JP2003284814A - 遊技機のメダル投入制御方法及び制御装置、遊技機、メダル貸機並びに記録媒体及びプログラム - Google Patents

遊技機のメダル投入制御方法及び制御装置、遊技機、メダル貸機並びに記録媒体及びプログラム

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JP2003284814A
JP2003284814A JP2002090736A JP2002090736A JP2003284814A JP 2003284814 A JP2003284814 A JP 2003284814A JP 2002090736 A JP2002090736 A JP 2002090736A JP 2002090736 A JP2002090736 A JP 2002090736A JP 2003284814 A JP2003284814 A JP 2003284814A
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medals
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謙二 飯田
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進 今関
Norimichi Kishi
憲路 岸
Yoshimune Sekine
義宗 関根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機のメダル投入装置及びメダル貸機のホ
ッパーユニットのメダル排出頻度を調整し、メダル投入
装置のオーバーフローや過負荷を防止すると共に、メダ
ル投入装置のメダル排出頻度を上げて短時間でメダルを
払い出する。 【解決手段】 メダル貸機400のホッパーユニット4
04からストッカ406を介して、メダルは遊技機10
のメダル受け部311に払い出される。ストッカ406
から払い出されたメダルが払い出しノズル401を通過
する際に、メダル貸機400に設けられたメダルカウン
ト用センサ305によりメダルの排出頻度(メダルの枚
数/秒)を計数する。メダルカウント用センサ305で
計数されたメダル排出頻度データは、制御部306に送
られ、所定の基準値と比較される。その結果に基づい
て、制御部306はメダル投入装置201のメダル排出
頻度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシン
を含む遊技機で用いられる遊技機のメダル投入制御方法
及び制御装置、遊技機及びメダル貸機並びに記録媒体及
びプログラムに関する。
【従来の技術】スロットマシン等の遊技機にはメダルの
投入口が設けられており、遊技者は所定の枚数のメダル
を投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要な
メダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機で借り
ることができる。メダル貸機は遊技機と遊技機の間に設
けられることもあり、このことから台間機とも呼ばれ
る。メダル貸機でメダルを借り、メダルを所望の遊技機
のメダル投入口に投入することによりゲームを開始する
ことができる。この間のメダルを受けてこれらを投入す
るという作業は、利用者自らが行っていた。これでは一
度に多数のメダルを投入するときに手間がかかり不便で
ある。メダル貸機からのメダルを所望の遊技機のメダル
投入口に直接送ることができれば、手間が省けて便利で
ある。
【発明が解決しようとする課題】しかし、一度に多数の
メダルを投入できるようにすると、メダルが投入口ある
いは排出口で詰まるという問題があった。すなわち、メ
ダル貸機の排出頻度(枚/秒)があまりにも大きけれ
ば、遊技機の投入口でメダルが詰まったり、遊技機の一
括投入装置が過負荷になってしまうという問題点があっ
た。このため、メダルを一度に投入することを可能に
し、投入されたメダルを自動的に送り出すことができる
メダル投入装置を導入し、このメダル投入装置にメダル
貸機から直接メダルを送ることができ、さらに、メダル
投入装置のメダル排出頻度が適正に制御された遊技機、
その制御方法等が求められていた。本発明は係る要請に
応えるためになされたものであり、メダル貸機から直接
メダルを送ることができ、利用者の手間を省くことがで
きると共に、メダル投入装置のメダル排出頻度を適正に
制御する制御方法及び制御装置、遊技機及びメダル貸機
並びに記録媒体及びプログラムを提供することを目的と
する。
【課題を解決するための手段】この発明に係る遊技機の
メダル投入制御方法は、遊技機に隣接して設けられたメ
ダル貸機から送り出されるメダルの第1の排出頻度を前
記メダル貸機内に設けられた第1のセンサにより検出す
るステップと、前記遊技機内のメダル投入装置から遊技
機内部に送り出されるメダルの第2の排出頻度を、前記
遊技機内に設けられた第2のセンサにより検出するステ
ップと、前記遊技機内に設けられた制御部に予め入力さ
れたメダル排出頻度の基準値と、前記第1及び第2のメ
ダル排出頻度の少なくとも一方とを前記制御部で比較す
るステップと、前記比較結果に基づいて、前記メダル貸
機のメダル送り出し装置及び前記遊技機内のメダル投入
装置の少なくとも一方のメダル排出頻度を調整するステ
ップとを含む。この発明に係る遊技機のメダル投入制御
装置は、遊技機に隣接して設けられたメダル貸機内に設
けられ、前記メダル貸機から送り出されるメダルの第1
の排出頻度を検出する第1のセンサと、前記遊技機内に
設けられ、前記遊技機内のメダル投入装置から遊技機内
部に送り出されるメダルの第2の排出頻度を検出する第
2のセンサと、前記遊技機内に設けられ、前記第1のセ
ンサ及び前記第2のセンサからの信号に基づく第1のメ
ダル排出頻度及び第2の排出頻度の少なくとも一方と、
予め入力したメダル排出頻度の基準値とを比較、判定
し、その判定結果に基づいて、前記メダル貸機から送り
出されるメダルの第1の排出頻度及び前記遊技機内のメ
ダル投入装置から遊技機内部に送り出されるメダルの第
2の排出頻度の少なくとも一方を調整する制御信号を出
力する制御部とを備える。好ましくは、前記遊技機内に
設けられ、前記メダル貸機から送り出されるメダルの第
2の排出頻度を検出する第2のセンサを備え、前記制御
部は、前記第2のセンサからの信号に基づくメダル排出
頻度と、予め入力したメダル排出頻度の基準値とを比
較、判定し、その判定結果に基づいて、前記制御信号を
出力する。この発明に係る遊技機は、遊技機に隣接して
設けられたメダル貸機からメダルを受けるメダル受け部
と、受けたメダルを遊技機内部へ送り出すメダル投入装
置と、前記メダル投入装置から遊技機内部に送り出され
るメダルの第2の排出頻度を検出するセンサと、前記遊
技機に隣接して設けられたメダル貸機内で検出された前
記メダル貸機から送り出されるメダルの第1の排出頻度
及び前記第2のセンサからの信号に基づく第2のメダル
排出頻度の少なくとも一方と、予め入力したメダル排出
頻度の基準値とを比較、判定し、その判定結果に基づい
て、前記メダル投入装置のメダル排出頻度を調整する制
御信号を出力する制御部とを備える。好ましくは、前記
メダル貸機から送り出されるメダルの第2の排出頻度を
検出する第2のセンサを備え、前記制御部は、前記第2
のセンサからの信号に基づくメダル排出頻度と、予め入
力したメダル排出頻度の基準値とを比較、判定し、その
判定結果に基づいて、前記制御信号を入力する。好まし
くは、前記第2のセンサは、前記メダル受け部に設けら
れる。好ましくは、前記制御部は、前記センサからの信
号に基づく前記メダル投入装置からの排出頻度と前記第
2のセンサからの信号に基づく前記メダル貸機からの排
出頻度を比較し、後者の排出頻度と前者の排出頻度の差
が所定値以上のときに前記制御信号を出力する。好まし
くは、前記センサは、前記メダル投入装置又はメダルセ
レクタに設けられている。好ましくは、前記メダル受け
部で受けたメダルをメダル投入装置まで持ち上げるメダ
ル揚送装置を備える。この発明は、隣接して設けられた
遊技機に遊技用メダルを払出すメダル貸機であって、所
定枚数のメダルを払い出すメダル送り出し装置と、前記
メダル送り出し装置から払い出されたメダルを貯留する
ストッカと、前記ストッカに貯留されたメダルを前記遊
技機に払い出すメダル払い出し部と、紙幣識別機からの
信号に基づいて、前記メダル送り出し装置を駆動する制
御ユニットと、前記メダル送り出し装置から送り出され
るメダルの排出頻度を検出するセンサとを備える。この
発明に係る記録媒体は、遊技機に隣接して設けられたメ
ダル貸機から送り出されるメダルの第1の排出頻度を前
記メダル貸機内に設けられた第1のセンサにより検出す
るステップと、前記遊技機内のメダル投入装置から遊技
機内部に送り出されるメダルの第2の排出頻度を、前記
遊技機内に設けられた第2のセンサにより検出するステ
ップと、前記遊技機内に設けられた制御部に予め入力さ
れたメダル排出頻度の基準値と、前記第1及び第2のメ
ダル排出頻度の少なくとも一方とを前記制御部で比較す
るステップと、前記比較結果に基づいて、前記メダル貸
機のメダル送り出し装置及び前記遊技機内のメダル投入
装置の少なくとも一方のメダル排出頻度を調整するステ
ップとを含むことを特徴とする遊技機のメダル投入制御
方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体である。この発明に係るプ
ログラムは、遊技機に隣接して設けられたメダル貸機か
ら送り出されるメダルの第1の排出頻度を前記メダル貸
機内に設けられた第1のセンサにより検出するステップ
と、前記遊技機内のメダル投入装置から遊技機内部に送
り出されるメダルの第2の排出頻度を、前記遊技機内に
設けられた第2のセンサにより検出するステップと、前
記遊技機内に設けられた制御部に予め入力されたメダル
排出頻度の基準値と、前記第1及び第2のメダル排出頻
度の少なくとも一方とを前記制御部で比較するステップ
と、前記比較結果に基づいて、前記メダル貸機のメダル
送り出し装置及び前記メダル投入装置の少なくとも一方
のメダル排出頻度を調整するステップとを含む。前記記
録媒体には、例えば、EPROMデバイス、フラッシュ
メモリデバイス、フレキシブルディスク、ハードディス
ク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD(CD−RO
M、Video−CD等を含む)、DVD(DVD−V
ideo、DVD−ROM、DVD−RAM等を含
む)、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付き
のRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカート
リッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。また、
電話回線等の有線通信媒体、マイクロ波回線等の無線通
信媒体等の通信媒体を含む。インターネットもここでい
う通信媒体に含まれる。媒体とは、何等かの物理的手段
により情報(主にデジタルデータ、プログラム)が記録
されているものであって、コンピュータ、専用プロセッ
サ等の処理装置に所定の機能を行わせることができるも
のである。要するに、何等かの手段でもってコンピュー
タにプログラムをダウンロードし、所定の機能を実行さ
せるものであればよい。
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.この発明の
実施の形態1に係るメダル投入制御装置/方法、遊技機
及びメダル貸機について図面を参照して説明する。図1
は、メダル投入装置を備える遊技機(スロットマシン)
を示す。メダル投入装置により投入されたメダルをメダ
ルセレクタやメダル内部貯留装置やホッパーに送ること
ができる。図1においてスロットマシン10に隣接して
メダル貸機(台間機)400が設けられている。スロッ
トマシン10で遊技を楽しもうとする利用者は、まずメ
ダル貸機400に紙幣を入れて遊技媒体(メダル)を借
りる。図1において、メダル貸機400から排出される
メダルは、その払い出しノズル401を経由してスロッ
トマシン10のメダル受け部(下皿)311に直接送り
こまれる。利用者はメダル投入装置のメダル投入口10
0に直接メダルを入れることもできる。スロットマシン
10は、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の
中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状
の表示窓12が形成されている。そして、この中央部の
表示窓12の中央には、三個の回転リール40の図柄6
1を見ることができる図柄表示窓13が形成されてい
る。ベットスイッチ16は、回転リール40の下方に位
置するスイッチであって、貯留メダル数を減じてメダル
投入に代える。精算スイッチ17は、回転リールの斜め
下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダル
を払い出す。スタートスイッチ30は回転リール40の
斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入
若しくはペットスイッチ16の投入を条件に、リールユ
ニット60の駆動を開始させる。ストップスイッチ50
は、リールユニット60の駆動を停止させるためのもの
である。リールユニット60は、三個の回転リール40
とから構成されている。そして、各回転リール40は、
合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲
に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えてい
る。このリールテープ42の外周面には、複数個(例え
ば21個)の図柄61が表示されている。図2はメダル
投入装置100のメダル投入口付近を斜め上から見た状
態を示す。101はスタート/ストップスイッチであ
る。スイッチ101は受け部1の左側(図2の場合)あ
るいは右側いずれに設置されてもよい。このスイッチ1
01を操作することによりメダル投入装置100が動作
/停止する。遊戯者が多数のメダルをメダル受け部1に
投入すると、メダルは漏斗状のメダル受け部1の斜面を
滑って開口部Aに到達し、そこからメダル投入装置本体
201に落下する。開口部Aの大きさは複数のメダルが
容易に落下する程度に、やや大きめになっている。した
がって、1、2枚程度のメダルを投入したときはもちろ
ん、多数のメダルを同時に投入したときでも何枚かは確
実にベルト2に落下し、搬送される。後述のように、開
口部Aを通って複数のメダルがベルト2に落下してもメ
ダルは1枚ずつ搬送される(メダルセレクタにおいてメ
ダルを検査・選別したり、枚数を計数するために、メダ
ルは1枚ずつ搬送されることが望ましい)。なお、メダ
ル受け部1は着脱可能としてもよい。スロットマシン1
0は、図1において点線で示すように、メダル揚送装置
320、揚送されたメダルを受けてこれを送り出すメダ
ル投入装置の本体201(詳細は後述する)、送り出さ
れたメダルを受けて正しいメダルかどうか判別するメダ
ルセレクタ300及びスロットマシン10内に貯留され
たメダルを払い出すためのメダル払い出しホッパー31
0を備える。メダル貸機400から排出されてスロット
マシン10のメダル受け部(下皿)311に送りこまれ
たメダルは、メダル揚送装置320により自動的にメダ
ル投入装置100あるいはその本体201に送られる。
メダル揚送装置320は、例えば、ベルトコンベヤ方式
によりメダルを揚送する。パチンコ、スロットマシン等
の遊戯施設では、連設される各遊技機からメダルを回収
したり、各遊技機にメダルを分配供給する装置としてベ
ルトコンベヤ方式が一般的に用いられている。あるい
は、スクリューの回転によってメダルを揚送するように
してもよい。スクリュー式のメダル揚送装置は、例え
ば、軸方向に延びるスクリューと、スクリューが回転可
能に添設される搬送ベースと、スクリューをはさみ搬送
ベースと対向する位置に配設されガイドレールとを備
え、スクリューのピッチ幅内にガイドレールによって立
脚状態に保持されるメダルが、スクリューの回転によっ
て軸方向へ移動されるものである。スクリューを回転さ
せることによって、メダルはスクリューの軸方向へ押出
され移動するようになり、メダル搬送経路に高低差を有
する揚送部が形成されていても、容易に揚送される。メ
ダルセレクタ300は、筐体の前扉の裏面においてメダ
ル投入装置201のメダル排出側に設けられている。メ
ダルセレクタ300は排出されたメダルの通過を検出し
ながら、メダルをホッパー装置310に向かって転動さ
せ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金
で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、
1ゲームあたりに投入可能な所定枚数以上のメダルを選
別して排除するための装置である。メダルセレクタ30
0の下側には、その下部側を覆って前扉の払出し口30
4に連通する導出路が設けられている。メダルセレクタ
300により振り分けられたメダルは、この導出路を介
して払出し口304から遊技者に返却される。メダルセ
レクタ300は、メダルセレクタ本体と、投入されたメ
ダルをメダルセレクタ300内に導くメダル投入部と、
メダルセレクタ300から排出されるメダルをホッパー
装置310に向かって排出するメダル排出部と、メダル
セレクタ300から払出し口304にメダルを返却する
メダル返却部とを備えている。筐体の内部には、その内
底面に固定され、内部に複数のメダルを貯留して、貯留
したメダルを前扉の前面に設けた払出し口304に1枚
ずつ払い出すためのホッパー装置310が設置されてい
る。このホッパー装置310の上部には、上方に向けて
開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパータンク
を備えている。ホッパー装置310は、大別すると、ホ
ッパーシャーシと、このホッパーシャーシに回転可能に
支持され、ホッパータンクから落下したメダルが上方よ
り1枚ずつはまり込む複数個(例えば5個)のメダル落
とし穴を有するロータディスクと、このロータディスク
を回転するDCモータとを備えている。このDCモータ
の駆動力により回転するロータディスクの回転時に、ロ
ータディスクのメダル落とし穴に落ち込んだメダルは、
メダル排出口から外部に排出される。上記ホッパーシャ
ーシの上部には、ベースプレートが斜めに取り付けられ
る。ベースプレートにはDCモータが固定されている。
DCモータの出力軸は、ベースプレートを貫通して、そ
の上面のほぼ中央に突出している。ベースプレートが斜
めになっているので、DCモータの出力軸は垂直方向に
対して交差している。このため、ロータディスクは、そ
のメダル排出口側が高く、その反対側が低くなってい
る。ベースプレートの上にはハウジングサポートが位置
する。ハウジングサポートの周囲には隆起した突縁部が
形成されている。この突縁部のメダル排出口の部分は切
り欠かれており、メダルはこの部分を通って排出され
る。ロータディスクのメダル落とし穴に落ち込んだメダ
ルが、ロータディスクの回転に伴いメダル排出口に位置
すると、当該メダルはメダル排出口を通って外部に排出
される。このように、ロータディスクの回転に伴い、メ
ダルが順番に排出される。メダル貸機(台間機)400
は、貨幣の投入等に応じて遊技用メダルを払出すもので
ある。その排出口には払い出しノズル401が設けられ
ている。スロットマシンを多数列設した、いわゆるパチ
スロ島には、遊技用メダルを貸出すメダル貸出機が各ス
ロットマシンの側方に設けられており、貨幣やプリペイ
ドカードの投入などによりメダルを借りることができる
ようになっている。したがって、遊技客は遊技中に手持
ちの遊技用メダルが少なくなった場合であっても、席か
ら離れることなく、しかも遊技を続けながらでもメダル
を借りることができる。台間メダル貸機400の本体は
縦長略矩形状を呈しており、前面上方に金銭を投入して
メダルを借りるための紙幣投入口402が設けられてい
る。紙幣投入口402の下方には、貸し出すメダルの数
量などを表示する表示板403が設けられる。紙幣投入
口402の内部には図示しない紙幣識別装置が設けられ
ている。この紙幣識別装置は、紙幣投入口402から投
入された紙幣が真(本物の紙幣)の場合、投入された紙
幣に相当するメダルをメダル貸機400から排出し、ま
た、紙幣投入口402から投入された紙幣が偽(偽紙
幣)の場合、投入された紙幣をそのまま紙幣投入口40
2に戻す。メダル貸機400の内部にはメダルを払い出
すための装置としての図示しないホッパーが設けられて
いる。ホッパーの上部には図示しないメダル収納部が設
けられている。ホッパーは、メダル収納部内に収納され
たメダルをその払出口から一枚ずつ払い出しノズル40
1に排出する。台間メダル貸機400の紙幣投入口40
2から所定の金額の紙幣が一枚挿入されると、挿入され
た紙幣は紙幣識別装置で真偽が判定される。投入された
紙幣が真の場合、投入された紙幣の金額に相当するメダ
ルの数量を表示部403に表示するとともに、ホッパー
によりメダル収納部に収納されたメダルが所定の数だけ
一枚一枚払い出しノズル401から排出される。メダル
は払い出しノズル401により案内されてメダル受け部
311内に導かれる。これによって、遊技客は容易にス
ロットマシン10の遊技を楽しむことができる。次に、
メダル投入装置201について具体例を用いて説明す
る。図3はベルト式のメダル投入装置の概要を示す図で
ある。図3(a)は断面図、図3(b)は斜視図であ
る。図3(a),(b)において駆動機構の表示を省略
している。図3(b)において、メダル受け部1等の表
示を省略している。図3(a),(b)において、1は
投入されたメダルが通過する開口部Aが底部に設けられ
た漏斗状のメダル受け部、2は前記メダル受け部1の下
側に設けられ、前記開口部Aからメダルを受けてこれを
搬送するベルト、3は前記メダル受け部1と前記ベルト
2の間に設けられ、重なった状態で投入された複数のメ
ダルを分離するためのローラである。ローラ3は前記ベ
ルト2と略平行に設けられている。ローラ3とベルト2
の間には隙間bが設けられている。この隙間bは、メダ
ルを1枚ずつ搬送するときはメダル1枚の厚さよりも多
少広く、メダル2枚分の厚さより狭くなっている。この
場合、ベルト2によりメダルが1枚ずつ搬送される。隙
間bの大きさは搬送するメダルの厚さ及び搬送枚数に応
じて定められる。図中に矢印で示すように、隙間bにお
いて、ローラ3は前記ベルト2の搬送方向と逆方向に動
く。より詳しくは、ローラ3は、ローラ3のベルト2の
搬送方向に対向する側が、ローラ3に対向するベルト2
の面の搬送方向とは逆方向に移動するように回転する。
ローラ3がベルト2の搬送方向と逆方向に動くとは、こ
のようなことをいう。4は前記ベルト2の終端に設けら
れ、搬送されたメダルを所定の方向に誘導するメダルガ
イドである。6はベルト2を駆動するためのローラであ
る。7は開口部Aにあるメダルをベルト2上に誘導する
ためのメダルガイドである。5はメダルの存在を検出す
るメダルセンサである。メダルセンサ5はメダルを構成
する金属に反応する金属センサである。例えば、メダル
に接触してこれに電気を流し、その電気抵抗の大きさに
よりメダルの有無及び/又はメダルの種類を判定するセ
ンサである。例えば、渦電流を利用して非接触でメダル
の有無を判定するセンサである。この場合、メダルのみ
を検知することができ、タバコやライターなどメダルと
関係ない小物が投入口に置かれてもこれらをメダルと区
別することができる。メダルセンサ5は光学式のセンサ
であってもよい。例えば、メダルの表面で反射した(あ
るいはメダルにより遮蔽された)光を検出することによ
り、メダルの有無を判定するセンサである。この場合、
メダルの材質の違いによる誤動作はない。図3のメダル
投入装置に1枚のメダルMが投入された場合の動作につ
いて説明する。メダル受け部1の開口部Aを通ったメダ
ルMはベルト2上に落下する。ベルト2は矢印の方向に
動いているので、メダルMの先端も同じ方向に移動す
る。そして、メダルMの他端もベルト2上に落下する。
ベルト2とローラ3の隙間はメダル1枚の厚さよりも広
いので、メダルMはベルト2により搬送され、ベルト2
の端部に到達する。そして、メダルMはベルト2の端部
からメダルガイド4に沿って落下する。そしてメダルセ
レクタ300に導かれる。複数(2枚)のメダルM、
M’が投入された場合、下側のメダルMは同様に搬送さ
れるが、メダルM’はベルト2に接触しない。代わりに
上側のメダルM’はローラ3に接触し、やや上に持ち上
げられるとともに開口部A側に押し戻される。メダル
M’は、メダルMが搬送される間、開口部A内にある。
このようにメダルM’はメダルMと分離される。メダル
Mが搬送されると、メダルM’は少し落下して図3のメ
ダルMと同じ状態になる。そして、メダルM’も同様に
搬送される。ローラ3がない場合について考えてみる。
メダルが2枚重なった状態で投入されると、そのままベ
ルト2により搬送されてしまう。これではメダルセレク
タにおいてメダルが詰まるおそれがある。ローラ3の代
わりに板を用いてメダル1枚分の隙間を設ける場合につ
いて考えてみる。メダルが2枚重なった状態で投入され
ると、2枚一緒にベルトで搬送される。すると隙間部分
でメダルが詰まるおそれがある。したがって、複数のメ
ダルが同時に投入されたときメダル詰まりを起こすこと
なくメダルを1枚ずつ搬送するためには、例えば、ロー
ラ3を設けることが望ましい。次に、メダル投入装置2
01の他の具体例について説明する。メダル投入装置2
01として、スライド式のメダル投入装置を用いること
ができる。図4は、このメダル投入装置の斜視図であ
る。図4において、メダル受け部1等の表示を省略して
いる。図4に示すように、一括投入機構201は、本体
202と、この本体202の前面を開閉自在に覆う蓋体
203とを備え、本体202の内部にメダルを送り出す
ための機構が設けられている。図4では、駆動機構の図
示は省略している。また、図4では、内部構造を理解し
易いように蓋体203の一部分を切開している。本体2
02は、15度程度傾けて作製されており、本体202
の前面には基部204が取り付けられている。基部20
4を斜めに取り付けることにより、投入されたメダルを
メダル溜りDからスライド板205にスムースに載せる
とともに、同じくメダルをスライド板205からメダル
レール部204aにスムースに移動させることができ
る。基部204には、斜めのメダルレール部204aが
設けられている。メダルレール部204aは、本体20
2の側板206に設けられたメダル出口206aと接続
されていて、メダルレール部204aにメダルが載せら
れると、メダルが転がっていってメダル出口206aか
ら排出される。スライド板205は、図示しない駆動機
構により基部204の表面に沿って上下にスライドす
る。スライド板205の表面には、複数のリブ207が
設けられている。スライド板205に設けられたリブ2
07は、メダルをかき混ぜるとともに(縦方向の)整列
作用をもち、溜まったメダルを全て排出することができ
る。従って、スライド板205の下の部分(スライド板
205が上限まで移動しても露出しない部分)には、リ
ブを設ける必要なない。また、リブ207の上下方向の
長さが長ければ、メダルのかき混ぜ効果は大きく、リブ
207の長さが短いと同効果が小さい。さらに、メダル
をかき混ぜ、スライド板205が上方に移動する際にメ
ダルを回転させるように、リブ207の上端には手前側
に傾斜が設けられている。また、複数のリブ207の間
隔は、それぞれ均等でなくてもよい。ただし、リブ20
7の間隔は、メダルの直径よりも小さくなければならな
い。リブ207の幅もそれぞれ同じでなくてもよい。一
方、蓋体203の内側にもリブ207aが設けられてお
り、これらのリブ207,207aは互いに嵌り合い、
メダルが落下する隙間をなくしている。また、本体20
2及び蓋体203にリブ207,207aを設けること
によって、本体202と蓋体203とのクリアランスを
大きく取ることができ、メダル投入装置の量産性を向上
させることができる。さらに、ゴミがリブ207,20
7a間の隙間から落下して溜まらないので、装置のメン
テナンス上も望ましい。また、蓋体203は、メダル投
入口C及び投入されたメダルを受けるメダル受け部20
8がその内側に形成されている。スライド板205のメ
ダル排出口206a側の上端には、ツメ状の突起部20
5aが設けられている。この突起部205aは、スライ
ド板205が上方に移動してメダルがスライド板205
の上端面からメダルレール部204aに移動する際、メ
ダル排出口206aでメダルが2枚以上重なることを防
止する役目を果たす。すなわち、メダル排出口206a
はメダル1枚分の幅を有するため、メダル排出口206
aでメダルが詰まることなく、円滑にメダルを排出する
ことができる。次に、遊技機のメダル投入制御方法及び
装置について説明する。図5は、スロットマシン10と
メダル貸機400におけるメダル投入制御装置のブロッ
ク図を示す。図中、実線はメダルの流れを示し、点線は
信号の流れを示す。まず、メダル貸機400において、
制御ユニット405は、図示しない紙幣識別機からの信
号を受けて、メダル送り出し装置であるホッパーユニッ
ト404を駆動する。ホッパーユニット404は所定の
数のメダルを送り出すまで内部の機構が回転し、メダル
を1枚ずつ払い出す。ホッパーユニット404の出口側
には、ストッカ406が設けられており、一定数のメダ
ル(例えば50枚)を溜めておき、必要に応じて、すな
わち、紙幣が挿入され、これが正しい紙幣と判定された
ときに、ストッカ406の出口に設けられたシャッタ
(図示しない)を開いて、多数のメダルを一斉に排出す
る。ストッカ406のシャッタが開いたとき一度にメダ
ルが排出されるが、その枚数は限定されているので、メ
ダル一括投入装置はこれを処理できる。これに対して一
度に多数の紙幣がメダル貸機400に挿入されたとき
(例えば1万円札が挿入されたとき)、メダル貸機40
0は非常に多数のメダルを排出しなければならない。そ
こで、(1)シャッタを開きストック分(例えば50
枚)を排出する。次にシャッタを開いたままでホッパー
ユニット404を回転させてメダルを送り続ける。所定
数になったらホッパーユニット404の駆動を止め、ス
トッカ406のシャッタを閉じる。制御ユニット405
はこの制御を行うことができる。別のやり方として、
(2)シャッタを開きストック分を排出する。シャッタ
を閉じる。ホッパーユニット404を回転させてストッ
クを確保する。メダルが所定数に達したらシャッタを開
く。以上の手順を所定数になるまで続けるというやり方
も適用できる。ストッカ406から払い出されたメダル
は、メダル払い出し部である払い出しノズル401に送
られる。メダルが払い出しノズル401を通過する際
に、払い出しノズル401に設けられたメダルカウント
用センサ305aによりメダルの排出頻度(メダルの枚
数/秒)を計数する。メダルカウント用センサ305a
で計数されたメダル排出頻度データは、後述する制御部
306に送られる。払い出しノズル401へ送り出され
たメダルは、払い出しノズル401からスロットマシン
10のメダル受け部311に送り出される。スロットマ
シン10のメダル受け部(下皿)311に設けられたセ
ンサ5aは、メダル受け部311にメダルが送りこまれ
たかどうかを検出する。センサ5aは、従来のメダル受
け部1に設けられた前述のセンサ5と同様のものであ
る。メダルが送りこまれたときは、センサ5aの出力信
号に基づき制御部306がメダル揚送装置320を駆動
するとともに、メダル投入装置201も駆動する。メダ
ル投入装置201により送り出されたメダルはメダルセ
レクタ300を通って判別された後、貯留される。そし
て、必要に応じてメダル払い出しホッパー310により
メダル払い出し口304へ送られる。ここで、メダル投
入装置201により送り出されたメダルの数、すなわ
ち、メダルがメダルセレクタ300を通過する際に、メ
ダルセレクタ300に設けられたメダルカウント用セン
サ305bはメダルの排出頻度(メダルの枚数/秒)を
計数する。メダルカウント用センサ305bで計数され
たメダル排出頻度データは、制御部306に送られる。
メダル投入装置201のオーバーフローや過負荷が生じ
ないように、あるいはメダル投入装置201のメダル排
出頻度を上げて短時間でメダルを払い出せるように、払
い出しノズル401におけるメダル排出頻度に基づい
て、制御部306からメダル投入装置201に制御信号
を送り、メダル投入装置201のメダル排出頻度を制御
する。なお、メダルカウント用センサ305は、メダル
の個数を計数し得るセンサであり、光学式センサ、誘導
式センサ等種々のセンサを使用することができる。図6
は、このようなメダル投入装置201のメダル排出頻度
を制御するステップを示すフローチャートである。 S1:メダルをメダル貸機400から直接遊技機10の
メダル受け部311に供給する場合に、メダル貸機40
0のメダル排出頻度と、メダル投入装置201のメダル
排出頻度とが同期されていなければならない。メダル貸
機400のメダル排出頻度がメダル投入装置201のメ
ダル排出頻度をあまりに超えている場合、遊技機10の
メダル受け部311等でメダルが詰まったり、メダル投
入装置201が過負荷になり望ましくない。そのため、
例えばホッパーユニット404の定格能力を予め基準値
として制御部306に入力しておく。 S2:メダル貸機400のホッパーユニット404から
送り出されたメダルを貯留しているストッカ406か
ら、スロットマシン10のメダル受け部311にメダル
を送り出す。そして、メダル受け部(下皿)311に設
けられたセンサ5aによりこれを検出し、メダル揚送装
置320及びメダル投入装置201を駆動する。 S3:この時、ストッカ406から払い出されたメダル
が払い出しノズル401を通過する際に、メダル貸機4
00に設けられたメダルカウント用センサ305aによ
りメダルの排出頻度y(メダルの枚数/秒)を計数す
る。 S4:メダルカウント用センサ305aが計数したメダ
ル排出頻度信号を、制御部306に送る。 S5:制御部306において、受信したメダル排出頻度
信号と、予め入力されていた基準値とを比較、判定す
る。ここで、メダル排出頻度の基準値をy0とし、メダ
ル投入装置201のメダル排出頻度をx、ホッパーユニ
ット404のメダル排出頻度をyとする。 S6:メダル排出頻度yが基準値y0に等しいか下回る
場合(y≦y0)、ホッパーユニット404から遊技機
内に送られるメダルは円滑にメダル投入装置201から
遊技機内に供給されるので、ホッパーユニット404の
メダル排出頻度yを変更せずに維持する。或いは、メダ
ル排出頻度xとメダル排出頻度yとが同期するように、
メダル排出頻度yを下げる制御を行ってもよい。 S7:メダル排出頻度yが基準値y0を超える場合(y
>y0)には、ホッパーユニット404のメダル排出頻
度yがメダル投入装置201のメダル排出頻度xと等し
くなるように、メダル投入装置201のメダル排出頻度
を上げる。メダル投入装置201のメダル排出頻度x
は、その回転数を調整することにより、細かく調整する
ことができる。メダル投入装置201のモータの回転数
を上げることにより、メダル排出頻度xを増加でき、メ
ダルの排出時間を短縮することができるので、多量のメ
ダルを払い出す場合には短時間でメダルの払い出しが終
了する。 なお、メダル投入装置201の増加したメダル排出頻度
xとホッパーユニット404のメダル排出頻度yとを比
較して調整するために、メダルが払い出しノズル401
を通過する際に、メダル貸機400に設けられたメダル
カウント用センサ305によりメダルの排出頻度yを再
び計数するようにしてもよい。メダルの排出頻度yが低
下したとき、メダル投入装置201のメダル排出頻度を
元に戻してもよい。このようにして、メダル投入装置2
01のメダル排出頻度を上げることにより、遊技者を待
たせることなく短時間でメダルを払い出すことができ
る。 発明の実施の形態2.発明の実施の形態1では、メダル
排出頻度xを計数するメダルカウント用センサ305b
をメダルセレクタ300に設けていたが、メダルカウン
ト用センサ305bをメダル投入装置201に設けても
よい。この場合のブロック図を図7に示す。図におい
て、メダル投入装置201により送り出されたメダルの
排出頻度は、メダル投入装置201に設けられたメダル
カウント用センサ305bにより計数される。メダルカ
ウント用センサ305bで計数されたメダル排出頻度デ
ータは、制御部306に送られる。メダル投入装置20
1のオーバーフローや過負荷が生じないように、あるい
はメダル投入装置201のメダル排出頻度を上げて短時
間でメダルを払い出せるように、払い出しノズル401
におけるメダル排出頻度yに基づいて、図6と同様に、
制御部306からメダル投入装置201に制御信号を送
り、メダル投入装置201のメダル排出頻度を制御す
る。すなわち、メダル排出頻度yの信号は制御部306
に送られ、受信したメダル排出頻度信号と、予め入力さ
れていた基準値y0とを比較、判定し、図6のフローチ
ャートと同様に、メダル投入装置201のメダル排出頻
度xが制御される。 発明の実施の形態3.発明の実施の形態1では、メダル
排出頻度を計数するメダルカウント用センサ305a,
305bをそれぞれ払い出しノズル401及びメダル投
入装置201に設け、払い出しノズル401のメダル排
出頻度yと基準値y0とを比較することによりメダル投
入装置201のメダル排出頻度xを上げる制御を行った
が、この実施の形態では、さらにメダル排出頻度x及び
yを比較し、払い出しノズル401及びメダル投入装置
201を制御する。この場合のブロック図は、図5を適
用する。メダル受け部311に設けられたメダルカウン
ト用センサ305は、実施の形態1と同様にメダル貸機
400におけるホッパーユニット404のメダル排出頻
度yを計数する。メダルセレクタ300に設けられたメ
ダルカウント用センサ305bは、メダル投入装置20
1のメダル排出頻度xを計数する。メダル排出頻度x,
yの制御は、図8に示すフローチャートのように行われ
る。 S11:発明の実施の形態1と同様に、例えばホッパー
ユニット404の定格能力を予め基準値y0として制御
部306に入力しておく。 S12:メダル貸機400のホッパーユニット404か
ら送り出されたメダルを貯留しているストッカ406か
ら、スロットマシン10のメダル受け部311にメダル
を送り出す。 S13:ストッカ406から払い出されたメダルが払い
出しノズル401を通過する際に、メダル貸機400に
設けられたメダルカウント用センサ305aによりメダ
ルの排出頻度y(メダルの枚数/秒)を計数する。同時
に、メダルセレクタ300に設けられたメダルカウント
用センサ305bによりメダルの排出頻度 x(メダルの枚数/秒)を計数する。S14:メダルカ
ウント用センサ305a、305bが計数したメダル排
出頻度信号を、制御部306に送る。 S15:制御部306において、受信したメダル排出頻
度信号と、予め入力されていた基準値とを比較、判定す
る。ここで、メダル排出頻度の基準値をy0とし、メダ
ル投入装置201のメダル排出頻度をx、ホッパーユニ
ット404のメダル排出頻度をyとする。メダル排出頻
度yが基準値y0に等しいか下回る場合(y≦y0)、
ホッパーユニット404から遊技機内に送られるメダル
は円滑にメダル投入装置201から遊技機内に供給され
るので、ホッパーユニット404のメダル排出頻度yを
変更せずに維持する。そしてステップS12乃至S14
を繰り返す。 S17:メダル排出頻度yが基準値y0を超える場合
(y>y0)には、ホッパーユニット404のメダル排
出頻度yがメダル投入装置201のメダル排出頻度xと
等しくなるように、メダル投入装置201のメダル排出
頻度を上げる。 S18:さらに上述の制御に加え、制御部306におい
てメダル排出頻度xとメダル排出頻度yとを比較するこ
とが可能である。 S19:メダル投入装置201のメダル排出頻度xがホ
ッパーユニット404のメダル排出頻度yを超えている
場合、両方のメダル排出頻度x及びyが等しくなるよう
にホッパーユニット404のメダル排出頻度yを上げる
ように制御する。 S20:メダル投入装置201のメダル排出頻度xがホ
ッパーユニット404のメダル排出頻度yに等しい場
合、両方のメダル排出頻度x及びyを維持する。 S21:一方、メダル投入装置201のメダル排出頻度
xがホッパーユニット404のメダル排出頻度yを下回
る場合、両方のメダル排出頻度x及びyが等しくなるよ
うにメダル投入装置201のメダル排出頻度xを上げる
ように制御する。なお上述ではステップS11〜17と
S18〜21とを共に行っているが、ステップS11〜
17とS18〜21とのどちらか一方だけを行ってもよ
い。また、メダル排出頻度x=メダル排出頻度yとなる
ような制御だけではなく、メダル排出頻度y=a×メダ
ル排出頻度x−b(ここで、aは定数、bはマージン定
数)となるように、メダル排出頻度x又はyを制御して
もよい。さらに、メダル排出頻度y−メダル排出頻度x
=Δxとした場合、Δy=a×Δxだけ、メダル投入装
置201を速く駆動することもできる。このような制御
は、メダル投入装置201の定格能力を超えて動作が可
能な場合に適用できるが、これにより、短時間でメダル
が排出できるので、多量のメダルを排出する場合にも遊
技者を待たせる時間を短縮できるので、望ましい遊技機
が得られる。さらに、遊技機自身の制限に基づきメダル
貸機のメダル排出量を調整することも可能である。例え
ば、遊技機が受け付ける限度の枚数に近づいたらメダル
排出量を少なくする。ゲームが進んで(遊技者が負け
て)きた場合には、メダル排出させる。すなわち、大き
く負けてきた場合には、多量のメダルを排出する等、遊
技効果を高める種々の変更が可能である。 発明の実施の形態4.上記発明の実施の形態に係る遊技
機10は、メダル揚送装置320を備え、メダル受け部
311に受けたメダルをメダル投入装置201まで持ち
上げていたが、メダル貸機400の払い出しノズル40
1を直接メダル投入口1に導くように構成して、メダル
揚送装置320を用いないようにしてもよい。この発明
の実施の形態4に係る遊技機及びメダル貸機の外観を図
9に、ブロック図を図10に示す。図9において、払い
出しノズル401がメダル貸機400のほぼ中間の高さ
(この位置に遊技機のスイッチやメダル投入口が設けら
れている)に設けられている。そして、払い出しノズル
401の先端がメダル受け部1に挿入されている。この
ため、メダル貸機400からのメダルはメダル受け部1
に直接送られる。図10のセンサ5は図3に示されたも
のであり、図5等のセンサ5aと同様の機能を果たす。
このような遊技機10においても、発明の実施の形態1
と同様に制御部306におけるメダル排出頻度の制御が
行われる。さらに、メダル揚送装置320を用いない場
合であっても、同様に発明の実施の形態2及び3のメダ
ル投入制御を行うことができる。本発明は、以上の実施
の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載さ
れた発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それら
も本発明の範囲内に包含されるものであることは言うま
でもない。
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、メダル
投入装置のオーバーフローや過負荷が生じないようにメ
ダル投入装置のメダル排出頻度を制御することができ
る。また、メダル貸機のメダル送り出し装置及びメダル
投入装置の少なくとも一方のメダル排出頻度を調整する
ので、短時間でメダルが排出でき、多量のメダルを排出
する場合にも遊技者を待たせる時間を短縮できるので、
望ましい遊技機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施の形態1に係る遊技機(スロット
マシン)とメダル貸機(台間機)の正面図である。
【図2】 発明の実施の形態1に係る遊技機のメダル受
け部の詳細図である。
【図3】 発明の実施の形態1に係るメダル投入装置の
概要図であり、図3(a)は断面図、図3(b)は斜視
図である。
【図4】 発明の実施の形態1に係る他のメダル投入装
置の斜視図である。
【図5】 発明の実施の形態1に係るメダル投入制御装
置のブロック図である。
【図6】 発明の実施の形態1に係るメダル投入制御方
法のフローチャートである。
【図7】 発明の実施の形態2に係るメダル投入制御装
置のブロック図である。
【図8】 発明の実施の形態3に係るメダル投入制御方
法のフローチャートである。
【図9】 発明の実施の形態4に係る遊技機とメダル貸
機の正面図である。
【図10】 発明の実施の形態4に係るメダル投入制御
装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 メダル受け部 2 ベルト 3 ローラ 4 メダルガイド 5 メダルセンサ 6 ベルト用ローラ 7 メダルガイド 100 メダル送り出し装置 101 スタート/ストップスイッチ 102 制御部 103 一括投入機構駆動部 201 メダル投入装置 202 本体 203 蓋体 204 基部 204a メダルレール部 205 スライド板 205a 突起部 205b 上端面 206 側板 206a メダル排出口 207,207a リブ 208 メダル受け部 300 メダルセレクタ 304 メダル払い出し口 305 メダルカウント用センサ 306 制御部 310 メダル払い出しホッパー 311 メダル受け部(下皿) 320 メダル揚送装置 400 メダル貸機(台間機) 401 払い出しノズル 402 紙幣挿入口 403 表示部 404 ホッパーユニット 405 制御ユニット 406 ストッカ A メダル受け部の開口部 C メダル投入口 D メダル溜り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今関 進 東京都台東区東上野一丁目14番7号 株式 会社オリンピア内 (72)発明者 岸 憲路 東京都台東区東上野一丁目14番7号 株式 会社オリンピア内 (72)発明者 関根 義宗 東京都台東区東上野一丁目14番7号 株式 会社オリンピア内 Fターム(参考) 2C088 BC72 BC73

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に隣接して設けられたメダル貸機
    から送り出されるメダルの第1の排出頻度を前記メダル
    貸機内に設けられた第1のセンサにより検出するステッ
    プと、 前記遊技機内のメダル投入装置から遊技機内部に送り出
    されるメダルの第2の排出頻度を、前記遊技機内に設け
    られた第2のセンサにより検出するステップと、 前記遊技機内に設けられた制御部に予め入力されたメダ
    ル排出頻度の基準値と、前記第1及び第2のメダル排出
    頻度の少なくとも一方を前記制御部で比較するステップ
    と、 前記比較結果に基づいて、前記メダル貸機のメダル送り
    出し装置及び前記遊技機内のメダル投入装置の少なくと
    も一方のメダル排出頻度を調整するステップとを含むこ
    とを特徴とする遊技機のメダル投入制御方法。
  2. 【請求項2】 遊技機に隣接して設けられたメダル貸機
    内に設けられ、前記メダル貸機から送り出されるメダル
    の第1の排出頻度を検出する第1のセンサと、 前記遊技機内に設けられ、前記遊技機内のメダル投入装
    置から遊技機内部に送り出されるメダルの第2の排出頻
    度を検出する第2のセンサと、 前記遊技機内に設けられ、前記第1のセンサ及び前記第
    2のセンサからの信号に基づく第1のメダル排出頻度及
    び第2の排出頻度の少なくとも一方と、予め入力したメ
    ダル排出頻度の基準値とを比較、判定し、その判定結果
    に基づいて、前記メダル貸機から送り出されるメダルの
    第1の排出頻度及び前記遊技機内のメダル投入装置から
    遊技機内部に送り出されるメダルの第2の排出頻度の少
    なくとも一方を調整する制御信号を出力する制御部とを
    備えることを特徴とする遊技機のメダル投入制御装置。
  3. 【請求項3】 遊技機に隣接して設けられたメダル貸機
    からメダルを受けるメダル受け部と、 受けたメダルを遊技機内部へ送り出すメダル投入装置
    と、 前記メダル投入装置から遊技機内部に送り出されるメダ
    ルの第2の排出頻度を検出するセンサと、 前記遊技機に隣接して設けられたメダル貸機内で検出さ
    れた前記メダル貸機から送り出されるメダルの第1の排
    出頻度及び前記第2のセンサからの信号に基づく第2の
    メダル排出頻度の少なくとも一方と、予め入力したメダ
    ル排出頻度の基準値とを比較、判定し、その判定結果に
    基づいて、前記メダル投入装置のメダル排出頻度を調整
    する制御信号を出力する制御部とを備えることを特徴と
    する遊技機。
  4. 【請求項4】 前記センサは、前記メダル投入装置又は
    メダルセレクタに設けられていることを特徴とする請求
    項3記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記メダル受け部で受けたメダルをメダ
    ル投入装置まで持ち上げるメダル揚送装置を備えること
    を特徴とする請求項3又は4記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 隣接して設けられた遊技機に遊技用メダ
    ルを払出すメダル貸機であって、 所定枚数のメダルを払い出すメダル送り出し装置と、 前記メダル送り出し装置から払い出されたメダルを貯留
    するストッカと、 前記ストッカに貯留されたメダルを前記遊技機に払い出
    すメダル払い出し部と、 紙幣識別機からの信号に基づいて、前記メダル送り出し
    装置を駆動する制御ユニットと、 前記メダル送り出し装置から送り出されるメダルの排出
    頻度を検出するセンサとを備えることを特徴とするメダ
    ル貸機。
  7. 【請求項7】 遊技機に隣接して設けられたメダル貸機
    から送り出されるメダルの第1の排出頻度を前記メダル
    貸機内に設けられた第1のセンサにより検出するステッ
    プと、 前記遊技機内のメダル投入装置から遊技機内部に送り出
    されるメダルの第2の排出頻度を、前記遊技機内に設け
    られた第2のセンサにより検出するステップと、 前記遊技機内に設けられた制御部に予め入力されたメダ
    ル排出頻度の基準値と、前記第1及び第2のメダル排出
    頻度の少なくとも一方とを前記制御部で比較するステッ
    プと、 前記比較結果に基づいて、前記メダル貸機のメダル送り
    出し装置及び前記遊技機内のメダル投入装置の少なくと
    も一方のメダル排出頻度を調整するステップとを含むこ
    とを特徴とする遊技機のメダル投入制御方法を実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 遊技機に隣接して設けられたメダル貸機
    から送り出されるメダルの第1の排出頻度を前記メダル
    貸機内に設けられた第1のセンサにより検出するステッ
    プと、 前記遊技機内のメダル投入装置から遊技機内部に送り出
    されるメダルの第2の排出頻度を、前記遊技機内に設け
    られた第2のセンサにより検出するステップと、 前記遊技機内に設けられた制御部に予め入力されたメダ
    ル排出頻度の基準値と、前記第1及び第2のメダル排出
    頻度の少なくとも一方とを前記制御部で比較するステッ
    プと、 前記比較結果に基づいて、前記メダル貸機のメダル送り
    出し装置及び前記メダル投入装置の少なくとも一方のメ
    ダル排出頻度を調整するステップとを含むことを特徴と
    する遊技機のメダル投入制御方法を実行させるためのプ
    ログラム。
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