JP2003292158A - ロータリーフィーダ - Google Patents

ロータリーフィーダ

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JP2003292158A
JP2003292158A JP2002103252A JP2002103252A JP2003292158A JP 2003292158 A JP2003292158 A JP 2003292158A JP 2002103252 A JP2002103252 A JP 2002103252A JP 2002103252 A JP2002103252 A JP 2002103252A JP 2003292158 A JP2003292158 A JP 2003292158A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 羽根板の先端部とケーシングとの間に輸送物
が挟まることを防止し、回転体の回転抵抗を低減できる
ロータリーフィーダを提供する。 【解決手段】 回転体収容部15内に複数の羽根板24
を備えた回転体21を配置する。回転体21の回転に伴
う羽根板24の先端部の羽根板移動軌跡を回転体収容部
15の内周面に沿うようにする。回転体収容部15に
は、開口部40aを介して連通する回転部材ケース41
を一体に形成する。回転部材ケース41内に複数の干渉
羽根52を備えた回転部材44を配置する。回転体21
及び回転部材44を図1における時計回り方向にそれぞ
れ回転させ、羽根板24の先端部と回転部材44におけ
る干渉羽根52の先端部とを互いに逆方向にすれ違う状
態で接触させ、羽根板移動軌跡より外方側へはみ出した
輸送物を干渉羽根52の先端部にてかきとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、粉体や粉
砕体などの輸送物を輸送気体が圧送される輸送通路内に
供給するロータリーフィーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、セメントなどの粉末状の
輸送物をコンクリート製造プラントなどに輸送する場合
には、前記輸送物を輸送通路内に供給し、同通路内を圧
送される空気などの輸送気体に混合させて輸送する輸送
装置が広く利用されている。また、この種の輸送装置で
は、前記輸送物を輸送通路に供給する輸送物供給手段と
してロータリーフィーダが使用されている。
【0003】図11に示すように、このロータリーフィ
ーダ201は、略横円筒状をなすケーシング本体202
を備えており、該ケーシング本体202の左右両側には
一対の側板(図示略)が固定されている。前記ケーシン
グ本体202の上部には輸送物を取り込むための取込筒
部202aが一体的に形成され、前記取込筒部202a
の上方には連結筒203等を介して輸送物を収容するホ
ッパー204が固定されている。前記ホッパー204
は、上部が開口されており、その開口を介して上方から
投入された輸送物を一時的に貯留するようになってい
る。
【0004】前記ケーシング本体202の内部には前記
左右の両側板間に回転軸205が回転可能に支持され、
同回転軸205は図示しない電動機により回転されるよ
うになっている。前記回転軸205には円板状をなす一
対の取付板206を介して横円筒状をなすロータ207
が固定されている。前記ロータ207の外周面には放射
状に延びる羽根板208が所定の等間隔ピッチで複数枚
取り付けられ、互いに隣接する前記羽根板208同士に
よって、複数の仕切室Sが区画形成されている。また、
前記複数の羽根板208は、ロータ207と共に回転
し、かつその先端部がケーシング本体202の内周面に
摺接するようになっている。
【0005】そして、前記ホッパー204内の輸送物を
輸送供給する際には、ホッパー204内から輸送物が前
記取込筒部202a等を介して前記仕切室S内に投入さ
れた後、ロータ207が所定方向(図11では時計回り
方向)へ回転するようになっている。すると、このロー
タ207の回転に伴い、前記輸送物が収容された状態の
仕切室Sは輸送気体が圧送される輸送通路(図示略)に
位置対応して吐出口209が設けられた下方位置へ移送
される。そして、この吐出口209から前記仕切室S内
の輸送物は上流側の輸送通路から供給される輸送気体と
混合された状態で下流側の輸送通路内へ排出されるよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近時におい
ては、粉末状の輸送物を輸送するだけでなく、産業廃棄
物に代表される長尺な板のかけらなど(以下、「長尺
物」という)を含む輸送物(以下、「粉砕体」とい
う。)を前記ロータリーフィーダ201にて輸送するこ
とが望まれている。
【0007】しかし、このような長尺物を含む粉砕体を
取込筒部202aから仕切室S内へ投入してロータ20
7を回転させると、長尺物が羽根板208の先端部とケ
ーシング本体202の内周面との間に挟まってしまうこ
とがある。そして、その状態でさらにロータ207を回
転させると、長尺物が前記羽根板208の先端部に付着
したままケーシング本体202の内周面を摺動してい
く。すると、羽根板208とケーシング本体202との
間で摺動抵抗が大きくなる。この結果、前記ロータ20
7を回転させる図示しない前記電動機への負荷が大きく
なってしまうことがあった。
【0008】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、羽根板の先端部とケーシン
グとの間に輸送物が挟まることを防止し、回転体の回転
抵抗を低減できるロータリーフィーダを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ケーシング内に複数の羽
根板により複数の仕切室が回転方向へ区画形成された回
転体を設け、その回転体の回転に伴う前記羽根板の先端
部の移動軌跡を前記ケーシングの内周面に沿うように
し、前記回転体の回転に伴う前記各仕切室の移動軌跡を
輸送気体が圧送される輸送通路に対応させ、前記回転体
の回転に基づき前記仕切室内に収容された輸送物を前記
輸送通路内に供給するロータリーフィーダにおいて、前
記ケーシングには、前記仕切室内に取り込まれた前記輸
送物のうち前記羽根板の先端部の移動軌跡より外方側へ
はみ出した輸送物に対して、前記回転体の回転に伴う前
記羽根板の移動方向とは逆方向への動作態様で干渉する
可動干渉手段を備えたことを要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のロータリーフィーダにおいて、前記可動干渉手段は、
前記回転体における前記羽根板の先端部の移動軌跡と外
接する移動軌跡を描く干渉部を備えた回転又は周回移動
する可動部材であって、その回転又は周回移動に伴い前
記干渉部が前記羽根板の先端部とすれ違うように移動す
る可動部材により構成されていることを要旨とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のロータリーフィーダにおいて、前記可動部材は、所定
の軸心を中心に回転可能に設けられた回転部材であり、
その回転部材は前記回転体の回転時に前記羽根板の先端
部と前記干渉部の先端部とがすれ違う動作態様で回転す
るように駆動源に対して駆動連結されていることを要旨
とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のロータリーフィーダにおいて、前記回転部材と前記回
転体との間には、その回転体の回転に伴い、前記回転部
材を前記羽根板の先端部と前記干渉部の先端部とがすれ
違う動作態様にて回転させるための動力伝達機構が介装
されており、その動力伝達機構を介して前記回転部材は
前記駆動源に対して駆動連結されていることを要旨とす
る。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項3又は請
求項4に記載のロータリーフィーダにおいて、前記回転
部材はその回転部材の回転数の方が前記回転体の回転数
よりも大となる動力伝達態様で前記駆動源に駆動連結さ
れていることを要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した第1実施形態を図1〜図6に従って説明す
る。
【0015】図1に示すように、本実施形態に係るロー
タリーフィーダ11は、キャスタCを有する台部Dに固
定されている。前記ロータリーフィーダ11は、略横円
筒状をなすケーシング本体12を備え、図2に示すよう
に、そのケーシング本体12の左右両端部には側板1
3,14が固定されている。
【0016】前記ケーシング本体12は内周面が真円を
なしており、このケーシング本体12と前記両側板1
3,14にて回転体収容部15が構成されている。そし
て、前記ケーシング本体12の上部には、前記回転体収
容部15と連通するように、取込筒部15aが一体的に
形成され、その取込筒部15aにはホッパー16が連結
固定されている。従って、前記取込筒部15aとホッパ
ー16の間に介装されたバルブプレート(図示略)が開
放されると、ホッパー16に貯留されている前記輸送物
が回転体収容部15内に投入されるようになっている。
また、図1及び図4に示すように、前記台部Dの上面に
は駆動源としてのモータMが固定され、そのモータMの
モータ軸にはスプロケットホイール17が固定されてい
る。
【0017】図1、図2、及び図4に示すように、前記
両側板13,14におけるケーシング本体12の軸線と
対応する部分には、回転軸18が回転可能に支持されて
いる。前記回転軸18の両端部は前記両側板13,14
から突出しており、その各端部にはスプロケットホイー
ル19,20がそれぞれ固定されている。詳しく述べる
と、前記スプロケットホイール19は回転軸18におけ
る側板13側の端部に固定され、前記スプロケットホイ
ール20は回転軸18における側板14側の端部に固定
されている。
【0018】前記両スプロケットホイール19,20は
その直径が同径となるように形成され、同スプロケット
ホイール19の直径はスプロケットホイール17の直径
の略2.5倍とされている。そして、前記両スプロケッ
トホイール17,19にはモータMの回転動力を回転軸
18へ伝達するための無端状をなす動力伝達ベルトB1
が掛けられている。
【0019】前記回転軸18には前記回転体収容部15
内に配置されて前記輸送物を移送する回転体21が装着
されている。従って、前記回転体21は、前記回転軸1
8から伝達されるモータMの回転動力を受けて所定の方
向(図1に示す矢示方向A(時計回り方向))に所定の
回転数(毎分20回転前後)で回転して前記輸送物を移
送するようになっている。また、前述したように、スプ
ロケットホイール19の直径がスプロケットホイール1
7の直径の略2.5倍とされているため、スプロケット
ホイール19の回転数はスプロケットホイール17の回
転数の略2.5分の1倍とされる。即ち、回転体21の
回転数は、モータMにおけるモータ軸の回転数の略2.
5分の1倍とされる。
【0020】次に、前記回転体21の構成についてさら
に詳細に説明すると、前記回転軸18には円板状をなす
一対の取付板22が溶接固定され、その一対の取付板2
2における外周縁間には横円筒状をなすロータ23が溶
接固定されている。そして、図1及び図5に示すよう
に、前記ロータ23の外周面には、前記回転軸18の軸
線O1に対して放射方向に延びる断面略T字状の羽根板
24が周方向に向かって取り付けられている。
【0021】前記羽根板24は弾性を有する合成樹脂か
ら形成されており、前記ロータ23に固定される固定部
24aと、その固定部24aから突出形成された羽根部
24bとを備えている。前記固定部24aにおけるロー
タ23側の側面には、金属製の芯板25が埋め込まれて
いる。そして、前記ロータ23と前記固定部24aは、
固定部24a、芯板25、及びロータ23に対してネジ
26のネジ部が貫通する状態でネジ26及びナット27
により互いに締結固定されている。一方、前記羽根部2
4bの先端部近傍には傾斜面24cが形成されている。
また、羽根部24bの先端部24dは、回転体収容部1
5を形成するケーシング本体12の内周面に対して摺接
するために平面状とされている。
【0022】図1に示すように、前記羽根板24は所定
の等間隔ピッチ(本実施形態では、略22.5度ピッ
チ)で複数枚(本実施形態では16枚)取り付けられて
いる。また、ロータ23の回転に基づいて、前記羽根板
24の先端部24dはケーシング本体12の内周面に摺
接し、その羽根板24の両側縁は側板13,14の内側
面に摺接するように構成されている。その結果、前記ロ
ータ23の外周面には、周方向に沿って互いに隣接する
前記羽根板24同士によって、前記ロータ23(回転体
21)の回転方向(周方向)へ複数の仕切室R(本実施
形態では16室)が区画形成されている。
【0023】図6に示すように、前記取込筒部15aに
おける前記羽根板24の回転方向前側に対応する内面
(図6において、取込筒部15aの右側内面)には、干
渉板30がボルト32及びナット33により片持ち梁状
に支持固定されている。また、図1に示すように、前記
取込筒部15aにおける前記羽根板24の回転方向後側
に対応する内面(図1において、取込筒部15aの左側
内面)には、干渉板31が図示しないボルト及び図示し
ないナットにより片持ち梁状に支持固定されている。前
記干渉板30,31は、前記各仕切室Rからはみ出した
輸送物に対し自身は移動することなく干渉する部材であ
り、その意味では固定干渉手段及び固定部材として把握
可能である。
【0024】前記干渉板30,31は、弾性を有する合
成樹脂により断面略くの字状に形成されている。前記干
渉板30の先端側はその干渉板30が固定された取込筒
部15aの内面よりも前記羽根板24の回転方向後側へ
向け延びている。また、前記干渉板31の先端側は干渉
板31が固定された取込筒部15aの内面よりも前記羽
根板24の回転方向前側へ向け延びている。即ち、前記
干渉板30,31の各先端側は前記軸線O1を中心とし
た略放射方向に沿って延びるように配置されている。
【0025】そして、その配置状態において、前記干渉
板30,31の先端部は、前記羽根板24の先端部24
dが回転体21の回転に伴い移動して描く移動軌跡上に
位置するように構成されている。以下、羽根板24の先
端部24dの移動軌跡を羽根板移動軌跡L1という(図
6参照)。そして、ロータ23が回転すると、干渉板3
0,31は自身の先端側を撓ませながら干渉板30,3
1の先端部を羽根板24の先端部24dに対して接触
(干渉)させるように構成されている。
【0026】そのため、羽根板24の先端部24dに輸
送物が付着していると、その付着輸送物は回転体21の
回転時に前記干渉板30,31の先端部によりかきとら
れる。また、干渉板30の先端部が前記羽根板移動軌跡
L1上に位置するように配置されていることにより、前
記仕切室R内に輸送物が山盛り状態で投入されている
と、その羽根板移動軌跡L1よりも外方にはみ出した輸
送物は干渉板30により払い落とされる。
【0027】図1及び図6に示すように、ケーシング本
体12における取込筒部15aの矢示方向A側には、略
横円筒状をなすサブケーシング40がケーシング本体1
2に対して一体的に形成されている。前記サブケーシン
グ40は断面C字形状に形成されており、その内周面が
真円をなしている。前記サブケーシング40は、図3及
び図4に示すように、その左右両端部に固定された前記
側板13,14とにより、開口部40aを介して前記回
転体収容部15に連通する回転部材収容部41を構成し
ている。そして、本実施形態では前記回転体収容部15
及び回転部材収容部41を形成するケーシング本体12
とサブケーシング40及び両側板13,14によりロー
タリーフィーダ11のケーシング28が構成されてい
る。
【0028】前記両側板13,14におけるサブケーシ
ング40の軸線に対応する部分には、回転軸42が回転
可能に支持されている。前記回転軸42の両端部は前記
両側板13,14から突出しており、その回転軸42の
両端部のうち側板14側の端部にはスプロケットホイー
ル43が固定されている。そのスプロケットホイール4
3の直径は前記スプロケットホイール19,20の直径
の略2分の1倍とされている。そして、前記両スプロケ
ットホイール20,43には回転軸18の回転動力を回
転軸42へ伝達するための無端状をなす動力伝達ベルト
B2が掛けられている。従って、スプロケットホイール
43の直径がスプロケットホイール19,20の直径の
略2分の1倍とされているため、スプロケットホイール
43の回転数はスプロケットホイール19,20の回転
数の略2倍とされる。
【0029】前記回転軸42には、羽根板24の先端部
24dに付着した輸送物をかきとるための金属製の回転
部材44が装着されている。前記回転部材44は、前記
各仕切室Rからはみ出した輸送物に対し自身が移動(回
転)しながら干渉する部材であり、この点で可動干渉手
段及び可動部材に相当する。そして、この回転部材44
の回転数は、前記各スプロケットホイール19,20,
43の直径比に基づき回転体21の回転数の略2倍とさ
れている。従って、前記回転部材44は、前記回転軸4
2から伝達されるモータMの回転動力を受けて所定の方
向(図6に示す矢示方向B(時計回り方向))に所定の
回転数(毎分40回転前後)で回転して前記羽根板24
の先端部24dに付着した輸送物をかきとるようになっ
ている。なお、本実施形態では、前記回転軸18、スプ
ロケットホイール20、動力伝達ベルトB2、スプロケ
ットホイール43、及び回転軸42にて動力伝達機構T
が構成されている。
【0030】次に、前記回転部材44の構成についてさ
らに詳細に説明すると、図3及び図6に示すように、前
記回転軸42には円板状をなす一対の取付板50が溶接
固定されている。その一対の取付板50の外周縁には横
円筒状をなすロータ51が溶接固定されている。そし
て、前記ロータ51の外周面には、前記回転軸42の軸
線O2に対して放射方向に延びる干渉部としての干渉羽
根52が周方向に向かって溶接固定されている。前記軸
線O2は前記軸線O1と平行な軸線であり「所定の軸
心」に相当する。
【0031】前記干渉羽根52は所定の等間隔ピッチ
(本実施形態では、略45度ピッチ)で8枚取り付けら
れている。また、ロータ51の回転に基づいて、前記干
渉羽根52の先端部はサブケーシング40の内周面に摺
接し、その干渉羽根52の両側縁は側板13,14の内
側面に摺接するように構成されている。
【0032】また、干渉羽根52の先端部の移動軌跡
(以下、羽根板移動軌跡L2という)は、前記羽根板移
動軌跡L1に対して外接するようにされている。即ち、
回転体21及び回転部材44が回転すると、回転体21
における羽根板24の先端部24dと、回転部材44に
おける干渉羽根52の先端部とが互いに逆方向にすれ違
う状態で接触するように構成されている。
【0033】また、図2に示すように、前記側板13の
下部には扇状をなす輸送気体の供給口13a(図1にお
いては、二点鎖線で図示)が開口形成されている。その
供給口13aと対応した前記側板13の外側面には、円
管状の上流側輸送管55が接合固定されている。そし
て、図示しないブロワから供給された前記輸送気体が前
記上流側輸送管55を通って前記回転体収容部15内に
送られるようになっている。
【0034】一方、図1及び図2に示すように、前記側
板14の下部にはケーシング本体12内で輸送物が混合
された輸送気体を吐出する扇状をなす吐出口14aが開
口形成されている。その吐出口14aと対応した前記側
板14の外側面には、下流側輸送管56が接合固定され
ている。前記上流側輸送管55、下流側輸送管56、及
び回転体収容部15における両輸送管55,56と対応
する部分により輸送通路Pが構成されている。
【0035】そして、前記回転体21は、その回転に伴
い一定の移動軌跡上を回転移動する前記各仕切室Rが前
記両輸送管55,56と対応する位置(以下、「排出位
置」という。)に順次通過移動されるように前記回転体
収容部15内に配置されている。従って、前記各仕切室
Rは、前記取込筒部15aと対応する位置(以下、「供
給位置」という。)を通過移動する際に前記輸送物が収
容され、前記排出位置に向かって移送される。
【0036】また、前記排出位置に到達した前記仕切室
Rには、前記輸送気体が強制的に流入することにより前
記輸送物が前記輸送気体と混合された状態で前記下流側
輸送管56に排出される。そして、前記輸送物を前記下
流側輸送管56に供給した後の空の仕切室(以下、「空
仕切室」という。)Rは、前記供給位置に向かって移送
される。
【0037】次に、このように構成されたロータリーフ
ィーダ11を用いて輸送物を輸送する態様を説明する。
前記モータMのモータ軸に固定されたスプロケットホイ
ール17を図1における時計回り方向へ回転させると、
動力伝達ベルトB1を介してスプロケットホイール19
が図1における時計回り方向へ回転する。そして、スプ
ロケットホイール19が図1における時計回り方向へ回
転すると、回転体21はそのスプロケットホイール19
と同方向で(矢示方向A方向)かつ同じ回転数で回転す
る。そして、前記ホッパー16内に貯留された輸送物
が、前記供給位置に到達した前記仕切室Rに投入され
る。
【0038】前記輸送物が投入された仕切室Rは、前記
排出位置に向かって移送され、このとき、前記仕切室R
の両側に位置する羽根板24の先端部24dに対して、
干渉板30が接触する。その結果、羽根板24の先端部
24dに輸送物が付着している場合には、その付着輸送
物が前記干渉板30によりかきとられる。また、前記仕
切室R内に輸送物が山盛り状態で投入されている場合に
は、その輸送物の羽根板移動軌跡L1(図6参照)より
もはみ出した部分が前記干渉板30により払い落とされ
る。さらに、仕切室R内の輸送物中から前記羽根板移動
軌跡L1の外方へ輸送物に含まれる長尺物(以下、単に
長尺物という)が突出していたとしても、そのような長
尺物は干渉板30に干渉され、羽根板24の先端部24
dとケーシング本体12の内周面との隙間へ入り込むこ
とが規制される。そして、前記干渉板30を通過した仕
切室Rは、前記回転部材44に対応する位置に移送され
る。
【0039】一方、前記回転部材44は回転体21が回
転することにより、回転軸18、スプロケットホイール
20、動力伝達ベルトB2、及びスプロケットホイール
43を介してその回転動力が伝達され、図6における時
計回り方向(矢示方向B方向)へ回転する。このため、
羽根板24の先端部24dと、回転部材44における干
渉羽根52の先端部とが互いに逆方向にすれ違う状態で
接触する。従って、たとえ、前記干渉板30により羽根
板24の先端部24dに付着した輸送物をかきとり逃し
ても、この干渉羽根52の先端部が羽根板24の先端部
24dと接触することにより、そのような付着輸送物は
確実にかきとられる。さらに、仕切室R内の輸送物中か
ら前記羽根板移動軌跡L1の外方へ長尺物が突出してい
たとしても、そのような長尺物は前記干渉羽根52によ
り押し戻され、羽根板24の先端部24dとケーシング
本体12の内周面との隙間へ入り込むことが確実に防止
される。
【0040】従って、上記第1実施形態のロータリーフ
ィーダ11によれば、以下のような効果を得ることがで
きる。 (1)本実施形態では、回転体21の仕切室R内に取り
込まれた輸送物のうち、羽根板24の先端部24dにお
ける羽根板移動軌跡L1外方側へはみ出した輸送物に対
して、回転体21の回転に伴う羽根板24の移動方向と
は逆方向へ動作する回転部材44が干渉するようにし
た。そのため、羽根板24の先端部24dに付着した輸
送物は回転部材44が干渉することにより除去され、前
記先端部24dとケーシング28の内周面との間に輸送
物が挟まることが防止される。従って、回転体21の回
転抵抗を低減できる。
【0041】(2)本実施形態では、回転部材44を回
転させると、回転部材44を構成する干渉羽根52の先
端部における羽根板移動軌跡L2が前記羽根板移動軌跡
L1に外接する。このため、羽根板移動軌跡L1外方側
へはみ出した長尺物(輸送物)は、回転体21の回転速
度と回転部材44の回転速度を合わせた速度に相当する
速度で回転部材44の干渉羽根52が干渉することによ
り払い落とされる。即ち、羽根板移動軌跡L1外方側へ
はみ出した長尺物(輸送物)を回転部材44の干渉羽根
52の干渉により払い落とすことができる。
【0042】(3)本実施形態では、回転体21の回転
時においてモータMからの動力が回転部材44に伝達さ
れ、その回転部材44が軸線O2を中心に回転すると、
回転体21の羽根板24における先端部24dと、回転
部材44の干渉羽根52における先端部とが互いにすれ
違う方向へ移動する。従って、このすれ違い移動時に前
記羽根板24における先端部24dに付着した輸送物を
前記干渉羽根52における先端部により確実にかきとる
ことができる。
【0043】(4)本実施形態では、モータMの駆動力
により回転駆動される回転体21に対して回転部材44
が動力伝達機構Tにより駆動連結されている。そのた
め、回転体21が回転する際には、回転体21の羽根板
24における先端部24dと、回転部材44の干渉羽根
52における先端部とがすれ違うように回転部材44も
回転する。従って、動力伝達機構Tにより、羽根板24
における先端部24dと回転部材44の干渉羽根52に
おける先端部とを一つの駆動源(モータM)により確実
に同期回転させることができる。
【0044】(5)本実施形態では、回転部材44が回
転体21より早く回転するため、その早く回転する分だ
け、干渉羽根52の先端により前記羽根板24における
先端部24dに付着した輸送物を素早くかきとることが
できる。
【0045】(6)本実施形態では、8枚の干渉羽根5
2を有する回転部材44が、16枚の羽根板24を有す
る回転体21の2倍の回転数で回転することで、各羽根
板24の先端部24dに干渉羽根52の先端が接触す
る。従って、干渉羽根52の枚数が羽根板24の枚数と
比べて半分である8枚とされているが、確実に各羽根板
24の先端部24dに対して各干渉羽根52の先端部を
接触させることができる。
【0046】(7)本実施形態では、羽根板24の羽根
部24b部分を弾性を有する合成樹脂のみから形成した
ため、羽根板24の先端部24dとケーシング本体12
の内周面との間に長尺物が挟まっても、羽根板24は弾
性変形しかおこさない。即ち、例えば羽根板24の羽根
部24bが金属部分を含むように構成されていたり、金
属のみで形成されていたりすると、その羽根板24の先
端部24dとケーシング本体12の内周面との間に長尺
物が挟まった際に、塑性変形を起こして羽根部24bが
曲がったままとなることがある。しかし、本実施形態の
合成樹脂のみから形成された羽根板24における羽根部
24bは、その先端部24dとケーシング本体12の内
周面との間に挟まった長尺物を取り除いた後でも、再び
その先端部24dとケーシング本体12の内周面とが摺
接状態となり、仕切室Rの気密性を損なうことがない。
【0047】(8)本実施形態では、羽根板24の先端
部24dに付着した長尺物(輸送物)を干渉板30によ
り十分にかきとることができなくても、その長尺物(輸
送物)は回転体21の回転方向前側に位置する前記回転
部材44の干渉羽根52によりかきとることができる。
また、固定干渉手段としての干渉板30と、可動干渉手
段としての回転部材44との2種類の部材により、羽根
板24の先端部24dに付着した長尺物をかきとるた
め、その先端部24dに付着物が残りにくい。
【0048】(9)本実施形態では、羽根板24におけ
る平面状をなす先端部24dがケーシング本体12の内
周面に対して摺接する。従って、羽根板24の先端部を
尖鋭状に形成する場合と比べて、本実施形態の羽根板2
4は耐摩耗性を上げることができる。
【0049】(第2実施形態)次に、本発明を具体化し
た第2実施形態を図7に従って説明する。なお、第2実
施形態のロータリーフィーダは、前記第1実施形態のロ
ータリーフィーダ11の一部の構成を変更したものであ
り、前記第1実施形態と同様の構成については、同一符
号を付して、その詳細な説明を省略し、異なるところの
みを説明する。
【0050】さて、前記第1実施形態のロータリーフィ
ーダ11では、回転体収容部15の上部に取込筒部15
aを形成し、回転体収容部15に対して真上から輸送物
を供給するよう構成していた。これに対し、図7に示す
ように、本実施形態のロータリーフィーダ71では、回
転体収容部15に対して斜め上方に取込筒部15aを形
成し、回転体収容部15に対して斜め上方から輸送物を
供給するように構成されている。なお、本実施形態で
は、ホッパー16の図示を省略している。
【0051】また、前記第1実施形態では、取込筒部1
5aにおける前記羽根板24の回転方向後側に対応する
内面(図1において、取込筒部15aの左側内面)に、
断面略くの字状をなす干渉板31を支持固定していた。
本実施形態においても、その干渉板31と同様の作用効
果を奏する断面が略への字状をなす干渉板72が、前記
干渉板31と同位置に支持固定されている。
【0052】また、本実施形態の回転部材収容部41及
び回転部材44は、回転体21の略真上に位置するよう
に構成し、その回転部材収容部41は断面略半円形状に
形成されている。加えて、ロータ51の外周面に所定の
等間隔ピッチ(本実施形態では、略22.5度ピッチ)
で16枚の干渉羽根52が溶接固定されている。
【0053】本実施形態における回転部材44の一部
は、取込筒部15aにおける前記羽根板24の回転方向
前側に対応する内面(以下、内面Nという)よりも、回
転方向後ろ側に位置するように配置されている。言い換
えると、図7において、前記回転部材44の一部は、取
込筒部15aにおける内面Nよりも左側にはみ出すよう
に配置されている。さらに、前記内面Nには、回転部材
44におけるその内面Nからはみ出す部分に輸送物が降
りかかるのを防ぐための防塵体73が、図示しないボル
トにより固定されている。
【0054】従って、上記第2実施形態のロータリーフ
ィーダ71によれば、前記第1実施形態の効果(1)〜
(5)、(7)、(9)に加えて以下に示す効果を得る
ことができる。
【0055】(1)本実施形態では、回転体21が回転
している際に、輸送物が山盛り状態で投入された仕切室
Rに対して、回転体21の略真上の位置で、その山盛り
状態の輸送物のうち羽根板移動軌跡L1より外方側へは
み出した輸送物を前記回転部材44の干渉羽根52にて
払い落とすようにした。そして、その直後に、その仕切
室R両側に位置する羽根板24の先端部24dをケーシ
ング本体12の内周面に摺接させるようにした。
【0056】即ち、羽根板移動軌跡L1外方側の輸送物
が払い落とされた仕切室Rが、ケーシング本体12の回
転により傾いて、羽根板移動軌跡L1内方側の輸送物が
こぼれ出す前に、その仕切室R両側に位置する羽根板2
4の先端部24dをケーシング本体12の内周面に摺接
させるようにした。従って、羽根板24の先端部24d
に輸送物が付着することをより一層防ぐことができる。
【0057】(2)本実施形態では、16枚の干渉羽根
52を有する回転部材44が、16枚の羽根板24を有
する回転体21の2倍の回転数で回転することで、一つ
の羽根板24の先端部24dに対して干渉羽根52の先
端を2回接触させるようにした。従って、羽根板24の
先端部24dに付着した長尺物(輸送物)をより確実に
かきとることができる。
【0058】なお、上記各実施形態は以下のように変更
して具体化してもよい。 ・前記各実施形態では、回転部材44は、その回転数の
方が回転体21の回転数よりも大となるようにモータM
に駆動連結されていた。これに限らず、回転部材44は
その回転数の方が回転体21の回転数よりも小となるよ
うようにモータMに駆動連結してもよい。この場合、回
転部材44の干渉羽根52の枚数を増加させるとよい。
また、回転部材44は、その回転数が回転体21におけ
る回転数の略2倍となるようにしていたが、略3倍、略
4倍等になるように変更してもよい。
【0059】・前記各実施形態では、両スプロケットホ
イール20,43に動力伝達ベルトB2を掛けることに
より動力伝達可能な動力伝達機構Tを構成していた。こ
れに限らず、動力伝達ベルトB2の代わりに動力伝達チ
ェーンを用いてもよい。また、歯車機構により動力伝達
機構Tを構成してもよい。
【0060】・前記各実施形態では、スプロケットホイ
ール17からの駆動力をスプロケットホイール43に伝
達する際に、動力伝達ベルトB1、スプロケットホイー
ル19、回転軸18、スプロケットホイール20、及び
動力伝達ベルトB2を経由していた。これに限らず、両
スプロケットホイール17,43に対して動力伝達ベル
トを掛けるように構成し、スプロケットホイール17の
動力をスプロケットホイール43に直接伝達するように
してもよい。
【0061】・前記各実施形態では、モータMの動力を
動力伝達ベルトB1,B2、スプロケットホイール1
7,19,20,43を用いて回転体21及び回転部材
44へ伝達するようにしていた。これに限らず、回転軸
18及び回転軸42に対してそれぞれモータを取り付け
て、モータの動力を回転体21及び回転部材44へ直接
伝達するようにしてもよい。
【0062】・前記各実施形態では、回転部材44を取
付板50、ロータ51、及び干渉羽根52により構成し
ていた。これに限らず、取付板50及びロータ51を省
略し、回転軸42に対して干渉羽根52を直接溶接固定
し、その回転軸42及び干渉羽根52にて可動干渉手段
及び可動部材としての回転部材を構成するようにしても
よい。
【0063】・また、前記回転部材44を、図8(a)
に示す複数の略三角形状をなす干渉部81aを外周に備
えた可動干渉手段及び可動部材としての回転部材81に
変更してもよい。
【0064】・さらに、前記回転部材44を、図8
(b)に示す複数の略四角形状をなす干渉部82aを外
周に備え、全体として略平歯車形状をなす可動干渉手段
及び可動部材としての回転部材82に変更してもよい。
【0065】・加えて、前記回転部材44の代わりに次
に示す回転部材85に変更してもよい。図9(a),
(b)に示すように、可動干渉手段及び可動部材として
の回転部材85は、回転部材44における干渉羽根52
を省略し、ロータ51の外周に複数の棒状をなす突起部
85aを形成する。前記突起部85aは干渉部に相当す
る。
【0066】・また、前記回転部材44の代わりに、次
に示す回転部材86に変更してもよい。図10(a),
(b)に示すように、可動干渉手段及び可動部材として
の回転部材86を前記回転軸42、連結体87、リング
88、及び干渉棒89により構成する。複数の前記連結
体87を介して回転軸42に対して一対のリング88を
固定する。そして、両リング88の外周に対して両端が
固定されるとともに、前記回転軸42に対して平行にな
るように干渉部としての干渉棒89を複数個設ける。
【0067】・前記各実施形態では、可動干渉手段とし
ての回転部材44は軸線O2を中心として回転し、回転
部材44に備えられた干渉羽根52により羽根板移動軌
跡L1より外方側へはみ出した輸送物をかきとるように
構成していた。これに限らず、可動干渉手段としての無
端状ベルト機構により羽根板移動軌跡L1より外方側へ
はみ出した輸送物をかきとるように構成してもよい。即
ち、無端状ベルト機構は、一対のローラとその両ローラ
に掛けられた可動部材としての無端状ベルトを備える。
前記無端状ベルトの外周には干渉部としての干渉突起を
複数備えている。そして、前記無端状ベルトが周回移動
した際に、前記各干渉突起の先端部の移動軌跡を前記羽
根板移動軌跡L1に外接するように構成する。そして、
この複数の干渉突起が前記無端状ベルトと共に周回移動
することによって、前記干渉突起は前記羽根板24の先
端部24dとすれ違うように接触すると共に、羽根板移
動軌跡L1より外方側へはみ出した輸送物をかきとる。
【0068】・また、回転部材44の代わりに可動干渉
手段としてのクランク機構に変更してもよい。即ち、ク
ランク機構は可動部材としての干渉部を備え、そのクラ
ンク機構のクランク運動により、干渉部の移動軌跡を前
記羽根板移動軌跡L1に外接するように構成する。そし
て、このクランク運動により干渉部が可動することによ
って、その干渉部は前記羽根板24の先端部24dとす
れ違うように接触すると共に、羽根板移動軌跡L1より
外方側へはみ出した輸送物をかきとる。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
羽根板の先端部とケーシングとの間に輸送物が挟まるこ
とを防止し、回転体の回転抵抗を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるロータリーフィーダの
正断面図。
【図2】 図1におけるY−Y線矢視断面図。
【図3】 図1におけるX−X線矢視断面図。
【図4】 第1実施形態におけるロータリーフィーダの
平面図。
【図5】 第1実施形態におけるロータ、羽根板、及び
ケーシング本体の関係を示す拡大断面図。
【図6】 図1における部分拡大図。
【図7】 第2実施形態におけるロータリーフィーダの
正断面図。
【図8】 (a),(b)は、第1及び第2実施形態の
別例における回転部材を示す正面図。
【図9】 (a),(b)は、第1及び第2実施形態の
別例における回転部材を示す正面図と側面図。
【図10】 (a),(b)は、第1及び第2実施形態
の別例における回転部材を示す正面図と側面図。
【図11】 従来技術におけるロータリーフィーダの正
断面図。
【符号の説明】
11,71…ロータリーフィーダ、21…回転体、24
…羽根板、24d…羽根板の先端部としての先端部、2
8…ケーシング、44…可動干渉手段及び可動部材とし
ての回転部材、52…干渉部としての干渉羽根、L1…
「羽根板の先端部の移動軌跡」としての羽根板移動軌
跡、L2…「羽根板の先端部の移動軌跡と外接する移動
軌跡」としての羽根板移動軌跡、M…駆動源としてのモ
ータ、O2…「所定の軸心」としての軸線、P…輸送通
路、R…仕切室、T…動力伝達機構。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に複数の羽根板により複数
    の仕切室が回転方向へ区画形成された回転体を設け、そ
    の回転体の回転に伴う前記羽根板の先端部の移動軌跡を
    前記ケーシングの内周面に沿うようにし、前記回転体の
    回転に伴う前記各仕切室の移動軌跡を輸送気体が圧送さ
    れる輸送通路に対応させ、前記回転体の回転に基づき前
    記仕切室内に収容された輸送物を前記輸送通路内に供給
    するロータリーフィーダにおいて、 前記ケーシングには、前記仕切室内に取り込まれた前記
    輸送物のうち前記羽根板の先端部の移動軌跡より外方側
    へはみ出した輸送物に対して、前記回転体の回転に伴う
    前記羽根板の移動方向とは逆方向への動作態様で干渉す
    る可動干渉手段を備えたロータリーフィーダ。
  2. 【請求項2】 前記可動干渉手段は、前記回転体におけ
    る前記羽根板の先端部の移動軌跡と外接する移動軌跡を
    描く干渉部を備えた回転又は周回移動する可動部材であ
    って、その回転又は周回移動に伴い前記干渉部が前記羽
    根板の先端部とすれ違うように移動する可動部材により
    構成されている請求項1に記載のロータリーフィーダ。
  3. 【請求項3】 前記可動部材は、所定の軸心を中心に回
    転可能に設けられた回転部材であり、その回転部材は前
    記回転体の回転時に前記羽根板の先端部と前記干渉部の
    先端部とがすれ違う動作態様で回転するように駆動源に
    対して駆動連結されている請求項2に記載のロータリー
    フィーダ。
  4. 【請求項4】 前記回転部材と前記回転体との間には、
    その回転体の回転に伴い前記回転部材を前記羽根板の先
    端部と前記干渉部の先端部とがすれ違う動作態様にて回
    転させるための動力伝達機構が介装されており、その動
    力伝達機構を介して前記回転部材は前記駆動源に対して
    駆動連結されている請求項3に記載のロータリーフィー
    ダ。
  5. 【請求項5】 前記回転部材はその回転部材の回転数の
    方が前記回転体の回転数よりも大となる動力伝達態様で
    前記駆動源に駆動連結されている請求項3又は請求項4
    に記載のロータリーフィーダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101909333B1 (ko) * 2014-06-27 2018-10-17 가부시키가이샤 요시카와 멀티 피더

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