JP2003219574A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2003219574A
JP2003219574A JP2002015250A JP2002015250A JP2003219574A JP 2003219574 A JP2003219574 A JP 2003219574A JP 2002015250 A JP2002015250 A JP 2002015250A JP 2002015250 A JP2002015250 A JP 2002015250A JP 2003219574 A JP2003219574 A JP 2003219574A
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voltage
battery
adapter
gate
fet
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JP2002015250A
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Atsuhiko Takahashi
敦彦 高橋
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ACアダプタおよびバッテリの2系統の電源
を用いた場合でも、ロスがなく、効率よく電源を供給す
ることのできる電源回路を提供する。 【解決手段】 所定の電気機器にACアダプタ1を接続
するとともに、バッテリ4をFET3を介して接続し、
FET3のゲートにゲート電圧を印加することによりF
ET3をオン、オフ動作させるゲート電圧印加部13を
配設し、ACアダプタ1および前記バッテリ4が接続さ
れ、ACアダプタ1の電圧とバッテリ4の電圧とを比較
して、この比較結果に応じてゲート電圧印加部13にゲ
ート電圧を印加させるための電圧を出力する比較回路6
を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源回路に係り、特
にACアダプタおよびバッテリの2系統の電源を用いる
ことができる電気機器に適用される電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、携帯型のプリンタや
コンピュータ等においては、電源として、交流電源に接
続されるACアダプタおよびバッテリの2系統の電源を
用いることができる電気機器が知られている。
【0003】図2はこのような2系統の電源を用いる電
気機器に適用される従来の一般的な電源回路を示したも
ので、図示しない交流電源に接続されるACアダプタ2
0は、ダイオード21を介して、図示しない電気機器に
接続されるようになっている。
【0004】また、この電源回路は、FET22を有し
ており、このFET22のドレイン側には、バッテリ2
3が接続されるようになっており、このFET22のソ
ースは、前記ACアダプタ20の出力側に接続されて図
示しない電気機器に接続されるようになっている。さら
に、ドレイン(D)とソース(S)との間には、寄生ダ
イオード24が接続されている。
【0005】さらに、FET22のゲート(G)には、
ACアダプタ20に接続され、ACアダプタ20から電
圧が供給された場合に、FET22のゲート(G)にゲ
ート電圧を印加するゲート電圧印加部25が配設されて
いる。
【0006】そして、このような電源回路においては、
ACアダプタ20が接続されている状態では、ACアダ
プタ20から供給される電圧がゲート電圧印加部25に
印加され、これにより、ゲート電圧印加部25からFE
T22のゲート(G)にゲート電圧が印加され、このゲ
ート電圧によりFET22はオフの状態となるので、バ
ッテリ23から供給される電圧はFET22を通らず、
ACアダプタ20から供給される電圧のみが電気機器に
供給されるようになっている。
【0007】また、ACアダプタ20が接続されておら
ず、バッテリ23のみが接続された状態では、ゲート電
圧印加部25にACアダプタ20からの電圧が印加され
ず、ゲート電圧印加部25によるゲート電圧の印加が行
なわれないので、FET22はオンの状態となり、バッ
テリ23から供給される電圧はFET22を通り電気機
器に供給されるようになっている。
【0008】このようにFET22を用いた電源の切り
換えを行なう場合は、ショットキーバリアダイオードを
用いる場合よりロスが少ないという利点がある。また、
FET22をオフにしてACアダプタ20から電圧を供
給する場合に、バッテリ23側に逆流するもれ電流が極
めて小さくなり、バッテリ23を充電してしまう危険性
が少ないという利点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の電源回路においては、ACアダプタ20およびバッ
テリ23のうちいずれか一方を使用する場合、あるい
は、バッテリ23の電圧がACアダプタ20の電圧より
も低い場合には、問題はない。しかし、ACアダプタ2
0およびバッテリ23をの双方を接続し、かつ、バッテ
リ23の電圧がACアダプタ20の電圧よりも高い場合
は、ACアダプタ20の電圧が印加されてゲート電圧印
加部25によりゲート電圧が印加され、FET22はオ
フとされているにもかかわらず、寄生ダイオード24を
通ってバッテリ23の電圧も電気機器に印加されること
になってしまうという問題を有している。
【0010】この場合、例えば、ACアダプタ20の電
圧が9V、バッテリ23の電圧が10Vである場合、電
流が2A、FET22の寄生ダイオード24における電
圧が0.65Vとすると、1.3W程度の損失が発生し
てしまい、しかも、発熱が生じてしまい、極めて多くの
ロスが生じてしまうという問題を有している。
【0011】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、ACアダプタおよびバッテリの2系統の電源を
用いた場合でも、ロスがなく、効率よく電源を供給する
ことのできる電源回路を提供することを目的とするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る電源回路は、所定の電気機器にACアダプ
タを接続するとともに、バッテリをFETを介して接続
し、前記FETのゲートにゲート電圧を印加することに
より前記FETをオン、オフ動作させるゲート電圧印加
部を配設してなる電源回路であって、前記ACアダプタ
および前記バッテリが接続され、前記ACアダプタの電
圧と前記バッテリの電圧とを比較して、この比較結果に
応じて前記ゲート電圧印加部にゲート電圧を印加させる
ための電圧を出力する比較回路を配設したことを特徴と
するものである。
【0013】この発明に係る電源回路によれば、比較回
路により、ACアダプタの電圧とバッテリの電圧とを比
較して、この比較結果に応じてゲート電圧印加部にゲー
ト電圧を印加させるための電圧を出力させ、これに応じ
てFETのゲートにゲート電圧を印加するようにしてい
るので、バッテリとACアダプタとの2系統の電源を用
いた場合でも、ACアダプタとバッテリとを適正に切り
換えて用いることができ、効率のよい電源供給を行なう
ことができ、発熱が生じることもない。
【0014】また、他の発明に係る電源回路は、請求項
1において、前記比較回路は、前記ACアダプタから供
給される電圧が前記バッテリから供給される電圧より高
い場合に、前記ゲート電圧印加部にゲート電圧を印加さ
せるための電圧を出力するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0015】この発明に係る電源回路によれば、比較回
路により、ACアダプタから供給される電圧がバッテリ
から供給される電圧より高い場合に、ゲート電圧印加部
にゲート電圧を印加させるための電圧を出力し、これに
応じてFETのゲートにゲート電圧を印加するようにし
ているので、ACアダプタからの供給電圧が高い場合に
のみFETがオフとなり、バッテリからの供給電圧が高
い場合はFETはオンのままとなり、バッテリとACア
ダプタとの2系統の電源を用いた場合でも、電力損失を
防止して、効率よく電源の供給を行なうことができ、発
熱が生じることもない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1を
参照して説明する。
【0017】図1は本実施形態に係る電源回路の実施の
一形態を示したものであり、図示しない交流電源に接続
されるACアダプタ1は、ダイオード2を介して、例え
ば、プリンタやパソコン等の図示しない電気機器に接続
されるようになっている。
【0018】また、この電源回路は、FET3を有して
おり、このFET3のドレイン(D)側には、バッテリ
4が接続されるようになっており、このFET3のソー
ス(S)は、前記ACアダプタ1の出力側に接続されて
図示しない電気機器に接続されるようになっている。さ
らに、ドレイン(D)とソース(S)との間には、寄生
ダイオード5が接続されている。
【0019】さらに、本実施形態においては、比較回路
6が設けられており、この比較回路6は、バッテリ側ト
ランジスタ7およびアダプタ側トランジスタ8を有して
いる。このバッテリ側トランジスタ7のエミッタ(E)
には、バッテリ4が接続されており、アダプタ側トラン
ジスタ8のエミッタ(E)には、ACアダプタ1が接続
されている。これらバッテリ側トランジスタ7およびア
ダプタ側トランジスタ8のベース(B)は、それぞれダ
イオード9,10を介して接続されており、これら各ダ
イオード9,10の出力側およびバッテリ側トランジス
タ7のコレクタ(C)は、それぞれ抵抗11を介してF
ET3のゲート(G)に接続されている。さらに、アダ
プタ側トランジスタ8のコレクタ(C)は、ダイオード
12を介してFET3のゲート(G)に接続されてお
り、このFET3のゲート(G)に電圧を印加する部分
がゲート電圧印加部13とされている。
【0020】そして、このような構成とすることによ
り、バッテリ4から供給される電圧とACアダプタ1か
ら供給される電圧とを比較し、ACアダプタ1から供給
される電圧が高い場合にのみFET3のゲート(G)に
対してゲート電圧を付与することができるようになって
いる。
【0021】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0022】まず、バッテリ4およびACアダプタ1を
接続した状態で、アダプタ側トランジスタ8のエミッタ
(E)およびバッテリ側トランジスタ7のエミッタ
(E)にそれぞれ電圧が印加される。
【0023】そして、バッテリ4から供給される電圧が
ACアダプタ1から供給される電圧よりも低い場合は、
比較回路6によりFET3のゲート(G)に対してゲー
ト電圧が印加される。このゲート電圧により、FET3
はオフの状態となるので、バッテリ4から供給される電
圧はFET3を通らず、ACアダプタ1から供給される
電圧のみが電気機器に供給されるようになっている。
【0024】また、バッテリ4から供給される電圧がA
Cアダプタ1から供給される電圧よりも高い場合は、比
較回路6によりFET3のゲート(G)に対してゲート
電圧が印加されない。そのため、FET3はオンの状態
となるので、バッテリ4から供給される電圧はFET3
を通り電気機器に供給されるようになっている。
【0025】したがって、本実施形態においては、比較
回路6により、バッテリ4から供給される電圧とACア
ダプタ1から供給される電圧とを比較して、ACアダプ
タ1から供給される電圧がバッテリ4から供給される電
圧より高い場合にのみFET3のゲート(G)に対して
ゲート電圧を印加して、FET3をオフにすることによ
り、電気機器に対してACアダプタ1から電圧を供給す
るようにしているので、バッテリ4からの供給電圧がA
Cアダプタ1からの供給電圧より高い場合には、FET
3がオンのままでバッテリ4から電圧を供給することが
でき、バッテリ4とACアダプタ1との2系統の電源を
用いた場合でも、電力損失を防止して、効率よく電源の
供給を行なうことができ、発熱が生じることもない。
【0026】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、必要に応じて種々変更することが可能で
ある。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る電源回路
は、比較回路により、ACアダプタの電圧とバッテリの
電圧とを比較して、この比較結果に応じてゲート電圧印
加部にゲート電圧を印加させるための電圧を出力させ、
これに応じてFETのゲートにゲート電圧を印加するよ
うにしているので、バッテリとACアダプタとの2系統
の電源を用いた場合でも、ACアダプタとバッテリとを
適正に切り換えて用いることができ、効率のよい電源供
給を行なうことができ、発熱が生じることもない。
【0028】また、他の発明によれば、比較回路によ
り、ACアダプタから供給される電圧がバッテリから供
給される電圧より高い場合に、ゲート電圧印加部にゲー
ト電圧を印加させるための電圧を出力し、これに応じて
FETのゲートにゲート電圧を印加するようにしている
ので、ACアダプタからの供給電圧が高い場合にのみF
ETがオフとなり、バッテリからの供給電圧が高い場合
はFETはオンのままとなり、バッテリとACアダプタ
との2系統の電源を用いた場合でも、電力損失を防止し
て、効率よく電源の供給を行なうことができ、発熱が生
じることもない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電源回路の実施の一形態を示す
概略構成図
【図2】 従来の電源回路を示す概略構成図
【符号の説明】
1 ACアダプタ 3 FET 4 バッテリ 6 比較回路 7 バッテリ側トランジスタ 8 アダプタ側トランジスタ 13 ゲート電圧印加部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電気機器にACアダプタを接続す
    るとともに、バッテリをFETを介して接続し、前記F
    ETのゲートにゲート電圧を印加することにより前記F
    ETをオン、オフ動作させるゲート電圧印加部を配設し
    てなる電源回路であって、前記ACアダプタおよび前記
    バッテリが接続され、前記ACアダプタの電圧と前記バ
    ッテリの電圧とを比較して、この比較結果に応じて前記
    ゲート電圧印加部にゲート電圧を印加させるための電圧
    を出力する比較回路を配設したことを特徴とする電源回
    路。
  2. 【請求項2】 前記比較回路は、前記ACアダプタから
    供給される電圧が前記バッテリから供給される電圧より
    高い場合に、前記ゲート電圧印加部にゲート電圧を印加
    させるための電圧を出力するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の電源回路。
JP2002015250A 2002-01-24 2002-01-24 電源回路 Withdrawn JP2003219574A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012090498A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Nec Access Technica Ltd 電力パス切り替え方法および電力パス切替回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012090498A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Nec Access Technica Ltd 電力パス切り替え方法および電力パス切替回路

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