバルブ特性に対応する目標回転角位置に一致させる
ようなフィードバック制御が行われるようになってい
る。
【0041】以上のように、この発明の実施の形態2で
は、積分操作量の演算および操作量指令値の演算が2度
行われるため、演算容量は大きくなるが、比較手段C3
で比較される積分操作量として、今回の積分操作量Vを
用いるようにすることで、前回の積分操作量V-1を用い
る場合に比べて、演算間隔の遅れなく積分操作量の演算
が行われることで、制御の精度を高めることができるよ
うになるという追加の効果が得られる。
【0042】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、具体的な構成はこれら発明の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、発
明の実施の形態では、電動アクチュエータにより所定の
目標制御量に駆動制御される被制御体として、可変動弁
機構における制御軸を例にとり、該制御軸を目標回転角
に制御する場合について説明したが、要は、電動アクチ
ュエータを動かす場合に所定の電源電圧の制限を受け、
かつ、電動アクチュエータを動かす制御器に積分器を含
む電動アクチュエータ駆動制御装置に全て適用すること
ができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明してきたように、本発明
の電動アクチュエータ駆動制御装置では、上述のよう
に、操作量指令電圧値の絶対値と電源電圧値とを比較す
る比較手段と、該比較手段により操作量指令電圧値の絶
対値が電源電圧値より大きいと判断された場合は前記積
分操作量を減少させる方向に補正する積分操作量補正手
段と、備えている手段としたことで、電源電圧の制限が
無い場合の実制御量応答を犠牲にすることなしに、操作
量指令値が所定電源電圧値を越えた場合の実制御量応答
におけるオーバーシュートを防止することができ、これ
により、あらゆる動作要求に対し最適な応答性を得るこ
とができようになるという効果が得られる。
【0044】請求項2記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項1記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置において、前記比較手段が、前回の操作量指令電
圧値の絶対値と前記電源電圧値とを比較するように構成
されている手段としたことで、今回の操作量指令電圧値
を演算した後に電源電圧と比較し、その結果電源電圧値
より大きい場合にもう一度積分操作量を演算し、改めて
今回の操作量指令電圧値を演算する場合に比べ、演算容
量を小さくすることができる。なお、前記制御手段の演
算間隔に比べ電動アクチュエータの応答速度が遅いた
め、前回の操作量指令電圧値と今回の操作量指令電圧値
には大差はなく、また、操作量指令電圧値の極性が切り
替わる瞬間においても、1演算間隔のみ大きな差がでる
が、電動アクチュエータの応答が遅いため実質的には問
題はない。
【0045】請求項3記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項1または2に記載の電動アクチュエ
ータ駆動制御装置において、前記積分操作量補正手段
が、前記積分操作量の演算で用いられる基本積分ゲイン
を減少させる方向に補正された可変積分ゲインを用いる
ことにより積分操作量を減少させるように構成されてい
る手段とし、即ち、積分操作量の演算処理内で補正をか
けるようにしたことで、演算処理後の応答に対して補正
をかける場合に比べ、制御システムを簡略化することが
できるようになる。
【0046】請求項4記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項3記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置において、前記積分操作量補正手段が、前記基本
積分ゲインを操作量指令電圧値の絶対値で除算し、該除
算結果に対し任意の補正係数を乗算することで前記可変
積分ゲインを求めるように構成されている手段としたこ
とで、操作量指令電圧値の絶対値が大きくなるにつれて
過度に積分される積分操作量を適正に補正することがで
きるようになる。
【0047】請求項5記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項3記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置において、前記積分操作量補正手段で可変積分ゲ
インを求める際の操作量指令電圧値の絶対値として前回
の操作量指令電圧値の絶対値を用いるようにしたこと
で、演算容量を小さくできるようになる。
【0048】請求項6記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置では、請求項3記載の電動アクチュエータ駆動制
御装置において、前記積分操作量補正手段で可変積分ゲ
インを求める際の操作量指令電圧値の絶対値として今回
の操作量指令電圧値の絶対値を用いるようにしたこと
で、演算間隔の遅れなく積分操作量の演算が行われるた
め、制御の精度を高めることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電動アクチュエータ駆
動制御装置が適用された可変動弁装置の全体を示す構成
図である。
【図2】本発明の実施の形態1の電動アクチュエータ駆
動制御装置における制御内容を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1の電動アクチュエータ駆
動制御装置における制御内容を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の実施の形態1の電動アクチュエータ駆
動制御装置における電源電圧の制限が無い場合の実制御
量応答比較結果を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1の電動アクチュエータ駆
動制御装置における電源電圧の制限が無い場合の積分操
作量および実制御量比較結果を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態1の電動アクチュエータ駆
動制御装置における電源電圧の制限が有る場合の実制御
量応答比較結果を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態1の電動アクチュエータ駆
動制御装置における電源電圧の制限が有る場合の積分操
作量および実制御量比較結果を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態2の電動アクチュエータ駆
動制御装置における制御内容を示すフローチャートであ
る。
【図9】従来例の電動アクチュエータ駆動制御装置にお
ける電源電圧制限有無時実制御量応答比較結果を示す図
である。
【図10】従来例の電動アクチュエータ駆動制御装置に
おける電源電圧制限有無時操作量比較結果を示す図であ
る。
【図11】従来例の電動アクチュエータ駆動制御装置に
おける電源電圧の制限が有る場合のトレードオフ有無時
実制御量応答比較結果を示す図である。
【図12】従来例の電動アクチュエータ駆動制御装置に
おける電源電圧の制限が無い場合のトレードオフ有無時
実制御量応答比較結果を示す図である。
【符号の説明】
1 可変動弁機構 2 制御軸(被制御体) 3 回転角度センサ(実制御量検出手段) 4 コントロールユニット(制御手段) 5 電動アクチュエータ 6 減速機構 E1 最終目標制御量演算器 E2 PID制御器 E3 駆動手段 C1 制御偏差演算手段 C2 比例操作量演算手段 C3 比較手段 C4 積分操作量補正手段 C5 積分操作量演算手段 C6 微分操作量演算手段 C7 操作量指令値演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G018 AB02 AB16 BA38 CA13 DA45 EA02 EA16 EA17 EA35 FA01 FA06 GA02 GA36 5H004 GA03 GA06 GB12 HA08 HB08 KB04 5H303 AA13 BB06 BB18 CC05 DD01 GG04 KK03 KK24 KK36 LL03 5H570 AA21 AA30 BB11 BB20 CC02 DD06 EE01 EE02 GG04 GG08 JJ22 JJ23 JJ24 LL03 LL16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電源電圧による制限のもとで駆動
    制御される電動アクチュエータと、該電動アクチュエー
    タにより所定の目標制御量に駆動制御される被制御体
    と、該被制御体の実制御量を検出する実制御量検出手段
    と、該実制御量検出手段で検出された実制御量と前記目
    標制御量との制御偏差を演算する制御偏差演算手段と、
    少なくとも該制御偏差演算手段で演算された制御偏差に
    基づく積分操作量による操作量指令電圧値で前記電動ア
    クチュエータを駆動制御する制御手段を備えた電動アク
    チュエータ駆動制御装置において、 前記操作量指令電圧値の絶対値と前記電源電圧値とを比
    較する比較手段と、 該比較手段により操作量指令電圧値の絶対値が電源電圧
    値より大きいと判断された場合は前記積分操作量を減少
    させる方向に補正する積分操作量補正手段と、を備えて
    いることを特徴とする電動アクチュエータ駆動制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段が、前回の操作量指令電圧
    値の絶対値と前記電源電圧値とを比較するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の電動アクチュ
    エータ駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記積分操作量補正手段が、前記積分操
    作量の演算で用いられる基本積分ゲインを減少させる方
    向に補正された可変積分ゲインを用いることにより積分
    操作量を減少させるように構成されていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の電動アクチュエータ駆動
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記積分操作量補正手段が、前記基本積
    分ゲインを操作量指令電圧値の絶対値で除算し、該除算
    結果に対し任意の補正係数を乗算することで前記可変積
    分ゲインを求めるように構成されていることを特徴とす
    る請求項3記載の電動アクチュエータ駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記積分操作量補正手段で可変積分ゲイ
    ンを求める際の操作量指令電圧値の絶対値として前回の
    操作量指令電圧値の絶対値を用いるようにしたことを特
    徴とする請求項4記載の電動アクチュエータ駆動制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記積分操作量補正手段で可変積分ゲイ
    ンを求める際の操作量指令電圧値の絶対値として今回の
    操作量指令電圧値の絶対値を用いるようにしたことを特
    徴とする請求項4記載の電動アクチュエータ駆動制御装
    置。
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