JP2003292176A - 紙葉類取出搬送装置 - Google Patents

紙葉類取出搬送装置

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JP2003292176A
JP2003292176A JP2002102820A JP2002102820A JP2003292176A JP 2003292176 A JP2003292176 A JP 2003292176A JP 2002102820 A JP2002102820 A JP 2002102820A JP 2002102820 A JP2002102820 A JP 2002102820A JP 2003292176 A JP2003292176 A JP 2003292176A
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JP2002102820A
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Toru Otsuka
徹 大塚
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、装置構成を複雑化することなく、
紙葉類間のギャップを安定させることができ、ギャップ
不足によるリジェクト率を低くでき、処理能力を向上さ
せることができる紙葉類取出搬送装置を提供することを
課題とする。 【解決手段】取り出し装置200は、集積状態で投入さ
れた複数枚の紙幣Pのうち集積方向端部にある紙幣Pを
送り出すピックアップローラ5を有する。ローラ5によ
って取り出された紙幣Pは、取出ローラ30と逆転ロー
ラ31との間のニップ33aを通過されて第1の検知器
76で検知された後、ドライブローラ34とピンチロー
ラ35との間のニップ33bを通過されて送り出され
る。取出ローラ30の回転を開始してから第1の検知器
76が紙幣Pの先端を検知するまでの時間が検出され、
規定値より短い場合に紙幣Pが一旦停止され、規定値よ
り長い場合に次の紙幣の取り出しタイミングが遅らされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集積状態で投入
された複数枚の紙葉類を搬送路上に1枚ずつ取り出して
搬送する紙葉類取出搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙葉類取出搬送装置として、集積
した状態で投入された紙幣などの紙葉類を搬送路上に1
枚ずつ取り出して後段の処理部へ搬送する装置が知られ
ている。この装置で搬送路上に取り出された紙葉類は、
例えば、搬送路上に設けられた検出部を通過されてその
搬送先に関する情報が検出され、この検出結果に基づい
て搬送路上に設けられた複数のゲートが切り換えられ
て、当該紙葉類が所定の搬送先へ搬送されて処理され
る。
【0003】装置全体としての処理能力を高めるため、
紙葉類の処理速度、すなわち紙葉類取出搬送装置による
紙葉類の取り出し速度は、できるだけ高速にすることが
望ましい。しかし、検出部における検出処理に要する処
理時間および各ゲートの切換動作に要する処理時間には
高速化の限界があるため、紙葉類の取り出し速度にもこ
れら処理時間に起因した限界がある。
【0004】このため、取り出し速度を高速化するため
には、連続して搬送される2枚の紙葉類間のギャップに
おいて極めて高速に動作可能なゲートを使用することが
望ましい。また、紙葉類間のギャップも、ゲートの切り
換え動作が可能な最小のギャップに調整することが望ま
しい。
【0005】ところが、紙葉類間のギャップを常に一定
にできれば高速動作可能なゲートを用いてギャップを限
界まで短くできるが、実際には、図6に示すように、ギ
ャップにばらつきを生じる。特に、ギャップが規定値よ
り短くなると不具合を生じる。例えば、紙葉類がゲート
を通過し終わる前にゲートが動作すると、紙葉類の後端
を挟み込んでジャムを生じてしまう。また、ゲートが動
作している最中またはゲートが動作する前にギャップ後
方の紙葉類がゲートを通過してしまうと、異なる搬送先
へ搬送してしまう。従って、規定値より短いギャップで
取り出された2枚の紙葉類はリジェクトされる。このた
め、実際には、リジェクト率を低くするため、紙葉類間
のギャップに多くのマージンをとっていた。
【0006】また、このようなギャップのばらつき、特
にギャップが規定値を下回ることを防止するため、搬送
路を介して搬送されている紙葉類の搬送速度を変更して
紙葉類間のギャップを調整する機構を搬送路上に備えた
装置が提案されている。このギャップ調整機構は、搬送
路上に取り出された紙葉類のギャップが規定値より小さ
い場合、ギャップを広げる補正をしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に搬送路上にギャップ調整機構を設けて、搬送路上に取
り出された紙葉類間のギャップを調整する方法では、ギ
ャップを広げた後方の紙葉類にさらに続く紙葉類との間
のギャップが狭くなり、連続して規定値を下回っている
ような場合には、ギャップを広げることができずに、全
ての紙葉類をリジェクトする必要があった。
【0008】また、搬送路上に上述したギャップ調整機
構を設けるため、装置構成が複雑化する問題があった。
【0009】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、装置構成を複雑化することなく、紙葉
類間のギャップを安定させることができ、ギャップ不足
によるリジェクト率を低くでき、処理能力を向上させる
ことができる紙葉類取出搬送装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の紙葉類取出搬送装置は、複数枚の紙葉類を
集積状態で投入する投入部と、投入された複数枚の紙葉
類のうち集積方向端部にある紙葉類の取り出し方向に沿
った先端をニップに受け入れて回転することで、投入部
を介して投入された複数枚の紙葉類を1枚ずつ取り出す
取り出しローラ対と、取り出しローラ対のニップより取
り出し方向下流側に近接して配置され、取り出しローラ
対のニップを通過した紙葉類を検知するタイミングセン
サと、タイミングセンサを通過した紙葉類の先端をニッ
プに受け入れて一定速度で回転することにより、取り出
しローラ対によって取り出された紙葉類を一定速度で搬
送する搬送ローラ対と、搬送ローラ対のニップを通過し
て一定速度で搬送される紙葉類同士の間隔が一定値を下
回ることのないように、タイミングセンサによる検知結
果に基づいて、取り出しローラ対の回転動作を制御する
制御部と、を備えている。
【0011】また、本発明の紙葉類取出搬送装置は、複
数枚の紙葉類を集積状態で投入する投入部と、投入され
た複数枚の紙葉類のうち集積方向端部にある紙葉類の取
り出し方向に沿った先端をニップに受け入れて回転する
ことで、投入部を介して投入された複数枚の紙葉類を1
枚ずつ取り出す取り出しローラ対と、取り出しローラ対
のニップより取り出し方向下流側に近接して配置され、
取り出しローラ対のニップを通過した紙葉類を検知する
第1タイミングセンサと、第1タイミングセンサを通過
した紙葉類の先端をニップに受け入れて一定速度で回転
することにより、取り出しローラ対によって取り出され
た紙葉類を一定速度で搬送する搬送ローラ対と、搬送ロ
ーラ対によって搬送される紙葉類の搬送方向後端を検知
する第2タイミングセンサと、搬送ローラ対のニップを
通過して一定速度で搬送される紙葉類同士の間隔が一定
値を下回ることのないように、第1および第2タイミン
グセンサによる検知結果に基づいて、取り出しローラ対
の回転動作を制御する制御部と、を備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0013】図1には、この発明の実施の形態に係る紙
幣分類整理システム(以下、単にシステムと称する)1
00の概略構成を示してある。システム100は、紙幣
分類整理機101と、この紙幣分類整理機101を操
作、管理するための管理装置102と、を有する。
【0014】管理装置102は、パソコン等により構成
され、キーボードやマウス等の操作入力部103、表示
部104、制御部105、記録用のハードディスク装置
106等を有する。
【0015】紙幣分類整理機101は、筐体1を有し、
この筐体1の一側中央部にはテーブル部1Aが設けられ
ている。このテーブル部1Aには、複数枚の紙幣P(紙
葉類)を集積した状態で投入するための紙幣供給部2
(投入部)が設けられている。
【0016】紙幣供給部2には、紙幣Pが立位状態で複
数枚収容されている。紙幣Pは、ばね3で付勢されるバ
ックアップ板4によってピックアップローラ5に押し付
けられている。これにより、集積方向端部にある紙幣P
が、ピックアップローラ5の回転により下方に向かって
送られる。
【0017】ピックアップローラ5の下方には、後述す
る分離部32および搬送部37(図2に拡大して示す)
が配設されている。
【0018】後述する搬送部37を介して搬送される紙
幣Pは、ベルト6aとローラ6bとにより構成されるク
ランプ式の搬送装置7により搬送される。この搬送装置
7には、取り出された紙幣Pのシフトとスキューを自動
補正する姿勢補正装置8が設けられている。
【0019】搬送装置7の紙幣搬送方向下流側には、判
別部9が設けられている。この判別部9は、ローラ対1
0で搬送される紙幣Pの面から各種情報を読み取り、そ
れを論理演算などすることにより、基準になる情報と比
較することによって、2枚取りや、汚れ、破損の有無、
金額、天地および表裏の4方向をそれぞれ判別するもの
である。
【0020】判別部9の紙幣搬送方向下流側には、第1
の分岐装置11が設けられている。第1の分岐装置11
は、判別部9の判定によって2枚取りや、一定以上の大
スキューの紙幣など、正紙幣Pと判定されなかったもの
をリジェクト箱12に導き、正紙幣Pと判定されたもの
を第2の分岐装置13へ導くものである。
【0021】第2の分岐装置13は、紙幣Pの搬送方向
を第1および第2の方向に分けるものである。第1の方
向には左右反転パス14が設けられ、この左右反転パス
14は紙幣Pを左右180度反転するひねりベルト15
を有している。第2の方向には単なるベルト搬送部16
が設けられ、紙幣Pをそのままの状態で搬送する。第1
および第2の方向に分岐されて搬送された紙幣は合流部
17で合流する。この合流部17までの経路長は等しく
され、紙幣合流後の間隔がずれないようになっている。
【0022】合流部17の紙幣搬送方向下流側には、第
3の分岐装置18が設けられ、この第3の分岐装置18
により紙幣Pの搬送方向が第3および第4の方向に分岐
される。第3の方向には、スイッチバック部19が設け
られている。スイッチバック部19には、紙幣Pを導入
させる反転箱20、この反転箱20に導かれた紙幣Pの
後端を反転ローラ21aに押し付ける叩き車21が設け
られている。紙幣Pは、反転箱20から送り出されるこ
とにより、その天地が反転されて搬送される。
【0023】第4の方向には単なるベルト搬送部22が
設けられ、紙幣Pはそのままの姿勢を維持して搬送され
る。第3および第4の方向に分岐されて搬送された紙幣
は合流部23で合流する。この合流部23までの分岐パ
スの経路長は等しくされ、合流後の間隔がずれないよう
になっている。
【0024】合流部23の紙幣搬送方向下流側には、水
平搬送路24が設けられ、この水平搬送路24には区分
すべき部分の数より1つ少ない数の第4〜第7の分岐装
置25a〜25dが配設されている。これら分岐装置2
5a〜25dの下方部には、集積部として第1乃至第4
の種類別ポケット部26a〜26が配設され、これら種
類別ポケット部26a〜26に紙幣Pが水平状態に積み
重ねて集積されるようになっている。
【0025】第4の分岐装置25aの下方には、100
枚施封装置27が設けられている。100枚施封装置2
7は、紙幣Pを100枚ずつ集積して区分する集積部2
8、この集積部28から紙幣Pを搬送する搬送部28
a、および、この搬送部28aにより搬送されてくる紙
幣Pを紙帯29aで結束する帯巻部29を有している。
【0026】図2には、この発明の実施の形態に係る取
り出し装置(紙葉類取出搬送装置)200の概略構造を
示してある。また、図3には、取り出し装置200の駆
動制御系を含むより詳細な構造を斜視図にして示してあ
る。取り出し装置200は、上述したピックアップロー
ラ5の他に、分離部32(取り出しローラ対)、および
搬送部37(搬送ローラ対)を有する。
【0027】分離部32は、取出ローラ30,30を備
え、これら取出ローラ30,30には、分離ローラとし
ての逆転ローラ31,31が押し付けられている。搬送
部37は、取出ローラ30,30の下方部に位置して、
ドライブローラ34,34を備え、このドライブローラ
34,34には、ピンチローラ35,35が転接されて
いる。ドライブローラ34,34とピンチローラ35,
35とにより、紙幣Pが引き抜かれて搬送される。ピッ
クアップローラ5、取出ローラ30、逆転ローラ31、
ドライブローラ34およびピンチローラ35は、左右に
1個ずつ配設され、紙幣Pを短手方向に沿って取り出す
ようになっている。
【0028】分離部32の取出ローラ30の周面はゴム
で形成され、ワンウェイクラッチ30aを介して軸36
に取り付けられている。取出ローラ30は、紙幣Pの取
り出し方向に自由に回転でき、紙幣Pがドライブローラ
34およびピンチローラ35で引き抜かれるときに抵抗
を減らすように工夫されている。軸36は、軸受け38
を介してフレーム39に取り付けられている。軸36の
一端部には、プーリ40a、タイミングベルト40bお
よびプーリ40cを介して取出モータ41が接続されて
いる。
【0029】なお、この実施の形態では、ワンウェイク
ラッチ30aを取出ローラ30に設けたが、取出ローラ
30を軸36に固定して、ワンウェイクラッチ30aを
タイミングプーリ40aに設け、軸36とプーリ40a
との間で回転できるようにしてもよい。
【0030】ピックアップローラ5の軸43は、プーリ
45a、タイミングベルト45b、プーリ45cを介し
て軸46に接続されている。軸46の両端部は、フレー
ム39,39に支持されている。軸46の一端部には、
プーリ48a、タイミングベルト48b、プーリ48c
を介してピックアップモータ49が接続されている。軸
43はブラケット51に回転自在に取り付けられ、ブラ
ケット51は軸52を介してブラケット53に取り付け
られている。
【0031】ブラケット53は、軸46を介してフレー
ム39,39に取り付けられ、左右に回動できるように
なっている。ブラケット51とステイ55との問には、
圧縮スプリング56が設けられている。これにより、左
右にあるピックアップローラ5,5は、僅かに前後左右
に位置を変えて紙幣Pに対して左右均一の押し付け力を
発生するように工夫されている。
【0032】逆転ローラ31は、全周がゴムで形成さ
れ、紙幣Pに対する摩擦係数が紙幣P間の摩擦係数より
高いものが使用されている。逆転ローラ31は、軸58
を介して揺動レバー59の上端部に回転可能に取り付け
られ、揺動レバー59の下端部は、支持部としての軸6
0により回動可能に支持されている。揺動レバー59
は、スプリング62により付勢され、逆転ローラ31を
取出ローラ30に押圧させている。
【0033】逆転ローラ31の軸58には、プーリ63
a、タイミングベルト63b、プーリ63cを介してリ
バースモータ64が接続されている。リバースモータ6
4は、逆転ローラ31を紙幣Pの取り出し方向に対して
逆方向に回転させるようになっている。逆転ローラ31
は取出ローラ30に連れ回って取出方向に回転するが、
逆転トルクは常に逆転方向にかかっていて、紙幣Pに対
して分離力を発生する。
【0034】逆転ローラ31の軸58に固定されたタイ
ミングプーリ63aと、リバースモータ64の駆動軸6
4aに取り付けられたタイミングプーリ63cのピッチ
径は同じになっている。また、リバースモータ64は、
その駆動軸64aの軸心上に揺動レバー59の軸60の
軸心が位置するようにステイ67に固定されている。
【0035】ドライブローラ34は、軸69を介してフ
レーム39,39に回動自在に取り付けられている。軸
69は、プーリ70a、タイミングベルト70b、プー
リ70cを介して搬送モータ71に接続されている。ピ
ンチローラ35は、軸73に回転自在に支持されてい
る。軸73の両端部は、フレーム39,39の水平長孔
39aに支持され、スプリング74によってドライブロ
ーラ34方向に付勢されている。この付勢により、ピン
チローラ35はドライブローラ34に押圧されて搬送力
を発生する。
【0036】取出ローラ30と搬送ローラ34,35と
の間には、取出ローラ30および逆転ローラ31から送
り出される紙幣Pを検知するための第1のタイミングセ
ンサとしての第1の検知器76が設けられている。搬送
ローラ34,35の搬出側近傍には、搬送ローラ34,
35から送り出される紙幣Pを検知する第2のタイミン
グセンサとしての第2の検知器77が設けられている。
第1および第2の検知器76,77は、たとえば、光透
過形の光センサであり、それぞれブラケット79に取り
付けられている。
【0037】ここで、第1の検知器76は、その光軸
が、取出ローラ30と逆転ローラ31との間のニップ3
3aと、ドライブローラ34とピンチローラ35との間
のニップ33bと、の間を通る搬送路を横切る位置に配
置されている。また、第2の検知器77は、その光軸
が、ドライブローラ34とピンチローラ35との間のニ
ップ33b直後の搬送路を横切る位置に配置されてい
る。
【0038】取出モータ41、ピックアップモータ4
9、搬送モータ71には、それぞれドライバー81,8
2,83が接続されている。ドライバー81,82,8
3は、それぞれコントローラ85(制御部)に接続され
ている。なお、取出モータ41、ピックアップモータ4
9は間欠駆動制御が必要とされ、そのためパルスモータ
が用いられている。
【0039】左右のリバースモータ64には、ドライバ
ー89a,89bがそれぞれ接続されている。ドライバ
ー89a,89bは、それぞれコントローラ85に接続
されている。リバースモータ64は、電流制御可能な直
流モータで、電流の設定によって所要の発生トルクが得
られるようになっている。
【0040】第1および第2の検知器76,77には、
駆動アンプ90が接続され、紙幣Pの通過を検出してそ
の情報をコントローラ85に送るようになっている。
【0041】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、上述した取り出し装置200による動作について説
明する。本実施の形態の取り出し装置200は、第1お
よび第2の検知器76、77を介して紙幣Pの状態を監
視して、取出ローラ30の回転動作を制御することで、
搬送部37を介して後段の処理部へ送り出される紙幣同
士のギャップを略一定にするよう機能する。
【0042】動作に先立ち、紙幣供給部2を介して、処
理対象となる複数枚の紙幣Pが集積状態で投入される。
投入された複数枚の紙幣Pは、バックアップ板4によっ
てピックアップローラ5方向へ付勢され、集積方向端部
にある紙幣Pがピックアップローラ5に押し付けられ
る。
【0043】動作が開始されると、まず、第1の検知器
76の状態が確認され(ステップ1)、第1の検知器7
6が暗ではないことを条件に(ステップ1;NO)、ピ
ックアップローラ5および取出ローラ30が回転を開始
され(ステップ2)、紙幣Pの取り出しが開始される。
このとき、ドライブローラ34は一定速度で回転されて
おり、且つ逆転ローラ31にも一定のトルクが与えられ
ている。尚、ローラ5、30は、取り出した紙幣Pの先
端がドライブローラ34とピンチローラ35との間のニ
ップ33bに受け渡された後、一旦停止される。
【0044】一方、ローラ5、30が回転を開始される
前に第1の検知器76が暗であることが判断されると
(ステップ1;YES)、次に取り出し予定の紙幣Pの
取り出し方向先端が既にドライブローラ34とピンチロ
ーラ35との間のニップ33b直前まで達していること
が判断され、一定時間だけローラ5、30の回転開始が
待たれる(ステップ3)。
【0045】つまり、本実施の形態のように、集積状態
で投入された紙幣Pを1枚ずつ取り出す場合、2枚目の
紙幣Pが1枚目の紙幣Pに連れ出されてしまうことがあ
り、ローラ5、30を回転する前に紙幣Pの先端がニッ
プ33aを超えていることがある。基本的に、本実施の
形態の装置200は、次に取り出し予定の紙幣Pの先端
がニップ33aに位置していることを前提として動作す
るため、上記のように取り出し前の紙幣Pの先端がニッ
プ33aを大幅に超えている場合には、取出ローラ30
と逆転ローラ31との間のニップ33aと、ドライブロ
ーラ34とピンチローラ35との間のニップ33bと、
の間の距離分だけ紙幣Pの取り出しタイミングを遅らせ
る制御をする。これにより、紙幣Pの先端がニップ33
aを大幅に超えている場合であっても、先端がニップ3
3aに位置している紙幣Pと同じタイミングで取り出す
ことができる。
【0046】また、ローラ5、30を回転する前に第1
の検知器76が暗ではない場合であっても、第1の検知
器76の直前まで紙幣Pの先端が到達している場合もあ
る。或いは、紙幣Pの先端がローラ30、31間のニッ
プ33aにも達していない場合もある。つまり、第1の
検知器76が明であっても、紙幣Pの先端がニップ33
aにあるとは限らない。
【0047】このため、本実施の形態では、ステップ2
でローラ5、30の回転を開始した後、第1の検知器7
6の出力を監視して(ステップ4)、回転を開始してか
ら第1の検知器76が暗になるまでの時間を検出し(ス
テップ5)、ローラ5、30を回転する前の紙幣Pの状
態を検出するようにした。
【0048】つまり、ステップ2でローラ5、30の回
転を開始した後、第1の検知器76が暗になった時点で
(ステップ4;YES)、回転開始から第1の検知器7
6が暗になるまでの時間が検出される(ステップ5)。
そして、ステップ5で検出した時間が規定値と比較され
る。
【0049】ローラ5、30の回転開始から第1の検知
器76が当該紙幣Pの先端を検知するまでの時間が規定
値より短い場合、ローラ5、30を回転する前に紙幣P
の先端がニップ33aを超えていたことが判断され、僅
かな時間だけローラ5、30が停止されて紙幣Pが停止
される(ステップ6)。このときの紙幣Pの停止時間
は、ステップ2でローラ5、30の回転を開始してから
ステップ4で第1の検知器76が当該紙幣Pの先端を検
知するまでの時間に応じて変化する。つまり、当該紙幣
が、先端がニップ33aにある紙幣Pと同じタイミング
で取り出されるように当該紙幣Pが停止される。
【0050】一方、ステップ5で検出した時間が規定値
より長い場合、ローラ5、30を回転する前に当該紙幣
Pの先端がニップ33aに到達していなかったことが判
断される。このとき、当該紙幣Pはそのまま搬送され
る。そして、このとき取り出し装置200による動作モ
ードが定ピッチ取り出しモードであることを条件に(ス
テップ7;YES)、次に取り出される予定の紙幣Pの
取り出しタイミングが僅かな時間だけ遅らされる(ステ
ップ8)。このとき、次の紙幣Pの取り出しタイミング
を遅らせる遅延時間は、ステップ2でローラ5、30の
回転を開始してからステップ4で第1の検知器76が当
該紙幣Pの先端を検知するまでの時間に応じて変化す
る。つまり、次の紙幣Pが当該紙幣Pに対して定ピッチ
で取り出されるように次の紙幣Pの取り出しタイミング
が遅らされる。
【0051】ところで、紙幣Pの搬送ギャップを制御す
る方法として、紙幣Pを定ピッチで取り出す方法と定ギ
ャップで取り出す方法とがある。紙幣Pを定ピッチで取
り出す場合、一定の時間間隔で紙幣Pが取り出されて、
紙幣Pの先端が同じ間隔だけ開くように紙幣Pが搬送さ
れる。また、紙幣Pを定ギャップで取り出し場合、先行
する紙幣Pの後端と後続の紙幣Pの先端との間の距離が
一定になるように紙幣Pが取り出されて搬送される。
【0052】このため、ステップ7で当該装置200の
動作モードが定ギャップ取り出しモードであることが判
断されると(ステップ7;NO)、第2の検知器77を
介して当該紙幣Pの取り出し方向後端通過が検知された
ことを条件に(ステップ9;YES)、ステップ1の処
理に戻って次の紙幣Pの取り出し動作が開始される。
【0053】尚、定ギャップモードが選択されている場
合には、取り出された全ての紙幣Pの後端通過が第2の
検知器77を介して検知されて、紙幣P間のギャップが
一定に制御されることは言うまでもない。
【0054】以上のように、本実施の形態によると、第
1の検知器76の出力を監視して、紙幣Pの先端が第1
の検知器76に到達するまでの時間を検出し、この時間
に応じてローラ5、30の回転動作を制御するようにし
た。これにより、ローラ34、35間のニップ33bを
通過して搬送路上に送り出される紙幣Pのギャップを略
一定にすることができた。
【0055】本実施の形態の取り出し装置200によっ
て搬送路上に取り出した紙幣Pのギャップを複数枚にわ
たって観察したところ、図5に示すようなギャップの分
布を示した。従来の装置を用いた場合の分布(図6)と
比較すると、ギャップがリジェクトを要する規定値近く
まで短くなっている枚数が極端に少なくなっているのが
分る。また、ギャップの規定値を下回って取り出される
紙幣Pが殆ど無くなっており、紙幣のリジェクト率が限
りなくゼロに近付いたことが分る。言い換えると、リジ
ェクトの基準となるギャップの規定値を従来より長くす
ることができ、動作速度の遅い比較的安価なゲートを用
いることもできるようになる。
【0056】つまり、本実施の形態の取り出し装置20
0を用いることにより、従来のように搬送路上にギャッ
プ調整機構を設ける必要がなく、装置構成を簡略化で
き、紙幣P間のギャップを略一定に制御できる。また、
従来の装置と比較してギャップ不足によるリジェクト率
を低くでき、装置全体としての処理能力を向上させるこ
とができる。
【0057】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。例えば、上述した実施の形態では、紙幣を処
理する装置について説明したが、これに限らず、郵便物
等の紙葉類を処理する装置に本発明を適用しても良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の紙葉類
取出搬送装置は、上記のような構成および作用を有して
いるので、装置構成を複雑化することなく、紙葉類間の
ギャップを安定させることができ、ギャップ不足による
リジェクト率を低くでき、処理能力を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る紙幣分類整理シス
テムの構造を示す概略図。
【図2】図1のシステムに組み込まれた取り出し装置の
構造を示す概略図。
【図3】図2の取り出し装置の駆動制御系を含む詳細な
構造を示す斜視図。
【図4】図1の取り出し装置の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図5】図1の取り出し装置によって搬送路上に取り出
された紙幣のギャップの分布を示すグラフ。
【図6】従来の装置で搬送路上に取り出した紙幣のギャ
ップの分布を示すグラフ。
【符号の説明】
2…紙幣供給部、4…バックアップ板、5…ピックアッ
プローラ、30…取出ローラ、31…逆転ローラ、33
a、33b…ニップ、34…ドライブローラ、35…ピ
ンチローラ、76…第1の検知器、77…第2の検知
器、85…コントローラ、100…紙幣分類整理システ
ム、200…取り出し装置、P…紙幣。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA06 AB03 BA25 BB02 CA04 CA09 CA10 CC03 DA06 DB04 DC13 EB12 EB15 EB30 3F343 FA04 FB07 FC01 FC29 GA01 GB01 JA16 JD09 KB05 KB20 MA14 MA36 MC06

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の紙葉類を集積状態で投入する投
    入部と、 投入された複数枚の紙葉類のうち集積方向端部にある紙
    葉類の取り出し方向に沿った先端をニップに受け入れて
    回転することで、投入部を介して投入された複数枚の紙
    葉類を1枚ずつ取り出す取り出しローラ対と、 取り出しローラ対のニップより取り出し方向下流側に近
    接して配置され、取り出しローラ対のニップを通過した
    紙葉類を検知するタイミングセンサと、 タイミングセンサを通過した紙葉類の先端をニップに受
    け入れて一定速度で回転することにより、取り出しロー
    ラ対によって取り出された紙葉類を一定速度で搬送する
    搬送ローラ対と、 搬送ローラ対のニップを通過して一定速度で搬送される
    紙葉類同士の間隔が規定値を下回ることのないように、
    タイミングセンサによる検知結果に基づいて、取り出し
    ローラ対の回転動作を制御する制御部と、 を備えていることを特徴とする紙葉類取出搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、上記取り出しローラ対の
    停止タイミングおよび停止時間を制御することを特徴と
    する請求項1に記載の紙葉類取出搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記制御部は、上記取り出しローラ対の
    回転速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の
    紙葉類取出搬送装置。
  4. 【請求項4】 上記制御部は、上記取り出しローラ対の
    回転を開始してから上記タイミングセンサが紙葉類の取
    り出し方向先端を検知するまでの時間を監視し、この時
    間に応じて取り出しローラ対の回転動作を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の紙葉類取出搬送装置。
  5. 【請求項5】 上記制御部は、上記取り出しローラ対の
    回転を開始してから上記タイミングセンサが紙葉類の取
    り出し方向先端を検知するまでの時間が規定時間より短
    い場合、取り出しローラ対を所定時間停止させることを
    特徴とする請求項4に記載の紙葉類取出搬送装置。
  6. 【請求項6】 上記制御部は、上記取り出しローラ対の
    回転を開始してから上記タイミングセンサが紙葉類の取
    り出し方向先端を検知するまでの時間が規定時間より長
    い場合、次の紙葉類の取り出しタイミングを遅らせるよ
    うに次の紙葉類に対する取り出しローラ対の回転開始タ
    イミングを所定時間遅らせることを特徴とする請求項4
    に記載の紙葉類取出搬送装置。
  7. 【請求項7】 上記制御部は、上記取り出しローラ対の
    回転を開始する前に上記タイミングセンサが既に紙葉類
    を検知している場合、取り出しローラ対の回転開始タイ
    ミングを所定時間遅らせることを特徴とする請求項1に
    記載の紙葉類取出搬送装置。
  8. 【請求項8】 複数枚の紙葉類を集積状態で投入する投
    入部と、 投入された複数枚の紙葉類のうち集積方向端部にある紙
    葉類の取り出し方向に沿った先端をニップに受け入れて
    回転することで、投入部を介して投入された複数枚の紙
    葉類を1枚ずつ取り出す取り出しローラ対と、 取り出しローラ対のニップより取り出し方向下流側に近
    接して配置され、取り出しローラ対のニップを通過した
    紙葉類を検知する第1タイミングセンサと、 第1タイミングセンサを通過した紙葉類の先端をニップ
    に受け入れて一定速度で回転することにより、取り出し
    ローラ対によって取り出された紙葉類を一定速度で搬送
    する搬送ローラ対と、 搬送ローラ対によって搬送される紙葉類の搬送方向後端
    を検知する第2タイミングセンサと、 搬送ローラ対のニップを通過して一定速度で搬送される
    紙葉類同士の間隔が規定値を下回ることのないように、
    第1および第2タイミングセンサによる検知結果に基づ
    いて、取り出しローラ対の回転動作を制御する制御部
    と、 を備えていることを特徴とする紙葉類取出搬送装置。
  9. 【請求項9】 上記制御部は、上記取り出しローラ対の
    停止タイミングおよび停止時間を制御することを特徴と
    する請求項8に記載の紙葉類取出搬送装置。
  10. 【請求項10】 上記制御部は、上記取り出しローラ対
    の回転速度を制御することを特徴とする請求項8に記載
    の紙葉類取出搬送装置。
  11. 【請求項11】 上記制御部は、上記第2タイミングセ
    ンサを介して先行する紙葉類の搬送方向後端を検知した
    ことをもって上記取り出しローラ対の回転を開始し、取
    り出しローラ対の回転を開始してから上記第1タイミン
    グセンサが後続の紙葉類の取り出し方向先端を検知する
    までの時間を監視し、この時間に応じて取り出しローラ
    対の回転動作を制御することを特徴とする請求項8に記
    載の紙葉類取出搬送装置。
  12. 【請求項12】 上記制御部は、上記取り出しローラ対
    の回転を開始してから上記第1タイミングセンサが後続
    の紙葉類の取り出し方向先端を検知するまでの時間が規
    定時間より短い場合、取り出しローラ対を所定時間停止
    させることを特徴とする請求項11に記載の紙葉類取出
    搬送装置。
  13. 【請求項13】 上記制御部は、上記取り出しローラ対
    の回転を開始してから上記第1タイミングセンサが後続
    の紙葉類の取り出方向先端を検知するまでの時間が規定
    時間より長い場合、さらに後続の紙葉類の取り出しタイ
    ミングを遅らせるように取り出しローラ対の回転開始タ
    イミングを所定時間遅らせることを特徴とする請求項1
    1に記載の紙葉類取出搬送装置。
  14. 【請求項14】 上記制御部は、上記取り出しローラ対
    の回転を開始する前に上記第1タイミングセンサが既に
    後続の紙葉類を検知している場合、取り出しローラ対の
    回転開始タイミングを所定時間遅らせることを特徴とす
    る請求項8に記載の紙葉類取出搬送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007144420A1 (de) * 2006-06-16 2007-12-21 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum optimieren des abstandes zwischen gütern bei vereinzelung

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