JP2003292815A - 赤色色素抽出方法 - Google Patents

赤色色素抽出方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紅藻類、藍藻類又はクリプト藻類のような赤
色色素、特にフィコエリスリンを含有する藻類からの抽
出液からフィコシアニンのような不純分を除去して純度
の高い赤色色素を得る。 【解決手段】 紅藻類、藍藻類又はクリプト藻類の乾燥
粉末を弱酸性ないし弱アルカリ性の緩衝液に分散させて
赤色色素を抽出し、次いで得られた抽出液に長鎖アルキ
ル基をもつ第四級アンモニウム塩を加え、反応させてフ
ィコシアニンを選択的に沈殿させたのち、これを分離し
フィコエリスリンを含む溶液を回収することにより赤色
色素を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、藻類からの赤色色
素抽出液中の赤色色素を不純分を含まない抽出液として
得る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紅藻類、藍藻類又はクリプト藻類のよう
な藻類中には、赤色色素の1種であるフィコエリスリン
が含まれている。このものは、565nmに最大吸収を
有し、分子量20000程度のα,β2種のサブユニッ
トからなることが知られ、藻類のフィコビリソームとよ
ばれるオルガネラに局在し、光合成で光のエネルギーを
クロロフィルaに伝達する役割を果している。
【0003】これまで、藻類からフィコエリスリンを抽
出する方法としては、藻類から水又は塩類溶液を用いて
色素を抽出したのち、この抽出液から硫安塩析法、カラ
ムクロマトグラフィー法、溶媒分別法、等電点沈降法な
どにより、緑色色素や青色色素のようなきょう雑物を分
離除去し、赤色色素を回収する方法や、板状に乾燥した
藻類をpH6.5のリン酸緩衝液に浸漬し、ミキサーで
破砕したのち遠心分離し、この上清を加熱処理し、赤色
色素を回収する方法(特開平7−118555号公報)
などが知られているが、これらの方法は操作が煩雑な上
に、共存する青色色素のフィコシアニンの除去が十分に
行われず、良質の赤色色素を得ることができなかった。
【0004】ところで、本発明者は先に、紅藻類、藍藻
類又はクリプト藻類の乾燥粉末に、その質量に基づき5
〜300倍量の緩衝液を加えて、pH6.5〜8.0、
温度30〜50℃の条件下で溶出し、565nmの吸収
が620nmの吸収よりも5倍以上高い画分を採取する
ことによりフィコエリスリンの含有率の高い赤色色素を
得る方法を提案した(特願2002−33832号)。
しかしながら、この方法により得られる赤色色素含有画
分中には、不純分例えばフィコシアニンが残存し、これ
を除去するには煩雑な操作を行うことが必要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、紅藻類、藍藻類又はクリプト藻類のよう
な赤色色素、特にフィコエリスリンを含有する藻類から
の抽出液からフィコシアニンのような不純分を除去して
純度の高い赤色色素を得ることを目的としてなされたも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、紅藻類、藍
藻類又はクリプト藻類からの赤色色素抽出液中に存在す
るフィコシアニンのような不純分を除去し、純度の高い
赤色色素を得る方法について鋭意研究を重ねた結果、こ
の抽出液中に長鎖アルキル基をもつ第四級アンモニウム
塩を加え、反応させると、フィコシアニンのみが選択的
に沈殿し、抽出液から除かれることを見出し、この知見
に基づいて本発明をなすに至った。
【0007】すなわち、本発明は、紅藻類、藍藻類又は
クリプト藻類の乾燥粉末を弱酸性ないし弱アルカリ性の
緩衝液に分散させて赤色色素を抽出し、次いで得られた
抽出液に長鎖アルキル基をもつ第四級アンモニウム塩を
加え、反応させてフィコシアニンを選択的に沈殿させた
のち、これを分離しフィコエリスリンを含む溶液を回収
することを特徴とする赤色色素抽出方法を提供するもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明方法においては、原料とし
て紅藻類、藍藻類又はクリプト藻類の乾燥粉末を用いる
が、この乾燥粉末は、例えば藻類を乾燥したのち粉砕し
て粉末化するか、あるいは藻類を摩砕機、例えば遠心ミ
ルやホモジナイザーで摩砕してペースト状とし、凍結乾
燥、噴霧乾燥、減圧乾燥などにより粉末化することによ
って調製される。この粉末の粒径としては、後続の抽出
を効率よく行うためにできるだけ小さいのが好ましい
が、0.5mm以下であれば十分である。
【0009】次に、この藻類の乾燥粉末から赤色色素を
抽出する溶媒としては水又は緩衝液が用いられる。この
緩衝液としては酢酸緩衝液、リン酸緩衝液、トリス−塩
酸緩衝液、ホウ酸緩衝液など慣用されている緩衝液を用
いることができるが、特にリン酸緩衝液及びトリス−塩
酸緩衝液が好ましい。
【0010】本発明方法においては、この緩衝液のpH
を弱酸性ないし弱アルカリ性の範囲、例えば6.5〜
8.0の範囲内に調整して用いることが必要である。こ
の緩衝液は藻類の乾燥粉末の質量に基づき5〜300
倍、好ましくは10〜200倍の量で用いられる。これ
よりも少ない量では抽出が不十分になるし、またこれよ
りも多い量では抽出後の抽出液が取り扱いにくくなる。
【0011】抽出温度としては、30〜60℃の範囲内
で選ばれるが、必要ならばさらに高い温度にすることが
できる。この抽出に際しては、抽出時間を短縮し、ある
いは抽出効率を高めるために、所望に応じ撹拌すること
もできる。このようにして5〜15時間緩衝液に浸漬す
ることにより、高いフィコエリスリン含有率の赤色色素
が得られる。
【0012】このフィコエリスリンの含有率は、得られ
た赤色色素溶液の620nmの吸収に対する565nm
の吸収の比率(A565/A620)を計算することに
よって求められる。
【0013】本発明方法においては、次いでこのように
して得られた抽出液に、長鎖アルキル基をもつ第四級ア
ンモニウム塩を加え、反応させる。この第四級アンモニ
ウム塩がもつ長鎖アルキル基としては、炭素数10〜1
8のアルキル基が好ましく、このアルキル基は不飽和結
合を有するものであってもよい。このようなアルキル基
としては、例えばデシル基、ドデシル基、ヘキサデシル
基、オクタデシル基、オクタデセニル基などがある。
【0014】本発明方法においては、このような長鎖ア
ルキル基を1個含む第四級アンモニウム塩が用いられる
が、所望ならば2個含む第四級アンモニウム塩を用いる
こともできる。この第四級アンモニウム塩は4個のアル
キル基を有するが、長鎖アルキル基以外のアルキル基
は、メチル基、エチル基のような低級アルキル基であ
る。また、第四級アンモニウム塩中の陰イオンとして
は、塩素イオン、臭素イオン、ヨードイオンのようなハ
ロゲンイオン、硫酸イオン、スルホン酸イオンなどがあ
る。
【0015】したがって、本発明方法において用いられ
る第四級アンモニウム塩の例としては、ドデシルトリメ
チルアンモニウムクロリド、ドデシルトリメチルアンモ
ニウムブロミド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム
クロリド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミ
ド、オクタデシルジメチルエチルアンモニウムブロミ
ド、オクタデセニルトリメチルアンモニウムブロミドな
どを挙げることができる。これらの第四級アンモニウム
塩は、0.01〜1.0質量%、好ましくは0.05〜
0.3質量%の割合で抽出液中に添加される。この添加
量が少ないと、不純分の沈殿形成が不十分になるし、ま
たこの添加量が多くなりすぎると、赤色色素も沈殿して
くるため、A565/A620の比率が低下する。
【0016】抽出液に第四級アンモニウム塩を添加し、
必要に応じかきまぜたのち静置すると、不純分例えばフ
ィコシアニンが選択的に反応して沈殿してくる。この際
の反応温度としては、30〜60℃の範囲が用いられ
る。反応時間としては、少なくとも10分を必要とする
が、50〜60分でほぼ完全に不純分が除去される。
【0017】本発明方法は、A565/A620の比率
が8以上、好ましくは10以上になるまで行うのがよ
い。このようにして、不純分をほとんど含まない赤色色
素抽出液が得られるが、このようにして得られた抽出液
は所望に応じ凍結乾燥、真空乾燥により粉末として回収
することもできる。
【0018】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。なお各例中の赤色色素の565nmの吸収及び6
20nmの吸収は、日本分光社製吸光度計「製品名V−
550」により、長さ1cmのセルを用いて測定した。
【0019】実施例1 ノリの乾燥物を、超遠心粉砕機(レッツ社製、商品名
「ZM−100」)により、0.25mmのスクリーン
を使用して粉砕した。このようにして調製したノリ乾燥
粉末0.5gを蒸留水100ml中に浸漬し、20℃に
おいて12時間静置又は500rpmで撹拌しながら抽
出した。次いで得られた抽出液を遠心分離(5000×
g)したのち、上清を0.45μmのフィルターで濾過
した。このようにして得た抽出液の565nmにおける
吸光度は0.824、620nmにおける吸光度は0.
274であり、A565/A620の比率は3.010
であった。
【0020】次に、この抽出液に、ヘキサデシルトリメ
チルアンモニウムブロミド(I)、ヘキサデシルトリメ
チルアンモニウムクロリド(II)、ドデシルトリメチ
ルアンモニウムブロミド(III)を、表1に示す濃度
になるように添加し、25℃で1時間放置したのち、濾
過し、562nm及び620nmにおける吸光度を測定
した。その結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】実施例2 実施例1における蒸留水の代りに同量の0.05M酢酸
緩衝液(pH4.5)、リン酸緩衝液(pH6.5)又
はトリス−塩酸緩衝液(pH8.0)を用いて赤色色素
を抽出し、これらの抽出液にヘキサデシルトリメチルア
ンモニウムクロリドを0.1質量%の濃度になるような
量で添加したのち、40℃又は50℃において1時間反
応させたのち、実施例1と同様にして吸光度を測定し
た。その結果を表2示す。
【0023】
【表2】
【0024】実施例3 実施例1で得た蒸留水による抽出液に対し、ドデシルト
リメチルアンモニウムブロミドを0.05質量%の濃度
になるように添加したのち、25℃に保ち、その吸光度
を経時的に測定した。その結果を表3に示す。
【0025】
【表3】
【0026】この表から分るように、時間の経過ととも
にA565/A620の比率は増大するが50分を経過
すると減少しはじめる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な処理で不純分を
含まない赤色色素抽出液を得ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紅藻類、藍藻類又はクリプト藻類の乾燥
    粉末を弱酸性ないし弱アルカリ性の緩衝液に分散させて
    赤色色素を抽出し、次いで得られた抽出液に長鎖アルキ
    ル基をもつ第四級アンモニウム塩を加え、反応させてフ
    ィコシアニンを選択的に沈殿させたのち、これを分離し
    フィコエリスリンを含む溶液を回収することを特徴とす
    る赤色色素抽出方法。
  2. 【請求項2】 長鎖アルキル基をもつ第四級アンモニウ
    ム塩が炭素数10〜18の長鎖アルキル基をもつ第四級
    アンモニウム塩である請求項1記載の赤色色素抽出方
    法。
  3. 【請求項3】 長鎖アルキル基をもつ第四級アンモニウ
    ム塩がドデシルトリメチルアンモニウム塩又はヘキサデ
    シルトリメチルアンモニウム塩である請求項2記載の赤
    色色素抽出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018009163A (ja) * 2011-06-30 2018-01-18 イー アンド ジェイ ガロ ワイネリイE. & J. Gallo Winery 天然結晶質着色剤および製造方法

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