JP2003289632A - 電子機器の電源システム - Google Patents

電子機器の電源システム

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JP2003289632A
JP2003289632A JP2002089871A JP2002089871A JP2003289632A JP 2003289632 A JP2003289632 A JP 2003289632A JP 2002089871 A JP2002089871 A JP 2002089871A JP 2002089871 A JP2002089871 A JP 2002089871A JP 2003289632 A JP2003289632 A JP 2003289632A
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battery
voltage
circuit
charging
power
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Kenji Iwahara
健児 岩原
Kenji Suzuki
健児 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】充電動作時に二次電池の状態に関係なく各回路
を動作させる一方、二次電池に異常が発生した場合には
速やかにユーザに異常を報知する。 【解決手段】バッテリ25への充電を行なう充電器を接続
する充電端子VCHGから、バッテリ25を介さずに各回路に
電力を供給分配する電源IC23まで配設された、定電圧
回路26を含む供給経路を設け、充電端子VCHGに与えられ
る電力が該供給経路を介してバッテリ25へ流入するのを
阻止するダイオードD4と、供給経路上にバッテリ25か
ら与えられる電力が充電端子VCHGに接続される充電器へ
流入するのを阻止するダイオードD1,D2とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話機
など、電源として充電可能な二次電池を使用する電子機
器の電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二次電池を電源とする電子機器で
は、電子機器を構成している各回路への電力供給は二次
電池からのみなされる構成であった。例えば、従来から
の一般的な携帯電話機に用いられている電源の制御シス
テムでは、通話、通信等に係る各回路への電力供給は二
次電池からのみなされている。
【0003】したがって、充電動作中であっても、動作
に必要な電力が充電器から各回路へ直接供給されること
はなく、必ず充電中の二次電池を介して供給されること
となる。
【0004】換言すると、携帯電話機を充電器にセット
した状態では、充電動作を開始して二次電池への電力供
給を行なわないと、実際に各回路を動作させて通話、通
信を行なうことができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した通り従来の携
帯電話機では、充電器へのセットの如何に拘わらず常時
二次電池を電源として回路を動作させる構成となってい
た。そのため、携帯電話機を充電器にセットした状態で
あっても、 ・二次電池自体が携帯電話機に取付けられていなけれ
ば、各回路への電力供給は行なわれない、 ・二次電池にショート等の異常が発生した場合に、各回
路への電力供給が行なわれないので、携帯電話機側で異
常判定を行なうことができない、 ・二次電池への充電動作の制御を、携帯電話機全体の制
御動作を統括するCPUで管理することができないの
で、二次電池の異常時に関するユーザへの警告を行なう
ことができない、等の不具合を有していた。
【0006】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、充電動作時には二
次電池の状態に関係なく各回路を動作させることが可能
な電子機器の電源システム、並びに、充電動作時に二次
電池に異常が発生した場合には速やかにユーザに異常を
報知することが可能な電子機器の電源システムを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電源として二次電池を使用する電子機器の電源システム
であって、上記二次電池への充電を行なう充電器を接続
する充電端子に与えられる電力を、上記二次電池を介さ
ずに上記電子機器を構成する各回路に供給する供給経路
と、上記充電端子に与えられる電力が上記供給経路を介
して上記二次電池へ流入するのを阻止する第1の流入阻
止手段と、上記供給経路上に設けられ、上記二次電池か
ら与えられる電力が上記充電端子に接続される充電器へ
流入するのを阻止する第2の流入阻止手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0008】このような構成とすれば、充電動作時には
二次電池の状態に関係なく各回路を動作させることが可
能である。したがって、例えば充電時に二次電池に異常
が発生した場合には、速やかにユーザに異常を報知させ
ることもできる。
【0009】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記充電端子の電圧を検出する検出手
段と、この検出手段の検出信号に応じて上記第1の流入
阻止手段をバイパスするバイパス手段とをさらに具備し
たことを特徴とする。
【0010】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、二次電池からの電力を上記第
1の流入阻止手段で損失することなく上記電子機器を構
成する各回路に供給して、容量に制限のある二次電池の
電力を有効に活用することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、上記検出手段は、上記充電端子に印加
される電圧の上昇に際して所定の電圧を越えた時点でこ
れを検出して、上記バイパス手段への検出信号を変化さ
せることを特徴とする。
【0012】このような構成とすれば、上記請求項2記
載の発明の作用に加えて、特に充電端子に充電器を接続
して充電動作を開始する場合に上記バイパス手段を確実
に切換動作させることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、上記検出手段は、上記充電端子に印加
される電圧の低下に際して所定の電圧を下回る前にこれ
を検出して、上記バイパス手段への検出信号を変化させ
ることを特徴とする。
【0014】このような構成とすれば、上記請求項2記
載の発明の作用に加えて、特に充電端子に接続されてい
る充電器を取外す場合に上記バイパス手段を確実に切換
動作させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を携帯電話機の一種で
あるCDMA(Code DivisionMulti
ple Access:符号分割多元接続)方式の携帯
端末機(以下「CDMA端末機」と称する)に適用した
場合の実施の一形態について図面を参照して説明する。
【0016】図1はCDMA端末機10の回路構成を示
すものである。同図で、11は最寄りの基地局とCDM
A方式の通信を行なうためのアンテナであり、このアン
テナ11にRF部12を接続している。
【0017】このRF部12は、受信時にはアンテナ1
1から入力された信号をデュプレクサで周波数軸上から
分離し、PLLシンセサイザから出力される所定周波数
の局部発振信号と混合することによりIF信号に周波数
変換し、さらに広帯域BPFで受信周波数チャネルのみ
を抽出し、AGC増幅器で希望受信波の信号レベルを一
定にしてから次段の変復調部13へ出力する。
【0018】一方、RF部12は送信時に、変復調部1
3から送られてくるOQPSK(Offset Qua
dri−Phase Shift Keying)の変
調信号を、後述する制御部18からの制御に基づいてA
GC増幅器で送信電力制御した後にPLLシンセサイザ
から出力される所定周波数の局部発振信号と混合してR
F帯に周波数変換し、PA(Power Amplif
ier)で大電力に増幅して、上記デュプレクサを介し
てアンテナ11より輻射送信させる。
【0019】変復調部13は、受信時にRF部12から
のIF信号を直交検波器でベースバンドI・Q(In−
phase・Quadrature−phase)信号
に分離し、約10[MHz]のサンプルレートでデジタ
ル化してCDMA部14に出力する。
【0020】一方、変復調部13は送信時に、CDMA
部14から送られてくるデジタル値のI・Q信号を約5
[MHz]のサンプルレートでアナログ化した後に直交
変調器でOQPSK変調してRF部12に送出する。
【0021】CDMA部14は、受信時に変復調部13
からのデジタル信号をPN(Pseudo Nois
e:擬似雑音)符号のタイミング抽出回路及びそのタイ
ミング回路の指示に従って逆拡散・復調を行なう複数の
復調回路に入力し、そこから出力される複数の復調シン
ボルの同期をとって合成器で合成して音声処理部15に
出力する。
【0022】一方、CDMA部14は送信時に、音声処
理部15からの出力シンボルを拡散処理した後にデジタ
ルフィルタで帯域制限をかけてI・Q信号とし、変復調
部13に送出する。
【0023】音声処理部15は、受信時にCDMA部1
4からの出力シンボルをデインタリーブし、それからビ
タビ復調器で誤り訂正処理を施した後に、音声処理DS
P(Digital Signal Proccess
or)で圧縮されたデジタル信号から通常のデジタル音
声信号へと伸長し、これをアナログ化してスピーカ(S
P)16を拡声駆動させる。
【0024】一方、音声処理部15は送信時に、マイク
ロホン(MIC)17から入力されるアナログの音声信
号をデジタル化した後に音声処理DSPでデータ量を1
/8以下に圧縮し、それから畳込み符号器で誤り訂正符
号化してからインタリーブし、その出力シンボルをCD
MA部14へ送出する。
【0025】しかして、上記RF部12、変復調部1
3、CDMA部14、及び音声処理部15に対して制御
部18を接続し、この制御部18に表示部19、キー入
力部20、ROM21、及びRAM22を接続してい
る。
【0026】ここで制御部18は、CPU等で構成さ
れ、ROM21に記憶される所定の動作プログラムに基
づいてこの端末機全体の動作を制御するもので、ROM
21が通信時の制御や通信データの送受信、表示部19
での表示、後述する充電制御その他、CDMA端末機1
0を動作させるための各種制御を含む制御部18での動
作プログラム等を固定的に記憶している。
【0027】またRAM22は、制御部18での制御に
より取扱われる各種データを一時的に記憶するワークエ
リアや、送信先の名前と電話番号を組にして登録する電
話帳エリアなどを有している。
【0028】上記表示部19は、例えばバックライト付
のカラー液晶表示パネルとその駆動回路とで構成され
る。
【0029】キー入力部20は、文字入力キーを兼ねた
ダイヤルキー、「通話」キー、「切」キー、リダイヤル
キー、モード選択キー、カーソルキー等を有するもの
で、その操作信号は直接制御部18へ入力される。
【0030】しかして、上述した各回路部に対しては、
電源IC23から動作に必要な電力が供給される。この
電源IC23は、充電回路24を介して外部充電器から
与えられる電力或いはバッテリ25から与えられる電力
を分配して上記各回路部に供給すると共に、バッテリ2
5の電池電圧をデジタルデータに変換して制御部18へ
出力する。
【0031】充電回路24は、上記制御部18からも制
御を受けて、充電端子VCHGに図示しない充電器が接
続されて電力が供給されている際には、バッテリ25の
充電を行ないながら、該充電器からの電力を上記電源I
C23へ供給する一方、充電端子VCHGに充電器が接
続されていない際には、バッテリ25からの電力を電源
IC23へ供給する。
【0032】バッテリ25は、例えばリチウムイオン
(Li−ion)電池で構成され、そのプラス、マイナ
ス各端子はそれぞれバッテリ端子VBAT、接地端子G
NDとも接続されている。
【0033】バッテリ端子VBATは、外部計測器で電
圧をモニタする際に外部計測器に接続される端子であ
り、接地端子GNDは、充電器や外部計測器のグランド
に接続される端子である。
【0034】また、上記充電器の接続は、接続検出端子
CDを介して上記制御部18でも認識可能となってお
り、制御部18はこの接続検出端子CDからの信号を充
電回路24での充電動作の開始や停止などの制御に利用
する。
【0035】図2は、主として上記充電回路24周辺の
詳細な回路構成を示すものであり、上記充電端子VCH
GはダイオードD1のアノードと接続される。このダイ
オードD1のカソードは、定電圧回路26、抵抗R1の
一端、及び充電制御部27に接続される。
【0036】定電圧回路26は、ダイオードD1を介し
て充電端子VCHGより与えられる電圧を所定の電圧値
に調整して出力するもので、この定電圧回路26の出力
端はダイオードD2を介して、ダイオードD4のカソー
ドと電源IC23とに接続される。
【0037】上記抵抗R1の他端は、上記充電制御部2
7とPNP型のトランジスタTr1のエミッタとに接続
される。このトランジスタTr1のベースは上記充電制
御部27と接続されており、同コレクタがダイオードD
3のアノードと接続される。
【0038】ダイオードD3のカソードは、上記ダイオ
ードD4のアノードと接続されると共に、バッテリ25
のプラス端子及びバッテリ端子VBATと接続され、さ
らにバッテリ25の電池電圧を監視するための信号線と
して上記電源IC23へも接続されている。
【0039】充電制御部27は、制御部18からの信号
を受けてトランジスタTr1のベース電圧及び又はベー
ス電流を制御することにより、充電端子VCHGからダ
イオードD1、抵抗R1、トランジスタTr1、及びダ
イオードD3を介して充電器からの電力でバッテリ25
を充電する際の実行の有無並びにその充電電流値を制御
する。
【0040】次いで、上記実施の形態の動作について説
明する。
【0041】充電端子VCHGに充電器を接続しておら
ず、バッテリ25への充電を行なっていない通常動作時
においては、バッテリ25の電力がダイオードD4を介
して電源IC23へ供給され、電源IC23はこのバッ
テリ25からの電力を他の各回路に分配供給する。
【0042】また、充電端子VCHGに充電器を接続し
てバッテリ25の充電を行なう場合、該充電器からの電
力は、充電端子VCHGからダイオードD1を介して定
電圧回路26に送られる。
【0043】定電圧回路26は、これにより所定の電圧
を発生してダイオードD2を介して電源IC23に印加
し、CDMA端末機10を構成する制御部18を含んだ
各回路への電力供給がなされる。
【0044】ダイオードD2は、通常動作時や充電時に
バッテリ25からの電力がダイオードD4を介して定電
圧回路26側へ流入してしまうのを阻止するべく配設さ
れたものである。
【0045】充電時において、充電器からの電力が供給
された当初、充電制御部27はトランジスタTr1をオ
フあるいはオフ状態に維持させてバッテリ25への充電
は行わないようにし、上記制御部18が電源IC23か
らの供給電力により正常に起動した後に上記制御部18
から送られてくる信号により、充電を開始するようにす
る。
【0046】この場合、まず最初は、トランジスタTr
1を流れる充電電流が少量となるようにトランジスタT
r1のベース電圧及びまたはベース電流を制御して、小
電流での充電(トリクル充電)とする。
【0047】しかして、このトリクル充電状態のときの
バッテリ25の電池電圧を電源IC23が制御部18に
送出する。制御部18が充電は正常である、すなわちバ
ッテリ25の電池電圧が徐々に上昇していると判断する
と、制御部18は充電制御部27に急速充電を開始させ
るべく信号を出力する。
【0048】これを受けた充電制御部27では、トラン
ジスタTr1を流れる充電電流がバッテリ25で規定さ
れている最大充電電流値となるようにトランジスタTr
1のベース電圧及びまたはベース電流を制御して、バッ
テリ25に対し大電流による急速充電を開始させる。
【0049】その後、充電制御部27は、バッテリ25
の充電が完了するまで、すなわち制御部18が電源IC
23からの電池電圧データに基づいてバッテリ25の電
圧が所定電圧に至ったと判断したときに出力する充電完
了信号を受信するまで、抵抗R1部での降下電圧が常に
一定となるようにトランジスタTr1のベース電圧及び
またはベース電流を制御して上記大電流での充電を継続
させ、充電完了信号を受信したときに、充電停止あるい
はトリクル充電となるようにトランジスタTr1のベー
ス電圧及びまたはベース電流を制御する。
【0050】この充電を行なっている間、電源IC23
はダイオードD1、定電圧回路26、及びダイオードD
2を通る経路で供給される電力を各回路に分配供給し
て、通信その他の動作を実行することができる。
【0051】また、上記トリクル充電状態で、例えばバ
ッテリ25が取外されていたり、あるいはバッテリ25
のプラス、マイナス両端子がショートされていた場合に
は、バッテリ25が異常であることを制御部18が判断
して、上記表示部19での文字表示あるいはスピーカ1
6での所定のブザー音の出力等により、このCDMA端
末機10のユーザにバッテリ25が異常であると速やか
に報知させるとともに、充電停止信号を充電制御部27
へ送出して充電を停止させる。
【0052】上記ダイオードD4は、バッテリ25の充
電動作時に充電端子VCHGに供給されている電力が、
ダイオードD1から定電圧回路26、ダイオードD2を
介してバッテリ25に供給されるのを阻止し、CDMA
端末機10の各回路部への十分な電力供給を保証する。
【0053】加えてダイオードD4は、バッテリ25が
取外された際や、バッテリ25のプラス、マイナス両端
子がショートするか、あるいは故意にショートされたよ
うな不良が発生した際でも、充電端子VCHGに充電器
が接続されていれば、その電力を確実に電源IC23に
供給して、CDMA端末機10の各回路を動作させ、制
御部18でバッテリ25の異常を検出してその旨を表示
部19やスピーカ16で報知できるように配置したもの
である。
【0054】このように、バッテリ25の充電動作時に
は、バッテリ25の状態に関係なく、ダイオードD1、
定電圧回路26、及びダイオードD2を通る経路で供給
される電力を電源IC23が各回路に分配供給して、各
回路を動作させることが可能であり、且つバッテリ25
に何らかの異常が発生した場合には、充電を停止させる
とともにこのCDMA端末機10のユーザに速やかに異
常を報知させることができる。
【0055】なお、上記図2の構成では、電源IC23
がバッテリ25の電池電圧をデジタルデータに変換して
制御部18へ供給し、制御部18がそのデータに基づい
て電池電圧を監視(判断)するものとして説明したが、
電源IC23自体がバッテリ25の電池電圧を監視し、
監視結果を制御部18へ報告するものとしてもよい。
【0056】また、上記図2に示した充電回路24の回
路構成では、ダイオードD2のアノード側に定電圧回路
26を設ける構成としたが、電源IC23内に定電圧回
路が設けられている場合には、定電圧回路26は設けな
くてもよい。
【0057】さらに、上記図2に示した充電回路24の
回路構成では、ダイオードD1〜D4を用いた結合によ
り電流の流入方向を規定するものとしたが、トランジス
タやFETなどをスイッチング素子として用いることに
より同様の動作を行なわせるものとしてもよい。
【0058】(第1の変形例)上記図2の充電回路24
の他の回路構成例について図3を用いて説明する。
【0059】なお、基本的な回路構成自体は上記図2で
示したものと同様であるので、同一部分には同一符号を
付してその説明は省略する。
【0060】しかして、定電圧回路26の出力側(換言
すれば、ダイオードD2のアノード側)に電圧検出部2
8を接続する。この電圧検出部28は、定電圧回路26
の出力する定電圧の有無を検出し、その検出結果に応じ
てFETスイッチV1のゲートへの信号をオン/オフす
る。
【0061】このFETスイッチV1は、ソースとドレ
インとがダイオードD4にバイパスするようにして接続
される。
【0062】上記のような回路構成にあって、充電端子
VCHGに充電器を接続していない通常の動作時におい
ては、定電圧回路26の出力がないことを電圧検出部2
8が検出し、FETスイッチV1をオンさせる。
【0063】これにより、ダイオードD4はFETスイ
ッチV1にバイパスされることとなり、バッテリ25か
ら供給される電力はFETスイッチV1を介して電源I
C23へ供給される。
【0064】したがって、容量が制限されているバッテ
リ25からの電力は、ダイオードD4での電圧降下を生
じることなしに電源IC23へ供給され、電源IC23
から各回路へ供給されることとなる。
【0065】一方、充電端子VCHGに充電器が接続さ
れ、該充電器からの電力が充電端子VCHGに与えられ
る充電動作時においては、定電圧回路26の出力する定
電圧がダイオードD2を介して電源IC23へ供給され
る。
【0066】そのため、バッテリ25の状態に関係な
く、電源IC23が各回路に必要な電力を分配供給する
ので、CDMA端末機10は通信その他の動作を実行す
ることができる。
【0067】このとき電圧検出部28は、定電圧回路2
6の出力を検出してFETスイッチV1を速やかにオフ
させることで、ダイオードD4を機能させ、定電圧回路
26からの定電圧がバッテリ25へ流入してしまうのを
確実に阻止させることができる。
【0068】このように、通常動作時にバッテリ25か
らの電力をダイオードD4で損失することなく電源IC
23から各回路へ供給させることができるため、電源容
量に制限のあるバッテリ25であっても、その供給する
電力を有効に活用することが可能となる。
【0069】なお、この変形例においても、電源IC2
3内に定電圧回路が設けられている場合には、定電圧回
路26は設けなくてもよい。
【0070】(第2の変形例)上記図2の充電回路24
のさらなる他の回路構成例について図4を用いて説明す
る。
【0071】なお、基本的な回路構成自体は上記図2、
図3で示したものと同様であるので、同一部分には同一
符号を付してその説明は省略する。
【0072】しかして、この図4では、上記電圧検出部
28を定電圧回路26の出力段ではなく、定電圧回路2
6と並列にダイオードD1のカソードに接続しており、
その検出信号が図3と同様にFETスイッチV1のゲー
トに与えられる。
【0073】上記のような回路構成にあって、充電端子
VCHGに充電器を接続していない通常の動作時におい
ては、充電端子VCHGに印加される電圧を電圧検出部
28が検出し、FETスイッチV1をオンさせる。
【0074】これにより、ダイオードD4はFETスイ
ッチV1にバイパスされることとなり、バッテリ25か
ら供給される電力はFETスイッチV1を介して電源I
C23へ供給される。
【0075】したがって、容量が制限されているバッテ
リ25からの電力は、ダイオードD4での電圧降下を生
じることなしに電源IC23から各回路へ供給されるこ
ととなる。
【0076】一方、充電端子VCHGに充電器が接続さ
れ、該充電器から電力充電端子VCHGに電力が供給さ
れる場合の動作について図5も用いて説明する。
【0077】充電端子VCHGに充電器からの電圧が供
給される当初、図5(1)に示すダイオードD1のカソ
ードの地点aでの電位が所定電位Vr以上となった時点
t1で電圧検出部28がこれを検出し、図5(2)に示
すように電圧検出部28がFETスイッチV1をオフさ
せる電圧信号をFETスイッチV1のゲートに供給す
る。
【0078】このFETスイッチV1のオフにより、電
源IC23に供給される地点dでの電位が変動(低下)
するが、その変動時に電源IC23を介して制御部18
などのシステム系へ供給される電圧がシステム系のリセ
ット電圧以下とはならないように上記所定電位(電圧検
出部28が検出すべき電圧)Vrを設定する必要があ
る。つまり、上記地点aにおける電位が電圧検出部28
の検出電圧である所定電圧Vrとなったときに、図5
(3)に示す定電圧回路26の出力する地点cにおける
電圧のレベルが、システム系のリセット電圧に上記ダイ
オードD2での電圧降下分を加えた値以上となっている
ことが必須となる。
【0079】したがって、バッテリ25の電池電圧が低
下しているときの地点dでの電位は、図5(4)に示す
ように、充電を開始する前はバッテリ25の電池電圧V
BATのレベル、充電を開始した後は図5(3)に示し
た定電圧回路26の出力電圧からダイオードD2での電
圧降下分を差し引いたレベルとなり、バッテリ25が満
充電のときの地点dでの電位は、図5(5)に示すもの
となる。
【0080】ここで、充電端子VCHGに充電器から電
力を供給したときに、バッテリ25のプラス、マイナス
両端子間がショートしている状態を想定する。
【0081】このとき、電圧検出部28が上記図3で示
した如く定電圧回路26の出力段で電圧検出を行なうも
のとすると、バッテリ25のショートにより定電圧回路
26の出力位置での電位が上昇せず、結果としてFET
スイッチV1を正しくオフさせることができなくなり、
オンの状態を維持する。そして、FETスイッチV1が
オン状態を維持すると、定電圧回路26の出力地点cで
の電位が上昇しない、という悪循環に陥ることになる。
【0082】これを回避するべく本変形例の図4の回路
構成では、上述した如く電圧検出部28をダイオードD
1のカソードに対して定電圧回路26と並列配置するも
のとした。
【0083】これにより、仮にバッテリ25がショート
していたとしても、定電圧回路26の存在により電流制
御がかかってダイオードD1のカソード側の地点aでの
電位は低下せず、電圧検出部28は正しく充電器の接続
による該電位の上昇を検出してFETスイッチV1をオ
フさせることができる。
【0084】FETスイッチV1をオフさせると、バッ
テリ25がショートしている状態に関係なく、定電圧回
路26の出力地点cでの電位は充電器の接続により上昇
する。したがって、電源IC23に充分な電力を供給
し、CDMA端末機10の各回路を動作させてシステム
を動作させることが可能となる。
【0085】また、バッテリ25への充電を終えた後あ
るいは充電途中で充電端子VCHGから充電器を取外し
た際には、ダイオードD1のカソード側の地点aでの電
位が上記電圧検出部28の検出電圧Vr以下となった時
点で、電圧検出部28がこれを検出してFETスイッチ
V1をオンさせる。
【0086】この場合、定電圧回路26の出力側の地点
cでの電位が低下する前にFETスイッチV1がオン状
態となる必要があるが、実際の回路設計では定電圧回路
26を構成する回路の一部にコンデンサ等の時定数を左
右する素子が付加されているため、ダイオードD1のカ
ソード側の地点aでの電圧降下よりも若干送れて上記地
点cでの電位が低下することとなり、特に問題とはなら
ない。
【0087】以上すなわち、充電端子VCHGに充電器
から電力が供給される場合、FETスイッチV1がオフ
する前に定電圧回路26の出力する地点cでの電位がシ
ステムリセット電圧以上になっている必要があり、その
ために電圧検出部28は上記充電端子VCHGに印加さ
れる電圧の上昇に際して、予め設定された検出電圧Vr
を超えた時点でこれを検出して、FETスイッチV1を
オフさせる。
【0088】これにより、充電端子VCHGに充電器を
接続して充電動作を開始する際にFETスイッチV1を
確実に切換動作させることができる。
【0089】また、充電器の取り外しに際して充電端子
VCHGに印加されている電圧が低下する場合には、定
電圧回路26の出力する地点cでの電位がシステムリセ
ット電圧以下となる前に、FETスイッチV1がオンす
る必要がある。
【0090】これにより、新たに充電されたバッテリ2
5の電力を、ダイオードD4での損失を抑えながら電源
IC23に供給することができ、充電時からのCDMA
端末機10での各動作を停止させることなく続行させる
ことができる。
【0091】なお、上記電圧検出部28はヒステリシス
特性を有さないものとして説明したが、ヒステリシス特
性を有するものとし、電圧が低下する際に検出する検出
電圧Vr2を、電圧が上昇する際に検出する検出電圧V
r1にヒステリシス電圧Vαを加算した値となるように
してもよい。
【0092】この場合、FETスイッチV1をオフした
際、且つ図5(5)に示すようにバッテリ25の電池電
圧が比較的高い場合に、ダイオードD4のカソード側の
地点dでの電位が瞬間的に変動(低下)することを抑制
することができる。
【0093】これは、定電圧回路26の出力段である地
点cでの電位が充分に上昇してからFETスイッチV1
がオフするようになるためであり、結果としてFETス
イッチV1がオフするタイミングを遅くすることができ
るからである。
【0094】また、本実施の形態はCDMA端末機に適
用した場合した場合について説明したものであるが、本
発明はこれに限るものではなく、電源に二次電池を使用
するような各種の電子機器の電源システムに適用可能で
あることは勿論である。
【0095】その他、本発明は上記実施の形態に限ら
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施す
ることが可能であるものとする。
【0096】さらに、上記実施の形態には種々の段階の
発明が含まれており、開示される複数の構成要件におけ
る適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの
構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題
の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得ら
れる場合には、この構成要件が削除された構成が発明と
して抽出され得る。
【0097】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、充電動作
時には二次電池の状態に関係なく各回路を動作させるこ
とが可能であり、且つ機器本体側の制御部が充電異常を
報知する機能を備えている場合には、二次電池に異常が
発生した場合にも速やかにユーザに異常を報知させるこ
とができる。
【0098】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、二次電池からの電力を上
記第1の流入阻止手段で損失することなく上記電子機器
を構成する各回路に供給して、容量に制限のある二次電
池の電力を有効に活用する。
【0099】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明の効果に加えて、特に充電端子に充電器を
接続して充電動作を開始する場合に上記バイパス手段を
確実に切換動作させることができる。
【0100】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明の効果に加えて、特に充電端子に接続され
ている充電器を取外す場合に上記バイパス手段を確実に
切換動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るCDMA端末機の
回路構成を示すブロック図。
【図2】図1の主として充電回路周辺の詳細な回路構成
を例示する図。
【図3】図1の主として充電回路周辺の詳細な他の回路
構成を例示する図。
【図4】図1の主として充電回路周辺の詳細な他の回路
構成を例示する図。
【図5】図4の回路での各信号波形と動作タイミングと
を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
10…CDMA端末機 11…アンテナ 12…RF部 13…変復調部 14…CDMA部 15…音声処理部 16…スピーカ(SP) 17…マイクロホン(MIC) 18…制御部 19…表示部 20…キー入力部 21…ROM 22…RAM 23…電源IC 24…充電回路 25…バッテリ 26…定電圧回路 27…充電制御部 28…電圧検出部 CD…接続検出端子 D1〜D4…ダイオード GND…接地端子 R1…抵抗 Tr1…(PNP型)トランジスタ V1…FETスイッチ VCHG…充電端子 VBAT…バッテリ端子
フロントページの続き Fターム(参考) 5G003 AA01 BA01 CA11 CC02 DA04 DA18 FA04 GC05 5H030 AA06 AS14 BB00 DD20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源として二次電池を使用する電子機器の
    電源システムであって、 上記二次電池への充電を行なう充電器を接続する充電端
    子に与えられる電力を、上記二次電池を介さずに上記電
    子機器を構成する各回路に供給する供給経路と、 上記充電端子に与えられる電力が上記供給経路を介して
    上記二次電池へ流入するのを阻止する第1の流入阻止手
    段と、 上記供給経路上に設けられ、上記二次電池から与えられ
    る電力が上記充電端子に接続される充電器へ流入するの
    を阻止する第2の流入阻止手段とを具備したことを特徴
    とする電子機器の電源システム。
  2. 【請求項2】上記充電端子の電圧を検出する検出手段
    と、 この検出手段の検出信号に応じて上記第1の流入阻止手
    段をバイパスするバイパス手段とをさらに具備したこと
    を特徴とする請求項1記載の電子機器の電源システム。
  3. 【請求項3】上記検出手段は、上記充電端子に印加され
    る電圧の上昇に際して所定の電圧を越えた時点でこれを
    検出して、上記バイパス手段への検出信号を変化させる
    ことを特徴とする請求項2記載の電子機器の電源システ
    ム。
  4. 【請求項4】上記検出手段は、上記充電端子に印加され
    る電圧の低下に際して所定の電圧を下回る前にこれを検
    出して、上記バイパス手段への検出信号を変化させるこ
    とを特徴とする請求項2記載の電子機器の電源システ
    ム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009195074A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Fujitsu Ltd 充電不良検出装置
JP2012055133A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Ricoh Co Ltd 二次電池の充電装置
JP2012090498A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Nec Access Technica Ltd 電力パス切り替え方法および電力パス切替回路
JP2016140136A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 クロイ電機株式会社 二次電池の充電制御回路

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