JP2003289491A - 動画管理表示システム、動画表示装置および動画管理装置ならびに動画管理方法 - Google Patents

動画管理表示システム、動画表示装置および動画管理装置ならびに動画管理方法

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JP2003289491A
JP2003289491A JP2002091010A JP2002091010A JP2003289491A JP 2003289491 A JP2003289491 A JP 2003289491A JP 2002091010 A JP2002091010 A JP 2002091010A JP 2002091010 A JP2002091010 A JP 2002091010A JP 2003289491 A JP2003289491 A JP 2003289491A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画データを携帯性のある機器に転送して視
聴する場合、ビデオテープといった交換可能な記憶媒体
を有しないため、動画の再生を先立って、動画データを
転送するといった操作が必要になり、煩雑な操作を強い
られる可能性があった。特に次の状況での操作が煩雑な
ものとなる可能性が指摘されていた。 【解決手段】 動画の管理表示システムを、ビデオコン
トローラ20と子機50と両者を接続するクレードル4
0とから構成し、管理情報として、子機への転送の有無
や、視聴済みか否かの情報などを持たせる。子機50を
クレードル40に載置すると、ビデオコントローラ20
側の処理が起動し、子機50への転送が指示された動画
のデータを、自動的に子機50側に転送する。子機50
の半導体メモリ57に空き容量がなければ、視聴済みの
動画データは自動削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画を可搬型の動
画表示装置で再生する技術に関し、詳しくは、半導体記
憶装置に動画データを記録し、この動画データを読み出
して、ディスプレイに表示する可搬型の動画表示装置
と、この可搬型の動画表示装置内の動画データの管理を
行なう動画管理装置とからなる動画管理表示システムお
よびこのシステムを構成する各装置ならびにその動画管
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリやハードディスクな
どの記憶装置に動画データを記憶し、これを再生する技
術は長足の進歩を遂げており、例えばコンピュータのハ
ードディスクに動画を記録し、ビデオテープへの録画・
再生と同様に扱うことが実用化されている。また、動画
を効率よく圧縮して録画し再生するMPEG4などのフ
ォーマットも策定され、これを圧縮・再生するチップな
ども実用化されている。
【0003】かかる技術を利用すれば、動画データはM
PEGフォーマットで半導体メモリに記憶し、MPEG
4用の専用チップを用いて動画データの記録と再生とを
行ない、再生された動画を液晶や有機ELディスプレイ
に表示する可搬型の動画表示装置を実現することができ
る。こうした可搬型の動画表示装置は、テープ駆動部や
ハードディスクのモータの駆動部などが存在しないた
め、バッテリや太陽電池などで駆動することができ、高
い可搬性を実現することができる。従って、例えば旅行
や通勤などの途上で、動画を再生し、これを楽しむこと
ができる。動画としては、テレビ番組を録画したもの
や、映画やビデオ作品からダビングしたもの、あるいは
家庭用ビデオカメラで収録したもの、更にはインターネ
ットなどのネットワークを介してダウンロードした動画
などを考えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
動画表示装置では、ビデオテープといった交換可能な記
憶媒体を有しないため、動画の再生を先立って、動画デ
ータを転送するといった操作が必要になり、煩雑な操作
を強いられる可能性があった。特に次の状況での操作が
煩雑なものとなる可能性が指摘されていた。 (1)動画表示装置側で再生済みの動画か否かを判断し
て、半導体記憶装置から削除する操作、(2))半導体
記憶装置内の空き容量が不足しているときに、新しい動
画のデータを動画表示装置側に転送しようとする操作。
【0005】こうした問題に対して、半導体記憶装置
を、メモリカードやメモリスティックなどの差し替え可
能なメモリとし、ビデオテープと同様に扱うことも考え
れる。しかしこれらの半導体メモリが、ビデオテープ程
度の時間の動画の記録が可能な容量を備え、かつビデオ
テープ程度の価格で提供されない限り、半導体メモリ内
のデータを削除してこれを再利用する可能性は高く、半
導体メモリが動画表示装置内に装着された形態で動画デ
ータの更新が行なわれるか、カードリーダのような装置
に装着して更新が行なわれるかの違いだけであり、煩雑
な操作が必要となることに変わりはない。
【0006】本発明の装置は、こうした課題の少なくと
も一部を解決し、操作か簡便な動画表示装置の利用を実
現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題の少なくとも一部を解決する本発明の装置は、半
導体記憶装置に動画データを記録し、該動画データを読
み出して、ディプレイに表示する可搬型の動画表示装置
と、該動画表示装置内の動画データの管理を行なう動画
管理装置とからなる動画管理表示システムであって、前
記動画表示装置を載置することで、前記動画管理装置と
前記動画表示装置との間の情報のやり取りを可能とする
接続装置を備えると共に、前記動画管理装置は、前記動
画表示装置に転送しようとする動画データを記憶する動
画データ記憶手段と、該記憶する動画データの管理情報
を、該動画データに対応づけて記憶する管理情報記憶手
段と、前記接続装置に前記動画表示装置が載置されたと
き、前記動画表示装置内の動画データの管理情報を読み
出して、該動画データの更新を行なうデータ更新手段と
を備え、前記動画表示装置は、前記接続装置を介して転
送された動画データを、前記半導体記憶装置に書き込む
書込手段と、前記半導体記憶装置から所定の動画データ
を読み出して前記ディスプレイにて再生したとき、再生
済みであることを、前記データ更新手段における前記更
新のために、前記管理情報の一部として記憶する再生済
みデータ記憶手段とを備えたことを要旨としている。
【0008】この動画管理表示システムを構成する動画
表示装置では、半導体記憶装置から読み出して再生した
動画データについて、再生済みであることを、管理情報
の一部として記憶している。この動画表示装置を接続装
置に載置すると、動画管理装置と動画表示装置との間の
情報のやり取りが可能となり、動画管理装置の側から
は、動画表示装置内の管理情報を読み出して、動画表示
装置内の動画データの更新を行なう。このため、再生済
みであるといった管理情報に対応した動画データの更
新、例えば削除が可能となる。また、動画管理装置側か
ら、動画表示装置に存在しない新たな動画の転送などを
行なってもよい。
【0009】こうした動画管理表示システムにおいて、
例えば動画表示装置の半導体記憶装置に動画データを転
送した時間を、管理情報の一部として記憶しておき、動
画表示装置内の半導体記憶装置から動画データの削除を
行なう際、記憶した転送時間が古いものから順に削除す
るといった対応も可能である。こうした構成は、特に半
導体記憶装置の容量が不足して、転送しようとする動画
データの大きさが、動画表示装置内の半導体記憶装置の
空き容量より大きいときなどに有用である。
【0010】また、動画管理装置と動画表示装置とを接
続する接続装置は、動画表示装置が載置されたとき、動
画管理装置に対して通知する手段を備えたものとするこ
とができる。かかる通知を受けて、動画管理装置内の特
定のプログラムが起動して、上述した種々の動画管理を
実行するものとすれば、いちいち特定のプログラムを起
動する手間がなく、その使い勝手を一層改善することが
できる。なお、接続装置は、動画表示装置を載置する
と、動画表示装置に用意された端子と機械的に接触する
端子を備え、この端子間の接触を介して電気信号をやり
取りする構成を考えることができるが、かかる構成に限
定されるものではなく、例えば、ブルートース等の無線
通信方式や赤外線通信などにより、両者の間の情報のや
り取りを実現するものであれば、種々の手法を採用可能
である。「載置」とは接続装置の上に動画表示装置を物
理的に置くものに限るものではなく、目所定の位置関係
に置くことを含むことは勿論である。
【0011】かかる動画管理表示システムに対応した管
理方法の発明は、半導体記憶装置に動画データを記録
し、該動画データを読み出して、ディスプレイに表示す
る可搬型の動画表示装置内の動画データを管理する方法
であって、前記動画表示装置に転送しようとする動画デ
ータを記憶し、該記憶する動画データの管理情報を、該
動画データに対応づけて記憶し、前記動画表示装置が接
続されたとき、前記動画データを、前記管理情報と共
に、該動画表示装置の前記半導体記憶装置に転送し、前
記動画表示装置が、前記半導体記憶装置から所定の動画
データを読み出して前記ディスプレイにて再生したと
き、再生済みであることを、前記管理情報の一部として
書き込み、次に前記動画表示装置が接続されたとき、前
記動画表示装置内の動画データの管理情報を読み出し
て、該動画データの更新を行なうことを要旨とする。
【0012】また、この発明は、半導体記憶装置に動画
データを記録し、該動画データを読み出して、ディスプ
レイに表示する可搬型の動画表示装置として実現するこ
ともできる。この動画表示装置は、接続された他の装置
から、動画データを、該動画データを管理する管理情報
と共に転送されたとき、該動画データと該管理情報を、
前記半導体記憶装置に書き込む書込手段と、前記半導体
記憶装置から所定の動画データを読み出して前記ディス
プレイにて再生したとき、再生済みであることを、前記
データ更新手段における前記更新のために、前記管理情
報の一部として記憶する再生済みデータ記憶手段と、前
記他の装置に再度接続されたとき、前記再生済みである
ことを含む前記管理情報を、該他の装置に出力し、該他
の装置からの前記動画データの取り扱いに供する情報出
力手段とを備えたことを要旨とする。
【0013】かかる動画表示装置によれば、他の装置か
ら動画データの転送を受けて、この動画データをディス
プレイにて再生することができ、再生された動画データ
については再生済みであることを管理情報の一部として
記憶する。その後、他の他の装置に再度接続されたと
き、再生済みであることを含む管理情報を他の装置に出
力することで、他の装置からの動画データの取り扱いに
供する。従って、例えば再生済みの動画データの削除な
どの更新作業などを他の装置から行なうことが可能とな
る。
【0014】もとより、動画表示装置内の半導体記憶装
置内に記録された動画データの削除を禁止することを指
示する削除禁止指示手段を設け、削除の禁止が指示され
たとき、動画データの削除の禁止を示す情報を、管理情
報の一部として記憶すると共に、この動画データの削除
を禁止するものとしても良い。お気に入りの動画など
は、繰り返し見たいことがあるからである。なお、こう
した削除禁止指示手段は、動画表示装置を他の装置に接
続するための接続装置上に設けることもできる。
【0015】更に、本発明は、半導体記憶装置に記録し
た動画データをディスプレイに表示する可搬型の動画表
示装置内の動画データの管理を行なう動画管理装置とし
て実現することもできる。この動画管理装置は、前記動
画表示装置を載置することで、前記動画管理装置と前記
動画表示装置との間の情報のやり取りを可能とする接続
手段と、前記動画表示装置に転送しようとする動画デー
タを記憶する動画データ記憶手段と、該記憶する動画デ
ータの管理情報を、該動画データに対応づけて記憶する
管理情報記憶手段と、前記接続手段に前記動画表示装置
が載置されたとき、前記動画データを、該動画表示装置
内の前記半導体記憶装置に、前記管理情報と共に転送す
ると共に、前記動画表示装置内に転送済みの動画データ
について再生済みであるか否かを示す情報が付加された
前記管理情報を読み出して、該動画データの更新を行な
うデータ更新手段とを備えたことを要旨としている。
【0016】この動画管理装置では、接続手段に動画表
示装置が載置されたとき、動画データを、動画表示装置
内の半導体記憶装置に、管理情報と共に転送すると共
に、動画表示装置内に転送済みの動画データについて再
生済みであるか否かを示す情報を管理情報に付加し、こ
の管理情報を読み出して、該動画データの更新を行な
う。従って、例えば再生済みの動画データを削除すると
いった更新操作を容易に行なうことができる。
【0017】この動画管理装置において、記憶される動
画データに対して、動画データが、動画表示装置に転送
するか否かを指示する示す転送指示手段を備えると共
に、前記管理情報記憶手段は、前記指示に従って、前記
動画データの転送指示の情報を、前記管理情報の一部と
して記憶する手段を備えるものとすることができる。
【0018】
【発明の他の態様】本願発明は、動画表示装置、動画管
理装置におけるプログラムとしても把握することができ
る。またそうしたプログラムを記録した記録媒体として
も構成することができる。記録媒体としては、フレキシ
ブルディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、
カードやスティックタイプの各種メモリ、MD、DVD
など、種々のタイプの媒体を用いることができる。もと
より、ネットワーク上のサーバのメモリなどに格納する
態様も可能である。この場合、利用者はサーバからプロ
グラムをダウンロードして使用することになる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例を中
心に説明する。図1は、本発明の一実施例としての動画
管理表示システムの概略構成を示す説明図である。図示
するように、このシステムは、動画表示用のテレビ10
と、このテレビ10に表示を行なうビデオコントローラ
20、このビデオコントローラを操作するリモコン3
0、接続ケーブル45によりビデオコントローラ20と
接続されたクレードル40、単独で使用可能でありクレ
ードル40上に載置される子機50から構成されてい
る。ビデオコントローラ20は、子機50に対しては、
いわば親機として機能する。このビデオコントローラ2
0には、ケーブルテレビ用のケーブルが接続されてい
る。また、接続ケーブル45は、USB2.0やIEE
E1394など、高速のデータ転送が行なえる仕様のも
のである。もとより、高速なデータ転送が可能であれ
ば、無線による接続としても良い。ビデオコントローラ
20が無線LANに対応していれば、無線LANなどの
仕様を利用して、両者の接続を実現しても良い。
【0020】ビデオコントローラ20の内部構成を図2
に示した。図示するように、このビデオコントローラ2
0は、リモコン30からの信号を受け取る赤外線受信部
21、コントローラ全体の制御を司るCPU22、プロ
グラムなどを記憶したROM23、一時的なデータの読
み書きに用いられるRAM24、日時などのデータを管
理しているタイマ25、MPEG−4の圧縮・伸長とビ
デオ信号の出力を司る表示回路26、動画データDBを
保存するハードディスク27、クレードル40との信号
のやり取りを司るI/Oインタフェース28、などを備
える。表示回路26は、接続されたケーブルテレビ用の
ケーブルからビデオ信号を取り出す機能も有している。
従って、ビデオコントローラ20は、リモコン30によ
る操作を受けて、ケーブルテレビから受信した映像(動
画)を、テレビ10に表示するだけでなく、この動画を
MPEG−4の規格に従って圧縮して、ハードディスク
27に保存することができる。また、一旦ハードディス
ク27に保存された動画データを、MPEG−4の規格
に従って伸長し、これをテレビ10に表示することもで
きる。さらに、このビデオコントローラ20は、ハード
ディスク27に保存したMPEG−4規格の動画データ
を、I/Oインタフェース28からクレードル40を介
して、子機50に転送することも可能である。この転送
の様子については、後で詳しく説明する。
【0021】次に、子機50の構成について説明する。
図3は、子機50の内部構成を示すブロック図である。
子機50は、図示するように、子機全体の制御を司るC
PU52、プログラムなどを記憶したROM53、一時
的なデータの読み書きに用いられるRAM54、ボタン
61〜64やアンプ65などの周辺機器を駆動するため
のI/Oコントローラ55、MPEG−4の圧縮・伸長
と映像信号の出力を司るMPEG−4処理回路56、動
画データDBを保存する半導体メモリ57、クレードル
40との信号のやり取りを司るI/Oインタフェース5
8、などを備える。I/Oインタフェース58は、クレ
ードル40側に用意された端子と接触するコネクタを備
えており、子機50をクレードル40に載置すると、こ
の端子を介して、ビデオコントローラ20との信号のや
り取りが可能となる。MPEG−4処理回路は、液晶パ
ネル70を駆動するためのドライバ60に接続されてお
り、半導体メモリ57にMPEG−4規格に従って保存
された動画データを、その規格に従って伸長し、これを
液晶パネル70に表示する。
【0022】子機50に備えられた4つのボタン61〜
64は、それぞれ、動画の再生やその停止、早送りや巻
き戻しの操作を行なうためのボタンである。これらのボ
タン61ないし64は、再生ボタン61を押して動画の
再生を行なっている時は、それぞれ再生を停止する停止
ボタン62、再生中の動画を早送りする早送りボタン6
3、巻き戻しを行なう巻戻しボタン64として働くが、
停止ボタンが押されて動画データの再生が行なわれてい
ない状態では、液晶パネルに一覧表示された動画データ
の選択の変更(早送りボタンと巻戻しボタン)や、決定
(再生ボタン)に用いられる。このため、子機50は操
作すべきボタンの数が少なく、操作性が良好である。
【0023】I/Oコントローラ55には、これらのボ
タン61〜64の他、アンプ65が接続されている。ア
ンプ65は、音声信号の増幅を行なうものであり、動画
データに含まれる音声情報を再生し、これをジャック6
7を介して、ヘッドホン68に出力している。従って、
子機50の使用者は、ヘッドホン68を装着し、再生ボ
タン61を操作するだけで、半導体メモリ57に記録し
ておいた動画を、液晶パネル70上で視認し、音声をヘ
ッドホン68で聞く、というスタイルで楽しむことかで
きる。
【0024】なお、子機50にはバッテリ69が搭載さ
れており、単独で、バッテリの許す限り動作可能であ
る。また、子機50は全体の重量も、数百グラムとして
いるので、その可搬性は極めて高い。バッテリ69は、
アルカリ乾電池のような一次電池を用いても良いし、ニ
ッケル水素蓄電池などの二次電池を用いても良い。二次
電池を用いた場合には、充電は、クレードル40を介し
て行なうようにすれば良い。この場合、後述する動画の
転送とバッテリの充電とを併せて行なうことができるの
で、便利である。子機50は、半導体メモリ57を用い
ており、表示も消費電力の少ない液晶パネル70を用い
ていることから、全体の消費電力は極めて小さい。従っ
て、バッテリ69で動画を充分視聴することができる。
消費電力が小さいので、例えば太陽電池などでも駆動す
ることができる。
【0025】次に、ビデオコントローラ20における処
理について説明する。ビデオコントローラ20は、図4
に示した処理ルーチンと図5に示した処理ルーチンとの
二つを、通常実行する。図5に示した処理ルーチンは、
録画の指示が行なわれたときに実行されるものである。
なお、図5に示した録画処理ルーチンは、図4に示した
処理ルーチンや、その他の処理が行なわれているときで
も、録画の開始時間になれば、実行される。
【0026】ビデオコントローラ20は、図4に示した
処理を開始すると、まずリモコン30からの入力を検出
するまでは待機状態となり(ステップS100)、リモ
コン30からの何らかの入力を赤外線受信部21により
受け付けると(ステップS105)、その指示について
の判別を行なう(ステップS110)。リモコン30か
らの指示が、録画予約であれば、ステップS120に進
んで、録画予約の処理を行なう。録画予約の処理とは、
何時から何時まで、何チャンネルを録画する、といった
指定である。なお、このときに、併せて、子機への転送
を行なうべき録画が否かを指定しても良い。もとより、
子機への転送の有無は、録画とは別に、リモコン30か
ら指定するものとすることもできる。
【0027】また、リモコン30からの指示がテレビ表
示であれば、ビデオコントローラ20は、ケーブルテレ
ビの指定のチャンネルの番組をテレビ10に表示する処
理を行なう(ステップS130)。リモコン30からの
指示がその他の処理の場合は、その他の処理、例えば画
質調整などの処理を行なう(ステップS140)。以上
の処理の後、「NEXT」に抜けて本ルーチンを終了す
る。
【0028】ビデオコントローラ20は、録画の予約が
行なわれた後は、図5に示す処理を実行する。この処理
が開始されると、予約された録画時間になるまで待機し
(ステップS150)、録画時間になったと判断すると
(ステップS155)、予約された番組を録画する処理
を行なう(ステップS160)。具体的には、表示回路
26を制御して、ケーブルテレビの予約されたチャンネ
ルを指定してテレビ番組の映像を取り込み、これをMP
EG−4のフォーマットでハードディスク27に、動画
データのファイルとして保存する処理を行なう。
【0029】予約された番組を録画する処理を行なった
後、管理情報をこの動画データに付加する処理を行なう
(ステップS170)。管理情報としては、録画した番
組のID番号、録画が行なわれた日付・時間、録画した
チャンネル番号、子機に転送するか否かの指定、録画さ
れた動画データの格納場所を示すセクタ番号、などがあ
る。これらの情報のうち、ID番号は、録画された動画
データを区別するために、ユニークな番号を付与するも
のだが、収録の日時およびチャンネル番号の組合わせも
原則としてユニークなものとなるので、ID番号は省略
することも可能である。本実施例では、後述する同期処
理において動画データが同一かどうかの判断を容易にす
るため、ID番号を採用している。また、子機に転送す
るか否かの指定は、録画が行なわれた時点では、付与さ
れないこともある。特に指定がなされていない場合に
は、この情報は空欄(null)としておき、リモコン
30の操作により後ほど指定されたときに、「転送有
り」「転送なし」というように設定するものしても良
い。なお、ビデオコントローラ20側の管理情報には、
これら以外に、図6に示したように、視聴済みであるか
否かのデータ、自動消去を許可するか否かのデータ、等
も含んでいる。視聴済みを示すデータは、録画した番組
をビデオコントローラ20側で再生して視聴した時に書
き込まれる。また、自動消去の許可・禁止を指定するデ
ータは、視聴が終了した時点で、画面に「自動消去を許
可して良いですか」といったメッセージが表示され、こ
れに対してリモコン30から「許可」「禁止」の別を指
定することにより、管理情報の一部に書き込まれる。
【0030】こうして作成された管理情報は、動画デー
タにヘッダのような形態で直接付加しても良いが、動画
データとは別のファイルとして保存し、動画データや管
理情報に与えられた管理番号(例えば上記ID番号)を
用いて関連付けておいても良い。ビデオコントローラ2
0のハードディスク27には、その容量が許す限りの動
画データを保存することができる。保存された各動画デ
ータには、それぞれ、上記の管理情報が付加され、デー
タベースとして保管されている。この管理情報の一例を
図6に示した。
【0031】次に、親機であるビデオコントローラ20
に保存された動画データを子機50に転送する処理につ
いて説明する。動画データの子機50への転送は、子機
50をクレードル40に置いたときに行なわれる。この
時のビデオコントローラ20の処理を図7および図8
に、子機50側の処理を図10に、それぞれ示した。ビ
デオコントローラ20は、子機50がクレードル40に
置かれたことを検出するまで待機する(ステップS20
0)。ビデオコントローラ20は、子機50がクレード
ル40に置かれたことを検出すると(ステップS21
0)、子機50との間で通信を開始し、子機50側の管
理情報の一覧を取得する処理を行なう(ステップS22
0)。親機であるビデオコントローラ20からの通信を
受けて、子機50側でも、図10に示したように、親機
との通信を開始する(ステップS271)。なお、子機
50がクレードル40に置かれたことの検出は、クレー
ドル40にスイッチを設けて、このスイッチのオンオフ
をビデオコントローラ20から読み取ることにより行な
っても良いし、電気的な信号のやり取りを監視すること
により行なっても良い。
【0032】子機50側でも、子機50の半導体メモリ
57に記憶している動画データについての管理情報を持
っている。この一例を図9に示した。子機50側の管理
情報は、親機であるビデオコントローラ20が持ってい
る管理情報とほぼ同じであるが、子機転送の指定を持た
ない点、およびセクタ番号に代えてデータが保存されて
いる先頭アドレスの値を持っている点で異なる。また、
視聴済みを示すデータは、子機50側での視聴の有無を
反映したデータであり、ビデオコントローラ20側での
視聴とは別個のものである。自動消去の許可・禁止を示
すデータも同様にビデオコントローラ20側のデータと
は別個のものである。親機であるビデオコントローラ2
0からの管理情報一覧の読み出しに対応して、子機50
側では、図10に示したように、管理情報一覧を出力す
る処理(ステップS272)が行なわれる。
【0033】子機の管理情報の一覧を取得した後(ステ
ップS220)、次に変数Nを初期値1に設定し(ステ
ップS230)、この変数Nが、親機であるビデオコン
トローラ20側に保存されている動画データの数Nc以
下であるか否かの判断を行なう(ステップS240)。
ビデオコントローラ20に動画データが保存されていな
ければ、Nc=0であり、ステップS240の判断は
「NO」となる。この場合には、「NEXT」に抜け
て、本ルーチンを一旦終了する。親機であるビデオコン
トローラ20側に一以上の動画データが保存されていれ
ば、ステップS240での判断は「YES」となり、次
に子機転送処理(ステップS250)を行なう。子機転
送処理の詳細は後述するが(図8参照)、要するにビデ
オコントローラ20側の動画データを必要に応じて子機
50側に転送する処理である。この処理の完了後、変数
Nを値1だけインクリメントし(ステップSか26
0)、ステップS240に戻って、上記の処理を繰り返
す。即ち、親機であるビデオコントローラ20内に保存
されている動画データを順次子機50側に転送する処理
を行なうのである。ビデオコントローラ20内の総ての
動画データ、即ちNc個の動画データについての転送処
理が終われば、ステップS240での判断は、「NO」
となり、「NEXT」に抜けて本ルーチンを終了する。
【0034】子機転送処理(ステップS250)の詳細
について、図8に基づき説明する。子機転送処理が開始
されると、まず変数Nにより指定された動画データの管
理情報を読み出し(ステップS251)、管理情報の所
定の欄のデータを読み出して、子機への転送が指定され
ているか否かの判断を行なう(ステップS252)。図
6に例示したように、親機であるビデオコントローラ2
0の有する管理情報には、子機への転送を行なうか否か
のデータが含まれているので、これを判断するのであ
る。子機への転送が指定されていなければ、転送処理は
行なわないとして、「NEXT」に抜けて、この処理ル
ーチンを一旦終了する。
【0035】他方、管理情報を参照して子機への転送が
指定がなされていると判断されれば(ステップS25
2)、次に、既にステップS220で読み出した子機側
の管理情報一覧を参照し、同じ動画データが子機50側
に存在するか否かの判断を行なう(ステップS25
3)。このとき、指定された動画データが子機50側に
存在するか否かは、ID番号をつき合わせることにより
行なう。もとより、既に説明したように、録画の日時と
チャンネル番号とから、つき合わせても良い。
【0036】転送しようとした動画データが子機50側
に存在すれば、再度転送を行なう必要はないから、「N
EXT」に抜けて、図7に示した処理を継続する。他
方、変数Nにより指定された動画データが子機50側に
存在しなければ、ハードディスク27に保存されたその
番号の動画データを、クレードル40を介して子機50
側に転送する処理を行なう(ステップS254)。な
お、この処理を受けて、子機50側でも、動画データの
転送を受け付ける処理が行なわれる(図10、ステップ
S274)。
【0037】転送の途中で子機50をクレードル40か
ら取り外さないように、転送が行なわれている間は、子
機50の液晶パネル70に「データを転送中です。子機
50を取り外さないでください」といった表示を行なっ
ても良い。もとより、強制的に子機50がクレードル4
0から取り外された場合には、転送失敗とみなして、そ
れまで転送した動画データを子機50側から消去しても
良いし、転送に成功したセクタまでのデータを再生可能
な形態で残してもよい。
【0038】動画データの転送(ステップS254)が
完了すると、次に子機側の管理情報を更新する処理を行
なう(ステップS255)。具体的には、親機であるビ
デオコントローラ20側から、転送した動画データに対
応した管理情報を転送し、子機50側では、これを転送
済みの動画データと関連づけて、半導体メモリ57の所
定の領域に保存するのである(図10、ステップS27
5)。
【0039】以上の処理を、親機であるビデオコントロ
ーラ20側および子機50側で、それぞれ行なうことに
より、ビデオコントローラ20側で録画し、子機50へ
の転送の指示がなされた動画データは、子機50をクレ
ードル40上に載置するだけで、クレードル40を介し
て自動的に転送される。また、動画データに付属する管
理情報も自動的に更新される。従って、子機50への動
画データの転送を簡略に行なうことができる。また、既
に子機50に転送済みの動画データは転送しないので、
無駄な転送に時間をとられたり、半導体メモリ57の容
量を同一の動画データで無駄に消費することがない。
【0040】なお、本実施例では、表示回路26には、
ケーブルテレビ用のケーブルを接続して、ケーブルテレ
ビからテレビ番組を録画するものとしたが、通常の地上
波放送用のアンテナに接続しても良いし、衛星放送用の
アンテナに接続して、それぞれの番組を録画する構成と
してもよい。たま、インターネットに接続し、インター
ネット上のウェブビデオを視聴する構成としても良い。
【0041】次に第2実施例について説明する。第2実
施例では、第1実施例における子機転送処理(図8)が
異なるが、その処理の説明に先立って、子機50側での
動画データの視聴の様子について説明する。図11は、
子機50が実行する視聴用処理ルーチンである。子機5
0は、不使用状態では、液晶パネル70などの表示を落
として省電力モードとなっており、CPU52なども停
止している。この状態で、ボタン61ないし64のいず
れかが押されるとCPU52はこれを検出して起動し
(ステップS300)、ドライバ60や液晶パネル70
などへの通電を開始する(ステップS310)。その
後、管理情報を半導体メモリ57から読み出して、再生
できる動画の一覧を液晶パネル70に表示する処理を行
なう(ステップS320)。表示の一例を図12に示し
た。
【0042】初期状態では、一番最後に転送を受けた動
画データが選択され、反転表示されている。そこで、次
に動画の選択処理を行なう(ステップS330)。選択
処理は、早送りボタン63か巻戻しボタン64を操作す
ることで、リスト上の反転表示の位置を上下させ、一覧
表示された動画名のリストから見たいと思った動画の表
示が反転されたとき、再生ボタン61を操作することに
より行なう。こうしていずれか一つの動画が選択される
と、その動画のデータをMPEG−4処理回路56によ
り処理して再生し、動画を液晶パネル70に表示する
(ステップS340)。このとき併せて音声も再生さ
れ、アンプ65により増幅されて、ヘッドホン68によ
り聞くことができるのはもちろんである。こうして動画
の視聴が行なわれ、動画データを最後まで再生すると、
再生を停止し、再生した動画に対応した管理情報に、
「視聴済み」のデータを書き込む処理を行なう(ステッ
プS350)。
【0043】視聴の終了後に「視聴済み」というデータ
が管理情報に書き込まれることを前提として、第2実施
例の子機転送処理(図13)について説明する。第2実
施例でも、ビデオコントローラ20における全体の処理
(図7)は、第1実施例と同一である。第2実施例の図
13は、第1実施例の図8に対応した処理を示してい
る。親機であるビデオコントローラ20側から、変数N
で特定された動画データの子機50側への転送を行なう
際、図13に示したように、第1実施例(図8)と同
様、まず変数Nにより指定された動画データの管理情報
を読み出し(ステップS401)、管理情報の所定の欄
のデータを読み出して、子機への転送が指定されている
か否かの判断を行なう(ステップS402)。
【0044】管理情報を参照して子機への転送が指定が
なされていると判断されれば(ステップS402)、次
に、既に読み出した子機側の管理情報一覧を参照し、同
じ動画データが子機50側に存在するか否かの判断を行
なう(ステップS403)。変数Nにより指定された動
画データが子機50側に存在しなければ、次に、子機5
0側の半導体メモリ57の空き容量は、転送しようとし
ている動画データに対して充分であるか否かの判断を行
なう(ステップS410)。空き容量が充分になけれ
ば、子機50側において視聴済みであるとされた動画デ
ータをまず削除する処理を行ない(ステップS42
0)、更に空き容量が足りなければ、録画時間の古いも
のから順に削除して(ステップS430)、半導体メモ
リ57上に充分な空き容量を確保する処理を行なう。そ
の後、転送しようとしている動画データをハードディス
ク27から読み出し、クレードル40を介して子機50
側に転送する処理を行なう(ステップS440)。動画
データの転送が完了すると、次に子機側の管理情報を更
新する処理を行なう(ステップS450)。
【0045】以上説明した第2実施例によれば、親機で
あるビデオコントローラ20側から動画データを転送し
ようとする際、半導体メモリ57に充分な空き容量がな
ければ、子機50側で既に視聴した動画データを自動的
に消去してから、転送を行なうので、半導体メモリ57
の空き容量が不足して転送が行なえない、ということが
生じにくくなっている。更に、空き容量が不足すれば、
視聴していない動画データの中から古いデータから順に
消去していく。このため、子機50側にいつまでの古い
動画データが残って、新しい動画データの転送を妨げる
と言うことがない。なお、設定により、視聴していない
動画データの自動消去を許可しない、といすることもで
きる。この場合には、液晶パネル70上に、「メモリの
容量が不足し、映像を転送できません」などの表示を行
ない、使用者に動画データの削除や視聴を促すようにし
ても良い。
【0046】なお、視聴済みであれ未視聴のものであ
れ、お気に入りの動画データは子機50に残しておきた
いといった使い方もあり得る。この場合には、図9に示
したように、子機50側の管理情報に、自動消去の「許
可」「禁止」を指定する欄を設け、この欄の指定に従っ
て、自動消去を行なったり(自動消去の許可時)、自動
消去を行なわない(自動消去の禁止時)などの対応を採
ることができる。自動消去の許可・禁止は、親機である
ビデオコントローラ20側で、リモコン30により指定
することもできるが、子機50側での要求とは異なるこ
とが考えられるから、ボタン61ないし64を用いて、
子機50側で設定するものとすることが好適である。例
えば、動画データが一覧表示された状態で、早送りボタ
ン63と巻戻しボタン64とを使って所望の動画データ
が選択された状態とし、この状態で停止ボタン62を操
作する度に、自動消去の「許可」「禁止」の指定が切り
替えられるトグル動作として、この指定を行なうものと
することができる。
【0047】以上本発明のいくつかの実施例について説
明したが、本発明は、こうした実施例に何ら制限される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て、種々なる態様で実施し得ることはもちろんである。
例えば、半導体メモリ57内の動画データを消去する条
件として、子機50側で未視聴のものであっても、親機
であるビデオコントローラ20側で視聴済みの動画デー
タを優先的に消去する構成としても良い。また、上記実
施例では、ビデオコントローラ20は、ケーブルテレビ
や衛星放送などのテレビ番組をハードディスクレコーデ
ィングする機器として説明したが、CD−ROMやビデ
オディスク、あるいはDVDの再生機能を有する装置な
どであっても差し支えない。
【0048】また、ビデオコントローラ20は、本体側
には操作キーを持たず、総てのキーを30側に持たせる
ものとしたが、20自体に操作ボタンなどを用意するこ
とも差し支えない。この場合には、例えば、子機50へ
の転送を指示するキーを本体側に設けたり、録画予約用
のキーを本体側に設けたりすることができる。また、リ
モコンにも表示措置を設け、管理情報をリモコン30に
表示するものとしても良い。操作キーが増えることをい
とわなければ、子機50自体にリモコンとしての機能を
持たせることも可能である。この他、クレードル40を
用いずビデオコントローラ20と子機50とを直接ケー
ブルで接続する構成、ビデオコントローラ20と子機5
0とを直接無線で接続する構成、あるいは録画の回数や
繰り返しから自動的に次の録画の予約を行なう機能をビ
デオコントローラ20を持たせた構成、ビデオコントロ
ーラ20がテレビ機能を有するパーソナルコンピュータ
である構成など、様々な構成が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における動画管理システムの概
略構成図である。
【図2】実施例において動画管理装置であるビデオコン
トローラ20の内部構成を例示するブロック図である。
【図3】実施例において動画表示装置に相当する子機5
0の内部構成を例示するブロック図である
【図4】ビデオコントローラ20が実行するコントロー
ラ処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】ビデオコントローラ20が実行する録画処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図6】ビデオコントローラ20が管理する管理情報の
一例を示す説明図である。
【図7】ビデオコントローラ20が実行する同期処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図8】ビデオコントローラ20が実行する子機への転
送処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図9】子機50側に保存されている管理情報の一例を
示す説明図である。
【図10】子機50側での転送処理ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図11】第2実施例における子機50側の視聴用処理
ルーチンを示すフローチャートである。
【図12】視聴しようとする動画の選択を行なう際の液
晶パネル70の表示の一例を示す説明図である。
【図13】第2実施例における子機への転送処理ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…テレビ 20…ビデオコントローラ 21…赤外線受信部 22…CPU 23…ROM 24…RAM 25…タイマ 26…表示回路 27…ハードディスク 28…I/Oインタフェース 30…リモコン 40…クレードル 45…接続ケーブル 50…子機 52…CPU 53…ROM 54…RAM 55…I/Oコントローラ 56…MPEG−4処理回路 57…半導体メモリ 58…I/Oインタフェース 60…ドライバ 61…再生ボタン 62…停止ボタン 63…早送りボタン 65…アンプ 67…ジャック 68…ヘッドホン 70…液晶パネル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体記憶装置に動画データを記録し、
    該動画データを読み出して、ディプレイに表示する可搬
    型の動画表示装置と、該動画表示装置内の動画データの
    管理を行なう動画管理装置とからなる動画管理表示シス
    テムであって、 前記動画表示装置を載置することで、前記動画管理装置
    と前記動画表示装置との間の情報のやり取りを可能とす
    る接続装置を備えると共に、 前記動画管理装置は、 前記動画表示装置に転送しようとする動画データを記憶
    する動画データ記憶手段と、 該記憶する動画データの管理情報を、該動画データに対
    応づけて記憶する管理情報記憶手段と、 前記接続装置に前記動画表示装置が載置されたとき、前
    記動画表示装置内の動画データの管理情報を読み出し
    て、該動画データの更新を行なうデータ更新手段とを備
    え、 前記動画表示装置は、 前記接続装置を介して転送された動画データを、前記半
    導体記憶装置に書き込む書込手段と、 前記半導体記憶装置から所定の画像データを読み出して
    前記ディスプレイにて再生したとき、再生済みであるこ
    とを、前記データ更新手段における前記更新のために、
    前記管理情報の一部として記憶する再生済みデータ記憶
    手段とを備えた動画管理表示システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の動画管理表示システムで
    あって、 前記データ更新手段は、前記動画表示装置から読み出し
    た前記管理情報に、再生済みであることを示す管理情報
    が記憶されていたとき、当該再生済みの画像データを、
    前記動画表示装置の前記半導体記憶装置から削除する手
    段である 動画管理表示システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の動画管理表示システムで
    あって、 前記管理情報記憶手段は、前記動画表示装置の前記半導
    体記憶装置に前記動画データを転送した時間を、前記管
    理情報の一部として記憶する手段であり、 前記データ更新手段は、前記動画表示装置内の前記半導
    体記憶装置から画像データの削除を行なう際、前記記憶
    した転送時間が古いものから順に削除する手段である画
    像管理表示システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の動画管理表示システムで
    あって、 前記データ更新手段は、前記動画表示装置内に転送しよ
    うとする動画データの大きさが、前記動画表示装置内の
    前記半導体記憶装置の空き容量より大きいとき、前記転
    送時間の古いものから順に行なう削除を実行する手段で
    ある動画管理表示システム。
  5. 【請求項5】 前記接続装置は、前記動画表示装置が載
    置されたとき、前記動画管理装置に対して通知する手段
    を備えた請求項1記載の動画管理表示システム。
  6. 【請求項6】 半導体記憶装置に動画データを記録し、
    該動画データを読み出して、ディスプレイに表示する可
    搬型の動画表示装置内の動画データを管理する方法であ
    って、 前記動画表示装置に転送しようとする動画データを記憶
    し、 該記憶する動画データの管理情報を、該動画データに対
    応づけて記憶し、 前記動画表示装置が接続されたとき、前記動画データ
    を、前記管理情報と共に、該動画表示装置の前記半導体
    記憶装置に転送し、 前記動画表示装置が、前記半導体記憶装置から所定の動
    画データを読み出して前記ディスプレイにて再生したと
    き、再生済みであることを、前記管理情報の一部として
    書き込み、 次に前記動画表示装置が接続されたとき、前記動画表示
    装置内の動画データの管理情報を読み出して、該動画デ
    ータの更新を行なう動画管理方法。
  7. 【請求項7】 半導体記憶装置に動画データを記録し、
    該動画データを読み出して、ディスプレイに表示する可
    搬型の動画表示装置であって、 接続された他の装置から、動画データを、該動画データ
    を管理する管理情報と共に転送されたとき、該動画デー
    タと該管理情報を、前記半導体記憶装置に書き込む書込
    手段と、 前記半導体記憶装置から所定の動画データを読み出して
    前記ディスプレイにて再生したとき、再生済みであるこ
    とを、前記データ更新手段における前記更新のために、
    前記管理情報の一部として記憶する再生済みデータ記憶
    手段と、 前記他の装置に再度接続されたとき、前記再生済みであ
    ることを含む前記管理情報を、該他の装置に出力し、該
    他の装置からの前記動画データの取り扱いに供する情報
    出力手段とを備えた動画表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の動画表示装置であって、 前記半導体記憶装置内に記録された動画データの削除を
    禁止することを指示する削除禁止指示手段と、 該削除の禁止が指示されたとき、当該動画データの削除
    の禁止を示す情報を、前記管理情報の一部として記憶す
    ると共に、該動画データの削除を禁止する手段を備えた
    動画表示装置。
  9. 【請求項9】 前記削除禁止指示手段は、当該動画表示
    装置を他の装置に接続するための接続装置上に設けられ
    た請求項8記載の動画表示装置。
  10. 【請求項10】 半導体記憶装置に記録した動画データ
    をディスプレイに表示する可搬型の動画表示装置内の動
    画データの管理を行なう動画管理装置であって、 前記動画表示装置を載置することで、前記動画管理装置
    と前記動画表示装置との間の情報のやり取りを可能とす
    る接続手段と、 前記動画表示装置に転送しようとする動画データを記憶
    する動画データ記憶手段と、 該記憶する動画データの管理情報を、該動画データに対
    応づけて記憶する管理情報記憶手段と、 前記接続手段に前記動画表示装置が載置されたとき、前
    記動画データを、該動画表示装置内の前記半導体記憶装
    置に、前記管理情報と共に転送すると共に、前記動画表
    示装置内に転送済みの動画データについて再生済みであ
    るか否かを示す情報が付加された前記管理情報を読み出
    して、該動画データの更新を行なうデータ更新手段とを
    備えた動画管理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の動画管理装置であっ
    て、前記動画データ記憶手段に記憶される動画データに
    対して、当該動画データが、前記動画表示装置に転送す
    るか否かを指示する示す転送指示手段を備えると共に、
    前記管理情報記憶手段は、前記指示に従って、前記動画
    データの転送指示の情報を、前記管理情報の一部として
    記憶する手段を備えた動画管理装置。
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