JP2003294766A - ラック搬送装置 - Google Patents

ラック搬送装置

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JP2003294766A JP2002094306A JP2002094306A JP2003294766A JP 2003294766 A JP2003294766 A JP 2003294766A JP 2002094306 A JP2002094306 A JP 2002094306A JP 2002094306 A JP2002094306 A JP 2002094306A JP 2003294766 A JP2003294766 A JP 2003294766A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラック搬送装置において、ラベル読取のリト
ライを可能にする。 【解決手段】 ラック搬送装置210は、投入された容
器ラック202を投入搬送経路212に沿って先に送る
ラック送り機構218と、先頭の容器ラック202aの
みを測定位置に送って位置決めするとともに他の容器ラ
ック202b等を待機させる待機機構220と、測定位
置に位置決めされた各容器200ごとに容器有無測定等
を行う測定ユニット222と、測定ユニット222を容
器ラック202aの長手方向に沿い移動させる移動機構
224と、測定が完了した容器ラックを後工程に搬送す
る第1コンベヤ226を備える。測定ユニット222
は、各容器200の有無を検出する容器検出器240お
よび各容器200に貼付されたラベルを読取るラベル読
取器242を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラック搬送装置に係
り、特に検体容器ラックの搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、親検体容器から子検体容器に検
体を分注する分注装置のために、その親検体容器を並べ
た容器ラックを搬送するラック搬送装置が用いられる。
ラック搬送装置は、投入部において他の搬入装置から自
動的に、または手作業により容器ラックを、搬送経路に
沿って配置されたベルトコンベヤ等の搬送機構により、
分注装置へ搬送する機構である。このラック搬送装置の
搬送経路に沿って、容器に貼付けられたラベルを読取る
ラベル読取器が配置され、容器の識別コードが読取ら
れ、この読取られたデータに基づき、以後の分注処理が
進められる。
【0003】従来、ラベル読取器は、搬送経路の一方側
近傍に固定して配置される。その理由は以下のとおりで
ある。つまり、複数の容器は、容器ラックの長手方向に
一定の保持ピッチで並べられ保持されるので、容器ラッ
クの長手方向を搬送方向に合わせて搬送すれば、固定位
置のラベル読取器の前を、各容器が順次通過する。そこ
で、例えば、保持ピッチに合わせて容器ラックをピッチ
送りし、容器ラックをラベル読取器の読取位置の前で一
時停止させ、ラベルを読取り終わったら、1ピッチ先に
進ませる。このシーケンスを繰り返すことで、容器ラッ
クの搬送とともにラベル読取りを容易に行うことができ
る。また、ピッチ送りを用いることなく、連続搬送状態
で各容器のラベルを順次読取ることも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラベル読取の
ために、容器ラックをピッチ送りすることは、搬送シス
テムの制御を複雑にし、ラベル読取の前後の工程もこの
ピッチ送りの影響を受けるので好ましくない。また、装
置の幅(サイズ)を大きくする点からも好ましくない。
【0005】さらに、この従来技術においては、ラベル
読取ミスが生じた場合、リトライが不可能である。すな
わち、従来技術では、一方向にしか進められない搬送機
構を利用して容器ラックを移動させているので後戻り搬
送ができず、ラベル読取ミスが生じたときに、もう一度
読取位置に戻すことができない。また、読取ミスの生じ
た容器ラックを手作業で読取位置に再セットすること
は、オペレータの負担となる。また、オペレータが容器
ラックを倒す危険性がある。
【0006】本発明の目的は、かかる従来技術の課題を
解決し、新しいラベル読取方式のラック搬送装置を提供
することである。他の目的はラベル読取のリトライを可
能にするラック搬送装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るラック搬送装置は、検体を収納する複
数の容器を保持する容器ラックを搬送するラック搬送装
置であって、前記容器ラックを搬送経路に沿って搬送す
る搬送機構と、前記容器ラックに保持される各容器につ
いての測定を行う測定ユニットと、前記搬送経路上の前
記容器ラックの長手方向に沿って、前記各容器ごとに前
記測定を順次行わせつつ前記測定ユニットを移動させる
移動機構と、を備えることを特徴とする。
【0008】かかる構成により、容器ラックに保持され
る各容器についての測定を行う測定ユニットが移動する
ので、ラックをピッチ送りする必要がなく、自走式の測
定ユニットにより、各容器についての測定ができる。検
体は、生体に関する検体のほか、例えば試薬に関する検
体等の液体であってもよい。測定は、光学的測定のほ
か、例えば磁気的測定であってもよい。
【0009】望ましくは、本発明に係るラック搬送装置
は、さらに、前記各容器ごとの測定の結果を判断する判
断手段を備え、前記判断に基づいて前記測定のリトライ
を行う。例えば測定ミスがあったときでも、測定結果の
判断に基づいて、再度、搬送経路上の容器ラックの長手
方向に沿って、各容器ごとに測定を順次行わせつつ測定
ユニットを移動させることで、リトライを行うことがで
きる。
【0010】望ましくは、前記測定ユニットは、前記各
容器の有無を検出する容器検出器および前記各容器に貼
付されたラベルを読取るラベル読取器の少なくとも1つ
を有する。したがって、目的に合わせ、容器検出器の
み、ラベル読取器のみ、あるいは容器検出器とラベル読
取器の双方を備えることができる。
【0011】望ましくは、前記容器ラックは、前記搬送
経路の所定の測定位置に位置決めされる。この構成によ
り、正しく測定がされるまで、容器ラックを停止させた
ままとできるので、ラベルの読取ミス等があったときで
も、リトライが容易となる。
【0012】望ましくは、前記測定ユニットは、容器検
出器とラベル読取器を有し、前記移動機構の一方方向移
動において、前記容器検出器により前記各容器を順次検
出し、前記移動機構の他方方向移動において、前記ラベ
ル読取器により前記各容器のラベルを順次読取る。この
構成により、容器検出とラベル読取の2つが、1往復の
移動で効率的に行うことができる。
【0013】望ましくは、前記容器検出器は、発光素子
を備え、前記各容器のラベル読取の際に前記発光素子を
発光停止する。この構成により、ラベル読取の際、容器
検出器からの光がラベル読取器に雑音として入り込むこ
とを防止でき、より正確なラベル読取ができる。
【0014】望ましくは、前記測定ユニットは、前記各
容器が前記容器ラックに保持される保持ピッチと同じピ
ッチで設けられた各停止位置でそれぞれ一旦停止し、各
停止位置の間の移動のときに前記各容器の測定を行う。
この構成により、容器の測定が、容器上の1点の測定で
なく、容器上の測定点を連続的に移動させながら測定で
きるので、容器有無の検出信頼性やラベル読取の信頼性
が向上する。
【0015】望ましくは、前記移動機構は、前記搬送経
路の一方側近傍に、前記搬送経路に沿って設けられたガ
イドレールと、前記搬送経路の一方側から他方側へ前記
搬送経路をまたいで伸長し、前記ガイドレールに沿って
移動する可動アームと、を含み、前記可動アームは、前
記他方側において前記測定ユニットを懸下することを特
徴とする。
【0016】例えば、容器に貼付されたラベルは、ユー
ザ側を向く方が望まれる。そのように保持された容器ラ
ックが搬送経路上にあるときは、測定ユニットが容器の
ラベル貼付側と対向するように、搬送経路の手前側近傍
に配置し、搬送経路に沿って移動させる。このように、
搬送経路の手前側に測定ユニットの移動機構を設けるこ
とが望まれることが多い。そこで、装置の設計上の制約
等で、搬送経路の手前側近傍に測定ユニットを移動させ
る移動機構を固定して設けることができない等の場合に
も、上記構成により、測定ユニットを懸下した可動アー
ムを用いて、搬送経路上の容器ラックの長手方向に沿っ
て、各容器ごとに測定を順次行わせつつ測定ユニットを
移動させることができる。
【0017】望ましくは、本発明に係るラック搬送装置
は、前記容器ラックを、上流側の投入搬送経路と、前記
投入搬送経路に接続し前記投入搬送経路に直角に配置さ
れた下流側のメイン搬送経路とに沿って搬送し、前記搬
送機構により前記投入搬送経路を移動してきた複数の容
器ラックのうち先頭の容器ラック以外の容器ラックを、
前記投入搬送経路の途中に設けられた待機位置で停止さ
せる待機機構と、前記測定のために、前記先頭の容器ラ
ックを、前記投入搬送経路が前記メイン搬送経路と接続
する前記投入搬送経路の突き当たりの位置に位置決めす
る位置決め手段と、を備え、前記位置決めされた前記先
頭の容器ラックと、前記待機位置の停止容器ラックとの
間の移動空間を前記測定ユニットが移動することを特徴
とする。
【0018】この構成により、例えば容器ラックの投入
部からの搬送経路がその後直角に曲がって配置され、そ
の突き当たりの位置に先頭の容器ラックを測定のために
位置決めするときに、位置決めされた容器ラックと次の
容器ラックとの間に、測定ユニットが移動できる空間を
確保できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態につき詳細に説明する。
【0020】図1は、第1の実施の形態におけるラック
搬送装置210の平面図、図2は、ラック搬送装置21
0を図1に示す矢印A方向から見た側面図である。ラッ
ク搬送装置210は、容器ラック202を投入搬送経路
212に沿い移動させ、測定位置216において容器ラ
ック202に保持された各容器200ごとに容器有無検
出と、容器200に貼付されたラベルの読取りを行い、
その後メイン搬送経路214により、後工程の分注に搬
送する装置である。
【0021】ラック搬送装置210は、上流側の投入搬
送経路212と、投入搬送経路212に接続し、投入搬
送経路212に直角に配置された下流側のメイン搬送経
路214からなるL字型の搬送経路を備え、測定位置2
16は、投入搬送経路212の突き当たりの位置に設け
られる。突き当たりの位置とは、投入搬送経路212が
終わり、投入搬送経路212にメイン搬送経路214が
接続する位置である。
【0022】ラック搬送装置210は、投入された容器
ラック202を投入搬送経路212に沿って先に送るラ
ック送り機構218と、先頭の容器ラック202aのみ
を測定位置に送って位置決めするとともに他の容器ラッ
ク202b等を待機させる待機機構220と、測定位置
に位置決めされた各容器200ごとに容器有無測定等を
行う測定ユニット222と、測定ユニット222を容器
ラック202aの長手方向に沿い移動させる移動機構2
24と、測定が完了した容器ラックを後工程に搬送する
第1コンベヤ226を備える。全体の動作の制御は、図
示されていない制御部により行われる。
【0023】ラック送り機構218は、投入搬送経路2
12において、投入された容器ラック202を、投入搬
送経路に沿って先に送る機構である。ラック送り機構2
18は、第1ガイドレール230とラック押し棒232
を備える。第1ガイドレール230は、投入搬送経路2
12の一方側近傍、例えば図1では投入搬送経路212
の右側近傍に、投入搬送経路212に沿って設けられ
る。ラック押し棒232は、投入搬送経路212の幅よ
りやや短めの部材からなり、その一端に第1ガイドレー
ル230に摺動可能なガイド穴234を有する。そし
て、図示されていない押し棒駆動装置により、第1ガイ
ドレール230に沿って移動し、その移動により、投入
搬送経路212に投入された容器ラック202a,20
2b,202c,202d等を、投入搬送経路212に
沿って先に送ることができる。
【0024】待機機構220は、投入搬送経路212の
途中に設けられ、2つの第2コンベヤ236a,236
bと、搬送止め台238とを備える。投入搬送経路21
2の床面から上下に昇降可能な搬送止め台238とを備
える。2つの第2コンベヤ236a,236bは、投入
搬送経路212の内に、搬送方向に平行に配置され、図
示されていない駆動部により駆動される。投入搬送経路
212の床面から上下に昇降可能な搬送止め台238
は、2つの第2コンベヤ236a,236bにはさまれ
た形で投入搬送経路212内に配置される。
【0025】搬送止め台238の大きさと、投入搬送経
路212に沿った配置は、以下の条件を満たすように設
定される。すなわち、搬送止め台238が上昇したと
き、2つの第2コンベヤ236a,236bの測定位置
216側には容器ラック1個分が載ることができ、測定
位置216と反対側の投入側においても容器ラック1個
分が載ることができる条件を満たすように定められる。
【0026】測定ユニット222は、各容器200の有
無を検出する容器検出器240および各容器200に貼
付されたラベルを読取るラベル読取器242を有し、容
器検出器240とラベル読取器242は、測定ベース台
244に搭載される。測定ベース台244は、後述する
移動機構224の可動アーム246に懸下して取付けら
れる。容器検出器240には、光学的有無センサを用い
ることができる。例えば発光素子と受光素子を有し、発
光素子により対象物に光を照射し、対象物からの反射光
を受光素子で検出するセンサを用いることができる。ラ
ベル読取器242は、例えばバーコードリーダを用いる
ことができる。
【0027】移動機構224は、可動アーム246と、
第2ガイドレール248と、駆動部250と、運動伝達
部252とを備える。第2ガイドレール248は、投入
搬送経路212の突き当たりの測定位置216の近傍に
設けられる。第2ガイドレール248の延伸する方向
は、投入搬送経路212の搬送方向に直角、第2搬送経
路の搬送方向に平行である。可動アーム246は、メイ
ン搬送経路214の第2ガイドレール248が設けられ
た側から他方側へ、メイン搬送経路214をまたいで伸
長して設けられる。可動アーム246は、メイン搬送経
路214の他方側において測定ユニット222を懸下し
て保持する。可動アーム246はガイド穴254を備
え、第2ガイドレール248は、このガイド穴254に
摺動可能に挿入される。可動アーム246と駆動部25
0とは運動伝達部252により接続される。駆動部25
0と運動伝達部252には、公知の直線運動機構を用い
ることができる。例えば、回転ネジと回転が規制された
ナットの組合せ、巻き取りベルトと復元バネの組合せ、
ピニオンとラックの組合せ等を用いることができる。
【0028】図3は、ラック送り機構218の動作説明
図である。図3(a)から図3(f)に、容器ラックが
順次投入されたときに、先頭の容器ラックのみが測定位
置に送られて測定が行われ、その間他の容器ラックは待
機する。その様子を順を追って示した。
【0029】図3(a)は、最初に1個の容器ラック2
02aが投入搬送経路212に投入され、ラック押し棒
232が、第1ガイドレール230に沿って図の左方に
移動する状態を示す図である。このとき、搬送止め台2
38は上昇して、投入搬送経路212の床面より突き出
た状態にある。
【0030】図3(b)は、さらにラック押し棒232
が左方に移動し、容器ラック202aが、搬送止め台2
38に突き当たり、そこで搬送が止められた状態を示
す。このとき、容器ラック202aは、第2コンベヤ2
36a,236bの搬送面の上に載る状態で搬送が止め
られる。
【0031】図3(c)は、さらに次の容器ラック20
2bが、ラック押し棒232により、左方に移動し、先
頭の容器ラック202aの次に並んだ状態を示す図であ
る。このとき、第2コンベヤ236a,236bの搬送
面の上には、先頭の容器ラック202aのみが載ること
ができるスペースしかなく、2番目の容器ラック202
bは第2コンベヤ236a,236bの搬送面の上に載
っていない。
【0032】図3(d)は、第2コンベヤ236a,2
36bが駆動され、搬送止め台238が下降し、投入搬
送経路212の床面より沈んだときを示す図である。こ
のとき、測定ユニット222は、投入搬送経路212か
ら十分離れた位置に退避している。この場合、先頭の容
器ラック202aは、第2コンベヤ236a,236b
により、図の左方に搬送される。2番目の容器ラック2
02bは、第2コンベヤ236a,236bの搬送面の
上にないので、停止したままである。したがって、先頭
の容器ラック202aは先に搬送され、他の容器ラック
202bは切り離されて待機状態となる。搬送止め台2
38が沈んだ状態のときは、ラック押し棒232は停止
したままである。
【0033】図3(e)は、先頭の容器ラック202a
が、第2コンベヤ236a,236bによりさらに左方
に搬送され、投入搬送経路212の突き当たりに設けら
れた測定位置216に位置決めされた状態を示す。第2
の容器ラック202bは待機位置に停止したままであ
る。このようにして、測定位置216に位置決めされた
先頭の容器ラック202aと、待機位置の停止容器ラッ
ク202bとの間に移動空間が確保され、この空間を用
いて、測定ユニット222が移動できるようになる。な
お、先頭の容器ラック202aが測定位置216に位置
決めされると、搬送止め台238が上昇し、投入搬送経
路212の床面より突き出す。
【0034】図3(f)は、測定位置216に位置決め
された先頭の容器ラック202aの長手方向に沿って、
各容器200ごとに容器有無測定等を順次行いつつ測定
ユニット222が移動する状態を示す図である。測定ユ
ニット222が行う測定手順は、図4および図5で詳細
に説明する。なお、この測定中、搬送止め台238は投
入搬送経路212の床面より突き出した状態のままで、
ラック押し棒232により順次容器ラック202c,2
02dが左方に送られ、このときの先頭になる容器ラッ
ク202bのみが、第2コンベヤ236a,236bの
搬送面に載る状態となる。
【0035】容器ラック202aの各容器について測定
が完了すると、容器ラック202aの測定位置216の
位置決めが解除され、容器ラック202aは、メイン搬
送経路214に沿って、先に搬送される。そして測定ユ
ニット222は、投入搬送経路212から十分離れた位
置に退避し、図5(c)の状態にもどって、次の容器ラ
ック202bが測定位置216へ向けて搬送される。こ
のことが順次繰り返される。
【0036】図4と図5は、測定ユニット222が各容
器200の有無を検出し、各容器に貼付されたラベルを
読取るシーケンスを説明する図である。測定ユニット2
22は、容器ラック202の長手方向に沿った移動にあ
たり、往路移動のときに各容器200(各容器を区別す
るため、図4,5において右側から200a,200
b,200c,200d,200eと符号を付す)につ
いてそれぞれの有無検出を順次行い、復路移動のときに
各容器200に貼付されたラベルをそれぞれ順次読取
る。図4は、測定ユニット222の往路移動における各
容器の有無検出のシーケンスを、図5は、測定ユニット
222の復路移動における各容器のラベル読取のシーケ
ンスを示す。
【0037】図4において、測定ユニット222が容器
ラック202の長手方向に沿い、図の右側から左側に移
動するときを往路移動とする。測定ユニット222は、
各容器200が容器ラック202に保持される保持ピッ
チpと同じピッチpで設けられた各停止位置でそれぞれ
一旦停止し、各容器の有無検出は、各停止位置の間の移
動のときに行われる。
【0038】往路移動のときの各停止位置は次のように
して設定される。例えば容器ラック202の容器保持穴
は5個あるとすると、測定ユニットの停止位置は6箇所
ある。例えば、容器検出器240が発光素子を備えるも
ののときは、光が容器ラック202に対して照射される
照射方向kを基準に考えて、照射方向kが、各容器20
0の各保持位置の間にくるように各停止位置を定める。
好ましくは、照射方向kが、各容器200の各保持位置
のほぼ中間の位置にくるように各停止位置を定める。容
器検出器240が発光素子を備える方式でないときは、
用いられるセンサの測定方向軸または測定走査方向を基
準にして、同様に各停止位置を定めることができる。各
容器の中間点に相当する位置を理解しやすいように第2
ガイドレール248上に6つの黒点で示した。
【0039】図4(a)は、往路移動の最初の停止位置
に測定ユニット222が停止している状態を示す。この
最初の停止位置が、往路移動における最初の容器200
aについての容器検出の開始点となる。往路移動の期間
中、容器検出器240は、発光素子は常時点灯される
が、最初の停止位置においては、容器検出器240の照
射方向kは、容器のない位置にあるので、照射した光は
容器200aによっては反射されない。
【0040】図4(b)は、最初の停止位置から、測定
ユニット222が移動機構により図の左方に移動される
途中を示した図である。このとき、容器検出器240の
照射方向kは、測定ユニット222の移動とともに左方
に移動し、容器200a上を連続的に移動する。したが
って、容器検出器240は、その移動期間中、容器20
0a上の異なる点からの反射を連続して受取ることがで
きる。このように、容器上の1点の測定でなく、容器上
の測定点を連続的に移動させながら測定できるので、容
器有無の検出信頼性が向上する。
【0041】図4(c)は、測定ユニット222がさら
に左方に移動し、第2の停止位置で停止した状態を示
す。このときも、最初の停止位置と同じように、容器2
00aおよび次の容器200bからの反射光はない。こ
の第2の停止位置が、最初の容器200aについての容
器検出の終了点であり、次の容器200bの容器検出の
開始点となる。このように、各停止位置を、各容器につ
いて測定の開始点および終了点とすることができる。
【0042】上記のように、測定ユニット222につい
て停止と移動を繰り返し、順次左方に動いてゆくこと
で、各容器200ごとにその有無を検出することができ
る。図4(d)は、容器ラック202に収納される各容
器200の有無検出が順次終了し、最後の停止位置に停
止した状態を示す。
【0043】図5は、測定ユニット222が右方に移動
する復路移動におけるラベル読取の様子を示す図であ
る。復路移動のときの各停止位置は、往路移動のときの
各停止位置と異なり、ラベル読取器242から光が容器
ラック202に対して照射される照射方向rを基準に考
えて設定される。照射方向rが、各容器200の各保持
位置の間にくるように各停止位置を定め、好ましくは、
照射方向rが、各容器200の各保持位置のほぼ中間の
位置にくるように各停止位置を定めることは往路移動の
ときと同様である。ラベル読取器242が、発光素子を
備える方式でないときは、用いられるセンサの測定方向
軸または測定走査方向を基準にして、同様に各停止位置
を定めることができる。例えばCCD方式の場合では走
査方向を基準にして各停止位置を定めることができる。
図4と同様に、各容器の中間点に相当する位置を理解し
やすいように第2ガイドレール248上に6つの黒点で
示した。
【0044】図5(a)は、復路移動の最初の停止位置
に測定ユニット222が停止している状態を示す。復路
移動の最初の停止位置は、往路移動の最後の停止位置か
らやや左方に設定される。この復路移動の最初の停止位
置が、復路移動における最初の容器200eについての
容器検出の開始点となる。この復路移動の最初の停止位
置においては、ラベル読取器242の照射方向rは、容
器のない位置にあるので、照射した光は容器200eに
よっては反射されない。また、復路移動においては、容
器検出器240は消灯される。このことで、ラベル読取
の際、容器検出器240からの光がラベル読取器242
に雑音として入り込むことを防止でき、より正確なラベ
ル読取ができる。
【0045】図5(b)は、復路移動の最初の停止位置
から、測定ユニット222が移動機構により図の右方に
移動される途中を示した図である。このとき、ラベル読
取器242の照射方向rは、測定ユニット222の移動
とともに右方に移動し、容器200e上を連続的に移動
する。したがって、ラベル読取器242は、その移動期
間中、容器200eに貼付されたラベル上の異なる点か
らの反射光を連続して受取ることができる。このよう
に、容器上の1点の測定でなく、容器上の測定点を連続
的に移動させながらラベルを読取れるので、ラベル読取
の信頼性が向上する。
【0046】図5(c)は、測定ユニット222がさら
に右方に移動し、復路移動の第2の停止位置で停止した
状態を示す。このときも、復路移動の最初の停止位置と
同じように、容器200eおよび隣の容器200dから
の反射光はない。この復路移動の第2の停止位置が、復
路移動における最初の容器200eについての容器検出
の終了点であり、隣の容器200dの容器検出の開始点
となる。
【0047】このように、測定ユニット222について
停止と移動を繰り返し、順次右方に動いてゆくことで、
各容器200ごとにそのラベルを読取ることができる。
【0048】図5(d)は、容器ラック202に収納さ
れる各容器200のラベル読取が順次終了し、復路移動
の最後の停止位置に停止した状態を示す。このようにし
て、各容器200について、往路移動において容器検出
を行い、復路移動においてラベル読取を行うことがで
き、容器検出およびラベル読取が効率的にできる。
【0049】測定ユニット222の一往復で得られた各
容器200についての有無検出またはラベル読取のデー
タに検出ミスまたは読取ミスがあったときは、再度測定
ユニット222を往復移動させて再検出および再読み出
しを行うことができる。そして、各容器についてそれぞ
れの有無検出およびそれぞれのラベル読取のデータが正
しく取得されると、その容器ラック202の測定位置2
16における位置決めが解除され、その容器ラック20
2は、第1コンベヤ226により、メイン搬送経路21
4に沿ってその先の分注工程に搬送される。
【0050】図6は、第2の実施の形態におけるラック
搬送装置260の平面図である。図1と同様の要素につ
いては同一の符号を付し、説明を省略する。ラック搬送
装置210は、第1の実施の形態のラック搬送装置21
0と異なり、直線状に搬送経路262が配置される。搬
送経路262には、図示されていない位置決め手段が設
けられ、搬送経路262の所定の測定位置216におい
て、左方から搬送されてくる容器ラック202を位置決
めする。
【0051】測定ユニット264は、容器検出器240
およびラベル読取器242を有し、容器検出器240と
ラベル読取器242は、移動測定台266に搭載され
る。移動測定台266は、第2ガイドレール248に摺
動可能なガイド穴268を備える。
【0052】かかる構成によって、駆動部250を図示
されていない制御部により駆動制御することで、運動伝
達部252により、第2ガイドレール248に沿って、
移動測定台266を移動させることができる。したがっ
て、測定位置216に位置決めされた容器ラック202
の長手方向に沿って、測定ユニット264を移動させ、
容器検出器240により各容器200の有無を検出し、
ラベル読取器242により各容器200に貼付されたラ
ベルを読取ることができる。
【0053】
【発明の効果】本発明に係るラック搬送装置によれば、
ラベル読取のリトライが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施の形態におけるラッ
ク搬送装置の平面図である。
【図2】 本発明に係る第1の実施の形態におけるラッ
ク搬送装置の側面図である。
【図3】 本発明に係る第1の実施の形態におけるラッ
ク送り機構の動作説明図である。
【図4】 測定ユニットの往路移動における各容器の有
無検出のシーケンスを示す図である。
【図5】 測定ユニットの復路移動における各容器のラ
ベル読取のシーケンスを示す図である。
【図6】 本発明に係る第2の実施の形態におけるラッ
ク搬送装置の平面図である。
【符号の説明】
200 容器、202 容器ラック、210,260
ラック搬送装置、212 投入搬送経路、214 メイ
ン搬送経路、216 測定位置、218 ラック送り機
構、220 待機機構、222 測定ユニット、224
移動機構、240 容器検出器、242 ラベル読取
器、246 可動アーム。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検体を収納する複数の容器を保持する容
    器ラックを搬送するラック搬送装置であって、 前記容器ラックを搬送経路に沿って搬送する搬送機構
    と、 前記容器ラックに保持される各容器についての測定を行
    う測定ユニットと、 前記搬送経路上の前記容器ラックの長手方向に沿って、
    前記各容器ごとに前記測定を順次行わせつつ前記測定ユ
    ニットを移動させる移動機構と、 を備えることを特徴とするラック搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のラック搬送装置におい
    て、さらに、前記各容器ごとの測定の結果を判断する判
    断手段を備え、前記判断に基づいて前記測定のリトライ
    を行うことを特徴とするラック搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のラック搬送装置におい
    て、 前記測定ユニットは、前記各容器の有無を検出する容器
    検出器および前記各容器に貼付されたラベルを読取るラ
    ベル読取器の少なくとも1つを有することを特徴とする
    ラック搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のラック搬送装置におい
    て、 前記容器ラックは、前記搬送経路の所定の測定位置に位
    置決めされることを特徴とするラック搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のラック搬送装置におい
    て、 前記測定ユニットは、容器検出器とラベル読取器とを有
    し、 前記移動機構の一方方向移動において、前記容器検出器
    により前記各容器を順次検出し、前記移動機構の他方方
    向移動において、前記ラベル読取器により前記各容器の
    ラベルを順次読取ることを特徴とするラック搬送装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のラック搬送装置におい
    て、 前記容器検出器は、発光素子を備え、前記各容器のラベ
    ル読取の際に前記発光素子を発光停止することを特徴と
    するラック搬送装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のラック搬送装置におい
    て、 前記測定ユニットは、前記各容器が前記容器ラックに保
    持される保持ピッチと同じピッチで設けられた各停止位
    置でそれぞれ一旦停止し、各停止位置の間の移動のとき
    に前記各容器の測定を行うことを特徴とするラック搬送
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のラック搬送装置におい
    て、 前記移動機構は、 前記搬送経路の一方側近傍に、前記搬送経路に沿って設
    けられたガイドレールと、 前記搬送経路の一方側から他方側へ前記搬送経路をまた
    いで伸長し、前記ガイドレールに沿って移動する可動ア
    ームと、 を含み、 前記可動アームは、前記他方側において前記測定ユニッ
    トを懸下することを特徴とするラック搬送装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のラック搬送装置は、前
    記容器ラックを、上流側の投入搬送経路と、前記投入搬
    送経路に接続し前記投入搬送経路に直角に配置された下
    流側のメイン搬送経路とに沿って搬送し、 前記搬送機構により前記投入搬送経路を移動してきた複
    数の容器ラックのうち先頭の容器ラック以外の容器ラッ
    クを、前記投入搬送経路の途中に設けられた待機位置で
    停止させる待機機構と、 前記測定のために、前記先頭の容器ラックを、前記投入
    搬送経路が前記メイン搬送経路と接続する前記投入搬送
    経路の突き当たりの位置に位置決めする位置決め手段
    と、 を備え、前記位置決めされた前記先頭の容器ラックと、
    前記待機位置の停止容器ラックとの間の移動空間を前記
    測定ユニットが移動することを特徴とするラック搬送装
    置。
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