JP2011016596A - 搬送装置 - Google Patents

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Natsuo Sakurai
夏生 櫻井
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SALIENT KOGYO KK
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Abstract

【課題】従来の搬送機では、被搬送物がスクリュー羽根とケーシングとの間で掻きまわされながら押しこまれて搬送されていたため、スクリュー羽根の回転による摩擦が生じ、被搬送物によっては、不純物が混入したり、スクリュー羽根やケーシングそのものが摩耗する懸念があった。
また、一体化したスクリュー構造となっているために、製作・組込に手間を要し、また、ケーシングの大きさの割に、被搬送物を搬送する容量が限られ、また被搬送物の大きさも限られていた。
【解決手段】本発明は、スクリュー羽根がケーシングと同時に回転するために、スクリューがケーシングとセルことが無いため、不純物の混入がほとんどなく、摩耗性の高い粉体の搬送も可能にした。また、スクリュー羽根を分割してスクリュー羽根ユニットを形成し、これらを連続的に、簡単に組みつけられるような構造とした。さらに、スクリュー羽根が取り付けられている軸をなくし、容積的に大きなゆとりを設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、被搬送物を搬送する分野に関するものである。
粉粒体等の物質を機械的方法により連続的に移送する手段として、ベルトコンベア、バケットコンベア、有軸スクリューコンベア等が使用されている。そのなかで、有軸スクリューコンベアは、移送物質への汚染が少ないこと、耐食性・耐摩耗性に優れていること、消耗部品が少なく故障が少ないこと、ケースで装置全体を覆うことが容易であるため、臭気や運転音を外へ出さないこと等の特徴を有しており、広く使用されている。
しかし、このスクリュー羽根と軸で形成される有軸スクリューコンベアは、被搬送物が、スクリューとケーシングとの間で、掻きまわされながら移送されるので、不純物の混入や摩耗性を嫌うような被搬送物を搬送することが困難。スクリューが溶着等で1体化しているため製作や組込等に手間がかかる。また、中心に軸があるため、構造上被搬送物を搬送する容量が限られ、被搬送物の大きさが制限されるという欠点があった。
このなかで、構造を簡略化するための改善策としては、例えば、特許文献1では軸連結式搬送用スクリューの技術が開示されている。
実公平6−54621号公報
解決しようとする問題点は、不純物の混入や摩耗性を嫌うような被搬送物を搬送可能とすること。スクリュー製作・組立に手間のかからない構造とすること。同じような大きさ、動力により被搬送物の搬送能力を少しでも多くすることの改善である。
本発明は、円筒状の筒体と、該筒体の内周面に接した状態で、該筒体内部に固着されたスクリュー羽根とからなる搬送ユニットを、複数連結し搬送装置を構成する構造とする。
本発明の搬送装置は、野菜のような搬送中に破壊されやすい柔らかい被搬送物から、スクリュー羽根及びケーシングの摩耗を引き起こしやすい鉄粉のような固い被搬送物まで、幅広い被搬送物の搬送を可能とする利点がある。また、スクリュー構造をユニット化し、製作・組立し易くなったことである。
本発明の一実施形態の搬送ユニット構造図 本発明の一実施形態の駆動スクリュー図 本発明の一実施形態の排出スクリュー図 本発明の一実施形態のコンベア組立図 本発明の一実施形態の搬送状態図 従来の有軸スクリューコンベア構造図
図6は 従来の有軸スクリューコンベアの構造図である。被搬送物を運搬するためのスパイラルな構造をしたスクリュー羽根(1)を軸に取り付け、これを筒形のケーシング(11)に両端の軸受けを介して取り付けられている。このスクリュー羽根が取り付けられた軸を回転することにより被搬送物が搬送される。この際、被搬送物はスクリュー羽根と、ケーシングとの間で掻きまわされながら搬送されることから、鉄粉のような固い被搬送物を搬送する場合、ケーシング及びスクリューは摩耗する。したがって、微量でも不純物の混入を嫌うような薬品・食品・化学品、自身に摩耗性を有する鉄粉などの被搬送物には適さない。また、繊維質を多く含む汚泥(し渣)のような絡みつきやすい性質を有している被搬送物は、軸とスクリューに付着しこれらが一本の棒状態となり搬送困難となることが多いなどの問題があった。
図1は、従来の搬送装置において、スクリュー羽根を分割してスクリュー羽根ユニットを形成し、これらを連続的に、簡単に組みつけられるような構造とした、本発明の一実施形態のスクリュー羽根の構造例を示す。1は1ピッチ分のスクリュー羽根で、回転を与えることによって、被搬送物を連続的に搬送出来るようにしたスパイラル状の羽根。2は円筒状の筒体で、該筒体内面にスクリュー羽根が接した状態で固着されている。この円筒状の筒体が、有軸スクリューコンベアの中間軸の代わりに、スクリュー羽根支持体となっているのである。3は、搬送ユニット同士を複数連結するための連結板である。
スクリュー羽根(1)を筒体(2)の内側に固定し、筒体(2)の両端部に連結板(3)を設け、これらを1ユニットとする。このようにして、筒体内はスクリュー羽根のみとなり、そこに容積的に大きなゆとりができ、搬送効率を高めることが可能となることを特徴とする。
図4は、本発明の一実施形態のコンベア組立図の例である。被搬送物は投入口(9)から下部の固定空間に投入され、搬送ユニット(7)へ送り込まれる。
図2は、上記にかんがみて、部分的なスクリュー羽根(1)と、1ピッチ分の搬送ユニットを組み合わせ、一体化してなる、駆動スクリューである。駆動軸(5)から伝えられた回転力は、剛体化した当該駆動スクリューに伝えられる。駆動スクリューは、同時に投入口から投入された被搬送物を、搬送ユニットに送り込む働きを有する。
図3は、排出スクリューを示す。被搬送物は回転している搬送ユニットから固定された空間である排出口へ搬送されるので、いくつかの搬送ユニットを通過したあと、最後に部分的なスクリュー羽根(1)と、1ピッチ分の搬送ユニットを組み合わせ、一体化してなる当該排出スクリューによって排出される。
図4の部番4は、この駆動スクリュー(6)と以降の搬送ユニット(7)を連結する、本発明の一実施形態のスクリューを連結する手段の1例としての連結棒である。駆動スクリュー(6)と連結棒によって連結された、いくつかの搬送ユニット(7)に、排出側スクリューを連結することによって、ひとつのスクリューコンベアを形成する。なお、説明の中で駆動側を投入口、非駆動側を排出口としたが、スクリューの回転方向によって、駆動側を排出口、非駆動側を投入口にすることも可能である。
こうすることによって、駆動機から回転を伝えられた駆動スクリュー(6)によって、スクリュー羽根(1)は筒内部で回転されなく、ユニット全体が回転される。被搬送物は筒の中でスクリュー羽根と摺動することなく移動するので、被搬送物がスクリュー羽根(1)によって破損されることも無く、また搬送時、切粉や不純物の混入が発生する心配もない。
次に、本発明の運転状況を、図5の本発明の一実施形態の搬送状態図に基づいて、詳細に説明をする。まず、駆動機によって、駆動スクリュー(6)が回転を伝えられ、連結している、搬送ユニット(7)に回転を伝える。次に、被搬送物が投入口(9)から投入され、搬送ユニット(7)室内に被搬送物が送り込まれる。個々の搬送ユニット(7)は、連結棒(4)等で連結されており、送り込まれた被搬送物は、搬送ユニット(7)内のスクリュー羽根(1)と共に回転し、以降の搬送ユニット(7)へ送り出される。このように、被搬送物はスクリュー羽根(1)と筒体(2)が摺ることなく移送されるので、被搬送物は筒内を摺ることなく、排出口(10)から排出される。
搬送ユニット(7)1つ1つは、コンパクトに出来上がっているので、その運搬・組立も容易となる。
図4 本発明の一実施形態のコンベア組立図において、搬送機の組立て方を説明する。先ず、駆動機、投入口(9)、排出口(10)を有するケーシング(11)を設置。ケーシングは、プラント用途によっていろいろな形状が考えられるが、組立易いよう上下が分割されているものとし、組立時ケーシング上側は、取り外されているものとする。駆動スクリュー(6)を駆動軸(5)と接続し、次に駆動スクリュー(6)と搬送ユニット(7)を接続。さらに、各連結板(3)の穴を通して、連結棒(4)等によって、次々と搬送ユニット(7)を連結し、排出側スクリュー(8)と搬送ユニット(7)の末端とを締結。最後に、ケーシング上部を取り付け、全体のボルトを締めて組み込みが完了。スクリュー同士の溶接などが一切不要で、組み込み・分解といったメンテナンス作業も容易である。
本発明は、従来のスクリューコンベアでは、搬送が困難であった、搬送中に破壊されやすい柔らかい被搬送物から、摩耗を引き起こしやすい固い被搬送物。さらに、運転中の摺動摩耗により不純物の混入するため使用できなかったようなものまで対応でき、薬品・食品・化学品・金属類、さまざまな幅広い用途に利用することが可能であることを特徴とする。
1 スクリュー羽根
2 筒体
3 連結板
4 連結棒
5 駆動軸
6 駆動スクリュー
7 搬送ユニット
8 排出スクリュー
9 投入口
10 排出口
11 ケーシング

Claims (2)

  1. 円筒状の筒体と、該筒体の内周面に接した状態で、該筒体内部に固着されたスクリュー羽根とからなる搬送ユニットが、複数連結されたことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記搬送装置の駆動端部に、スクリュー羽根を有する筒体の搬送ユニットを接続することからなる駆動ユニットが、搬送ユニット全体を駆動することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
JP2009160450A 2009-07-07 2009-07-07 搬送装置 Pending JP2011016596A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104590832A (zh) * 2013-10-30 2015-05-06 广翔科技开发有限公司 内螺旋单元
JP2015093776A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 廣翔科技開發有限公司 内螺旋ユニット
RU2653905C1 (ru) * 2017-06-06 2018-05-15 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Ставропольский государственный аграрный университет" Устройство для транспортирования семян
KR20230022753A (ko) * 2021-08-09 2023-02-16 (주) 태흥산업 드럼 회전식 피더

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