JP4415611B2 - テープカセット - Google Patents

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本発明は、テープ部材とインクリボンとを備え、使用時に印字装置に装着され、その印字装置の動作で前記テープ部材に所定の文字列等が前記インクリボンによって熱転写印字されるテープカセットに関する。
従来、テープ部材とインクリボンとを備え、印字装置に装着されてテープ部材に熱転写印字がされるテープカセットとして、特開平7−314747号公報に記載のものがある。
このテープカセットはカセットケースを備え、そのカセットケース内に、被印字面となる印字用テープの裏面に接着剤および剥離テープが設けられたテープ部材がテープ供給リールに巻回されて収納されていると共に、インクが塗布された未使用のインクリボンがリボン供給リールに巻回されて収納され、さらに印字に使用されたインクリボンを巻き取る巻取リールが収納されている。
このテープカセットに収納されるテープ部材(印字用テープおよび剥離テープ)とインクリボンは同じ幅に形成されている。そしてその幅の異なる複数種類のテープカセットが用意され、その複数種類のテープカセットを選択的に印字装置のカセット装着領域に装着して使用する。
印字装置のカセット装着領域に装着されたテープカセットにあっては、印字装置の印字動作に伴い、カセットケースの繰出し口を介してテープ部材およびインクリボンがケース外に繰出され、サーマルヘッドおよびプラテンローラが位置する印字位置に重ねて供給されてインクリボンのインクによりテープ部材に対して印字が行われる。印字後には、印字位置より下流側でテープ部材とインクリボンとが分離され、テープ部材は前記プラテンローラにより装置外に向け搬送されて排出され、使用済のインクリボンは印字位置よりさらに下流側で戻り口を介してカセットケース内に引き込まれ、印字装置の巻取軸によって駆動される巻取リールに巻き取られてカセットケースの内部に回収される。
特開平7−314747号公報
従来のテープカセットでは、印字装置での印字後に、テープ部材とインクリボンが分離されてインクリボンだけがカセットケースの内部に引き込まれるように構成されているが、印字後にテープ部材とインクリボンの分離がなされないことがある。
上述のように、従来のテープカセットでは、テープ部材とインクリボンの幅が同じであり、またインクリボンを回収するためにカセットケースに形成される戻り口はインクリボンが通過できるようにインクリボンの幅に対応する幅で開口されている。ところが、印字後のテープ部材とインクリボンとの分離ができず、テープ部材とインクリボンが付着した状態で、インクリボンがカセットケース内に引き込まれると、それに連れてテープ部材もそれと幅寸法が対応する前記戻り口を通過してカセットケース内に引き込まれることがある。
このように、装置外に排出させるべきテープ部材がカセットケース内に引き込まれると、印字に失敗するばかりでなく、テープカセットが使用できなくなる等の不都合が生じる。
このような問題は、幅広のものに比べてテープ部材の剛性が小さい幅の狭いテープ部材のテープカセットにおいて生じ易い。特に、極めて幅の狭い印字用テープをそれより幅の広い剥離テープに接着して構成したテープ部材のテープカセットにおいて生じ易い。すなわち、このテープ部材では、テープ幅が限度を超えて狭くなるとテープの搬送が安定しないため、剥離テープを印字用テープより幅を広くし剥離テープの幅方向の中間部に印字用テープを接着してテープ部材を構成する場合がある。このようなテープ部材では幅方向の両端側では印字用テープが存在せず剥離テープのみであるため、そのテープ部材の剛性が小さくなりインクリボンに重なったときにインクリボンと共に移動し易くなりカセットケース内に巻き込まれる不良を生じる虞がある。
本発明はこのような点に着目してなされたもので、インクリボンおよびテープ部材を収納し印字装置に装着されてインクリボンによりテープ部材に印字を行なうテープカセットにおいて、印字後にテープ部材がインクリボンとともにケースの内部に引き込まれることを防止し、それにより生じる不都合を解消できるようにしたテープカセットを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、印字装置に着脱可能に装着されるテープカセットであって、剥離テープに接着層を介して印字用テープを接着してなるテープ部材と、このテープ部材の前記印字用テープ又は前記剥離テープのうちの幅の大きい方の幅より幅が小さいインクリボンとがケースの内部に収納され、そのケースの外方に前記テープ部材及び前記インクリボンが繰出されて前記印字装置の印字機構に供給され、その印字機構による印字後に前記テープ部材が所定の方向に案内されて前記印字装置の外部に排出される一方で、前記テープ部材と分離された使用済のインクリボンが前記ケースに形成されたリボン戻り口を介して前記ケースの内部に引き込まれて回収されるテープカセットにおいて、前記リボン戻り口の幅を、前記インクリボンの幅寸法以上で、かつ前記テープ部材の前記印字用テープ又は前記剥離テープのうちの幅の大きい方の幅寸法未満の大きさとしたことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記剥離テープが、前記印字用テープの幅寸法を超える幅寸法を有し、前記インクリボンが、前記印字用テープの幅寸法より大きく前記剥離テープの幅寸法より小さい幅寸法を有していることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記ケースが、前記テープ部材及び前記インクリボンを外方に繰出すための繰出し口を備え、この繰出し口に前記テープ部材及び前記インクリボンのそれぞれの幅方向の動きを規制する規制部が設けられていることを特徴としている。
請求項1ないし3の発明によれば、テープ部材及びインクリボンが互いに重なって下流側に移動するときに、テープカセットのケースに形成されたリボン戻り口の幅が、インクリボンの幅寸法以上で、かつテープ部材の幅寸法未満の大きさとなっているから、そのインクリボンのみがリボン戻口を通してケース内に引き込まれ、テープ部材は戻り口との幅寸法の差によりその戻口への進入が阻止される。したがって、テープ部材とインクリボンとが的確に分離し、テープ部材が印字装置の外部に排出され、インクリボンがケース内に回収される。
さらに、請求項3の発明によれば、テープ部材及びインクリボンがケースの繰出し口から繰出される際に、そのテープ部材及びインクリボンの幅方向の動きが規制部により規制され、このためテープ部材及びインクリボンが所定の位置関係を保って重なり合い、したがって印字時にテープ部材の所定位置に的確に文字列等を印字することができ、また印字後にテープ部材を印字装置の外部の所定方向に円滑に導き、インクリボンをケースのリボン戻口に円滑に導くことができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るテープカセットが装着される印字装置の外観構成を示す平面図、図2はその側面図である。
図1及び図2に示すように、印字装置1は、装置本体2の上面にキー入力部3、表示部4、及び開閉蓋5を備えている。キー入力部3は、印字する文字列のデータを入力する文字キー、印字開始を指示する印字キー、表示部4の表示画面上のカーソルを移動操作するカーソルキー、及び入力された文字列の編集処理、各種設定処理、印字処理等に必要な種々の制御キーを備えている。
表示部4は液晶表示装置であり、入力されたデータや処理内容を表示する。開閉蓋5の下側には、テープカセットを装着するためのカセット収納部6が形成され、このカセット収納部6の上面の開口が開閉蓋5により開閉される。
図3は印字装置1のカセット収納部6の内部と、このカセット収納部6内に装着されるテープ部材34及びインクリボン35を収容したテープカセット21の外観構成を示す斜視図である。図4はテープカセット21の内部構造を示す平面図である。
印字装置1のカセット収納部6には、テープカセット21のテープ部材34を搬送するテープ搬送機構としてのプラテンローラ8と、テープ部材34にインクリボン35を介して熱転写印字を行なう印字機構としてのサーマルヘッド9と、使用済のインクリボン35を巻き取るリボン巻取機構としての巻取軸10を備えるプリンタ部7が設けられている。そしてプリンタ部7の下流側にはテープ部材34を排出するためのスリット状のテープ排出口17が設けられ、この排出口17の近傍にテープ部材34の先端側の印字済部分を切断するテープ切断機構としてのカッター18が設けられている。
テープ搬送機構としてのプラテンローラ8は、印字時に図示しない駆動機構によって回転駆動されてテープ部材34を搬送する。テープ印字機構としてのサーマルヘッド9には、テープ部材34の幅方向に対応して複数個の発熱素子12が1列に設けられ、印字データに基づいてその複数個の発熱素子12が選択的に発熱駆動されてテープ部材34に対する印字が行なわれる。
このサーマルヘッド9は、図示しないヘッド移動機構により支持軸13を中心に開閉蓋5の開閉に連動して回動するものであり、印字時等の開閉蓋5が閉じられた状態ではプラテンローラ8に対して圧接し、テープカセット21の交換時等に開閉蓋5が開かれるとプラテンローラ8から離間する。
インクリボン巻取軸10は、印字に使用された使用済部分のインクリボン35を巻き取る。11はテープカセット21に形成された所定の凹部に挿入されてテープカセット21をカセット収納部6内に位置決めする位置決め用凸部である。
さらに、カセット収納部6には、テープカセット21に設けられた識別部27を介してテープカセット21に収容されているテープ部材34やインクリボン35の種類を検出するためのセンサ14が設けられている。このセンサ14は複数個のマイクロスイッチで構成されている。
図3及び図4に示すように、テープカセット21は、上ケース22aと下ケース22bを組み合わせて構成されたカセットケース22を備え、このカセットケース22の内部に、テープ部材34を巻装したテープ保持リール23、未使用のインクリボン35を巻装したリボン供給リール24、印字に使用されたインクリボン35を巻き取るリボン巻取リール25がそれぞれ回転可能に設けられている。
このテープカセット21の一側部には、カセットケース22の一部を凹状に切欠してなる凹欠部26が形成され、この凹欠部26内にカセットケース22の内部からテープ部材34及びインクリボン35が繰り出されて露出する。そして印字装置1のカセット収納部6内にテープカセット21を収納したときに前記凹欠部26内に印字装置1の印字機構が収納される。
前記凹欠部26の一側壁26aには、テープ部材34及びインクリボン35をカセットケース22外に繰出すための繰出し口28が形成され、カセットケース22内のテープ部材34及びインクリボン35がこの繰出し口28から凹欠部26内に繰り出されている。
カセットケース22の側壁の一部、すなわち凹欠部26の一側壁26aの反対側で、かつ凹欠部26に隣接する部分の側壁には、前記インクリボン35をカセットケース22内に還流させるためのリボン戻口32が形成されている。そしてこのリボン戻口32に連なるカセットケース22の外面は、前記テープ部材34を走行させるガイド面30となっており、このガイド面30に対向してピン状のカイド部材31が設けられている。
図5にはカセットケース22の側面図を、図6にはそのカセットケース22の繰出し口28の部分の正面図を示してあり、図5及び図6に示すように、繰出し口28はテープ部材34を走行させる第1の繰出し部28aの領域と、インクリボン35を走行させる第2の繰出し部28bの領域とに上下に区分されている。
第1の繰出し部28aはその長さ方向の両側部にテープ部材34の幅方向の動きを規制する規制部36を有し、第2の繰出し部28bはその長さ方向の両側部にインクリボン35の幅方向の動きを規制する規制部37を有している。
第1の繰出し部28aの規制部36は、カセットケース22の両側壁面により構成され、第2の繰出し部28bの規制部37は、凹欠部26の側壁26aの上端縁両側部に一体的に突出形成された突起により構成されている。
図7には、テープ保持リール23に巻かれたテープ部材34の外観斜視図を、図8にはリボン供給リール24に巻かれたインクリボン35の外観斜視図を、図9にはテープ部材34及びインクリボン35の断面図をそれぞれ示してある。
テープ部材34は剥離テープ34aと、この剥離テープ34aの片面に接着層33を介して接着された印字用テープ34bとからなる。そして、剥離テープ34aの幅寸法はA、印字用テープ34bの幅寸法はBで、A>Bの関係にあり、印字用テープ34bはその幅方向の両側に剥離テープ34aの露出部分を残すように、剥離テープ34aの片面の幅方向中間部に接着層33を介して剥離可能に貼り付けられている。したがって、この場合のテープ部材34の幅寸法とは、印字用テープ34の幅寸法Bではなく、それより幅の大きい剥離テープ34aの幅寸法Aを云うことになる。
前記インクリボン35の幅寸法はCであり、この幅寸法Cは剥離テープ34aの幅寸法Aより小さく、印字用テープ34bの幅寸法Bより大きい(A>C>B)関係となっている。
図5及び図6に示すように、カセットケース22におけるリボン戻口32の幅寸法はDであり、また繰出し口28の第1の繰出し部28aの幅寸法はE、第2の繰出し部28bの幅寸法はFとなっている。
そして剥離テープ34aの幅寸法(テープ部材34の幅寸法)A、印字用テープ34bの幅寸法B、インクリボン35の幅寸法Cと、リボン戻口32の幅寸法D、繰出し口28の第1の繰出し部28aの幅寸法E、第2の繰出し部28bの幅寸法Fとの関係は、
E≧A>F≧C>B
A>D≧C
となっている。
このような構成において、テープカセット21が印字装置1のカセット収納部6内に装着されると、図10に示すように、サーマルヘッド9がテープカセット21の凹欠部26内に挿入配置されると共に、インクリボン巻取軸10がリボン巻取リール25に嵌入する。
テープカセット21の凹欠部26には、カセットケース22から繰出されたテープ部材34とインクリボン35とが互いに重なって露出しており、この重なり部分のテープ部材34とインクリボン35がサーマルヘッド9とプラテンローラ8との間に挟まれる。
前記サーマルヘッド9は、キー入力部3から入力された印字情報に基づいて発熱してテープ部材34の印字用テープ34bにインクリボン35のインクを熱転写する。サーマルヘッド9により1ラインが印字されると、プラテンローラ8が回転駆動されてテープ部材34及びインクリボン35がテープカセット21から繰り出されて所定の距離だけ搬送され、これらの印字動作の繰り返しにより入力された所定の文字列が印字用テープ34bに印字される。
熱転写に使用された使用済のインクリボン35は、リボン巻取軸10が回転駆動されることで、凹欠部26の下流側のリボン戻り口32を通してリボン巻取リール25に巻き取られてカセットケース22内に回収される。
一方、印字が完了したテープ部材34は、プラテンローラ8によって搬送されてテープカセット21の凹欠部26の下流側のガイド面30の上を通過し、印字装置1のテープ排出口17から装置外部に排出される。テープ排出口17の近傍には、カッター18が設けられており、このカッター18によりテープ部材34の先端部の印字済部分が切断される。
切断されたテープ部材34は、剥離テープ34aを取り除き印字用テープ34bを所要の場所に貼り付けて表示用ラベルとして使用する。剥離テープ34aを取り除く際には、剥離テープ34aの幅が印字用テープ34bの幅より大きいため、テープ幅方向の剥離テープ34aの露出部分に手指をかけて引き剥がすことにより、容易に能率よく剥離テープ34aを取り除くことができる。
テープカセット21に備えられているテープ部材34の幅寸法Aは、このテープ部材34と重なって凹欠部26内を走行するインクリボン35の幅寸法Cより大きく(A>C)、またインクリボン35を還流させるリボン戻口32の幅寸法Dは、インクリボン35の幅寸法C以上で、テープ部材34の幅寸法A未満(A>D≧C)となっており、このためテープ部材34及びインクリボン35が互いに重なって下流側に走行するときに、インクリボン35はリボン戻口32内に円滑に進入すると共に、テープ部材34はリボン戻口32への進入が阻止され、これによりテープ部材34とインクリボン35とが的確に分離し、テープ部材34がテープ排出口17を通して印字装置1の外部に排出され、インクリボン35がリボン巻取リール25に巻き取られる。
また、テープ部材34とインクリボン35が繰出し口28から繰出されるときには、テープ部材34はその幅寸法Aに対応する幅寸法Eをもつ第1の繰出し部28aを通り、インクリボン35はその幅寸法Cに対応する幅寸法Fをもつ第2の繰出し部28bを通ってそれぞれ走行し、その走行時の幅方向の動きが第1の繰出し部28aの両側の規制部36及び第2の繰出し部28bの両側の規制部37によりそれぞれ規制される。
このため、テープ部材34とインクリボン35は、互いに所定の位置関係を保って重なり合い、そのずれが防止され、したがって印字時にテープ部材34の印字用テープ34bの所定位置に的確に文字列を印字することができ、また印字後にテープ部材34をテープ排出口17に円滑に導き、インクリボン35をリボン戻口32に円滑に導くことができる。
図11には、テープ部材34の変形例を示してあり、この場合のテープ部材34は、剥離テープ34aの片面に印字用テープ34bが接着層33を介して接着されているが、その印字用テープ34bの幅寸法が剥離テープ34aの幅寸法より大きくなっている。
すなわち、剥離テープ34aの幅寸法がA´で、印字用テープ34bの幅寸法がB´であり、A´<B´の関係となっている。したがって、この場合のテープ部材34の幅寸法はB´である。なお、剥離テープ34aは、印字用テープ34bに対してその幅方向中間部に貼り付けられている。
テープ部材34の各幅寸法A´,B´とインクリボン35の幅寸法Cとの関係においては、B´>C>A´となっている。また、カセットケース22のリボン戻口32の幅寸法Dとの関係においては、B´>D≧Cとなっている。
したがってこの場合においても、テープ部材34及びインクリボン35が互いに重なって下流側に走行するときに、インクリボン35はリボン戻口32内に円滑に進入すると共に、テープ部材34はリボン戻口32への進入が阻止され、テープ部材34とインクリボン35とが的確に分離し、テープ部材34がテープ排出口17を通して印字装置1の外部に排出され、インクリボン35がリボン巻取リール25に巻き取られる。
本発明の一実施形態に係るテープカセットが装着される印字装置の外観構成を示す平面図。 その印字装置の側面図。 その印字装置のカセット収納部の構造とその収納部に装着されるテープカセットとを示す斜視図。 そのテープカセットの内部構造を示す平面図。 そのテープカセットのケースの側面図。 そのテープカセットのケースの一部を示す正面図。 そのテープカセット内に収納されるテープ部材を示す斜視図。 そのテープカセット内に収納されるインクリボンを示す斜視図。 そのテープ部材及びインクリボンの断面図。 そのテープ部材に対する印字時の状態を示す説明図。 テープ部材の変形例を示す断面図。
符号の説明
1…印字装置
6…カセット収納部
8…プラテンローラ
9…サーマルヘッド
10…インクリボン巻取軸
12…発熱素子
17…テープ排出口
18…カッター
21…テープカセット
22…カセットケース
23…テープ保持リール
24…リボン供給リール
25…リボン巻取リール
26…凹欠部
32…リボン戻り口
33…接着層
34…テープ部材
34a…剥離テープ
34b…印字用テープ
35…インクリボン
36…規制部
37…規制部

Claims (3)

  1. 印字装置に着脱可能に装着されるテープカセットであって、剥離テープに接着層を介し
    て印字用テープを接着してなるテープ部材と、このテープ部材の前記印字用テープ又は前記剥離テープのうちの幅の大きい方の幅より幅が小さいインクリボンとがケースの内部に収納され、そのケースの外方に前記テープ部材及び前記インクリボンが繰出されて前記印字装置の印字機構に供給され、その印字機構による印字後に前記テープ部材が所定の方向に案内されて前記印字装置の外部に排出される一方で、前記テープ部材と分離された使用済のインクリボンが前記ケースに形成されたリボン戻り口を介して前記ケースの内部に引き込まれて回収されるテープカセットにおいて、
    前記リボン戻り口の幅を、前記インクリボンの幅寸法以上で、かつ前記テープ部材の前
    印字用テープ又は前記剥離テープのうちの幅の大きい方の幅寸法未満の大きさとしたことを特徴とするテープカセット。
  2. 前記剥離テープは、前記印字用テープの幅寸法を超える幅寸法を有し、前記インクリボンは、前記印字用テープの幅寸法より大きく前記剥離テープの幅寸法より小さい幅寸法を有していることを特徴とする請求項1記載のテープカセット。
  3. 前記ケースは、前記テープ部材及び前記インクリボンを外方に繰出すための繰出し口を備え、この繰出し口に前記テープ部材及び前記インクリボンのそれぞれの幅方向の動きを規制する規制部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のテープカセット。
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