JP2003250967A - 遊技機のメダル投入制御方法及び制御装置、遊技機、メダル貸機並びに記録媒体及びプログラム - Google Patents

遊技機のメダル投入制御方法及び制御装置、遊技機、メダル貸機並びに記録媒体及びプログラム

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JP2003250967A
JP2003250967A JP2002060483A JP2002060483A JP2003250967A JP 2003250967 A JP2003250967 A JP 2003250967A JP 2002060483 A JP2002060483 A JP 2002060483A JP 2002060483 A JP2002060483 A JP 2002060483A JP 2003250967 A JP2003250967 A JP 2003250967A
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medals
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謙二 飯田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機のメダル投入装置及びその前後でメダ
ルが詰まった場合にメダル貸機のメダル送り出し装置を
停止する制御を行う。 【解決手段】 メダル貸機400のホッパーユニット4
04からストッカ406を介して、メダルは遊技機10
のメダル受け部311に払い出される。メダル受け部3
11にメダルがあることをセンサ5Bが検知し、メダル
投入装置201が駆動されているにもかわらず、遊技機
内部にメダルが送り出されていないことがメダルカウン
ト用センサ305により検知された場合には、制御部3
06から制御ユニット405にホッパーユニット404
を停止する信号を送る。ホッパーユニット404は、こ
の停止信号によりホッパーユニット404の回転を停止
させ、メダル貸機400からスロットマシン10にメダ
ルが送られるのを停止する。同時に、ストッカ406に
対してもそのシャッタを閉じる信号を送ってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシン
を含む遊技機で用いられる遊技機のメダル投入制御方法
及び制御装置、遊技機及びメダル貸機並びに記録媒体及
びプログラムに関する。
【従来の技術】スロットマシン等の遊技機にはメダルの
投入口が設けられており、遊技者は所定の枚数のメダル
を投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要な
メダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機で借り
ることができる。メダル貸機は遊技機と遊技機の間に設
けられることもあり、このことから台間機とも呼ばれ
る。メダル貸機でメダルを借り、メダルを所望の遊技機
のメダル投入口に投入することによりゲームを開始する
ことができる。この間のメダルを受けてこれらを投入す
るという作業は、利用者自らが行っていた。これでは一
度に多数のメダルを投入するときに手間がかかり不便で
ある。メダル貸機からのメダルを所望の遊技機のメダル
投入口に直接送ることができれば、手間が省けて便利で
ある。
【発明が解決しようとする課題】しかし、一度に多数の
メダルを投入できるようにすると、メダルが投入口ある
いは排出口で詰まるという問題があった。すなわち、メ
ダル貸機の排出頻度(枚/秒)があまりにも大きけれ
ば、遊技機の投入口でメダルが詰まったり、遊技機の一
括投入装置が過負荷になってしまうという問題点があっ
た。このため、メダルを一度に投入することを可能に
し、投入されたメダルを自動的に送り出すことができる
メダル投入装置を導入し、このメダル投入装置にメダル
貸機から直接メダルを送ることができ、さらに、遊技機
内部でメダル投入装置が過負荷状態になった場合にメダ
ル貸機のメダル送り出し装置を制御できる遊技機、その
制御方法等が求められていた。本発明は係る要請に応え
るためになされたものであり、メダル貸機から直接メダ
ルを送ることができ、利用者の手間を省くことができる
と共に、メダル投入装置及びその前後でメダルが詰まっ
た場合にメダル貸機のメダル送り出し装置を停止する制
御を行うことができる制御方法及び制御装置、遊技機及
びメダル貸機並びに記録媒体及びプログラムを提供する
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】この発明に係る遊技機の
メダル投入制御方法は、遊技機に隣接して設けられたメ
ダル貸機から送り出されるメダルを前記メダル貸機内に
設けられた第1のセンサにより検出するステップと、前
記遊技機内のメダル投入装置から遊技機内部に送り出さ
れるメダルを前記遊技機内に設けられた第2のセンサに
より検出するステップと、前記メダル投入装置が過負荷
状態であるかどうかを前記遊技機内に設けられた制御部
で判断するステップと、前記判断結果に基づいて、前記
メダル貸機のメダル送り出し装置を停止させるステップ
とを含む。好ましくは、前記第1のセンサ及び前記第2
のセンサで検出したメダル排出速度を比較し、この比較
結果に応じて前記メダル投入装置の状態を判断するステ
ップを備える。好ましくは、前記メダル投入装置の駆動
部の駆動電流に基づき前記メダル投入装置の状態を判断
するステップを備える。この発明に係る遊技機のメダル
投入制御装置は、遊技機に隣接して設けられたメダル貸
機内に設けられ、前記メダル貸機から送り出されるメダ
ルを検出する第1のセンサと、前記遊技機内に設けら
れ、前記遊技機内のメダル投入装置から遊技機内部に送
り出されるメダルを検出する第2のセンサと、前記メダ
ル投入装置が過負荷状態であるかどうかを判断する制御
部と、前記制御部の判断結果に基づいて、前記メダル貸
機から送り出されるメダルの排出を停止させる制御信号
を出力する制御ユニットとを備える。この発明に係る遊
技機は、遊技機に隣接して設けられたメダル貸機からメ
ダルを受けるメダル受け部と、受けたメダルを遊技機内
部へ送り出すメダル投入装置と、前記メダル投入装置か
ら遊技機内部に送り出されるメダルを検出するセンサ
と、前記遊技機に隣接して設けられたメダル貸機内で検
出された前記メダル貸機から送り出されるメダルの検出
信号及び上記センサからの信号に基づいて、前記メダル
投入装置が過負荷状態であるかどうかを判断し、前記メ
ダル貸機から送り出されるメダルの排出を停止させる制
御信号を前記メダル貸機に出力する制御部とを備える。
好ましくは、前記センサは、前記メダル投入装置又はメ
ダルセレクタに設けられている。好ましくは、さらに、
前記メダル受け部で受けたメダルをメダル投入装置まで
持ち上げるメダル揚送装置を備える。この発明に係るメ
ダル貸機は、所定枚数のメダルを払い出すメダル送り出
し装置と、前記メダル送り出し装置から払い出されたメ
ダルを貯留するストッカと、前記ストッカに貯留された
メダルを前記遊技機に払い出すメダル払い出し部と、前
記メダル送り出し装置から送り出されるメダルを検出す
るセンサと、紙幣識別機からの信号及び前記遊技機から
の信号に基づいて、前記メダル送り出し装置を駆動、停
止させる制御を行う制御ユニットとを備える。この発明
に係る記録媒体は、遊技機に隣接して設けられたメダル
貸機から送り出されるメダルを前記メダル貸機内に設け
られた第1のセンサにより検出するステップと、前記遊
技機内のメダル投入装置から遊技機内部に送り出される
メダルを前記遊技機内に設けられた第2のセンサにより
検出するステップと、前記第1及び第2のセンサの検出
信号に基づいて、前記メダル投入装置が過負荷状態であ
るかどうかを前記遊技機内に設けられた制御部で判断す
るステップと、前記判断結果に基づいて、前記メダル貸
機のメダル送り出し装置を停止させるステップとを含む
ことを特徴とする遊技機のメダル投入制御方法を実行さ
せるためのプログラムを記録する。この発明に係るプロ
グラムは、遊技機に隣接して設けられたメダル貸機から
送り出されるメダルを前記メダル貸機内に設けられた第
1のセンサにより検出するステップと、前記遊技機内の
メダル投入装置から遊技機内部に送り出されるメダルを
前記遊技機内に設けられた第2のセンサにより検出する
ステップと、前記第1及び第2のセンサの検出信号に基
づいて、前記メダル投入装置が過負荷状態であるかどう
かを前記遊技機内に設けられた制御部で判断するステッ
プと、前記判断結果に基づいて、前記メダル貸機のメダ
ル送り出し装置を停止させるステップとを含むことを特
徴とする遊技機のメダル投入制御方法を実行させるため
のプログラムである。前記記録媒体には、例えば、EP
ROMデバイス、フラッシュメモリデバイス、フレキシ
ブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気デ
ィスク、CD(CD−ROM、Video−CDを含
む)、DVD(DVD−Video、DVD−ROM、
DVD−RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテ
リバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラ
ッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッ
ジ等を含む。また、電話回線等の有線通信媒体、マイク
ロ波回線等の無線通信媒体等の通信媒体を含む。インタ
ーネットもここでいう通信媒体に含まれる。媒体とは、
何等かの物理的手段により情報(主にデジタルデータ、
プログラム)が記録されているものであって、コンピュ
ータ、専用プロセッサ等の処理装置に所定の機能を行わ
せることができるものである。要するに、何等かの手段
でもってコンピュータにプログラムをダウンロードし、
所定の機能を実行させるものであればよい。
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.この発明の
実施の形態1に係るメダル投入制御装置/方法、遊技機
及びメダル貸機について図面を参照して説明する。図1
は、メダル投入装置を備える遊技機(スロットマシン)
を示す。メダル投入装置により投入されたメダルをメダ
ルセレクタやメダル内部貯留装置やホッパーに送ること
ができる。図1においてスロットマシン10に隣接して
メダル貸機(台間機)400が設けられている。スロッ
トマシン10で遊技を楽しもうとする利用者は、まずメ
ダル貸機400に紙幣を入れて遊技媒体(メダル)を借
りる。図1において、メダル貸機400から排出される
メダルは、そのノズルを経由してスロットマシン10の
メダル受け部(下皿)311に直接送りこまれる。利用
者はメダル投入装置のメダル投入口100に直接メダル
を入れることもできる。スロットマシン10は、四角箱
状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部
には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が
形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中
央には、三個の回転リール40の図柄61を見ることが
できる図柄表示窓13が形成されている。ベットスイッ
チ16は、回転リール40の下方に位置するスイッチで
あって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代える。精
算スイッチ17は、回転リールの斜め下方に位置するス
イッチであって、貯留した投入メダルを払い出す。スタ
ートスイッチ30は回転リール40の斜め下方に位置す
るレバーであって、遊技メダルの投入若しくはペットス
イッチ16の投入を条件に、リールユニット60の駆動
を開始させる。ストップスイッチ50は、リールユニッ
ト60の駆動を停止させるためのものである。リールユ
ニット60は、三個の回転リール40とから構成されて
いる。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる
回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテー
プ状のリールテープ42とを備えている。このリールテ
ープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄
61が表示されている。図2はメダル投入装置100の
メダル投入口付近を斜め上から見た状態を示す。101
はスタート/ストップスイッチである。スイッチ101
は受け部1の左側(図2の場合)あるいは右側いずれに
設置されてもよい。このスイッチ101を操作すること
によりメダル投入装置100が動作/停止する。遊戯者
が多数のメダルをメダル受け部1に投入すると、メダル
は漏斗状のメダル受け部1の斜面を滑って開口部Aに到
達し、そこからメダル投入装置本体201に落下する。
開口部Aの大きさは複数のメダルが容易に落下する程度
に、やや大きめになっている。したがって、1、2枚程
度のメダルを投入したときはもちろん、多数のメダルを
同時に投入したときでも何枚かは確実にベルト2に落下
し、搬送される。後述のように、開口部Aを通って複数
のメダルがベルト2に落下してもメダルは1枚ずつ搬送
される(メダルセレクタにおいてメダルを検査・選別し
たり、枚数を計数するために、メダルは1枚ずつ搬送さ
れることが望ましい)。なお、メダル受け部1は着脱可
能としてもよい。スロットマシン10は、図1において
点線で示すように、メダル揚送装置320、揚送された
メダルを受けてこれを送り出すメダル投入装置の本体2
01(詳細は後述する)、送り出されたメダルを受けて
正しいメダルかどうか判別するメダルセレクタ300及
びスロットマシン10内に貯留されたメダルを払い出す
ためのメダル払い出しホッパー310を備える。メダル
貸機400から排出されてスロットマシン10のメダル
受け部(下皿)311に送りこまれたメダルは、メダル
揚送装置320により自動的にメダル投入装置100あ
るいはその本体201に送られる。メダル揚送装置32
0は、例えば、ベルトコンベヤ方式によりメダルを揚送
する。パチンコ、スロットマシン等の遊戯施設では、連
設される各遊技機からメダルを回収したり、各遊技機に
メダルを分配供給する装置としてベルトコンベヤ方式が
一般的に用いられている。あるいは、スクリューの回転
によってメダルを揚送するようにしてもよい。スクリュ
ー式のメダル揚送装置は、例えば、軸方向に延びるスク
リューと、スクリューが回転可能に添設される搬送ベー
スと、スクリューをはさみ搬送ベースと対向する位置に
配設されガイドレールとを備え、スクリューのピッチ幅
内にガイドレールによって立脚状態に保持されるメダル
が、スクリューの回転によって軸方向へ移動されるもの
である。スクリューを回転させることによって、メダル
はスクリューの軸方向へ押出され移動するようになり、
メダル搬送経路に高低差を有する揚送部が形成されてい
ても、容易に揚送される。メダルセレクタ300は、筐
体の前扉の裏面においてメダル投入装置201のメダル
排出側に設けられている。メダルセレクタ300は排出
されたメダルの通過を検出しながら、メダルをホッパー
装置310に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う
異径メダルや、鉄又は鉄合金で作製された不正メダルを
選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能
な所定枚数以上のメダルを選別して排除するための装置
である。メダルセレクタ300の下側には、その下部側
を覆って前扉の払出し口304に連通する導出路が設け
られている。メダルセレクタ300により振り分けられ
たメダルは、この導出路を介して払出し口304から遊
技者に返却される。メダルセレクタ300は、メダルセ
レクタ本体と、投入されたメダルをメダルセレクタ30
0内に導くメダル投入部と、メダルセレクタ300から
排出されるメダルをホッパー装置310に向かって排出
するメダル排出部と、メダルセレクタ300から払出し
口304にメダルを返却するメダル返却部とを備えてい
る。筐体の内部には、その内底面に固定され、内部に複
数のメダルを貯留して、貯留したメダルを前扉の前面に
設けた払出し口304に1枚ずつ払い出すためのホッパ
ー装置310が設置されている。このホッパー装置31
0の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダ
ルを貯留するホッパータンクを備えている。ホッパー装
置310は、大別すると、ホッパーシャーシと、このホ
ッパーシャーシに回転可能に支持され、ホッパータンク
から落下したメダルが上方より1枚ずつはまり込む複数
個(例えば5個)のメダル落とし穴を有するロータディ
スクと、このロータディスクを回転するDCモータとを
備えている。このDCモータの駆動力により回転するロ
ータディスクの回転時に、ロータディスクのメダル落と
し穴に落ち込んだメダルMは、メダル排出口から外部に
排出される。上記ホッパーシャーシの上部には、ベース
プレートが斜めに取り付けられる。ベースプレートには
DCモータが固定されている。DCモータの出力軸は、
ベースプレートを貫通して、その上面のほぼ中央に突出
している。ベースプレートが斜めになっているので、D
Cモータの出力軸は垂直方向に対して交差している。こ
のため、ロータディスクは、そのメダル排出口側が高
く、その反対側が低くなっている。ベースプレートの上
にはハウジングサポートが位置する。ハウジングサポー
トの周囲には隆起した突縁部が形成されている。この突
縁部のメダル排出口の部分は切り欠かれており、メダル
はこの部分を通って排出される。ロータディスクのメダ
ル落とし穴に落ち込んだメダルが、ロータディスクの回
転に伴いメダル排出口に位置すると、当該メダルはメダ
ル排出口を通って外部に排出される。このように、ロー
タディスクの回転に伴い、メダルが順番に排出される。
メダル貸機(台間機)400は、貨幣の投入等に応じて
遊技用メダルを払出すものである。その排出口には払い
出しノズル401が設けられている。スロットマシンを
多数列設した、いわゆるパチスロ島には、遊技用メダル
を貸出すメダル貸出機が各スロットマシンの側方に設け
られており、貨幣やプリペイドカードの投入などにより
メダルを借りることができるようになっている。したが
って、遊技客は遊技中に手持ちの遊技用メダルが少なく
なった場合であっても、席から離れることなく、しかも
遊技を続けながらでもメダルを借りることができる。台
間メダル貸機400の本体は縦長略矩形状を呈してお
り、前面上方に金銭を投入してメダルを借りるための紙
幣投入口402が設けられている。紙幣投入口402の
下方には、貸し出すメダルの数量などを表示する表示板
403が設けられる。紙幣投入口402の内部には図示
しない紙幣識別装置が設けられている。この紙幣識別装
置は、紙幣投入口402から投入された紙幣が真(本物
の紙幣)の場合、投入された紙幣に相当するメダルをメ
ダル貸機400から排出し、また、紙幣投入口402か
ら投入された紙幣が偽(偽紙幣)の場合、投入された紙
幣をそのまま紙幣投入口402に戻す。メダル貸機40
0の内部にはメダルを払い出すための装置としての図示
しないホッパーが設けられている。ホッパーの上部には
図示しないメダル収納部が設けられている。ホッパー
は、メダル収納部内に収納されたメダルをその払出口か
ら一枚づつ払い出しノズル401に排出する。台間メダ
ル貸機400の紙幣投入口402から所定の金額の紙幣
が一枚挿入されると、挿入された紙幣は紙幣識別装置で
真偽が判定される。投入された紙幣が真の場合、投入さ
れた紙幣の金額に相当するメダルの数量を表示部403
に表示するとともに、ホッパー18によりメダル収納部
に収納されたメダルが所定の数だけ一枚一枚払出口40
1から排出される。メダルは払い出しノズル401によ
り案内されてメダル受け部311内に導かれる。これに
よって、遊技客は容易にスロットマシン10の遊技を楽
しむことができる。次に、メダル投入装置201につい
て具体例を用いて説明する。図3はベルト式のメダル投
入装置の概要を示す図である。図3(a)は断面図、図
3(b)は斜視図である。図3(a),(b)において
駆動機構の表示を省略している。図3(b)において、
メダル受け部1等の表示を省略している。図3(a),
(b)において、1は投入されたメダルが通過する開口
部Aが底部に設けられた漏斗状のメダル受け部、2は前
記メダル受け部1の下側に設けられ、前記開口部Aから
メダルを受けてこれを搬送するベルト、3は前記メダル
受け部1と前記ベルト2の間に設けられ、重なった状態
で投入された複数のメダルを分離するためのローラであ
る。ローラ3は前記ベルト2と略平行に設けられてい
る。ローラ3とベルト2の間には隙間bが設けられてい
る。この隙間bは、メダルを1枚ずつ搬送するときはメ
ダル1枚の厚さよりも多少広く、メダル2枚分の厚さよ
り狭くなっている。この場合、ベルト2によりメダルが
1枚ずつ搬送される。隙間bの大きさは搬送するメダル
の厚さ及び搬送枚数に応じて定められる。図中に矢印で
示すように、隙間bにおいて、ローラ3は前記ベルト2
の搬送方向と逆方向に動く。より詳しくは、ローラ3
は、ローラ3のベルト2の搬送方向に対向する側が、ロ
ーラ3に対向するベルト2の面の搬送方向とは逆方向に
移動するように回転する。ローラ3がベルト2の搬送方
向と逆方向に動くとは、このようなことをいう。4は前
記ベルト2の終端に設けられ、搬送されたメダルを所定
の方向に誘導するメダルガイドである。6はベルト2を
駆動するためのローラである。7は開口部Aにあるメダ
ルをベルト2上に誘導するためのメダルガイドである。
5はメダル受け部311に設けられているのと同様なメ
ダルセンサである。メダルセンサ5はメダルを構成する
金属に反応する金属センサである。例えば、メダルに接
触してこれに電気を流し、その電気抵抗の大きさにより
メダルの有無及び/又はメダルの種類を判定するセンサ
である。例えば、渦電流を利用して非接触でメダルの有
無を判定するセンサである。この場合、メダルのみを検
知することができ、タバコやライターなどメダルと関係
ない小物が投入口に置かれてもこれらをメダルと区別す
ることができる。メダルセンサ5は光学式のセンサであ
ってもよい。例えば、メダルの表面で反射した(あるい
はメダルにより遮蔽された)光を検出することにより、
メダルの有無を判定するセンサである。この場合、メダ
ルの材質の違いによる誤動作はない。図3のメダル投入
装置に1枚のメダルMが投入された場合の動作について
説明する。メダル受け部1の開口部Aを通ったメダルM
はベルト2上に落下する。ベルト2は矢印の方向に動い
ているので、メダルMの先端も同じ方向に移動する。そ
して、メダルMの他端もベルト2上に落下する。ベルト
2とローラ3の隙間はメダル1枚の厚さよりも広いの
で、メダルMはベルト2により搬送され、ベルト2の端
部に到達する。そして、メダルMはベルト2の端部から
メダルガイド4に沿って落下する。そしてメダルセレク
タ300に導かれる。複数(2枚)のメダルM、M’が
投入された場合、下側のメダルMは同様に搬送される
が、メダルM’はベルト2に接触しない。代わりに上側
のメダルM’はローラ3に接触し、やや上に持ち上げら
れるとともに開口部A側に押し戻される。メダルM’
は、メダルMが搬送される間、開口部A内にある。この
ようにメダルM’はメダルMと分離される。メダルMが
搬送されると、メダルM’は少し落下して図3のメダル
Mと同じ状態になる。そして、メダルM’も同様に搬送
される。ローラ3がない場合について考えてみる。メダ
ルが2枚重なった状態で投入されると、そのままベルト
2により搬送されてしまう。これではメダルセレクタに
おいてメダルが詰まるおそれがある。ローラ3の代わり
に板を用いてメダル1枚分の隙間を設ける場合について
考えてみる。メダルが2枚重なった状態で投入される
と、2枚一緒にベルトで搬送される。すると隙間部分で
メダルが詰まるおそれがある。したがって、複数のメダ
ルが同時に投入されたときメダル詰まりを起こすことな
くメダルを1枚ずつ搬送するためには、例えば、ローラ
3を設けることが望ましい。次に、メダル投入装置20
1の他の具体例について説明する。メダル投入装置20
1として、スライド式のメダル投入装置を用いることが
できる。図4は、このメダル投入装置の斜視図である。
図4において、メダル受け部1等の表示を省略してい
る。図8はメダル投入装置の断面図である。図4に示す
ように、一括投入機構201は、本体202と、この本
体202の前面を開閉自在に覆う蓋体203とを備え、
本体202の内部にメダルを送り出すための機構が設け
られている。図4では、駆動機構の図示は省略してい
る。また、図4では、内部構造を理解し易いように蓋体
203の一部分を切開している。本体202は、15度
程度傾けて作製されており、本体202の前面には基部
204が取り付けられている。基部204を斜めに取り
付けることにより、投入されたメダルをメダル溜りDか
らスライド板205にスムースに載せるとともに、同じ
くメダルをスライド板205からメダルレール部204
aにスムースに移動させることができる。基部204に
は、斜めのメダルレール部204aが設けられている。
メダルレール部204aは、本体202の側板206に
設けられたメダル出口206aと接続されていて、メダ
ルレール部204aにメダルが載せられると、メダルが
転がっていってメダル出口206aから排出される。ス
ライド板205は、図示しない駆動機構により基部20
4の表面に沿って上下にスライドする。スライド板20
5の表面には、複数のリブ207が設けられている。ス
ライド板205に設けられたリブ207は、メダルをか
き混ぜるとともに(縦方向の)整列作用をもち、溜まっ
たメダルを全て排出することができる。従って、スライ
ド板205の下の部分(スライド板205が上限まで移
動しても露出しない部分)には、リブを設ける必要なな
い。また、リブ207の上下方向の長さが長ければ、メ
ダルのかき混ぜ効果が大きく、リブ207の長さが短い
と同効果が小さい。さらに、メダルをかき混ぜ、スライ
ド板205が上方に移動する際にメダルを回転させるよ
うに、リブ207の上端には手前側に傾斜が設けられて
いる。また、複数のリブ207の間隔は、それぞれ均等
でなくてもよい。ただし、リブ207の間隔は、メダル
の直径よりも小さくなければならない。リブ207の幅
もそれぞれ同じでなくてもよい。一方、蓋体203の内
側にもリブ207aが設けられており、これらのリブ2
07,207aは互いに嵌り合い、メダルが落下する隙
間をなくしている。また、本体202及び蓋体203に
リブ207,207aを設けることによって、本体20
2と蓋体203とのクリアランスを大きく取ることがで
き、メダル投入装置の量産性を向上させることができ
る。さらに、ゴミがリブ207,207a間の隙間から
落下して溜まらないので、装置のメンテナンス上も望ま
しい。また、蓋体203は、メダル投入口C及び投入さ
れたメダルを受けるメダル受け部208がその内側に形
成されている。スライド板205のメダル排出口206
a側の上端には、ツメ状の突起部205aが設けられて
いる。この突起部205aは、スライド板205が上方
に移動してメダルがスライド板205の上端面からメダ
ルレール部204aに移動する際、メダル排出口206
aでメダルが2枚以上重なることを防止する役目を果た
す。すなわち、メダル排出口206aはメダル1枚分の
幅を有するため、メダル排出口206aでメダルが詰ま
ることなく、円滑にメダルを排出することができる。次
に、遊技機のメダル投入制御方法及び装置について説明
する。図5は、スロットマシン10とメダル貸機400
におけるメダル投入制御装置のブロック図を示す。図
中、実線はメダルの流れを示し、点線は信号の流れを示
す。まず、メダル貸機400において、制御ユニット4
05は、図示しない紙幣識別機からの信号を受けて、メ
ダル送り出し装置であるホッパーユニット404を駆動
する。ホッパーユニット404は所定の数のメダルを送
り出すまで内部の機構が回転し、メダルを1枚づつ払い
出す。ホッパーユニット404の出口側には、ストッカ
406が設けられており、一定数のメダル(例えば50
枚)を溜めておき、必要に応じて、すなわち、紙幣が挿
入され、これが正しい紙幣と判定されたときに、ストッ
カ406の出口に設けられたシャッタ(図示しない)を
開いて、多数のメダルを一斉に排出する。ストッカ40
6のシャッタが開いたとき一度にメダルが排出される
が、その枚数は限定されているので、メダル一括投入装
置はこれを処理できる。これに対して一度に多数の紙幣
がメダル貸機400に挿入されたとき(例えば1万円札
が挿入されたとき)、メダル貸機400は非常に多数の
メダルを排出しなければならない。そこで、(1)シャ
ッタを開きストック分(例えば50枚)を排出する。次
にシャッタを開いたままでホッパーユニット404を回
転させてメダルを送り続ける。所定数になったらホッパ
ーユニット404の駆動を止め、ストッカ406のシャ
ッタを閉じる。制御ユニット405はこの制御を行うこ
とができる。別のやり方として、(2)シャッタを開き
ストック分を排出する。シャッタを閉じる。ホッパーユ
ニット404を回転させてストックを確保する。メダル
が所定数に達したらシャッタを開く。以上の手順を所定
数になるまで続けるというやり方も適用できる。ストッ
カ406から払い出されたメダルは、メダル払い出し部
である払い出しノズル401に送られる。メダルが払い
出しノズル401を通過する際に、払い出しノズル40
1に設けられたセンサ5Aによりメダルの排出が検知さ
れる。センサ5Aで検知された信号は、後述する制御部
306に送られる。払い出しノズル401へ送り出され
たメダルは、払い出しノズル401からスロットマシン
10のメダル受け部311に送り出される。スロットマ
シン10のメダル受け部311に設けられたセンサ5B
は、メダル受け部311にメダルが送りこまれたかどう
かを検出し、メダルが送りこまれたときは、制御部10
2がメダル揚送装置320を駆動するとともに、メダル
投入装置201も駆動する。メダル投入装置201によ
り送り出されたメダルはメダルセレクタ300を通って
判別された後、貯留される。そして、必要に応じてメダ
ル払い出しホッパー310によりメダル払い出し口30
4へ送られる。ここで、メダル投入装置201により送
り出されたメダルの数、すなわち、メダルがメダルセレ
クタ300を通過する際に、メダルカウント用センサ3
05によりメダルの排出頻度(メダルの枚数/秒)を計
数する。メダルカウント用センサ305で計数されたメ
ダル排出頻度データは、制御部306に送られる。メダ
ル投入装置201のオーバーフローや過負荷が生じない
ように、あるいはメダル投入装置201のメダル排出頻
度を上げて短時間でメダルを払い出せるように、払い出
しノズル401におけるメダル排出頻度に基づいて、制
御部306からメダル投入装置201に制御信号を送
り、メダル投入装置201のメダル排出頻度を制御す
る。さらに、メダル受け部311にメダルがあることを
センサ5Bが検知し、メダル投入装置201が駆動され
ているにもかわらず、遊技機内部にメダルが送り出され
ていないことがメダルカウント用センサ305により検
知された場合には、制御部306から制御ユニット40
5にホッパーユニット404を停止する信号を送る。ホ
ッパーユニット404は、この停止信号によりホッパー
ユニット404の回転を停止させ、メダル貸機400か
らスロットマシン10へのメダルの搬送を中止する。な
お、制御部306からは、制御ユニット405にホッパ
ーユニット404だけでなく、同時にストッカ406に
対してもそのシャッタを閉じる信号を送ってもよい。ま
た、メダルカウント用センサ305は、メダルの個数を
計数し得るセンサであり、光学式センサ、誘導式センサ
等種々のセンサを使用することができる。センサ5A,
5Bとしては、メダルの排出を検出できる光学式セン
サ、誘導式センサ等種々のセンサを使用することができ
る。図6は、このようなホッパーユニット404のメダ
ル排出を停止する制御を行うステップを示すフローチャ
ートである。 S1:メダルをメダル貸機400から直接遊技機10の
メダル受け部311に供給する場合に、メダル貸機40
0のメダル排出頻度と、メダル投入装置201のメダル
排出頻度とが同期されていなければならない。メダル貸
機400のメダル排出頻度がメダル投入装置201のメ
ダル排出頻度をあまりに超えている場合、遊技機10の
メダル受け部311等でメダルが詰まったり、メダル投
入装置201が過負荷になり望ましくない。そのため、
メダル投入装置201の前後で過負荷状態と判断できる
閾値zを設定し、予め制御部306に入力しておく。 S2:メダル貸機400のホッパーユニット404から
送り出されたメダルを貯留しているストッカ406か
ら、スロットマシン10のメダル受け部311にメダル
を送り出す。 S3:この時、ストッカ406から払い出されたメダル
が払い出しノズル401を通過する際に、メダル貸機4
00に設けられたセンサ5Aにより、メダルの排出を検
出する。或いは、スロットマシン10のメダル受け部3
11に設けられたセンサ5Bにより、メダルがメダル受
け部311に投入されたことを検出してもよい。さら
に、センサ5A及びセンサ5Bを共に使用して両者の検
出信号を使用してもよい。これらのセンサ5A及びセン
サ5Bの信号は、制御部306に送られる。 S4:メダルがメダルセレクタ300を通過する際に、
メダルカウント用センサ305によりメダルの排出頻度
(メダルの枚数/秒)を計数する。メダルカウント用セ
ンサ305が計数したメダル排出頻度信号は、メダルの
検出に利用され、制御部306に送られる。 S5:制御部306において、受信したメダル検出信号
zと、予め入力されていた閾値zとを比較、判定す
る。すなわち、メダル投入装置201が駆動されている
にもかわらず、遊技機内部にメダルが送り出されていな
いか否か、メダル投入装置201の前後でメダルが詰ま
っていないかどうかを判断する。 S6:メダル検出信号zが所定の閾値zより大きいか
等しい場合は、メダル投入装置201からスロットマシ
ン10の内部にメダルが払い出されていると判断される
ので、ホッパーユニット404の回転をそのまま維持す
る。 S7:メダル検出信号zが所定の閾値zより小さい場
合は、メダル投入装置201からスロットマシン10の
内部にメダルが払い出されていないと考えられるので、
メダル投入装置201は過負荷状態であると判断され
る。そこで、さらに負荷が増大しないように、制御部3
06は、メダル貸機400のホッパーユニット404の
回転を停止させるように、制御ユニット405に対して
制御信号を送信する。このようにして、メダル貸機40
0からのメダルの払い出しを停止し、スロットマシン1
0内部での負荷の増大を防止することができる。さら
に、負荷があまりに大きいときは、メダル貸機400か
らのメダルの払い出しを停止させるのと同時に、スロッ
トマシン10又はメダル貸機400又はその両者で、過
負荷状態であることを知らせる警告音又は警告灯又はそ
の両者を作動させてもよい。 発明の実施の形態2.発明の実施の形態1では、メダル
セレクタ300にメダルカウント用センサ305を設
け、メダル投入装置201から払い出されるメダルを検
出していたが、メダルの排出を検出するセンサをメダル
投入装置201に設けてもよい。この場合のブロック図
を図7に示す。図において、メダル投入装置201によ
り送り出されるメダルの排出は、メダル投入装置201
に設けられたセンサ5Cにより検出される。すなわち、
メダル投入装置201におけるモータの駆動電流がゼロ
であったり過剰な値となったことを、センサ5Cとして
電流計を使用して検知することができる。これは、メダ
ル投入装置201としてベルト式のメダル投入装置(図
3参照)やスライド式のメダル投入装置(図4参照)に
ついて適用できる。また、ベルト式のメダル投入装置で
は、ローラ3が動かない、ローラ3の回転速度が極端に
低い(所定の閾値zより小さい)場合などを電気的セ
ンサ、光学的センサ等により検出することができる。検
出された信号は、制御部306に送られ、発明の実施の
形態1における図6のフローチャートと同様に、所定の
閾値z と比較され、メダルがメダル投入装置201が
過負荷状態であると判断された場合、制御部306はメ
ダル貸機400のホッパーユニット404の回転を停止
するように、制御ユニット405に対して制御信号を送
信する。なお、図7では判りやすいようにメダルカウン
ト用センサ305の図示を省略したが、メダルセレクタ
300を通過する際のメダル排出頻度は、メダルカウン
ト用センサ305により計数できることは当然である。 発明の実施の形態3.上記発明の実施の形態に係る遊技
機10は、メダル揚送装置320を備え、メダル受け部
311に受けたメダルをメダル投入装置201まで持ち
上げていたが、メダル貸機400の払い出しノズル40
1を直接メダル投入口1に導くように構成して、メダル
揚送装置320を用いないようにしてもよい。この発明
の実施の形態3に係る遊技機及びメダル貸機の外観を図
8に、ブロック図を図9に示す。図8において、払い出
しノズル401がメダル貸機400のほぼ中間の高さ
(この位置に遊技機のスイッチやメダル投入口が設けら
れている)に設けられている。そして、ノズル401の
先端がメダル受け部1に挿入されている。このため、メ
ダル貸機400からのメダルはメダル受け部1に直接送
られる。このような遊技機10においても、発明の実施
の形態1及び2と同様に、制御部306によりメダル貸
機400からのメダルの払い出しを停止させ、スロット
マシン10内部での過負荷状態を防止することができ
る。本発明は、以上の実施の形態に限定されることな
く、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々
の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含さ
れるものであることは言うまでもない。
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、メダル
投入装置が過負荷状態になった場合にメダル貸機のメダ
ル送り出し装置を停止する制御ができ、遊技機内部での
負荷の増大を防止し、遊技機内部でのメダルの送り出し
を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施の形態1に係る遊技機(スロット
マシン)とメダル貸機(台間機)の正面図である。
【図2】 発明の実施の形態1に係る遊技機のメダル受
け部の詳細図である。
【図3】 発明の実施の形態1に係るメダル投入装置の
概要図であり、図3(a)は断面図、図3(b)は斜視
図である。
【図4】 発明の実施の形態1に係る他のメダル投入装
置の斜視図である。
【図5】 発明の実施の形態1に係るメダル投入制御装
置のブロック図である。
【図6】 発明の実施の形態1に係るメダル投入制御方
法のフローチャートである。
【図7】 発明の実施の形態2に係るメダル投入制御装
置のブロック図である。
【図8】 発明の実施の形態3に係る遊技機とメダル貸
機の正面図である。
【図9】 発明の実施の形態3に係るメダル投入制御装
置のブロック図である。
【符号の説明】
1 メダル受け部 2 ベルト 3 ローラ 4 メダルガイド 5A,5B,5C センサ 6 ベルト用ローラ 7 メダルガイド 100 メダル送り出し装置 101 スタート/ストップスイッチ 102 制御部 103 一括投入機構駆動部 201 メダル投入装置 202 本体 203 蓋体 204 基部 204a メダルレール部 205 スライド板 205a 突起部 205b 上端面 206 側板 206a メダル排出口 207,207a リブ 208 メダル受け部 300 メダルセレクタ 304 メダル払い出し口 305 メダルカウント用センサ 306 制御部 310 メダル払い出しホッパー 311 メダル受け部(下皿) 320 メダル揚送装置 400 メダル貸機(台間機) 401 払い出しノズル 402 紙幣挿入口 403 表示部 404 ホッパーユニット 405 制御ユニット 406 ストッカ A メダル受け部の開口部 C メダル投入口 D メダル溜り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今関 進 東京都台東区東上野一丁目14番7号 株式 会社オリンピア内 (72)発明者 岸 憲路 東京都台東区東上野一丁目14番7号 株式 会社オリンピア内 (72)発明者 関根 義宗 東京都台東区東上野一丁目14番7号 株式 会社オリンピア内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に隣接して設けられたメダル貸機
    から送り出されるメダルを前記メダル貸機内に設けられ
    た第1のセンサにより検出するステップと、 前記遊技機内のメダル投入装置から遊技機内部に送り出
    されるメダルを前記遊技機内に設けられた第2のセンサ
    により検出するステップと、 前記メダル投入装置が過負荷状態であるかどうかを前記
    遊技機内に設けられた制御部で判断するステップと、 前記判断結果に基づいて、前記メダル貸機のメダル送り
    出し装置を停止させるステップとを含むことを特徴とす
    る遊技機のメダル投入制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のセンサ及び前記第2のセンサ
    で検出したメダル排出速度を比較し、この比較結果に応
    じて前記メダル投入装置の状態を判断するステップを備
    えることを特徴とする請求項1記載の遊技機のメダル投
    入制御方法。
  3. 【請求項3】 前記メダル投入装置の駆動部の駆動電流
    に基づき前記メダル投入装置の状態を判断するステップ
    を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機のメダ
    ル投入制御方法。
  4. 【請求項4】 遊技機に隣接して設けられたメダル貸機
    内に設けられ、前記メダル貸機から送り出されるメダル
    を検出する第1のセンサと、 前記遊技機内に設けられ、前記遊技機内のメダル投入装
    置から遊技機内部に送り出されるメダルを検出する第2
    のセンサと、 前記メダル投入装置が過負荷状態であるかどうかを判断
    する制御部と、 前記制御部の判断結果に基づいて、前記メダル貸機から
    送り出されるメダルの排出を停止させる制御信号を出力
    する制御ユニットとを備えることを特徴とする遊技機の
    メダル投入制御装置。
  5. 【請求項5】 遊技機に隣接して設けられたメダル貸機
    からメダルを受けるメダル受け部と、 受けたメダルを遊技機内部へ送り出すメダル投入装置
    と、 前記メダル投入装置から遊技機内部に送り出されるメダ
    ルを検出するセンサと、 前記遊技機に隣接して設けられたメダル貸機内で検出さ
    れた前記メダル貸機から送り出されるメダルの検出信号
    及び上記センサからの信号に基づいて、前記メダル投入
    装置が過負荷状態であるかどうかを判断し、前記メダル
    貸機から送り出されるメダルの排出を停止させる制御信
    号を前記メダル貸機に出力する制御部とを備えることを
    特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】 前記センサは、前記メダル投入装置又は
    メダルセレクタに設けられていることを特徴とする請求
    項5記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 さらに、前記メダル受け部で受けたメダ
    ルをメダル投入装置まで持ち上げるメダル揚送装置を備
    えることを特徴とする請求項5又は6記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 隣接して設けられた遊技機に遊技用メダ
    ルを払出すメダル貸機であって、 所定枚数のメダルを払い出すメダル送り出し装置と、 前記メダル送り出し装置から払い出されたメダルを貯留
    するストッカと、 前記ストッカに貯留されたメダルを前記遊技機に払い出
    すメダル払い出し部と、 前記メダル送り出し装置から送り出されるメダルを検出
    するセンサと、 紙幣識別機からの信号及び前記遊技機からの信号に基づ
    いて、前記メダル送り出し装置を駆動、停止させる制御
    を行う制御ユニットとを備えることを特徴とするメダル
    貸機。
  9. 【請求項9】 遊技機に隣接して設けられたメダル貸機
    から送り出されるメダルを前記メダル貸機内に設けられ
    た第1のセンサにより検出するステップと、 前記遊技機内のメダル投入装置から遊技機内部に送り出
    されるメダルを前記遊技機内に設けられた第2のセンサ
    により検出するステップと、 前記第1及び第2のセンサの検出信号に基づいて、前記
    メダル投入装置が過負荷状態であるかどうかを前記遊技
    機内に設けられた制御部で判断するステップと、 前記判断結果に基づいて、前記メダル貸機のメダル送り
    出し装置を停止させるステップとを含むことを特徴とす
    る遊技機のメダル投入制御方法を実行させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 遊技機に隣接して設けられたメダル貸
    機から送り出されるメダルを前記メダル貸機内に設けら
    れた第1のセンサにより検出するステップと、 前記遊技機内のメダル投入装置から遊技機内部に送り出
    されるメダルを前記遊技機内に設けられた第2のセンサ
    により検出するステップと、 前記第1及び第2のセンサの検出信号に基づいて、前記
    メダル投入装置が過負荷状態であるかどうかを前記遊技
    機内に設けられた制御部で判断するステップと、 前記判断結果に基づいて、前記メダル貸機のメダル送り
    出し装置を停止させるステップとを含むことを特徴とす
    る遊技機のメダル投入制御方法を実行させるためのプロ
    グラム。
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