JP2003294152A - シール機構、材料漏れ低減方法およびローラ - Google Patents
シール機構、材料漏れ低減方法およびローラInfo
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0806—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
- G03G15/0817—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the lateral sealing at both sides of the donor member with respect to the developer carrying direction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トナーカートリッジにおけるトナー漏れを低
減する。 【解決手段】 波状の環状チャネル(403)を有する
ローラ(404)と、波状の環状チャネルに係合するフ
ォロワ(405)を有する、柔軟性を有するシール(4
01)とを備える、カートリッジ内用のシール機構が本
発明に含まれる。本発明の他の実施形態として、カート
リッジにおいてトナーの漏れを低減する方法がある。こ
の方法には、ローラ(404)に対して形成された波状
の制御機構(403)内に、柔軟性を有する第1のシー
ル(401)のフォロワ(405)を係合させて、柔軟
性を有するシールに横方向の往復運動を誘導する。柔軟
性を有する第1のシールの近傍でローラにトナー(20
2)が塗布される時に、柔軟性を有するシールの横方向
の往復運動が、波状の環状チャネルから遠ざかる方向に
材料を掃く。
減する。 【解決手段】 波状の環状チャネル(403)を有する
ローラ(404)と、波状の環状チャネルに係合するフ
ォロワ(405)を有する、柔軟性を有するシール(4
01)とを備える、カートリッジ内用のシール機構が本
発明に含まれる。本発明の他の実施形態として、カート
リッジにおいてトナーの漏れを低減する方法がある。こ
の方法には、ローラ(404)に対して形成された波状
の制御機構(403)内に、柔軟性を有する第1のシー
ル(401)のフォロワ(405)を係合させて、柔軟
性を有するシールに横方向の往復運動を誘導する。柔軟
性を有する第1のシールの近傍でローラにトナー(20
2)が塗布される時に、柔軟性を有するシールの横方向
の往復運動が、波状の環状チャネルから遠ざかる方向に
材料を掃く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は概して電子写真式プ
リント装置に関し、より詳細には、このような装置にお
けるシールを通過するトナー漏れの低減に関する。
リント装置に関し、より詳細には、このような装置にお
けるシールを通過するトナー漏れの低減に関する。
【0002】本願は、本願の出願人に譲渡されている、
すべて2002年3月21日出願の、「A SYSTEM FOR A
ND METHOD OF REDUCING TONER SEAL LEAKAGE BY THE IN
TRODUCTION OF A STEP GROOVE IN THE DEVELOPER ROLLE
R」という名称の米国特許出願番号第10/103,2
09号、「SYSTEM FOR AND METHOD OF PREVENTING TONE
R LEAKAGE PAST DEVELOPER SEALS USING STATIC CHARG
E」という名称の米国特許出願番号第10/103,4
30号、「SYSTEM FOR AND METHOD OF TONER FLOW CONT
ROL」という名称の米国特許出願番号第10/103,
451号、および「METHOD OF AND SYSTEM FOR THE RED
UCTION OF TONER PRESSURE APPLIED TO APRINT SEAL TH
ROUGH THE IMPLEMENTATION OF A TAPERING CHANNEL」と
いう名称の米国特許出願番号第10/103,208号
に関連している。
すべて2002年3月21日出願の、「A SYSTEM FOR A
ND METHOD OF REDUCING TONER SEAL LEAKAGE BY THE IN
TRODUCTION OF A STEP GROOVE IN THE DEVELOPER ROLLE
R」という名称の米国特許出願番号第10/103,2
09号、「SYSTEM FOR AND METHOD OF PREVENTING TONE
R LEAKAGE PAST DEVELOPER SEALS USING STATIC CHARG
E」という名称の米国特許出願番号第10/103,4
30号、「SYSTEM FOR AND METHOD OF TONER FLOW CONT
ROL」という名称の米国特許出願番号第10/103,
451号、および「METHOD OF AND SYSTEM FOR THE RED
UCTION OF TONER PRESSURE APPLIED TO APRINT SEAL TH
ROUGH THE IMPLEMENTATION OF A TAPERING CHANNEL」と
いう名称の米国特許出願番号第10/103,208号
に関連している。
【0003】
【従来の技術】現在、プリント(印刷)および複写のシ
ステムにおいて用いる技術には、いくつかのタイプがあ
る。レーザープリンタや複写機等の電子写真式プリント
装置は、トナー粒子を用いて、通常何らかのタイプの紙
であるプリント媒体上に、所望の画像を形成する。トナ
ー粒子は固体ではあるが、大きさが小さい(約3−15
ミクロン)ので、結果として非常に流動的な特性を有す
ることになる。トナーがいったん紙に塗布されると、そ
の紙は紙経路に沿って定着器へと送られる。プリンタ、
複写機、その他の電子写真式プリント装置には、かみ合
い相手の加圧ローラが係合した、加熱される定着ローラ
を、定着器が含むものが多い。紙が両ローラの間を通る
ときに、熱および圧力の作用によって、トナーが紙に定
着する。
ステムにおいて用いる技術には、いくつかのタイプがあ
る。レーザープリンタや複写機等の電子写真式プリント
装置は、トナー粒子を用いて、通常何らかのタイプの紙
であるプリント媒体上に、所望の画像を形成する。トナ
ー粒子は固体ではあるが、大きさが小さい(約3−15
ミクロン)ので、結果として非常に流動的な特性を有す
ることになる。トナーがいったん紙に塗布されると、そ
の紙は紙経路に沿って定着器へと送られる。プリンタ、
複写機、その他の電子写真式プリント装置には、かみ合
い相手の加圧ローラが係合した、加熱される定着ローラ
を、定着器が含むものが多い。紙が両ローラの間を通る
ときに、熱および圧力の作用によって、トナーが紙に定
着する。
【0004】図1は、電子写真式(EP)プロセスを用
いる典型的なレーザープリント装置100の図である。
単色プリントについては、単一のカラーのトナー粒子1
01が、トナー供給ホッパー102内に保持されてい
る。トナー粒子101は通常、大きさが約5ミクロン
(10-6メートル)の小さなプラスチック(例えば、ス
チレン)の粒子である。撹拌器すなわち撹拌羽根103
は、通常プラスチックまたはマイラー(登録商標)でで
きており、−30〜−40マイクロクーロン毎グラム
(μc/g)の範囲の負の電荷をトナー粒子上に誘導し
ながら、現像スリーブ104に沿ってトナー粒子101
が確実に均一に配置されるようにする。現像スリーブ1
04は、シャフトの役割を果たしている固定された内部
磁石105を中心として、反時計回りの向きに回転す
る。固定された磁石105の磁力によって、トナー粒子
101は回転する現像スリーブ104に引き寄せられ
る。現像スリーブ104の外面がトナー供給ホッパー1
02の外側に回転するときに、ドクターブレード106
が、トナー粒子101を帯電させて正確かつ均一な量の
トナー粒子101を現像スリーブ104上に与えるのに
役立つ。現像スリーブ104の外面がトナー供給ホッパ
ー102内へと回転し戻るときに、現像剤シールブレー
ド107が、現像スリーブ104に付いている余分なト
ナー粒子101を取り除く。
いる典型的なレーザープリント装置100の図である。
単色プリントについては、単一のカラーのトナー粒子1
01が、トナー供給ホッパー102内に保持されてい
る。トナー粒子101は通常、大きさが約5ミクロン
(10-6メートル)の小さなプラスチック(例えば、ス
チレン)の粒子である。撹拌器すなわち撹拌羽根103
は、通常プラスチックまたはマイラー(登録商標)でで
きており、−30〜−40マイクロクーロン毎グラム
(μc/g)の範囲の負の電荷をトナー粒子上に誘導し
ながら、現像スリーブ104に沿ってトナー粒子101
が確実に均一に配置されるようにする。現像スリーブ1
04は、シャフトの役割を果たしている固定された内部
磁石105を中心として、反時計回りの向きに回転す
る。固定された磁石105の磁力によって、トナー粒子
101は回転する現像スリーブ104に引き寄せられ
る。現像スリーブ104の外面がトナー供給ホッパー1
02の外側に回転するときに、ドクターブレード106
が、トナー粒子101を帯電させて正確かつ均一な量の
トナー粒子101を現像スリーブ104上に与えるのに
役立つ。現像スリーブ104の外面がトナー供給ホッパ
ー102内へと回転し戻るときに、現像剤シールブレー
ド107が、現像スリーブ104に付いている余分なト
ナー粒子101を取り除く。
【0005】一次帯電ローラ(Primary charging rolle
r:PCR)108が、定電流を用いて有機感光(OP
C)ドラム109の状態を整え、OPCドラム109の
表面上に均一な負の電荷のブランケットを生じる。均一
な電荷を生じることにはまた、前のサイクルで残った残
留電荷も消す効果もある。
r:PCR)108が、定電流を用いて有機感光(OP
C)ドラム109の状態を整え、OPCドラム109の
表面上に均一な負の電荷のブランケットを生じる。均一
な電荷を生じることにはまた、前のサイクルで残った残
留電荷も消す効果もある。
【0006】EPプロセスにおいて、OPCドラム10
9は中心的な構成要素である。OPCドラム109は、
薄肉のアルミニウムの円筒を光導電層でコーティングし
たものである。この光導電層は、PCR108からの電
荷を受け取り保持する、フォトダイオードを構成しても
よい。最初に、OPCドラムのうちの露光されていない
表面は、約−600ボルトの電位に帯電される。通常、
光導電層は、最も外側から内側に、電荷輸送層(CT
L)と、電荷生成層(CGL)と、、その下にあるアル
ミニウム基板上に形成した、バリアー層すなわち酸化
(oxidizing)層とを含む、三層を備える。C
TLは、厚さ約20ミクロンの透明な層であり、CGL
へと光が通ることができるようにし、OPCへの電荷の
受け取りを制御する。CGLは厚さが約0.1〜1ミク
ロンであり、イオンが流れることができるようにする。
バリアー層は、光導電層をアルミニウム基板に接合して
いる。
9は中心的な構成要素である。OPCドラム109は、
薄肉のアルミニウムの円筒を光導電層でコーティングし
たものである。この光導電層は、PCR108からの電
荷を受け取り保持する、フォトダイオードを構成しても
よい。最初に、OPCドラムのうちの露光されていない
表面は、約−600ボルトの電位に帯電される。通常、
光導電層は、最も外側から内側に、電荷輸送層(CT
L)と、電荷生成層(CGL)と、、その下にあるアル
ミニウム基板上に形成した、バリアー層すなわち酸化
(oxidizing)層とを含む、三層を備える。C
TLは、厚さ約20ミクロンの透明な層であり、CGL
へと光が通ることができるようにし、OPCへの電荷の
受け取りを制御する。CGLは厚さが約0.1〜1ミク
ロンであり、イオンが流れることができるようにする。
バリアー層は、光導電層をアルミニウム基板に接合して
いる。
【0007】レーザー光線110が、一度に1走査線ず
つ、トナーを受け取る正確な各位置(プリント中の画像
に対応する紙の領域)において、OPCドラム109を
露光する。OPCドラム109は、レーザー光線110
への露光ポイントにおいて、−600Vから放電して約
−100Vになり、その表面上に、相対的に正に帯電し
た潜像を作成する。回転する現像スリーブ104にトナ
ー粒子101が磁気的に引き寄せられると、潜像から現
像像への変換が開始される。または、非磁性トナーを用
いる場合には、現像スリーブ104は、トナー粒子10
1を機械的に捕捉するフォーム(発泡)・ローラを含ん
でもよい。この場合には、現像スリーブ104にトナー
を塗布する開放気泡フォーム・ローラを含んでもよい。
現像スリーブ104が保持する、依然として負に帯電し
ているトナーは、OPCドラム109の表面の、相対的
に正に帯電した(すなわち、負に帯電している度合い
が、より小さい)領域に引き寄せられ、小さな間隙を横
切って、OPCドラム109上の相対的に正に帯電した
潜像へと「ジャンプ」して、ドラム上に現像像を作成す
る。
つ、トナーを受け取る正確な各位置(プリント中の画像
に対応する紙の領域)において、OPCドラム109を
露光する。OPCドラム109は、レーザー光線110
への露光ポイントにおいて、−600Vから放電して約
−100Vになり、その表面上に、相対的に正に帯電し
た潜像を作成する。回転する現像スリーブ104にトナ
ー粒子101が磁気的に引き寄せられると、潜像から現
像像への変換が開始される。または、非磁性トナーを用
いる場合には、現像スリーブ104は、トナー粒子10
1を機械的に捕捉するフォーム(発泡)・ローラを含ん
でもよい。この場合には、現像スリーブ104にトナー
を塗布する開放気泡フォーム・ローラを含んでもよい。
現像スリーブ104が保持する、依然として負に帯電し
ているトナーは、OPCドラム109の表面の、相対的
に正に帯電した(すなわち、負に帯電している度合い
が、より小さい)領域に引き寄せられ、小さな間隙を横
切って、OPCドラム109上の相対的に正に帯電した
潜像へと「ジャンプ」して、ドラム上に現像像を作成す
る。
【0008】OPCドラム109から現像像を受け取る
紙は、紙経路111に沿ってOPCドラム109と転写
ローラ112との間を搬送され、現像像を形成している
トナー粒子がOPCドラム109の表面からその紙に転
写される。この転写は、転写ローラ112の作用によっ
て行われる。転写ローラ112は、紙の裏面に正の電荷
を印加し、負に帯電したトナー粒子を引き寄せて紙上へ
と動かす。ワイパーブレード113が、廃(転写されな
かった)トナーを廃棄ホッパー115内にかき落とすこ
とによって、OPCドラム109の表面をクリーニング
する。他方、リカバリー・ブレード114は、廃トナー
が紙上に落ちて再付着しないようにする。転写されたト
ナー粒子の付いた紙が、加熱されているローラ116と
加圧ローラ117との間のニップ領域を通るときに、定
着が行われる。ニップ領域において、トナーは溶けて紙
に定着する(すなわち、「結合」する)。ユニットとし
ての加熱されているローラ116と加圧ローラ117と
を、定着装置と呼ぶ。
紙は、紙経路111に沿ってOPCドラム109と転写
ローラ112との間を搬送され、現像像を形成している
トナー粒子がOPCドラム109の表面からその紙に転
写される。この転写は、転写ローラ112の作用によっ
て行われる。転写ローラ112は、紙の裏面に正の電荷
を印加し、負に帯電したトナー粒子を引き寄せて紙上へ
と動かす。ワイパーブレード113が、廃(転写されな
かった)トナーを廃棄ホッパー115内にかき落とすこ
とによって、OPCドラム109の表面をクリーニング
する。他方、リカバリー・ブレード114は、廃トナー
が紙上に落ちて再付着しないようにする。転写されたト
ナー粒子の付いた紙が、加熱されているローラ116と
加圧ローラ117との間のニップ領域を通るときに、定
着が行われる。ニップ領域において、トナーは溶けて紙
に定着する(すなわち、「結合」する)。ユニットとし
ての加熱されているローラ116と加圧ローラ117と
を、定着装置と呼ぶ。
【0009】レーザープリンタや複写システム等の電子
写真式撮像装置で設計上考慮すべき事柄として、供給ホ
ッパー102からのトナーまたはトナー粒子101の漏
れを最少にする必要がある、ということがある。図1に
示すように、通常の位置においては、現像スリーブ10
4はシールの一方の側に、封入された供給トナーを有
し、シールの他方の側では、トナーカートリッジの内部
構造に通じている。この領域のシールは、トナー供給ホ
ッパー102からのトナー漏れを低減しようとしてまた
は無くそうとして、組み込まれている。
写真式撮像装置で設計上考慮すべき事柄として、供給ホ
ッパー102からのトナーまたはトナー粒子101の漏
れを最少にする必要がある、ということがある。図1に
示すように、通常の位置においては、現像スリーブ10
4はシールの一方の側に、封入された供給トナーを有
し、シールの他方の側では、トナーカートリッジの内部
構造に通じている。この領域のシールは、トナー供給ホ
ッパー102からのトナー漏れを低減しようとしてまた
は無くそうとして、組み込まれている。
【0010】ローラに沿った漏れに加えて、現像スリー
ブ104(図1)の両端部においても漏れが起こること
がある。このような漏れを低減するかまたはなくすのに
用いられてきた方法が、いくつかある。例えば、現像ス
リーブ104の両端部において、物理的バリアーとして
フォームまたはフェルトの機械的シールを用いて、トナ
ー粒子が現像スリーブ104の端部を通ってトナー供給
ホッパー102から漏れないようにするプリンタもあ
る。または、いくつかのモノクロトナーにおいて等、ト
ナーが磁性粒子を含む場合には、現像スリーブ104の
両端部に磁気シールを設けてトナー粒子を引き寄せ捕捉
し、そのトナー粒子から成る物理的バリアーを形成し
て、さらなる粒子が漏れないようにしてもよい。
ブ104(図1)の両端部においても漏れが起こること
がある。このような漏れを低減するかまたはなくすのに
用いられてきた方法が、いくつかある。例えば、現像ス
リーブ104の両端部において、物理的バリアーとして
フォームまたはフェルトの機械的シールを用いて、トナ
ー粒子が現像スリーブ104の端部を通ってトナー供給
ホッパー102から漏れないようにするプリンタもあ
る。または、いくつかのモノクロトナーにおいて等、ト
ナーが磁性粒子を含む場合には、現像スリーブ104の
両端部に磁気シールを設けてトナー粒子を引き寄せ捕捉
し、そのトナー粒子から成る物理的バリアーを形成し
て、さらなる粒子が漏れないようにしてもよい。
【0011】図2は、現像スリーブ104、蓄積トナー
202、およびシール201の構成の他の図を示す。図
示のように、シール201は支持体203と現像スリー
ブ104との間に配置されている。支持体203は、前
述のように現像スリーブ104の露出された前部がOP
Cドラムにトナーを供給する間に、スリーブの後部がホ
ッパーに貫入してトナーを受け取ることができるように
する、トナー供給ホッパー102の側壁に形成した半円
形の領域であってもよい。トナーに流動性があるため
に、現像スリーブ104が回転すると、シール201が
現像スリーブ104に接触する領域にトナー粒子が押し
込まれる。この作用によって、接触領域において蓄積ト
ナー202が生じそれに対応してトナー流体圧力も増大
して、トナー粒子が、シール201の下から、シール2
01の周囲から、およびシール201を通り抜けて、漏
れてしまう。
202、およびシール201の構成の他の図を示す。図
示のように、シール201は支持体203と現像スリー
ブ104との間に配置されている。支持体203は、前
述のように現像スリーブ104の露出された前部がOP
Cドラムにトナーを供給する間に、スリーブの後部がホ
ッパーに貫入してトナーを受け取ることができるように
する、トナー供給ホッパー102の側壁に形成した半円
形の領域であってもよい。トナーに流動性があるため
に、現像スリーブ104が回転すると、シール201が
現像スリーブ104に接触する領域にトナー粒子が押し
込まれる。この作用によって、接触領域において蓄積ト
ナー202が生じそれに対応してトナー流体圧力も増大
して、トナー粒子が、シール201の下から、シール2
01の周囲から、およびシール201を通り抜けて、漏
れてしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、トナーカー
トリッジにおけるトナー漏れを低減するシステムおよび
方法を提供することを目的とする。
トリッジにおけるトナー漏れを低減するシステムおよび
方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、トナーカート
リッジにおいて用いるシール機構に向けられている。シ
ール機構は、波状の環状チャネルを有する現像ローラ
と、波状の環状チャネルに係合するよう構成されたフォ
ロワ(従動部:follower)を持つ柔軟性を有するシール
とを含む。シールは、現像ローラの回転によって、柔軟
性を有するシールの、ローラに対して横方向の往復運動
が誘導されるように構成されている。本発明の別の実施
形態は、フォロワを、現像ローラに形成した波状の環状
チャネル内の柔軟性を有する第1のシールと係合させ、
現像ローラを回転させ、それによって柔軟性を有する第
1のシールの横方向の往復運動を誘導し、柔軟性を有す
る第1のシールの近傍で現像ローラにトナーを塗布する
ことによって、トナーカートリッジにおいてトナー漏れ
を低減する方法に向けられている。柔軟性を有する第1
のシールの横方向の往復運動によって、波状の環状チャ
ネルから遠ざかる方向にトナーが掃かれる。
リッジにおいて用いるシール機構に向けられている。シ
ール機構は、波状の環状チャネルを有する現像ローラ
と、波状の環状チャネルに係合するよう構成されたフォ
ロワ(従動部:follower)を持つ柔軟性を有するシール
とを含む。シールは、現像ローラの回転によって、柔軟
性を有するシールの、ローラに対して横方向の往復運動
が誘導されるように構成されている。本発明の別の実施
形態は、フォロワを、現像ローラに形成した波状の環状
チャネル内の柔軟性を有する第1のシールと係合させ、
現像ローラを回転させ、それによって柔軟性を有する第
1のシールの横方向の往復運動を誘導し、柔軟性を有す
る第1のシールの近傍で現像ローラにトナーを塗布する
ことによって、トナーカートリッジにおいてトナー漏れ
を低減する方法に向けられている。柔軟性を有する第1
のシールの横方向の往復運動によって、波状の環状チャ
ネルから遠ざかる方向にトナーが掃かれる。
【0014】
【発明の実施の形態】図3は、現像ローラに係合する柔
軟性を有する(フレキシブル)シール301を有する、
従来技術の代替的なトナーホッパーの断面図である。
軟性を有する(フレキシブル)シール301を有する、
従来技術の代替的なトナーホッパーの断面図である。
【0015】図4は、波状の環状チャネル403が形成
されている、現像ローラ404の断面図である。理解で
きるように、波状の環状チャネル403を用いて、ロー
ラの端部から遠ざかる方向にトナー粒子を動かす、こす
る(scale)動きを生ずる。このチャネルは、ローラの
表面に関して高くなっていてもよく、または、好ましく
は引っ込んでいるとよい。ローラ404は、図1または
図3に示す装置とともに用いてもよく、所望のいかなる
他の装置とともに用いてもよい。現像ローラ404の後
部には支持体402が巻き付いており、支持体402に
は、柔軟性を有するシール401が取り付けられてい
る。柔軟性を有するシール401は、当業者に既知の適
切な接着方法で支持体402に取り付けることが可能で
ある。柔軟性を有するシール401は、波状の環状チャ
ネル403に係合するように構成されたフォロワ(従動
子)405を含む。
されている、現像ローラ404の断面図である。理解で
きるように、波状の環状チャネル403を用いて、ロー
ラの端部から遠ざかる方向にトナー粒子を動かす、こす
る(scale)動きを生ずる。このチャネルは、ローラの
表面に関して高くなっていてもよく、または、好ましく
は引っ込んでいるとよい。ローラ404は、図1または
図3に示す装置とともに用いてもよく、所望のいかなる
他の装置とともに用いてもよい。現像ローラ404の後
部には支持体402が巻き付いており、支持体402に
は、柔軟性を有するシール401が取り付けられてい
る。柔軟性を有するシール401は、当業者に既知の適
切な接着方法で支持体402に取り付けることが可能で
ある。柔軟性を有するシール401は、波状の環状チャ
ネル403に係合するように構成されたフォロワ(従動
子)405を含む。
【0016】フォロワ405の幅は波状の環状チャネル
403に係合し従動するのに適切であり、波状の環状チ
ャネル403の幅は2から4ミリメートルの範囲内であ
ってもよく、フォロワ405の幅は、1から3ミリメー
トルであってもよい。現像ローラ404が回転すること
によって、フォロワ405が、波状の環状チャネル40
3が有する湾曲に従動して、横方向に往復運動し、それ
によって、シールがその長さにわたって波状に動く。す
なわち、フォロワ405が横方向に往復運動すると、柔
軟性を有するシール401の対応する部分もまた横方向
に往復運動し、シールの長さに沿って波状の動きが起こ
り続けるようになっている。
403に係合し従動するのに適切であり、波状の環状チ
ャネル403の幅は2から4ミリメートルの範囲内であ
ってもよく、フォロワ405の幅は、1から3ミリメー
トルであってもよい。現像ローラ404が回転すること
によって、フォロワ405が、波状の環状チャネル40
3が有する湾曲に従動して、横方向に往復運動し、それ
によって、シールがその長さにわたって波状に動く。す
なわち、フォロワ405が横方向に往復運動すると、柔
軟性を有するシール401の対応する部分もまた横方向
に往復運動し、シールの長さに沿って波状の動きが起こ
り続けるようになっている。
【0017】柔軟性を有するシール401はまた、内部
シール隆起406と外部シール隆起407とを含む。内
部シール隆起406と外部シール隆起407とは両方と
も、現像ローラ404の外周408に接触している。通
常の動作において、トナー粒子は、現像ローラ404の
外周に沿って、および柔軟性を有するシール401の内
壁502に沿って蓄積する。柔軟性を有するシール40
1は、2つの垂直壁を有する。そのうちの垂直外壁40
9は、現像ローラ404の端部に近接し、柔軟性を有す
るシール401の垂直内壁410には、蓄積トナー20
2のトナー粒子が接触する。
シール隆起406と外部シール隆起407とを含む。内
部シール隆起406と外部シール隆起407とは両方と
も、現像ローラ404の外周408に接触している。通
常の動作において、トナー粒子は、現像ローラ404の
外周に沿って、および柔軟性を有するシール401の内
壁502に沿って蓄積する。柔軟性を有するシール40
1は、2つの垂直壁を有する。そのうちの垂直外壁40
9は、現像ローラ404の端部に近接し、柔軟性を有す
るシール401の垂直内壁410には、蓄積トナー20
2のトナー粒子が接触する。
【0018】現像ローラ404が回転すると、フォロワ
405が波状の環状チャネル403に係合して横方向に
往復運動し、柔軟性を有するシール401の内壁410
が、蓄積トナー202のトナー粒子を、柔軟性を有する
シール401と現像ローラ404との境界面から遠ざか
る方向411に押すようになっている。同様に、柔軟性
を有するシール401のフォロワ405の横方向への往
復運動はまた、内部シール隆起406および外部シール
隆起407において存在している。現像ローラ404が
回転すると、内部シール隆起406および外部シール隆
起407もまた横方向に往復運動し、トナー粒子を、現
像ローラ404の中央に向かって押す。トナー粒子は、
柔軟性を有するシール401と現像ローラ404との境
界面から遠ざかる方向へと、現像ローラ404の中央に
向かって動くと、有効(active:活用)イメージング領
域に押し戻され、ドクターブレードの作用によって均一
に広げられる。当業者であれば、フォロワ405と波状
の環状チャネル403との相互作用は、シール401の
横方向の往復運動を持ち込む一方法に過ぎない、という
ことを理解しよう。または、ローブを有する(突出部を
有する)カムまたはその他の作動装置等の外部脈動(パ
ルス運動)手段を用いて、柔軟性を有するシール401
に横方向への往復運動を行わせてもよい。柔軟性を有す
るシールが横方向に往復運動することによってまた、柔
軟性を有するシール401と現像ローラ404との境目
にトナー粒子が詰まらないようにもなる。
405が波状の環状チャネル403に係合して横方向に
往復運動し、柔軟性を有するシール401の内壁410
が、蓄積トナー202のトナー粒子を、柔軟性を有する
シール401と現像ローラ404との境界面から遠ざか
る方向411に押すようになっている。同様に、柔軟性
を有するシール401のフォロワ405の横方向への往
復運動はまた、内部シール隆起406および外部シール
隆起407において存在している。現像ローラ404が
回転すると、内部シール隆起406および外部シール隆
起407もまた横方向に往復運動し、トナー粒子を、現
像ローラ404の中央に向かって押す。トナー粒子は、
柔軟性を有するシール401と現像ローラ404との境
界面から遠ざかる方向へと、現像ローラ404の中央に
向かって動くと、有効(active:活用)イメージング領
域に押し戻され、ドクターブレードの作用によって均一
に広げられる。当業者であれば、フォロワ405と波状
の環状チャネル403との相互作用は、シール401の
横方向の往復運動を持ち込む一方法に過ぎない、という
ことを理解しよう。または、ローブを有する(突出部を
有する)カムまたはその他の作動装置等の外部脈動(パ
ルス運動)手段を用いて、柔軟性を有するシール401
に横方向への往復運動を行わせてもよい。柔軟性を有す
るシールが横方向に往復運動することによってまた、柔
軟性を有するシール401と現像ローラ404との境目
にトナー粒子が詰まらないようにもなる。
【0019】図5は、柔軟性を有するシール401と、
波状の環状チャネル403を含む現像ローラ404との
境目の拡大断面図である。柔軟性を有するシール401
には、支持体402が取り付けられている。柔軟性を有
するシール401は、フォロワ405、内部シール隆起
406、および外部シール隆起407を含む。図5にお
いて、現像ローラ404に関する柔軟性を有するシール
401の2つの極端な位置501、502を示す。位置
501は、チャネル403が左に動き、その結果垂直外
壁409と垂直内壁410とが左側にある状態を示す。
位置502は、チャネル403が右に動き、その結果垂
直外壁と垂直内壁とが新しい位置409a、410aに
なる状態を示す。柔軟性を有するシール401に沿って
蓄積トナーを形成する溜まったトナーを低減するかまた
はなくすように最適化した、特定のタイプの横方向への
往復運動を、柔軟性を有するシール401に持ち込むよ
うに波状の環状チャネル403の構成が構成されてもよ
い、ということを当業者であれば理解しよう。考慮に入
れるべきパラメータには、トナー粒子の大きさ、トナー
の流動性、現像ローラの大きさおよび回転の角速度、シ
ールを製造するのに用いる材料の柔軟性、等が含まれ
る。
波状の環状チャネル403を含む現像ローラ404との
境目の拡大断面図である。柔軟性を有するシール401
には、支持体402が取り付けられている。柔軟性を有
するシール401は、フォロワ405、内部シール隆起
406、および外部シール隆起407を含む。図5にお
いて、現像ローラ404に関する柔軟性を有するシール
401の2つの極端な位置501、502を示す。位置
501は、チャネル403が左に動き、その結果垂直外
壁409と垂直内壁410とが左側にある状態を示す。
位置502は、チャネル403が右に動き、その結果垂
直外壁と垂直内壁とが新しい位置409a、410aに
なる状態を示す。柔軟性を有するシール401に沿って
蓄積トナーを形成する溜まったトナーを低減するかまた
はなくすように最適化した、特定のタイプの横方向への
往復運動を、柔軟性を有するシール401に持ち込むよ
うに波状の環状チャネル403の構成が構成されてもよ
い、ということを当業者であれば理解しよう。考慮に入
れるべきパラメータには、トナー粒子の大きさ、トナー
の流動性、現像ローラの大きさおよび回転の角速度、シ
ールを製造するのに用いる材料の柔軟性、等が含まれ
る。
【0020】図6は、本発明の方法の一実施形態のフロ
ーチャートである。ステップ601において、波状の環
状チャネル403を有する現像ローラをトナーカートリ
ッジに設置する。前述のように、波状の環状チャネル4
03の目的は、横方向の往復運動を、柔軟性を有するシ
ール401にもたらすということである。横方向の往復
運動を、柔軟性を有するシール401にもたらす他の方
法もまた、本発明の範囲内である。ステップ602にお
いて、シールは、現像ローラ404の波状の環状チャネ
ル403に係合するように構成されたフォロワを含む。
柔軟性を有するシール401のさらなる変更も可能であ
る。例えば、内部シール隆起406および外部シール隆
起407を、柔軟性を有するシール401に付け加え
て、現像ローラ404の頂部に沿って載っているように
配置してもよい。ステップ603において、現像ローラ
404の回転が行われ、これには波状の環状チャネル4
03の回転が伴われる。柔軟性を有するシール401の
フォロワ405は、波状の環状チャネル403内に嵌め
られているので、横方向に往復運動する。好ましくは、
横方向の往復運動は、中心から両側に0.02から1ミ
リメートルの範囲内であり、柔軟性を有するシール40
1の波状の動きは、最大でその長さに沿って0.04〜
1ミリメートルである。当業者であれば、この波状の動
きの機能は、現像ローラの端部から遠ざかる方向にトナ
ー粒子を押す、すなわち「掃く(sweep)」ことで
ある、ということを理解しよう。ステップ604におい
て、柔軟性を有するシール401の近傍で現像ローラ4
04にトナー101が塗布される。トナー粒子101の
塗布は、電子写真式プリント装置を支持する領域におい
て必要である。ステップ605において、柔軟性を有す
るシール401の横方向への往復運動は、柔軟性を有す
るシール401と現像ローラ404との境界面における
トナー粒子101の圧力の蓄積を防止するのに役立つ。
ーチャートである。ステップ601において、波状の環
状チャネル403を有する現像ローラをトナーカートリ
ッジに設置する。前述のように、波状の環状チャネル4
03の目的は、横方向の往復運動を、柔軟性を有するシ
ール401にもたらすということである。横方向の往復
運動を、柔軟性を有するシール401にもたらす他の方
法もまた、本発明の範囲内である。ステップ602にお
いて、シールは、現像ローラ404の波状の環状チャネ
ル403に係合するように構成されたフォロワを含む。
柔軟性を有するシール401のさらなる変更も可能であ
る。例えば、内部シール隆起406および外部シール隆
起407を、柔軟性を有するシール401に付け加え
て、現像ローラ404の頂部に沿って載っているように
配置してもよい。ステップ603において、現像ローラ
404の回転が行われ、これには波状の環状チャネル4
03の回転が伴われる。柔軟性を有するシール401の
フォロワ405は、波状の環状チャネル403内に嵌め
られているので、横方向に往復運動する。好ましくは、
横方向の往復運動は、中心から両側に0.02から1ミ
リメートルの範囲内であり、柔軟性を有するシール40
1の波状の動きは、最大でその長さに沿って0.04〜
1ミリメートルである。当業者であれば、この波状の動
きの機能は、現像ローラの端部から遠ざかる方向にトナ
ー粒子を押す、すなわち「掃く(sweep)」ことで
ある、ということを理解しよう。ステップ604におい
て、柔軟性を有するシール401の近傍で現像ローラ4
04にトナー101が塗布される。トナー粒子101の
塗布は、電子写真式プリント装置を支持する領域におい
て必要である。ステップ605において、柔軟性を有す
るシール401の横方向への往復運動は、柔軟性を有す
るシール401と現像ローラ404との境界面における
トナー粒子101の圧力の蓄積を防止するのに役立つ。
【0021】以上のように本発明の実施の形態が説明さ
れたが、これに限られるものではなく、他のさまざまな
形態が可能である。本発明は、特許請求の範囲の記載に
基づいて、その範囲が定められる。
れたが、これに限られるものではなく、他のさまざまな
形態が可能である。本発明は、特許請求の範囲の記載に
基づいて、その範囲が定められる。
【図1】 従来技術の電子写真式プリント装置の簡略断
面図である。
面図である。
【図2】 従来技術の現像ローラ、シール、および支持
体の図である。
体の図である。
【図3】 現像ローラに係合する柔軟性を有するシール
を有する従来技術のトナーホッパーの断面図である。
を有する従来技術のトナーホッパーの断面図である。
【図4】 本発明の実施形態による、現像ローラと、柔
軟性を有する波状に動くシールとの構成の断面図であ
る。
軟性を有する波状に動くシールとの構成の断面図であ
る。
【図5】 現像ローラの波状の環状チャネルと係合する
柔軟性を有するシールの、拡大断面図である。
柔軟性を有するシールの、拡大断面図である。
【図6】 本発明による、現像ローラのシール端部から
遠ざかる方向にトナーを押し流す方法のフローチャート
である。
遠ざかる方向にトナーを押し流す方法のフローチャート
である。
102 トナー供給ホッパー
108 一次帯電ローラ
109 有機光伝導体
112 転写ローラ
113 ワイパーブレード
115 廃棄ホッパー
202 材料、トナー
401 柔軟性を有するシール
403 波状の環状チャネル、波状の制御機構
404 ローラ
405 フォロワ
406 内部シール隆起
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 クィンティン ティー フィリップス
アメリカ合衆国 アイダホ83713 ボイズ
ゴールデンロッド 11720
Fターム(参考) 2H077 AB03 AD06 AD13 AD17 BA09
CA12 EA13 EA16
3J043 AA11 AA16 BA02 BA08 CA02
DA20
3J103 AA02 AA62 BA47 FA07 FA30
GA57 GA58
Claims (10)
- 【請求項1】 波状の環状チャネル(403)を有す
るローラ(404)と、 前記ローラと連携するシールであり、前記波状の環状チ
ャネルに係合するフォロワ(405)を有する、柔軟性
を有するシール(401)とを含むことを特徴とするシ
ール機構。 - 【請求項2】 前記ローラの回転によって、前記柔軟性
を有するシールの、前記ローラに対する横方向の往復運
動が誘導されることを特徴とする請求項1に記載のシー
ル機構。 - 【請求項3】 前記波状の環状チャネルは、前記ローラ
の一端に近接していることを特徴とする請求項1に記載
のシール機構。 - 【請求項4】 前記ローラの他端に近接して配置され
た、第2の波状の環状チャネルをさらに含むことを特徴
とする請求項1に記載のシール機構。 - 【請求項5】 前記柔軟性を有するシールは、前記ロー
ラの円周部に巻き付くように構成された細長い部材を含
み、 前記部材は、前記ローラの前記円周部内の前記波状の環
状チャネルに係合することを特徴とする請求項1に記載
のシール機構。 - 【請求項6】 前記波状の環状チャネルに近接して前記
ローラに係合するように構成された内部シール隆起(4
06)をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の
シール機構。 - 【請求項7】 材料の漏れを低減する方法であって、 ローラ(404)に対して形成された波状の制御機構
(403)内に、柔軟性を有する第1のシール(40
1)のフォロワ(405)を係合させる段階と、 前記ローラを回転させ、それによって、前記制御機構に
よる少なくとも部分的な制御下で、前記柔軟性を有する
第1のシールに横方向の往復運動を誘導する段階と、 前記柔軟性を有する第1のシールの近傍で、前記ローラ
に前記材料(202)を塗布する段階とを含み、 以上の段階によって、前記柔軟性を有する第1のシール
の前記横方向の往復運動が、前記波状の環状チャネルか
ら遠ざかる方向に前記材料を掃くことを特徴とする方
法。 - 【請求項8】 柔軟性を有する第2のシールの第2の
フォロワを、前記ローラに形成された第2の波状の環状
チャネルに係合させる段階をさらに含み、 以上の段階によって、前記ローラの前記回転によって、
前記柔軟性を有する第2のシールの横方向の往復運動が
誘導され、 以上の段階によって、前記柔軟性を有する第2のシール
の前記横方向の往復運動が前記材料を掃くことを特徴と
する請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 ハウジングと、 トナー供給ホッパー(102)とローラ(404)とを
含む現像ユニットであって、 前記ローラは、該ローラの互いに反対の端部において、
1対の波状の環状チャネル(403)が形成された円筒
形の外面を有する現像ユニットと、 廃棄ホッパー(115)と、ワイパーブレード(11
3)と、クリーニングブレードと、ブローアウト(吹
出)ブレードとを含むクリーニングユニットと、一次帯
電ローラ(108)と、 転写ローラ(112)と、 有機光伝導体(109)と、 前記1対の前記波状の環状チャネルのうちのそれぞれの
1つに係合するフォロワを各々が有する、1対の柔軟性
を有するシール(401)とを含むことを特徴とするト
ナーカートリッジ。 - 【請求項10】 プリントシステム用のローラ(40
4)であって、 シール(401)に係合する手段(403)を含み、前
記ローラの横軸の周りを前記ローラが回転することによ
って、係合したシールが横方向に往復運動して、該ロー
ラの少なくとも一端においてトナーの蓄積を防止するよ
うになっている手段(403)を含むことを特徴とする
ローラ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10/103371 | 2002-03-21 | ||
US10/103,371 US6697585B2 (en) | 2002-03-21 | 2002-03-21 | System for and method of reducing or eliminating leakage with a vibrating seal |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003294152A true JP2003294152A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=28040375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003073361A Withdrawn JP2003294152A (ja) | 2002-03-21 | 2003-03-18 | シール機構、材料漏れ低減方法およびローラ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6697585B2 (ja) |
JP (1) | JP2003294152A (ja) |
DE (1) | DE10312267A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011248168A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Kyocera Mita Corp | トナー収容容器及びそれを備えた画像形成装置 |
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US7680264B2 (en) * | 2006-03-31 | 2010-03-16 | Verint Americas Inc. | Systems and methods for endpoint recording using a conference bridge |
US8280011B2 (en) * | 2006-12-08 | 2012-10-02 | Verint Americas, Inc. | Recording in a distributed environment |
US20100261969A1 (en) * | 2009-04-14 | 2010-10-14 | Tyco Healthcare Group Lp | Vibrating seal for a surgical trocar apparatus |
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EP0689339B1 (en) | 1994-06-20 | 2000-05-10 | Hewlett-Packard Company | Laser printer with apparatus to reduce banding created by uneven separation of succeeding scan lines |
WO1996039671A1 (en) * | 1995-06-06 | 1996-12-12 | Powell Ken R | Retail system |
US5727153A (en) * | 1995-06-06 | 1998-03-10 | Powell; Ken R. | Retail store having a system of receiving electronic coupon information from a portable card and sending the received coupon information to other portable cards |
JPH0934245A (ja) | 1995-07-19 | 1997-02-07 | Hewlett Packard Co <Hp> | 電子写真術用材料移動ローラ |
US5757395A (en) | 1995-09-25 | 1998-05-26 | Hewlett-Packard Company | Color capable single-cartridge inkjet service station |
US5855007A (en) * | 1995-11-15 | 1998-12-29 | Jovicic; Neboisa | Electronic coupon communication system |
US6014634A (en) * | 1995-12-26 | 2000-01-11 | Supermarkets Online, Inc. | System and method for providing shopping aids and incentives to customers through a computer network |
US5970469A (en) * | 1995-12-26 | 1999-10-19 | Supermarkets Online, Inc. | System and method for providing shopping aids and incentives to customers through a computer network |
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US5806044A (en) * | 1996-02-20 | 1998-09-08 | Powell; Ken R. | System and method for distributing coupons through a system of computer networks |
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US6055509A (en) * | 1997-02-11 | 2000-04-25 | Ken R. Powell | System and method for transferring identification information between portable cards in a computerized retail store having communication among a plurality of computers |
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JP2000075631A (ja) * | 1998-08-31 | 2000-03-14 | Canon Inc | 現像装置、現像カートリッジ及び画像形成装置 |
US6041309A (en) * | 1998-09-25 | 2000-03-21 | Oneclip.Com, Incorporated | Method of and system for distributing and redeeming electronic coupons |
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-
2002
- 2002-03-21 US US10/103,371 patent/US6697585B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-03-18 JP JP2003073361A patent/JP2003294152A/ja not_active Withdrawn
- 2003-03-19 DE DE10312267A patent/DE10312267A1/de not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011248168A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Kyocera Mita Corp | トナー収容容器及びそれを備えた画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE10312267A1 (de) | 2003-10-09 |
US20030180068A1 (en) | 2003-09-25 |
US6697585B2 (en) | 2004-02-24 |
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