JP2003292260A - エレベータ制御装置におけるコンデンサ保護装置 - Google Patents

エレベータ制御装置におけるコンデンサ保護装置

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JP2003292260A
JP2003292260A JP2002097898A JP2002097898A JP2003292260A JP 2003292260 A JP2003292260 A JP 2003292260A JP 2002097898 A JP2002097898 A JP 2002097898A JP 2002097898 A JP2002097898 A JP 2002097898A JP 2003292260 A JP2003292260 A JP 2003292260A
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elevator
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Hideki Kawasaki
英樹 川崎
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Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平滑コンデンサの過熱状態の継続時間に応じ
て、発熱温度を下げて保護し、また乗りかごの安全運転
を確保することにある。 【解決手段】 インバータ装置の一部を構成する平滑コ
ンデンサの温度を検出する温度検出器15を設け、この
検出器の検出温度が所定の設定温度を越えた場合に温度
検出器の温度監視時間が設定時間に達するまでの間、加
・減速度低減手段122により標準加・減速度設定値を
低減し、設定時間を越えるまで運転を継続する。そし
て、温度監視時間が設定時間を越えた場合、運転停止手
段123にて運転中であるエレベータ乗りかごを最寄階
に一時停止させる。一方、前記検出温度が設定温度を越
えていないと判断された場合、標準加・減速度で運転
し、かつ、既にエレベータ乗りかごが停止している場合
には解除手段124により運転停止を解除するエレベー
タ制御装置のコンデンサ保護装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータかごを
運転制御するエレベータ制御装置に用いられるコンデン
サを保護するエレベータ制御装置におけるコンデンサ保
護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータ制御装置は、三相交
流電源から出力される三相交流電力を直流電力に変換す
るコンバータと、このコンバータで変換された直流電力
である直流電圧を平滑化し、この平滑化された直流電力
を交流電力に変換し、この変換された交流電力を電動機
に供給する平滑コンデンサを含むインバータと、これら
コンバータ、インバータを構成する可変制御素子をオン
・オフ制御するための制御系とによって構成されてい
る。電動機はエレベータの乗りかごを昇降駆動する機能
をもっている。
【0003】前記インバータは、IGBTなどの可変制
御素子、前述する平滑コンデンサ、冷却器、冷却ファン
等によって構成され、さらにインバータの主なる保護機
能としては、過電流保護、過電圧保護、過熱保護などが
挙げられる。
【0004】以上の保護機能のうち、過熱保護について
は、通常,冷却器に取り付けられた可変制御素子の近傍
にサーマルリレーなどの温度検出器が取付けられ、この
温度検出器の検出温度が所定の温度を越えたとき、エレ
ベータ乗りかごが走行中であるとき、最寄階に停止させ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、前述する従来
の過熱保護は、インバータを構成する可変制御素子を冷
却する冷却ファンの故障を想定し、可変制御素子の熱に
よる破損を未然に防止するための狙いであり、平滑コン
デンサの過熱保護機能は備えていない。
【0006】しかしながら、平滑コンデンサは、可変制
御素子に比べて熱による影響が急激に出てくるわけでな
く、過熱状態が長く継続した場合に限り、劣化、寿命低
下、最悪の場合には防爆弁動作(破損)を招くことが考
えられる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、平滑コンデンサの過熱温度の継続時間に応じて、平
滑コンデンサの発熱温度を下げて保護し、かつ、エレベ
ータ乗りかごの安全運転を確保するエレベータ制御装置
におけるコンデンサ保護装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1) 上記課題を解決
するために、エレベータ乗りかごを運転制御する本発明
に係わるエレベータ制御装置のコンデンサ保護装置は、
インバータ装置の一部を構成する平滑コンデンサの温度
を検出する温度検出手段と、この温度検出手段で検出さ
れる検出温度が所定の設定温度を越えたか否かを判断す
る温度判断手段と、この判断の結果、前記検出温度が前
記設定温度を越えていると判断された場合に前記温度検
出手段による温度監視時間が設定時間に達するまでの
間、標準加・減速度設定値を低減する加・減速度低減手
段と、前記温度監視時間が前記設定時間を越えた場合、
運転中である前記エレベータ乗りかごを最寄階に一時停
止させる運転停止手段と、前記判断手段による判断結
果、前記検出温度が前記設定温度を越えていないと判断
された場合、前記エレベータ乗りかごを標準加・減速度
設定値で運転制御し、かつ、前記停止手段によるエレベ
ータ乗りかごの運転停止を解除する解除手段とを設けた
構成である。
【0009】本発明は以上のような構成とすることによ
り、平滑コンデンサが過熱状態となった場合、加・減速
度低減手段が標準加・減速度設定値を低減した加・減速
度に設定した後、所定の設定時間の間、平滑コンデンサ
の温度変化をチェックし、設定時間を経過しても、平滑
コンデンサの過熱状態が継続している場合にはエレベー
タ乗りかごを最寄階に停止させ、状況を見守る。そし
て、平滑コンデンサの温度が設定温度以下にさがったと
き、停止を解除し運転を再開するので、平滑コンデンサ
に流れる電流を下げて発熱を抑制でき、さらに、平滑コ
ンデンサの過熱状態が予め定める設定時間にわたって継
続したとき、乗りかごの運転を停止させた後、平滑コン
デンサの温度を下げて運転停止を自動的に解除するの
で、平滑コンデンサを保護することが可能であり、平滑
コンデンサの劣化を抑え、エレベータ乗りかごの安全性
を確保することが可能となる。
【0010】(2) なお、前記(1)の構成に新た
に、前記設定時間を第1の設定時間とし、この第1の設
定時間よりも長い第2の設定時間を設定し、温度監視時
間が第1の設定時間を越えて乗りかごを停止させたにも
拘らず、前記温度監視時間が第2の設定時間を越えた場
合、異常状態を発報する緊急処理手段を設ければ、前記
(1)と同様な作用効果を奏する他、点検保守員に異常
状態を適切に通知し、迅速に適切な処置を講ずることが
可能となる。
【0011】(3) また、前記(1)の構成では、加
・減速度低減手段を設けたが、この加・減速度低減手段
に代えて定格速度低減化手段を設けてもよく、また前記
(2)の構成おいて、新たな平滑コンデンサ専用の補助
冷却ファンを設け、平滑コンデンサが過熱状態になった
とき、補助冷却ファンを駆動し、温度が下がった時点で
補助冷却ファンの駆動を停止する構成としてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は、本発明に係わる
エレベータ制御装置におけるコンデンサ保護装置の一実
施の形態を示す構成図である。
【0014】この実施の形態は、平滑コンデンサの過熱
状態になったとき所定の設定時間に達する間、標準加減
速度設定値を低減する一方、過熱状態が設定時間を越え
るまで継続した場合に乗りかごの運転を停止し、かつ、
この運転停止によって平滑コンデンサの温度が所定の設
定温度以下になっとき、乗りかごの運転停止を解除する
例である。
【0015】このエレベータ制御装置は、コンバータ
1、インバータ2等の変換器を用いた構成例であり、具
体的には、三相交流電源3の出力側に三相交流電力を直
流電力に変換する前記コンバータ1が設けられ、このコ
ンバータ1から直流に変換されたPN母線電圧が出力さ
れる。このPN母線間には、コンバータ1によって直流
電圧のリップ流成分を抑制するための平滑コンデンサ4
が設けられている。すなわち、平滑コンデンサ4はリッ
プル成分を低減化した後の直流電圧をインバータ2に供
給する。このインバータ2は、直流電力を交流電力に変
換し、この変換された交流電力をエレベータ乗りかご
(図示せず)を昇降駆動する電動機5に供給する。な
お、一般に、インバータ2および平滑コンデンサ4を含
んでインバータ装置と呼んでいる。
【0016】また、エレベータ制御装置は、コンバータ
1、インバータ2を制御する為、三相交流電源3及びイ
ンバータ2の出力ラインにそれぞれ電流を測定する為の
電流検出センサ6、7、またPN母線間の電圧を測定す
る為の電圧検出基板8が設けられ、さらに電動機5には
速度検出器9が設けられている。なお、コンバータ1、
インバータ2等の変換器にはそれぞれ冷却用ファン1
0、11が設けられ、当該変換器から発生する熱を放散
する機能をもっている。
【0017】12はマイクロコンピュータを備えた制御
系であって、前記センサ6、7、電圧検出基板8及び速
度検出器9の各出力に基づいてインバータ1、コンバー
タ2を構成する可変制御素子のゲートをオン・オフ駆動
するゲート駆動信号を生成し、それぞれ対応するゲート
駆動基板13、14に送出する機能の他、本発明の要部
となる平滑コンデンサ4の保護機能の役割をもってい
る。15は平滑コンデンサ4の温度を検出する例えばサ
ーマルリレーなどの温度検出器15である。
【0018】従って、コンデンサー保護装置としては、
制御系12と平滑コンデンサ4の温度を検出する例えば
サーマルリレーなどの温度検出器15と、時間監視用タ
イマー(図示せず)とで構成されている。
【0019】この制御系12は、前述するようにマイク
ロコンピュータで構成され、機能的には、温度検出器1
5で検出される検出温度が所定の設定温度を越えたか否
かを判断する温度判断手段121と、この判断の結果、
温度検出器15の検出温度が設定温度を越えていると判
断された場合にエレベータ乗りかごの加減速度である標
準加・減速度設定値を低減し、前記温度検出器15によ
る温度監視時間CNTが所定の設定時間A(例えば1
分)に達するまでの間、温度監視時間CNTを+1イン
クリメントしながら乗りかごの運転を継続する加・減速
度低減手段122と、温度監視時間CNTが設定時間A
を越えた場合、エレベータ乗りかごが運転中であれば最
寄階に一時停止させる一時運転停止手段123と、前記
判断手段121による判断結果、通常であれば検出温度
が設定温度以下であるので、標準加・減速度設定値α,
βのもとにエレベータ乗りかごを運転制御しているが、
例えば運転停止手段123によるエレベータ乗りかごの
停止によって平滑コンデンサ4の温度が設定温度以下に
なった場合、エレベータ乗りかごの停止を解除する解除
手段124とが設けられている。
【0020】次に、以上のようなエレベータ制御装置に
おけるコンデンサ保護装置の動作について図2を参照し
て説明する。
【0021】コンデンサ保護装置の動作が開始すると、
動作時間監視用タイマー(図示せず)の温度監視時間C
NTおよび過熱状態フラグERRをそれぞれ零とする初
期化を実施した後(S1)、温度検出器15の検出温度
が過熱状態に相当する設定温度を越えたか否かを判断す
る(S2)。つまり、平滑コンデンサ15の温度が過熱
状態に相当する設定温度を越えたときにサーマルリレー
が動作するので、そのリレーの動作の有無を判断する。
このステップS2は温度判断手段121に相当する。
【0022】通常は、温度監視時間CNTがそれほど経
過していない場合、ステップS3に移行し、ここでエレ
ベータ乗りかごの加速時又は減速時の加・減速度α、β
を標準加・減速度設定値、また動作時間監視用タイマー
の温度監視時間CNTをCNT=0に設定し(S3,S
4)、かつ、既に過熱状態をラッチしているか否かを判
断するが(S5)、未だ温度監視時間CNTが経過して
いない場合には平滑コンデンサ4の温度が低く過熱状態
をラッチしていないので、ステップS2に移行し、同様
の処理を繰り返すことになる。
【0023】ところで、ステップS2において、温度検
出器15の検出温度が過熱温度とされる設定温度を越え
た場合、過熱状態フラグERRをラッチしているか否か
を判断し(S6)、ラッチしていない場合には過熱状態
フラグERR=1を立てて過熱状態をラッチする(S
7)。しかる後、エレベータ乗りかごの加速度αまたは
減速度βをα,β=標準加減速度設定値×k(k<1)
に低減した後(S8)、温度監視時間CNTが予め定め
る設定時間Aを経過したか否かを判断する(S9)。未
だ、温度監視時間CNTが設定時間Aを越えていない場
合には温度監視時間CNTを+1インクリメントし(S
10)、ステップS2に戻り、同様の処理を繰り返し実
行する。これらステップS6ないしS10は、加・減速
度低減手段122に相当する。
【0024】ところで、ステップS9において、温度監
視時間CNTが設定時間Aを越えたと判断すると、エレ
ベータ乗りかごが現在運転中であるか否かを判断し(S
11)、運転中である場合にはエレベータ乗りかごを最
寄階に停止させるための停止指令を出力し(S12)、
一方、現在停止中であれば運転禁止指令を出力し(S1
3)、何れもステップS2に戻る。これらステップS9
〜S13は運転停止手段に相当する。
【0025】以上のようにしてエレベータ乗りかごの運
転を停止すると、平滑コンデンサ4の温度が設定温度以
下になる場合が一般的であるので、ステップS2〜S5
を通り、このステップS5にて過熱状態フラグERR=
1が立っているか判断し、立っている場合には運転停止
を解除する指令を出した後(S14)、ERR=0とす
る処理を実行し(S15)、ステップS2に戻り、同様
の処理を繰り返し実行する。ステップS2〜S5、S1
4,S15は解除手段124に相当する。
【0026】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、平滑コンデンサ4の温度を検出する温度検出器15
が設けられ、この温度検出器15の監視動作開始後、標
準加減速度設定値でエレベータ乗りかごを運転制御する
が、温度検出器15の検出温度が設定温度を越えたと
き、エレベータ乗りかごの加速度又は減速度を下げるこ
とにより電動機5の電流を低減し、ひいては平滑コンデ
ンサ4に流れる電流を下げて発熱を抑制する。さらに、
平滑コンデンサ4の過熱状態が予め定める設定時間Aに
わたって継続したとき、乗りかごの運転を停止させた
後、平滑コンデンサ4の温度が下がった場合、運転停止
を自動的に解除するので、平滑コンデンサ4の温度を下
げて保護することができ、ひいては平滑コンデンサ4の
劣化を抑え、寿命を大幅に延ばすことができ、さらにエ
レベータ乗りかごの安全性を確保できる。
【0027】なお、上記実施の形態は、平滑コンデンサ
4の過熱状態が設定時間Aを越えたときにエレベータ乗
りかごを最寄階に停止させ、温度が下がったときに自動
的に運転を再開する構成としたが、例えば予め所定の期
間内に所定回数停止したとき、メンテナンス室等に発報
し、保守点検を要請することも可能である。
【0028】(実施の形態2)本発明に係わるエレベー
タ制御装置におけるコンデンサ保護装置は、図1と同様
な構成であるので、ここでは図1の構成の説明に譲り、
以下、平滑コンデンサ4の保護機能をもつ制御系12に
ついて説明する(図3参照)。
【0029】この制御系12は、機能的には、図1と同
様に温度判断手段121、加・減速度低減手段122、
運転停止手段123及び解除手段124が設けられ、さ
らに、第1の設定時間(前記設定時間Aに相当する)A
とこの第1の設定時間よりも長い第2の設定時間Bを設
定し、過熱状態が第1の設定時間Aの間継続したとき乗
りかごを停止するが、平滑コンデンサ4の発熱状態が収
まらずに第2の設定時間Bを経過したとき、メンテナン
ス室などに異常状態を発報する緊急処理手段125を設
けた構成である。
【0030】次に、以上のようなエレベータ制御装置に
おけるコンデンサ保護装置の動作について図4を参照し
て説明する。
【0031】コンデンサ保護装置の動作が開始すると、
動作時間監視用タイマーの温度監視時間CNTおよび過
熱状態フラグERRをそれぞれ零とする初期化を実施し
た後(S1)、温度検出器15の検出温度が過熱状態に
相当する設定温度を越えたか否かを判断する(S2)。
このステップS2は温度判断手段121に相当する。
【0032】通常は、温度監視時間CNTがそれほど経
過していない場合、ステップS3に移行し、ここでエレ
ベータ乗りかごの加速時又は減速時の加減速度α、βを
標準加・減速度設定値、また動作時間監視用タイマーの
温度監視時間CNTをCNT=0に設定し(S3,S
4)、かつ、既に過熱状態をラッチしているか否かを判
断するが(S5)、未だ温度監視時間CNTが経過して
いない場合には平滑コンデンサ4の温度が低く過熱状態
をラッチしていないので、ステップS2に移行し、同様
の処理を繰り返す。
【0033】このステップS2において、温度検出器1
5の検出温度が過熱温度とされる設定温度を越えた場
合、過熱状態をラッチしているか否かを判断し(S
6)、ラッチしていない場合には過熱状態フラグERR
=1を立てて過熱状態をラッチする(S7)。しかる
後、α,β=標準加減速度設定値×k(k<1)に低減
した加速度αまたは減速度βに設定し(S8)、ステッ
プS21を通ってステップS9に移行し、温度監視時間
CNTが予め定める第1の設定時間A(例えば1分)を
経過したか否かを判断し(S9)、未だ、温度監視時間
CNTが第1の設定時間Aを越えていない場合には温度
監視時間CNTに+1をインクリメントし(S10)、
ステップS2に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。
これらステップS6ないしS10は、加・減速度低減手
段122に相当する。
【0034】このステップS9において、温度監視時間
CNTが第1の設定時間Aを越えていると判断された場
合、エレベータ乗りかごが現在運転中であるか否かを判
断し(S11)、運転中である場合にはエレベータ乗り
かごを最寄階に停止させる最寄階停止指令を出力し(S
12)、現在停止中である場合には運転禁止指令を出力
し(S13)、何れもステップS2に戻る。これらステ
ップS9〜S13は停止手段に相当する。
【0035】しかし、エレベータ乗りかごが最寄階に停
止し、かつ、第1の設定時間Aを経過しても未だ過熱状
態が継続している場合、その温度監視時間CNTが第1
の設定時間Aよりも長い第2の設定時間B(例えば2
分)を越えたか否かを判断し(S21)、越えていると
判断された場合にはメンテナンス室等に異常状態である
旨を発報する(S22)。これらステップS21,S2
2は緊急処理手段125に相当する。
【0036】なお、一般に、ステップS12、S13に
てエレベータ乗りかごを停止させると、平滑コンデンサ
4の温度が設定温度以下になるので、この場合にはステ
ップS2〜S5を通り、このステップS5で過熱状態フ
ラグERR=1が立っているか判断し、立っている場合
には運転停止を解除する指令を出した後(S14)、E
RR=0とする処理を実行し(S15)、ステップS2
に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。ステップS2
〜S5、S14,S15は解除手段124に相当する。
【0037】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、複数の設定時間A、Bを設定し、時間監視用タイマ
ーの温度監視時間がそれぞれの設定時間を越えた場合、
乗りかごを一時停止させた後に運転させつつ平滑コンデ
ンサの温度回復状態をチェックしながら、完全な異常状
態である場合には異常状態を発報するので、実施の形態
1と同様な効果を奏する他、最終的に異常と判断された
場合にはメンテナンス要員の現場急行を可能とし、メン
テナンス要員が頻繁に駆り出されることなく、適切なタ
イミングで現場に急行できる。
【0038】なお、メンテナンス室等に異常を発報する
手段は、上記一連の処理において常時運転時は青色表示
とし、S9において黄色表示とし、S22において例え
ば赤色等の色分けして発報するとか、音色に変化させて
発報するようにすれば、メンテナンス要員が異常状態を
容易に確認でき、現場に急行させることが可能となる。
【0039】(実施の形態3)本発明に係わるエレベー
タ制御装置におけるコンデンサ保護装置は、図1と同様
な構成であるので、ここでは図1の構成の説明に譲り、
以下、平滑コンデンサ4の保護機能をもつ制御系12に
ついて説明する。
【0040】この制御系12としては、図1と比較し、
電動機5の加減速度を低減する加・減速度低減手段12
2に代えて標準定格速度を低減する定格速度低減手段を
設け、電動機の定格速度を変更する構成である。
【0041】次に、以上のようなエレベータ制御装置に
おけるコンデンサ保護装置の動作について図5を参照し
て説明する。
【0042】コンデンサ保護装置の動作が開始すると、
動作時間監視用タイマーの温度監視時間CNTおよび過
熱状態フラグERRをそれぞれ零とする初期化を実施し
た後(S1)、温度検出器15の検出温度が過熱状態に
相当する設定温度を越えたか否かを判断する(S2)。
このステップS2は温度判断手段に相当する。
【0043】通常は、温度監視時間CNTがそれほど経
過していない場合には平滑コンデンサ4の温度が低いの
で、ステップS31に移行し、ここで電動機5の定格速
度を標準定格速度設定値、また動作時間監視用タイマー
の温度監視時間CNTをCNT=0に設定し(S31,
S4)、さらに過熱状態をラッチしているか否かを判断
するが(S5)、未だ温度監視時間CNTが経過してい
ない場合には平滑コンデンサ4の温度が低く過熱状態を
ラッチしていないので、ステップS2に移行し、同様の
処理を繰り返す。
【0044】ところで、ステップS2において、温度検
出器15の検出温度が過熱温度とされる設定温度を越え
た場合、過熱状態フラグERRがラッチされているか否
かを判断し(S6)、ラッチしていない場合には過熱状
態フラグERR=1を立てて過熱状態をラッチする(S
7)。しかる後、標準定格速度設定値×k(k<1)に
低減した電動機5の定格速度に設定した後(S32)、
温度監視時間CNTが予め定める設定時間Aを経過した
か否かを判断する(S9)。未だ、温度監視時間CNT
が設定時間Aを越えていない場合には温度監視時間CN
Tに+1をインクリメントし(S10)、ステップS2
に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。これらステッ
プS6、S7、S32、S9、S10は、定格速度低減
手段に相当する。
【0045】このステップS9において、温度監視時間
CNTが設定時間Aを越えていると判断された場合、エ
レベータ乗りかごが現在運転中であるか否かを判断し
(S11)、運転中である場合にはエレベータ乗りかご
を最寄階に停止させる最寄階停止指令を出力し(S1
2)、現在停止中である場合には運転禁止指令を出力し
(S13)、何れもステップS2に戻る。これらステッ
プS9〜S13は停止手段に相当する。
【0046】以上のようにしてエレベータ乗りかごの停
止によって平滑コンデンサ4の温度が設定温度以下にな
ると、ステップS2、S31、S4、S5を通り、この
ステップS5にて過熱状態フラグERR=1が立ってい
るか判断し、立っている場合には運転停止を解除する指
令を出した後(S14)、ERR=0とする処理を実行
し(S15)、ステップS2に戻り、同様の処理を繰り
返し実行する。ステップS2〜S5、S14,S15は
解除手段に相当する。
【0047】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、平滑コンデンサ4の温度を検出する温度検出器15
が設けられ、この温度検出器15の監視動作開始後、標
準定格速度設定値でエレベータ乗りかごを運転制御する
が、温度検出器15の検出温度が所定の設定温度を越え
たとき、標準定格速度設定値を下げることにより電動機
5側及び電源3側の実効電流が低減され、ひいては平滑
コンデンサ4に流れる電流を下げて発熱を抑制すること
ができる。さらに、平滑コンデンサ4の発熱状態が予め
定める監視設定時間Aにわたって継続したとき、乗りか
ごの運転を停止させた後、平滑コンデンサ4の温度が下
がった場合、運転停止を自動的に解除するので、平滑コ
ンデンサ4の劣化を抑え、寿命を大幅に延ばすことがで
き、さらにエレベータ乗りかごの安全性を確保できる。
【0048】(実施の形態4)図6は本発明に係わるエ
レベータ制御装置におけるコンデンサ保護装置の他の実
施の形態を示す構成図である。なお、同図は、図1の構
成に新たに平滑コンデンサ4を冷却する補助冷却ファン
20を設けたものであり、その他は図1と同様であるの
で、図1の説明に譲る。
【0049】次に、以上のようなコンデンサ保護装置の
動作について図7を参照して説明する。
【0050】コンデンサ保護装置の動作が開始すると、
動作時間監視用タイマーの温度監視時間CNTおよび過
熱状態フラグERRをそれぞれ零に初期化した後(S
1)、温度検出器15の検出温度が過熱状態に相当する
設定温度を越えたか否かを判断する(S2)。このステ
ップS2は温度判断手段に相当する。
【0051】通常は、温度監視時間CNTがそれほど経
過していない場合には平滑コンデンサ4の温度が上がっ
ていないので、ステップS41に移行し、補助冷却ファ
ン20が駆動しているか否かを判断し、駆動している場
合には補助冷却ファン20を停止させた後(S42)、
エレベータ乗りかごの加速時又は減速時の加減速度α、
βを標準加減速度設定値、また動作時間監視用タイマー
の温度監視時間CNTをCNT=0に設定し(S3,S
4)、かつ、既に過熱動作状態をラッチしているか否か
を判断するが(S5)、未だ温度監視時間CNTが経過
していないので、ステップS2に移行し、同様の処理を
繰り返す。
【0052】ステップS2において、温度検出器15の
検出温度が過熱温度とされる設定温度を越えた場合、補
助冷却ファン20を駆動した後(S43)、過熱状態を
ラッチしているか否かを判断し(S6)、ラッチしてい
ない場合には過熱状態フラグERR=1を立てて過熱状
態をラッチする(S7)。しかる後、エレベータ乗りか
ごの加速度αまたは減速度βをα,β=標準加減速度設
定値×k(k<1)に低減した後(S8)、ステップS
21を通ってステップS9に移行し、温度監視時間CN
Tが予め定める第1の設定時間A(例えば1分)を経過
したか否かを判断し(S9)、未だ、温度監視時間CN
Tが第1の設定時間Aを越えていない場合には温度監視
時間CNTに+1をインクリメントし(S10)、ステ
ップS2に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。これ
らステップS6ないしS10は、加減速度低減手段に相
当する。
【0053】このステップS9において、温度監視時間
CNTが第1の設定時間Aを越えていると判断された場
合、エレベータ乗りかごが現在運転中であるか否かを判
断し(S11)、運転中である場合にはエレベータ乗り
かごを最寄階に停止させる最寄階停止指令を出力し(S
12)、現在停止中である場合には運転禁止指令を出力
し(S13)、何れもステップS2に戻る。これらステ
ップS9〜S13は停止手段に相当する。
【0054】しかし、エレベータ乗りかごが最寄階に停
止し、かつ、第1の設定時間Aを経過しても未だ過熱状
態が継続している場合、その温度監視時間CNTが第1
の設定時間Aよりも長い第2の設定時間B(例えば2
分)を経過したか否かを判断し(S21)、経過してい
ると判断された場合にはメンテナンス室等に異常状態で
ある旨を発報する(S22)。これらステップS21,
S22は緊急処理手段に相当する。
【0055】なお、一般に、ステップS12、S13に
てエレベータ乗りかごを停止させると、平滑コンデンサ
4の温度が設定温度以下になるので、この場合にはステ
ップS2、S41、S42、S3〜S5を通り、このス
テップS5で過熱状態フラグERR=1が立っているか
判断し、立っている場合には運転停止を解除する指令を
出した後(S14)、ERR=0とする処理を実行し
(S15)、ステップS2に戻り、同様の処理を繰り返
し実行する。ステップS2、S3〜S5、S14,S1
5は解除手段に相当する。
【0056】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、温度検出器15が平滑コンデンサ4の過熱状態を検
出した後、第1の設定時間Aの間、エレベータ乗りかご
を一旦最寄階に停止させ、エレベータ乗りかごの加減速
度α、βをk倍(k<1)倍に下げるので、電動機5の
電流を低減でき、さらに補助冷却ファン20を駆動する
ことにより、平滑コンデンサ4の発熱を抑制できる。ま
た、さらに第1の設定時間Aよりも長い第2の設定時間
Bを越えたとき、エレベータ乗りかごを最寄階に停止さ
せることはもとより、異常状態をメンテナンス室に発報
するので、実施の形態1と同様な効果を奏する他、最終
的に異常と判断された場合にはメンテナンス要員の現場
急行を可能とし、メンテナンス要員が頻繁に駆り出され
ることなく、適切なタイミングで現場に急行できる。
【0057】なお、本願発明は、上記実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。また、各実施の形態は可能な限り組
み合わせて実施することが可能であり、その場合には組
み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の
形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、
開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種
々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解
決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの
構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合に
は、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が
周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、平
滑コンデンサの過熱温度の継続時間に応じて、平滑コン
デンサの発熱温度を下げて保護でき、またエレベータ乗
りかごの安全運転を確保できるエレベータ制御装置にお
けるコンデンサ保護装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエレベータ制御装置におけるコ
ンデンサ保護装置の一実施の形態を示す構成図。
【図2】 図1に示す制御系12によるコンデンサ保護
動作を説明するフローチャート。
【図3】 本発明に係るエレベータ制御装置におけるコ
ンデンサ保護装置の他の実施の形態を説明する機能ブロ
ック図。
【図4】 図1に示す制御系12の別のコンデンサ保護
動作を説明するフローチャート。
【図5】 図1に示す制御系12のさらに別のコンデン
サ保護動作を説明するフローチャート。
【図6】 本発明に係るエレベータ制御装置におけるコ
ンデンサ保護装置の他の実施形態を示す構成図。
【図7】 図6に示す制御系12のコンデンサ保護動作
を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1…コンバータ 2…インバータ 4…平滑コンデンサ 5…電動機 12…制御系 15…温度検出器(サーマルリレー) 20…補助冷却ファン 121…温度判断手段 122…加・減速度低減手段 123…運転停止手段 124…解除手段 125…緊急処理手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ乗りかごを運転制御するエレ
    ベータ制御装置において、 インバータ装置の一部を構成する平滑コンデンサの温度
    を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段で検出される検出温度が所定の設定温
    度を越えたか否かを判断する温度判断手段と、 この判断の結果、前記検出温度が前記設定温度を越えて
    いると判断された場合に前記温度検出手段による温度監
    視時間が設定時間に達するまでの間、標準加・減速度設
    定値を低減する加・減速度低減手段と、 前記温度監視時間が前記設定時間を越えた場合、運転中
    である前記エレベータ乗りかごを最寄階に一時停止させ
    る運転停止手段と、 前記判断手段による判断結果、前記検出温度が前記設定
    温度を越えていないと判断された場合、前記エレベータ
    乗りかごを標準加・減速度設定値で運転制御し、かつ、
    前記停止手段によるエレベータ乗りかごの運転停止を解
    除する解除手段とを備えたことを特徴とするエレベータ
    制御装置におけるコンデンサ保護装置。
  2. 【請求項2】 エレベータ乗りかごを昇降制御するエレ
    ベータ制御装置において、 インバータ装置の一部を構成する平滑コンデンサの温度
    を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段で検出される検出温度が所定の設定温
    度を越えたか否かを温度判断する温度判断手段と、 この判断の結果、前記検出温度が前記設定温度を越えて
    いると判断された場合に前記温度検出手段による温度監
    視時間が第1の設定時間に達するまでの間、標準加・減
    速度設定値を低減する加・減速度低減手段と、 前記温度監視時間が前記第1の設定時間を越えた場合、
    運転中である前記エレベータ乗りかごを最寄階に一時停
    止させる運転停止手段と、 前記第1の設定時間よりも長い第2の設定時間が設定さ
    れ、前記運転停止にも拘らず、前記温度監視時間が当該
    第2の設定時間を越えた場合、異常状態を発報する緊急
    処理手段と、 前記判断手段による判断結果、前記検出温度が前記設定
    温度を越えていないと判断された場合、前記エレベータ
    乗りかごを標準加・減速度設定値で運転制御し、かつ、
    前記停止手段によるエレベータ乗りかごの運転停止を解
    除する解除手段とを備えたことを特徴とするエレベータ
    制御装置におけるコンデンサ保護装置。
  3. 【請求項3】 エレベータ乗りかごを昇降制御するエレ
    ベータ制御装置において、 インバータ装置の一部を構成する平滑コンデンサの温度
    を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段で検出される検出温度が所定の設定温
    度を越えたか否かを判断する温度判断手段と、 この判断の結果、前記検出温度が前記設定温度を越えて
    いると判断された場合に前記温度検出手段による温度監
    視時間が設定時間に達するまでの間、前記エレベータ乗
    りかごの運転定格速度を低減する速度低減手段と、 前記温度監視時間が前記設定時間を越えた場合、運転中
    である前記エレベータ乗りかごを最寄階に一時停止させ
    る運転停止手段と、 前記判断手段による判断結果、前記検出温度が前記設定
    温度を越えていないと判断された場合、前記エレベータ
    乗りかごを標準の定格速度設定値で運転制御し、かつ、
    前記停止手段によるエレベータ乗りかごの運転停を解除
    する解除手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制
    御装置におけるコンデンサ保護装置。
  4. 【請求項4】 エレベータ乗りかごを昇降制御するエレ
    ベータ制御装置において、 インバータ装置の一部を構成する平滑コンデンサの温度
    を検出する温度検出手段と、 前記平滑コンデンサを冷却するための冷却ファンと、 前記温度検出手段で検出される検出温度が所定の設定温
    度を越えたか否かを判断する温度判断手段と、 この判断の結果、前記検出温度が前記設定温度を越えて
    いると判断された場合に前記冷却ファンを駆動するとと
    もに、前記温度検出手段による温度監視時間が第1の設
    定時間に達するまでの間、標準加・減速度設定値を低減
    する加・減速度低減手段と、 前記温度監視時間が前記第1の設定時間を越えた場合、
    運転中である前記エレベータ乗りかごを最寄階に一時停
    止させる運転停止手段と、 前記第1の設定時間よりも長い第2の設定時間が設定さ
    れ、前記運転停止にも拘らず、前記温度監視時間が当該
    第2の設定時間を越えた場合、異常状態を発報する緊急
    処理手段と、 前記判断手段による判断結果、前記検出温度が前記設定
    温度を越えていないと判断された場合、前記エレベータ
    乗りかごを標準加・減速度設定値で運転制御し、前記冷
    却ファンが駆動中であれば当該ファンの駆動を停止し、
    かつ、前記停止手段によるエレベータ乗りかごの運転停
    止を解除する解除手段とを備えたことを特徴とするエレ
    ベータ制御装置におけるコンデンサ保護装置。
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