JP2006279698A - 録画番組自動格納システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1ユーザが第1携帯端末(2−1)により第N連続番組データを見終わっている場合又は見終わる可能性がある場合、第1携帯端末(2−1)の出力部に出力された第N連続番組データの第1再生時間が、第N連続番組データに対する所定範囲内である。このとき、サーバ(1)は、サーバ記憶部(11)に格納された第(N+1)連続番組データをコピーして第1携帯端末(2−1)の記憶部に格納し、その第N連続番組データを視聴完了後に第1携帯端末(2−1)の記憶部から消去するためのコピー番組視聴後削除命令を第1携帯端末(2−1)に通知する。これにより、第1ユーザは、第N連続番組データを第1携帯端末(2−1)により視聴し終わった場合、手動コピー処理を行なわずに、第N連続番組データの後の第(N+1)連続番組データを第1携帯端末(2−1)により視聴することができる。このように、本発明の録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
【選択図】図1
Description
本発明の録画番組自動格納システムは、複数の携帯端末(2−1、2−2)と、サーバ(1)とを具備している。
前記複数の携帯端末(2−1、2−2)の各々は、記憶部(21;22)と、出力部(26)と、コンピュータプログラム(24)である制御部(25)とを備えている。
前記サーバ(1)は、サーバ記憶部(11;12)と、複数の番組データを受信して前記サーバ記憶部(11;12)に格納する受信部(10)と、コンピュータプログラム(14)であるサーバ制御部(15)とを備えている。前記サーバ制御部(15)は、前記複数の番組データを表す蓄積番組リスト(50)を生成して前記サーバ記憶部(11;13)に格納する。
前記蓄積番組リスト(50)は、前記複数の番組データのそれぞれに対して、前記複数の番組データが最初から途中まで放送されたときの設定時間(Tx)から、前記複数の番組データが最初から最後まで放送されたときの放送時間(Ty)までの範囲を表す所定範囲(Txy)を含んでいる。
前記複数の携帯端末(2−1、2−2)のうちの第1携帯端末(2−1)の記憶部(21;22)に、前記サーバ記憶部(11;12)に格納された前記複数の番組データのうちの、連続番組を表す第N連続番組データ(41)(Nは1以上の整数)のコピーが格納されている(S11〜S13)。このときに、前記第1携帯端末(2−1)の制御部(25)は、前記サーバ(1)と前記第1携帯端末(2−1)とを接続する第1接続イベントに応じて、第1携帯管理情報を前記サーバ制御部(15)に送信する(S21、S22)。
この場合、前記第1携帯管理情報は、前記第1携帯端末(2−1)の記憶部(21;22)に格納された前記第N連続番組データ(41)を前記第1携帯端末(2−1)の制御部(25)が最初から前記第1携帯端末(2−1)の出力部(26)に出力したときの第1再生時間(Tz)と、前記第1携帯端末(2−1)の記憶部(21;22)に格納された前記第N連続番組データ(41)がコピーであることを表すコピー番組情報(81)と、前記第1携帯端末(2−1)の記憶部(21)の記憶領域(22)のうちの未使用領域を表す残容量とを含んでいる。
前記サーバ制御部(15)は、前記蓄積番組リスト(50)を参照した結果、前記第1携帯管理情報に含まれる前記第1再生時間(Tz)が、前記第N連続番組データ(41)に対する前記所定範囲(Txy)内である(S23、S24−YES、S25−YES)。且つ、前記第1携帯管理情報に含まれる残容量が、所定容量以下であるが、前記複数の番組データのうちの第(N+1)連続番組データ(42)の容量よりも大きい。
このとき、前記サーバ制御部(15)は、前記サーバ記憶部(11;12)に格納された前記第(N+1)連続番組データ(42)をコピーして前記第1携帯端末(2−1)の記憶部(21;22)に格納する(S26)。
前記サーバ制御部(15)は、前記第1携帯管理情報に含まれる前記コピー番組情報(81)に対して、コピー番組視聴後削除命令(82)を前記第1携帯端末(2−1)の制御部(25)に通知する(S26)。
前記第1携帯端末(2−1)の制御部(25)は、前記第N連続番組データ(41)を最後まで前記第1携帯端末(2−1)の出力部(26)に出力しているときに、前記コピー番組視聴後削除命令(82)に応じて、前記第1携帯端末(2−1)の記憶部(21;22)から前記第N連続番組データ(41)を消去する(S27)。
また、第1携帯端末(2−1)の記憶部(21)の記憶領域(22)を表す記憶容量は、サーバ(1)のサーバ記憶部(11)の記憶領域(12)を表す記憶容量よりもはるかに小さい。このため、第1携帯端末(2−1)の記憶部(21)の残容量が、第(N+1)連続番組データ(42)の容量よりも大きくても、所定容量以下である場合がある。このような場合、第1ユーザが嗜好とする複数の番組データを一度に第1携帯端末(2−1)の記憶部(21)に格納することに限度がある。
この状態では、ユーザにとって利便性に欠ける。
これにより、第1ユーザは、第N連続番組データ(41)を第1携帯端末(2−1)により視聴し終わった場合、手動コピー処理を行なわずに、第N連続番組データ(41)の後の第(N+1)連続番組データ(42)を第1携帯端末(2−1)により視聴することができる。
また、第1ユーザが第1携帯端末(2−1)により第N連続番組データ(41)を見終わったら、第N連続番組データ(41)が第1携帯端末(2−1)の記憶部(21)から自動的に消去されるため、第1携帯端末(2−1)の記憶部(21)の記憶容量を節約することができる。
このように、本発明の第1の観点による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
この状態では、ユーザにとって利便性に欠ける。
このように、本発明の第1の観点による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
本発明の録画番組自動格納システムにおいて、前記複数の携帯端末(2−1、2−2)のうちの第2携帯端末(2−2)の記憶部(21;22)に前記第N連続番組データ(41)が格納されている(S31〜S33)。このときに、前記第2携帯端末(2−2)の制御部(25)は、前記サーバ(1)と前記第2携帯端末(2−2)とを接続する第2接続イベントに応じて、第2携帯管理情報を前記サーバ制御部(15)に送信する(S41、S42)。
この場合、前記第2携帯管理情報は、前記第2携帯端末(2−2)の制御部(25)が前記第N連続番組データ(41)を最初から前記第2携帯端末(2−2)の出力部(26)に出力したときの第2再生時間(Tz)と、前記第2携帯端末(2−2)の記憶部(21)の記憶領域(22)のうちの未使用領域を表す残容量とを含んでいる。
前記サーバ制御部(15)は、前記蓄積番組リスト(50)を参照した結果、前記第2携帯管理情報に含まれる前記第2再生時間(Tz)が、前記第N連続番組データ(41)に対する前記所定範囲(Txy)内である(S43、S44−YES、S45−YES)。且つ、前記第2携帯管理情報に含まれる残容量が前記所定容量より大きい。
このとき、前記サーバ制御部(15)は、前記サーバ記憶部(11;12)に格納された前記複数の番組データのうちの前記第(N+1)連続番組データ(42)を前記第2携帯端末(2−2)の記憶部(21;22)に移動する(S46)。
前記サーバ制御部(15)は、前記第2携帯端末(2−2)の記憶部(21;22)に格納された前記第(N+1)連続番組データ(42)の消去を禁止するための移動番組削除禁止命令(83)を前記第2携帯端末(2−2)の制御部(25)に通知する(S46)。
前記サーバ制御部(15)は、前記第(N+1)連続番組データ(42)が前記サーバ(1)から前記第2携帯端末(2−2)に移動されたことを表す番組移動情報(85)を生成し、前記サーバ記憶部(11;13)に格納する(S46)。
また、第2携帯端末(2−2)の記憶部(21)の残容量に余裕がある場合、第2ユーザが嗜好の番組データがサーバ記憶部(11)から第2携帯端末(2−2)の記憶部(21)に移動されるため、サーバ記憶部(11)の記憶容量を節約することができる。
また、サーバ制御部(15)は、番組移動情報(85)により第(N+1)連続番組データ(42)がサーバ(1)から第2携帯端末(2−2)に移動されたことを管理している。このため、サーバ制御部(15)は、第1携帯端末(2−1)の記憶部(21)に第(N+1)連続番組データ(42)を格納する必要があるときに、番組移動情報(85)を第1携帯端末(2−1)に通知すればよい。
このように、本発明の第2の観点による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
本発明の録画番組自動格納システムにおいて、前記第1携帯端末(2−1)の記憶部(21;22)に前記第N連続番組データ(41)のコピーが格納され(S11〜S13)、前記第2携帯端末(2−2)の記憶部(21;22)に前記第(N+1)連続番組データ(42)が格納され、前記サーバ記憶部(11;13)に前記番組移動情報(85)が格納されている(S41〜S46)。このときに、前記第1携帯端末(2−1)の制御部(25)は、前記第1接続イベントに応じて、前記第1携帯管理情報を前記サーバ制御部(15)に送信する(S21、S22)。
前記サーバ制御部(15)は、前記蓄積番組リスト(50)を参照した結果、前記第1携帯管理情報に含まれる前記第1再生時間(Tz)が、前記第N連続番組データ(41)に対する前記所定範囲(Txy)内である(S23、S24−YES、S25−YES)。且つ、前記第1携帯管理情報に含まれる残容量が、前記所定容量以下であるが、前記第(N+1)連続番組データ(42)の容量よりも大きい。
このとき、前記サーバ制御部(15)は、前記サーバ記憶部(11;13)に格納された前記番組移動情報(85)を前記第1携帯端末(2−1)の制御部(25)に通知し(S51)、前記第1携帯管理情報に含まれる前記コピー番組情報(81)に対して、前記コピー番組視聴後削除命令(82)を前記第1携帯端末(2−1)の制御部(25)に通知する(S51)。
前記サーバ制御部(15)は、前記第2接続イベントが発生したときに(S41)、要求後配信命令(84)を前記第2携帯端末(2−2)の制御部(25)に通知する(S52)。
前記第1携帯端末(2−1)の制御部(25)は、前記番組移動情報(85)に応じて、前記第(N+1)連続番組データ(42)を要求するための要求情報(86)を前記第2携帯端末(2−2)に送信する(S53)。このとき、前記第2携帯端末(2−2)の制御部(25)は、前記要求情報(86)と前記要求後配信命令(84)とに応じて、前記第2携帯端末(2−2)の記憶部(21;22)に格納された前記第(N+1)連続番組データ(42)をコピーし、前記第1携帯端末(2−1)の記憶部(21;22)に格納する(S54)。
本発明の第3の観点では、複数の番組データを格納するサーバ記憶部(11)を備えたサーバ(1)と、小容量の記憶部(21)を備えた第1携帯端末(2−1)と、それよりも大容量の記憶部(21)を備えた第2携帯端末(2−2)とのコンビネーションにより、ユーザが嗜好とする番組データを格納することができる。
このように、本発明の第3の観点による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
このように、本発明の第1の観点による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
このように、本発明の第2の観点による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
本発明の録画番組自動格納システムによれば、ユーザは、第N連続番組データ(41)を携帯端末(2−1、2−2)により視聴し終わった場合、手動コピー処理を行なわずに、第N連続番組データ(41)の後の第(N+1)連続番組データ(42)を携帯端末(2−1、2−2)により視聴することができる。
本発明の録画番組自動格納システムによれば、ユーザは、第N連続番組データ(41)を携帯端末(2−1、2−2)により視聴し終わった場合、携帯端末(2−1、2−2)をクレードル(3−1、3−2)に接続するだけで、第N連続番組データ(41)の後の第(N+1)連続番組データ(42)を携帯端末(2−1、2−2)により視聴することができる。
本発明の録画番組自動格納システムによれば、携帯端末(2−1)の記憶部(21)が小容量である場合、即ち、携帯端末(2−1)の記憶部(21)の残容量に余裕がない場合、ユーザが携帯端末(2−1)により第N連続番組データ(41)を見終わったら、第N連続番組データ(41)が携帯端末(2−1)の記憶部(21)から自動的に消去されるため、その記憶部(21)の記憶容量を節約することができる。
本発明の録画番組自動格納システムによれば、携帯端末(2−2)の記憶部(21)が大容量である場合、即ち、携帯端末(2−2)の記憶部(21)の残容量に余裕がある場合、ユーザが嗜好の番組データがサーバ記憶部(11)から携帯端末(2−2)の記憶部(21)に移動されるため、サーバ(1)のサーバ記憶部(11)の記憶容量を節約することができる。
本発明の録画番組自動格納システムによれば、複数の番組データを格納するサーバ記憶部(11)を備えたサーバ(1)と、小容量の記憶部(21)を備えた携帯端末(2−1)と、大容量の記憶部(21)を備えた携帯端末(2−2)とのコンビネーションにより、ユーザが嗜好とする番組データを格納することができる。
本発明の録画番組自動格納システムは、複数の携帯端末と、複数のクレードルと、サーバ1とを具備している。本実施例では、携帯端末とクレードルの数を2とし、複数の携帯端末をそれぞれ携帯端末2−1、2−2と称し、複数のクレードルをそれぞれクレードル3−1、3−2と称する。
クレードル3−1、3−2とサーバ1は、例えば、ユーザの自宅に設けられている。携帯端末2−1、2−2は、それぞれ、上記ユーザである第1ユーザ(例示;親)、第2ユーザ(例示;子)に使用される。クレードル3−1、3−2は、それぞれ、携帯端末2−1、2−2の内部に設けられた充電池に接続可能である。携帯端末2−1、2−2がそれぞれクレードル3−1、3−2に接続されたときに、携帯端末2−1、2−2に設けられた充電池は、それぞれ、家庭用電源からクレードル3−1、3−2を介して充電される。
サーバ1は、有線ネットワーク4を介してクレードル3−1、3−2と接続されている。有線ネットワーク4による接続としては、LAN(Local Area Network)、USB(Universal Serial Bus)が例示される。
サーバ1は、コンピュータであり、受信部10と、サーバ記憶部11と、CPU(Central Processing Unit)14と、サーバ出力部16と、デコーダ17と、通信部18と、入力部19とを具備している。
通信部18は、携帯端末2−1、2−2がクレードル3−1、3−2に接続されたときに、携帯端末2−1、2−2と有線ネットワーク4を介して通信可能である。
サーバ記憶部11は、記憶領域12と、管理テーブル13と、CPU14が実行するコンピュータプログラムとを備えている。コンピュータプログラムは、サーバ制御部15を含んでいる。
サーバ出力部16は、表示部16−1と、スピーカ16−2とを含んでいる。
受信部10は、アンテナを介して複数のチャンネルのそれぞれに対して、テレビ放送用の番組を表す複数の番組データを受信する。受信部10は、その複数の番組データをサーバ記憶部11の記憶領域12に格納する。
複数の番組データの各々は、番組の動画像を表す動画像データと、番組の音声を表す音声データと、番組情報とを含んでいる。その番組情報は、番組識別子と、放送時間を表す放送時間情報とを含んでいる。番組識別子は、チャンネルを表すチャンネル情報と、放送日時と、番組のタイトルと、その番組データの容量を表す容量情報とを含んでいる。
また、第1ユーザ、第2ユーザは、サーバ1により、共通の番組データとして選択番組データ30を視聴する場合もあるが、個人的に興味がある番組データについては携帯端末により視聴したい場合もある。
複数の番組データのうち、第1ユーザが嗜好の番組データを第1選択番組データ31とする。この場合、第1ユーザは、第1選択番組データ31を携帯端末2−1により視聴する。
複数の番組データのうち、第2ユーザが嗜好の番組データを第2選択番組データ32とする。この場合、第2ユーザは、第2選択番組データ32を携帯端末2−2により視聴する。
管理テーブル13には、管理リスト60が格納されている。管理リスト60は、携帯端末2−1、2−2の管理情報を表している。その管理情報は、後述する再生時間Tz、パラメータを含んでいる。パラメータは、お気に入り情報、視聴回数を含んでいる。その管理情報は、サーバ制御部15によって更新される。
管理テーブル13には、蓄積番組リスト50が管理リスト60に対応付けて格納される。蓄積番組リスト50は、サーバ記憶部11の記憶領域12に格納された複数の番組データを表している。
管理テーブル13には、後述する番組移動情報85が格納される場合がある。番組移動情報85は、ある番組データがサーバ1から携帯端末に移動するときに格納される。番組移動情報85については第2実施形態にて説明する。番組データがサーバ1から携帯端末に移動する場合があるため、サーバ1は、サーバ記憶部11の記憶領域12に格納された複数の番組データを、管理テーブル13を用いて管理する。
蓄積番組リスト50は、複数の番組データに対する番組識別子を含んでいる。
例えば、第N連続番組データ41の放送時間Tyが60分である場合、第N連続番組データ41の設定時間Txを48分としている。
携帯端末2−1、2−2は、コンピュータであり、記憶部21と、CPU24と、出力部26と、デコーダ27と、通信部28と、入力部29とを具備している。
通信部28は、基地局との無線通信が可能である。無線通信については公知であるため、説明を省略する。また、通信部28は、携帯端末2−1、2−2がクレードル3−1、3−2に接続されたときに、サーバ1の通信部18と有線ネットワーク4を介して通信可能である。
記憶部21は、記憶領域22と、CPU24が実行するコンピュータプログラムとを備えている。コンピュータプログラムは、制御部25を含んでいる。
出力部26は、表示部26−1と、スピーカ26−2とを含んでいる。
記憶部21の記憶領域22には、ユーザの嗜好による番組データが格納される。
その記憶領域22には、携帯管理情報70が格納されている。携帯管理情報70は、後述する再生時間Tz、パラメータを含んでいる。パラメータは、お気に入り情報、視聴回数を含んでいる。その携帯管理情報70は、制御部25によって更新される。
その記憶領域22には、後述する制御情報80が格納される。制御情報80については第1実施形態〜第3実施形態にて説明する。
本発明の第1実施形態による録画番組自動格納システムについて説明する。
第1実施形態では、第1ユーザは、携帯端末2−1により、第1ユーザの嗜好による番組データを視聴する場合について説明する。この携帯端末2−1の記憶部21の記憶領域22を表す記憶容量は、サーバ記憶部11の記憶領域12を表す記憶容量よりもはるかに小さい。このため、携帯端末2−1の記憶部21の記憶領域22のうちの未使用領域を表す残容量は、所定容量以下であるものとする。所定容量は、複数の番組データを一度に格納するのに充分な容量を表す。
コピー番組情報81は、その第1選択番組データ31が圧縮可能であることを示すコピー番組圧縮可能情報と、その第1選択番組データ31が削除可能であることを表すコピー番組削除情報とを含んでいる。
第1ユーザは、その第1選択番組データ31を視聴するために、携帯端末2−1の入力部29を用いて、番組出力指示を行なう。携帯端末2−1の制御部25は、番組出力指示に応じて、その第1選択番組データ31を携帯端末2−1のデコーダ27によりデコードし、その第1選択番組データ31の動画像データを携帯端末2−1の表示部26−1に表示し、その第1選択番組データ31の音声データを携帯端末2−1のスピーカ26−2に出力する。携帯端末2−1の制御部25は、第1ユーザによる番組出力停止指示が行なわれるまで、その第1選択番組データ31を携帯端末2−1の出力部26(表示部26−1、スピーカ26−2)に出力する(ステップS13)。
携帯端末2−1の制御部25は、第1接続イベントに応じて、第1携帯管理情報を、クレードル3−1を介してサーバ制御部15に送信する(ステップS22)。第1携帯管理情報は、携帯端末2−1の記憶部21に格納された番組データの番組識別子、携帯管理情報70、制御情報80と、携帯端末2−1の記憶部21の記憶領域22の残容量とを含んでいる。
サーバ制御部15は、蓄積番組リスト50を参照して、第1携帯管理情報に含まれる第N連続番組データ41の第1再生時間Tzが、第N連続番組データ41に対する所定範囲Txy内であるか否かを調べる(ステップS25)。
即ち、上記の第1再生時間Tzは、上記の所定範囲Txyとして放送時間Ty(60分)に達している。この場合、第1ユーザは第N連続番組データ41を見終わっている。
または、上記の第1再生時間Tzは、上記の所定範囲Txyとして、放送時間Ty(60分)に達していないが、設定時間Tx(48分)を超えている。この場合、第1ユーザは第N連続番組データ41を再生して数分で見終わる可能性がある。
ステップS26にて、サーバ制御部15は、第1携帯管理情報に含まれる第N連続番組データ41のコピー番組情報81に対して、コピー番組視聴後削除命令82を携帯端末2−1の制御部25に通知する。このとき、コピー番組視聴後削除命令82を上記の制御情報80として、第N連続番組データ41に対応付けて携帯端末2−1の記憶部21に格納する。
または、携帯端末2−1の制御部25は、上記のステップS13を実行したときに、第N連続番組データ41を最後まで携帯端末2−1の出力部26に出力する。即ち、第1ユーザは第N連続番組データ41を再生して数分で見終わる。この場合でも、携帯端末2−1の制御部25は、上記のステップS27を実行する。
この場合、例えば、サーバ制御部15は、管理テーブル13に格納された管理リスト60を参照して、複数の番組データの中から、第1ユーザによるお気に入り情報に対応する候補番組データを検索する。次に、サーバ制御部15は、候補番組データの中から、視聴回数が最も多い番組データを検索し、検索された番組データについてステップS26を実行する。
また、携帯端末2−1の記憶部21の記憶領域22を表す記憶容量は、サーバ1のサーバ記憶部11の記憶領域12を表す記憶容量よりもはるかに小さい。このため、携帯端末2−1の記憶部21の残容量が、第(N+1)連続番組データ42の容量よりも大きくても、所定容量以下である場合がある。このような場合、第1ユーザが嗜好とする複数の番組データを一度に携帯端末2−1の記憶部21に格納することに限度がある。
この状態では、ユーザにとって利便性に欠ける。
これにより、第1ユーザは、第N連続番組データ41を携帯端末2−1により視聴し終わった場合、手動コピー処理を行なわずに、第N連続番組データ41の後の第(N+1)連続番組データ42を携帯端末2−1により視聴することができる。
また、携帯端末2−1の記憶部21が小容量である場合、即ち、携帯端末2−1の記憶部21の残容量に余裕がない場合、第1ユーザが携帯端末2−1により第N連続番組データ41を見終わったら、第N連続番組データ41が携帯端末2−1の記憶部21から自動的に消去されるため、その記憶部21の記憶容量を節約することができる。
このように、本発明の第1実施形態による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
この場合、第N連続番組データ41の第1再生時間Tzが第N連続番組データ41に対する所定範囲Txy内であり(ステップS25−YES)、上記の第1再生時間Tzが上記の所定範囲Txyとして放送時間Ty(60分)に達している。ステップS26にて、サーバ制御部15は、コピー番組視聴後削除命令82を上記の制御情報80として、第N連続番組データ41に対応付けて携帯端末2−1の記憶部21に格納し、携帯端末2−1にステップS27を実行させる。その後、ステップS26にて、サーバ制御部15は、第(N+1)連続番組データ42がコピーであることを表すコピー番組情報81を上記の制御情報80として、第(N+1)連続番組データ42に対応付けて携帯端末2−1の記憶部21に格納する。
このような動作においても、本発明の第1実施形態による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
この状態では、ユーザにとって利便性に欠ける。
このように、本発明の第1実施形態による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
このように、本発明の第1実施形態による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
本発明の第2実施形態による録画番組自動格納システムについて説明する。第2実施形態では、第1実施形態と同じ説明を省略する。
第2実施形態では、第2ユーザは、携帯端末2−2により、第2ユーザの嗜好による番組データを視聴する場合について説明する。この携帯端末2−2の記憶部21の記憶領域22を表す記憶容量は、携帯端末2−1の記憶部21の記憶領域22を表す記憶容量よりもはるかに大きく、携帯端末2−2は、携帯端末2−1に対する次世代の携帯端末である。このため、携帯端末2−2の記憶部21の記憶領域22のうちの未使用領域を表す残容量は、所定容量よりも大きいものとする。
ステップS32にて、サーバ制御部15は、第2選択番組データ32がサーバ1から携帯端末2−2に移動されたことを表す番組移動情報85を生成し、第2選択番組データ32の番組識別子に対応付けて管理テーブル13に格納する。
第2ユーザは、その第2選択番組データ32を視聴するために、携帯端末2−2の入力部29を用いて、番組出力指示を行なう。携帯端末2−2の制御部25は、番組出力指示に応じて、その第2選択番組データ32を携帯端末2−2のデコーダ27によりデコードし、その第2選択番組データ32の動画像データを携帯端末2−2の表示部26−1に表示し、その第2選択番組データ32の音声データを携帯端末2−2のスピーカ26−2に出力する。携帯端末2−2の制御部25は、第2ユーザによる番組出力停止指示が行なわれるまで、その第2選択番組データ32を携帯端末2−2の出力部26(表示部26−1、スピーカ26−2)に出力する(ステップS33)。
携帯端末2−2の制御部25は、第2接続イベントに応じて、第1携帯管理情報を、クレードル3−2を介してサーバ制御部15に送信する(ステップS42)。第2携帯管理情報は、携帯端末2−2の記憶部21に格納された番組データの番組識別子、携帯管理情報70、制御情報80と、携帯端末2−2の記憶部21の記憶領域22の残容量とを含んでいる。
サーバ制御部15は、蓄積番組リスト50を参照して、第2携帯管理情報に含まれる第N連続番組データ41の第2再生時間Tzが、第N連続番組データ41に対する所定範囲Txy内であるか否かを調べる(ステップS45)。
即ち、上記の第2再生時間Tzは、上記の所定範囲Txyとして放送時間Ty(60分)に達している。この場合、第2ユーザは第N連続番組データ41を見終わっている。
または、上記の第2再生時間Tzは、上記の所定範囲Txyとして、放送時間Ty(60分)に達していないが、設定時間Tx(48分)を超えている。この場合、第2ユーザは第N連続番組データ41を再生して数分で見終わる可能性がある。
ステップS46にて、サーバ制御部15は、第(N+1)連続番組データ42がサーバ1から携帯端末2−2に移動されたことを表す番組移動情報85を生成し、第(N+1)連続番組データ42の番組識別子に対応付けて管理テーブル13に格納する。
この場合、例えば、サーバ制御部15は、管理テーブル13に格納された管理リスト60を参照して、複数の番組データの中から、第2ユーザによるお気に入り情報に対応する候補番組データを検索する。次に、サーバ制御部15は、候補番組データの中から、視聴回数が最も多い番組データを検索し、検索された番組データについてステップS46を実行する。
また、携帯端末2−2の記憶部21が大容量である場合、即ち、携帯端末2−2の記憶部21の残容量に余裕がある場合、第2ユーザが嗜好の番組データがサーバ記憶部11から携帯端末2−2の記憶部21に移動されるため、サーバ記憶部11の記憶容量を節約することができる。
また、サーバ制御部15は、番組移動情報85により第(N+1)連続番組データ42がサーバ1から携帯端末2−2に移動されたことを管理している。このため、サーバ制御部15は、携帯端末2−1の記憶部21に第(N+1)連続番組データ42を格納する必要があるときに、番組移動情報85を携帯端末2−1に通知すればよい。
このように、本発明の第2実施形態による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
このように、本発明の第2実施形態による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
本発明の第3実施形態による録画番組自動格納システムについて説明する。第3実施形態では、第1及び第2実施形態と同じ説明を省略する。
第3実施形態では、第1ユーザは、第(N+1)連続番組データ42がサーバ1から携帯端末2−2に移動されても、携帯端末2−1により、第(N+1)連続番組データ42を取得することができる。これについて説明する。
この場合、ステップS12にて、サーバ記憶部11に格納された第1選択番組データ31(第N連続番組データ41)のコピーが、携帯端末2−1の記憶部21に格納されている。また、その第N連続番組データ41に対するコピー番組情報81が、上記の制御情報80として、携帯端末2−1の記憶部21に格納されている。
ステップS46にて、サーバ記憶部11に格納された第(N+1)連続番組データ42が、携帯端末2−2の記憶部21に格納されている。また、その第(N+1)連続番組データ42に対する番組移動情報85が、管理テーブル13に格納されている。
即ち、第1ユーザは、携帯端末2−1をクレードル3−1の所定の場所に置き、第1接続イベントが発生する(ステップS21)。
このとき、携帯端末2−1の制御部25は、第1接続イベントに応じて、上記の第1携帯管理情報を、クレードル3−1を介してサーバ制御部15に送信する(ステップS22)。
サーバ制御部15は、管理テーブル13に格納された管理リスト60が表す携帯端末2−1の管理情報を更新する(ステップS23)。
管理リスト60が表す携帯端末2−1の管理情報のうち、上記の第1選択番組データ31として第N連続番組データ41に対応する管理情報が更新されている場合(ステップS24−YES)、サーバ制御部15は、蓄積番組リスト50を参照して、第1携帯管理情報に含まれる第N連続番組データ41の第1再生時間Tzが、第N連続番組データ41に対する所定範囲Txy内であるか否かを調べる(ステップS25)。
この場合、図12Bに示されるように、後述のステップS51〜S54と、上記のステップS27が実行される。
ステップS51にて、サーバ制御部15は、第1携帯管理情報に含まれる第N連続番組データ41のコピー番組情報81に対して、コピー番組視聴後削除命令82を携帯端末2−1の制御部25に通知する。このとき、コピー番組視聴後削除命令82を上記の制御情報80として、第N連続番組データ41に対応付けて携帯端末2−1の記憶部21に格納する。
このとき、携帯端末2−2の制御部25は、携帯端末2−1からの要求情報86と、携帯端末2−2の記憶部21に格納された要求後配信命令84とに応じて、携帯端末2−2の記憶部21に格納された第(N+1)連続番組データ42をコピーし、無線ネットワークを介して携帯端末2−1の記憶部21に格納する(ステップS54)。
その後、携帯端末2−1の制御部25は、上記のステップS27を実行する。
本発明の第3実施形態では、複数の番組データを格納するサーバ記憶部11を備えたサーバ1と、小容量の記憶部21を備えた携帯端末2−1と、それよりも大容量の記憶部21を備えた携帯端末2−2とのコンビネーションにより、ユーザが嗜好とする番組データを格納することができる。
このように、本発明の第3実施形態による録画番組自動格納システムでは、ユーザの利便性が向上する。
本発明の録画番組自動格納システムによれば、ユーザは、第N連続番組データ41を携帯端末2−1、2−2により視聴し終わった場合、手動コピー処理を行なわずに、第N連続番組データ41の後の第(N+1)連続番組データ42を携帯端末2−1、2−2により視聴することができる。
本発明の録画番組自動格納システムによれば、ユーザは、第N連続番組データ41を携帯端末2−1、2−2により視聴し終わった場合、携帯端末2−1、2−2をクレードル3−1、3−2に接続するだけで、第N連続番組データ41の後の第(N+1)連続番組データ42を携帯端末2−1、2−2により視聴することができる。
本発明の録画番組自動格納システムによれば、携帯端末2−1の記憶部21が小容量である場合、即ち、携帯端末2−1の記憶部21の残容量に余裕がない場合、ユーザが携帯端末2−1により第N連続番組データ41を見終わったら、第N連続番組データ41が携帯端末2−1の記憶部21から自動的に消去されるため、その記憶部21の記憶容量を節約することができる。
本発明の録画番組自動格納システムによれば、携帯端末2−2の記憶部21が大容量である場合、即ち、携帯端末2−2の記憶部21の残容量に余裕がある場合、ユーザが嗜好の番組データがサーバ記憶部11から携帯端末2−2の記憶部21に移動されるため、サーバ1のサーバ記憶部11の記憶容量を節約することができる。
本発明の録画番組自動格納システムによれば、複数の番組データを格納するサーバ記憶部11を備えたサーバ1と、小容量の記憶部21を備えた携帯端末2−1と、大容量の記憶部21を備えた携帯端末2−2とのコンビネーションにより、ユーザが嗜好とする番組データを格納することができる。
2−2、2−2 携帯端末
3−1、3−2 クレードル
4 有線ネットワーク
10 受信部
11 サーバ記憶部
12 記憶領域
13 管理テーブル
14 CPU
15 サーバ制御部
16 出力部
16−1 表示部
16−2 スピーカ
17 デコーダ
18 通信部
19 入力部
21 サーバ記憶部
22 記憶領域
24 CPU
25 サーバ制御部
26 出力部
26−1 表示部
26−2 スピーカ
27 デコーダ
28 通信部
29 入力部
30 選択番組データ
31 第1選択番組データ
32 第2選択番組データ
41 第N連続番組データ
42 第(N+1)連続番組データ
50 蓄積番組リスト
60 管理リスト
70 携帯管理情報
80 制御情報
81 コピー番組情報
82 コピー番組視聴後削除命令
83 移動番組削除禁止命令
84 要求後配信命令
85 番組移動情報
86 要求情報
Tx 設定時間
Ty 放送時間
Txy 所定範囲
Tz 再生時間
Claims (20)
- 記憶部と出力部と制御部とを備えた複数の携帯端末と、
複数の番組データが格納されたサーバ記憶部と、前記複数の番組データを表す蓄積番組リストを生成して前記サーバ記憶部に格納するサーバ制御部とを備えたサーバとを具備し、
前記蓄積番組リストは、前記複数の番組データのそれぞれに対して、前記複数の番組データが最初から途中まで放送されたときの設定時間から、前記複数の番組データが最初から最後まで放送されたときの放送時間までの範囲を表す所定範囲を含み、
前記複数の携帯端末のうちの第1携帯端末の記憶部に、前記サーバ記憶部に格納された前記複数の番組データのうちの、連続番組を表す第N連続番組データ(Nは1以上の整数)のコピーが格納されている場合、前記第1携帯端末の制御部は、前記サーバと前記第1携帯端末とを接続する第1接続イベントに応じて、第1携帯管理情報を前記サーバ制御部に送信し、
前記第1携帯管理情報は、前記第1携帯端末の記憶部に格納された前記第N連続番組データを前記第1携帯端末の制御部が最初から前記第1携帯端末の出力部に出力したときの第1再生時間と、前記第1携帯端末の記憶部に格納された前記第N連続番組データがコピーであることを表すコピー番組情報と、前記第1携帯端末の記憶部の記憶領域のうちの未使用領域を表す残容量とを含み、
前記サーバ制御部は、
前記蓄積番組リストを参照して、前記第1携帯管理情報に含まれる前記第1再生時間が、前記第N連続番組データに対する前記所定範囲内であり、且つ、前記第1携帯管理情報に含まれる残容量が、所定容量以下であるが、前記複数の番組データのうちの第(N+1)連続番組データの容量よりも大きいとき、
前記サーバ記憶部に格納された前記第(N+1)連続番組データをコピーして前記第1携帯端末の記憶部に格納し、
前記第1携帯管理情報に含まれる前記コピー番組情報に対して、コピー番組視聴後削除命令を前記第1携帯端末の制御部に通知し、
前記第1携帯端末の制御部は、
前記第1携帯端末の記憶部に格納された前記第N連続番組データを最後まで前記第1携帯端末の出力部に出力しているときに、前記コピー番組視聴後削除命令に応じて、前記第1携帯端末の記憶部から前記第N連続番組データを消去する
録画番組自動格納システム。 - 請求項1に記載の録画番組自動格納システムにおいて、
前記複数の携帯端末のうちの第2携帯端末の記憶部に前記第N連続番組データが格納されている場合、前記第2携帯端末の制御部は、前記サーバと前記第2携帯端末とを接続する第2接続イベントに応じて、第2携帯管理情報を前記サーバ制御部に送信し、
前記第2携帯管理情報は、前記第2携帯端末の制御部が前記第N連続番組データを最初から前記第2携帯端末の出力部に出力したときの第2再生時間と、前記第2携帯端末の記憶部の記憶領域のうちの未使用領域を表す残容量とを含み、
前記サーバ制御部は、
前記蓄積番組リストを参照して、前記第2携帯管理情報に含まれる前記第2再生時間が、前記第N連続番組データに対する前記所定範囲内であり、且つ、前記第2携帯管理情報に含まれる残容量が前記所定容量より大きいとき、
前記サーバ記憶部に格納された前記複数の番組データのうちの前記第(N+1)連続番組データを前記第2携帯端末の記憶部に移動し、
前記第2携帯端末の記憶部に格納された前記第(N+1)連続番組データの消去を禁止するための移動番組削除禁止命令を前記第2携帯端末の制御部に通知し、
前記第(N+1)連続番組データが前記サーバから前記第2携帯端末に移動されたことを表す番組移動情報を生成し、前記サーバ記憶部に格納する
録画番組自動格納システム。 - 請求項2に記載の録画番組自動格納システムにおいて、
前記第1携帯端末の記憶部に前記第N連続番組データのコピーが格納され、前記第2携帯端末の記憶部に前記第(N+1)連続番組データが格納され、前記サーバ記憶部に前記番組移動情報が格納されている場合、前記第1携帯端末の制御部は、前記第1接続イベントに応じて、前記第1携帯管理情報を前記サーバ制御部に送信し、
前記サーバ制御部は、
前記蓄積番組リストを参照して、前記第1携帯管理情報に含まれる前記第1再生時間が、前記第N連続番組データに対する前記所定範囲内であり、且つ、前記第1携帯管理情報に含まれる残容量が、前記所定容量以下であるが、前記第(N+1)連続番組データの容量よりも大きいとき、
前記サーバ記憶部に格納された前記番組移動情報を前記第1携帯端末の制御部に通知し、
前記第1携帯管理情報に含まれる前記コピー番組情報に対して、前記コピー番組視聴後削除命令を前記第1携帯端末の制御部に通知し、
前記第2接続イベントが発生したときに、要求後配信命令を前記第2携帯端末の制御部に通知し、
前記第1携帯端末の制御部が、前記番組移動情報に応じて、前記第(N+1)連続番組データを要求するための要求情報を前記第2携帯端末に送信したとき、
前記第2携帯端末の制御部は、前記要求情報と前記要求後配信命令とに応じて、前記第2携帯端末の記憶部に格納された前記第(N+1)連続番組データをコピーし、前記第1携帯端末の記憶部に格納する
録画番組自動格納システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の録画番組自動格納システムにおいて、
前記第1接続イベントは、前記第1携帯端末に設けられた充電池を充電するための第1クレードルに、前記第1携帯端末が接続されたときに発生し、
前記サーバ制御部と前記第1携帯端末は、前記第1クレードルを介して通信する
録画番組自動格納システム。 - 請求項2又は3のいずれかに記載の録画番組自動格納システムにおいて、
前記第2接続イベントは、前記第2携帯端末に設けられた充電池を充電するための第2クレードルに、前記第2携帯端末が接続されたときに発生し、
前記サーバ制御部と前記第2携帯端末は、前記第2クレードルを介して通信する
録画番組自動格納システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の録画番組自動格納システムにおいて、
前記サーバは、更に、
前記複数の番組データを受信して前記サーバ記憶部に格納する受信部を備えている
録画番組自動格納システム。 - 記憶部と出力部と制御部とを備えた複数の携帯端末に接続されるサーバであって、
複数の番組データが格納されたサーバ記憶部と、
前記複数の番組データを表す蓄積番組リストを生成して前記サーバ記憶部に格納するサーバ制御部とを具備し、
前記蓄積番組リストは、前記複数の番組データのそれぞれに対して、前記複数の番組データが最初から途中まで放送されたときの設定時間から、前記複数の番組データが最初から最後まで放送されたときの放送時間までの範囲を表す所定範囲を含み、
前記複数の携帯端末のうちの第1携帯端末の記憶部に、前記サーバ記憶部に格納された前記複数の番組データのうちの、連続番組を表す第N連続番組データ(Nは1以上の整数)のコピーが格納されているときに、前記第1携帯端末の制御部が、前記サーバと前記第1携帯端末とを接続する第1接続イベントに応じて、第1携帯管理情報を前記サーバ制御部に送信した場合、
前記第1携帯管理情報は、前記第1携帯端末の記憶部に格納された前記第N連続番組データを前記第1携帯端末の制御部が最初から前記第1携帯端末の出力部に出力したときの第1再生時間と、前記第1携帯端末の記憶部に格納された前記第N連続番組データがコピーであることを表すコピー番組情報と、前記第1携帯端末の記憶部の記憶領域のうちの未使用領域を表す残容量とを含み、
前記サーバ制御部は、
前記蓄積番組リストを参照して、前記第1携帯管理情報に含まれる前記第1再生時間が、前記第N連続番組データに対する前記所定範囲内であり、且つ、前記第1携帯管理情報に含まれる残容量が、所定容量以下であるが、前記複数の番組データのうちの第(N+1)連続番組データの容量よりも大きいとき、
前記サーバ記憶部に格納された前記第(N+1)連続番組データをコピーして前記第1携帯端末の記憶部に格納し、
前記第1携帯管理情報に含まれる前記コピー番組情報に対するコピー番組視聴後削除命令を前記第1携帯端末の制御部に通知し、
前記コピー番組視聴後削除命令は、前記第1携帯端末の制御部が、前記第N連続番組データを最後まで前記第1携帯端末の出力部に出力しているときに、前記第1携帯端末の記憶部から前記第N連続番組データを消去するための情報である
サーバ。 - 請求項7に記載のサーバにおいて、
前記複数の携帯端末のうちの第2携帯端末の記憶部に前記第N連続番組データが格納されているときに、前記第2携帯端末の制御部が、前記サーバと前記第2携帯端末とを接続する第2接続イベントに応じて、第2携帯管理情報を前記サーバ制御部に送信した場合、
前記第2携帯管理情報は、前記第2携帯端末の制御部が前記第N連続番組データを最初から前記第2携帯端末の出力部に出力したときの第2再生時間と、前記第2携帯端末の記憶部の記憶領域のうちの未使用領域を表す残容量とを含み、
前記サーバ制御部は、
前記蓄積番組リストを参照して、前記第2携帯管理情報に含まれる前記第2再生時間が、前記第N連続番組データに対する前記所定範囲内であり、且つ、前記第2携帯管理情報に含まれる残容量が前記所定容量より大きいとき、
前記サーバ記憶部に格納された前記複数の番組データのうちの前記第(N+1)連続番組データを前記第2携帯端末の記憶部に移動し、
前記第2携帯端末の記憶部に格納された前記第(N+1)連続番組データの消去を禁止するための移動番組削除禁止命令を前記第2携帯端末の制御部に通知し、
前記第(N+1)連続番組データが前記サーバから前記第2携帯端末に移動されたことを表す番組移動情報を生成し、前記サーバ記憶部に格納する
サーバ。 - 請求項8に記載のサーバにおいて、
前記第1携帯端末の記憶部に前記第N連続番組データのコピーが格納され、前記第2携帯端末の記憶部に前記第(N+1)連続番組データが格納され、前記サーバ記憶部に前記番組移動情報が格納されているときに、前記第1携帯端末の制御部が、前記第1接続イベントに応じて、前記第1携帯管理情報を前記サーバ制御部に送信した場合、
前記サーバ制御部は、
前記蓄積番組リストを参照して、前記第1携帯管理情報に含まれる前記第1再生時間が、前記第N連続番組データに対する前記所定範囲内であり、且つ、前記第1携帯管理情報に含まれる残容量が、前記所定容量以下であるが、前記第(N+1)連続番組データの容量よりも大きいとき、
前記サーバ記憶部に格納された前記番組移動情報を前記第1携帯端末の制御部に通知し、
前記第1携帯管理情報に含まれる前記コピー番組情報に対する前記コピー番組視聴後削除命令を前記第1携帯端末の制御部に通知し、
前記第2接続イベントが発生したときに、要求後配信命令を前記第2携帯端末の制御部に通知し、
前記要求後配信命令は、前記第2携帯端末の制御部が、前記第(N+1)連続番組データを要求するための要求情報を前記第1携帯端末から受信したときに、前記第2携帯端末の記憶部に格納された前記第(N+1)連続番組データをコピーし、前記第1携帯端末の記憶部に格納するための情報である
サーバ。 - 請求項7〜9のいずれかに記載のサーバにおいて、
前記第1接続イベントは、前記第1携帯端末に設けられた充電池を充電するための第1クレードルに、前記第1携帯端末が接続されたときに発生し、
前記サーバ制御部と前記第1携帯端末は、前記第1クレードルを介して通信する
サーバ。 - 請求項8又は9のいずれかに記載のサーバにおいて、
前記第2接続イベントは、前記第2携帯端末に設けられた充電池を充電するための第2クレードルに、前記第2携帯端末が接続されたときに発生し、
前記サーバ制御部と前記第2携帯端末は、前記第2クレードルを介して通信する
サーバ。 - 請求項7〜11のいずれかに記載の録画番組自動格納システムにおいて、
更に、
前記複数の番組データを受信して前記サーバ記憶部に格納する受信部を備えている
サーバ。 - 記憶部と出力部とを備えた複数の携帯端末と、複数の番組データが格納されたサーバ記憶部を備えたサーバとを具備するシステムに適用された録画番組自動格納方法であって、
前記録画番組自動格納方法は、
前記サーバが、前記複数の番組データを表す蓄積番組リストを生成して前記サーバ記憶部に格納するサーバ制御ステップを具備し、
前記蓄積番組リストは、前記複数の番組データのそれぞれに対して、前記複数の番組データが最初から途中まで放送されたときの設定時間から、前記複数の番組データが最初から最後まで放送されたときの放送時間までの範囲を表す所定範囲を含み、
前記録画番組自動格納方法は、更に、
前記複数の携帯端末のうちの第1携帯端末の記憶部に、前記サーバ記憶部に格納された前記複数の番組データのうちの、連続番組を表す第N連続番組データ(Nは1以上の整数)のコピーが格納されている場合、前記第1携帯端末が、前記サーバと前記第1携帯端末とを接続する第1接続イベントに応じて、第1携帯管理情報を前記サーバに送信する第1携帯制御ステップを具備し、
前記第1携帯管理情報は、前記第1携帯端末の記憶部に格納された前記第N連続番組データを前記第1携帯端末が最初から前記第1携帯端末の出力部に出力したときの第1再生時間と、前記第1携帯端末の記憶部に格納された前記第N連続番組データがコピーであることを表すコピー番組情報と、前記第1携帯端末の記憶部の記憶領域のうちの未使用領域を表す残容量とを含み、
前記サーバ制御ステップは、
前記蓄積番組リストを参照して、前記第1携帯管理情報に含まれる前記第1再生時間が、前記第N連続番組データに対する前記所定範囲内であり、且つ、前記第1携帯管理情報に含まれる残容量が、所定容量以下であるが、前記複数の番組データのうちの第(N+1)連続番組データの容量よりも大きいとき、
前記サーバ記憶部に格納された前記第(N+1)連続番組データをコピーして前記第1携帯端末の記憶部に格納するステップと、
前記第1携帯管理情報に含まれる前記コピー番組情報に対して、コピー番組視聴後削除命令を前記第1携帯端末に通知するステップとを含み、
前記第1携帯制御ステップは、
前記第1携帯端末の記憶部に格納された前記第N連続番組データを最後まで前記第1携帯端末の出力部に出力しているときに、前記コピー番組視聴後削除命令に応じて、前記第1携帯端末の記憶部から前記第N連続番組データを消去するステップを含む
録画番組自動格納方法。 - 請求項13に記載の録画番組自動格納方法において、
更に、
前記複数の携帯端末のうちの第2携帯端末の記憶部に前記第N連続番組データが格納されている場合、前記第2携帯端末が、前記サーバと前記第2携帯端末とを接続する第2接続イベントに応じて、第2携帯管理情報を前記サーバに送信する第2携帯制御ステップを具備し、
前記第2携帯管理情報は、前記第2携帯端末が前記第N連続番組データを最初から前記第2携帯端末の出力部に出力したときの第2再生時間と、前記第2携帯端末の記憶部の記憶領域のうちの未使用領域を表す残容量とを含み、
前記サーバ制御ステップは、
前記蓄積番組リストを参照して、前記第2携帯管理情報に含まれる前記第2再生時間が、前記第N連続番組データに対する前記所定範囲内であり、且つ、前記第2携帯管理情報に含まれる残容量が前記所定容量より大きいとき、
前記サーバ記憶部に格納された前記複数の番組データのうちの前記第(N+1)連続番組データを前記第2携帯端末の記憶部に移動するステップと、
前記第2携帯端末の記憶部に格納された前記第(N+1)連続番組データの消去を禁止するための移動番組削除禁止命令を前記第2携帯端末に通知するステップと、
前記第(N+1)連続番組データが前記サーバから前記第2携帯端末に移動されたことを表す番組移動情報を生成し、前記サーバ記憶部に格納するステップとを更に含む
録画番組自動格納方法。 - 請求項14に記載の録画番組自動格納方法において、
前記第1携帯制御ステップは、
前記第1携帯端末の記憶部に前記第N連続番組データのコピーが格納され、前記第2携帯端末の記憶部に前記第(N+1)連続番組データが格納され、前記サーバ記憶部に前記番組移動情報が格納されている場合、前記第1携帯端末が、前記第1接続イベントに応じて、前記第1携帯管理情報を前記サーバに送信するステップを更に含み、
前記サーバ制御ステップは、
前記蓄積番組リストを参照して、前記第1携帯管理情報に含まれる前記第1再生時間が、前記第N連続番組データに対する前記所定範囲内であり、且つ、前記第1携帯管理情報に含まれる残容量が、前記所定容量以下であるが、前記第(N+1)連続番組データの容量よりも大きいとき、
前記サーバ記憶部に格納された前記番組移動情報を前記第1携帯端末に通知するステップと、
前記第1携帯管理情報に含まれる前記コピー番組情報に対して、前記コピー番組視聴後削除命令を前記第1携帯端末に通知するステップと、
前記第2接続イベントが発生したときに、要求後配信命令を前記第2携帯端末に通知するステップとを更に含み、
前記第2携帯制御ステップは、
前記第1携帯端末が、前記番組移動情報に応じて、前記第(N+1)連続番組データを要求するための要求情報を前記第2携帯端末に送信したとき、
前記要求情報と前記要求後配信命令とに応じて、前記第2携帯端末の記憶部に格納された前記第(N+1)連続番組データをコピーし、前記第1携帯端末の記憶部に格納するステップを更に含む
録画番組自動格納方法。 - 請求項13〜15のいずれかに記載の録画番組自動格納方法において、
前記第1接続イベントは、前記第1携帯端末に設けられた充電池を充電するための第1クレードルに、前記第1携帯端末が接続されたときに発生し、
前記サーバと前記第1携帯端末は、前記第1クレードルを介して通信する
録画番組自動格納方法。 - 請求項14又は15のいずれかに記載の録画番組自動格納方法において、
前記第2接続イベントは、前記第2携帯端末に設けられた充電池を充電するための第2クレードルに、前記第2携帯端末が接続されたときに発生し、
前記サーバと前記第2携帯端末は、前記第2クレードルを介して通信する
録画番組自動格納方法。 - 請求項13〜15のいずれかに記載された前記サーバ制御ステップを前記サーバに実行させるコンピュータプログラム。
- 請求項13〜15のいずれかに記載された前記第1携帯制御ステップを前記第1携帯端末に実行させるコンピュータプログラム。
- 請求項14又は15のいずれかに記載された前記第2携帯制御ステップを前記第2携帯端末に実行させるコンピュータプログラム。
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