JP2003285522A - カセット - Google Patents

カセット

Info

Publication number
JP2003285522A
JP2003285522A JP2002089525A JP2002089525A JP2003285522A JP 2003285522 A JP2003285522 A JP 2003285522A JP 2002089525 A JP2002089525 A JP 2002089525A JP 2002089525 A JP2002089525 A JP 2002089525A JP 2003285522 A JP2003285522 A JP 2003285522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
tape
body frame
main body
guide member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002089525A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Horiuchi
誉史 堀内
Sadahito Nonomura
禎人 野々村
Tsutomu Kato
努 加藤
寿生 ▲高▼橋
Hisao Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2002089525A priority Critical patent/JP2003285522A/ja
Priority to AU2003227234A priority patent/AU2003227234A1/en
Priority to PCT/JP2003/003767 priority patent/WO2003080350A1/ja
Publication of JP2003285522A publication Critical patent/JP2003285522A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/04Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
    • B41J15/044Cassettes or cartridges containing continuous copy material, tape, for setting into printing devices

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被記録媒体としての印字用テープ4を詰め替
えて再使用できるカセットの本体フレーム2内で印字用
テープ4が幅方向に蛇行しないように規制する。 【解決手段】 本体フレーム2のノーズ部16の排出口
18の近傍にて底板2aから立設する板状のガイド部材
19を、側壁2b,2bと平行状に配置し、ガイド部材
19の上端に一方の規制片50、50を設け、ガイド部
材19の付け根部の近傍の底板2aの上面には他方の規
制片51、51を設け、上下の規制片50、51の間隔
を印字用テープ4の幅寸法と等しくなるように設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルヘッド等
の印字部と、テープ搬送手段とを備えたテープ印字装置
に対して着脱自在に装着できるカセットであって、該カ
セット内には少なくとも印字用テープが格納されてお
り、カセットの排出口から出た印字用テープに前記印字
部にて印字するものであり、このテープ等が消耗された
場合に、新たに巻回された印字用テープ等をカセットに
詰め替えて再度利用できるようにする構成であって、印
字用テープの走行性を良好に保持する構成に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に特開平6−22707
3号公報、特開平6−227102号公報等において、
ラベル表示等のために、印字テープ作成装置やそれに使
用する印字用テープを格納したカセットを提案した。こ
の印字テープ作成装置は、被記録媒体である印字用のテ
ープとインクリボンとを格納したカセットを、印字テー
プ作成装置におけるカセット収納部に着脱自在に装着で
きるように構成し、該カセット収納部には、サーマルヘ
ッドを備えた印字部と、該印字部に対して接離するロー
ラ状のプラテンと、前記インクリボンの巻取り手段等を
備え、印字テープ作成装置に予め入力したデータに基づ
いてカセットからテープを適宜速度で引き出される途中
において、当該テープに文字列等の画像を印字するもの
であり、印字済のテープを所定の長さに切断するための
テープ切断装置を備えていた。
【0003】ところで、被記録媒体としての印字用テー
プに印字して排出することより、カセット内の印字用テ
ープが消耗された場合に、従来ではその合成樹脂製のカ
セットがゴミとして廃棄され、焼却されると地球環境の
破壊につながるとして、スクラップをチップ化して資源
のリサイクルに役立てていた。近年では、このリサイク
ルをさらに一歩前進させ、不用になったカセットを回収
して、新たなテープ等を詰め替えて再度そのまま使用す
るという、いわゆるリユース(部品の再使用)が社会的
要請となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本出願の発明
者は、本体フレームとカバーフレームとの組み立て体で
あるカセット内のテープが消耗された場合、空になった
カセットを分解して、それに新たに印字用のテープを詰
め替えて、再度使用することを考えた。
【0005】その場合、前記詰め替えられた印字用テー
プの幅をガイドするものがなければ、カセットの排出口
で印字用テープがその幅方向にずれ移動(蛇行)し、印
字部での印字用テープの幅方向に対する印字位置がずれ
てしまい、印字不良となるという問題が発生するのであ
った。
【0006】本発明は、印字用のテープを本体フレーム
に詰め替えた状態で、当該印字用テープの幅方向のずれ
をなくするようにしたガイド部材を備えたカセットを提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明のカセットは、テープ状の被
記録媒体が収納された本体フレームと、該本体フレーム
の開放部に対して着脱可能なカバーフレームとからな
り、前記本体フレーム及びカバーフレームの組立体内に
形成された搬送経路を通って排出口から被記録媒体が排
出されるように構成してなるカセットであって、前記本
体フレームには、前記搬送経路を通過する被記録媒体の
幅より広いガイド部材を立設し、該ガイド部材の自由端
部及びその基端部近傍には、前記被記録媒体の幅を規定
する一対の側縁にそれぞれ摺接して位置決めするための
規制片が設けられていることを特徴とするものである。
【0008】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のカセットおいて、前記被記録媒体の一対の側
縁の少なくともいずれか一方に摺接する前記規制片は、
前記被記録媒体の側縁に沿って複数箇所設けられている
ものである。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載のカセットにおいて、前記ガイド部材は
前記被記録媒体の排出口の近傍に設けられているもので
ある。
【0010】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至3のいずれかに記載のカセットにおいて、前記カ
バーフレームには、前記ガイド部材の自由端部を位置保
持させるための配置位置規制手段を備えたものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載のカセットにおいて、前記本体フレーム
には前記被記録媒体に記録するためのインクテープが収
納されると共に、インクテープの搬送路が設けられ、前
記ガイド部材はインクテープの搬送路と前記被記録媒体
の搬送経路とを区分するように配置されると共に前記排
出口近傍にて前記被記録媒体とインクテープとが近接し
て略平行状に排出するように構成したものである。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかに記載のカセットにおいて、前記本体フレーム
とカバーフレームとのうちいずれか一方には、外周側壁
を設け、該外周側壁と略平行状に、前記ガイド部材を設
けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施の
形態について説明する。図1は被記録媒体としての印字
用テープを収納するためのカセットの本体フレーム及び
カバーフレームの斜視図、図2(a)は印字用テープ、
インクテープ及び両面粘着テープを収納した本体フレー
ムの平面図、図2(b)はカバーフレームの内面を示す
図、図3は本体フレームの下面図、図4はカバーフレー
ムの平面図、図5(a)は図1のIV−IV線矢視で示
す本体フレーム及びカバーフレームの離間状態を示す側
面図、図5(b)は本体フレームをカバーフレームで密
閉した状態の側面図、図5(c)は図5(b)のVc−Vc
線矢視で示す要部拡大断面図、図5(d)は図5(c)
のVd−Vd線矢視で示す要部拡大断面図、図6(a)〜
(d)は印字用テープのガイド部材及び規制片の第1実
施形態を示す図、図7(a)〜(d)は印字用テープの
ガイド部材及び規制片の第2実施形態を示す図である。
【0014】本発明に係るカセット1は、図1に示すよ
うに、上面開放状の本体フレーム2と、下面開放状のカ
バーフレーム3とがそれぞれ合成樹脂材の射出成形等に
て形成されている。図2(a)の平面図で示すように本
体フレーム1内には、スプール4aに巻回された被記録
媒体としての印字用テープ4と、同じくスプール5aに
巻回されたインクテープ5と、スプール6aに巻回さ
れ、且つ片面(巻回の半径外側)に図示しない離型テー
プを仮り接着して添設した両面接着テープ6とが着脱可
能に装着されている。なお、インクテープ5は基材テー
プに熱転写インクを担持したものである。
【0015】本体フレーム2の底板2aの周囲には、側
壁2bが一体的に形成されている。前記底板2aには、
嵌合軸7、8、9が立設され、嵌合軸7には前記印字用
テープ4のスプール4aが着脱可能且つ回転自在に支持
されている。同様に、嵌合軸9には前記インクテープ5
のスプール5aが着脱可能且つ回転自在に支持され、ま
た、嵌合軸8には前記両面接着テープ6のスプール6a
が、着脱可能且つ回転自在に支持されている。なお、本
実施形態では透明な印字用テープ4の片面に鏡像印字
し、この印字面に前記両面接着テープ6を貼着するラミ
ネートタイプである。
【0016】前記インクテープ5の使用済み部分を巻き
取るための巻取りスプール10の上下両端は、前記底板
2a及びカバーフレーム3の天板3aにそれぞれ穿設さ
れた軸受孔10a,10bに回転自在に支持されてお
り、図示しないテープ印字装置におけるインクテープ巻
き取り機構により回転駆動する巻取り駆動軸(図示せ
ず)が前記巻取りスプール10の内径部に嵌合できるよ
うに構成されている。
【0017】本体フレーム2の底板2aには、前記スプ
ール4aに巻回された印字用テープ4の収納部として区
画する区画壁11と、スプール6aに巻回された両面接
着テープ6の収納部として区画する区画壁12とが設け
られている。また、前記区画壁11に隣接して印字用の
テープ4の通過(有無)を検知するための光通過式のセ
ンサ(図示せず)を配置するための一対の位置決め用ガ
イド枠13a、13bが設けられている。本体フレーム
2の長辺のうち一方の一側には、印字機構(印字部)に
おけるサーマルヘッド14(図2(a)参照)が嵌まり
得る空所15を挟んで、中空状のノーズ部16が側壁2
bに囲まれるようにして設けられている。
【0018】本体フレーム2内には、前記印字用テープ
4が、センサのための前記一対の位置決め用ガイド枠1
3a、13b間の隙間を通過した後、底板2aから立設
する複数の円筒ガイド17の周面に擦接しながら前記ノ
ーズ部16内に立設した板状のガイド部材19の前側を
通り、当該ノーズ部16の先端のスリット状の排出口1
8からカセット1の外に出る搬送経路が形成されてい
る。さらに、スプール5aからのインクテープ5は前記
ノーズ部16内のガイド部材19の後側を通過して前記
排出口18から印字用テープ4と近接して平行状に出る
搬送路が形成されている。
【0019】前記ガイド部材19の第1実施形態は、図
6(a)〜図6(d)に示すごとく、前記ノーズ部16
における底板2aから一体的に立設するものであり、ガ
イド部材19の上端には印字用テープ4の幅寸法を規定
する一対の側縁のうちの一方(上側)の側縁に摺接する
規制片50が、当該印字用テープ4の搬送方向に沿って
適宜間隔にて複数設けられている。この各規制片50は
前記ガイド部材19の上端のうちの角部近傍に突出する
ように一体的に形成されている(図6(b)、図6
(c)及び図6(d)参照)。また、前記印字用テープ
4の他方(下側)の側縁に摺接する規制片51は、前記
ガイド部材19の基端部近傍であって、前記底板2aの
上面に突出するように形成されている。前記上下一対の
規制片50、51の間隔を印字用テープ4の幅寸法W1
と等しくなるように設定する。
【0020】この第1実施形態における前記上側の規制
片50と下側の規制片51とは、印字用テープ4の搬送
方向に若干ずれた位置に形成されている。前記本体フレ
ーム2の射出成形時に一体的に上側の規制片50、50
を形成するために、底板2aには、前記各規制片50と
対向する位置に抜き孔52、52が穿設されており、図
示しないスライド型を前記抜き孔52に上向きに差し込
み配置するのであり、前記抜き孔52、52の箇所を避
けた位置に下側の規制片51を設けたものである。ま
た、カバーフレーム3の前記ノーズ部16に対応する天
板3a箇所には、配置位置規制手段としての長孔53が
穿設されており(図4及び図8参照)この長孔53に対
して、前記ガイド部材19の自由端部としての上端部を
嵌合することにより、前記ガイド部材19の自由端部が
ふらつかないように位置保持させるのである。
【0021】前記の構成により、本体フレーム2の所定
の収納部にスプール4aに巻回された印字用テープ4を
収納し、その印字用テープ4の一端を引き出して一対の
ガイド枠13a,13bの間を通過させ、複数の円筒ガ
イド17の周面に摺接しながら前記ノーズ部16内に立
設した板状のガイド部材19の前側を通す。このような
作業で前記ガイド部材19の箇所では、印字用テープ4
の上下の幅縁が、前記上下位置の規制片50、50、5
1、51に規制されて上下方向(印字用テープ4の幅方
向)に蛇行しないように位置決めされて、当該印字用テ
ープ4はノーズ部16の先端のスリット状の排出口18
に簡単に引き出すことができるのである。換言すると、
本体フレーム2に対してカバーフレーム3を被せる組み
立て作業よりも前工程(印字用テープ4の収納工程)に
て予め、印字用テープ4の幅方向の位置ずれ(蛇行)
を、前記上下の規制片50、51の箇所で防止すること
ができ、後に本体フレーム2の開放部を覆うカバーフレ
ーム3がきっちりと嵌まらなくても、印字用テープ4の
走行安定性を損なうことがないのである。従って、印字
用テープ4の幅方向に印字不良が発生したり、印字後に
両面接着テープ6を貼り付けるときに両テープ4、6が
幅方向にずれる等の不具合をなくすることができる。
【0022】図7(a)〜図7(d)は、ガイド部材1
9′及び上下の規制片50′、51′の第2実施形態を
示す。この実施形態では、上下の複数の規制片50′、
51′が印字用テープ4の搬送方向と直交するように対
向した位置に配置されている。この実施形態では、印字
用テープ4の搬送方向と平行状に移動する第1スライド
型(図示せず)を、印字用テープ4の搬送方向上流側と
下流側から前記ガイド部材19′を挟むように配置する
一方、前記搬送方向の上流側の規制片50′と下流側の
規制片50′との間には第2スライド型(図示せず)を
配置し、この第2スライド型は印字用テープ4の搬送方
向と直交し、且つ当該印字用テープ4の幅方向に移動す
るように配置したものである。
【0023】その他の構成及び作用・効果は、第1実施
形態と同じであるので同じ符号を付して詳細な説明は省
略する。他の実施形態としては、前記印字用テープ4の
上側の側縁に摺接する規制片を搬送方向に適宜隔てて2
つ設け、この印字用テープ4の下側の側縁に摺接する規
制片を、前記上側の2つの規制片の配置間隔の中間に少
なくとも1つ設定する等、印字用テープ4の一対の側縁
の少なくともいずれか一方に摺接する前記規制片は、前
記印字用テープ4の側縁に沿って複数箇所設けることに
より、印字用テープ4の一対の側縁を搬送方向に平行状
に案内するように規制でき、いずれにしても印字位置の
ずれを確実に防止できるのである。
【0024】なお、本体フレーム2の長辺のうち一方の
一側には、前記ノーズ部16と対峙した位置に、前記イ
ンクテープ5の取り入れ口20を備えたリブ部21を有
する。この取り入れ口20に入ったインクテープ5は、
前記空所15を挟んで前記ノーズ部16と反対側の本体
フレーム2内をUターン状に折り返し、巻取りスプール
10にて巻き取られるように構成されている。
【0025】本体フレーム2の前記リブ部21の近傍に
は、前記スプール6aからの前記両面接着テープ6をカ
セット1外に導くためのテープ送りローラ22が回転可
能に装着されている。
【0026】図示しないテープ印字装置は、特開平6−
227073号公報に開示されたものと同様にして平板
状のフレームから、前記巻取りスプール10の内径部に
スプライン嵌合できる巻取り駆動軸及び前記テープ送り
ローラ22の内径部にスプライン嵌合できる搬送駆動軸
(ともに図示せず)を上向きに突出させてあり、印字時
には、カセット1を本体フレーム2が下向きになるよう
にセットする。印字動作時には、テープ印字装置におけ
るプラテンローラ23とサーマルヘッド14の発熱素子
部との間に前記印字用テープ4とインクテープ5とを挟
み付け、印字データに基づいて印字用テープ4に鏡像印
刷する。また、離型テープがテープ送りローラ22の外
周面に当接するようにした両面接着テープ6と前記印字
済みのテープ4とを前記テープ送りローラ22とピンチ
ローラ24とで挟持することにより、両テープ4、6が
接着された状態で、テープ印字装置の外に搬送されるよ
うに構成されている。
【0027】本体フレーム2の片隅には、これに搭載さ
れるインクテープ6のインクの色、印字用テープ4の種
類(テープの表面に正像印字するレセプタタイプと鏡像
印字するラミネートタイプとがある)や当該印字用テー
プ4の幅寸法等により予め位置設定された複数個(実施
例で4個)の被検出部25を備え、前記テープ印字装置
に設けた検出部(図示せず)にて検出できるよう構成さ
れている。なお、レセプタタイプのテープでは、インク
テープと対面する表面に印字され、テープの裏面側には
接着剤層が予め塗布され、この接着剤層に離型(剥離)
テープを仮接着している。
【0028】また、テープ印字装置(テーププリンタと
もいう)それ自体にキーボードや液晶表示等のディスプ
レイ部分等からなるデータ作成部分を備えているが、テ
ープ印字装置は、印字するためのキャラクタデータを作
成するためのパーソナルコンピュータ等の外部装置と接
続コードや赤外線などの無線通信ラインを介して接続す
ることにより、外部装置で作成または記憶させた文字、
記号、図形等をテープ印字装置側に伝送するように構成
しても良い。
【0029】次に、本体フレーム2とカバーフレーム3
とを着脱可能に構成し、且つ、新たな印字用テープ4、
インクテープ5及び両面接着テープ6を詰め替えて再度
使用する(リユースできる)構成について説明すると、
本体フレーム2の底板2aや側壁2bの適宜箇所に互い
に適宜隔てて設けた複数の取付けボス部30a,30
b,30c,30d,30e,30fに対して、カバー
フレーム3の外面側からビスねじ31a,31b,31
c,31d,31e,31fにて螺着させる(図4参
照)。
【0030】さらに、本体フレーム2の側壁2bのう
ち、前記ノーズ部16と空所15を介して対峙する内側
の側壁2cの箇所を除く3周の側壁2bには、適宜間隔
にて複数箇所(実施形態では4カ所)に正面視で矩形状
等の第1の係止孔34(個別には34a,34b,34
c,34dで示す、図2(a)、図2(b)及び図5
(a)参照)が穿設されており、この各係止孔34a〜
34dに対して着脱可能に係合する係合爪36付きのア
ーム部35(個別には、35a,35b,35c,35
dで示す、図2(a)、図2(b)及び図5(a)参
照)がカバーフレーム3の天板3aの側縁から一体的に
下向きに突出されている。細長い板状のアーム部35は
それ自体の弾性を呈するように、側壁3bとは分離され
ている。
【0031】そして、前記各アーム部35には、各係止
孔34に係合爪36が係止した状態で当該係止孔34の
開口面を覆うための被覆部43を設ける。その第1実施
形態では、図5(a)、図5(c)、図5(d)及び図
6に示すように、板状のアーム部35と一体的であって
係合爪36の周囲に形成するもので、例えば、係止孔3
4の開口部が縦横L1の寸法であるとき、被覆部43の
縦寸法L2(>L1)、横寸法がL3(>L1)となる
ように設定されている(図5(a)参照)。なお、側壁
2bに形成されて底板2aの方向に連通する幅寸法L1
の溝44は、射出成形にて本体フレーム2を作成すると
きに前記係止孔34を同時に形成するための抜き型(図
示せず)が配置された箇所に該当する。従って、アーム
部35の下端被覆部43aは、前記係止孔34の下端縁
側と溝44の上端部位との間の隙間(空間)を覆うよう
に段付き状に形成されている。
【0032】上記の構成によれば、本体フレーム2の開
放面を覆うようにカバーフレーム3を装着したとき、カ
バーフレーム3側のアーム部35は本体フレーム2の側
壁2bの内面に沿って配置され、その各アーム部35の
自由端における係合爪36が係止孔34に係合する。係
止孔34の開口面の面積は一般的に係合爪36の面積よ
り大きいが、被覆部43は、前記係止孔34の開口面の
面積より大きく、且つ係合爪36の周囲に形成されてい
るので、カセット1外からのごみや塵が前記係止孔34
を介してカセット1の内部に侵入することを効果的に阻
止できるのである。
【0033】なお、本体フレーム2の側壁2bの内面に
は、前記係止孔34を挟んで左右両側にガイド部として
の一対の突条45、45が一体的に設けられ、装着時に
前記縦長のアーム部35を円滑に案内して係止孔34に
係合爪36が係止し易いようにしている。
【0034】また、図2(a)及び図3に示すように、
前記ノーズ部16の側壁2b及び内側の側壁2cの箇所
に、第2の係止孔37が穿設されている。これらの第2
の係止部37の近傍には、前記側壁2b及び内側の側壁
2cと交差する平板としての底板2aから補助片として
の門型フレーム40が、側壁2b及び内側の側壁2cと
適宜寸法(D4)の隙間を隔てて、平行状に立設されて
おり、側壁2b及び内側の側壁2cと門型フレーム40
との間に後述するフック部41付きのアーム部42が上
方から挿入して係止できるように構成されている。
【0035】すなわち、各門型フレーム40は、間隔L
4だけ隔てた左右の支柱部40b,40bとその上端間
をつなぐ上横梁40aとからなり、上横梁40aの下面
が前記第2の係止孔37と対峙する補助係止部39とな
るように構成されている(図9(a)、図9(b)及び
図10参照)。
【0036】また、前記門型フレーム40の左右の支柱
部40b,40bのうち、側壁2b、内側の側壁2cの
内面と対峙する側面には、上に行くに従って側壁2b、
内側の側壁2cの内面との間隔が小さくなるような傾斜
面となる傾斜部47、47が形成されている。この両傾
斜部47、47は後述するように治具体に押圧されて門
型フレーム40の補助係止部39とフック部41との係
止が解除されるときに利用されるものである。
【0037】そして、前記第2の係止孔37または補助
係止部39に係合するための断面矢印状のフック部41
が先端部に備えられたアーム部42は、カバーフレーム
3の天板3aの側縁から一体的に下向きに突設されてい
る。従って、フック部41は、前記第2の係止孔37に
係止するための係合爪部41aと、補助係止部39に係
合するための係合爪部41bとが互いに逆方向に突出す
る形態となっている。また、前記一対の係合爪部41
a、係合爪部41bの間の最大突出寸法D1(図10参
照)は、前記門型フレーム40における上横梁40aと
側壁2b(内側の側壁2c)との隙間寸法(D4)より
若干大きくなるよう設定されている。アーム部42及び
フック部41の幅寸法L5は、前記門型フレーム40の
左右の支柱部40b,40bの内側の間隔L4より狭く
形成されている。
【0038】上記の構成により、本体フレーム2に対し
てカバーフレーム3を被せて組み立てた状態では、図9
(b)に示すように、前記アーム部42及びフック部4
1が、側壁2b(内側の側壁2c)の内面と門型フレー
ム40との間に上方から挿入され、通常は前記フック部
41のうちの外向きの係合爪部41aが前記第2の係止
孔37に係止することにより、カバーフレーム3が本体
フレーム2から外れない。しかし、カバーフレーム3の
射出成形のバラツキや、カセット1の再使用のために、
後述するように、アーム部42をそれ自体の弾性力に抗
して弾性変形させて、前記第2の係止孔37に対する係
合爪部41aの係止解除の作業を繰り返すと、アーム部
42が図9(b)の二点鎖線で示すように変形すること
により、前記第2の係止孔37に対する係合爪部41a
の係止状態が不完全になったり不能となる場合がある。
そのようなとき(アーム部42の先端側が側壁2b(内
側の側壁2c)の内面から離れるように変形していると
き)には、前記門型フレーム40における補助係止部3
9に対して前記フック部41の裏側の係止爪部41bが
係止して、係止強度が低下しないのである。
【0039】なお、本体フレーム2における印字テープ
4またはインクテープ5が通過する経路と、前記側壁2
bまたは内側の側壁2cの内面との隙間が小さい箇所
に、前記門型フレーム40を配置し、印字テープ4また
はインクテープ5が前記側壁2bまたは内側の側壁2c
の内面に接近しないように区画しているので、カセット
1の組み立て時に、アーム部42におけるフック部41
が印字テープ4またはインクテープ5に当たって破れる
等の干渉を確実に防止できる。
【0040】カセット1における印字用テープ4、イン
クテープ5、両面接着テープ6が消費つくされたときに
は、ユーザが所定の販売店に前記使用不可となったカセ
ット1を持ち込む。そして、適当な費用を支払って、前
記カセット1に新たなテープ4、5、6の詰め替えを依
頼する。リユースの製作所では、図12に示すような治
具装置を使って分解する。すなわち、前記使用不可とな
ったカセット1を図12に示す支持台100上の複数の
位置決め片101にて移動不能に囲まれるように載置す
る。
【0041】前記支持台100の4周側の設置凹所10
2には、前記カセット1の係止孔34、第2の係止孔3
7に対応する箇所に、補助台103を着脱可能に装着
し、該補助台103に水平移動可能に配置した横治具体
104の先端を前記係止孔34に係合されている係合爪
36に押し当てて、アーム部35自身の弾性に抗して当
該アーム部35を弾性変形させて、係合爪36を係止孔
34から外す。また、断面矢印状のフック部41の箇所
を外すには、上向きにフォーク状に突出した縦治具体1
05を支持台100に上下方向に貫通させた操作孔10
6を介して上昇させると、本体フレーム2の底板2aに
穿設された貫通孔46を通して治具105が門型フレー
ム40の傾斜部47に当接する(図11(a)二点鎖線
参照)。さらに縦治具体105を押し上げると、前記傾
斜部47を押し、門型フレーム40はその自由端側が第
2の係止孔37を有する側壁2b(内側の側壁2c)か
ら大きく離れるように弾性的に撓む(図11(b)参
照)。この状態で、前記横治具体104の先端を前記第
2の係止孔37から略水平状に挿入すると、フック部4
1の前側の係止爪部41aは前記第2の係止孔37から
係止解除される一方、フック部41の後側の係合爪部4
1bが門型フレーム40の補助係止部39に係止しない
状態になるので、カバーフレーム3を簡単に上方に外す
ことができるのである。なお、フック部41の後側の係
合爪部41bが最初から補助係止部39に係止している
状態では、前記縦治具体105の突き上げ操作だけで、
門型フレーム40の上端(横上梁40a)が係合爪部4
1bから離れるように大きく撓ませて係止解除できるの
である。
【0042】なお、前記ノーズ部16により、横外方向
からの横治具体104の押し込みができない箇所では、
図示しない鉤状の治具体を空所15の上方等から臨ませ
て、鉤部先端を前記第2の係止孔37から略水平状に挿
入するように構成すれば良い。
【0043】その後は、前記ビスねじ31a〜31fを
外して、カバーフレーム3を本体フレーム2から除去
し、新たなテープ4、5、6の詰め替え作業を実行した
後、再度カバーフレーム3を密閉すれば良い。
【0044】なお、前記実施形態に替えて、アーム部4
2を本体フレーム2側に設け、門型フレーム40をカバ
ーフレーム3側に設けるようにしても良い。カセットの
再使用の形態として、前記ビスねじ31a〜31fを使
用せずに、前記複数箇所の係止孔34(37)と、係合
爪36付きアーム部35及びフック部41付きのアーム
部42とで、本体フレーム2とカバーフレーム3とが着
脱可能となる構成であっても良い。また、アーム部35
はカバーフレーム3側に設けても良いし、本体フレーム
2側に設けても良い。この場合は、係止孔34はカバー
フレーム3側に設けられる。また、アーム部35は本体
フレーム2またはカバーフレーム3の側壁の内面に配置
されるか、外面に配置しても良い。
【0045】本発明は、印字用の透明なテープ4の表面
に正像印字し、別途両面接着て使用しないレセプタタイ
プにも適用でき、さらに、印字用のテープ自体が感熱紙
であって、インクテープ5を使用しないタイプにも適用
できることはいうまでもない。
【0046】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、請求項1
に記載の発明のカセットは、テープ状の被記録媒体が収
納された本体フレームと、該本体フレームの開放部に対
して着脱可能なカバーフレームとからなり、前記本体フ
レーム及びカバーフレームの組立体内に形成された搬送
経路を通って排出口から被記録媒体が排出されるように
構成してなるカセットであって、前記本体フレームに
は、前記搬送経路を通過する被記録媒体の幅より広いガ
イド部材を立設し、該ガイド部材の自由端部及びその基
端部近傍には、前記被記録媒体の幅を規定する一対の側
縁にそれぞれ摺接して位置決めするための規制片が設け
られていることを特徴とするものである。
【0047】このように、本体フレーム側にガイド部材
を立設し、当該ガイド部材の自由端側と基端部側に予
め、上下一対の規制片を設けておけば、カバーフレーム
を本体フレームに装着する前の段階である、被記録媒体
を本体フレームにセットする工程で、このセットされた
被記録媒体が幅方向に蛇行するのを防止でき、カセット
に対する印字用のテープの詰め替え作業ひいてはカセッ
トの再使用の作業が簡単にできるという効果を奏する。
【0048】また、後に本体フレームの開放部を覆うカ
バーフレームがきっちりと嵌まらなくても、被記録媒体
の走行安定性を損なうことがないのである。従って、後
の印字動作時に、被記録媒体4の幅方向に印字箇所がず
れるという印字不良が発生するのを確実に防止できると
いう効果を奏する。
【0049】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のカセットおいて、前記被記録媒体の一対の側
縁の少なくともいずれか一方に摺接する前記規制片は、
前記被記録媒体の側縁に沿って複数箇所設けられている
ものであるから、請求項1に記載の発明による効果に加
えて、被記録媒体の一対の側縁を搬送方向に沿って確実
に平行状に案内するように規制でき、いずれにしても印
字位置のずれを確実に防止できるのである。
【0050】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載のカセットにおいて、前記ガイド部材は
前記被記録媒体の排出口の近傍に設けられているもので
あるから、前記排出口の近傍であって、カセットの外側
に配置された印字部に対する位置ずれを最小限に規制で
きるという効果を奏する。
【0051】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至3のいずれかに記載のカセットにおいて、前記カ
バーフレームには、前記ガイド部材の自由端部を位置保
持させるための配置位置規制手段を備えたものであるか
ら、本体フレームにカバーフレームを装着させると、前
記ガイド部材の自由端部が自動的に位置保持でき、本体
フレーム側にから立設されたガイド部材の自由端側が、
カセットの組み立て後にふらつかないようにできるとい
う効果を奏する。
【0052】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載のカセットにおいて、前記本体フレーム
には前記被記録媒体に記録するためのインクテープが収
納されると共に、インクテープの搬送路が設けられ、前
記ガイド部材はインクテープの搬送路と前記被記録媒体
の搬送経路とを区分するように配置されると共に前記排
出口近傍にて前記被記録媒体とインクテープとが近接し
て略平行状に排出するように構成したものである。この
ように構成すれば、本体フレームに被記録媒体とインク
テープとを組み込み、排出口側に両テープを引き出す詰
め替え作業時や、後の印字動作時にも、両テープが互い
に絡みあわず、円滑に引き出すことができるという効果
を奏する。
【0053】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかに記載のカセットにおいて、前記本体フレーム
とカバーフレームとのうちいずれか一方には、外周側壁
を設け、該外周側壁と略平行状に、前記ガイド部材を設
けたものであるから、このガイド部材の自由端側と付け
根部近傍の規制片によってガイドされる被記録媒体の片
面が外周側壁にて保護され、また、カセットの外に不用
意に露出するを防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカセットの本体フレームとカバーフ
レームとを分離した状態の斜視図である。
【図2】(a)はカバーフレームを外し、テープを装着
した状態の本体フレームの平面図、(b)はカバーフレ
ームの内面図である。
【図3】 本体フレームの下面図である。
【図4】 カバーフレームの上面図である。
【図5】(a)は図2(a)のVa−Va線矢視で示す本体
フレーム及びカバーフレームの離間状態を示す側面図、
(b)本体フレームにカバーフレームを装着した状態の
側面図、(c)は図5(b)のVc−Vc線矢視拡大断面
図、(d)は図5(c)のVd−Vd線矢視断面図である。
【図6】 印字用テープのガイド部材及び規制片の第1
実施形態を示す図であり、(a)は、カバーフレームを
除去したノーズ部の拡大平面図、(b)は(a)のVIb
−VIb 線矢視拡大断面図、(c)は(a)のVIc −VIc
線矢視拡大断面図、(d)は(a)のVId −VId 線矢視
拡大断面図である。
【図7】 印字用テープのガイド部材及び規制片の第2
実施形態を示す図であり、(a)は、カバーフレームを
除去したノーズ部の拡大平面図、(b)は(a)のVIIb
−VIIb線矢視拡大断面図、(c)は(a)のVIIc−VIIc
線矢視拡大断面図、(d)は(a)のVIId−VIId線矢視
拡大断面図である。
【図8】 (a)はノーズ部を覆うカバーフレームの平
面図、(b)はVIIIb−VIIIb 線矢視断面図である。
【図9】(a)は図9(b)のIXa −IXa 線矢視で示す
門型フレームの正面図、(b)は図9(a)のIXb −IX
b 線矢視断面図である。
【図10】 フック部及び門型フレームの箇所の斜視図
である。
【図11】 カセットの分解作業を示す説明図であり、
(a)は図11(b)のXIa −XIa 線矢視図、(b)は
図11(a)のXIb −XIb 線矢視断面図である。
【図12】 本体フレームからカバーフレームを外すた
めの治具装置の斜視図である。
【符号の説明】
2 本体フレーム 2a 底板 2b,2c 側壁 3 カバーフレーム 4 印字用テープ 5 インクテープ 16 ノーズ部 18 排出口 19 ガイド部材 50、51 規制片 52 抜き孔 53 長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 努 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 ▲高▼橋 寿生 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 2C068 AA01 AA06 EE27 HH14 HH20 3F064 AA01 AA03 EB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状の被記録媒体が収納された本体
    フレームと、該本体フレームの開放部に対して着脱可能
    なカバーフレームとからなり、前記本体フレーム及びカ
    バーフレームの組立体内に形成された搬送経路を通って
    排出口から被記録媒体が排出されるように構成してなる
    カセットであって、 前記本体フレームには、前記搬送経路を通過する被記録
    媒体の幅より広いガイド部材を立設し、該ガイド部材の
    自由端部及びその基端部近傍には、前記被記録媒体の幅
    を規定する一対の側縁にそれぞれ摺接して位置決めする
    ための規制片が設けられていることを特徴とするカセッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記被記録媒体の一対の側縁の少なくと
    もいずれか一方に摺接する前記規制片は、前記被記録媒
    体の側縁に沿って複数箇所設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のカセット。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材は前記被記録媒体の排出
    口の近傍に設けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のカセット。
  4. 【請求項4】 前記カバーフレームには、前記ガイド部
    材の自由端部を位置保持させるための配置位置規制手段
    を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載のカセット。
  5. 【請求項5】 前記本体フレームには前記被記録媒体に
    記録するためのインクテープが収納されると共に、イン
    クテープの搬送路が設けられ、前記ガイド部材はインク
    テープの搬送路と前記被記録媒体の搬送経路とを区分す
    るように配置されると共に前記排出口近傍にて前記被記
    録媒体とインクテープとが近接して略平行状に排出する
    ように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載のカセット。
  6. 【請求項6】 前記本体フレームとカバーフレームとの
    うちいずれか一方には、外周側壁を設け、該外周側壁と
    略平行状に、前記ガイド部材を設けたことを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載のカセット。
JP2002089525A 2002-03-27 2002-03-27 カセット Pending JP2003285522A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002089525A JP2003285522A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 カセット
AU2003227234A AU2003227234A1 (en) 2002-03-27 2003-03-26 Cassette
PCT/JP2003/003767 WO2003080350A1 (fr) 2002-03-27 2003-03-26 Cassette

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002089525A JP2003285522A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 カセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003285522A true JP2003285522A (ja) 2003-10-07

Family

ID=28449519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002089525A Pending JP2003285522A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 カセット

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2003285522A (ja)
AU (1) AU2003227234A1 (ja)
WO (1) WO2003080350A1 (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110814A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Seiko Epson Corp カートリッジ装着システムおよびこれに用いられる第2カートリッジ
JP2007261198A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Brother Ind Ltd 印字用カセットとレタリングテープ
JP2009148984A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Brother Ind Ltd 印字テープ及びテープカセット
JP2010082979A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写シート用カセット
US20100247208A1 (en) * 2009-03-31 2010-09-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US20100247207A1 (en) * 2009-03-31 2010-09-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
CN101850672A (zh) * 2009-03-31 2010-10-06 兄弟工业株式会社 带盒和带式打印机
JP2011011401A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Brother Industries Ltd テープカセット
EP2295254A1 (en) * 2009-09-09 2011-03-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
JP2011206910A (ja) * 2010-03-26 2011-10-20 Brother Industries Ltd テープカセット
US8641304B2 (en) 2009-06-30 2014-02-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US8757907B2 (en) 2009-03-31 2014-06-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US8764326B2 (en) 2009-03-31 2014-07-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US8770877B2 (en) 2008-12-25 2014-07-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape printer
US9132682B2 (en) 2009-03-31 2015-09-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape unit and tape cassette
US9174476B2 (en) 2010-02-26 2015-11-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ribbon guide in a tape cassette
US9352600B2 (en) 2009-12-16 2016-05-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9498997B2 (en) 2008-12-25 2016-11-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9566808B2 (en) 2009-03-31 2017-02-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9656495B2 (en) 2009-12-28 2017-05-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
JP2017226226A (ja) * 2017-09-21 2017-12-28 ブラザー工業株式会社 テープカセット

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4561442B2 (ja) * 2005-03-30 2010-10-13 ブラザー工業株式会社 テープカセット
US20100329767A1 (en) 2009-06-30 2010-12-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
JP7389963B2 (ja) * 2019-07-31 2023-12-01 ブラザー工業株式会社 テープカセット

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3212445B2 (ja) * 1994-05-25 2001-09-25 ブラザー工業株式会社 テープカセット

Cited By (79)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110814A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Seiko Epson Corp カートリッジ装着システムおよびこれに用いられる第2カートリッジ
JP2007261198A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Brother Ind Ltd 印字用カセットとレタリングテープ
JP2009148984A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Brother Ind Ltd 印字テープ及びテープカセット
JP2010082979A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写シート用カセット
US10744798B2 (en) 2008-12-25 2020-08-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9566812B2 (en) 2008-12-25 2017-02-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9493016B2 (en) 2008-12-25 2016-11-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US10661589B2 (en) 2008-12-25 2020-05-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US10189284B2 (en) 2008-12-25 2019-01-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9855779B2 (en) 2008-12-25 2018-01-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9751349B2 (en) 2008-12-25 2017-09-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9682584B2 (en) 2008-12-25 2017-06-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9656496B2 (en) 2008-12-25 2017-05-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9656497B2 (en) 2008-12-25 2017-05-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9649861B2 (en) 2008-12-25 2017-05-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US11285749B2 (en) 2008-12-25 2022-03-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9539838B2 (en) 2008-12-25 2017-01-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape Cassette
US9533522B2 (en) 2008-12-25 2017-01-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US11479053B2 (en) 2008-12-25 2022-10-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US8770877B2 (en) 2008-12-25 2014-07-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape printer
US9522556B2 (en) 2008-12-25 2016-12-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9511610B2 (en) 2008-12-25 2016-12-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9511611B2 (en) 2008-12-25 2016-12-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9511609B2 (en) 2008-12-25 2016-12-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9498998B2 (en) 2008-12-25 2016-11-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9498997B2 (en) 2008-12-25 2016-11-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US8764325B2 (en) 2009-03-31 2014-07-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
CN101850663A (zh) * 2009-03-31 2010-10-06 兄弟工业株式会社 带盒
US9403389B2 (en) 2009-03-31 2016-08-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9409425B2 (en) * 2009-03-31 2016-08-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9427988B2 (en) 2009-03-31 2016-08-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9370949B2 (en) 2009-03-31 2016-06-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US11945217B2 (en) 2009-03-31 2024-04-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9498988B2 (en) 2009-03-31 2016-11-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9346296B2 (en) 2009-03-31 2016-05-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9498987B2 (en) 2009-03-31 2016-11-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US11707938B2 (en) 2009-03-31 2023-07-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9132682B2 (en) 2009-03-31 2015-09-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape unit and tape cassette
US20100247208A1 (en) * 2009-03-31 2010-09-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9011028B2 (en) 2009-03-31 2015-04-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US8764326B2 (en) 2009-03-31 2014-07-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US8757907B2 (en) 2009-03-31 2014-06-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US20100247207A1 (en) * 2009-03-31 2010-09-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9566808B2 (en) 2009-03-31 2017-02-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US8740482B2 (en) 2009-03-31 2014-06-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape printer
US11254149B2 (en) 2009-03-31 2022-02-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9592692B2 (en) 2009-03-31 2017-03-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9616690B2 (en) 2009-03-31 2017-04-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US11052685B2 (en) 2009-03-31 2021-07-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US10744802B2 (en) 2009-03-31 2020-08-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
EP2236304A1 (en) * 2009-03-31 2010-10-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US10675894B2 (en) 2009-03-31 2020-06-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9656488B2 (en) 2009-03-31 2017-05-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9381756B2 (en) 2009-03-31 2016-07-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US10618325B2 (en) 2009-03-31 2020-04-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US10226949B2 (en) 2009-03-31 2019-03-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US10201988B2 (en) 2009-03-31 2019-02-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US10201993B2 (en) 2009-03-31 2019-02-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
JP2010234775A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Brother Ind Ltd テープカセット
CN101850672A (zh) * 2009-03-31 2010-10-06 兄弟工业株式会社 带盒和带式打印机
US8641304B2 (en) 2009-06-30 2014-02-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9802432B2 (en) 2009-06-30 2017-10-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
JP2011011401A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Brother Industries Ltd テープカセット
US9573401B2 (en) 2009-06-30 2017-02-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9676217B2 (en) 2009-06-30 2017-06-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US11225099B2 (en) 2009-06-30 2022-01-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
CN104859321A (zh) * 2009-09-09 2015-08-26 兄弟工业株式会社 带盒
EP2295254A1 (en) * 2009-09-09 2011-03-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
CN102019776A (zh) * 2009-09-09 2011-04-20 兄弟工业株式会社 带盒
US10265976B2 (en) 2009-12-16 2019-04-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US11235600B2 (en) 2009-12-16 2022-02-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9539837B2 (en) 2009-12-16 2017-01-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9352600B2 (en) 2009-12-16 2016-05-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9656495B2 (en) 2009-12-28 2017-05-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US11135862B2 (en) 2009-12-28 2021-10-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette with indicator portion having pressing and non-pressing portion for indentifying tape type
US10265982B2 (en) 2009-12-28 2019-04-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9174476B2 (en) 2010-02-26 2015-11-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ribbon guide in a tape cassette
JP2011206910A (ja) * 2010-03-26 2011-10-20 Brother Industries Ltd テープカセット
JP2017226226A (ja) * 2017-09-21 2017-12-28 ブラザー工業株式会社 テープカセット

Also Published As

Publication number Publication date
AU2003227234A1 (en) 2003-10-08
WO2003080350A1 (fr) 2003-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003285522A (ja) カセット
KR101892528B1 (ko) 테이프 카트리지
JP3212445B2 (ja) テープカセット
JP4062338B2 (ja) テープカセット
JP5012156B2 (ja) テープカセット及び印刷装置
JPH1191144A (ja) テープ印字装置及び感熱光応答性印字媒体収納カセット
JP2867881B2 (ja) テープカセット
JP2005088597A (ja) テープカセット
JP2000229750A (ja) 用紙カセット及び記録用紙
JP2003285488A (ja) カセット
JP2002361962A (ja) 印字装置、並びに、被印字体カートリッジ
JP2959398B2 (ja) テープカセット
JP2921398B2 (ja) テープカセット
JP3901171B2 (ja) テープカセット並びにテープ印字装置
JPH11263056A (ja) テ―プカセット
JP2000225746A (ja) 印字装置及び記録用紙
JP2009119861A (ja) 印刷装置
JP3952162B2 (ja) カセットとその分解方法及び分解用治具装置
JP3765281B2 (ja) カセット
JP3744452B2 (ja) カセット
JPH079744A (ja) 交換用テープユニット
JP2005288858A (ja) テープカセット
JP4124235B2 (ja) テープカセット
JP4415611B2 (ja) テープカセット
JP3867721B2 (ja) テープカセット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040329

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060131

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20060331

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060721

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070816