JP2003294978A - 溶融ファイバ型光カプラー - Google Patents

溶融ファイバ型光カプラー

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JP2003294978A
JP2003294978A JP2002096135A JP2002096135A JP2003294978A JP 2003294978 A JP2003294978 A JP 2003294978A JP 2002096135 A JP2002096135 A JP 2002096135A JP 2002096135 A JP2002096135 A JP 2002096135A JP 2003294978 A JP2003294978 A JP 2003294978A
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absorbing member
shock absorbing
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JP2002096135A
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Shingo Watanabe
慎吾 渡邉
Toshiki Sakamoto
俊貴 坂本
Seishi Takagi
清史 高木
Hidesato Nakatake
秀聡 中武
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Okano Electric Wire Co Ltd
Original Assignee
Okano Electric Wire Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐振動性・耐衝撃性が良好で、挿入損失の温
度依存性が小さい、安価の溶融ファイバ型光カプラーを
提供する。 【解決手段】 少なくとも2本の並設された光ファイバ
1の長手方向途中部に、光ファイバ1を溶融延伸して成
る溶融延伸部2を形成し、この溶融延伸部2を光ファイ
バ保護基板3に形成された光ファイバ挿入溝部4に挿入
する。光ファイバ1を、溶融延伸部2を避けた位置であ
って溶融延伸部2を光ファイバ長手方向に挟む両側の位
置のうち少なくとも1箇所において光ファイバ保護基板
3に固定する。光ファイバ保護基板3を筐体9内に収容
し、光ファイバ保護基板3を光ファイバ長手方向に挟む
両側に設けられた衝撃緩衝部材6により支持し、筐体9
と非接触状態で筐体9内に浮設する。光ファイバ1の両
端側を、衝撃緩衝部材6を通して筐体9から外側に引き
出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信分野に適用
され、光信号の分岐・結合に使用される溶融ファイバ型
カプラーに関するものである。
【0002】
【背景技術】光通信分野において、光信号の分岐・結合
を行う光部品が様々に開発、実用化されており、その一
例として溶融ファイバ型光カプラーが用いられている。
溶融ファイバ型光カプラーは、少なくとも2本の並設さ
れた光ファイバを溶融延伸して形成される溶融延伸部を
有している。
【0003】上記溶融延伸部は、例えば図8の(a)に
示すように、少なくとも2本(ここでは2本)の並設さ
れた光ファイバ1の長手方向途中部に、ガスバーナやカ
ーボンヒーター等の加熱源21からの熱を加えて光ファ
イバ1(1a,1b)を溶融させ、この状態で光ファイ
バ1(1a,1b)をその両端にて長手方向にゆっくり
外側に(図の矢印方向に)引っ張ることにより形成され
る。この図の図中、符号20は、加熱源21の炎を示し
ている。
【0004】図8の(b)は、形成された溶融延伸部2
の構成を示す。この図に示すように、溶融延伸部2は長
さLを有しており、溶融延伸部2では光ファイバ1
(1a,1b)のコア10とクラッド11が共に、長手
方向に沿って、その中央部に向かうに連れて徐々に細く
なり、溶融延伸部2の中央部で最も細くなっている。
【0005】溶融延伸部2の中央部に形成された細径部
22の長さはLと成しており、この細径部22の断面
(A−A断面)図が同図の(c)に示されている。ま
た、図8の(d)には、同図の(b)のB−B断面図が
示されている。
【0006】溶融延伸部2は、上記のように、コア10
が細くなっているので、コア10を通る光が徐々にクラ
ッド11側に漏れ、光は、例えば一方の光ファイバ1
(1a)のコア10から他方の光ファイバ1(1b)の
コア10に結合していく。
【0007】したがって、溶融ファイバ型光カプラー
は、例えば図9に示すように、光ファイバ1aの一端側
13から入力した、光パワーP0の光を、光ファイバ1
aの他端側15にパワーP1で分岐し、光ファイバ1b
の他端側16にパワーP2で分岐することができる。
【0008】この場合、光ファイバ1aの一端側13か
ら他端側15に進む光の挿入損失は、(P0−P1)で
表され、光ファイバ1aの一端側13から光ファイバ1
bの他端側16に進む光の挿入損失は、(P0−P2)
により表される。
【0009】溶融ファイバ型光カプラーは、図8に示し
た溶融延伸部2の細径部22の長さL、幅c、コア間
隔a、クラッド径bを適宜決定することにより、光の分
岐、結合、特定波長の選択等の特性を得ることができる
ものである。
【0010】したがって、例えば溶融延伸部2に引っ張
りや圧縮等の応力が加えられると、溶融延伸部2の形状
や、上記a、b、c、Lの寸法が変わって分岐比が変
化し、上記挿入損失は変化する等、特性が大きく変わっ
てしまう可能性がある。
【0011】また、上記溶融延伸部2は光ファイバ1
(1a,1b)を細く延伸して形成した部位であるた
め、その機械的強度は、溶融延伸されていない光ファイ
バ1(1a,1b)に比べて弱い。
【0012】そこで、従来は、図10の(a)に示すよ
うに、光ファイバ1(1a,1b)の溶融延伸部2を保
護する構成を有する溶融ファイバ型光カプラーが提案さ
れている。なお、図10の(a)は、溶融ファイバ型光
カプラーを、光ファイバ1の長手方向に切断した切断図
により模式的に示したものであり、説明を分かりやすく
するために光ファイバ1の太さを相対的に太く示してい
る。
【0013】この溶融ファイバ型光カプラーは、例えば
貫通の穴を有する筒状の筐体9内に光ファイバ1を挿通
して形成されており、筐体9内には光ファイバ保護基板
3を収容している。筐体9は、例えばSUSやプラスチ
ックにより形成されており、光ファイバ保護基板3は石
英ガラスや結晶化ガラスにより形成されている。光ファ
イバ保護基板3を形成するこれらのガラスは、光ファイ
バ1と熱膨張係数が同等であり、温度係数が非常に小さ
い。
【0014】図10の(b)には、光ファイバ保護基板
3を光ファイバ1の長手方向に直交する面で切断した断
面構成が示されており、この図に示すように、光ファイ
バ保護基板3には、その上部側に光ファイバ挿入溝部4
が形成されている。光ファイバ挿入溝部4には、光ファ
イバ1(1a,1b)の溶融延伸部2が挿入されてい
る。
【0015】図10の(a)に示すように、光ファイバ
1は、光ファイバ保護基板3の両端側の位置で、エポキ
シ系のファイバ固定用接着剤25により光ファイバ保護
基板3に固定されている。また、光ファイバ保護基板3
は、振動等によって筐体9内で動く可能性がある場合
は、筐体9に接着固定される。
【0016】ファイバ固定用接着剤25の外側にはシー
ル用接着剤26が設けられている。シール用接着剤26
はシリコン等により形成されており、筐体9の外部から
の水分の浸入を防ぐ役割を果たし、かつ、光ファイバ保
護基板3を筐体9に固定する役割も果たす。
【0017】上記提案の溶融ファイバ型光カプラーは、
上記構成により、光ファイバ1(1a,1b)の溶融延
伸部2の機械的強度を保ち、溶融延伸部2の配置領域に
水分が浸入することを防ごうとしている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案の溶融ファイバ型光カプラーは、光ファイバ保護基板
3が筐体9に接しているため、例えば溶融ファイバ型光
カプラーを落下させた時の衝撃や、溶融ファイバ型光カ
プラー運送中の振動等によって、光ファイバ保護基板3
が割れてしまうといった問題があった。こうなると、光
ファイバ1の溶融延伸部2を保護することができなくな
り、溶融延伸部2の破損が生じることも多かった。
【0019】また、上記筐体9は、SUSやプラスチッ
ク等の熱膨張係数が大きい材料により形成されており、
外部の温度変化に応じて大きく伸縮するが、提案例の溶
融ファイバ型光カプラーは筐体9と光ファイバ保護基板
3を接触させているので、筐体9の伸縮による応力が光
ファイバ1(1a,1b)の溶融延伸部2に直接的に伝
わり、溶融延伸部2の形状、大きさ等が変化して分岐比
が変化し、溶融ファイバ型光カプラーの挿入損失が大き
く変化してしまうといった問題もあった。
【0020】なお、上記挿入損失の温度依存性を少なく
する必要がある場合は、図10の(a)の構成におい
て、筐体9をインバーやコバール等の熱膨張係数が小さ
い材料によって形成していたが、これらの材料は筐体9
を形成するための加工(パイプ化、切断等)が難しいば
かりではなく、非常に高価であり、溶融ファイバ型光カ
プラーが非常に高価になってしまうという問題があっ
た。
【0021】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的は、耐振動性・耐衝撃性が良好
であり、挿入損失の温度安定性に優れた安価の溶融ファ
イバ型光カプラーを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成をもって課題を解決するた
めの手段としている。すなわち、第1の発明は、該溶融
延伸部は光ファイバ保護基板に形成された光ファイバ挿
入溝部に挿入されており、前記光ファイバは前記溶融延
伸部を避けた位置であって溶融延伸部を光ファイバ長手
方向に挟む両側の位置のうち少なくとも1箇所において
前記光ファイバ保護基板に固定されており、該光ファイ
バ保護基板は筐体内に収容され、かつ、前記光ファイバ
保護基板は該光ファイバ保護基板を光ファイバ長手方向
に挟む両側に設けられた衝撃緩衝部材に支持されて前記
筐体と非接触状態で筐体内に浮設されており、前記光フ
ァイバの両端側はそれぞれ前記衝撃緩衝部材を通して前
記筐体から外側に引き出されている構成をもって課題を
解決する手段としている。
【0023】また、第2の発明は、上記第1の発明の構
成に加え、前記光ファイバ保護基板の外側に配置されて
いる衝撃緩衝部材には光ファイバ保護基板と対面する面
とは反対側の面側に衝撃緩衝部材固定用接着剤が設けら
れており、これらの衝撃緩衝部材固定用接着剤の外側に
はそれぞれシール用接着剤が設けられている構成をもっ
て課題を解決する手段としている。
【0024】さらに、第3の発明は、上記第1または第
2の発明の構成に加え、前記衝撃緩衝部材は光ファイバ
保護基板の嵌合凹部を有しており、該嵌合凹部に光ファ
イバ保護基板が挿入嵌合されて筐体内に浮設されている
構成をもって課題を解決する手段としている。
【0025】さらに、第4の発明は、上記第1または第
2の発明の構成に加え、前記衝撃緩衝部材は光ファイバ
保護基板を挿入嵌合する基板挿通孔を有する筒状部材
と、前記基板挿通孔よりも小さい径を有して筐体の外側
に引き出される光ファイバを挿通する光ファイバ挿通孔
が形成された基板支持部材を隣り合わせに配置して形成
されている構成をもって課題を解決する手段としてい
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略または簡略化する。図1には、本発明に係
る溶融ファイバ型光カプラーの第1実施形態例の要部構
成図が断面図により模式的に示してある。
【0027】なお、図1は、本実施形態例の溶融ファイ
バ型光カプラーを模式的に示したものであり、説明を分
かりやすくするために光ファイバ1(1a,1b)の太
さを相対的に太く示している。ただし、1本の光ファイ
バ1の外径は約125μmであり、筐体9等の太さに比
べて非常に細い。
【0028】本実施形態例の溶融ファイバ型光カプラー
は、従来例と同様に、少なくとも2本(ここでは2本)
の並設された光ファイバ1の長手方向途中部に溶融延伸
部2を形成し、この溶融延伸部2をSUS製の筒状の筐
体9内に収容している。
【0029】また、本実施形態例の溶融ファイバ型光カ
プラーは、図2の(a)に示すように、溶融延伸部2
を、筐体9内に設けられた光ファイバ保護基板3の光フ
ァイバ挿入溝部4に挿入している。なお、図2の(a)
は、光ファイバ保護基板3を光ファイバの長手方向に直
交する面で切断した断面構成を示している。
【0030】光ファイバ保護基板3は、光ファイバ1の
長手方向に沿った矩形状の光ファイバ挿入溝部4を有
し、光ファイバ挿入溝部4の底面から基板底面までの厚
みTを光ファイバ挿入溝部4の深さTより大きく形
成した石英製の基板である。
【0031】本実施形態例の溶融ファイバ型光カプラー
は、以下に述べる構成を従来例と異なる構成としてい
る。
【0032】つまり、本実施形態例において、光ファイ
バ保護基板3上に配置された光ファイバ1(1a,1
b)は、溶融延伸部2を避けた位置であって溶融延伸部
2を光ファイバ長手方向に挟む両側の位置のうち少なく
とも1箇所において、光ファイバ挿入溝部4に注入され
た接着剤(図示せず)を用いて前記光ファイバ保護基板
3に固定されている。例えば、光ファイバ1(1a,1
b)は、溶融延伸部2を光ファイバ長手方向に挟む両側
の1箇所ずつで光ファイバ保護基板3に固定されてい
る。
【0033】また、図1に示すように、光ファイバ保護
基板3は、該光ファイバ保護基板3を光ファイバ長手方
向に挟む両側に設けられた衝撃緩衝部材6に支持され
て、前記筐体9と非接触状態で筐体9内に浮設されてい
る。前記光ファイバ1(1a,1b)の両端側はそれぞ
れ衝撃緩衝部材6の光ファイバ挿通孔5を通して、筐体
9から外側に引き出されている。
【0034】光ファイバ保護基板3の外側に配置されて
いる衝撃緩衝部材6には、光ファイバ保護基板3と対面
する面とは反対側の面側に衝撃緩衝部材固定用接着剤7
が設けられており、これらの衝撃緩衝部材固定用接着剤
7の外側にはそれぞれシール用接着剤26が設けられて
いる。
【0035】衝撃緩衝部材6は、図1および図2の
(b)、(c)に示すように、光ファイバ保護基板3の
嵌合凹部8を有しており、該嵌合凹部8に光ファイバ保
護基板3が挿入嵌合されて筐体9内に浮設されている。
嵌合凹部8は前記光ファイバ挿通孔5に連通している。
なお、図2の(b)は衝撃緩衝部材6を嵌合凹部8側か
ら見た正面図であり、同図の(c)は衝撃緩衝部材6を
光ファイバ長手方向に沿って切断した断面図である。
【0036】衝撃緩衝部材6の嵌合凹部8は、光ファイ
バ保護基板3の形状に合わせた形状に形成されており、
衝撃緩衝部材6は、嵌合凹部8の下部側の厚みTが嵌
合凹部8の上部側の厚みTより薄く形成されている。
前記光ファイバ保護基板3についてT>Tとし、か
つ、衝撃緩衝部材6についてT>Tとする構成によ
り、光ファイバ保護基板3の光ファイバ挿入溝部4に挿
入された光ファイバ1が筐体9の中心に配置されてい
る。
【0037】衝撃緩衝部材6は、溶融ファイバ型光カプ
ラーの落下や運送時の振動による衝撃が光ファイバ保護
基板3に伝わることを緩衝する機能を有している。衝撃
緩衝部材6は、本実施形態例では、シリコンを成形して
形成されている。
【0038】衝撃緩衝部材6は、ジェリー状の材料によ
り形成したり、シリコン、合成ゴム、ポリウレタン、ポ
リエチレン、ナイロン、塩化ビニル等のプラスチック材
料を成形したりすることによって得ることができる。
【0039】衝撃緩衝部材固定用接着剤7は、衝撃緩衝
部材6を筐体9内に固定するものであり、この固定によ
って、衝撃緩衝部材6が光ファイバ保護基板3を適宜の
位置で支持することができる。したがって、衝撃緩衝部
材固定用接着剤7は、硬化後の硬度が高い、硬い材料に
より形成することが好ましい。
【0040】また、衝撃緩衝部材固定用接着剤7は、そ
の硬化時に気泡を有していると、硬化時に気泡が膨張す
ることにより光ファイバ1(1a,1b)に悪影響が出
る可能性がある。したがって、衝撃緩衝部材固定用接着
剤7は、硬化前の粘度が例えば5000〜100cP
(センチポアズ)程度の低粘度の接着剤であることが望
ましい。本実施形態例で適用している衝撃緩衝部材固定
用接着剤7は、硬化前の粘度が約2000cPであり、
硬化後の硬度が高い透明のエポキシ系接着剤である。
【0041】シール用接着剤26は、筐体9のシールを
目的としているので、エポキシやシリコン等の、硬度が
低い軟らかい材料から成る接着剤が適用されている。シ
ール用接着剤26は、光ファイバ1の筐体9からの引き
出し口において、光ファイバ1に横曲げ等による歪みが
生じることを緩和するブーツの役割も果たしている。
【0042】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、以下、本実施形態例の製造工程例を説明する。ま
ず、図3の(a)に示すように、筐体9内に光ファイバ
保護基板3と光ファイバ1を収容し、光ファイバ1の両
端側に衝撃緩衝部材6をそれぞれ通して筐体9の両端側
に配置する。なお、衝撃緩衝部材6は、嵌合凹部8を筐
体9の内側に向けて配置し、光ファイバ1は嵌合凹部8
と光ファイバ挿通孔5を通して筐体9の外側に引き出
す。
【0043】次に、図3の(b)に示すように、筐体9
を組み立て治具27に固定する。なお、このとき、光フ
ァイバ保護基板3が筐体9の長手方向中央部に配置され
るように、位置決め治具28を用いて、光ファイバ保護
基板3の位置を調整し、固定する。
【0044】この状態で、粘度が低い衝撃緩衝部材固定
用接着剤7を筐体9の一端部(図3の(b)の上側)か
ら注入し、衝撃緩衝部材固定用接着剤7を50℃で1時
間加熱して予備硬化させる。この予備硬化後、組み立て
治具27によって筐体9を回転させ、筐体9の他端側も
同様に、衝撃緩衝部材固定用接着剤7の注入を行い、1
時間自然乾燥後、65℃で2時間加熱硬化させる。
【0045】次に、図3の(c)に示すように、粘度が
高いシール用接着剤26を筐体9の一端部(図3の
(c)の上側)から注入し、2時間自然乾燥後、シール
用接着剤26を80℃で1時間加熱し、硬化させる。そ
の後、筐体9を回転させ、筐体9の他端側も同様に、シ
ール用接着剤26の注入、加熱硬化を行い、同図の
(d)に示すような本実施形態例の溶融ファイバ型光カ
プラーが完成される。
【0046】本実施形態例によれば、光ファイバ1の溶
融延伸部2を挿入した光ファイバ保護基板3は、該光フ
ァイバ保護基板3を光ファイバ長手方向に挟む両側に設
けられた衝撃緩衝部材6に支持されて、前記筐体9と非
接触状態で筐体9内に浮設されているので、溶融ファイ
バ型光カプラーを落下させた時の衝撃や、溶融ファイバ
型光カプラー運送中の振動等が光ファイバ保護基板3に
伝わることを緩和できる。
【0047】したがって、本実施形態例の溶融ファイバ
型光カプラーは、上記衝撃や振動によって、光ファイバ
保護基板3が割れてしまうことを抑制でき、耐衝撃性や
耐振動性が良好な溶融ファイバ型光カプラーを実現する
ことができる。
【0048】図4には、本実施形態例の溶融ファイバ型
光カプラーの振動試験結果が示されている。この振動試
験は、5つのサンプルNo.1〜5について、振幅1.
52mm、周波数10〜55Hz/4分の振動を、互い
に直交する3方向について2時間与えたものである。サ
ンプルNo.1の特性を特性線aに、No.2の特性を
特性線bに、No.3の特性を特性線cに、No.4の
特性を特性線dに、No.5の特性を特性線eに示す。
【0049】図4の特性線a〜eに示すように、いずれ
のサンプルにおいても、試験前後の挿入損失はあまり変
化していない。これらの結果から、本実施形態例の溶融
ファイバ型光カプラーは、例えば振幅1.52mm、周
波数10〜55Hz、2時間の振動に耐えられることが
確認できた。
【0050】また、本実施形態例は、上記のように、光
ファイバ保護基板3が筐体9と非接触状態で筐体9内に
浮設されているので、筐体9が筐体外部の温度の影響を
受けて光ファイバ1より大きく伸縮しても、筐体9の伸
縮が光ファイバ1の溶融延伸部2に直接的に伝わること
を抑制できる。
【0051】つまり、筐体9が熱伸縮した場合は、衝撃
緩衝部材6が弾性変形し、熱伸縮による歪みを吸収、緩
和できるので、光ファイバ1の溶融延伸部2が筐体9の
熱伸縮の歪みを受けて変形することが殆どあるいは全く
ない。したがって、本実施形態例の溶融ファイバ型光カ
プラーは、温度変化による挿入損失変化を抑制できる。
【0052】図5には、本実施形態例の溶融ファイバ型
光カプラーの挿入損失温度依存性が示されている。図5
において、特性線aは波長1310nmの光の挿入損
失、特性線bは波長1550nmの挿入損失の値を示
す。同図に示す結果から、本実施形態例の溶融ファイバ
型光カプラーは、筐体9の外部の温度が変化しても、挿
入損失変化がほとんど無い、温度特性が安定した溶融フ
ァイバ型光カプラーであることが確認できた。
【0053】さらに、本実施形態例は、衝撃緩衝部材6
により光ファイバ保護基板3を支持する構成を有する簡
単な構成であり、しかも、筐体9を安価で加工がしやす
いSUSにより形成しているので、容易に製造できて安
価な溶融ファイバ型光カプラーを実現できる。
【0054】図6の(a)には、本発明に係る溶融ファ
イバ型光カプラーの第2実施形態例が示されている。第
2実施形態例の溶融ファイバ型光カプラーは上記第1実
施形態例とほぼ同様に構成されており、第2実施形態例
の説明において上記第1実施形態例との重複説明は省略
する。
【0055】第2実施形態例が上記第1実施形態例と異
なる特徴的な構成は、図6の(a)、(b)に示すよう
に、衝撃緩衝部材6が、光ファイバ保護基板3を挿入嵌
合する基板挿通孔17を有する筒状部材18と、筐体9
の外側に引き出される光ファイバ1を挿通する光ファイ
バ挿通孔5を有する基板支持部材19を隣り合わせに配
置して形成されていることである。筒状部材18と基板
支持部材19はいずれもシリコンゴムにより形成されて
いる。
【0056】筒状部材18の基板挿通孔17は、光ファ
イバ保護基板3の形状に合わせた形状に形成されてお
り、筒状部材18は、基板挿通孔17の下部側の厚みT
が基板挿通孔17の上部側の厚みTより薄く形成さ
れている。この構成により、光ファイバ保護基板3の光
ファイバ挿入溝部4に挿入された光ファイバ1が筐体9
の中心に配置されている。
【0057】基板支持部材19の光ファイバ挿通孔5
は、筒状部材18の基板挿通孔17よりも小さい径を有
しており、基板支持部材19が筒状部材18よりも外側
(筐体9の端部側)に配置されている。この構成によ
り、光ファイバ保護基板3の端部が筒状部材18の基板
挿通孔17に挿入嵌合し、基板支持部材19は光ファイ
バ1を挿通しながら、光ファイバ保護基板3を両端側か
ら支持する構成と成している。
【0058】第2実施形態例の溶融ファイバ型光カプラ
ーを製造するときには、筐体9内に光ファイバ保護基板
3を収容し、筐体9の両端側に、それぞれ、筒状部材1
8と基板支持部材19を順に挿入する。そして、光ファ
イバ保護基板3の端部を筒状部材18の基板挿通孔17
に挿入し、光ファイバ1を基板支持部材19の光ファイ
バ挿通孔5から引き出し、その後、第1実施形態例と同
様の工程にて第2実施形態例の溶融ファイバ型光カプラ
ーの製造を行う。
【0059】第2実施形態例は以上のように構成されて
おり、第2実施形態例も上記第1実施形態例と同様の効
果を奏することができる。
【0060】また、第2実施形態例は、衝撃緩衝部材6
を筒状部材18と基板支持部材19の2つの部材により
形成しており、これら2つの部材はいずれも筒状で、成
形が非常に容易であるため、衝撃緩衝部材6をより一層
容易に形成でき、安価な衝撃緩衝部材6を得ることがで
きる。したがって、第2実施形態例は、より一層安価な
溶融ファイバ型光カプラーを実現できる。
【0061】なお、本発明は上記各実施形態例に限定さ
れることはなく、様々な態様を採り得る。例えば、上記
第2実施形態例において、衝撃緩衝部材6は、シリコン
ゴムの筒状部材18と基板支持部材19を有する構成と
したが、筒状部材18と基板支持部材19をポリエチレ
ンチューブ(ポリエチレン収縮チューブ)としてもよ
い。
【0062】また、衝撃緩衝部材6は、図6の(c)に
示すように、筒状部材18と、光ファイバ挿通孔5を有
する薄板状の基板支持部材19とにより形成してもよ
い。
【0063】さらに、衝撃緩衝部材6の材料は特に限定
されるものでなく適宜設定されるものであり、前記のよ
うな様々な材料を適用して衝撃緩衝部材6を構成でき
る。
【0064】さらに、衝撃緩衝部材6の形状は特に限定
されるものでなく、適宜設定されるものである。例えば
図7の(b)には、円筒形状の衝撃緩衝部材6の例が示
されており、同図の(a)には、この衝撃緩衝部材6を
適用して形成した溶融ファイバ型光カプラーの例が示さ
れている。
【0065】この例においては、衝撃緩衝部材6は光フ
ァイバ保護基板3の厚みや幅よりも小さい径の光ファイ
バ挿通孔5を有しており、この筒状の衝撃緩衝部材6に
よって光ファイバ保護基板3を両側から挟んで支持し、
光ファイバ保護基板3を筐体9に非接触状態で浮設して
いる。この例においても、光ファイバ保護基板3を筐体
9に非接触状態で浮設することにより、上記各実施形態
例と同様の効果を奏することができる。
【0066】なお、上記第1実施形態例のように、光フ
ァイバ保護基板3の端部を衝撃緩衝部材6の嵌合凹部8
に挿入嵌合したり、上記第2実施形態例のように、光フ
ァイバ保護基板3の端部を基板挿通孔17に挿通したり
することにより、光ファイバ保護基板3の位置を確実に
定位置にできる。
【0067】さらに、上記各実施形態例では、衝撃緩衝
部材固定用接着剤7を設けたが、シール用接着剤26の
接着強度が強い場合は、衝撃緩衝部材固定用接着剤7を
省略することもできる。
【0068】さらに、上記各実施形態例では、筐体9は
SUS製の筒状の筐体としたが、筐体9の形成材料や形
状は特に限定されるものでなく適宜設定されるものであ
る。つまり、筐体9は、例えばプラスチック等の他の材
料により形成することもできる。また、筐体9の形状
は、光ファイバ1を挿通でき、その両端側をそれぞれ筐
体9から引き出せるように、適宜設定されるものであ
る。
【0069】さらに、上記各実施形態例では、2本の光
ファイバ1を並設し、溶融延伸部2を形成したが、3本
以上の光ファイバ1を並設し、その途中部に溶融延伸部
2を形成し、この溶融延伸部2を光ファイバ保護基板3
に挿入して溶融ファイバ型光カプラーを形成してもよ
い。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、光ファイバの溶融延伸
部を挿入した光ファイバ保護基板を衝撃緩衝部材により
支持して、筐体と非接触状態で筐体内に浮設しているの
で、溶融ファイバ型光カプラーを落下させた時の衝撃
や、溶融ファイバ型光カプラー運送中の振動等が光ファ
イバ保護基板に伝わることを緩和でき、上記衝撃や振動
によって光ファイバ保護基板が割れてしまうことを抑制
できる、耐衝撃性と耐振動性が良好な溶融ファイバ型光
カプラーを実現することができる。
【0071】また、本発明によれば、上記のように、光
ファイバの溶融延伸部を挿入した光ファイバ保護基板を
衝撃緩衝部材に支持して筐体と非接触状態で筐体内に浮
設しているので、筐体が筐体外部の温度の影響を受けて
光ファイバより大きく伸縮しても、光ファイバの溶融延
伸部が筐体の伸縮の影響を受けて歪むことを抑制でき、
温度変化による挿入損失変化を抑制できる。
【0072】さらに、本発明によれば、衝撃緩衝部材に
より光ファイバ保護基板を支持する構成を有する簡単な
構成であり、しかも、筐体を安価で加工がしやすいSU
Sやプラスチック等により形成できるので、容易に製造
できて安価な溶融ファイバ型光カプラーを実現できる。
【0073】さらに、本発明において、衝撃緩衝部材固
定用接着剤とシール用接着剤を設けた構成によれば、筐
体内への水分の浸入抑制効果を良好に発揮できる。
【0074】さらに、本発明において、衝撃緩衝部材は
光ファイバ保護基板の嵌合凹部を有しており、該嵌合凹
部に光ファイバ保護基板が挿入嵌合されて筐体内に浮設
されている構成によれば、容易に、かつ、安定的に光フ
ァイバ保護基板を筐体内に浮設することができる。
【0075】さらに、本発明において、衝撃緩衝部材は
光ファイバ保護基板を挿入嵌合する基板挿通孔を有する
筒状部材と、前記基板挿通孔よりも小さい径を有して、
筐体の外側に引き出される光ファイバを挿通する光ファ
イバ挿通孔を有する基板支持部材を隣り合わせに配置し
て形成した構成によれば、容易に、かつ、安定的に光フ
ァイバ保護基板を筐体内に浮設することができるし、衝
撃緩衝部材をより一層容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る溶融ファイバ型光カプラーの第1
実施形態例を断面図で示す要部構成図である。
【図2】上記実施形態例に適用されている光ファイバ保
護基板の構成(a)と衝撃緩衝部材の構成(b)、
(c)を示す説明図である。
【図3】上記実施形態例の製造工程例を示す説明図であ
る。
【図4】上記実施形態例の耐振動性試験結果を示すグラ
フである。
【図5】上記実施形態例の挿入損失の温度依存性を示す
グラフである。
【図6】本発明に係る溶融ファイバ型光カプラーの第2
実施形態例の要部構成(a)と、衝撃緩衝部材の構成例
(b)、(c)をそれぞれ示す説明図である。
【図7】本発明に係る溶融ファイバ型光カプラーの他の
実施形態例の要部構成(a)と、この例に適用されてい
る衝撃緩衝部材(b)を示す説明図である。
【図8】光ファイバの溶融延伸部の形成方法と溶融延伸
部の構成例を説明する模式図である。
【図9】溶融ファイバ型光カプラーの光分岐動作例を示
す説明図である。
【図10】従来提案されている溶融ファイバ型光カプラ
ーの説明図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 光ファイバ 2 溶融延伸部 3 光ファイバ保護基板 4 光ファイバ挿入溝部 5 光ファイバ挿通孔 6 衝撃緩衝部材 7 衝撃緩衝部材固定用接着剤 8 嵌合凹部 9 筐体 17 基板挿通孔 18 筒状部材 19 基板支持部材 26 シール用接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 清史 神奈川県大和市深見西1丁目5番28号 岡 野電線株式会社内 (72)発明者 中武 秀聡 神奈川県大和市深見西1丁目5番28号 岡 野電線株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2本の並設された光ファイバ
    の長手方向途中部に、光ファイバを溶融延伸して成る溶
    融延伸部が形成され、該溶融延伸部は光ファイバ保護基
    板に形成された光ファイバ挿入溝部に挿入されており、
    前記光ファイバは前記溶融延伸部を避けた位置であって
    溶融延伸部を光ファイバ長手方向に挟む両側の位置のう
    ち少なくとも1箇所において前記光ファイバ保護基板に
    固定されており、該光ファイバ保護基板は筐体内に収容
    され、かつ、前記光ファイバ保護基板は該光ファイバ保
    護基板を光ファイバ長手方向に挟む両側に設けられた衝
    撃緩衝部材に支持されて前記筐体と非接触状態で筐体内
    に浮設されており、前記光ファイバの両端側はそれぞれ
    前記衝撃緩衝部材を通って前記筐体から外側に引き出さ
    れていることを特徴とする溶融ファイバ型光カプラー。
  2. 【請求項2】 光ファイバ保護基板の外側に配置されて
    いる衝撃緩衝部材には光ファイバ保護基板と対面する面
    とは反対側の面側に衝撃緩衝部材固定用接着剤が設けら
    れており、これらの衝撃緩衝部材固定用接着剤の外側に
    はそれぞれシール用接着剤が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の溶融ファイバ型光カプラー。
  3. 【請求項3】 衝撃緩衝部材は光ファイバ保護基板の嵌
    合凹部を有しており、該嵌合凹部に光ファイバ保護基板
    が挿入嵌合されて筐体内に浮設されていることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の溶融ファイバ型光カ
    プラー。
  4. 【請求項4】 衝撃緩衝部材は光ファイバ保護基板を挿
    入嵌合する基板挿通孔を有する筒状部材と、前記基板挿
    通孔よりも小さい径を有して筐体の外側に引き出される
    光ファイバを挿通する光ファイバ挿通孔が形成された基
    板支持部材を隣り合わせに配置して形成されていること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の溶融ファイ
    バ型光カプラー。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112241A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Denso Corp 衝突検知システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112241A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Denso Corp 衝突検知システム
JP4591306B2 (ja) * 2005-10-19 2010-12-01 株式会社デンソー 衝突検知システム

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