JP2003288372A - Cad用解析結果データ処理装置及びcad用解析結果データ処理方法並びにcad用解析結果データ処理プログラム - Google Patents

Cad用解析結果データ処理装置及びcad用解析結果データ処理方法並びにcad用解析結果データ処理プログラム

Info

Publication number
JP2003288372A
JP2003288372A JP2002090141A JP2002090141A JP2003288372A JP 2003288372 A JP2003288372 A JP 2003288372A JP 2002090141 A JP2002090141 A JP 2002090141A JP 2002090141 A JP2002090141 A JP 2002090141A JP 2003288372 A JP2003288372 A JP 2003288372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
result data
cad
analysis result
analysis
model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002090141A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4034583B2 (ja
Inventor
Zenpei Deguchi
全平 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002090141A priority Critical patent/JP4034583B2/ja
Priority to US10/269,987 priority patent/US7428480B2/en
Publication of JP2003288372A publication Critical patent/JP2003288372A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4034583B2 publication Critical patent/JP4034583B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T19/00Manipulating 3D models or images for computer graphics
    • G06T19/20Editing of 3D images, e.g. changing shapes or colours, aligning objects or positioning parts
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/20Design optimisation, verification or simulation
    • G06F30/23Design optimisation, verification or simulation using finite element methods [FEM] or finite difference methods [FDM]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2219/00Indexing scheme for manipulating 3D models or images for computer graphics
    • G06T2219/20Indexing scheme for editing of 3D models
    • G06T2219/2021Shape modification

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 解析シミュレーションの解析結果データか
ら、簡単な機構で自動的にCADでの処理に必要な情報
を取得することができ、且つ取り扱うデータの軽量化を
図ることができるCAD用解析結果データ処理装置及び
CAD用解析結果データ処理方法並びにCAD用解析結
果データ処理プログラムを提供する。 【解決手段】 3次元形状を有する対象物を複数の要素
に分割して所定の物理量の解析を行う解析シミュレーシ
ョンの解析結果データを取得し、該取得された解析結果
データに基づき、複数の要素を構成する面から、対象物
の外形状を構成する面のみを抽出し、更に該取得された
解析結果データに基づき、抽出された面を構成する節点
について、対象物の解析シミュレーションによる変形後
の座標を取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、解析シミュレーシ
ョンより得られる解析結果データからCAD(Computer
Aided Design)処理用データを取得するためのCAD
用解析結果データ処理装置及びCAD用解析結果データ
処理方法並びにCAD用解析結果データ処理プログラム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】3次元形状を有するモデルを複数の要素
に分割し、該分割されたモデル(メッシュモデル)を用
いて圧力等による歪曲度等の物理量をシミュレーション
して解析する解析装置が知られる。従来この解析装置で
得られた解析結果のモデル(変形後のモデル)を、3次
元CADで表示させる場合、解析装置で処理されるモデ
ルとCADで処理されるモデルとでは取り扱う節点及び
基本座標系が一致しない場合が多いため、人的作業によ
り解析結果の節点の座標をCADが処理できるよう並べ
替え、CADに入力している。
【0003】上記処理の流れの詳細を、図18に示す。
以下、解析対象のモデルについて、CAD上のモデルを
CADモデル、解析装置上のモデルを解析モデルと呼称
する。また、上述の解析装置は、解析ソルバ及びポスト
システムとから構成されることとする。図18に示され
るように、まず解析ソルバにて、解析前の元モデルとし
てのCADモデルをメッシュモデル化し解析する(S3
00)と、その解析結果がデータベースD1に保存され
る。次に、ポストシステムがデータベースD1の解析結
果を読み込み、変形図やコンター図等の解析モデルの作
成(解析結果の可視化作業)を行う(S301)。この
ポストシステムから、解析モデルを構成する各節点の変
形後の座標値データをデータベースD2に出力する。
【0004】次に、オペレータの手作業により、解析モ
デルの各節点の並び順を確認する(S302)。通常、
解析ソルバで解析に用いられるメッシュモデルの節点に
は、CADモデルとは独立に、任意の節点番号が与えら
れる。このような節点データをそのままCADに取り込
むと、CADでは節点入力順(節点番号順)に節点をつ
ないでカーブを作成していくため、CADで描画される
モデルが意図するモデルとならない場合が多い。従っ
て、CADにデータを取り込む前に節点の並び順を確認
し、修正する必要がある。S302では、オペレータ
が、数値データ(各節点の座標値)のみからCADで描
画されるモデルの形状を想像して節点の順番を並び替え
る。並び替えられた座標値は、データベースD3に格納
される。
【0005】データベースD3に格納された変形後の座
標値をCADに入力する。CADでは入力された座標値
を、カーブ用のポイント(節点)として取り込み、まず
カーブを作成する。続いてオペレータが、作成されたカ
ーブを用いてモデル境界を構成するサーフェス(面)を
手動で判別しながらサーフェスを作成していく。このよ
うにして作成したサーフェスはCADで全てマージさ
れ、ソリッド化される(S303)。
【0006】以上説明した手法が、解析結果データをC
ADに取り込む際に行われる一般的な手法である。この
ような手法とは別に、3次元測定機等により実物を測定
した点群データを取り込み、サーフェス化及び編集を行
うサーフェス専用モデラを利用する手法が考えられる。
例えば、解析ソルバで得られた変形後形状の節点座標
を、実測した点群データと見なしてサーフェス専用モデ
ラに取り込みサーフェス化し、サーフェス化されたデー
タをCADに取り込むという考え方である。
【0007】また、サーフェス専用モデラとは別に、与
えられた点群データのみからサーフェスを構築するとい
う機能が備えられた専用ソフトウェアも存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
に示された従来の手法では、CADにデータを入力する
際、解析モデルの各節点の座標値からCADで描画され
るモデルの形状をオペレータが想像し、手作業で解析モ
デルの各節点の順番を並び替えなくてはらなず、作業効
率が悪い。また、手作業のため、並び替えに誤りが生じ
やすく、意図した形状サーフェスをCADで作成できる
保証がない。さらに、この手法はオペレータが座標値か
らある程度形状が推定できる程度に単純なモデルについ
ては適用できるが、複雑な形状を有するモデルには適用
できない。
【0009】また、CADでの描画・編集処理はモデル
の外形状のデータのみが必要であるが、サーフェス専用
モデラを用いる手法では、CADでは不要な、モデルの
内部の点群やサーフェスまでもが取り込まれるため、取
り扱うデータ量が大きくなり、処理速度が遅くなるとい
う問題が生ずる。また、これにより、モデル内部に構築
されたサーフェスにより、CADにデータを取り込んだ
際、自動でソリッド化ができなくなるという問題もあ
る。さらにサーフェス専用モデラは、サーフェス化する
際、取込んだ全てのポイントを用いて、複雑な幾何計算
を繰り返しながらサーフェスを構築していくため、計算
誤差等の影響で、意図する形状が得られるという保証が
無い。さらにまた、サーフェス化処理において、節点の
移動や削除といった修正作業が必要となる場合が多く、
作業効率が悪い。
【0010】また、与えられた点群データのみからサー
フェスを構築するという機能が備えられた専用ソフトウ
ェアは、非常に高価であり、操作が難しく且つ高度なテ
クニックを要するという問題がある。
【0011】すなわち、上述した従来手法では、完全に
自動で解析結果データをCADに取込むことができな
い。また、解析モデルにおける全ての節点のデータが取
り込まれて処理されるため、余計なデータの出力及び処
理が発生するという問題がある。
【0012】本発明は、上述した事情に鑑みて成された
ものであり、解析シミュレーションの解析結果データか
ら、簡単な機構で自動的にCADでの処理に必要な情報
だけを取得することができ、且つ取り扱うデータの軽量
化を図ることができるCAD用解析結果データ処理装置
及びCAD用解析結果データ処理方法並びにCAD用解
析結果データ処理プログラムを提供することを目的とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、3次元形状を有する対象物を複数の要
素に分割して所定の物理量の解析を行う解析シミュレー
ションの解析結果データを取得する解析結果データ取得
手段と、前記解析結果データ取得手段により取得された
解析結果データに基づき、前記複数の要素を構成する面
から、前記対象物の外形状を構成する面を抽出する抽出
手段と、前記解析結果データ取得手段により取得された
解析結果データに基づき、前記抽出手段により抽出され
た面を構成する節点について、前記対象物の前記解析シ
ミュレーションによる変形後の座標を取得する座標取得
手段とを備えたことを特徴とするCAD用解析結果デー
タ処理装置を提供する。
【0014】このような構成によれば、解析結果データ
をCAD用に取り込む際、全ての節点データでは無く、
モデルの外形状を構成するポイントだけを抽出できるた
め、CADで必要のないモデル内部の節点を削減でき、
データ容量及び処理時間の低減が図れる。なお、本発明
の実施の形態において、解析結果データ取得手段は解析
結果データ取得部により構成され、抽出手段は境界サー
フェス抽出部により構成され、座標取得手段は座標デー
タ取得部により構成される。
【0015】また、本発明に係るCAD用解析結果デー
タ処理装置において、前記解析結果データ取得手段によ
り取得される解析結果データには、解析シミュレーショ
ンによる変形後の対象物の座標情報が含まれることを特
徴とすることもできる。
【0016】このような構成によれば、CADでの処理
に必要な解析対象物の変形後の座標を取り込むことがで
きるため、CAD上で解析結果を容易に表示させること
が可能となる。
【0017】また、本発明に係るCAD用解析結果デー
タ処理装置において、前記抽出手段は、前記複数の要素
を構成する面から、複数の要素により共有される共有面
を判断する共有面判断手段を備え、該共有面判断手段に
より判断された共有面を対象物の外形状を構成する面か
ら除外して、対象物の外形状を構成する面を抽出するこ
とを特徴とするものである。
【0018】このような構成によれば、容易に対象物の
外形状を構成する面のみを抽出することができる。な
お、実施の形態において、共有面判断手段は境界サーフ
ェス抽出部により構成される。
【0019】また、本発明に係るCAD用解析結果デー
タ処理装置において、前記共有面判断手段は、ある要素
の面を構成する節点が他の要素の面を構成する節点と全
て一致している場合に、該一致した接点により構成され
る面を共有面であると判断することを特徴とすることも
できる。
【0020】このような構成によれば、複雑な演算処理
を行うことなく、各要素を構成する面の節点の座標値の
みを比較検証するだけで、容易に共有面を判別できるた
め、処理が迅速化する。
【0021】また、本発明に係るCAD用解析結果デー
タ処理装置において、前記座標取得手段は、前記抽出手
段により抽出された面を構成する節点の重複を削除する
重複節点削除手段を備え、該重複節点削除手段による削
除後の節点について、前記対象物の変形後の座標を取得
することを特徴とすることもできる。
【0022】このような構成によれば、節点の座標を重
複して取得することが無くなるため、無駄な処理が省か
れ、処理時間が短縮化する。なお、実施の形態におい
て、重複節点削除手段は座標データ取得部により構成さ
れる。
【0023】また、本発明に係るCAD用解析結果デー
タ処理装置において、前記抽出手段により抽出された面
のリストと、前記座標取得手段により取得された節点の
座標リストとをCAD処理用データとして生成するCA
D処理用データ生成手段を備えることを特徴とすること
もできる。
【0024】このような構成によれば、外形状を構成す
る面とその面を構成する節点の座標をCAD処理用デー
タとして生成できるため、CADで節点間をつないでい
く際に複雑な計算は一切必要無く、単純な比較演算のみ
で面を形成することができる。なお、実施の形態におい
て、CAD処理用データ生成手段はCADデータ生成部
により構成される。
【0025】また、本発明に係るCAD用解析結果デー
タ処理装置において、前記解析結果データ取得手段は、
前記3次元形状を有する対象物について、解析シミュレ
ーション上での基準座標系がCAD上での基準座標系に
一致するよう解析結果データを変換して取得することを
特徴とするものである。
【0026】このような構成によれば、解析結果データ
をCADに取込んだ時の基準座標系の違いを完全に防止
でき、変形前のモデル(CADモデル)と変形後のモデ
ル(解析結果モデル)の重ね合わせ表示が可能となる。
なお、本発明の実施の形態では、解析結果データ取得部
により起動される基準位置指定メニューによりオペレー
タが変換のためのアルゴリズムを指定して解析結果デー
タを取得するようにしているが、コンピュータにより自
動で指定されるようにしてもよい。
【0027】更に、本発明は、上述したCAD用解析結
果データ処理装置を備えてなるCADを提供することも
できる。
【0028】このような構成によれば、CAD以外のサ
ーフェス専用モデラや他の専用ソフトウェア等を操作す
る場合に比して、高度なテクニックを習得する必要が無
く、CAD上での簡単なコマンド指定のみで解析結果の
CAD取込みが可能となる。また、CAD用解析結果デ
ータ処理機能をCADシステムの1機能として提供する
ことで、サーフェス専用モデラ等より低コストで処理す
ることができる。
【0029】更に、本発明は、上述したCAD用解析結
果データ処理装置を備えてなる解析シミュレーション装
置を提供することもできる。
【0030】このような構成によれば、解析シミュレー
ション装置上でCAD処理用データを生成できるため、
処理が効率化する。
【0031】更に、本発明は、3次元形状を有する対象
物を複数の要素に分割して所定の物理量の解析を行う解
析シミュレーションの解析結果データを取得する第1ス
テップと、前記第1ステップにより取得された解析結果
データに基づき、前記複数の要素を構成する面から、前
記対象物の外形状を構成する面を抽出する第2ステップ
と、前記第1ステップにより取得された解析結果データ
に基づき、前記第2ステップにより抽出された面を構成
する節点について、前記対象物の前記解析シミュレーシ
ョンによる変形後の座標を取得する第3ステップとを有
するCAD用解析結果データ処理方法を提供する。
【0032】更に、本発明は、コンピュータにより読取
り可能な媒体に記憶され、解析結果データからCAD処
理用データを取得するための処理をコンピュータに実行
させるCAD用解析結果データ処理プログラムであっ
て、3次元形状を有する対象物を複数の要素に分割して
所定の物理量の解析を行う解析シミュレーションの解析
結果データを取得する第1ステップと、前記第1ステッ
プにより取得された解析結果データに基づき、前記複数
の要素を構成する面から、前記対象物の外形状を構成す
る面を抽出する第2ステップと、前記第1ステップによ
り取得された解析結果データに基づき、前記第2ステッ
プにより抽出された面を構成する節点について、前記対
象物の前記解析シミュレーションによる変形後の座標を
取得する第3ステップとをコンピュータに実行させるこ
とを特徴とするものである。
【0033】なお、本発明において、上記コンピュータ
により読取り可能な媒体は、CD−ROMやフレキシブ
ルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカ
ード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを
保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並び
にそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含む
ものである。
【0034】
【発明の実施の形態】本実施の形態では、3次元形状を
有する解析対象のモデルについて、歪度等を解析するた
めの解析シミュレーションを行う解析装置から解析結果
データを取得し、該取得した解析結果データに基づい
て、変形後のモデルのCADデータ(モデルをCADで
処理するためのデータ)を生成するCAD用解析結果デ
ータ処理装置を例にとり説明する。更に、本実施の形態
では、予め変形前のモデルをCADで表示させておき、
変形前と変形後のモデルを同時に重ねて表示することと
する。
【0035】なお、本実施の形態では、CAD用解析結
果データ処理装置はCADに設けられたシステムの一部
とする。具体的には、CAD上でCAD用解析結果デー
タ処理装置における処理を実行するためのプログラム群
が予め所定の記録媒体に記憶されており、CADの起動
時に該プログラム群がメモリに展開されることにより動
作する。
【0036】図1は、本実施の形態のCAD用解析結果
データ処理装置の機能ブロック図であり、図2は、本実
施の形態の全体構成図である。図1において、CAD2
は、CAD用解析結果データ処理装置1と、描画・編集
等を行うCAD実行処理部17と、CAD実行処理部1
7での処理に必要なCADデータが格納されたCADデ
ータベース16から構成されている。
【0037】CAD用解析結果データ処理装置1は、解
析結果データ取得部11と、境界サーフェス抽出部13
と、座標データ取得部14と、CADデータ生成部15
から構成される。
【0038】解析結果データ取得部11は、シミュレー
ションにより解析を行う解析装置3から解析結果データ
を読み出して必要なデータを取得する。境界サーフェス
抽出部13は、解析結果データに基づいて、解析装置3
で用いられたモデルを構成する面のうち、解析対象モデ
ルの外形状を構成する面(境界サーフェス)を抽出す
る。座標データ取得部14は、解析結果データから、境
界サーフェスを構成する節点の座標を取得する。CAD
データ生成部15は、境界サーフェス抽出部13により
抽出された面と、座標データ取得部14により取得され
た座標データとに基づいてCAD処理用データ(CAD
データ)を生成する。
【0039】また、解析結果データ取得部11は、CA
D実行処理部17において変形前のCADモデルの描画
時に用いられた基準座標系に、解析装置3における解析
処理で用いられた基準座標系を一致させるための座標変
換アルゴリズムを設定するための基準位置指定部12を
備えている。解析結果データ取得部11が解析結果デー
タを取得する際には、解析装置3から読み出した解析結
果データ中の、解析モデルを構成する節点の初期座標値
及びシミュレーションによる変位量に基づいて変形後の
解析モデルの節点の座標値を求め、更に基準位置指定部
12により設定されたアルゴリズムに従って変換し、変
換した座標値を取得する。
【0040】図2の全体構成図では、CAD2(CAD
用解析結果データ処理装置1)はCPU(Central Proce
ssing Unit)20と、RAM(Random Access Memory)2
1と、ROM(Read Only Memory)22と、HDD(Hard
Disk Drive)23と、CD−ROMドライブ24と、F
D(Flexible Disk)ドライブ25と、キーボード50や
マウス51等の入力装置と、ディスプレイ52等の出力
装置と、該入力装置及び出力装置に接続するためのI/
O(Input/Output)インタフェース26と、LAN(Local
Area Network)に接続するためのLANインタフェース
27と、公衆回線に接続するためのモデム28とから構
成されている。本実施の形態において、図1の機能構成
図に示したCAD上の各機能ブロックは、図1のHDD
23に記憶されたプログラム群がCAD2の起動時にR
AM21上に展開された状態を示しており、CPU20
により実行される。また、CADデータベース16はH
DD23の所定の領域内に設けられるものとする。
【0041】なお、上記プログラム群はHDD23でな
くとも、例えば、コンピュータにより読取り可能な媒
体、例えば、CD−ROMやFD、磁気ディスク、DV
Dディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記
憶媒体に記憶されていてもよく、また、コンピュータプ
ログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピ
ュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒
体等からダウンロードしてRAM21上に展開され実行
されるようにしてもよく、プログラム群のインストール
形態は限定されない。上述したように本実施の形態で
は、CD−ROMドライブ24や、FDドライブ25が
備えられており、可搬型記憶媒体を読み取り可能として
いる。また、LANインタフェース27やモデム28に
より、他のコンピュータやデータベースからLANや公
衆回線を介してプログラム群を容易にダウンロードでき
る構成となっている。
【0042】また、CAD2と解析装置3とはLANイ
ンタフェース27或いはモデム28により接続されてい
てもよいし、また、接続されていなくても、CD−RO
MやFD等の可搬型記憶媒体を介して解析装置3からデ
ータを取得するようにしてもよく、その接続形態は限定
されない。
【0043】以下、フローチャートを用いて、CAD用
解析結果データ処理装置1の処理の流れを詳細に説明す
る。図3は、全体の処理フローを示したフローチャート
である。まず、オペレータは、CAD2のCAD実行処
理部17で、変形前のCADモデルをディスプレイ52
に表示させる。また、解析結果データ取得部11により
解析装置3から解析結果データを読み出して取得する
(S100)。
【0044】なお、解析結果データ取得部11は、基準
位置指定部12の設定に基づいて、解析装置3での解析
シミュレーションにおいて用いられた基準座標系がCA
D上の基準座標系に一致するよう、解析モデルの座標値
を変換して取得する。本処理の詳細は後述する。
【0045】更にまた、解析対象のモデルが複数ある場
合や、同一の解析対象モデルに対して複数の解析タイプ
がある場合には、その中からオペレータがCADに取り
込むためのデータを指定する必要がある。本実施の形態
では、解析装置3における複数の解析結果データからオ
ペレータが所望の解析結果データを指定して取得するこ
ととする。具体的には、実際に解析結果データを取り込
む前に、解析結果データ取得部11により提供された解
析結果データ指定メニューに、解析装置3上のサマリか
ら解析結果データファイルの一覧を読み出して表示さ
せ、オペレータが該一覧から所望のファイルを指定する
ことで取り込むデータを指定する。該解析結果データ指
定メニューは、まずオペレータが変形前のCADモデル
を画面に表示させることで起動するよう設定されている
ものとする。解析結果データ指定メニューの一例を図4
に示す。
【0046】図の左方に示されたウィンドウが解析結果
データ指定メニュー30である。図示されるように、解
析結果データ指定メニュー30には、ディレクトリ用コ
ンボボックス32、ファイル一覧用リストボックス3
3、ファイル名コンボボックス34、ファイルの種類コ
ンボボックス35が組み込まれている。解析結果データ
指定メニュー30への入力作業は、キーボード50或い
はマウス51により行われる。
【0047】ディレクトリ用コンボボックス32には、
システム上のディレクトリ名が表示され、オペレータは
表示されたディレクトリ名からCADで表示させたい解
析結果データを格納したディレクトリを選択することが
できる。
【0048】ファイルの種類コンボボックス35には、
取り込みが可能な解析結果データの拡張子(解析タイ
プ)の一覧が表示され、オペレータは表示された解析タ
イプから取り込みを希望する解析タイプを選択すること
ができる。
【0049】ファイル一覧用リストボックス33は、デ
ィレクトリ用コンボボックス32で指定されたディレク
トリ内に存在するファイルのうち、ファイルの種類コン
ボボックス35で指定された拡張子を有するファイルの
一覧が表示される。オペレータは、表示されたファイル
の一覧から取り込みを希望するファイル名を選択するこ
とができる。
【0050】ファイル名コンボボックス34には、ファ
イル一覧用リストボックス33で指定されたファイル名
が表示される。このボックスに表示されたファイル名
が、CADに取り込むためデータとして設定される。
【0051】続いて、基準位置指定部12により、CA
D上の基準座標系に、解析装置3上の基準座標系を一致
させるための座標変換アルゴリズムを設定する。本実施
の形態では、基準位置指定部12により提供される基準
位置指定メニューから設定する。該基準位置指定メニュ
ーの一例を図4に示す。
【0052】図の右方に示されたウィンドウが基準位置
指定メニュー31である。図示されるように、基準位置
指定メニュー31には、CADモデルの基準座標系コン
ボボックス36と、解析モデルの基準座標系コンボボッ
クス37と、トランスレーション指定エリア38と、ロ
ーテーション指定エリア39と、プレビューウィンドウ
40と、「開く」ボタン41と、「キャンセル」ボタン
42とが組み込まれている。本メニューへの入力作業
は、キーボード50或いはマウス51により行われる。
また、本メニューは、上述した解析結果データ指定メニ
ュー30と共に表示されるため、オペレータは、解析結
果データ指定メニューでの作業が終了すると即座に基準
位置指定作業を開始することができる。
【0053】CADモデルの基準座標系コンボボックス
36には、CADモデル上に定義されている座標系の一
覧が表示され、オペレータは表示された座標系から該当
の座標系を選択することができる。
【0054】解析モデルの基準座標系コンボボックス3
7には、解析モデル上に定義されている座標系の一覧が
表示され、オペレータは表示された座標系から該当の座
標系を選択することができる。
【0055】プレビューウィンドウ40は、予め表示さ
せてあったCADモデルと解析結果データ指定メニュー
30で指定したファイルに該当する解析モデルの状態を
プレビューする。なお、解析モデルは変形前の形状とし
てCADモデルそのままがプレビューされ、トランスレ
ーション指定エリア38とローテーション指定エリア3
9で変更指定されない限り、移動・回転等の変更を行わ
ない状態で表示される。ただし、その基準座標系は基準
座標系コンボボックス37での指定に従って表示され
る、また、CADモデルと解析モデルは色違いで表示さ
れ、画面上で明瞭に区別される。
【0056】トランスレーション指定エリア38では、
図示されるようにスライダーバーまたは数値直接入力に
より、オペレータが解析モデルの移動量を決定すること
ができる。オペレータが移動量を指定すると、プレビュ
ーウィンドウ40の解析モデルが指定量だけ移動する。
【0057】ローテーション指定エリア39では、図示
されるようにスライダーバーまたは数値直接入力によ
り、オペレータが解析モデルの回転量を決定することが
できる。オペレータが回転量を指定すると、プレビュー
ウィンドウ40の解析モデルが指定量だけ回転する。
【0058】オペレータが、トランスレーション指定エ
リア38及びローテーション指定エリア39での指定が
終了した段階で、「開く」ボタン41を押下すると、解
析結果データ取得部11は該入力した指定に従って、解
析結果データ指定メニュー30で指定した解析結果デー
タを変換し取得する。また、「キャンセル」ボタン42
を押下すると、解析結果データ取得部11は全ての入力
情報を破棄して、図4のダイアログを閉じる。
【0059】以下、基準位置指定メニュー31における
指定作業について、図5から図7に具体例を示して説明
する。なお、以下に挙げる具体例全てにおいて、CAD
モデルには座標系CS01、解析モデルにはCSYS1
のそれぞれ1つの座標系のみ定義されているものとす
る。また、各図とも、(a)はCADモデル(変形前)
とその基準座標系CS01を示した図であり、(b)
は、解析モデル(変形前、表示上は変形前のCADモデ
ルと同じ)とその基準座標系CSYS1を示した図であ
り、(c)はトランスレーション及びローテーションの
指定内容を示している。また、(d)は(c)の指定内
容に基づいて解析モデルの基準座標系をCADモデルの
それに一致させた場合の状態を示した図であり、その変
更状態はプレビューウィンドウ40に示される。
【0060】図5はCAD上の基準座標系と解析シミュ
レーション上の基準座標系が同一の場合のモデルを図示
している。図5(a)及び(b)から明らかなように、
双方の基準座標系が一致しているため、図5(c)に示
されるようにオペレータにより指定されるトランスレー
ションの変更量(移動量)及びローテーションの変更量
(回転量)は各座標軸とも全て0とされる。このため、
図5(d)に示されるように解析モデルに変更は無い。
従って、解析結果データ取得部11が解析結果データを
取得する際、解析モデルの座標値を変更することはな
い。
【0061】図6はCAD上の基準座標系と解析シミュ
レーション上の基準座標系が異なる場合のモデルを図示
している。図6(a)及び(b)から明らかなように、
双方の基準座標系は異なっているが、各軸の方向は一致
しているため、図6(c)に示されるようにオペレータ
により指定されるローテーションの変更量(回転量)は
各座標軸とも全て0とされる。また、トランスレーショ
ンの変更量(移動量)については、X軸方向はモデルの
幅分だけプラスされ、Z軸方向はモデルの高さ分だけプ
ラスされるよう指定される。このため、図6(d)に示
されるように解析モデルはX軸方向はモデルの幅分マイ
ナスされ、Z軸方向はモデルの高さ分マイナスされた状
態でプレビューされる。従って、解析結果データ取得部
11が解析結果データを取得する際、解析モデルの座標
値を指定量だけ移動して取得する。
【0062】図7も図6と同様、CAD上の基準座標系
と解析シミュレーション上の基準座標系が異なる場合の
モデルを図示している。図7(a)及び(b)から明ら
かなように、双方の基準座標系の位置及び各軸の方向が
異なっている。このため、トランスレーションの変更量
(移動量)及びローテーションの変更量(回転量)は、
オペレータにより、図7(c)に示されるように指定さ
れる。プレビューウィンドウ40には該指定に基づき、
図7(d)に示されるように表示される。解析結果デー
タ取得部11が解析結果データを取得する際には、解析
モデルの座標値を指定量だけ移動及び回転して取得す
る。
【0063】続いて、上述した指定に基づいて実際に解
析結果データを取得する処理の流れを説明する。基準位
置指定メニュー31において、トランスレーション及び
ローテーションの指定後、オペレータが「開く」ボタン
41を押下すると、解析結果データ取得部11は解析結
果データの取り込み処理を開始する。まず、指定された
解析結果データ(解析モデル)を構成する各節点の初期
座標値及び変位量を読み出して、初期座標値+変位量を
計算し、変形後の座標値を求める。求められた変形後の
座標値に対して、トランスレーション及びローテーショ
ンの指定に基づいて、各軸方向の移動及び回転(座標変
換処理)を行う。
【0064】以下、座標変換の手法を具体的に示す。な
お、各パラメータを以下のように表現する。 解析モデルの初期座標値:(x,y,z) 指定されたトランスレーション量:(l,m,n) 指定されたローテーション量:(θx,θy,θz)
【0065】座標値の移動処理を以下に示す。 l>0の場合、座標値をX軸方向に移動する。 x = x + l m>0の場合、座標値をY軸方向に移動する。 y = y + m n>0の場合、座標値をZ軸方向に移動する。 z = z + n
【0066】座標値の回転処理を以下に示す。θx>0
の場合、座標値をX軸まわりに回転させる。 x = x y = y・cos(θx)+z・sin(θx) z = −y・sin(θx)+z・cos(θx)
【0067】θy>0の場合、座標値をY軸まわりに回
転させる。 x = x・cos(θy)−z・sin(θy) y = y z = x・sin(θy)+z・cos(θy)
【0068】θz>0の場合、座標値をZ軸まわりに回
転させる。 x = x・cos(θz)+y・sin(θz) y = −x・sin(θz)+y・cos(θz) z = z
【0069】なお、本実施の形態では、トランスレーシ
ョン及びローテーションを指定する際、移動/回転量の
変化をリアルタイムでプレビュー表示することで、回転
順序による結果の違いを防止する。その際、各軸方向の
移動/回転の順序を保持しておき、実際の取り込み時に
は、保持された順序に従って変換処理が行われる。
【0070】また、上述したように本実施の形態では、
トランスレーション及びローテーションの指定は、オペ
レータにより行われるが、コンピュータで自動的に指定
するようにしてもよく、特に限定されない。
【0071】解析結果データ取得部11は、変換した座
標値を解析結果データとして取得する。更に、同時に解
析装置3上のサマリから解析モデルの要素定義部を読み
出して定義情報を取得する。なお、解析装置3上では解
析対象のモデルを複数の要素に分割し、該分割されたモ
デル(メッシュモデル)を用いて解析シミュレーション
を行うが、要素定義部とは、解析装置3上で該要素を構
成する節点の定義情報を格納した領域を指す。
【0072】例えば、図8に示すように、要素定義部
で、要素が節点1、2、3、4、5、6、7、8の順に
定義されているものとする。
【0073】この場合、要素構成エッジ(図では→で示
されている)は以下のように一意に定まる。 エッジ1 節点1と節点2を結ぶ線分 エッジ2 節点2と節点3を結ぶ線分 エッジ3 節点3と節点4を結ぶ線分 エッジ4 節点4と節点1を結ぶ線分 エッジ5 節点5と節点6を結ぶ線分 エッジ6 節点6と節点7を結ぶ線分 エッジ7 節点7と節点8を結ぶ線分 エッジ8 節点8と節点5を結ぶ線分 エッジ9 節点1と節点5を結ぶ線分 エッジ10 節点2と節点6を結ぶ線分 エッジ11 節点3と節点7を結ぶ線分 エッジ12 節点4と節点8を結ぶ線分
【0074】同様に、要素構成面(図では( )書きで
示されている)も一意に定まる。 面1 要素定義節点の最初の4点で構成される面 面2 要素定義節点の残りの4点で構成される面 面3 エッジ1とエッジ5を対辺とする面 面4 エッジ2とエッジ6を対辺とする面 面5 エッジ3とエッジ7を対辺とする面 面6 エッジ4とエッジ8を対辺とする面
【0075】このように、解析結果データ取得部11に
より解析結果データの取得(S100)が行われた後、
続いて、境界サーフェス抽出部13により、解析装置3
で用いられたモデルを構成する面のうち、解析対象モデ
ルの外形状を構成する面(境界サーフェス)を抽出する
(図3、S101)。該抽出処理を図9に示す解析モデ
ルで説明する。図中のからは要素を識別するための
番号であり、各要素は1から26までの節点で定義され
ている。該定義情報を図10に示す。また、図11
(a)及び(b)は、図9において視認不能な内部の節
点や要素を示した図である。なお、図9の下部の要素が
図11(a)であり、図9の上部の要素が図11(b)
である。
【0076】図12は、境界サーフェス抽出処理の流れ
を示したフローチャートである。ここでは、要素を構成
する各面について外形状を構成する面か否かを探索し、
探索の結果、外形状を構成する面であると判断された場
合には、該面を境界サーフェスとしてリストに登録す
る。なお、本フローチャートにおいて、要素数の変数と
してCellを、要素構成面数の変数としてFaceを用いて説
明する。また、本フローチャートでの処理は全て境界サ
ーフェス抽出部13により行われるものとする。
【0077】まず、初期設定として変数Cellに1をセッ
トする(S200)。Cell=1の場合には、要素が探
索対象の要素となる。次に、要素数回分ループ1を回す
(S201〜S201’)。本実施の形態では、全要素
数が8であるため、Cellが8を超えた時点でループ1は
終了する。
【0078】ループ1内では、要素を構成する各面につ
いて、境界サーフェスか否かをチェックしていく。ま
ず、初期設定として変数Faceに1をセットする(S20
2)。Face=1の場合には、要素の面1についてチェ
ックされる。次に、要素構成面数回分ループ2を回す
(S203〜S203’)。本実施の形態では、要素が
六面体であるため、Faceが6を超えた時点でループ2は
終了する。要素が四面体である場合にはループの上限を
4とすればよく、構成要素の形状によりループの上限は
変更可能とする。
【0079】ループ2内ではFace1が他の要素を構成す
る面と共有しているか否かをチェックする(S20
4)。すなわち、チェック対象要素の面を構成する節点
が他の要素の面を構成する節点と一致しているかをチェ
ックする。共有していると判定された場合には(S20
4、はい)、Faceをインクリメントして(S20
3’)、次にFace2についてチェックする。また、共有
されないと判定された場合には(S204、いいえ)、
該当の要素番号(この場合は要素)と面番号(この場
合はFace1)をCADデータ生成部15に出力する。C
ADデータ生成部15は出力された該情報を境界サーフ
ェスリスト(面リスト)に追加する(S205)。
【0080】以上の処理を各面について行い、Faceが6
を超えた時点で、ループ2を終了し、ループ1でCellを
インクリメントし、次の要素(要素)についてループ
2を繰り返す。要素全てについて探索が終了した時点
(Cellが8を超えた時点)で、境界サーフェス抽出処理
は終了する。
【0081】以下、図を用いて、境界サーフェス抽出処
理で要素が探索対象の場合の処理を具体的に説明す
る。図13は、要素について、要素定義ルールに従っ
て組み立てられた面情報である。面1から面6は、おの
おの構成節点1から構成節点4により構成されている。
また、対象外の項目には、S204で他の要素の面と共
有すると判断された場合にフラグが立てられる。
【0082】まず、探索対象要素の面1について、共
有する面があるか否かをチェックする。この時、面を構
成する節点の並びは関係なく、4点の番号全てが一致し
ていれば面が共有されていると判定される。まずは、要
素の各面から順にチェックしていく。図14は、要素
について、要素定義ルールに従って組み立てられた面
情報である。要素の全ての面において、要素の面1
と節点全てが一致している面はないため、この段階で
は、面1の対象外の項目にフラグは立たない。同様に要
素からの全ての面において接点の構成をチェックし
ていく。最終的に面1は他の要素を構成している面と共
有していないと判定され、対象外にフラグは立たない。
【0083】図13と図14の比較では、枠で囲んだ部
分のデータが一致しているため、要素の面4は要素
の面6と共有していると判断され、対象外の項目にフラ
グが立つ。以後、要素の面4と要素の面6は、比較
の対象外とされる。同様に、要素と、要素からを
比較すると、要素については、面1、面3、面6の3
つの面のみが他の要素と共有していない面として判定さ
れ、CADデータ生成部15により面リストに追加され
る。
【0084】このように全ての要素について境界サーフ
ェス探索のアルゴリズムを実行すると、図15に示され
る面リストが作成される。次に、座標データ取得部14
が、図15の面リストに基づいて、解析結果データ取得
部11で得た解析結果データから、境界サーフェスを構
成する節点の座標を取得する(図3、S102)。
【0085】具体的には、まず、図15の面リストの各
構成節点のデータをマージし、重複している節点を削除
する。この場合、図9に示されるモデルの節点14だけ
が除かれ、「1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
0、11、12、13、15、16、17、18、1
9、20、21、22、23、24、25、26、2
7」となる。
【0086】これら節点の座標値(変形後X座標、変形
後Y座標、変形後Z座標)を、解析結果データ取得部1
1で得られた解析結果データから取得する。取得した座
標データはCADデータ生成部15に出力され、CAD
データ生成部15は、出力データに従って座標値リスト
を生成する。図16は、生成された座標値リストを示し
た図である。
【0087】このようにCADデータ生成部15は、境
界サーフェス抽出部13と座標データ取得部14と協働
して、面リスト及び座標値リストを生成する。CADデ
ータ生成部15は各リストをCADデータとしてCAD
データベース16に格納する。これ以後は、格納された
CADデータを用いて、従来から存在するCAD機能
(CAD実行処理部17)で、解析モデルをCADで展
開することが可能となる。CAD実行処理部17は、上
記座標値リストをCADデータベース16から読み出し
て、変形後のモデルを描画するための節点を新たに作成
する(S103)。この時、解析結果データ上での節点
の番号と新たに作成する節点の番号は一致させておく。
次に、上記面リストを参照して、4点指定でサーフェス
を作成する。すなわち、節点の入力順にサーフェスを作
成する(S104)。続いて、全てのサーフェスを1つ
のサーフェスにマージし、ソリッド化する(S10
5)。
【0088】こうして、既に表示済みの変形前のモデル
と上述の処理により表示された変形後のモデルがディス
プレイ52に重ねて表示される。
【0089】以上説明した実施の形態においては、CA
D用解析結果データ処理装置をCADに設けられたシス
テムの一部としたが、CADとは独立に設けられた装置
としてもよい。図17は、CAD解析結果データ処理装
置をCADとは独立に設けた場合の全体構成図を示した
図である。図示されるようにCAD用解析結果データ処
理装置1aはCAD2aと解析装置3aとの間に設置さ
れ、動作する。また、図示はしないが、解析装置内にC
AD用解析結果データ処理装置が設けられていても良
い。
【0090】以上、本発明の様々な実施の形態を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されることは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において応用可能
であることはもちろんである。
【0091】(付記1) 3次元形状を有する対象物を
複数の要素に分割して所定の物理量の解析を行う解析シ
ミュレーションの解析結果データを取得する解析結果デ
ータ取得手段と、前記解析結果データ取得手段により取
得された解析結果データに基づき、前記複数の要素を構
成する面から、前記対象物の外形状を構成する面を抽出
する抽出手段と、前記解析結果データ取得手段により取
得された解析結果データに基づき、前記抽出手段により
抽出された面を構成する節点について、前記対象物の前
記解析シミュレーションによる変形後の座標を取得する
座標取得手段とを備えたことを特徴とするCAD用解析
結果データ処理装置。 (付記2) 付記1に記載のCAD用解析結果データ処
理装置において、前記解析結果データ取得手段により取
得される解析結果データには、解析シミュレーションに
よる変形後の対象物の座標情報が含まれることを特徴と
するCAD用解析結果データ処理装置。 (付記3) 付記1または付記2に記載のCAD用解析
結果データ処理装置において、前記抽出手段は、前記複
数の要素を構成する面から、複数の要素により共有され
る共有面を判断する共有面判断手段を備え、該共有面判
断手段により判断された共有面を対象物の外形状を構成
する面から除外して、対象物の外形状を構成する面を抽
出することを特徴とするCAD用解析結果データ処理装
置。 (付記4) 付記3に記載にCAD用解析結果データ処
理装置において、前記共有面判断手段は、ある要素の面
を構成する節点が他の要素の面を構成する節点と全て一
致している場合に、該一致した接点により構成される面
を共有面であると判断することを特徴とするCAD用解
析結果データ処理装置。 (付記5) 付記1乃至付記4のいずれかに記載のCA
D用解析結果データ処理装置において、前記座標取得手
段は、前記抽出手段により抽出された面を構成する節点
の重複を削除する重複節点削除手段を備え、該重複節点
削除手段による削除後の節点について、前記対象物の変
形後の座標を取得することを特徴とするCAD用解析結
果データ処理装置。 (付記6) 付記1乃至付記5のいずれかに記載のCA
D用解析結果データ処理装置において、前記抽出手段に
より抽出された面のリストと、前記座標取得手段により
取得された節点の座標リストとをCAD処理用データと
して生成するCAD処理用データ生成手段を備えること
を特徴とするCAD用解析結果データ処理装置。 (付記7) 付記1乃至付記6のいずれかに記載のCA
D用解析結果データ処理装置において、前記解析結果デ
ータ取得手段は、前記3次元形状を有する対象物につい
て、解析シミュレーション上での基準座標系がCAD上
での基準座標系に一致するよう解析結果データを変換し
て取得することを特徴とするCAD用解析結果データ処
理装置。 (付記8) 付記1乃至付記7のいずれかに記載のCA
D用解析結果データ処理装置を備えてなるCAD。 (付記9) 付記1乃至付記7のいずれかに記載のCA
D用解析結果データ処理装置を備えてなる解析シミュレ
ーション装置。 (付記10) 3次元形状を有する対象物を複数の要素
に分割して所定の物理量の解析を行う解析シミュレーシ
ョンの解析結果データを取得する第1ステップと、前記
第1ステップにより取得された解析結果データに基づ
き、前記複数の要素を構成する面から、前記対象物の外
形状を構成する面を抽出する第2ステップと、前記第1
ステップにより取得された解析結果データに基づき、前
記第2ステップにより抽出された面を構成する節点につ
いて、前記対象物の前記解析シミュレーションによる変
形後の座標を取得する第3ステップとを有するCAD用
解析結果データ処理方法。 (付記11) 付記10に記載のCAD用解析結果デー
タ処理方法において、前記第2ステップは、前記複数の
要素を構成する面から、複数の要素により共有される共
有面を判断し、該共有面を対象物の外形状を構成する面
から除外して、対象物の外形状を構成する面を抽出する
ことを特徴とするCAD用解析結果データ処理方法。 (付記12) 付記10または付記11に記載のCAD
用解析結果データ処理方法において、前記第1ステップ
は、前記3次元形状を有する対象物について、解析シミ
ュレーション上での基準座標系がCAD上での基準座標
系に一致するよう解析結果データを変換して取得するこ
とを特徴とするCAD用解析結果データ処理方法。 (付記13) コンピュータにより読取り可能な媒体に
記憶され、解析結果データからCAD処理用データを取
得するための処理をコンピュータに実行させるCAD用
解析結果データ処理プログラムであって、3次元形状を
有する対象物を複数の要素に分割して所定の物理量の解
析を行う解析シミュレーションの解析結果データを取得
する第1ステップと、前記第1ステップにより取得され
た解析結果データに基づき、前記複数の要素を構成する
面から、前記対象物の外形状を構成する面を抽出する第
2ステップと、前記第1ステップにより取得された解析
結果データに基づき、前記第2ステップにより抽出され
た面を構成する節点について、前記対象物の前記解析シ
ミュレーションによる変形後の座標を取得する第3ステ
ップとをコンピュータに実行させることを特徴とするC
AD用解析結果データ処理プログラム。 (付記14) 付記13に記載のCAD用解析結果デー
タ処理プログラムにおいて、前記第2ステップは、前記
複数の要素を構成する面から、複数の要素により共有さ
れる共有面を判断し、該共有面を対象物の外形状を構成
する面から除外して、対象物の外形状を構成する面を抽
出することを特徴とするCAD用解析結果データ処理プ
ログラム。 (付記15) 付記13または付記14に記載のCAD
用解析結果データ処理プログラムにおいて、前記第1ス
テップは、前記3次元形状を有する対象物について、解
析シミュレーション上での基準座標系がCAD上での基
準座標系に一致するよう解析結果データを変換して取得
することを特徴とするCAD用解析結果データ処理プロ
グラム。
【0092】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、解析結果データをCADに取り込む場合、サーフェ
ス専用モデラや他の専用ソフトウェア等を操作する場合
に比して、高度なテクニックを習得する必要が無く、か
つ簡単なコマンド指定のみで解析結果のCAD取込みが
可能となる。また、本発明をCADシステムの1機能と
して提供することで、サーフェス専用モデラ等より低コ
ストで処理することができる。
【0093】また、全ての節点データを取込むのでは無
く、モデルの外形状を構成する節点だけを抽出するよう
にしたため、CADで形状を表現するのに必要のないモ
デル内部の節点を削減でき、データ容量の低減が図れ
る。すなわち、全ての節点データを取込む従来の技術に
比して、処理時間が大幅に低減する。
【0094】また、本発明においては、解析モデルのサ
ーフェスを形成する前の段階で、外形状を構成するサー
フェスとそのサーフェスを構成する節点の座標をCAD
用データとして抽出するようにしたため、節点間をつな
いでいく時に複雑な計算は一切必要無く、単純な比較演
算のみでサーフェスを形成することができる。
【0095】さらにまた、解析モデルとCADモデルの
基準座標系を一致させるようにしたため、解析結果デー
タをCADに取込んだ時の基準位置の違いを完全に防止
できる。また、CADモデルと解析結果モデルの重ね合
わせ表示が可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるCAD用解析結果
データ処理装置の機能ブロック図である。
【図2】実施の形態の全体構成図である。
【図3】全体の処理フローを示したフローチャートであ
る。
【図4】解析結果データ指定メニュー及び基準位置指定
メニューの一例である。
【図5】CADモデルと解析モデルの基準座標系の一例
と、基準位置指定メニューにおける指定内容と、該指定
内容に基づいてプレビューされたCADモデルと解析モ
デルの表示例である。
【図6】CADモデルと解析モデルの基準座標系の一例
と、基準位置指定メニューにおける指定内容と、該指定
内容に基づいてプレビューされたCADモデルと解析モ
デルの表示例である。
【図7】CADモデルと解析モデルの基準座標系の一例
と、基準位置指定メニューにおける指定内容と、該指定
内容に基づいてプレビューされたCADモデルと解析モ
デルの表示例である。
【図8】要素定義情報を図示したものである。
【図9】解析モデルの一例である。
【図10】図9の解析モデルの定義情報である。
【図11】図11(a)及び(b)は、図9において視
認不能な内部の節点や要素を示した図である。
【図12】境界サーフェス抽出処理の流れを示したフロ
ーチャートである。
【図13】要素について、要素定義ルールに従って組
み立てられた面情報である。
【図14】要素について、要素定義ルールに従って組
み立てられた面情報である。
【図15】生成された面リストを示した図である。
【図16】生成された座標値リストを示した図である。
【図17】CAD解析結果データ処理装置をCADとは
独立に設けた場合の全体構成図を示した図である。
【図18】従来の、解析結果データをCADに読み込む
処理の流れ示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 CAD用解析結果データ処理装置、2 CAD、3
解析装置、11 解析結果データ取得部、12 基準
位置指定部、13 境界サーフェス抽出部、14 座標
データ取得部、15 CADデータ生成部、16 CA
Dデータベース、17 CAD実行処理部、20 CP
U(Central Processing Unit)、21RAM(Random Acc
ess Memory)、22 ROM(Read Only Memory)、23
HDD(Hard Disk Drive)、24 CD−ROMドラ
イブ、25 FD(Flexible Disk)ドライブ、26 I
/O(Input/Output)インタフェース、27 LAN(Loc
alArea Network)インタフェース、28 モデム、30
解析結果データ指定メニュー、31 基準位置指定メ
ニュー、50 キーボード、51 マウス、52ディス
プレイ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元形状を有する対象物を複数の要素
    に分割して所定の物理量の解析を行う解析シミュレーシ
    ョンの解析結果データを取得する解析結果データ取得手
    段と、 前記解析結果データ取得手段により取得された解析結果
    データに基づき、前記複数の要素を構成する面から、前
    記対象物の外形状を構成する面を抽出する抽出手段と、 前記解析結果データ取得手段により取得された解析結果
    データに基づき、前記抽出手段により抽出された面を構
    成する節点について、前記対象物の前記解析シミュレー
    ションによる変形後の座標を取得する座標取得手段とを
    備えたことを特徴とするCAD用解析結果データ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のCAD用解析結果デー
    タ処理装置において、 前記抽出手段は、前記複数の要素を構成する面から、複
    数の要素により共有される共有面を判断する共有面判断
    手段を備え、該共有面判断手段により判断された共有面
    を対象物の外形状を構成する面から除外して、対象物の
    外形状を構成する面を抽出することを特徴とするCAD
    用解析結果データ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のCAD
    用解析結果データ処理装置において、 前記解析結果データ取得手段は、前記3次元形状を有す
    る対象物について、解析シミュレーション上での基準座
    標系がCAD上での基準座標系に一致するよう解析結果
    データを変換して取得することを特徴とするCAD用解
    析結果データ処理装置。
  4. 【請求項4】 3次元形状を有する対象物を複数の要素
    に分割して所定の物理量の解析を行う解析シミュレーシ
    ョンの解析結果データを取得する第1ステップと、 前記第1ステップにより取得された解析結果データに基
    づき、前記複数の要素を構成する面から、前記対象物の
    外形状を構成する面を抽出する第2ステップと、 前記第1ステップにより取得された解析結果データに基
    づき、前記第2ステップにより抽出された面を構成する
    節点について、前記対象物の前記解析シミュレーション
    による変形後の座標を取得する第3ステップとを有する
    CAD用解析結果データ処理方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータにより読取り可能な媒体に
    記憶され、解析結果データからCAD処理用データを取
    得するための処理をコンピュータに実行させるCAD用
    解析結果データ処理プログラムであって、 3次元形状を有する対象物を複数の要素に分割して所定
    の物理量の解析を行う解析シミュレーションの解析結果
    データを取得する第1ステップと、 前記第1ステップにより取得された解析結果データに基
    づき、前記複数の要素を構成する面から、前記対象物の
    外形状を構成する面を抽出する第2ステップと、 前記第1ステップにより取得された解析結果データに基
    づき、前記第2ステップにより抽出された面を構成する
    節点について、前記対象物の前記解析シミュレーション
    による変形後の座標を取得する第3ステップとをコンピ
    ュータに実行させることを特徴とするCAD用解析結果
    データ処理プログラム。
JP2002090141A 2002-03-28 2002-03-28 Cad用解析結果データ処理装置及びcad用解析結果データ処理方法並びにcad用解析結果データ処理プログラム Expired - Fee Related JP4034583B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002090141A JP4034583B2 (ja) 2002-03-28 2002-03-28 Cad用解析結果データ処理装置及びcad用解析結果データ処理方法並びにcad用解析結果データ処理プログラム
US10/269,987 US7428480B2 (en) 2002-03-28 2002-10-15 CAD analysis result data processing apparatus, analytic simulation apparatus, CAD analysis result data processing method and CAD analysis result data processing program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002090141A JP4034583B2 (ja) 2002-03-28 2002-03-28 Cad用解析結果データ処理装置及びcad用解析結果データ処理方法並びにcad用解析結果データ処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003288372A true JP2003288372A (ja) 2003-10-10
JP4034583B2 JP4034583B2 (ja) 2008-01-16

Family

ID=28449556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002090141A Expired - Fee Related JP4034583B2 (ja) 2002-03-28 2002-03-28 Cad用解析結果データ処理装置及びcad用解析結果データ処理方法並びにcad用解析結果データ処理プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7428480B2 (ja)
JP (1) JP4034583B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200111976A (ko) * 2019-03-20 2020-10-05 금오공과대학교 산학협력단 3d 형상 가시화를 위한 경량파일 구성 방법

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3370605B2 (ja) * 1998-07-14 2003-01-27 富士通株式会社 3次元モデルの最適化装置および方法
JP3906444B2 (ja) * 2002-09-02 2007-04-18 セイコーエプソン株式会社 合成描画システム、方法及びプログラム並びに記録媒体
US7286975B2 (en) * 2002-10-24 2007-10-23 Visteon Global Technologies, Inc. Method for developing embedded code for system simulations and for use in a HMI
US20050022152A1 (en) * 2003-07-09 2005-01-27 Turk Daniel J. White body modeing and virtual evaluation system for mechanical assemblies
JP2006195971A (ja) * 2004-12-16 2006-07-27 Canon Inc 三次元cadシステム
US20060156268A1 (en) * 2005-01-13 2006-07-13 Wen Kuei-Ann Circuit design platform
KR100602594B1 (ko) 2005-06-10 2006-07-19 주식회사 아이너스기술 3차원 측정 데이터의 분석 결과 재계산 시스템 및 방법
JP4822863B2 (ja) * 2006-02-08 2011-11-24 富士通株式会社 数値解析データ作成方法及び装置並びにプログラム及び記憶媒体
US20070208464A1 (en) * 2006-03-01 2007-09-06 Ford Motor Company System and method of interactively compiling a database for an in-vehicle display device
KR100753536B1 (ko) 2006-05-04 2007-08-30 주식회사 아이너스기술 3차원 역설계 모델링을 위한 원시 모델 데이터로부터 2차원스케치 데이터를 검출하는 방법
US7821513B2 (en) 2006-05-09 2010-10-26 Inus Technology, Inc. System and method for analyzing modeling accuracy while performing reverse engineering with 3D scan data
JP5141050B2 (ja) * 2007-03-07 2013-02-13 富士通株式会社 設計方法及びプログラム
US20150127301A1 (en) * 2013-11-05 2015-05-07 Spatial Corporation Updating A CAD Model To Reflect Global Or Local Shape Changes
CN103761353B (zh) * 2013-11-13 2017-04-26 浙江工业大学 基于三维边界提取的模具气压砂轮进动加工轨迹优化方法
US9489476B2 (en) 2014-02-11 2016-11-08 Solar Turbines Incorporated Post processing finite element analysis geometry
US9741157B2 (en) * 2014-03-26 2017-08-22 Onshape Inc. Previewing changes on a geometric design
JP7058498B2 (ja) * 2017-12-08 2022-04-22 富士通株式会社 構造解析シミュレーションプログラム、構造解析シミュレーション方法及び情報処理装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03271871A (ja) 1990-03-20 1991-12-03 Fujitsu Ltd 線分データ処理方式
JP2689298B2 (ja) 1992-01-24 1997-12-10 山形カシオ 株式会社 Cad測定データ表示装置
JPH07210584A (ja) 1994-01-25 1995-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 三次元形状編集システム
JP3333319B2 (ja) * 1994-06-03 2002-10-15 三菱電機株式会社 2次元3次元統合型cadシステム
JPH1031759A (ja) * 1996-07-17 1998-02-03 Sony Corp 3次元形状の要素分割方法及び装置
JPH1166131A (ja) * 1997-08-22 1999-03-09 Hitachi Ltd Cad/cae装置とその解析結果表示方法
JPH11195054A (ja) 1998-01-06 1999-07-21 Toray Ind Inc 物品形状の変形度の表示方法、表示装置、成形品の製造方法、記憶媒体
JP2002024306A (ja) * 2000-07-05 2002-01-25 Suzuki Motor Corp 解析モデルデータ作成方法及び装置並びに解析モデルデータ作成用プログラムを記録した記録媒体。

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200111976A (ko) * 2019-03-20 2020-10-05 금오공과대학교 산학협력단 3d 형상 가시화를 위한 경량파일 구성 방법
KR102237040B1 (ko) * 2019-03-20 2021-04-06 금오공과대학교 산학협력단 3d 형상 가시화를 위한 경량파일을 구성하는 방법 및 컴퓨터 프로그램

Also Published As

Publication number Publication date
US7428480B2 (en) 2008-09-23
US20030187625A1 (en) 2003-10-02
JP4034583B2 (ja) 2008-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Garagnani et al. Parametric accuracy: building information modeling process applied to the cultural heritage preservation
JP2003288372A (ja) Cad用解析結果データ処理装置及びcad用解析結果データ処理方法並びにcad用解析結果データ処理プログラム
JP4785598B2 (ja) 類似形状検索装置
JP6498872B2 (ja) 2dビューを用いた3dモデル化オブジェクトの設計
JP3657771B2 (ja) 三次元モデル作成装置
US9665667B1 (en) Methods and systems for converting select features of a computer-aided design (CAD) model to direct-edit features
CN104346769A (zh) 三维建模对象的压缩
CN103093036A (zh) 工件加工仿真
JP2007213258A (ja) 数値解析データ作成方法及び装置並びにプログラム及び記憶媒体
CN113094770B (zh) 图纸生成方法、装置、计算机设备和存储介质
US8694286B2 (en) Modifying a parametrically defined model with an explicit modeler
US10318675B2 (en) Post-processing system for finite element analysis
CN107545025A (zh) 利用形态学标准查询数据库
JP2010146224A (ja) 解析モデルの変形方法および計算機
JP3369734B2 (ja) 3次元計算機支援設計装置及び方法
JP2007206792A (ja) 解析モデル生成装置,解析モデル生成方法および解析モデル生成プログラム
Garagnani Semantic Building Information Modeling and high definition surveys for Cultural Heritage sites
US20030195900A1 (en) Design work assistance apparatus
JP2008003722A (ja) 解析結果データ処理装置および解析結果データ処理方法およびプログラムおよび記録媒体
JP2010152863A (ja) 境界節点抽出システム、境界節点抽出方法及びプログラム
CN113378334B (zh) 地下管线参数化建模方法、系统及计算机可读存储介质
JP2008533614A (ja) 整合輪郭プロファイルを生成するシステム及び方法
JP2012128609A (ja) 図面作成支援方法及び装置
JP3801792B2 (ja) 3次元形状の切断装置と切断方法及び切断処理プログラムを格納した記憶媒体
JP2019207663A (ja) 解析モデル表示処理プログラム、解析モデル表示処理方法および情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071025

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees