JP2003289137A - イメージセンサ及びその製造方法 - Google Patents

イメージセンサ及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003289137A
JP2003289137A JP2002379441A JP2002379441A JP2003289137A JP 2003289137 A JP2003289137 A JP 2003289137A JP 2002379441 A JP2002379441 A JP 2002379441A JP 2002379441 A JP2002379441 A JP 2002379441A JP 2003289137 A JP2003289137 A JP 2003289137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
layer
diffusion layer
forming
photodiode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002379441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4284062B2 (ja
Inventor
Won-Ho Lee
源 鎬 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SK Hynix Inc
Original Assignee
Hynix Semiconductor Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=19718347&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2003289137(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Hynix Semiconductor Inc filed Critical Hynix Semiconductor Inc
Publication of JP2003289137A publication Critical patent/JP2003289137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4284062B2 publication Critical patent/JP4284062B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/14603Special geometry or disposition of pixel-elements, address-lines or gate-electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/1463Pixel isolation structures

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィールド酸化膜エッジに発生した結晶欠陥
による暗電流生成を抑制することに好適なイメージセン
サ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体層21と、半導体層の所定部分に
フォトダイオード領域と、フォトダイオード領域より相
対的に面積が狭いフローティング拡散領域と、フォトダ
イオード領域とフローティング拡散領域とを接続させる
ボトルネック構造のチャネル領域からなる活性領域29
と、活性領域を電気的に隔離させるフィールド領域26
と、活性領域側に第1の幅ほど拡張されてフィールド領
域より広い面積を有するフィールド領域下部のフィール
ドストップ層25と、チャネル領域を覆ってチャネル領
域に接したフォトダイオード領域の一側面の全領域に第
2の幅ほど重なった一側面を有する半導体層上のゲート
電極27とを含んでなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、半導体素子の製造
方法に関し、特に、CMOSイメージセンサの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、イメージセンサは、光学画像
(optical image)を電気的信号に変換さ
せる半導体装置であって、電荷結合素子(Charge
Coupled Device:CCD)は、個々の
MOS(Metal−Oxide−Silicon)キ
ャパシタが互いに非常に近接した位置にありながら電荷
キャリアがキャパシタに格納されて移送される素子であ
り、CMOSイメージセンサは、制御回路及び信号処理
回路を周辺回路に使用するCMOS技術を利用して画素
の数ほどMOSトランジスタを作り、これを利用して順
に出力を検出するスイッチング方式を採用する素子であ
る(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】このようなイメージセンサは、外部からの
光を受光して光電荷を生成及び蓄積する光感知部分上部
にカラーフィルタが配列されており、カラーフィルタア
レイ(Color Filter Array:CF
A)は、赤(Red)、緑(Green)及び青(Bl
ue)の3つのカラーからなるか、黄(Yello
w)、マゼンタ(Magenta)及びシアン(Cya
n)の3つのカラーからなる。
【0004】また、イメージセンサは、光を感知する光
感知部分と感知された光を電気的信号に処理してデータ
化するロジック回路部分とから構成されているが、光感
度を上げるため、全体イメージセンサ素子において光感
知部分の面積が占める比率(Fill Factor)
を大きくしようという努力がなされているが、根本的に
ロジック回路部分を除去できないので、制限された面積
下でのこのような努力には限界がある。したがって、光
感度を上げるため、光感知部分以外の領域に入射する光
の経路を変えて光感知部分に集める集光技術が登場した
が、このような集光のために、イメージセンサはカラー
フィルタ上にマイクロレンズ(microlens)を
形成する方法を用いている。
【0005】通常のCMOSイメージセンサの単位画素
は、一つのフォトダイオード(Photodiode:
PD)と、4つのNMOS(Tx、Rx、Sx、Dx)
から構成され、4つのNMOS(Tx、Rx、Sx、D
x)は、フォトダイオードPDで収束された光電荷(P
hoto−generated charge)をフロ
ーティング拡散領域(Floating Diffus
ion:FD)に運送するためのトランスファートラン
ジスタ(Transfer transistor:T
x)、所望の値にノードの電位をセッティングし電荷
(Cpd)を排出してフローティング拡散領域FDをリ
セットさせるためのリセットトランジスタ(Reset
transistor:Rx)、ソースフォロワバッ
ファ増幅器(Source Follower Buf
fer Amplifier)役割をするドライブトラ
ンジスタ(Drive transistor:D
x)、スイッチングでアドレッシング(Address
ing)できるようにするセレクトトランジスタ(Se
lect transistor:Sx)から構成され
る。
【0006】ここでトランスファートランジスタTx及
びリセットトランジスタRxは、ネイティブトランジス
タ(Native NMOS)を利用し、ドライブトラ
ンジスタDx及びセレクトトランジスタSxは、一般的
なトランジスタ(Normal NMOS)を利用し、
リセットトランジスタRxは、CDS(Correla
ted Double Sampling)のためのト
ランジスタである。上記のようなCMOSイメージセン
サの単位画素は、ネイティブトランジスタを使用してフ
ォトダイオード領域PDで可視光線波長帯域の光を感知
した後、感知された光電荷をフローティング拡散領域F
Dに、すなわち、ドライブトランジスタDxのゲートに
伝達した量を出力端Voutで電気的信号に出力する。
【0007】図1は、従来の技術に係るCMOSイメー
ジセンサを示す断面図であって、フォトダイオード、ト
ランスファートランジスタ及びフローティング拡散領域
のみを示している。図1を参照すると、p基板11に
エピタキシャル成長されたp−エピタキシャル層12が
形成され、p−エピタキシャル層12に素子間隔離のた
めのフィールド酸化膜14が形成され、フィールド酸化
膜14の下部には、n−チャネルフィールドストップ層
(n−channel field stop lay
er)のためのフィールドストップ層13が形成され
る。
【0008】ここで、フィールドストップ層13は、フ
ィールド酸化膜14が形成されるp−エピタキシャル層
12に傾斜なしにイオン注入するため、フィールド酸化
膜14下のみに位置する。したがって、フォトダイオー
ドをなすn−拡散層16は、フィールド酸化膜14の
エッジと境界をなすだけであって、フィールドストップ
層13はn−拡散層16の面積に影響を及ぼさない。
そして、p−エピタキシャル層12上にスペーサ17が
両側壁に形成されたトランスファートランジスタのゲー
ト電極Tx15が形成され、ゲート電極15の一側エッ
ジに揃えられ(aligned)つつp−エピタキシャ
ル層12内部に深いn−拡散層16が形成され、深い
−拡散層16上部とp−エピタキシャル層12表面
下部にゲート電極の一側に形成されたスペーサ17に揃
えられつつ浅いp−拡散層18が形成される。
【0009】結局、深いn−拡散層16と浅いp
拡散層18とからなるフォトダイオードPDが形成さ
れ、ゲート電極15の他側に形成されたスペーサ17に
揃えられつつp−エピタキシャル層12内にフローティ
ング拡散領域(FD)19が形成される。一方、n
拡散層16を形成するためのイオン注入マスクMK
は、一側面がトランスファートランジスタのゲート電
極の中央に揃えられ、他側面が活性領域に侵入しないフ
ィールド酸化膜上に整列される(図2参照)。
【0010】図2は、図1に係るレイアウト図であっ
て、トランスファートランジスタのゲート電極Txの一
側にフォトダイオードPDが形成される活性領域に所定
の幅だけ重なりながら形成され、ゲート電極の他側下に
はフローティング拡散領域FDが形成される。そして、
フィールド酸化膜(FOX)により定義された活性領域
において、フォトダイオードPDは、相対的に広い面積
を有しフォトダイオードPDからフローティング拡散領
域FDにはボトルネック効果(bottle neck
effect)を与えながらその面積が狭くなる。
【0011】一方、図1に示すように、フォトダイオー
ドをなすn−拡散層16の形成の際イオン注入マスク
MKが実質的に形成されるn−拡散層16より広い
線幅を有するので、n−拡散層16は、トランスファ
ートランジスタのゲート電極Txと重なった部分を除外
した全活性領域に形成されてフィールド酸化膜(FO
X)と接することになる。上述した従来技術では、フォ
トダイオードのn−拡散層16とp−領域(p −拡
散層、p−エピタキシャル層)との間に逆バイアスがか
かると、n−拡散層16とp領域の不純物濃度が適切
に調節された時、n−拡散層16が完全空乏されなが
らn−拡散層16下部に存在するp−エピタキシャル
層12と、n−拡散層16上部に存在するp−拡散
層18に空乏領域が拡張されるが、ドーパント濃度が相
対的に低いp−エピタキシャル層12により多くの空乏
層拡張がおきる。
【0012】このようなフォトダイオードPDを有する
イメージセンサでは、フォトダイオードPDに格納され
た電子(e)をフォトダイオードPDから取り出して電
気的出力信号(電圧または電流)を得ることになるが、
最大出力信号は、フォトダイオードPDから取り出すこ
とができる電子の数と直接的に比例するため、出力信号
を増加させるためには、光によりフォトダイオード(P
D)内で生成及び格納される電子の数を増加させなけれ
ばならない。上述したように、フォトダイオードPDの
空乏層で発生された電子が電気的信号(電圧または電
流)に変換されるが、表面から深い所まで幅広く空乏層
が形成できるように、表面層(p−拡散層)のドーパ
ント濃度が下部層(n−拡散層及びp−エピタキシャ
ル層)のドーパント濃度より非常に高くなるようにイオ
ン注入をするようになる。
【0013】一方、上記のような従来の技術は、入射光
が入射される時、空乏層であるn−拡散層16で電子
ホール対(Electron Hole Pair:E
HP)が発生するが、この中でホール(H)は、p
半導体基板11に抜け出すことになり、電子(e)が蓄
積されていてトランスファートランジスタTxを介して
フローティング拡散領域(FD)19に移動してイメー
ジデータ化される。しかし、上述した従来の技術は、フ
ィールド酸化膜14のエッジにはフィールド酸化膜14
の酸化工程時、結晶欠陥(crystalline d
efects)が主に発生するが、このような結晶欠陥
には、ポイント欠陥(pointdefet)、ライン
欠陥(line defect)、面積欠陥(area
defect)、体積欠陥(volume defec
t)などがある。
【0014】結局、光が入射されない状態でフィールド
酸化膜14エッジの欠陥により電子(e)が生成され
て、n−拡散層16に格納されることによって、フォ
トダイオードPDからフローティング拡散領域(FD)
19に暗電流(Dark current:D)が流れ
るという問題点がある。言い換えれば、光が入射する場
合のみにフォトダイオードの空乏層(n−拡散層)で
電子が生成及び格納された後、フローティング拡散領域
に電子が移動して電流が流れるべきであるが、フィール
ド酸化膜14エッジの欠陥は、光による入力がなくても
熱的に電荷を発生させやすい状態にあるので、欠陥が複
数存在すると、光がない暗い状態でもイメージセンサが
あたかも光が入るような反応を示す非正常状態を示す。
【0015】これを解決するため、図2に示すように、
深いn−拡散層を形成するためのイオン注入マスクM
より相対的に線幅が小さいイオン注入マスクMK
を用いて深いn−拡散層を形成する方法が提案された
が、この方法は、n−拡散層を形成するためのイオン
注入マスクMK工程時自己整列されないため、オーバ
ーレイ(overlay)等に敏感であるという短所が
あり、後続熱工程によりn−拡散層がフィールド酸化
膜(FOX)のエッジ近くに拡散するという問題が発生
する。
【0016】
【非特許文献1】A CMOS IMAGE SENS
OR WITH A SIMPLE FIXED PA
TTERN NOISE REDUCTION TEC
HNOLOGY AND A HOLE ACCUMU
LATION DIODE(IEEE JOURNAL
OF SOLID−STATE CIRCUITS,
VOL.35,NO.12 DECEMBER 200
0,PAGES2038−2043)
【0017】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
従来のイメージセンサ及びその製造方法における問題点
に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、フィ
ールド酸化膜エッジに発生した結晶欠陥による暗電流生
成を抑制することに好適なイメージセンサ及びその製造
方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明によるイメージセンサは、半導体層
と、前記半導体層の所定部分にフォトダイオード領域
と、前記フォトダイオード領域より相対的に面積が狭い
フローティング拡散領域と、前記フォトダイオード領域
と前記フローティング拡散領域とを接続させるボトルネ
ック構造のチャネル領域からなる活性領域と、前記活性
領域を電気的に隔離させるフィールド領域と、前記活性
領域側に第1の幅ほど拡張されて前記フィールド領域よ
り広い面積を有する前記フィールド領域下部のフィール
ドストップ層と、前記チャネル領域を覆ってチャネル領
域に接した前記フォトダイオード領域の一側面の全領域
に第2の幅ほど重なった一側面を有する前記半導体層上
のゲート電極とを含んでなることを特徴とする。
【0019】また、上記目的を達成するためになされた
本発明によるイメージセンサは、半導体層と、前記半導
体層の所定部分にフォトダイオード領域と、前記フォト
ダイオード領域より相対的に面積が狭いフローティング
拡散領域と、前記フォトダイオード領域と前記フローテ
ィング拡散領域とを接続させるボトルネック構造のチャ
ネル領域からなる活性領域と、前記活性領域を電気的に
隔離させるフィールド領域と、前記フォトダイオード領
域側に第1の幅ほど拡張されて前記フィールド領域より
より広い面積を有する前記フィールド領域下部のフィー
ルドストップ層と、前記チャネル領域を覆ってチャネル
領域に接した前記フォトダイオード領域の一側面の全領
域に第2の幅ほど重なった一側面を有する前記半導体層
上のゲート電極とを含んでなることを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するためになされた本発明
によるイメージセンサの製造方法は、半導体層上に前記
半導体層の表面一部を露出させる素子分離マスクを形成
するステップと、前記露出された半導体層内に前記素子
分離マスクの露出面積よりより広い面積を有する第1拡
散層を形成するステップと、前記第1拡散層上に前記第
1拡散層より小さい面積を有するフィールド酸化膜を形
成するステップと、前記フィールド酸化膜により定義さ
れた前記半導体層の活性領域上にゲート電極を形成する
ステップと、前記半導体層内に前記ゲート電極の一側エ
ッジと前記第1拡散層に自己整列される第2拡散層を形
成するステップと、前記第2拡散層内に前記ゲート電極
の一側エッジから所定の距離を置いて整列される第3拡
散層を形成するステップとを含んでなることを特徴とす
る。
【0021】また、上記目的を達成するためになされた
本発明によるイメージセンサの製造方法は、半導体層上
に前記半導体層の一側表面を露出させる第1素子分離マ
スクを形成するステップと、前記露出された半導体層内
に前記第1素子分離マスクの露出面積より広い面積を有
する第1拡散層を形成するステップと、前記半導体層上
に前記半導体層の他側表面を露出させる第2素子分離マ
スクを形成するステップと、前記露出された半導体層内
に前記第2素子分離マスクの露出面積と同じ面積を有す
る第2拡散層を形成するステップと、前記第1拡散層上
に前記第1拡散層より小さい面積を有する第1フィール
ド酸化膜を形成すると同時に前記第2拡散層上に前記第
2拡散層と同じ面積を有する第2フィールド酸化膜を形
成するステップと、前記半導体層の活性領域と前記第2
フィールド酸化膜とに、ともに重なるゲート電極を形成
するステップと、前記半導体層内に前記ゲート電極の一
側エッジと前記第1拡散層に自己整列される第3拡散層
を形成するステップと、前記第3拡散層内に前記ゲート
電極の一側エッジから所定距離を置いて整列される第4
拡散層を形成するステップとを含んでなることを特徴と
する。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るイメージセン
サ及びその製造方法の実施の形態の具体例を図面を参照
しながら説明する。図3は、本発明の第1の実施例に係
るCMOSイメージセンサの平面図であって、フォトダ
イオードPD、トランスファートランジスタのゲート電
極Tx及びフローティング拡散領域FDを示している。
【0023】図3に示すように、半導体基板21と、半
導体基板21の所定部分にフォトダイオードPDと、フ
ォトダイオードPDより相対的に面積が狭いフローティ
ング拡散領域FD及びフォトダイオードPDとフローテ
ィング拡散領域FDとを接続させるボトルネック構造の
チャネル領域Chからなる活性領域が形成される。そし
て、活性領域を電気的に隔離させるフィールド酸化膜2
6が形成され、活性領域側に第1の幅ほど拡張されてフ
ィールド酸化膜26より広い面積を有してフィールド酸
化膜26下部にフィールドストップ層25が形成され
る。そして、チャネル領域Chを覆ってチャネル領域C
hに接続されたフォトダイオードPDの一側面の全領域
にわたって第2の幅ほど重なった一側面を有してフロー
ティング拡散領域(FD)に他側面が揃えられるゲート
電極27が半導体基板21上に形成される。
【0024】一方、フォトダイオードPDは、ゲート電
極Txの一側面とフィールドストップ層25に揃えられ
て形成されたn−拡散層29と、ゲート電極27の一
側面から所定距離を置いてフィールドストップ層25に
揃えられてn−拡散層29内に形成されたp−拡散
層31とからなる。一方、ゲート電極27の他側にはn
−拡散層33が形成される。
【0025】図4乃至図8は、図3のI−I’線に沿っ
て、第1の実施例によるCMOSイメージセンサの製造
方法を説明するための工程断面図であり、図9乃至図1
2は、第1の実施例によるCMOSイメージセンサの製
造方法を説明するための工程平面図である。以下、図4
乃至図8、図9乃至図12を共に参照しながら説明す
る。
【0026】図4に示すように、高濃度p型不純物がド
ーピングされたp−半導体基板21上にp−エピタキ
シャル層22を成長させた後、p−エピタキシャル層2
2上にパッド酸化膜23とパッド窒化膜24を形成す
る。ここで、p−エピタキシャル層22を成長させる理
由は、低濃度p−エピタキシャル層22が存在するの
で、フォトダイオードPDの空乏層の深さを増加させる
ことができるため、優れた光感度特性が得られ、フォト
ダイオードPDの空乏層が到達しないp−半導体基板
21の深い所で発生し得る光電荷等の不規則な移動によ
る単位画素間クロストーク現象を高濃度のp−半導体
基板21の存在により光電荷を再結合させることによっ
て防止できるためである。
【0027】次に、パッド窒化膜24上に素子分離マス
ク(図示せず)を形成した後、素子分離マスクにより露
出されたパッド窒化膜24を先にエッチングし、連続し
てパッド窒化膜24エッチング後露出されたパッド酸化
膜23をエッチングしてフィールド酸化膜が形成される
p−エピタキシャル層22表面を露出させる。ここで、
露出されたp−エピタキシャル層22表面の一部は、フ
ィールド酸化膜が形成される領域であり、露出されない
p−エピタキシャル層22は、活性領域である。
【0028】次に、素子分離マスクを除去した後、素子
分離マスク除去後露出されたパッド窒化膜24をマスク
にして露出された一部p−エピタキシャル層22の表面
にn−チャネルフィールドストップ層(以下「フィール
ドストップ層」と記す)25のための不純物を傾斜(t
ilt)角を与えながら回転及びツイスト(twis
t)させてイオン注入する。この場合、フィールドスト
ップ層25を形成するためのイオン注入は、ボロン(
11B)を3.0×1013cm−3ドーズ量と30k
eVのイオン注入エネルギーで所定傾斜角(α)を与え
回転(×4)させながら実行する。
【0029】このように、傾斜及び回転を与えながら不
純物をイオン注入すると、傾斜及び回転なしにイオン注
入して形成する場合に比べて、フィールドストップ層2
5が活性領域と重なる長さ(x)が増加する。すなわ
ち、傾斜及び回転なしにイオン注入して形成されたフィ
ールドストップ層25は、単純にフィールド酸化膜下に
みに位置するだけであって活性領域には侵入しない。
【0030】一方、フィールドストップ層25を形成す
るためのイオン注入マスクは、パッド窒化膜24を利用
したが、別途のイオン注入マスクを利用することもでき
る。フィールドストップ層25の平面図(図9)を説明
すると、フィールド酸化膜が形成される領域からパッド
窒化膜24により露出されたp−エピタキシャル層22
内にxほど侵入したフィールドストップ層25が形成さ
れることが分かる。
【0031】図5に示すように、フィールドストップ層
25が形成されたp−エピタキシャル層22の表面を酸
化させて、フィールドストップ層25上にフィールド酸
化膜26を成長した後、パッド窒化膜24とパッド酸化
膜23を除去する。この場合、フィールド酸化膜26に
より定義される活性領域は、図9を参照すると、広い面
積を有する第1活性領域ACT、第1活性領域ACT
より相対的に面積及び長短軸の幅が小さい第2活性領
域ACT、及び第1活性領域ACTと第2活性領域
ACTとを接続させるボトルネック構造‘A’の第3
活性領域ACTである。
【0032】ここで、第1活性領域ACTは、フォト
ダイオードPDが形成される領域であり、第2活性領域
ACTは、フローティング拡散領域FDが形成される
領域であり、第3活性領域ACTは、トランスファー
トランジスタのチャネル(Channel:ch)が形
成される領域である。以下、第1活性領域ACT、第
2活性領域ACT、第3活性領域ACTを各々フォ
トダイオードPD、フローティング拡散領域FD、チャ
ネル領域chと略して示す。
【0033】一方、フィールド酸化膜26を形成する前
に、図面には示さなかったが、以後熱工程による側面拡
散を通してドライブトランジスタDxとセレクトトラン
ジスタSxを内包できるように、p−ウェルをp−エピ
タキシャル層22の所定領域に形成する。次に、パッド
酸化膜23除去後単位画素の4個のトランジスタの中で
ドライブトランジスタDxとセレクトトランジスタSx
を形成するための一般的なトランジスタ製造工程を実行
する。
【0034】図面に示さなかったが、p−ウェル内にト
ランジスタのしきい電圧(Threshold vol
tage)を調節するしきい電圧調節イオンのイオン注
入工程と、パンチスルー特性を調節するp型不純物の深
いイオン注入工程を実施し、このようなイオン注入工程
は、フォトダイオードPDが形成される活性領域とトラ
ンスファートランジスタのソース/ドレイン(すなわ
ち、フローティング拡散領域)が形成される領域には実
行されない。
【0035】図6に示すように、単位画素の4個のトラ
ンジスタのゲート電極を形成するために、導電膜を蒸着
し、感光膜を塗布した後、露光及び現像によりパターン
ニングしてゲート電極形成用感光膜パターン(図示せ
ず)を形成する。この場合、以後形成されるトランスフ
ァートランジスタTxの一側面におけるフォトダイオー
ドPDのドーピングプロファイルが電荷運送効率を決定
するようになるので、ゲート電極の厚さを十分に厚くし
てフォトダイオードを形成するための高エネルギーn型
不純物イオン注入と低エネルギーp型不純物イオン注入
をトランスファートランジスタTxの一側面で揃えるこ
とができるようにする。
【0036】次に、ゲート電極形成用感光膜パターンを
エッチングマスクとして導電膜をエッチングして単位画
素の4個のトランジスタのゲート電極27を形成する。
ここで、図面に示されたゲート電極27は、トランスフ
ァートランジスタTxのゲート電極である。この場合、
ゲート電極27は、ゲート電極27下部の第3活性領域
ACTがボトルネック構造を有するので、フォトダイ
オードPDが形成される活性領域に重なる長軸の幅w
を大きく増加させることができる(図10参照)。
【0037】したがって、チャネル領域がボトルネック
構造であるトランスファートランジスタにおいて、ドレ
イン電流Idsatやしきい電圧Vなどの主要パラメ
ーター(parameter)を決定するトランジスタ
幅(width:w)は、フォトダイオードに重なるゲ
ート電極の長軸の幅wではなく、フローティング拡散
領域FDの短軸の幅wである。例えば、広い幅の通路
から狭い幅の通路に電流が流れる場合、狭い幅の通路の
幅により流れる速度が決定されるのであって、広い幅の
通路の幅は速度に関係ない。
【0038】次いで、ゲート電極27を含む全面に感光
膜を塗布した後、感光膜を選択的にパターンニングして
高エネルギーで低濃度n型不純物nをイオン注入する
ための第1マスク28を形成する。この場合、第1マス
ク28の一側面は、ゲート電極27の中央に揃えられ、
他側面はフォトダイオードPD内部に入る部分なしにフ
ィールド酸化膜26上の所定部分に揃えられる(図10
参照)。
【0039】次に、第1マスク28をイオン注入マスク
として、高エネルギーで低濃度n型不純物nをイオン
注入して、n−拡散層29を形成する。この場合、n
−拡散層29は、一側がゲート電極27の一側エッジ
に揃えられ、他側がフィールドストップ層25の片側エ
ッジに揃えられる。すなわち、たとえフィールド酸化膜
26の一部をオープンさせるイオン注入マスクを使用す
るとしても、n−拡散層29は、所定幅(x)ほど活
性領域に侵入したフィールドストップ層25によりフィ
ールド酸化膜26に接しない。
【0040】結局、n−拡散層29は、ゲート電極2
7とフィールドストップ層25により揃えられつつ、フ
ィールドストップ層25によりフィールド酸化膜26の
エッジと電気的に隔離される。そして、フォトダイオー
ドの一側面を十分に覆うように、ゲート電極27の両側
終端を拡張させ、フィールドストップ層25によりn
−拡散層29が揃えられるので、従来n−拡散層29
を形成するためのレティクルの修正なしにそのまま適用
可能である。
【0041】このように、レティクルの修正なしにn
−拡散層29を形成すると、新しいレティクル製作が不
要となりコストが低減され、フィールド酸化膜26とn
−拡散層29との間の距離調節のための工程調節(t
uning)が自在となり、n−拡散層29が揃えら
れるので、マスクオーバーレイマージン確保が可能とな
る。もし、新しいレティクルを利用してn−拡散層2
9を形成する場合には、フィールド酸化膜26とn
拡散層29との間の距離調節のための工程制御が困難で
ある。
【0042】図10を参照すると、n−拡散層29
は、長軸がより長くなったゲート電極27の一側面に揃
えられ、ゲート電極27の一側面に揃えられた部分を除
外した残りの部分はフィールドストップ層25により揃
えられてフォトダイオードPD内に形成される。したが
って、n−拡散層29をゲート電極27の長軸の両端
に揃えさせず一側面のみに揃えさせることによって、暗
電流の原因となるn−拡散層29とフィールド酸化膜
26の角地域が接することを最小化する。
【0043】第1マスク28を除去した後、後続工程
で、図面には示さなかったが、単位画素の4個のトラン
ジスタのLDD(Lightly Doped Dra
in)構造を形成するためのイオン注入工程が実行され
る。まず、全面に感光膜を塗布した後、露光及び現像に
よりパターンニングしてLDD構造を形成するための第
2マスク(図示せず)を形成した後、第2マスクをイオ
ン注入マスクとして低濃度n型不純物をp−ウェル(図
示せず)内に注入してLDD構造(図示せず)を形成す
る。この場合、p−エピタキシャル層22に形成される
べきであるフォトダイオードと2個のネイティブトラン
ジスタTx、Rxが形成される領域にはLDD構造を形
成するためのイオン注入は実行されない。
【0044】第2マスク(図示せず)を除去した後、図
7に示すように、全面にスペーサ用絶縁膜を蒸着した
後、絶縁膜を全面エッチングしてゲート電極27の両側
壁に接するスペーサ30を形成する。次いで、ブランケ
ット(blanket)イオン注入法で低エネルギーp
型不純物pをイオン注入して、n−拡散層29及び
ゲート電極27の一側面に露出されたp−エピタキシャ
ル層22に同時にp−拡散層31を形成する。この場
合、n−拡散層29内に形成されるp−拡散層31
は、スペーサ30の厚さほど距離を置いてスペーサに揃
えさせる。
【0045】一方、ブランケットイオン注入法であるの
で、ゲート電極27の他側面に露出されたp−エピタキ
シャル層22にもp−拡散層が形成されるが、p−エ
ピタキシャル層22と同じp型不純物で形成されて別途
の作用をしない。上述した低エネルギーp型不純物p
のイオン注入を通してp−拡散層31とn−拡散層
29とからなる浅いpn接合が形成され、p−エピタキ
シャル層22/n−拡散層29/p−拡散層31か
らなるpnp型フォトダイオードが形成される。p
拡散層31の平面図(図11)を述べると、p−拡散
層31は、一側面がスペーサ(図示せず)に揃えられ、
残りの部分はフィールドストップ層25に揃えられる。
【0046】図8に示すように、全面に感光膜を塗布し
露光及び現像によりパターニングして、ソース/ドレイ
ン領域を形成するための第3マスク(図示せず)を形成
した後、第3マスクをイオン注入マスクに高濃度n型不
純物nをイオン注入して、単位画素内にドライブトラ
ンジスタDxとセレクトトランジスタSxのソース/ド
レイン領域(図示せず)とトランスファートランジスタ
TxとリセットトランジスタRxのソース/ドレイン領
域、すなわち、フローティング拡散領域FDであるn
−拡散層33を形成する。
【0047】図12に示すように、第3マスクは、トラ
ンスファートランジスタのゲート電極27の他側面及び
この他側面に隣接するフローティング拡散領域FDを露
出させて、トランスファートランジスタのゲート電極2
7の中央に揃えられる。すなわち、フォトダイオードが
形成された領域には、高濃度n型不純物がイオン注入さ
れないようにする。
【0048】図13は、本発明の第2の実施例に係るC
MOSイメージセンサの平面図である。図13に示すよ
うに、半導体基板41、半導体基板41の所定部分にフ
ォトダイオードPD、フォトダイオードPDより相対的
に面積が狭いフローティング拡散領域FD及びフォトダ
イオードPDとフローティング拡散領域FDとを接続さ
せるボトルネック構造のチャネル領域Chからなる活性
領域が形成される。そして、活性領域を電気的に隔離さ
せるフィールド酸化膜46が形成され、フォトダイオー
ド側に第1の幅ほど拡張されてフィールド酸化膜46よ
り広い面積を有してフィールド酸化膜46下部にフィー
ルドストップ層44aが形成される。
【0049】すなわち、フィールドストップ層44aが
フォトダイオードが形成される活性領域のみに拡張され
てチャネル領域ch及びフローティング拡散領域FDで
はフィールド酸化膜46下に形成される。そして、チャ
ネル領域Chを覆ってチャネル領域Chに接続されたフ
ォトダイオードPDの一側面の全領域にわたって第2の
幅ほど重なった一側面を有してフローティング拡散領域
FDに他側面が揃えられるゲート電極47が半導体基板
41上に形成される。
【0050】一方、フォトダイオードPDは、ゲート電
極47の一側面とフィールドストップ層44aに揃えて
形成されたn−拡散層48と、ゲート電極47の一側
面から所定距離を置いてフィールドストップ層44aに
揃えられてn−拡散層48内に形成されたp−拡散
層50からなる。一方、ゲート電極47の他側には、n
−拡散層51が形成される。
【0051】後述する第2の実施例に係る工程では、フ
ィールドストップ層を形成するためのイオン注入の際、
傾斜角に敏感なトランジスタのチャネル領域とその以外
の領域を各々異なるマスクに区分して進行する方法を提
供する。図14乃至図17は、図13のII−II’線
に沿って、CMOSイメージセンサの製造方法を説明す
るための工程断面図である。
【0052】図14に示すように、高濃度p型不純物が
ドーピングされたp−半導体基板41上にp−エピタ
キシャル層42を成長させた後、p−エピタキシャル層
42上に第1イオン注入マスク43を形成する。この場
合、第1イオン注入マスク43により露出されたp−エ
ピタキシャル層42は、フォトダイオードに隣接したフ
ィールド酸化膜が形成される部分である。
【0053】次に、第1イオン注入マスク43に露出さ
れたp−エピタキシャル層42の表面に第1フィールド
ストップ層44aのための不純物を傾斜角を与えながら
回転またはツイストさせてイオン注入する。この場合、
第1フィールドストップ層44Aを形成するためのイオ
ン注入は、ボロン(11B)を3.0×1013cm
−3ドーズ量と30keVのイオン注入エネルギーで所
定傾斜角(α)を与えて回転(×4)させながら実行す
る。
【0054】このように、傾斜及び回転を与えながら不
純物をイオン注入すると、傾斜及び回転なしにイオン注
入して形成する場合に比べて、第1フィールドストップ
層44Aが活性領域とオーバーラップされる長さ(x)
が増加する。第1フィールドストップ層44Aの平面図
(図13)を説明すると、フィールド酸化膜が形成され
る領域からフォトダイオード内に(x)ほど侵入した第
1フィールドストップ層44Aが形成されることが分か
る。
【0055】図15に示すように、第1イオン注入マス
ク43を除去した後、全面に第2イオン注入マスク45
を形成する。この場合、第2イオン注入マスク45によ
り露出されたp−エピタキシャル層42は、トランスフ
ァートランジスタのチャネル領域に隣接したフィールド
酸化膜が形成される部分である。次に、第2イオン注入
マスク43に露出されたp−エピタキシャル層42の表
面に第2フィールドストップ層44Bのための不純物を
傾斜なしにイオン注入する。
【0056】この場合、第2フィールドストップ層44
Bを形成するためのイオン注入は、ボロン(11B)を
3.0×1013cm−3ドーズ量と30keVのイオ
ン注入エネルギーで実行する。このように、傾斜なしに
不純物をイオン注入すると、第1フィールドストップ層
44Aが活性領域と重ならないので平面図(図13)で
は現れない。
【0057】一方、上述した第1イオン注入マスク43
及び第2イオン注入マスク45は、第1の実施例と同様
に、LOCOS工程のためのパッド酸化膜とパッド窒化
膜を利用するが、各々互いに異なるレティクルを利用す
る。言い換えれば、パッド酸化膜とパッド窒化膜を同時
にパターンニングして第1フィールドストップ層44A
が形成される一部p−エピタキシャル層42を露出させ
た後、第1フィールドストップ層44Aを形成するため
のイオン注入を実施し、連続して第1フィールドストッ
プ層44aを除外したp−エピタキシャル層42の他の
表面を露出させた後、第2フィールドストップ層44B
を形成するためのイオン注入を実施する。
【0058】図16に示すように、第1、第2フィール
ドストップ層44A、44Bが形成されたp−エピタキ
シャル層42表面を酸化させてフィールドストップ層4
4A、44B上にフィールド酸化膜46を成長させる。
ここで、フォトダイオードPDが形成される活性領域に
所定幅(x)ほど侵入した第1フィールドストップ層4
4Aは、活性領域とフィールド酸化膜46とを電気的に
隔離させ、トランスファートランジスタのチャネル領域
が形成される活性領域と隣接したフィールド酸化膜46
下部の第2フィールドストップ層44Bはこれらを電気
的に隔離させない。後続ゲート電極、n−拡散層及び
−拡散層工程を含む全ての工程は第1の実施例と同
様である。
【0059】以後の工程は、図17に示すように、p−
エピタキシャル層42上に4個のトランジスタのゲート
電極47を形成する。ここで、図面に示すゲート電極4
7は、トランスファートランジスタTxのゲート電極で
ある。この場合、ゲート電極47は、ゲート電極47下
部のチャネル領域がボトルネック構造を有するので、フ
ォトダイオードPDが形成される活性領域に重なる長軸
の幅wを大きく増加させることができる。
【0060】したがって、チャネル領域がボトルネック
構造であるトランスファートランジスタにおいて、ドレ
イン電流Idsatやしきい電圧Vなどの主要パラメ
ーターを決定するトランジスタ幅(width:w)
は、フォトダイオードに重なるゲート電極の長軸の幅w
ではなくフローティング拡散領域FDの短縮の幅w
である(図13)。次いで、ゲート電極47の中央に一
側面が揃えられ他側面はフォトダイオードPD内部に入
る部分なしにフィールド酸化膜46上の所定部分に揃え
られるイオン注入マスクに低濃度n型不純物nをイオ
ン注入してn−拡散層48を形成する。
【0061】次に、LDD(図示せず)形成を完了した
後、全面にスペーサ用絶縁膜を蒸着した後、絶縁膜を全
面エッチングしてゲート電極47の両側壁に接するスペ
ーサ49を形成する。次いで、ブランケットイオン注入
法により低エネルギーp型不純物pをイオン注入し
て、n−拡散層48及びゲート電極47の一側面に露
出されたp−エピタキシャル層42に同時にp−拡散
層50を形成する。この場合、n−拡散層48内に形
成されるp−拡散層50はスペーサ49の厚さほど距
離を置いてスペーサ49に揃えられる。
【0062】上述した低エネルギーp型不純物pのイ
オン注入を通してp−拡散層50とn−拡散層48
とからなる浅いpn接合が形成され、p−エピタキシャ
ル層42/n−拡散層48/p−拡散層50からな
るpnp型フォトダイオードが形成される。次に、n
−拡散層が形成されるp−エピタキシャル層42を露出
させるマスクを利用してイオン注入マスクに高濃度n型
不純物nをイオン注入して単位画素内にドライブトラ
ンジスタDxとセレクトトランジスタSxのソース/ド
レイン領域(図示せず)とトランスファートランジスタ
TxとリセットトランジスタRxのソース/ドレイン領
域、すなわちフローティング拡散領域FDであるn
拡散層51を形成する。
【0063】上述した第1の実施例及び第2の実施例
は、CMOSイメージセンサのみでなく、CCD(Ch
arge Coupled Device)の暗電流抑
制のために適用可能な工程でも利用できる。
【0064】尚、本発明は、本実施例に限られるもので
はない。本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で多様に変
更実施することが可能である。
【0065】
【発明の効果】上述した本発明によると、暗電流免疫性
(immunity)に優れたイメージセンサを製造で
きる効果がある。そして、フォトダイオードをなす深い
−拡散層を形成するためのイオン注入の際自己整列
が可能な暗電流除去構造を適用するので、工程マージン
を向上させることができる効果がある。また、n−拡
散層とフィールド酸化膜との間の距離がレティクルによ
り固定されず、n−拡散層形成際の傾斜角に応じて変
化する可変値であるので、イメージセンサの光特性調節
が容易な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術に係るCMOSイメージセンサの素
子断面図である。
【図2】従来の技術に係るCMOSイメージセンサの平
面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るCMOSイメージ
センサの平面図である。
【図4】図3のI−I’線に沿って、第1の実施例によ
るCMOSイメージセンサの製造方法を説明するための
工程断面図である。
【図5】図3のI−I’線に沿って、第1の実施例によ
るCMOSイメージセンサの製造方法を説明するための
工程断面図である。
【図6】図3のI−I’線に沿って、第1の実施例によ
るCMOSイメージセンサの製造方法を説明するための
工程断面図である。
【図7】図3のI−I’線に沿って、第1の実施例によ
るCMOSイメージセンサの製造方法を説明するための
工程断面図である。
【図8】図3のI−I’線に沿って、第1の実施例によ
るCMOSイメージセンサの製造方法を説明するための
工程断面図である。
【図9】第1の実施例によるCMOSイメージセンサの
製造方法を説明するための工程平面図である。
【図10】第1の実施例によるCMOSイメージセンサ
の製造方法を説明するための工程平面図である。
【図11】第1の実施例によるCMOSイメージセンサ
の製造方法を説明するための工程平面図である。
【図12】第1の実施例によるCMOSイメージセンサ
の製造方法を説明するための工程平面図である。
【図13】本発明の第2実施例に係るCMOSイメージ
センサの平面図である。
【図14】図13のII−II’線に沿って、CMOS
イメージセンサの製造方法を説明するための工程断面図
である。
【図15】図13のII−II’線に沿って、CMOS
イメージセンサの製造方法を説明するための工程断面図
である。
【図16】図13のII−II’線に沿って、CMOS
イメージセンサの製造方法を説明するための工程断面図
である。
【図17】図13のII−II’線に沿って、CMOS
イメージセンサの製造方法を説明するための工程断面図
である。
【符号の説明】
21、41 半導体基板 22、42 p−エピタキシャル層 23 パッド酸化膜 24 パッド窒化膜 25 フィールドストップ層 26、46 フィールド酸化膜 27、47 ゲート電極 28 第1マスク 29、48 n−拡散層 30、49 スペーサ 31、50 p−拡散層 33、51 n−拡散層 43 第1イオン注入マスク 44A 第1フィールドストップ層 44B 第2フィールドストップ層 45 第2イオン注入マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA05 AB01 BA14 CA04 DA23 DA24 DD04 EA03 EA07 EA15 FA06 FA26 FA33 GC08 5C024 CX32 CY47 GY31 5F049 MA02 NA05 NB03 PA01 PA09 PA10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体層と、 前記半導体層の所定部分にフォトダイオード領域と、前
    記フォトダイオード領域より相対的に面積が狭いフロー
    ティング拡散領域と、前記フォトダイオード領域と前記
    フローティング拡散領域とを接続させるボトルネック構
    造のチャネル領域からなる活性領域と、 前記活性領域を電気的に隔離させるフィールド領域と、 前記活性領域側に第1の幅ほど拡張されて前記フィール
    ド領域より広い面積を有する前記フィールド領域下部の
    フィールドストップ層と、 前記チャネル領域を覆ってチャネル領域に接した前記フ
    ォトダイオード領域の一側面の全領域に第2の幅ほど重
    なった一側面を有する前記半導体層上のゲート電極とを
    含んでなることを特徴とするイメージセンサ。
  2. 【請求項2】 前記フォトダイオード領域は、 前記ゲート電極の一側面と前記フィールドストップ層に
    自己整列(aligned)された前記フォトダイオー
    ド領域内の第1拡散層と、 前記ゲート電極の一側面から所定の距離を置いて前記フ
    ィールドストップ層に自己整列された前記第1拡散層内
    の第2拡散層とをさらに含んでなることを特徴とする請
    求項1に記載のイメージセンサ。
  3. 【請求項3】 前記フィールドストップ層の第1の幅
    は、前記第1拡散層と前記フィールド領域との間の距離
    より大きいことを特徴とする請求項2に記載のイメージ
    センサ。
  4. 【請求項4】 前記ゲート電極の他側面は、前記フロー
    ティング拡散領域の一側面に整列されることを特徴とす
    る請求項1に記載のイメージセンサ。
  5. 【請求項5】 半導体層と、 前記半導体層の所定部分にフォトダイオード領域と、前
    記フォトダイオード領域より相対的に面積が狭いフロー
    ティング拡散領域と、前記フォトダイオード領域と前記
    フローティング拡散領域とを接続させるボトルネック構
    造のチャネル領域からなる活性領域と、 前記活性領域を電気的に隔離させるフィールド領域と、 前記フォトダイオード領域側に第1の幅ほど拡張されて
    前記フィールド領域よりより広い面積を有する前記フィ
    ールド領域下部のフィールドストップ層と、 前記チャネル領域を覆ってチャネル領域に接した前記フ
    ォトダイオード領域の一側面の全領域に第2の幅ほど重
    なった一側面を有する前記半導体層上のゲート電極とを
    含んでなることを特徴とするイメージセンサ。
  6. 【請求項6】 前記フィールドストップ層の中の前記チ
    ャネル領域及び前記フローティング拡散領域に接する一
    部分は前記フィールド領域と幅が同じであることを特徴
    とする請求項5に記載のイメージセンサ。
  7. 【請求項7】 半導体層上に前記半導体層の表面一部を
    露出させる素子分離マスクを形成するステップと、 前記露出された半導体層内に前記素子分離マスクの露出
    面積よりより広い面積を有する第1拡散層を形成するス
    テップと、 前記第1拡散層上に前記第1拡散層より小さい面積を有
    するフィールド酸化膜を形成するステップと、 前記フィールド酸化膜により定義された前記半導体層の
    活性領域上にゲート電極を形成するステップと、 前記半導体層内に前記ゲート電極の一側エッジと前記第
    1拡散層に自己整列される第2拡散層を形成するステッ
    プと、 前記第2拡散層内に前記ゲート電極の一側エッジから所
    定の距離を置いて整列される第3拡散層を形成するステ
    ップとを含んでなることを特徴とするイメージセンサの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1拡散層を形成するステップは、
    不純物を傾斜角を与えながら回転させるか、ツイストさ
    せてイオン注入することを特徴とする請求項7に記載の
    イメージセンサの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記フィールド酸化膜により定義される
    前記半導体層の活性領域は、フォトダイオード領域と、
    前記フォトダイオード領域より相対的に面積が狭いフロ
    ーティング拡散領域及び前記フォトダイオード領域と前
    記フローティング拡散領域とを接続させるボトルネック
    構造のチャネル領域とからなり、 前記ゲート電極は、前記フォトダイオード領域の一側面
    の全領域に所定の幅だけ重なった一側面を有して形成さ
    れることを特徴とする請求項7に記載のイメージセンサ
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体層上に前記半導体層の一側表面
    を露出させる第1素子分離マスクを形成するステップ
    と、 前記露出された半導体層内に前記第1素子分離マスクの
    露出面積より広い面積を有する第1拡散層を形成するス
    テップと、 前記半導体層上に前記半導体層の他側表面を露出させる
    第2素子分離マスクを形成するステップと、 前記露出された半導体層内に前記第2素子分離マスクの
    露出面積と同じ面積を有する第2拡散層を形成するステ
    ップと、 前記第1拡散層上に前記第1拡散層より小さい面積を有
    する第1フィールド酸化膜を形成すると同時に前記第2
    拡散層上に前記第2拡散層と同じ面積を有する第2フィ
    ールド酸化膜を形成するステップと、 前記半導体層の活性領域と前記第2フィールド酸化膜と
    に、ともに重なるゲート電極を形成するステップと、 前記半導体層内に前記ゲート電極の一側エッジと前記第
    1拡散層に自己整列される第3拡散層を形成するステッ
    プと、 前記第3拡散層内に前記ゲート電極の一側エッジから所
    定距離を置いて整列される第4拡散層を形成するステッ
    プとを含んでなることを特徴とするイメージセンサの製
    造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1拡散層を形成するステップ
    は、不純物を傾斜角を与えながら回転させるか、ツイス
    トさせてイオン注入することを特徴とする請求項10に
    記載のイメージセンサの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2拡散層を形成するステップ
    は、不純物を垂直にイオン注入することを特徴とする請
    求項10に記載のイメージセンサの製造方法。
JP2002379441A 2002-01-10 2002-12-27 イメージセンサ及びその製造方法 Expired - Lifetime JP4284062B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR2002-001367 2002-01-10
KR10-2002-0001367A KR100494030B1 (ko) 2002-01-10 2002-01-10 이미지센서 및 그 제조 방법

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003289137A true JP2003289137A (ja) 2003-10-10
JP4284062B2 JP4284062B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=19718347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002379441A Expired - Lifetime JP4284062B2 (ja) 2002-01-10 2002-12-27 イメージセンサ及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6979587B2 (ja)
JP (1) JP4284062B2 (ja)
KR (1) KR100494030B1 (ja)
TW (1) TWI272715B (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005197409A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Canon Inc 固体撮像装置
JP2005303154A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Sony Corp 固体撮像装置
JP2006041538A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Magnachip Semiconductor Ltd 電荷伝送効率を向上させたイメージセンサ及びその製造方法
US7709869B2 (en) 2007-07-02 2010-05-04 Canon Kabushiki Kaisha Photoelectric conversion device, method of manufacturing the same, and image sensing system
US7741143B2 (en) 2005-01-06 2010-06-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Image sensor having 3-dimensional transfer transistor and its method of manufacture
US8264013B2 (en) 2007-02-16 2012-09-11 Sharp Kabushiki Kaisha Solid-state image capturing device and electronic information device
JP2013505580A (ja) * 2009-09-17 2013-02-14 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション グローバルシャッタ画素センサ・セルの構造体、設計構造体及び製造方法
KR101550434B1 (ko) 2008-12-26 2015-09-04 삼성전자주식회사 이미지 센서의 형성방법
JP2016018898A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 キヤノン株式会社 光電変換装置
JP2016115855A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 キヤノン株式会社 固体撮像装置

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3974409B2 (ja) * 2002-01-22 2007-09-12 株式会社イシダ 搬送装置及びそれを備えた箱詰め装置
JP2003258231A (ja) * 2002-03-05 2003-09-12 Sony Corp 固体撮像素子
US20040211987A1 (en) * 2003-04-24 2004-10-28 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Field effect transistor (FET) reset device structure for photodiode image sensor
US6897082B2 (en) * 2003-06-16 2005-05-24 Micron Technology, Inc. Method of forming well for CMOS imager
KR100558530B1 (ko) 2003-09-23 2006-03-10 동부아남반도체 주식회사 씨모스 이미지 센서 및 그 제조 방법
KR100558528B1 (ko) * 2003-09-25 2006-03-10 동부아남반도체 주식회사 시모스 이미지 센서 및 그 제조방법
KR100561003B1 (ko) * 2003-09-30 2006-03-16 동부아남반도체 주식회사 이미지 센서 및 그 제조방법
US7232712B2 (en) * 2003-10-28 2007-06-19 Dongbu Electronics Co., Ltd. CMOS image sensor and method for fabricating the same
KR100619396B1 (ko) * 2003-12-31 2006-09-11 동부일렉트로닉스 주식회사 시모스 이미지 센서 및 그 제조방법
KR100603247B1 (ko) * 2003-12-31 2006-07-20 동부일렉트로닉스 주식회사 시모스 이미지 센서 및 그 제조방법
KR100595875B1 (ko) * 2004-05-06 2006-07-03 매그나칩 반도체 유한회사 식각데미지를 감소시킨 시모스 이미지센서 제조방법
US7145122B2 (en) * 2004-06-14 2006-12-05 Omnivision Technologies, Inc. Imaging sensor using asymmetric transfer transistor
US7535042B2 (en) * 2004-07-01 2009-05-19 Aptina Imaging Corporation Pixel cell with a controlled output signal knee characteristic response
KR100698069B1 (ko) * 2004-07-01 2007-03-23 동부일렉트로닉스 주식회사 씨모스 이미지 센서의 제조방법
KR100614650B1 (ko) * 2004-09-16 2006-08-22 삼성전자주식회사 이미지 센서 및 그 형성 방법
KR100672663B1 (ko) * 2004-12-28 2007-01-24 동부일렉트로닉스 주식회사 씨모스 이미지 센서의 제조방법
KR100606908B1 (ko) * 2004-12-29 2006-08-01 동부일렉트로닉스 주식회사 씨모스 이미지 센서의 제조방법
KR100606910B1 (ko) * 2004-12-29 2006-08-01 동부일렉트로닉스 주식회사 Cmos 이미지 센서 및 그의 제조 방법
KR100672701B1 (ko) * 2004-12-29 2007-01-22 동부일렉트로닉스 주식회사 씨모스(cmos) 이미지 센서 및 그의 제조 방법
US7241671B2 (en) * 2004-12-29 2007-07-10 Dongbu Electronics Co., Ltd. CMOS image sensor and method for fabricating the same
KR100672704B1 (ko) * 2004-12-30 2007-01-22 동부일렉트로닉스 주식회사 시모스 이미지 센서 및 그 제조방법
US7061031B1 (en) * 2004-12-30 2006-06-13 Korea Electronics Technology Institute High-sensitivity image sensor and fabrication method thereof
KR100720503B1 (ko) * 2005-06-07 2007-05-22 동부일렉트로닉스 주식회사 씨모스 이미지 센서 및 그 제조방법
US7449736B2 (en) * 2005-07-12 2008-11-11 Micron Technology, Inc. Pixel with transfer gate with no isolation edge
KR100778856B1 (ko) * 2005-09-28 2007-11-22 동부일렉트로닉스 주식회사 씨모스 이미지 센서의 제조방법
US20070096233A1 (en) * 2005-10-13 2007-05-03 In Gyun Jeon Cmos image sensor
KR100871714B1 (ko) * 2005-12-05 2008-12-05 한국전자통신연구원 트랜스퍼 트랜지스터 및 이를 구비한 저잡음 이미지 센서
KR100790228B1 (ko) 2005-12-26 2008-01-02 매그나칩 반도체 유한회사 시모스 이미지 센서
US7521742B2 (en) 2006-06-05 2009-04-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Complementary metal oxide semiconductor (CMOS) image sensor
US7879514B2 (en) * 2006-08-04 2011-02-01 Asml Netherlands B.V. Lithographic method and patterning device
US7531374B2 (en) * 2006-09-07 2009-05-12 United Microelectronics Corp. CMOS image sensor process and structure
US7732844B2 (en) * 2006-11-03 2010-06-08 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Crosstalk improvement through P on N structure for image sensor
KR100836507B1 (ko) * 2006-12-27 2008-06-09 동부일렉트로닉스 주식회사 씨모스 이미지 센서의 제조방법
KR100806783B1 (ko) * 2006-12-29 2008-02-27 동부일렉트로닉스 주식회사 씨모스 이미지 센서 및 그 형성 방법
US8164124B2 (en) * 2007-04-04 2012-04-24 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Photodiode with multi-epi films for image sensor
KR200449664Y1 (ko) * 2008-04-01 2010-07-29 (주)제이씨오투 공기 정화 및 산소 발생 장치를 구비한 책상
FR2986906B1 (fr) 2012-02-15 2015-06-19 New Imaging Technologies Sas Structure de pixel actif a transfert de charge ameliore
US9574951B2 (en) 2013-09-09 2017-02-21 Semiconductor Components Industries, Llc Image sensor including temperature sensor and electronic shutter function
US9093573B2 (en) 2013-09-09 2015-07-28 Semiconductor Components Industries, Llc Image sensor including temperature sensor and electronic shutter function
CN104362160B (zh) * 2014-09-25 2017-08-25 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 一种半导体装置及其制造方法
CN113903791A (zh) * 2021-12-09 2022-01-07 广州粤芯半导体技术有限公司 半导体器件及其制备方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2521794B2 (ja) * 1988-09-03 1996-08-07 沖電気工業株式会社 固体撮像素子の製造方法
JP2812310B2 (ja) * 1996-07-30 1998-10-22 日本電気株式会社 固体撮像装置及びその製造方法
JPH1098176A (ja) * 1996-09-19 1998-04-14 Toshiba Corp 固体撮像装置
KR100293718B1 (ko) * 1998-12-22 2001-07-12 박종섭 개선된 이미지센서 제조방법
JP4604296B2 (ja) * 1999-02-09 2011-01-05 ソニー株式会社 固体撮像装置及びその製造方法
KR100384836B1 (ko) * 1999-06-28 2003-05-22 주식회사 하이닉스반도체 이미지센서 및 그 제조방법
KR20010061349A (ko) * 1999-12-28 2001-07-07 박종섭 씨모스 이미지센서 및 그 제조방법
JP3688980B2 (ja) * 2000-06-28 2005-08-31 株式会社東芝 Mos型固体撮像装置及びその製造方法
FR2820883B1 (fr) * 2001-02-12 2003-06-13 St Microelectronics Sa Photodiode a grande capacite

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005197409A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Canon Inc 固体撮像装置
JP4614379B2 (ja) * 2004-01-06 2011-01-19 キヤノン株式会社 光電変換装置
JP2005303154A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Sony Corp 固体撮像装置
JP2006041538A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Magnachip Semiconductor Ltd 電荷伝送効率を向上させたイメージセンサ及びその製造方法
US7741143B2 (en) 2005-01-06 2010-06-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Image sensor having 3-dimensional transfer transistor and its method of manufacture
US8264013B2 (en) 2007-02-16 2012-09-11 Sharp Kabushiki Kaisha Solid-state image capturing device and electronic information device
US7709869B2 (en) 2007-07-02 2010-05-04 Canon Kabushiki Kaisha Photoelectric conversion device, method of manufacturing the same, and image sensing system
KR101550434B1 (ko) 2008-12-26 2015-09-04 삼성전자주식회사 이미지 센서의 형성방법
JP2013505580A (ja) * 2009-09-17 2013-02-14 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション グローバルシャッタ画素センサ・セルの構造体、設計構造体及び製造方法
JP2016018898A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 キヤノン株式会社 光電変換装置
JP2016115855A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 キヤノン株式会社 固体撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20030060601A (ko) 2003-07-16
TW200302567A (en) 2003-08-01
TWI272715B (en) 2007-02-01
US6979587B2 (en) 2005-12-27
KR100494030B1 (ko) 2005-06-10
JP4284062B2 (ja) 2009-06-24
US20030127666A1 (en) 2003-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4284062B2 (ja) イメージセンサ及びその製造方法
KR100436067B1 (ko) 이미지센서 및 그 제조 방법
KR100278285B1 (ko) 씨모스 이미지센서 및 그 제조방법
US7005315B2 (en) Method and fabricating complementary metal-oxide semiconductor image sensor with reduced etch damage
TW200411914A (en) Method for fabricating image sensor including isolation layer having trench structure
JP5713956B2 (ja) Cmosイメージ・センサー及びその製造方法
KR100562668B1 (ko) 암신호 감소를 위한 이미지센서 제조 방법
US6350127B1 (en) Method of manufacturing for CMOS image sensor
JP2009033167A (ja) イメージセンサ及びその製造方法
KR100748318B1 (ko) 이미지센서 및 그 제조 방법
KR100494032B1 (ko) 씨모스 이미지 센서 및 그 제조 방법
KR100776151B1 (ko) 고집적 이미지센서 제조 방법
KR100535911B1 (ko) 시모스 이미지 센서 및 그 제조방법
KR100873812B1 (ko) 전하용량을 향상시키기 위한 이미지센서 및 그 제조 방법
KR100748317B1 (ko) 이미지센서의 제조 방법
KR100535920B1 (ko) 시모스 이미지 센서의 제조방법
KR100838466B1 (ko) 고집적 이미지센서 제조 방법
KR100790213B1 (ko) 이미지센서의 제조 방법
KR20030057709A (ko) 이미지센서 및 그 제조 방법
KR20030056060A (ko) 전하용량을 향상시키기 위한 이미지센서 및 그 제조 방법
KR20030057710A (ko) 감도개선을 위한 씨모스 이미지센서 및 그의 제조 방법
KR20050093061A (ko) Cmos 이미지 센서 및 그 제조방법
KR100776150B1 (ko) 이미지센서 제조 방법
KR20030057613A (ko) 이미지센서의 제조 방법
JP2003142672A (ja) 固体イメージセンサ及び固体イメージセンサの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051017

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060201

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4284062

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

S633 Written request for registration of reclamation of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313633

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term