JP2003289254A - 電力検出回路およびその回路を備えた送信回路 - Google Patents

電力検出回路およびその回路を備えた送信回路

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JP2003289254A JP2002089771A JP2002089771A JP2003289254A JP 2003289254 A JP2003289254 A JP 2003289254A JP 2002089771 A JP2002089771 A JP 2002089771A JP 2002089771 A JP2002089771 A JP 2002089771A JP 2003289254 A JP2003289254 A JP 2003289254A
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Satoshi Arai
智 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線端末の小型化および軽量化を実現する電
力検出回路およびその回路を備えた送信回路を提供する
こと。 【解決手段】 電力検出回路131は、周波数帯域の異
なる少なくとも2以上の周波数信号を送信することが可
能な送信装置に具備され、送信信号の電力を検出する。
この電力検出回路131において、複数の前記周波数信
号のうち送信しようとする周波数信号の周波数にもとづ
いて、当該回路131の周波数特性を変更する周波数特
性変更手段1を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号を送信するこ
とが可能な無線端末に備えられる送信信号の電力を検出
する電力検出回路およびその回路を備えた送信回路に関
し、特に複数の周波数帯域で信号を送信することが可能
な場合での電力検出回路およびその回路を備えた送信回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話、および携帯情報端末等
の携帯無線端末においては、送信電力を規格内に抑える
目的や効率的な動作のためにIF部あるいはRF部に設
けられた利得可変増幅器で利得制御が実行される。
【0003】利得制御のための情報は、最終段の電力増
幅器(PA:power amplifier)などの出力をモニタす
ることで得ることができる。
【0004】その手段としては、方向性結合器などのコ
ンポーネントを使用してPAの出力の一部を分岐し、そ
の分岐された信号線の電圧値にもとづいてPAから出力
される電力を推定する方法がある。
【0005】ところで、携帯電話システムの中には異な
る帯域を使用するものがあり、また、このような異なる
帯域を使用するシステムに単体で対応できる携帯無線端
末が製品化されている。
【0006】たとえば、GSM900では900MHz
帯の送信周波数を使用する。また、DCS1800およ
びDCS1900ではそれぞれ1800MHz帯および
1900MHz帯が送信周波数に割り当てられている。
また、次世代の携帯電話システムとしてサービスが予定
されているW−CDMA方式の携帯電話は1900MH
z帯の送信周波数が割り当てられている。
【0007】このように複数の送信周波数を同一の携帯
無線端末によって扱う場合には、周波数帯域の異なる送
信しようとしている信号の電力を検出するために、それ
ぞれの周波数帯域ごとに電力検出回路を備える必要があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の電力検出回路では、入力部にあるマッチング回路の周
波数特性により、単一の回路では異なる帯域の信号検出
を実行することが不可能であるという問題がある。ま
た、送信周波数帯域ごとに電力検出回路を設ける必要が
あり、無線端末の小型および軽量化の妨げになるという
問題もある。
【0009】そこで本発明は、従来の技術における問題
に鑑み、単一の回路により複数の帯域の電力検出を実行
することができ、無線端末の小型化および軽量化を実現
する電力検出回路およびその回路を備えた送信回路を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電力検出回路
は、周波数帯域の異なる少なくとも2以上の周波数信号
を送信することが可能な送信装置に具備され、送信信号
の電力を検出する電力検出回路において、複数の前記周
波数信号のうち送信しようとする周波数信号の周波数に
もとづいて、当該回路の周波数特性を変更する周波数特
性変更手段を備えたものである。
【0011】また、本発明の送信回路は、周波数帯域の
異なる少なくとも2以上の周波数信号を送信することが
可能な送信回路であって、送信される送信信号の電力を
制御するための回路を具備した送信回路において、異な
る周波数帯域ごとに設けられて、送信信号に利得を与え
る利得手段と、送信信号の周波数を指示する周波数指示
信号を出力する指示手段と、利得を得た送信信号を入力
して、前記周波数指示信号にもとづいて周波数特性を変
更する周波数特性変更手段と、前記周波数特性変更手段
から出力される出力信号の電圧値を検出する電圧検出手
段と、検出された前記電圧値にもとづいて、前記利得手
段での利得を制御するための制御信号を出力する制御手
段と、を備えたものである。
【0012】以上の構成によれば、単一のマッチング回
路および検波回路を用いて複数の帯域の信号検出を実行
することが可能である。したがって、周波数帯域ごとに
必要であった部品を削減でき、無線端末を小型化し軽量
化することを実現することが可能になる。
【0013】またここで、送信回路とは、図2、図5、
図8から図10に示される回路全体を示している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施形態に係る電力検出回路およびその回路を備えた送信
回路を説明する。
【0015】図1は、本発明の電力検出回路および送信
回路を備えている無線通信端末の機能ブロック図であ
る。本発明の実施形態における無線通信端末は、無線部
10、信号処理部20、制御部30、オーディオ部3
1、スピーカ32、マイクロフォン33、キー入力部3
5、マルチメディア部40、および、電源部50を備え
ている。さらに、無線部10は、アンテナ11、デュプ
レクサ(DUP)12、電力検出部13、無線送信部1
4、および局部発振信号発生部(SYN)15を備えて
いる。
【0016】ここでは、アンテナ11が1本の場合を示
しているが、送信を実行する通信システムごとにアンテ
ナが設置されることもある。その場合は、デュプレクサ
12も設置されるアンテナの本数分設置される。
【0017】ある通信システムの信号を送信する場合を
説明する。マイクロフォン33から送信しようとする音
声等が入力され、オーディオ部31を介してデジタル信
号に変換されて制御部30に出力される。送信したい信
号が画像データ信号等である場合には、マルチメディア
部40がカメラや外部端子(いずれも図示せず)から画
像データを取り込み、デジタル処理を施す。デジタル処
理された画像データ信号はデジタル信号として制御部3
0に出力される。
【0018】画像データ信号または音声信号は、制御部
30からモデム22に出力される。モデム22では、こ
れらの信号をデジタル変調する。変調された信号がベー
スバンド信号処理部21に出力される。ベースバンド信
号処理部21では、送信のための信号処理が実行され
る。そして、デジタルアナログ変換器でアナログ信号に
変換される。
【0019】このアナログ信号は、無線送信部14に出
力される。送信しようとしている通信システムに合わせ
て局部発振信号発生部15から供給される局部発振信号
によって、ベースバンド信号処理部21から入力された
アナログ信号を変調する。
【0020】変調された送信信号は、帯域制限や電力増
幅などの高周波信号処理がなされる。すなわち、フィル
タで通信システムの送信帯域以外の不要信号成分や雑音
が減衰される。不要信号成分や雑音が減衰された送信信
号は、電力検出部13内の電力増幅器において、制御部
30からの制御信号により指示された増幅率で所定のレ
ベルまで増幅される。そして、増幅された送信信号は、
その電力が検出される。
【0021】電力検出部13は、無線送信部14から出
力された送信信号の電力を検出する。すなわち、送信信
号を一定電圧化してその一定電圧値をベースバンド信号
処理部21内のアナログ−デジタル変換器に入力する。
【0022】アナログ−デジタル変換器は、一定電圧値
を示しているアナログ信号をデジタル信号に変換する。
変換されたデジタル信号は、アナログ信号の電圧値を示
すことになる。このデジタル信号は、制御部30に入力
される。制御部30は、この電圧値をもとに無線送信部
14内の電力増幅器の増幅率を調整する。このように電
力を調整された送信信号がデュプレクサ12を経由して
アンテナ11から送信される。
【0023】一方、ある通信システムの信号を受信する
場合は、デュプレクサ12を経由して無線受信部16に
入力される。無線受信部16では、高周波信号処理が実
行される。すなわち、この通信システムの受信帯域外の
不要信号成分や雑音が減衰される。また、所望のチャネ
ルが選択される。さらに、次段以降の信号処理に適する
レベルまで信号を増幅する。
【0024】高周波信号処理された信号は、直交復調お
よび信号増幅などの処理が施される。直交復調は、局部
発振信号発生部15によって発振される局部発振信号を
もとにして実行される。局部発振信号発生部15は、制
御部30からの制御信号を受けて、受信しようとしてい
る通信システムの信号の受信に必要な周波数の局部発振
信号を発生し、それを無線受信部16に供給する。
【0025】無線受信部16の出力信号はベースバンド
信号処理部21に入力され、アナログ−デジタル変換器
でデジタル信号に変換された後、通信に必要なデジタル
信号処理がなされる。ベースバンド信号処理部21の出
力信号は、モデム22に入力される。モデム22では、
信号がデジタル復調される。すなわち、通信に必要なデ
ータや、音声、ユーザサービスデータなどとなる。モデ
ム22から出力された復調信号は制御部30に入力され
る。この復調信号は、無線基地局からの符号化された送
信信号である。
【0026】上記復調信号である符号化受信信号は、所
定のフォーマットのデータ信号または音声信号である。
受信信号が画像データ信号である場合には、マルチメデ
ィア部40にその画像データ信号が入力される。そし
て、マルチメディア部40で画像復号化処理され、画像
データ信号が伸張される。受信信号が音声信号である場
合には、オーディオ部31を介して、スピーカ32から
音声が出力される。
【0027】キー入力部35は、ユーザが無線通信端末
を操作するために使用される。たとえば、着信を受けた
時に特定のボタンが押下される。ほかに、送信をユーザ
が開始する場合では、電話番号等を入力するために使用
される。
【0028】電源部50は、無線通信端末に電力を供給
する。この電源部50には、リチウムイオン電池等のバ
ッテリ53と、このバッテリを充電するための充電部5
2と、その充電部52に電力を供給するための充電アダ
プタ51と、電圧を生成して、電圧を制御するための電
源ASIC54とが設けられている。
【0029】図2は、本発明の第1の実施形態に係る電
力検出回路を含む機能ブロック図である。この図には、
電力検出回路131を含む電力検出部13、制御部3
0、およびベースバンド信号処理部21内に設置されて
いるアナログ−デジタル変換器(A/D)211が示さ
れている。
【0030】本実施形態の電力検出回路131は、2種
類の通信システムに対応するものである。すなわち、2
つの電力増幅器(132、135)のそれぞれ出力電力
を検出する。電力増幅器(PA)(132、135)は
それぞれ異なる帯域の信号を増幅する。もちろん、2種
類の通信システムではなく、もっと多種類の通信システ
ムに対応するものでも構わない。この場合は、一般的に
通信システムの種類数だけ電力増幅器が設けられる。
【0031】電力検出部13は、電力増幅器(132、
135)、アイソレータ(133、136)、容量素子
(134、137)、および、電力検出回路131を備
えている。さらに、電力検出回路131は、入力部マッ
チング回路1、ダイオード2、容量素子3、抵抗(4、
5、8、9)、検出電圧出力端子6、および、スイッチ
制御端子7を備えている。またさらに、入力部マッチン
グ回路1は、インダクタ(101、102)、容量素子
103、抵抗104、およびスイッチ105を備えてい
る。
【0032】無線送信部14から出力された所定の通信
システムの信号は、その通信システムに対応している電
力増幅器に入力される。ここでは、図2の上方に示され
ている電力増幅器132を使用して送信信号が増幅され
る場合を説明する。
【0033】たとえば、GSM900/DCSデュアル
のような携帯電話通信システムでは、同時に2つのシス
テムが送信を行うことはないため、制御部30からの制
御により、電力増幅器132あるいは電力増幅器135
のいずれか一方が動作し信号を出力する。
【0034】制御部30が送信しようとする通信システ
ムにしたがって電力増幅器132をオンするための制御
信号を出力する。そのとき、使用しない電力増幅器13
5はオフするように制御信号がこの電力増幅器135に
出力される。
【0035】電力増幅器132から出力された信号はア
イソレータ133に入力されると同時に一部が容量素子
134を介して、入力部マッチング回路1に入力され
る。同様に電力増幅器135が動作している場合は、そ
の出力信号がアイソレータ136に入力されると同時に
一部が容量素子137を介して、入力部マッチング回路
1に入力される。
【0036】入力部マッチング回路1では、入力される
信号の周波数に依存して入力部マッチング回路1のイン
ピーダンスが変化するように設定される。送信信号の帯
域でインピーダンスが最大になるように入力部マッチン
グ回路1内の素子が設定されている。すなわち、インダ
クタ、容量素子、および、抵抗が組み合わされて所望の
インピーダンス特性を実現する。
【0037】このインピーダンスの特性は、入力部マッ
チング回路1内に設けられているスイッチ105をオン
するかオフするかによって変化する。たとえば、この例
ではスイッチ105がオンされた場合、入力部マッチン
グ回路1のインピーダンス特性が電力増幅器132の出
力信号に対応する。したがって、この例ではスイッチ1
05がオンされると、電力増幅器132で増幅された送
信信号の帯域でインピーダンスが最大になる。
【0038】なお、このスイッチ105は制御部30か
らの制御信号によって、オンオフされる。また、スイッ
チ105はオンオフの機能が行えるものであれば、電子
的あるいは機械的なもののいずれでも構わない。
【0039】また、無線送信部14からの出力信号が主
に電圧振幅に依存する。したがってこのように、送信信
号の帯域でインピーダンスが最大になるようにすれば、
電力増幅器132からアイソレータ133までの電力損
失量を小さく抑えることが可能になる。
【0040】具体的に、図3(A)および図3(B)を
参照して、入力部マッチング回路1のインピーダンスの
変化を説明する。図3(A)は、図2に示される電力検
出回路の入力インピーダンスの実数部の周波数特性であ
る。また、図3(B)は、図2に示される電力検出回路
の入力インピーダンスの虚数部の周波数特性である。
【0041】入力部マッチング回路1内に設けられてい
るスイッチ105をオンオフすることによって、入力部
マッチング回路1のインピーダンスが変化する。たとえ
ば、スイッチ105がオンされた場合は、入力部マッチ
ング回路1のインピーダンスがZの曲線になる。この
場合、スイッチ105がオフされた場合は、Zの曲線
になる。
【0042】図2に戻って、入力部マッチング回路1か
ら出力された信号はダイオード2で半波整流される。半
波整流された信号は容量素子3で平滑化され、検出電圧
出力端子6から出力される。この検出電圧出力端子6か
らの出力信号は、ほぼ一定電圧の信号に整流されてい
る。
【0043】検出電圧出力端子6で検出される検出電圧
の具体例を図4を参照して説明する。図4は、図2に示
される電力検出回路の出力電圧の過渡特性である。Z
の曲線は入力部マッチング回路1内のインピーダンスが
の場合である。すなわち、スイッチ105がオンさ
れた場合の電力検出回路の過渡特性を示している。一
方、Zの曲線は入力部マッチング回路1内のインピー
ダンスがZの場合である。すなわち、スイッチ105
がオフされた場合の電力検出回路の過渡特性を示してい
る。
【0044】図4に示される曲線は、時刻tにおいて
電力検出回路131に信号が入力されて、時間経過とと
もに検出電圧が一定電圧値に近づいてゆく様子が示され
ている。図4の場合は、どちらの電力増幅器132およ
び135も同一の電圧値である。
【0045】図2に戻って、この検出電圧出力端子6か
らの一定電圧値に整流された信号はA/D変換器211
に入力される。そして、A/D変換器211の出力信号
は電圧値を示すデジタル信号になる。制御部30は、こ
のデジタル信号にもとづいて、電力増幅器132から出
力される電力を推定することが可能になる。この電力推
定では、電力増幅器132から出力される電流はほぼ正
確に事前に推定される。したがって、電力増幅器132
から出力される電圧値が判明すれば制御部30は電力増
幅器132から出力される電力を推定することが可能に
なる。
【0046】その後、制御部30が、このように推定さ
れた電力増幅器132から出力される電力にもとづい
て、電力増幅器132の利得を制御する。すなわち、電
力増幅器132から出力される電力が設定すべき電力値
になるように、電力増幅器132の増幅率を制御する。
具体的には、所望の電圧値よりも大きい場合は、無線送
信部14内の電力増幅器の増幅率を小さくする。一方、
所望の電圧値よりも小さい場合は、無線送信部14内の
電力増幅器の増幅率を大きくする。
【0047】電力増幅器132は、制御部30からの制
御信号により、増幅率を変更することが可能なように設
定されている。したがって、制御部30からの制御信号
により電力増幅器から出力される電力を変更することが
可能である。
【0048】上記では、電力増幅器132の場合につい
て詳述したが、電力増幅器135の場合も同様である。
電力増幅器135が出力する出力信号の電力を検出する
場合は、スイッチ105がオフされる場合に相当する。
スイッチ105以外の動作は、上記と同様である。
【0049】図5は、本発明の実施形態に係る電力検出
回路と比較するための比較例の機能ブロック図である。
図5に示される電力検出回路131−0は、入力部マッ
チング回路1内にスイッチが設けられていないことが上
述の第1の実施形態に係る電力検出回路と異なる。した
がって、この比較例の電力検出回路では、入力部マッチ
ング回路1のインピーダンスの周波数特性は1つの分布
のみである。
【0050】図6(A)は、図5に示される電力検出回
路の入力インピーダンスの実数部の周波数特性である。
また、図6(B)は、図5に示される電力検出回路の入
力インピーダンスの虚数部の周波数特性である。
【0051】すなわち、ある周波数帯域のみにおいてイ
ンピーダンス値が最大になる。この例では、電力増幅器
132−0で増幅された送信信号の帯域でインピーダン
スが最大になるように設定されている。インピーダンス
の周波数特性は、第1の実施形態でも説明したように入
力部マッチング回路1−0内に接続されている素子の組
み合わせによって実現される。
【0052】その後、入力部マッチング回路1−0から
出力された信号は、第1の実施形態と同様に整流され
て、検出電圧出力端子6から信号が出力される。検出電
圧出力端子6で検出される検出電圧の具体例を図7を参
照して説明する。図7は、図5に示される電力検出回路
の出力電圧の過渡特性である。Zの曲線は入力部マッ
チング回路1内のインピーダンスがZの場合である。
一方、Z’の曲線は電力増幅器135−0から信号が
出力される場合である。図7に示されるように、この比
較例のようにインピーダンスの特性曲線が1種類の場合
は、ある周波数帯域のみの送信信号にしか対応すること
が不可能である。すなわち、図7の例では電力増幅器1
35−0からの出力電力しか実際的に検出することが不
可能である。すなわち、信号の周波数帯域でインピーダ
ンスが最大となる周波数特性でない場合は、電力増幅器
の出力に対応する検出電圧値の過渡特性が望ましくなら
ない。換言すれば、この場合の検出電圧値が上昇しな
い。
【0053】したがって、2種類以上の通信システムで
送信をする場合は、電力検出回路内のインピーダンス特
性を通信システムの周波数特性に応じて変更する必要が
ある。
【0054】上述した第1の実施形態に係る電力検出回
路は、周波数帯の異なる複数の通信システムに応じてイ
ンピーダンス特性を変更することが可能であるので、通
信システムごとに的確に電力増幅器の出力信号を検出す
ることが可能になる。さらに、スイッチを電力検出回路
内に設け、そのスイッチを切り替えることによって電力
検出回路のインピーダンス特性を変更するので、インピ
ーダンスの異なる回路を別体として設置する必要はな
い。したがって、異なるインピーダンス特性を実現して
も回路規模を大きくする必要はないという効果がある。
【0055】図8は、本発明の第2の実施形態に係る電
力検出回路を含む機能ブロック図である。本実施形態に
おける無線通信端末は、第1の実施形態とは電力検出回
路131−1内部の入力部マッチング回路1−1内のみ
が異なる。すなわち、第1の実施形態でのスイッチ10
5が可変抵抗105−1の変更されている。
【0056】インピーダンスの特性が、入力部マッチン
グ回路1−1内に設けられている可変抵抗105−1の
抵抗値を変更することによって変化される。電力増幅器
から信号が出力されるかにもとづいて、抵抗値が変更さ
れる。制御部30には、予め可変抵抗105−1の抵抗
値と入力部マッチング回路1−1のインピーダンス特性
との関係および使用される送信信号の周波数帯域にもと
づいて、可変抵抗105−1の抵抗値が通信システムの
周波数帯域ごとに設定されている。
【0057】たとえば、電力増幅器132が使用される
場合は制御部30が電力増幅器132が使用されること
を検出する。そして、その電力増幅器132から出力さ
れる信号の周波数帯域が電力検出回路131−1のイン
ピーダンスの最大値になるような抵抗値に可変抵抗10
5−1を設定する。
【0058】以上の動作によって、第2の実施形態に係
る電力検出回路は、図3および図4にそれぞれ示したよ
うなインピーダンスの特性および出力電圧の過渡特性を
示す。さらに、第2の実施形態に係る電力検出回路は、
第1の実施形態において説明した効果と同様な効果が得
られる。
【0059】また、図8では可変抵抗105−1が使用
された例が示されているが、可変容量素子(バリキャッ
プ)のような別の特性を持つ可変素子が使用されても同
様な効果を奏する。
【0060】図9は、本発明の第3の実施形態に係る電
力検出回路を含む機能ブロック図である。本実施形態に
おける無線通信端末は、第1の実施形態とは電力検出回
路131−1内部に新たにスイッチ106を設けること
のみが異なる。すなわち、送信信号が出力される電力増
幅器と電力検出回路131−2とが接続されるように、
スイッチ106が切り替えられる。
【0061】制御部30は、送信信号がどの電力増幅器
から出力されるか識別して、その情報を含んだ制御信号
をスイッチ106に出力する。この制御信号は、スイッ
チ105にも供給される。スイッチ105は、第1の実
施形態で説明したように、送信信号が出力される電力増
幅器に応じて送信信号の周波数帯域が入力部マッチング
回路1の最大のインピーダンスに合うように切り替えら
れる。
【0062】スイッチ106の切り替えによって、電力
検出回路131−2に入力された信号の一部が送信信号
が伝達していない信号線に接続している容量素子に出力
されてしまうことが無くなる。たとえば、送信信号が電
力増幅器132を経由して出力されている場合、スイッ
チ106は入力部マッチング回路1と容量素子134と
が接続するように切り替えられる。
【0063】その結果、検出したい電力の一部がほかの
回路に出力されることが少なくなる。たとえば、送信信
号が伝送されていない信号線に検出したい電力の一部が
出力されることが少なくなる。したがって、送信信号が
伝達されている信号線での電力増幅器の出力電力が効率
的に検出電圧出力端子6に出力されることが可能にな
る。
【0064】また、図9では入力部マッチング回路1内
のインピーダンスを変更するスイッチ105は、第2の
実施形態のように可変抵抗105−1が使用されてもよ
い。これらの動作は、それぞれの実施形態に示された動
作と同様である。さらに、第3の実施形態に係る電力検
出回路は、第2の実施形態において説明した効果と同様
な効果が得られる。
【0065】図10は、本発明の第4の実施形態に係る
電力検出回路を含む機能ブロック図である。本実施形態
の無線通信端末は、第1の実施形態とは電力検出回路1
31−3内部に新たに電圧補正回路107を設けること
のみが異なる。
【0066】電圧検出回路131−3に入力される信号
の帯域、電圧検出回路131−3の周囲の温度、電圧検
出回路131−3が電源とする電源電圧の電圧値等の値
によって、電圧検出回路が検出する電圧が変化する可能
性がある。そこで、電圧補正回路107は、これらの要
因による検出電圧出力端子6での電圧の変動を取り除
く。これらの要因は、制御部30によって検出され、そ
の情報が電圧補正回路107に出力される。
【0067】電圧補正回路107は、制御部30から入
力される情報にもとづいて、検出電圧出力端子6で検出
される電圧値を補正するためのテーブル等の情報が記憶
されている。電圧補正回路107は、このテーブル等の
情報にもとづいて検出電圧出力端子6で検出される電圧
値を補正する。
【0068】この電圧補正回路107によれば、検出す
べき電力増幅器の出力電圧値を上下動させる様々な要因
を排除することが可能になる。したがって、検出すべき
電力増幅器の出力電圧値を正確に検出することが可能に
なる。
【0069】また、第2および第3の実施形態が本実施
形態の構成および動作に加えて適用されてもよい。その
時の動作は各実施形態に示された動作と同様である。さ
らに、第4の実施形態に係る電力検出回路は、第2およ
び第3の実施形態において説明した効果と同様な効果が
得られる。なお、上記のすべての実施形態では、送信回
路および受信回路を備えている無線通信端末について、
説明したが、本発明はこのような無線通信端末に限定さ
れるわけではない。本発明は少なくとも送信回路を備え
た送信装置においても適用可能である。
【0070】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することが可能になる。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明の電力検出回路およ
びその回路を備えた送信回路によれば、異なる帯域の電
力検出を簡易な構成の回路の特性を切り換えることで、
単一の回路を使用して実行することが可能になる。
【0072】さらに、部品を共用することができ、部品
数を削減することが可能になる。
【0073】さらにまた、これら回路を搭載する無線通
信端末の小型化および軽量化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電力検出回路および送信回路を備え
ている無線通信端末の機能ブロック図。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係る電力検出回路
を含む機能ブロック図。
【図3】 (A) 図2に示される電力検出回路の入力
インピーダンスの実数部の周波数特性。 (B) 図2に示される電力検出回路の入力インピーダ
ンスの虚数部の周波数特性。
【図4】 図2に示される電力検出回路の出力電圧の過
渡特性。
【図5】 本発明の実施形態に係る電力検出回路と比較
するための比較例の機能ブロック図。
【図6】 (A) 図5に示される電力検出回路の入力
インピーダンスの実数部の周波数特性。 (B) 図5に示される電力検出回路の入力インピーダ
ンスの虚数部の周波数特性。
【図7】 図5に示される電力検出回路の出力電圧の過
渡特性。
【図8】 本発明の第2の実施形態に係る電力検出回路
を含む機能ブロック図。
【図9】 本発明の第3の実施形態に係る電力検出回路
を含む機能ブロック図。
【図10】 本発明の第4の実施形態に係る電力検出回
路を含む機能ブロック図。
【符号の説明】
1 入力部マッチング回路 2 ダイオード 3 容量素子 4、5 抵抗 6 検出電圧出力端子 7 スイッチ制御端子 8、9 抵抗 101、102 インダクタ 103 容量素子 104 抵抗 105 スイッチ 105−1 可変抵抗 106 スイッチ 107 電圧補正回路 131 電力検出回路 132 電力増幅器 133 アイソレータ 134 容量素子 135 電力増幅器 136 アイソレータ 137 容量素子 211 A/D変換器 10 無線部 11 アンテナ 12 デュプレクサ 13 電力検出部 14 無線送信部 15 局部発振信号発生部 16 無線受信部 20 信号処理部 21 ベースバンド信号処理部 22 モデム 30 制御部 31 オーディオ部 32 スピーカ 33 マイクロフォン 35 キー入力部 40 マルチメディア部 50 電源部 51 充電アダプタ 52 充電部 53 バッテリ 54 電源ASIC

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数帯域の異なる少なくとも2以上の
    周波数信号を送信することが可能な送信装置に具備さ
    れ、送信信号の電力を検出する電力検出回路において、 複数の前記周波数信号のうち送信しようとする周波数信
    号の周波数にもとづいて、当該回路の周波数特性を変更
    する周波数特性変更手段を具備することを特徴とする電
    力検出回路。
  2. 【請求項2】 前記周波数特性変更手段は、前記周波数
    信号の周波数値に対する当該回路のインピーダンスの値
    の特性を変更することを特徴とする請求項1に記載の電
    力検出回路。
  3. 【請求項3】 前記周波数特性変更手段は、前記送信し
    ようとする周波数信号の周波数において当該回路のイン
    ピーダンスの値を大きくすることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の電力検出回路。
  4. 【請求項4】 前記周波数特性変更手段は、当該手段内
    にある電気的素子の接続を切り替える切替手段を含むこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の電力検出回路。
  5. 【請求項5】 前記切替手段は、接続している信号線を
    断絶する、または接続することを特徴とする請求項4に
    記載の電力検出回路。
  6. 【請求項6】 前記周波数特性変更手段は、抵抗値が変
    更可能である可変抵抗を含むことを特徴とする請求項1
    から請求項5のいずれかに記載の電力検出回路。
  7. 【請求項7】 複数の前記周波数信号のうち送信しよう
    と指定された周波数信号の周波数にもとづいて、入力す
    る信号を当該周波数を有する信号に切り替える入力信号
    切替手段をさらに具備することを特徴とする請求項1か
    ら請求項6のいずれかに記載の電力検出回路。
  8. 【請求項8】 前記周波数特性変更手段から出力される
    電圧値を補正する電圧補正回路をさらに具備することを
    特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の電
    力検出回路。
  9. 【請求項9】 前記電圧補正回路は、前記周波数信号の
    周波数帯域、および、前記周波数特性変更手段に含まれ
    る電気的素子の特性にもとづいて、電圧値を補正するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の電力検出回路。
  10. 【請求項10】 前記電圧補正回路は、前記周波数特性
    変更手段に電源を供給する電源電圧の変化または周囲温
    度にもとづいて、電圧値を補正することを特徴とする請
    求項8または請求項9に記載の電力検出回路。
  11. 【請求項11】 周波数帯域の異なる少なくとも2以上
    の周波数信号を送信することが可能な送信回路であっ
    て、送信される送信信号の電力を制御するための回路を
    具備した送信回路において、 異なる周波数帯域ごとに設けられて、送信信号に利得を
    与える利得手段と、 送信信号の周波数を指示する周波数指示信号を出力する
    指示手段と、 利得を得た送信信号を入力して、前記周波数指示信号に
    もとづいて周波数特性を変更する周波数特性変更手段
    と、 前記周波数特性変更手段から出力される出力信号の電圧
    値を検出する電圧検出手段と、 検出された前記電圧値にもとづいて、前記利得手段での
    利得を制御するための制御信号を出力する制御手段と、 を具備することを特徴とする送信回路。
  12. 【請求項12】 前記周波数特性変更手段は、前記周波
    数信号の周波数値に対する当該回路のインピーダンスの
    値の特性を変更することを特徴とする請求項12に記載
    の送信回路。
  13. 【請求項13】 前記周波数特性変更手段は、前記送信
    しようとする周波数信号の周波数において当該回路のイ
    ンピーダンスの値を大きくすることを特徴とする請求項
    11または請求項12に記載の送信回路。
  14. 【請求項14】 前記周波数特性変更手段は、当該手段
    内にある電気的素子の接続を切り替える切替手段を含む
    ことを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか
    に記載の送信回路。
  15. 【請求項15】 前記切替手段は、接続している信号線
    を断絶する、または接続することを特徴とする請求項1
    4に記載の送信回路。
  16. 【請求項16】 前記周波数特性変更手段は、抵抗値が
    変更可能である可変抵抗を含むことを特徴とする請求項
    11から請求項15のいずれかに記載の送信回路。
  17. 【請求項17】 複数の前記周波数信号のうち送信しよ
    うと指定された周波数信号の周波数にもとづいて、入力
    する信号を当該周波数を有する信号に切り替える入力信
    号切替手段をさらに具備することを特徴とする請求項1
    1から請求項16のいずれかに記載の送信回路。
  18. 【請求項18】 前記周波数特性変更手段から出力され
    る電圧値を補正する電圧補正回路をさらに具備すること
    を特徴とする請求項11から請求項17のいずれかに記
    載の送信回路。
  19. 【請求項19】 前記電圧補正回路は、前記周波数信号
    の周波数帯域、および、前記周波数特性変更手段に含ま
    れる電気的素子の特性にもとづいて、電圧値を補正する
    ことを特徴とする請求項18に記載の送信回路。
  20. 【請求項20】 前記電圧補正回路は、前記周波数特性
    変更手段に電源を供給する電源電圧の変化または周囲温
    度にもとづいて、電圧値を補正することを特徴とする請
    求項18または請求項19に記載の送信回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7085545B2 (en) * 2000-11-14 2006-08-01 Sharp Kabushiki Kaisha Transmission power control circuit
JP2011061355A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Nec Corp 多帯域対応高周波電力モニタ回路
JP2012199725A (ja) * 2011-03-20 2012-10-18 Fujitsu Ltd 送信装置
JP2013131825A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Murata Mfg Co Ltd 高周波電力増幅器モジュール

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