JP2012090498A - 電力パス切り替え方法および電力パス切替回路 - Google Patents

電力パス切り替え方法および電力パス切替回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 放熱対策が不要で、二次電池からの持ち出しが起きないようにすること。
【解決手段】 電力パス切り替え方法は、通信装置に内蔵した二次電池からの第1の電力パスと、通信装置に対して挿抜して接続可能で、二次電池を充電するための充電器からの第2の電力パスとを切り替える方法である。電力パス切り替え方法は、通信装置の負荷を、第1の負荷と第2の負荷との2系統に分け、第1の負荷には、第1の電力パスから電力を供給し、第2の負荷には、充電器による二次電池の充電中は、第2の電力パスから電力を供給し、二次電池の非充電中は、第1の電力パスから電力を供給する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力パス切り替え方法および電力パス切替回路に関し、特に、通信装置に内蔵した二次電池からの第1の電力パスと、通信装置に対して挿抜して接続可能な充電器(ACアダプタ)からの第2の電力パスとを切り替える、電力パス切り替え方法および電力パス切替回路に関する。
電力の比較的小さい携帯機器等のシステム(携帯情報端末)では、それに内蔵されている二次電池への充電として、構成の簡易なリニア充電を用いることがある。しかしながら、昨今は機能強化のニーズが大きく、携帯情報端末の消費電力は大きくなってきている。
従来のリニア充電の構成では、携帯情報端末の装置ブロック(負荷)の消費電力が大きくなると、充電器(ACアダプタ)から二次電池への充電中に、二次電池からの持ち出しが発生してしまう。
ここで、「二次電池からの持ち出し」とは、装置電流(消費電流)が充電電流よりも大きくなった場合(装置電流>充電電流)、二次電池の充電中にも拘わらず、二次電池から携帯情報端末(負荷)へ電力を供給する必要がある状態を示す。本状態となると、二次電池を充電していても、二次電池の電池容量が減少するので、この状態を避ける必要がある。
本発明に関連する先行技術が、種々知られている。
例えば、特開2006-340586号公報(特許文献1)は、消費電流が充電電流よりも大きい場合は、充電器からの電流を増加して電池からの電流の持ち出しをなくすようにした、携帯端末及びその制御方法を開示している。
また、特表2009-502110号公報(特許文献2)は、パワーデバイスへの電力供給方法として、ダイオードを用いた切り替えやFETを用いた切り替えを提案している。例えば、特許文献2は、論理OR構成で接続された電池かウォールアダプタかの選択を提供する直列ダイオードを備えた入力選択回路を開示している。一方の入力電源によって生成される電圧が他方の電源によって生成される電圧よりも一方のダイオードの電圧降下分だけ高い場合、電圧が高い方の電源から電力が取られる。
さらに、特開2006-296126号公報(特許文献3)は、充電回路へ供給する電力パスの切り替えを提案している。特許文献3は、USBバス電源とACアダプタ電源とを充電用電源として選択可能な充電システムを開示している。
特開2005-312218号公報(特許文献4)は、外部電源からの電圧の供給が停止されたときの電池への切換を確実に実行できるようした、電源切換回路を開示している。この特許文献4に開示された電源切換回路は、外部電源入力と、電池電源入力と、外部電源系統と、電池電源系統と、選択回路と、出力端子と、電解コンデンサとを備えている。外部電源入力は、外部電源から第1の電源電圧を供給される端子であり、電池電源入力は、電池からの第2の電源電圧を供給される端子である。外部電源系統は、外部電源から供給される第1の電源電圧を出力端子から出力ための回路であり、電池電源系統は、電池から供給される第2の電源電圧を出力端子から出力するための回路である。選択回路は、外部電源から供給される第1の電源電圧と、電池から供給される第2の電源電圧とのうちから出力端子から出力される出力電圧を選択するための回路である。電解コンデンサは、出力端子と接地端子との間に介設され、出力端子に生成される出力電圧を安定化するために使用される。また、特許文献4は、出力電圧の切換のときに、電池電源からの第2の電源電圧が外部電源入力に逆流することを防止するショットキーバリアダイオードも開示している。
特開2006-340586号公報(段落[0044]) 特表2009-502110号公報(図1、段落[0017]) 特開2006-296126号公報 特開2005-312218号公報(図3、段落[0022]、[0044])
しかしながら、上述した特許文献1〜4においては、次のような課題がある。
先ず、特許文献1では、二次電池からの持ち出しを避けるために、充電電流を大きくしている。しかしながら、充電電流を大きくすると、充電器(ACアダプタ)と二次電池との間に設けられているFETの損失が大きくなってしまうため、熱的に持たなくなってしまう。その結果、外部での放熱対策等が必要となり、簡易なリニア充電を使用するメリットが消えてしまうという問題がある。
特許文献2は、リニア充電を考慮していない。
特許文献3は、充電パスがUSBバス電源とACアダプタ電源との2系統あり、本発明が対象としている、充電パスがACアダプタ電源のみの1系統のものとは異なる。
特許文献4は、単に、外部電源からの電圧の供給が停止されたときの電池への切換を確実に実行できる電源切換回路を開示しているにすぎず、上述した二次電池からの持ち出しの認識がない。
本発明の目的は、放熱対策が不要で、二次電池からの持ち出しが起きないようにした、電力パス切り替え方法および電力パス切替回路を提供することにある。
本発明に係る電力パス切り替え方法は、通信装置に内蔵した二次電池からの第1の電力パスと、通信装置に対して挿抜して接続可能で、二次電池を充電するための充電器からの第2の電力パスとを切り替える方法であって、通信装置の負荷を、第1の負荷と第2の負荷との2系統に分け、第1の負荷には、第1の電力パスから電力を供給し、第2の負荷には、充電器による二次電池の充電中は、第2の電力パスから電力を供給し、二次電池の非充電中は、第1の電力パスから電力を供給する、ことを特徴としている。
本発明に係る電力パス切替回路は、通信装置に内蔵した二次電池からの第1の電力パスと、通信装置に対して挿抜して接続可能で、二次電池を充電するための充電器からの第2の電力パスとを切り替える電力パス切替回路であって、通信装置の負荷は、第1の負荷と第2の負荷との2系統に分けられており、電力パス切替回路は、第1の電力パスから第1の負荷へ電力を供給するための給電パスと、第1の電力パスと第2の電力パスとを切替えて、切替えた電力を第2の負荷へ供給する電力パス切替部と、を備え、電力パス切替部は、充電器が通信装置に接続されていないときには、第1の電力パスからの電力を切替えた電力として第2の負荷へ供給し、充電器が通信装置に接続されているときには、第2の電力パスからの電力を切替えた電力として第2の負荷へ供給する、ことを特徴としている。
本発明においては、放熱対策が不要で、二次電池からの持ち出しが起きないようにできる。その結果、リニア充電において、従来よりも電力の大きな通信装置に対応可能である。
本発明の第1の実施例に係る電力パス切替回路を含む携帯情報端末(通信装置)の構成を示すブロック図である。 図1に示した電力パス切替回路の動作を説明するための、第2の装置ブロック(第2の負荷)に印加される電圧(切替えた電圧)の波形図である。 本発明の第2の実施例に係る電力パス切替回路を含む携帯情報端末(通信装置)の構成を示すブロック図である。 図3に示した電力パス切替回路の動作を説明するための、第2の装置ブロック(第2の負荷)に印加される電圧(切替えた電圧)の波形図である。 本発明の第3の実施例に係る電力パス切替回路を含む携帯情報端末(通信装置)の構成を示すブロック図である。 図5に示した電力パス切替回路に使用されるコンパレータの制御方法を示す図である。 図5に示した電力パス切替回路の動作を説明するための、第2の装置ブロック(第2の負荷)に印加される電圧(切替えた電圧)の波形図である。 本発明の第4の実施例に係る電力パス切替回路を含む携帯情報端末(通信装置)の構成を示すブロック図である。 図8に示した電力パス切替回路に使用されるコンパレータの制御方法を示す図である。 関連する電力給電パスを含む携帯情報端末(通信装置)の構成を示すブロック図である。
次に、発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
最初に、発明の特徴について説明する。
本発明の第1の態様は、装置電流(消費電流)が充電電流を超えるような場合は、関連するリニア充電構成では二次電池からの持ち出しが発生するため、装置ブロック(負荷)を2系統(第1の装置ブロックと第2の装置ブロック)に分けることで、二次電池からの持ち出しが起きないことを特徴とする。
本発明の第2の態様は、ACアダプタ挿入時、ショットキーバリアダイオード(SBD)の逆方向電流を打ち消すために、(抵抗器+NチャネルMOSFET)を設けることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、2系統の装置ブロックの分け方を、電池駆動時の装置全体の電流が最小となるよう構成することを特徴とする。
本発明の第4の態様は、2系統の装置ブロックの分け方を、電池への充電電流が最大となるよう構成することを特徴とする。
本発明の第5の態様は、推奨動作範囲の下限の高いデバイスを、優先的に第1の装置ブロックに割り付けることを特徴とする。
本発明の第6の態様は、推奨動作範囲の上限の低いデバイスを、優先的に第1の装置ブロックに割り付けることを特徴とする。
本発明の第7の態様は、動作頻度の高いデバイスを、優先的に第1の装置ブロックに割り付けることを特徴とする。
本発明の第8の態様は、SBDを用い、簡易な構成でリニア充電における大電力化に対応可能なことを特徴とする。
本発明の第9の態様は、(SBD+FET)を用い、簡易な構成でリニア充電における大電力化に対応可能なことを特徴とする。
本発明の第10の態様は、(PチャネルMOSFET+コンパレータ)を用い、簡易な構成でリニア充電における大電力化に対応可能なことを特徴とする。
本発明の第11の態様は、(PチャネルMOSFET+コンパレータ)を用い、充電パスからの回り込みをSBDにて発生させないことを特徴とする。
本発明の第12の態様は、(PチャネルMOSFET+コンパレータ)を用い、充電パスからの回り込みを発生させないことを特徴とする。
次に、図10を参照して、本発明の理解を容易にするために、関連するリニア充電構成について説明する。図10は、関連する電力給電パス600’を含む携帯情報端末(通信装置)200’の構成を示すブロック図である。
図10に示されるように、携帯情報端末200’には、外部からDC電圧を供給するACアダプタ(充電器)100が、挿抜可能に接続される。携帯情報端末200’は、負荷として1つの装置ブロック300を備え、二次電池400を内蔵している。装置ブロック(負荷)300は、通信装置(携帯情報端末)200’内で構成される複数のブロックから構成される。二次電池400は、例えば、リチウムイオン電池から構成されるが、これに限定されない。
携帯情報端末200’は、ACアダプタ(充電器)100から二次電池400への充電を制御する充電制御部500を備えている。この充電制御部500は、リニア充電を行う充電制御部である。ACアダプタ(充電器)100と、装置ブロック(負荷)300と、二次電池400と、充電制御部500との間に、電力給電パス600’が形成(構成)されている。
電力給電パス600’は、二次電池400からの第1の電力パス601と、ACアダプタ(充電器)100からの第2の電力パス602と、ACアダプタ(充電器)100からの充電電流を二次電池400へ供給する充電パス603とを有する。
充電パス603中には、抵抗器604とPチャネルMOSFET605とが直列に接続されている。詳述すると、抵抗器604の一端は、第2の電力パス602に接続され、抵抗器604の他端は、PチャネルMOSFET605のソースに接続されている。PチャネルMOSFET605のドレインは、第1の電力パス601に接続されている。
電力給電パス600’は、第2の電力パス602に接続された抵抗器607を更に有する。すなわち、抵抗器607は、第2の電力パス602と接地端子との間に挿入されている。この抵抗器607は、ACアダプタ(充電器)100を携帯情報端末200’から抜いた際、電荷が残らないよう通常配置される。
リニア充電の充電制御部500は、電流検出部502とFET制御部504とから構成されている。電流検出部502は、上記充電パス603中に挿入された、抵抗器604の端子間電圧から充電電流の電流値を算出する。この算出した電流値に基づいて、FET制御部504は、充電電流が所望の電流値となるように、PチャネルMOSFET605のゲート電圧を制御し、充電電流を制御する。充電電流は、充電パス603を介して二次電池400に供給され、二次電池400は充電される。
電力給電パス600’は、電力を装置ブロック(負荷)300へ供給するための給電パス609を更に有する。この給電パス609の一端は、第1の給電パス601と充電パス603との接続点に接続され、給電パス609の他端は、装置ブロック(負荷)300に接続されている。すなわち、装置ブロック(負荷)300には、二次電池400から第1の電力パス601および給電パス609を介して、又は、ACアダプタ(充電器)100から第2の電力パス602、充電パス603、および給電パス609を介して、電力が供給される。
このような構成のリニア充電構成(電力給電パス600’)において、装置ブロック300の消費電力(装置電力)が大きくなると、前述したように、充電中に二次電池400からの持ち出しが発生してしまう。このため、上記特許文献1で記載(開示)されているように、充電電流を大きくする必要がある。
しかしながら、充電電流を大きくすると、PチャネルMOSFET605の損失が大きくなってしまうため、熱的に持たなくなってしまう。その結果、外部での放熱対策等が必要となり、簡易なリニア充電を使用するメリットが消えてしまうという問題があった。
上記の二次電池400からの持ち出しとは、前述したように、充電電流<装置電流(消費電流)となった場合、充電中にも拘わらず二次電池400から装置ブロック(負荷)300へ電力を供給する必要がある状態を示す。本状態となると、二次電池400を充電していても、二次電池400の電池容量が減少するため避ける必要がある。
図1を参照して、本発明の第1の実施例に係る電力パス切替回路600を含む携帯情報端末200について説明する。尚、図示の例では、携帯情報端末200を例に挙げて説明しているが、他の通信装置にも適用される。
図示の携帯情報端末200は、装置ブロック(負荷)を第1の装置ブロック(第1の負荷)310と第2の装置ブロック(第2の負荷)320との2系統に分けると共に、電力給電パス600’の代わりに電力パス切替え回路600を備えている点を除いて、図10に示した携帯情報端末200’と同様の構成を有する。従って、図10に示したものと同様の構成要素には同一の参照符号を付し、説明の簡略化のために、以下では関連する携帯情報端末200’と異なる点についてのみ説明する。
前述したように、装置電流(消費電流)が充電電流を超えるような場合は(装置電流>充電電流)、関連する携帯情報端末200’では、二次電池400からの持ち出しが発生する。そこで、本第1の実施例では、装置ブロック(負荷)を第1の装置ブロック(第1の負荷)310と第2の装置ブロック(第2の負荷)320との2系統に分けることで、二次電池400からの持ち出しが起きないように構成する。尚、第1の装置ブロック(第1の負荷)310と第2の装置ブロック(第2の負荷)320とを切り分ける(割り付ける)方法については後述する。
電力パス切替回路600は、電力パス切換部700を更に備えている点を除いて、図10に示した電力給電パス600’と同様の構成を有し、動作をする。
給電パス609は、第1の電力パス601から第1の装置ブロック(第1の負荷)310へ電力を供給する。一方、電力パス切替部700は、後述するように、第1の電力パス601と第2の電力パス602とを切替えて、切替えた電力を第2の装置ブロック(第2の負荷)320へ供給する。
電力パス切替部700は、ACアダプタ(充電器)100が当該携帯情報端末(通信装置)200に接続されていないときは、第1の電力パス601からの電力を切替えた電力として第2の装置ブロック(第2に負荷)320へ供給する。一方、ACアダプタ(充電器)100が当該携帯情報端末(通信装置)200に接続されているとき、電力パス切替部700は、第2の電力パス602からの電力を切替えた電力として第2の装置ブロック(第2の負荷)320へ供給する。
換言すれば、第1の装置ブロック(第1の負荷)310には、第1の電力パス601から電力を供給する。第2の装置ブロック(第2の負荷)320には、ACアダプタ(充電器)100による二次電池400の充電中は、第2の電力パス602から電力を供給し、二次電池400の非充電中は、第1の電力パス601から電力を供給する。
図示の電力パス切替部700は、第1の電力パス601に接続された第1の入力端701と、第2の電力パス602に接続された第2の入力端702と、上記切替えた電力を出力する出力端703とを持つ。
電力パス切替部700は、第1の入力端701と出力端703との間に挿入されて、第1の電力パス601からの電力を切替えた電力として出力端703へ導通させる第1の導通素子と、第2の入力端702と出力端703との間に挿入されて、第2の電力パス602からの電力を切替えた電力として出力端703へ導通させる第2の導通素子とを有する。
図示の例では、第1の導通素子は第1のショットキーバリアダイオード(以降、「SBD」と省略する)710から構成され、第2の導通素子は第2のSBD720から構成されている。
すなわち、電力パス切替部700における、電力パスの切り替えを、第1及び第2のSBD710、720にて行う。第2の装置ブロック(第2の負荷)320への電力パスは、充電パス603あるいは二次電池400から供給される第1の電力パス601と、ACアダプタ(充電器)100から供給される第2の電力パス602を切り換えて、電力を供給する。ACアダプタ(充電器)100の挿入時は第2のSDB720経由で、ACアダプタ(充電器)100の未挿入時は第1のSDB710経由で、第2の装置ブロック(第2の負荷)320へ電力を供給する。
ここで、導通素子としてSDBを使用するのは以下の理由による。すなわち、電力パス切替部700の損失を最小限とするために、順方向の電圧降下(以降、「Vf」と省略する)が低いものが必要である事と、またスイッチング速度が速い必要がある事とから、SBDを使用することが望ましいからである。
ただし一方で、SBDは、逆方向漏れ電流が大きいという特徴がある。その為、ACアダプタ(充電器)100の挿入時、第2の装置ブロック(第2の負荷)320に印加される電圧が、二次電池400の絶対最大定格電圧+Vf(SBD710)を超える場合、逆方向電流によって二次電池400を過充電してしまい、二次電池400にダメージを与える可能性がある。
そこで、本第1の実施例に係る電力パス切替回路600では、電力パス切替部700は、ACアダプタ(充電器)100挿入時(すなわち、ACアダプタ(充電器)100が当該携帯情報端末(通信装置)200に接続された時)のみ、上記逆方向電流を二次電池400側に流さないようにする逆流阻止回路を更に備えている。
図示の例では、この逆流阻止回路は、抵抗器730とNチャネルMOSFET740とから構成されている。抵抗器730の一端は、第1の入力端701に接続され、抵抗器730の他端は、NチャネルMOSFET740のドレインに接続されている。NチャネルMOSFET740のゲートは第2の入力端702に接続され、NチャネルMOSFET740のソースは接地されている。
尚、図示の例では、逆流阻止回路は、抵抗器730とNチャネルMOSFET740とから構成されているが、NチャネルMOSFET730の代わりに、npnバイポーラトランジスタを用いてもよい。この場合、npnバイポーラトランジスタにおいて、そのコレクタは抵抗器730の他端に接続され、そのベースは第2の入力端子702に接続され、そのエミッタは接地される。
ACアダプタ(充電器)100の挿入時、NチャネルMOSFET740のゲート電圧は、論理ハイレベルとなり、NチャネルMOSFET740がオン状態となる。このため、第1のSBD710の逆方向電流は、抵抗器730とNチャネルMOSFET740を介して接地端子へ流れ、二次電池400への過充電は発生しない。抵抗器730の抵抗値は、第1のSBD710の逆方向電流を打ち消す程度の値に決めるのが適当である。また、ACアダプタ(充電器)100の未挿入時は、NチャネルMOSFET740のゲート電圧が印加されないため、NチャネルMOSFET740はオフ状態となり、回路動作に影響を与えない構成となる。
次に、装置ブロック(負荷)の分け方(割り付け)について説明する。
例えば、第1及び第2のSBD710、720の損失を最小限とする分け方として、充電電流未満ギリギリとなるように第1の装置ブロック(第1の負荷)310を割り付け、残りのブロックを第2の装置ブロック(第2の負荷)320に割り付ける方法がある。このように構成することで、二次電池400からの持ち出しを発生させることなく、第2の装置ブロック(第2の負荷)320の電力消費を最小とすることが可能である。よって、第1のSBD710での損失を最小に抑えることができ、二次電池400駆動時の装置全体での電流を減らすことができる利点がある。
また、推奨動作電圧の下限が高く、第1のSBD710のVfを許容できないデバイスを、第1の装置ブロック(第1の負荷)310に優先的に割り付ける。あるいは逆に、推奨動作電圧の上限が低く、{(ACアダプタ100の電圧)−(第1のSBD720のVf)}を許容できないデバイスを、第1の装置ブロック(第1の負荷)310に優先的に割り付ける。
またブロックによっては、動作頻度の高いものと低いものがある。動作頻度の高いブロックを、損失の小さい第1の装置ブロック(第1の負荷)310に優先的に割り付けるのが望ましい。ただし、本割り付けは、第1の装置ブロック(第1の負荷)310の消費電力が大きくなると、二次電池400へ充電される電流が少なくなるので、二次電池400が満充電となるまでに時間がかかってしまうという欠点がある。
装置ブロック(負荷)の分け方の他の例として、できるだけ二次電池400への充電電流を減らさない方法がある。この方法は、第1の装置ブロック(第1の負荷)310には必要最低限のブロックを割り付け、残りは第2の装置ブロック(第2の負荷)320へ割り付ける方法である。ただしこの場合、第1のSBD710の損失が大きくなる。そのため、この方法は、装置全体での電流は増加すること、および第1のSBD710での熱発生が大きくなることが欠点となる。
次に、図2を参照して、図1に示した電力パス切替回路600の動作について説明する。図2において、横軸は時間を示し、縦軸は切替えた電圧(第2の装置ブロック320へ印加される電圧)を示す。尚、図2において、第1の入力端701の電圧を電池電圧Vbattとして記し、第2の入力端702の電圧をACアダプタ電圧Vadpと記している。
図2を用いて、第2の装置ブロック(第2の負荷)320へ印加される電圧(切替えた電圧)について説明する。
ACアダプタ(充電器)100の未挿入時、携帯情報端末(通信装置)200は、二次電池400のみで動作を行う。よって、第2の装置ブロック(第2の負荷)320へ印加される電圧(切替えた電圧)は、{Vadp−Vf(第1のSBD710)}となる。ACアダプタ(充電器)100が当該携帯情報端末(通信装置)200に差されると、第2の装置ブロック(第2の負荷)320へ供給される電力パスは、第2の電力パス602からの第2のSBD720側経由となる。このため、切替えた電圧は、{Vadp−Vf(第2のSBD720)}となる。更に、ACアダプタ(充電器)100が当該携帯情報端末(通信装置)200から抜かれると、上記ACアダプタ(充電器)100の未挿入時と同様のパスとなる。この際の電池電圧は、ACアダプタ(充電器)100の挿入時に二次電池400が充電されているため、上昇することとなる。
以上説明した本発明の第1の実施例においては、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、装置ブロック(負荷)を、第1の装置ブロック(第1の負荷)310と第2の装置ブロック(第2の負荷)320との2系統に分けたので、二次電池400からの持ち出しを起きないようにできることである。
第2の効果は、ACアダプタ(充電器)100が挿入された時に、第1の導通素子710を介して二次電池400へ逆方向電流が流れるのを阻止する逆流阻止回路(730,740)を設けたので、二次電池400への過充電を防止することができることである。
図3を参照して、本発明の第2の実施例に係る電力パス切替回路600Aを含む携帯情報端末200Aについて説明する。尚、図示の例でも、携帯情報端末200Aを例に挙げて説明しているが、他の通信装置にも適用される。
電力パス切替回路600Aは、電力パス切替部の構成が後述のように変更されている点を除いて、図1に示した電力パス切替回路600と同様の構成を有し、動作をする。従って、電力パス切替部に700Aの参照符号を付してある。図1に示したものと同様の構成要素には同一の参照符号を付し、説明の簡略化のために、以下では携帯情報端末200と異なる点についてのみ説明する。
電力パス切替部700Aは、ACアダプタ(充電器)100が当該携帯情報端末(通信装置)200Aに接続されていないときに、第1の導通素子として動作する第1のSBD710で発生する損失を減少する第1の損失減少回路を更に有する点を除いて、図1に示した電力パス切替部700と同様の構成を有し、動作する。
図示の例では、第1の損失減少回路は、PチャネルMOSFET750と抵抗器760とから構成される。PチャネルMOSFET750において、そのドレインは第1の入力端701に接続され、そのソースは出力端703に接続され、ゲートは第2の入力端702に接続されている。抵抗器760は、PチャネルMOSFET705のゲートと接地端子との間に接続されている。
図1に示した第1の実施例に係る電力パス切替回路600では、ACアダプタ(充電器)100が未挿入時、第2の装置ブロック(第2の負荷)320に印加される電圧(切替えた電圧)は、{Vbatt−Vf(第1のSBD710)}となり、第1のSBD701のVf分だけ電圧降下する。そのため、第1の実施例に係る電力パス切替回路600には、損失的に改善の余地がある。
これに対して、図3に示した第2の実施例に係る電力パス切替回路600では、本損失を発生しないようにした点が異なる。
詳述すると、ACアダプタ(充電器)100の未挿入時、PチャネルMOSFET750は、そのゲート電圧が抵抗器760にて接地レベルとなるため、オン状態となる。よって、図4に示すように、第1のSBD710でのVfは生じる事はなくなる。
図4は、図3に示した携帯情報端末(通信装置)200Aにおいて、第2の装置ブロック(第2の負荷)320へ印加される電圧(切替えた電圧)を示す図である。図4において、横軸は時間を示し、縦軸は切替えた電圧(第2の装置ブロック320へ印加される電圧)を示す。尚、図4においても、第1の入力端701の電圧を電池電圧Vbattとして記し、第2の入力端702の電圧をACアダプタ電圧Vadpと記している。
PチャネルMOSFET750での損失は、そのオン抵抗と電流で決まる。したがって、オン抵抗の小さいPチャネルMOSFET750を選定することで、第1のSBD710でのVfよりも大幅に小さく設計することが可能である。
一方、ADアダプタ(充電器)100の挿入時は、PチャネルMOSFET750は、そのゲート電圧がACアダプタ電圧Vadpとなるため、オフ状態となる。その結果、電力パス切替部700Aでの電力パスは、第2の電力パス602からの第2のSBD720側に切り替わる事となる。
次に、第1のSBD710の必要性について説明する。PチャネルMOSFET750がオンあるいはオフする際、瞬間的にACアダプタ100および二次電池400のいずれからも電力供給がされないタイミングがある。このために、第1のSBD710が必要である。
以上説明した本発明の第2の実施例においては、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、装置ブロック(負荷)を、第1の装置ブロック(第1の負荷)310と第2の装置ブロック(第2の負荷)320との2系統に分けたので、二次電池400からの持ち出しを起きないようにできることである。
第2の効果は、ACアダプタ(充電器)100が挿入されたときに、第1の導通素子710を介して二次電池400へ逆方向電流が流れるのを阻止する逆流阻止回路(730,740)を設けたので、二次電池400への過充電を防止することができることである。
第3の効果は、ACアダプタ(充電器)100が挿入されたときに、第1の導通阻止710で発生する損失を減少する第1の損失減少回路(750、760)を設けたので、損失を改善できることである。
図5を参照して、本発明の第3の実施例に係る電力パス切替回路600Bを含む携帯情報端末200Bについて説明する。尚、図示の例でも、携帯情報端末200Bを例に挙げて説明しているが、他の通信装置にも適用される。
図示の電力パス切替回路600Bは、電力パス切替部の構成が後述のように変更されているとともに、充電パス603にSBD611が挿入されている点を除いて、図1に示した電力パス切替回路600と同様の構成を有し、動作をする。従って、電力パス切替部に700Bの参照符号を付してある。図1に示したものと同様の構成要素には同一の参照符号を付し、説明の簡略化のために、以下では携帯情報端末200と異なる点についてのみ説明する。
図示の例の電力パス切替部700Bにおいて、第1の導通素子は、SBD710と第1のPチャネルMOSFET750とから構成される。SBD710のアノードは第1の入力端701に接続され、SBD710のカソードは出力端703に接続されている。第1のPチャネルMOSFET750において、そのドレインは第1の入力端701に接続され、そのソースは出力端703に接続されている。
また、図示の例の電力パス切替部700Bにおいて、第2の導通素子は、第2のPチャネルMPSFET720Aから構成されている。第2のPチャネルMOSFET720Aにおいて、そのドレインは第2の入力端702に接続され、そのソースは出力端703に接続されている。
また、電力パス切替部700Bは、ACアダプタ(充電器)100が当該携帯情報端末(通信装置)200Bに接続されたときに、第2の導通素子として動作する第2のPチャネルMOSFET720Aで発生する損失を減少する第2の損失減少回路を更に有する。
図示の例では、第2の損失減少回路は、コンパレータ770とコンデンサ780とから構成される。コンパレータ770は、第1の入力端701の電圧と第2の入力端702の電圧とを比較して、その比較結果によって、後述するように、第1および第2のPチャネルMOSFET750および720Aのゲート電圧を制御する。コンデンサ780は、出力端703と接地端子との間に挿入されている。
図3に示す第2の実施例に係る電力パス切替回路600Aにおいては、ACアダプタ(充電器)100の挿入時、第1の装置ブロック(第2の負荷)320に印加される電圧(切替えた電圧)は、{Vadp−Vf(第2のSBD720)}となり、第2のSDB720のVf分だけ電圧降下する。このため、第2の実施例に係る電力パス切替回路600Aには、損失的に改善の余地がある。
これに対して、第3の実施例に係る電力パス切替回路600Bでは、本損失を発生しないようにした点が異なる。
図6は、コンパレータ770の制御方法を示す図である。図6において、(A)は第1のPチャネルMOSFET750のゲート制御電圧を示し、(B)は第2のPチャネルMOSFET720Aのゲート制御電圧を示す。図6の(A)および(B)において、横軸は(Vbatt−Vadp)を示し、縦軸はゲート制御電圧(切替えた電圧)を示す。
コンパレータ770は、電池電圧(第1の入力端701の電圧)VbattとACアダプタ電圧(第2の入力端702の電圧)Vadpとを比較し、その大小によって第1のPチャネルMOSFET750および第2のPチャネルMOSFET720Aのゲート制御電圧を制御する。
詳述すると、ACアダプタ(充電器)100が未挿入であるとする。この時、電池電圧VbattがACアダプタ電圧Vadpより高くなる。その場合、コンパレータ770は、第1のPチャネルMOSFET750のゲート制御電圧を論理ロウレベルとして、第1のPチャネルMOSFET750をオン状態とする。と同時に、コンパレータ770は、第1のPチャネルMOSFET720Aのゲート制御電圧を論理ハイレベルとして、第2のPチャネルMOSFET720Aをオフ状態とする。
一方、ACアダプタ(充電器)100が挿入されているとする。この時、電池電圧VbattがACアダプタ電圧Vadpより低くなる。この場合、逆にコンパレータ770は、第1のPチャネルMOSFET750のゲート制御電圧を論理ハイレベルとして、第1のPチャネルMOSFET750をオフ状態とする。と同時に、コンパレータ770は、第2のPチャネルMOSFET720Aのゲート制御電圧を論理ロウレベルとして、第2のPチャネルMOSFET720Aをオン状態とする。
このように構成することで、第2の装置ブロック(第2の負荷)320に供給される電圧(切替えた電圧)は図7に示すようになる。
図7は、図5に示した携帯情報端末(通信装置)200Bにおいて、第2の装置ブロック(第2の負荷)320へ印加される電圧(切替えた電圧)を示す図である。図7において、横軸は時間を示し、縦軸は切替えた電圧(第2の装置ブロック320へ印加される電圧)を示す。尚、図7においても、第1の入力端701の電圧を電池電圧Vbattとして記し、第2の入力端702の電圧をACアダプタ電圧Vadpと記している。
ACアダプタ(充電器)100の挿入時、第2の装置ブロック(第2の負荷)320に印加される電圧(切替えた電圧)は、第2の実施例における第2のSBD720のVfによる電圧ドロップと比べ、第2のPチャネルMOSFET720Aのオン抵抗と電流で決まるため、オン抵抗の小さい第2のPチャネルMOSFET720Aを選定することで、第2のSBD720のVfよりも、大幅に小さく設計することが可能である。
次に、出力端703と接地端子との間に挿入されたコンデンサ780の必要性について説明する。コンパレータ770で、第1のPチャネルMOSFET750および第2のPチャネルMOSFET720Aを切り替える際、共にオフとなる区間が発生する。そのため、その際の第2の装置ブロック(第2の負荷)320への電力供給をまかなうために、コンデンサ780を配置している。
更に、充電パス603中に、ACアダプタ(充電器)100の出力端子とPチャネルMOSFET605との間に挿入されたSBD611の必要性について説明する。二次電池400の充電中に、ACアダプタ(充電器)100を当該携帯情報端末(通信装置)200Bから抜いたとする。この場合、PチャネルMOSFET605は、オン状態となっているため、もしSBD611が存在しないと、電池電圧VbattがPチャネルMOSFET605および抵抗器604を介して、ACアダプタ(充電器)100側に見える。そのことで、コンパレータ770へ入力しているACアダプタ電圧Vadpが残ってしまい、コンパレータ770の誤動作を巻き起こす。この対策として、電圧の回り込みを防止するために、SDB611が必要となる。
以上説明した本発明の第3の実施例においては、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、装置ブロック(負荷)を、第1の装置ブロック(第1の負荷)310と第2の装置ブロック(第2の負荷)320との2系統に分けたので、二次電池400からの持ち出しを起きないようにできることである。
第2の効果は、ACアダプタ(充電器)100が挿入されたときに、第1の導通素子(710、750)を介して二次電池400へ逆方向電流が流れるのを阻止する逆流阻止回路(730,740)を設けたので、二次電池400への過充電を防止することができることである。
第3の効果は、ACアダプタ(充電器)100が挿入されたときに、第2の導通素子720Aで発生する損失を減少する第2の損失減少回路(770,780)を設けたので、損失を改善できることである。
図8を参照して、本発明の第4の実施例に係る電力パス切替回路600Cを含む携帯情報端末200Cについて説明する。尚、図示の例でも、携帯情報端末200Cを例に挙げて説明しているが、他の通信装置にも適用される。
図示の電力パス切替回路600Cは、電力パス切替部の構成が後述のように変更されているとともに、充電パス603に挿入されたSBD611を削除した点を除いて、図5に示した電力パス切替回路600Bと同様の構成を有し、動作をする。従って、電力パス切替部に700Cの参照符号を付してある。図5に示したものと同様の構成要素には同一の参照符号を付し、説明の簡略化のために、以下では携帯情報端末200Bと異なる点についてのみ説明する。
図示の電力パス切替部700Cは、コンパレータの動作が図5に示したものと相違する点を除いて、図5に示した電力パス切替部700Bと同様の構成を有する。したがって、コンパレータに770Aの参照符号を付してある。
図5に示した第3の実施例による電力パス切替回路600Bでは、充電パス603中にSBD611を追加したため、ACアダプタ(充電器)100は、SBD611のVf分だけ高い電圧を供給する必要がある。しかしながら、装置全体の損失や接続する各種デバイスの推奨動作電圧を考慮すると、ACアダプタ(充電器)100の電圧は極力下げるのが望ましい。
図8に示した第4の実施例による電力パス切替回路600Cでは、このSBD611を削除した場合の構成例を示す。
しかしながら、単にSBD611を削除すると、第3の実施例にて説明したように、充電パス603からの電圧の回り込みがあるため、コンパレータ動作が正しく行われない。
よって、第4の実施例による電力パス切替回路600Cでは、図5に示したコンパレータ770を、図9に示す特性を持つコンパレータ770Aに置き換えている。
図9は、コンパレータ770Aの制御方法を示す図である。図9において、(A)は第1のPチャネルMOSFET750のゲート制御電圧を示し、(B)は第2のPチャネルMOSFET720Aのゲート制御電圧を示す。図9の(A)および(B)において、横軸は(Vbatt−Vadp)を示し、縦軸はゲート制御電圧(切替えた電圧)を示す。
コンパレータ770との制御差分は、第2のPチャネルMOSFET720Aのゲート制御電圧であり、ACアダプタ電圧Vadpを本来の値より小さくみせるよう、コンパレータ770Aにオフセットをつけている。
詳述すると、コンパレータ770Aは、第1のPチャネルMOSFET750のゲート制御電圧を、図9(A)に示すように、電池電圧VbattがACアダプタ電圧Vadpよりも高いとき(Vbatt>Vadp)は論地ロウレベル、低いとき(Vbatt<Vadp)は論理ハイレベルとする。
一方、コンパレータ770Aは、第2のPチャネルMOSFET720Aのゲート制御電圧を、図9(B)に示すように、電池電圧VbattがACアダプタ電圧Vadpからオフセット電圧Voffsetだけ差し引いた電圧(Vadp−Voffset)より高いとき(Vbatt>(Vadp−Voffset))は論理ハイレベルとし、低いとき(Vbatt<(Vadp−Voffset))は論理ロウレベルとする。
このように制御することで、二次電池400の充電中にACアダプタ(充電器)100が当該携帯情報端末(通信装置)200Cから抜かれた場合、第2のPチャネルMOSFET720Aは確実にオフされることとなり、電圧の回り込みによるパスを遮断する事が可能となる。
以上説明した本発明の第4の実施例においては、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、装置ブロック(負荷)を、第1の装置ブロック(第1の負荷)310と第2の装置ブロック(第2の負荷)320との2系統に分けたので、二次電池400からの持ち出しを起きないようにできることである。
第2の効果は、ACアダプタ(充電器)100が挿入されたときに、第1の導通素子(710、750)を介して二次電池400へ逆方向電流が流れるのを阻止する逆流阻止回路(730,740)を設けたので、二次電池400への過充電を防止することができることである。
第3の効果は、ACアダプタ(充電器)100が挿入されたときに、第2の導通素子720Aで発生する損失を減少する第2の損失減少回路(770A,780)を設けたので、損失を改善できることである。
第4の効果は、第2の損失減少回路を構成するコンパレータとしてオフセットを持つコンパレータを使用したので、充電中にACアダプタ(充電器)100を抜いた場合に、充電パスからの電圧の回り込みによるパスを遮断できることである。
以上、実施形態(実施例)を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態(実施例)に限定されるものではない。本発明の構成や詳細は、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。例えば、上記実施形態(実施例)では、通信装置として携帯情報端末の場合を例に挙げて説明しているが、本発明は、他の通信装置にも適用可能である。また、上記実施形態(実施例)では、充電器としてACアダプタの場合を例に挙げて説明しているが、本発明は、他の充電器にも適用可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)通信装置に内蔵した二次電池からの第1の電力パスと、前記通信装置に対して挿抜して接続可能で、前記二次電池を充電するための充電器からの第2の電力パスとを切り替える方法であって、
前記通信装置の負荷を、第1の負荷と第2の負荷との2系統に分け、
前記第1の負荷には、前記第1の電力パスから電力を供給し、
前記第2の負荷には、前記充電器による前記二次電池の充電中は、前記第2の電力パスから電力を供給し、前記二次電池の非充電中は、前記第1の電力パスから電力を供給する、
ことを特徴とする電力パス切り替え方法。
(付記2)前記第1の負荷と前記第2の負荷との2系統の切り分けを、前記二次電池を駆動する時の前記通信装置全体の電流が最小となるように行う、ことを特徴とする付記1に記載の電力パス切り替え方法。
(付記3)前記第1の負荷と前記第2の負荷との2系統の切り分けを、前記二次電池への充電電流が最大となるように行う、ことを特徴とする付記2に記載の電力パス切り替え方法。
(付記4)推奨動作範囲の下限の高いデバイスを、優先的に前記第1の負荷に割り付ける、ことを特徴とする付記3に記載の電力パス切り替え方法。
(付記5)推奨動作範囲の上限の低いデバイスを、優先的に前記第1の負荷に割り付ける、ことを特徴とする付記3に記載の電力パス切り替え方法。
(付記6)動作頻度の高いデバイスを、優先的に前記第1の負荷に割り付ける、ことを特徴とする付記3に記載の電力パス切り替え方法。
(付記7)通信装置に内蔵した二次電池からの第1の電力パスと、前記通信装置に対して挿抜して接続可能で、前記二次電池を充電するための充電器からの第2の電力パスとを切り替える電力パス切替回路であって、
前記通信装置の負荷は、第1の負荷と第2の負荷との2系統に分けられており、
前記電力パス切替回路は、
前記第1の電力パスから前記第1の負荷へ電力を供給するための給電パスと、
前記第1の電力パスと前記第2の電力パスとを切替えて、切替えた電力を前記第2の負荷へ供給する電力パス切替部と、を備え、
前記電力パス切替部は、前記充電器が前記通信装置に接続されていないときには、前記第1の電力パスからの電力を前記切替えた電力として前記第2の負荷へ供給し、前記充電器が前記通信装置に接続されているときには、前記第2の電力パスからの電力を前記切替えた電力として前記第2の負荷へ供給する、
ことを特徴とする電力パス切替回路。
(付記8)前記充電器からの充電電流を前記二次電池へ供給する充電パスを備え、
前記充電パスには、前記充電電流を所定の電流値となるように制御するためのPチャネルMOSFETが挿入されている、
付記7に記載の電力パス切替回路。
(付記9)前記電力パス切替部は、前記第1の電力パスに接続された第1の入力端と、前記第2の電力パスに接続された第2の入力端と、前記切替えた電力を出力する出力端とを持ち、
前記電力パス切替部は、
前記第1の入力端と前記出力端との間に挿入されて、前記第1の電力パスからの電力を前記切替えた電力として前記出力端へ導通させる第1の導通素子と、
前記第2の入力端と前記出力端との間に挿入されて、前記第2の電力パスからの電力を前記切替えた電力として前記出力端へ導通させる第2の導通素子と、
から構成されることを特徴とする付記8に記載の電力パス切替回路。
(付記10)前記第1の導通素子は、アノードが前記第1の入力端に接続され、カソードが前記出力端に接続された第1のショットキーバリアダイオードから構成され、
前記第2の導通素子は、アノードが前記第2の入力端に接続され、カソードが前記出力端に接続された第2のショットキーバリアダイオードから構成される、
ことを特徴とする付記9に記載の電力パス切替回路。
(付記11)前記電力パス切替部は、前記充電器が前記通信装置に接続されたときに、前記第2の負荷から前記第1の導通素子を介して前記二次電池へ逆方向電流が流れるのを阻止する逆流阻止回路を更に有する、付記9に記載の電力パス切替回路。
(付記12)前記逆流阻止回路は、
前記第1の入力端に一端が接続された抵抗器と、
該抵抗器の他端にドレインが接続され、前記第2の入力端にゲートが接続され、ソースが接地されたNチャネルMOSFETと、
から構成される付記11に記載の電力パス切替回路。
(付記13)前記電力パス切替部は、前記充電器が前記通信装置に接続されていないときに、前記第1の導通素子で発生する損失を減少する第1の損失減少回路を更に有する、付記9に記載の電力パス切替回路。
(付記14)前記第1の損失減少回路は、
前記第1の入力端にドレインが接続され、前記出力端にソースが接続され、前記第2の入力端にゲートが接続された、PチャネルMOSFETと、
該PチャネルMOSFETのゲートと接地端子との間に接続された抵抗器と、
から構成される付記13に記載の電力パス切替回路。
(付記15)前記電力パス切替部は、前記充電器が前記通信装置に接続されたときに、前記第2の導通素子で発生する損失を減少する第2の損失減少回路を更に有する、付記9に記載の電力パス切替回路。
(付記16)前記第1の導通素子は、
アノードが前記第1の入力端に接続され、カソードが前記出力端に接続されたショットキーバリアダイオードと、
ドレインが前記第1の入力端に接続され、ソースが前記出力端に接続された第1のPチャネルMOSFETと、
から構成され、
前記第2の導通素子は、
ドレインが前記第2の入力端に接続され、カソードが前記出力端に接続された第2のPチャネルMOSFETから構成され、
前記第2の損失減少回路は、
前記第1の入力端の電圧と前記第2の入力端の電圧とを比較して、その比較結果によって前記第1および前記第2のPチャネルMOSFETのゲート電圧を制御するコンパレータから構成される、
付記15に記載の電力パス切替回路。
(付記17)前記コンパレータは、前記第1のPチャネルMOSFETのゲート制御電圧を、前記第1の入力端の電圧が前記第2の入力端の電圧より高いときは論理ロウレベルとし、低いときは論理ハイレベルとし、
前記コンパレータは、前記第2のPチャネルMOSFETのゲート制御電圧を、前記第1の入力端の電圧が前記第2の入力端の電圧より高いときは論理ハイレベルとし、低いときは論理ロウレベルとする、
付記16に記載の電力パス切替回路。
(付記18)前記第2の損失減少回路は、前記出力端と前記接地端子との間に挿入されたコンデンサを更に有する、付記17に記載の電力パス切替回路。
(付記19)前記充電パス中に、前記充電器の出力端子と前記PチャネルMOSFETとの間に挿入されたショットキーバリアダイオードを更に有する、付記17又は18に記載の電力パス切替回路。
(付記20)前記コンパレータは、前記第1のPチャネルMOSFETのゲート制御電圧を、前記第1の入力端の電圧が前記第2の入力端の電圧より高いときは論理ロウレベルとし、低いときは論理ハイレベルとし、
前記コンパレータは、前記第2のPチャネルMOSFETのゲート制御電圧を、前記第1の入力端の電圧が前記第2の入力端の電圧から所定のオフセット電圧だけ差し引いた電圧より高いときは論理ハイレベルとし、低いときは論理ロウレベルとする、
付記16に記載の電力パス切替回路。
(付記21)前記第2の損失減少回路は、前記出力端と前記接地端子との間に挿入されたコンデンサを更に有する、付記20に記載の電力パス切替回路。
100 ACアダプタ(充電器)
200、200A、200B、200C 携帯情報端末(通信装置)
310 第1の装置ブロック(第1の負荷)
320 第2の装置ブロック(第2の負荷)
400 二次電池
500 充電制御部
502 電流検出部
504 FET制御部
600、600A、600B、600C 電力パス切替回路
601 第1の電力パス
602 第2の電力パス
603 充電パス
604 抵抗器
605 PチャネルMOSFET
607 抵抗器
609 給電パス
611 ショットキーバリアダイオード(SBD)
700、700A、700B、700C 電力パス切替部
701 第1の入力端
702 第2の入力端
703 出力端
710 第1のショットキーバリアダイオード(SBD)
720 第2のショットキーバリアダイオード(SBD)
720A PチャネルMOSFET
730 抵抗器
740 NチャネルMOSFET
750 PチャネルMOSFET
760 抵抗器
770、770A コンパレータ
780 コンデンサ

Claims (10)

  1. 通信装置に内蔵した二次電池からの第1の電力パスと、前記通信装置に対して挿抜して接続可能で、前記二次電池を充電するための充電器からの第2の電力パスとを切り替える方法であって、
    前記通信装置の負荷を、第1の負荷と第2の負荷との2系統に分け、
    前記第1の負荷には、前記第1の電力パスから電力を供給し、
    前記第2の負荷には、前記充電器による前記二次電池の充電中は、前記第2の電力パスから電力を供給し、前記二次電池の非充電中は、前記第1の電力パスから電力を供給する、
    ことを特徴とする電力パス切り替え方法。
  2. 通信装置に内蔵した二次電池からの第1の電力パスと、前記通信装置に対して挿抜して接続可能で、前記二次電池を充電するための充電器からの第2の電力パスとを切り替える電力パス切替回路であって、
    前記通信装置の負荷は、第1の負荷と第2の負荷との2系統に分けられており、
    前記電力パス切替回路は、
    前記第1の電力パスから前記第1の負荷へ電力を供給するための給電パスと、
    前記第1の電力パスと前記第2の電力パスとを切替えて、切替えた電力を前記第2の負荷へ供給する電力パス切替部と、を備え、
    前記電力パス切替部は、前記充電器が前記通信装置に接続されていないときには、前記第1の電力パスからの電力を前記切替えた電力として前記第2の負荷へ供給し、前記充電器が前記通信装置に接続されているときには、前記第2の電力パスからの電力を前記切替えた電力として前記第2の負荷へ供給する、
    ことを特徴とする電力パス切替回路。
  3. 前記電力パス切替部は、前記第1の電力パスに接続された第1の入力端と、前記第2の電力パスに接続された第2の入力端と、前記切替えた電力を出力する出力端とを持ち、
    前記電力パス切替部は、
    前記第1の入力端と前記出力端との間に挿入されて、前記第1の電力パスからの電力を前記切替えた電力として前記出力端へ導通させる第1の導通素子と、
    前記第2の入力端と前記出力端との間に挿入されて、前記第2の電力パスからの電力を前記切替えた電力として前記出力端へ導通させる第2の導通素子と、
    から構成されることを特徴とする請求項2に記載の電力パス切替回路。
  4. 前記第1の導通素子は、アノードが前記第1の入力端に接続され、カソードが前記出力端に接続された第1のショットキーバリアダイオードから構成され、
    前記第2の導通素子は、アノードが前記第2の入力端に接続され、カソードが前記出力端に接続された第2のショットキーバリアダイオードから構成される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電力パス切替回路。
  5. 前記電力パス切替部は、前記充電器が前記通信装置に接続されたときに、前記第2の負荷から前記第1の導通素子を介して前記二次電池へ逆方向電流が流れるのを阻止する逆流阻止回路を更に有する、請求項3に記載の電力パス切替回路。
  6. 前記電力パス切替部は、前記充電器が前記通信装置に接続されていないときに、前記第1の導通素子で発生する損失を減少する第1の損失減少回路を更に有する、請求項3に記載の電力パス切替回路。
  7. 前記電力パス切替部は、前記充電器が前記通信装置に接続されたときに、前記第2の導通素子で発生する損失を減少する第2の損失減少回路を更に有する、請求項3に記載の電力パス切替回路。
  8. 前記第1の導通素子は、
    アノードが前記第1の入力端に接続され、カソードが前記出力端に接続されたショットキーバリアダイオードと、
    ドレインが前記第1の入力端に接続され、ソースが前記出力端に接続された第1のPチャネルMOSFETと、
    から構成され、
    前記第2の導通素子は、
    ドレインが前記第2の入力端に接続され、カソードが前記出力端に接続された第2のPチャネルMOSFETから構成され、
    前記第2の損失減少回路は、
    前記第1の入力端の電圧と前記第2の入力端の電圧とを比較して、その比較結果によって前記第1および前記第2のPチャネルMOSFETのゲート電圧を制御するコンパレータから構成される、
    請求項7に記載の電力パス切替回路。
  9. 前記コンパレータは、前記第1のPチャネルMOSFETのゲート制御電圧を、前記第1の入力端の電圧が前記第2の入力端の電圧より高いときは論理ロウレベルとし、低いときは論理ハイレベルとし、
    前記コンパレータは、前記第2のPチャネルMOSFETのゲート制御電圧を、前記第1の入力端の電圧が前記第2の入力端の電圧より高いときは論理ハイレベルとし、低いときは論理ロウレベルとする、
    請求項8に記載の電力パス切替回路。
  10. 前記コンパレータは、前記第1のPチャネルMOSFETのゲート制御電圧を、前記第1の入力端の電圧が前記第2の入力端の電圧より高いときは論理ロウレベルとし、低いときは論理ハイレベルとし、
    前記コンパレータは、前記第2のPチャネルMOSFETのゲート制御電圧を、前記第1の入力端の電圧が前記第2の入力端の電圧から所定のオフセット電圧だけ差し引いた電圧より高いときは論理ハイレベルとし、低いときは論理ロウレベルとする、
    請求項8に記載の電力パス切替回路。
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