JP2003288924A - 燃料電池システム用凝縮器 - Google Patents

燃料電池システム用凝縮器

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JP2003288924A
JP2003288924A JP2002263733A JP2002263733A JP2003288924A JP 2003288924 A JP2003288924 A JP 2003288924A JP 2002263733 A JP2002263733 A JP 2002263733A JP 2002263733 A JP2002263733 A JP 2002263733A JP 2003288924 A JP2003288924 A JP 2003288924A
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俊一 山中
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Hitoshi Takenaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、燃料電池から流出する排ガス中の
水蒸気を再利用水として回収する燃料電池システム用凝
縮器に関し、気水分離器を不要にすることを目的とす
る。 【解決手段】 チューブ13とフィン15とを交互に積
層したコア部11の両側に、前記チューブ13に連通す
るタンク17,19を配置するとともに、ガス流入口2
7から入口側タンク部23に流入した燃料電池43から
の水蒸気を含んだ排ガスを、前記チューブ13を介して
出口側タンク部25に導き、出口側タンク部25のガス
流出口17bから前記排ガスを流出する燃料電池システ
ム用凝縮器において、前記出口側タンク部25内に、前
記チューブ13から流出した排ガスから凝縮水を分離す
る気水分離手段29を配置するとともに、前記出口側タ
ンク部25に、分離された前記凝縮水を排出する排出口
17cを設けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池から流出
する排ガス中の水蒸気を再利用水として回収する燃料電
池システム用凝縮器に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、燃料電池を用いた自動車の開発が
行われており、このような燃料電池自動車では、燃料電
池から流出する排ガス中の水蒸気を再利用水として回収
することが行われている。
【0003】図17は、従来の純水回収システムを概略
的に示すもので、この純水回収システムでは、燃料電池
1で発生した排ガスが、空冷の凝縮器2に導かれ、空気
により冷却され凝縮水を含んだ排ガスになる。
【0004】凝縮水を含んだ排ガスは、気水分離器3に
導かれ、凝縮水と排ガスとに分離され、分離された排ガ
スは、大気中に排出される。
【0005】一方、分離された凝縮水は、水タンク4に
導かれ、純水として回収される。
【0006】水タンク4内の純水は、水ポンプ5により
冷却器6に循環され、所定の温度に冷却される。
【0007】そして、水タンク4内の純水は、水ポンプ
7により、燃料電池1側に供給され、例えば、空気供給
系の加湿、冷却系の冷却水として使用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の純水回収システムでは、空冷の凝縮器2によ
り、排ガス中の水蒸気を凝縮し、気水分離器3により凝
縮水とガスとを分離しているため、凝縮器2の他に、気
水分離器3が必要になり、システムが大掛かりになると
いう問題があった。
【0009】また、凝縮器2の出口では、凝縮水を含ん
だ排ガスは、通常過熱状態にあるため、この排ガスを、
配管8により気水分離器3に移送すると、移送中に凝縮
水がミストになり、排ガス中に蒸発し、気水分離器3で
分離される凝縮水の量が減少するという問題があった。
【0010】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、気水分離器を不要にすることがで
きる燃料電池システム用凝縮器を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の燃料電池シス
テム用凝縮器は、チューブとフィンとを交互に積層した
コア部の両側に、前記チューブに連通するタンクを配置
するとともに、ガス流入口から入口側タンク部に流入し
た燃料電池からの水蒸気を含んだ排ガスを、前記チュー
ブを介して出口側タンク部に導き、出口側タンク部のガ
ス流出口から前記排ガスを流出する燃料電池システム用
凝縮器において、前記出口側タンク部内に、前記チュー
ブから流出した排ガスから凝縮水を分離する気水分離手
段を配置するとともに、前記出口側タンク部に、分離さ
れた前記凝縮水を排出する排出口を設けてなることを特
徴とする。
【0012】請求項2の燃料電池システム用凝縮器は、
請求項1記載の燃料電池システム用凝縮器において、前
記気水分離手段は、前記チューブから前記出口側タンク
部内に流出した排ガスを水平方向にジグザグ状に導くエ
リミネータを有していることを特徴とする。
【0013】請求項3の燃料電池システム用凝縮器は、
請求項1記載の燃料電池システム用凝縮器において、前
記気水分離手段は、前記チューブから前記出口側タンク
部内に流出した排ガスを上下方向に向きを変えて流す複
数の案内板を備えたエリミネータを有し、前記排ガスを
上方に案内する案内板の間隔が、前記排ガスを下方に案
内する案内板の間隔より広くされていることを特徴とす
る。
【0014】請求項4の燃料電池システム用凝縮器は、
請求項2または請求項3記載の燃料電池システム用凝縮
器において、前記気水分離手段は、前記エリミネータを
通過した排ガスに衝突し排ガスの流れを迂回させて前記
ガス流出口に導くバッフルプレートを有していることを
特徴とする。
【0015】請求項5の燃料電池システム用凝縮器は、
請求項2ないし請求項4のいずれか1項記載の燃料電池
システム用凝縮器において、前記気水分離手段は、前記
エリミネータで分離された前記凝縮水を前記排ガスの流
れから分離するドレンボードを有していることを特徴と
する。
【0016】(作用)請求項1の燃料電池システム用凝
縮器では、燃料電池からの水蒸気を含んだ排ガスが、ガ
ス流入口から入口側タンク部に流入し、チューブを介し
て出口側タンク部に導かれる間に、コア部を通過する空
気と熱交換して冷却され、排ガス中の水蒸気が凝縮さ
れ、凝縮水を含んだ排ガスになる。
【0017】そして、凝縮水を含んだ排ガスが、チュー
ブから出口側タンク部に流出すると、出口側タンク部内
に配置される気水分離手段により、排ガスから凝縮水が
分離され、凝縮水を分離された排ガスは、ガス流出口か
ら大気中に排出され、凝縮水は、排出口から排出され
る。
【0018】請求項2の燃料電池システム用凝縮器で
は、エリミネータにより、チューブから出口側タンク部
内に流出した排ガスが、水平方向にジグザグ状に導か
れ、これにより排ガスから凝縮水が確実に分離される。
【0019】請求項3の燃料電池システム用凝縮器で
は、エリミネータの案内板により、チューブから出口側
タンク部内に流出した排ガスが上下方向に向きを変えて
流され、これにより、排ガスから凝縮水が分離される。
【0020】そして、排ガスを上方に案内する案内板の
間隔を、排ガスを下方に案内する案内板の間隔より広く
したので、排ガスの上昇時の流速が、下降時の流速より
遅くなり、これにより、凝縮水の液滴の上昇が防止さ
れ、液滴の下降が促進される。
【0021】請求項4の燃料電池システム用凝縮器で
は、エリミネータを通過した排ガスが、バッフルプレー
トに衝突すると、エリミネータで除去されずに排ガス中
に残存していた小さな水滴が滴下され、排ガスから凝縮
水がより確実に分離される。
【0022】請求項5の燃料電池システム用凝縮器で
は、ドレンボードにより、エリミネータで分離された凝
縮水が、排ガスの流れから分離され、排出口に導かれ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施形態について説明する。
【0024】図1および図2は、図3の要部の詳細を示
しており、図3は、本発明の燃料電池システム用凝縮器
の第1の実施形態を示している。
【0025】図3において符号11は、水平に配置され
るコア部を示している。
【0026】このコア部11は、例えば、ステンレス鋼
からなる扁平状のチューブ13と、コルゲートフィン1
5とを交互に積層して構成されている。
【0027】コア部11の両側には、例えば、ステンレ
ス鋼製の円筒状のパイプからなるタンク17,19が軸
長方向を水平にして配置されている。
【0028】タンク17,19には、軸長方向に間隔を
置いて、チューブ13の端部が挿入されるチューブ穴1
7a,19aが形成されている。
【0029】この実施形態では、一方のタンク17が仕
切板21により仕切られ、入口側タンク部23と出口側
タンク部25が形成されている。
【0030】入口側タンク部23には、燃科電池からの
水蒸気を含んだ排ガスGを流人するための入口パイプ2
7が開口されている。
【0031】そして、出口側タンク部25内には、チュ
ーブ13から流出した排ガスから凝縮水を分離する気水
分離手段29が配置されている。
【0032】図1および図2は、出口側タンク部25お
よび気水分離手段29の詳細を示すもので、気水分離手
段29は、例えば、ステンレス鋼からなるエリミネータ
31,バッフルプレート33およびドレンボード35を
有している。
【0033】エリミネータ31は、チューブ13から出
口側タンク部25内に流出した排ガスGを水平方向にジ
グザグ状に導く作用をする。
【0034】このエリミネータ31は、図1に示すよう
に、多数のくの字状の案内板37を、出口側タンク部2
5の軸長方向に間隔を置いて、平行に配置して構成され
ている。
【0035】また、各案内板37は、図2に示すよう
に、出口側タンク部25内に垂直に配置され、案内板3
7の折曲部37aが、出口側タンク部25の略中央に位
置されている。
【0036】案内板37の上端の両側は、出口側タンク
部25の内面に当接されている。
【0037】出口側タンク部25のチューブ13と反対
側の側面には、ガス流出口17bが形成され、このガス
流出口17bに出口パイプ39が水平に接続されてい
る。
【0038】そして、出口側タンク部25内のエリミネ
ータ31とガス流出口17bとの間に、バッフルプレー
ト33が垂直に配置されている。
【0039】このバッフルプレート33は、エリミネー
タ31を通過した排ガスに衝突し排ガスの流れを迂回さ
せてガス流出口17bに導く作用をする。
【0040】バッフルプレート33の上端は、ガス流出
口17bの上端より多少上方に位置されている。
【0041】また、バッフルプレート33の下部には、
図4に示すように、出口側タンク部25の軸長方向に間
隔を置いて、多数の穴部33aが形成されている。
【0042】この小径穴33aは、図2に示すように、
ガス流出口17bの下端より下方となる位置に形成され
ている。
【0043】出口側タンク部25内におけるエリミネー
タ31の下方には、ドレンボード35が水平に配置され
ている。
【0044】このドレンボード35は、エリミネータ3
1で分離された凝縮水Wを排ガスの流れから分離する作
用をする。
【0045】ドレンボード35は、図2に示すように、
チューブ穴17aおよびガス流出口17bより下方とな
る位置に配置されている。
【0046】このドレンボード35には、多数の穴部3
5aが形成されている。
【0047】出口側タンク部25の下面には、分離され
た凝縮水を排出する排出口17cが形成されている。
【0048】この排出口17cには、排出パイプ41が
垂直に接続されている。
【0049】なお、この実施形態では、気水分離手段2
9は、エリミネータ31の案内板37およびバッフルプ
レート33を、ドレンボード35にろう付けして製造さ
れている。
【0050】上述した燃料電池システム用凝縮器では、
図3に示したように、燃料電池からの水蒸気を含んだ排
ガスGが、入口パイプ27から入口側タンク部23に流
入し、チューブ13およびタンク19を介して出口側タ
ンク部25に導かれる間に、コア部11を通過する空気
と熱交換して冷却され、排ガス中の水蒸気が凝縮され、
凝縮水を含んだ排ガスになる。
【0051】そして、凝縮水を含んだ排ガスGが、図1
および図2に示したように、チューブ13から出口側タ
ンク部25に流出すると、出口側タンク部25内に配置
されるエリミネータ31により、チューブ13から出口
側タンク部25内に流出した排ガスが、水平方向にジグ
ザグ状に導かれ、これにより排ガスから凝縮水Wが分離
され、案内板37に沿って下方に滴下する。
【0052】さらに、エリミネータ31を通過した排ガ
スが、バッフルプレート33に衝突すると、エリミネー
タ31で除去されずに排ガス中に残存していた小さな水
滴がバッフルプレート33に沿って滴下され、排ガスか
ら凝縮水がより確実に分離される。
【0053】そして、凝縮水を分離された排ガスは、出
口パイプ39から大気中に排出される。
【0054】なお、出口パイプ39側に流出した排ガス
中の小さな水滴は、バッフルプレート33の下部に形成
される穴部33aからドレンボード35側に導かれる。
【0055】一方、エリミネータ31の案内板37を滴
下した凝縮水の水滴、および、バッフルプレート33を
滴下した凝縮水の水滴は、ドレンボード35の穴部35
aを通り下方に落下し、排ガスの流れから分離され、排
出口17cの排出パイプ41から排出される。
【0056】図5は、上述した燃料電池システム用凝縮
器を用いた燃料電池の純水回収システムを概略的に示す
もので、この純水回収システムでは、燃料電池43で発
生した排ガスが、上述した燃料電池システム用凝縮器4
5に導かれる。
【0057】そして、冷却ファン47によりコア部11
に吸引される空気により冷却され凝縮水を含んだ排ガス
になり、出口側タンク部25において凝縮水と排ガスと
に分離され、分離された排ガスは、出口パイプ39から
大気中に排出される。
【0058】一方、分離された凝縮水は、排出パイプ4
1から水タンク49に導かれ、純水として回収される。
【0059】水タンク49内の純水は、水ポンプ51に
より冷却器53に循環され、所定の温度に冷却される。
【0060】そして、水タンク49内の純水は、水ポン
プ55により、燃料電池43側に供給され、例えば、空
気供給系の加湿、冷却系の冷却水として使用される。
【0061】上述した燃料電池システム用凝縮器では、
出口側タンク部25内に、チューブ13から流出した排
ガスから凝縮水を分離する気水分離手段29を配置し、
出口側タンク部25に、分離された凝縮水を排出する排
出口17cを設けたので、気水分離器を不要にすること
ができる。
【0062】そして、気水分離器が不要になるため、気
水分離器に付随して配置される配管、ブラケット等の部
品を無くすことができ、スペース、重量、コスト、組み
付け工数等を従来より大幅に削減することができる。
【0063】また、排ガスを配管により気水分離器に移
送する必要がなくなるため、移送中に凝縮水がミストに
なり、排ガス中に蒸発することがなくなり、排ガスから
凝縮水を確実に分離することができる。
【0064】そして、上述した燃料電池システム用凝縮
器では、エリミネータ31により、チューブ13から出
口側タンク部25内に流出した排ガスを水平方向にジグ
ザグ状に導くようにしたので、排ガスから凝縮水を確実
に分離することができる。
【0065】さらに、上述した燃料電池システム用凝縮
器では、出口側タンク部25内に、エリミネータ31を
通過した排ガスに衝突し排ガスの流れを迂回させてガス
流出口17bに導くバッフルプレート33を配置したの
で、排ガスから凝縮水をより確実に分離することができ
る。
【0066】また、上述した燃料電池システム用凝縮器
では、ドレンボード35により、エリミネータ31で分
離された凝縮水が、排ガスの流れから分離され排出口1
7cに導かれるため、排出口17c側に排ガスが流入す
ることを確実に防止することができる。
【0067】そして、上述した燃料電池システム用凝縮
器では、エリミネータ31を、チューブ13から流出す
る排ガスの流速が最も低下する出口側タンク部25の中
央部に配置したので、凝縮水の液滴をエリミネータ31
により最も効率的に捕獲することができる。
【0068】すなわち、チューブ13から流出する排ガ
スは、凝縮水の液滴とガスとの混合物であるが、流速が
低下すると液滴は、気流で移動される力が弱くなり、効
率的に落下し、また、案内板37に衝突付着した液滴も
気流速度が遅いため案内板37に沿って効率的に落下す
ることになる。
【0069】また、上述した燃料電池システム用凝縮器
では、チューブ13を偏平状にし、出口側タンク部25
を円筒状にしたので、チューブ13からの排ガスが出口
側タンク部25に流出すると、流路断面積が急激に増加
し、排ガスの流速が大きく減少するため、凝縮水の液滴
をより効率的に落下させることができる。
【0070】図6および図7は、本発明の燃料電池シス
テム用凝縮器の第2の実施形態を示すもので、この実施
形態では、気水分離手段29Aを構成するエリミネータ
31Aが、チューブ13から出口側タンク部25内に流
出した排ガスを上下方向に向きを変えて流す複数の案内
板57,59により構成されている。
【0071】すなわち、出口側タンク部25内には、複
数の案内板57,59が、出口側タンク部25の径方向
に間隔を置いて配置されている。
【0072】また、各案内板57,59は、出口側タン
ク部25内に垂直に配置され、隣接する一方の案内板5
7の下端がドレンボード35に当接されている。
【0073】他方の案内板59には、図8に示すよう
に、案内板59の下端に突出部59aが形成され、この
突出部59aの下端がドレンボード35に当接されてい
る。
【0074】従って、ドレンボード35と案内板59と
の間には、図7に示すように、間隙部59bが形成され
ている。
【0075】この案内板59の上端は、出口側タンク部
25の内面に当接されている。
【0076】そして、排ガスを上方に案内する案内板5
7,59の間隔W1が、排ガスを下方に案内する案内板
57,59の間隔W2より広くされている。
【0077】そして、気水分離手段29Aは、エリミネ
ータ31Aの案内板57,59およびバッフルプレート
33を、ドレンボード35にろう付けして製造されてい
る。
【0078】なお、この実施形態において第1の実施形
態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を
省略する。
【0079】この実施形態の燃料電池システム用凝縮器
では、エリミネータ31Aの案内板57,59により、
チューブ13から出口側タンク部25内に流出した排ガ
スが上下方向に向きを変えて流され、これにより、排ガ
スから凝縮水が分離される。
【0080】そして、排ガスを上方に案内する案内板5
7,59の間隔W1を、排ガスを下方に案内する案内板
57,59の間隔W2より広くしたので、排ガスの上昇
時の流速が、下降時の流速より遅くなり、これにより、
凝縮水の液滴の上昇が防止され、液滴の下降が促進され
る。
【0081】この実施形態においても第1の実施形態と
同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、
エリミネータ31Aを流れる排ガスの通路を長くするこ
とが容易に可能になり、気水分離性能をより向上するこ
とができる。
【0082】また、この実施形態では、排ガスを上方に
案内する案内板57,59の間隔W1を、排ガスを下方
に案内する案内板57,59の間隔W2より広くしたの
で、凝縮水の液滴の上昇を防止し、液滴の下降を促進す
ることが可能になり、排ガスから凝縮水をより確実に分
離することができる。
【0083】図9〜図16は本発明の燃料電池システム
用凝縮器を垂直に配置した実施形態を示すもので、図9
〜図12に示す第3の実施形態では前記第1,第2の実
施形態における一方のタンク17を下側に、他方のタン
ク19を上側にしてコア部11を垂直に配置してある。
【0084】そして、この一方のタンク17の出口側タ
ンク部25内にチューブ13より下向きに流出した排ガ
スから凝縮水を分離する気水分離手段29が配置されて
いる。
【0085】この気水分離手段29は前記第1の実施形
態と同様に、多数のくの字状の案内板37を、出口側タ
ンク部25の軸長方向に間隔を置いて平行に配置して構
成したエリミネータ31と、バッフルプレート33およ
びドレンボード35を備え、前記各案内板37は図10
に示すように出口側タンク部25の略中央に垂直に配置
されている。
【0086】ガス流出口17bと出口パイプ39は出口
側タンク部25の一側面に設けられ、このガス流出口1
7bと前記エリミネータ31との間にバッフルプレート
33が垂直に配置されている。
【0087】このバッフルプレート33は前記各実施形
態と同様に、その上端はガス流出口17bの上端より多
少上方に位置され、下部にはガス流出口17bの下端よ
り下方となる位置に、出口側タンク部25の軸長方向に
間隔を置いて多数の小径穴33aが形成されている。
【0088】出口側タンク部25内の上方には、上方の
チューブ13から流出される排ガスを、ガス流出口17
bと反対側でエリミネータ31の側方へ偏向させるため
の偏向板61が斜状に設けられている。
【0089】エリミネータ31の上端はこの偏向板61
の下面に当接されている。
【0090】また、出口側タンク部25内におけるエリ
ミネータ31の下方には、多数の穴部35aが形成され
たドレンボード35が配置され、該出口側タンク部25
の下面には、分離された凝縮水を排出する排出口17c
と排出パイプ41が設けられることは前記第1、第2の
実施形態と同様であるが、この出口側タンク部25内の
エリミネータ31の側方で、前記偏向板61で偏向され
た排ガスが吹き当る位置にも、多数の穴部62aが形成
されたドレンボード62が配置されている。
【0091】このドレンボード62は出口側タンク部2
5の周壁と同じ曲率で湾曲して形成され、下端が前記ド
レンボード35の一側端部上に接合され、出口側タンク
部25の内面から適宜の間隔を置いて配置されている。
【0092】上述した燃料電池システム用凝縮器では、
図11に示したように、燃料電池からの水蒸気を含んだ
排ガスGが、入口パイプ27から入口側タンク部23に
流入し、垂直のチューブ13および上側のタンク19を
介して出口側タンク部25に導かれる間に、コア部11
を通過する空気と熱交換して冷却され、排ガス中の水蒸
気が凝縮され、凝縮水を含んだ排ガスになる。
【0093】そして、凝縮水を含んだ排ガスGが、図9
および図10に示したように、チューブ13から出側タ
ンク部25に流出すると、偏向板61によってエリミネ
ータ31の一側方に偏向され、このエリミネータ31に
より前記偏向された排ガスが、水平方向にジグザグ状に
導かれ、これにより排ガスから凝縮水Wが分離され、案
内板37に沿って下方に滴下する。
【0094】さらに、エリミネータ31を通過した排ガ
スが、バッフルプレート33に衝突すると、エリミネー
タ31で除去されずに排ガス中に残存していた小さな水
滴がバッフルプレート33に沿って滴下され、排ガスか
ら凝縮水がより確実に分離される。
【0095】そして、凝縮水が分離された排ガスは、出
口パイプ39から大気中に排出される。
【0096】なお、この出口パイプ39側に流出した排
ガス中の小さな水滴は、バッフルプレート33の下部に
形成された穴部33aからドレンボード35側に導かれ
る。
【0097】ここで、前記偏向板61で偏向された排ガ
スが、ドレンボード62に衝突することによっても、該
排ガスから凝縮水Wが分離される。
【0098】このドレンボード62の穴部62aを通っ
て下方に滴下した凝縮水の水滴、およびエリミネータ3
1の案内板37やバッフルプレート33を滴下した凝縮
水の水滴は、ドレンボード35の穴部35aを通り下方
に落下し、排ガスの流れから分離され、排出口17cの
排出パイプ41から排出される。
【0099】図12は、上述した燃料電池システム用凝
縮器45を用いた燃料電池の純水回収システムを概略的
に示すもので、燃料電池システム用凝縮器45が、前記
出口側タンク部25を下側にして垂直に配置されている
点を除いて、前記図5に示した第1の実施形態と同様で
あるので、詳しい説明は省略する。
【0100】図13は本発明の第4の実施形態を示すも
ので、本実施形態では前記第3の実施形態におけるエリ
ミネータ31と偏向板61が、出口側タンク部25内の
中央位置に所要の間隔をおいて左右方向に対称的に一対
設けられていると共に、バッフルプレート33、および
ガス流出口17bと出口パイプ39が左右方向に対称的
に各一対設けられている。
【0101】偏向板61,61は、チューブ13から流
出される排ガスを、2つのエリミネータ31,31間に
偏向ガイドできるように、出口側タンク部25の中央側
に下側に向けて傾斜配置されている。
【0102】従って、この第4の実施形態ではチューブ
13から流出して偏向板61,61によってエリミネー
タ31,31間に偏向ガイドされた排ガスは、これらエ
リミネータ31,31を通って気水分離され、凝縮水が
分離された排ガスは左右の出口パイプ39,39から大
気に排出され、分離された凝縮水はドレンボード35を
通って排出パイプ41から排出される。
【0103】図14,15は本発明の第5の実施形態を
示すもので、本実施形態では前記第3の実施形態におけ
るエリミネータ31に替えて、前記図6〜図8に示した
第2の実施形態と同様に、エリミネータ31Aを、チュ
ーブ13から出口側タンク部25内に流出した排ガスを
上下方向に向きを変えて流す複数の案内板57,59に
より構成したものである。
【0104】一方の案内板57は下端がドレンボード3
5に当接され、上端は偏向板61の下面近傍に配置され
ている。
【0105】他方の案内板59は図8に示したものと同
様に下端に突出部59aが形成され、この突出部59a
の下端がドレンボード35に当接されて該ドレンボード
35と案内板59との間に間隙59bが形成され、該案
内板59の上端は偏向板61の下面に当接されている。
【0106】偏向板61の先端部分61aは下方に向け
て略垂直に曲折して形成され、この先端部分61aと、
ドレンボード62および案内板59との間にそれぞれガ
ス流路が形成されている。
【0107】従って、この実施形態では前記偏向板61
の先端部分61aおよびバッフルプレート33が案内板
としての機能を併有している。
【0108】この実施形態の場合も排ガスを上方に案内
する案内板61a、57間および案内板59,33間の
間隔W1が、排ガスを下方に案内する案内板57,59
の間隔W2より広くされている。
【0109】この第5の実施形態では、チューブ13か
ら出口側タンク部25内に流出した排ガスは偏向板61
により該出口側タンク部25内の一側のドレンボード6
2側に偏向され、エリミネータ31Aの案内板61a,
57,59により、排ガスが上下方向に向きを変えて流
され、これにより排ガスから凝縮水が分離されて、前記
第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0110】図16は本発明の第6の実施形態を示すも
ので、本実施形態では前記第5の実施形態におけるエリ
ミネータ31Aと偏向板61が、出口側タンク部25内
の中央位置に所要の間隔をおいて左右方向に対称的に一
対設けられていると共に、バッフルプレート33、およ
びガス流出口17bと出口パイプ39が左右方向に対称
的に各一対設けられている。
【0111】偏向板61,61は、チューブ13から流
出される排ガスを、2つのエリミネータ31,31間に
偏向ガイドできるように、出口側タンク部25の中央側
に下側に向けて傾斜配置されている。
【0112】従って、この第6の実施形態ではチューブ
13から流出して偏向板61,61によってエリミネー
タ31,31間に偏向ガイドされた排ガスは、これらエ
リミネータ31,31を通って気水分離され、凝縮水が
分離された排ガスは左右の出口パイプ39,39から大
気に排出され、分離された凝縮水はドレンボード35を
通って排出パイプ41から排出される。
【0113】なお、上述した各実施形態では、一方のタ
ンク17を仕切板により仕切り、入口側タンク部23と
出口側タンク部25を形成した例について説明したが、
本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例
えば、一方のタンクに入口側タンク部を形成し、他方の
タンクに出口側タンク部を形成しても良い。
【0114】また、上述した実施形態では、入口側タン
ク部23の排ガスを1回ターンして出口側タンク部25
に導いた例について説明したが、本発明はかかる実施形
態に限定されるものではなく、複数回ターンするように
構成しても良い。
【0115】さらに、上述した実施形態では、チューブ
13、タンク17,19、エリミネータ31,31A、
バッフルプレート33,ドレンボード35等をステンレ
ス鋼により形成した例について説明したが、本発明はか
かる実施形態に限定されるものではなく、例えば、アル
ミニウム,樹脂等により形成しても良い。
【0116】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の燃料電池
システム用凝縮器では、出口側タンク部内に、チューブ
から流出した排ガスから凝縮水を分離する気水分離手段
を配置し、出口側タンク部に、分離された凝縮水を排出
する排出口を設けたので、気水分離器を不要にすること
ができる。
【0117】請求項2の燃料電池システム用凝縮器で
は、エリミネータにより、チューブから出口側タンク部
内に流出した排ガスを水平方向にジグザグ状に導くよう
にしたので、排ガスから凝縮水を確実に分離することが
できる。
【0118】請求項3の燃料電池システム用凝縮器で
は、エリミネータの案内板により、チューブから出口側
タンク部内に流出した排ガスを上下方向に向きを変えて
流すようにしたので、排ガスから凝縮水を確実に分離す
ることができる。
【0119】そして、排ガスを上方に案内する案内板の
間隔を、排ガスを下方に案内する案内板の間隔より広く
したので、凝縮水の液滴の上昇を防止し、液滴の下降を
促進することが可能になり、排ガスから凝縮水をより確
実に分離することができる。
【0120】請求項4の燃料電池システム用凝縮器で
は、出口側タンク部内に、エリミネータを通過した排ガ
スに衝突し排ガスの流れを迂回させてガス流出口に導く
バッフルプレートを配置したので、排ガスから凝縮水を
より確実に分離することができる。
【0121】請求項5の燃料電池システム用凝縮器で
は、ドレンボードにより、エリミネータで分離された凝
縮水が、排ガスの流れから分離され排出口に導かれるた
め、排出口側に排ガスが流入することを確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の出口側タンク部および気水分離手段の詳
細を示す横断面図である。
【図2】図3の出口側タンク部および気水分離手段の詳
細を示す横断面図である。
【図3】本発明の燃料電池システム用凝縮器の第1の実
施形態を示す断面図である。
【図4】図1のバッフルプレートの詳細を示す正面図で
ある。
【図5】図3の燃料電池システム用凝縮器を燃料電池の
純水回収システムに配置した状態を示す説明図である。
【図6】本発明の燃料電池システム用凝縮器の第2の実
施形態の要部を示す横断面図である。
【図7】図6の横断面図である。
【図8】図6の案内板の詳細を示す正面図である。
【図9】図11の出口側タンク部および気水分離手段の
詳細を示す縦断面図である。
【図10】図9の出口側タンク部および気水分離手段の
詳細を示す縦断面図である。
【図11】本発明の燃料電池システム用凝縮器の第3の
実施形態を示す断面図である。
【図12】図11の燃料電池システム用凝縮器を燃料電
池の純水回収システムに配置した状態を示す説明図であ
る。
【図13】本発明の燃料電池システム用凝縮器の第4の
実施形態の要部を示す縦断面図である。
【図14】本発明の燃料電池システム用凝縮器の第5の
実施形態における出口側タンク部および気水分離手段の
詳細を示す縦断面図である。
【図15】図14の出口側タンク部および気水分離手段
の詳細を示す縦断面図である。
【図16】本発明の燃料電池システム用凝縮器の第6の
実施形態を示す図15と同様の断面図である。
【図17】従来の燃料電池の純水回収システムを示す説
明図である。
【符号の説明】
11…コア部 13…チューブ 15…コルゲートフィン 17,19…タンク 17b…ガス流出口 17c…排出口 23…入口側タンク部 25…出口側タンク部 27…入口パイプ 29,29A…気水分離手段 31,31A…エリミネータ 33…バッフルプレート 35…ドレンボード 37,57,59…案内板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 宏起 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 (72)発明者 竹中 等 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 Fターム(参考) 5H027 AA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ(13)とフィン(15)とを
    交互に積層したコア部(11)の両側に、前記チューブ
    (13)に連通するタンク(17,19)を配置すると
    ともに、ガス流入口(27)から入口側タンク部(2
    3)に流入した燃料電池(43)からの水蒸気を含んだ
    排ガスを、前記チューブ(13)を介して出口側タンク
    部(25)に導き、出口側タンク部(25)のガス流出
    口(17b)から前記排ガスを流出する燃料電池システ
    ム用凝縮器において、 前記出口側タンク部(25)内に、前記チューブ(1
    3)から流出した排ガスから凝縮水を分離する気水分離
    手段(29,29A)を配置するとともに、前記出口側
    タンク部(25)に、分離された前記凝縮水を排出する
    排出口(17c)を設けてなることを特徴とする燃料電
    池システム用凝縮器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃料電池システム用凝縮
    器において、 前記気水分離手段(29)は、前記チューブ(13)か
    ら前記出口側タンク部(25)内に流出した排ガスを水
    平方向にジグザグ状に導くエリミネータ(31)を有し
    ていることを特徴とする燃料電池システム用凝縮器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の燃料電池システム用凝縮
    器において、 前記気水分離手段(29A)は、前記チューブ(13)
    から前記出口側タンク部(25)内に流出した排ガスを
    上下方向に向きを変えて流す複数の案内板(57,5
    9)を備えたエリミネータ(31A)を有し、前記排ガ
    スを上方に案内する案内板(57,59)の間隔(W
    1)が、前記排ガスを下方に案内する案内板(57,5
    9)の間隔(W2)より広くされていることを特徴とす
    る燃料電池システム用凝縮器。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の燃料電池
    システム用凝縮器において、 前記気水分離手段(29,29A)は、前記エリミネー
    タ(31,31A)を通過した排ガスに衝突し排ガスの
    流れを迂回させて前記ガス流出口(17b)に導くバッ
    フルプレート(33)を有していることを特徴とする燃
    料電池システム用凝縮器。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4のいずれか1項
    記載の燃料電池システム用凝縮器において、 前記気水分離手段(29,29A)は、前記エリミネー
    タ(31,31A)で分離された前記凝縮水を前記排ガ
    スの流れから分離するドレンボード(35)を有してい
    ることを特徴とする燃料電池システム用凝縮器。
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