JP2003283813A - 画像データ加工装置および画像処理装置 - Google Patents

画像データ加工装置および画像処理装置

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JP2003283813A
JP2003283813A JP2002085068A JP2002085068A JP2003283813A JP 2003283813 A JP2003283813 A JP 2003283813A JP 2002085068 A JP2002085068 A JP 2002085068A JP 2002085068 A JP2002085068 A JP 2002085068A JP 2003283813 A JP2003283813 A JP 2003283813A
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JP2002085068A
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Atsushi Kagaya
淳 加賀谷
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 画像データに対して拡大縮小処理を行う際の
適切な補間法の設定を簡便にすると共に、拡大縮小処理
を行って得た2次画像の画質向上を図る。 【解決手段】 補間法設定部25は、粒状度取得部20
により取得した画像データD0の粒状度Eに基づいて、
複数の拡縮倍率の範囲毎に補間法を設定し、拡縮情報付
与部30は、複数の拡縮倍率の範囲と、各拡縮倍率の範
囲に対して設定され補間法とを対応付けた情報を拡縮情
報Tとして作成して画像データD0に付与する。プリン
トラボ100において、補間法設定部75は、指定され
たプリントサイズと、プリンタ85の解像度と、画像デ
ータD1の画素数とに基づいて画像データD1に対して
行う拡縮処理の拡縮倍率Sを算出し、拡縮情報読取部6
0によって画像データD1から読み取った拡縮情報Tか
ら、拡縮倍率Sに対応する補間法Mを読み出して、拡縮
処理部80による拡大縮小処理の最適な補間法を決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データに対し
て拡大縮小処理を行う画像処理装置および拡大縮小処理
するための画像データ加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真フィルムに記録された画
像を光電的に読み取ることによって得た画像データある
いはデジタルカメラにより被写体を撮影して得た画像デ
ータに対して適切な画像処理を施した後に、画像を再生
(プリントを含む)記録することが種々の分野で行われ
ている。そして、画像データを得てこの画像データを再
生するシステムにおいて、例えば、その可視画像のうち
観察対象となる関心領域をより詳細的に観察したいと
き、その領域を拡大して再生することがある。この場
合、拡大して再生に供する画像データの画素数を原画像
の画像データのままで拡大再生したのでは、人の視覚の
特性上その拡大画像の鮮鋭度は原画像よりも相対的に低
下したものとして認識される。そのため、画像を単に拡
大再生しただけでは鮮鋭度が低下して画像の詳細な観察
はできない。また、画像を縮小して再生する場合におい
ても、画素数そのままで縮小再生したのでは、ノイズが
目立ち、再生画像の画質低下を招くという問題があっ
た。
【0003】そこで、原画像データに対して所定の補間
法を用いて補間処理を施し、原画像データの画素数とは
異なる画素数、具体的には拡大再生に際しては原画像デ
ータよりも多い画素数の2次的な画像データ、縮小再生
に際しては原画像データよりも少ない画素数の2次的な
画像データである補間画像データを求め、この補間画像
データに基づいて可視画像の再生を行うことによって、
拡大または縮小再生した場合でも、再生画像の画質低下
を防止することが考えられている。
【0004】このように画像データに対して補間処理を
施す補間演算方法(以下略して補間法という)として従
来より種々の方法が提案されているが、一般に3次のス
プライン補間関数による方法がよく用いられている。こ
の方法は、原画像データを各空間毎に3次関数で結び、
補間点の設定位置(上記各空間内での設定値)における
該3次関数の値を補間画像データとするものである。
【0005】このように原画像データを通過する補間法
は、鮮鋭度が比較的に高い補間演算方法であり、具体的
にはCUBICスプライン補間法などが知られている。
【0006】ところで、上記CUBICスプライン補間
法は、鮮鋭度の比較的高いシャープな2次画像(補間に
より得られた画像)を再生するための補間画像データを
得ることができるが、原画像データにより表される画像
は、元々粒状度が高く、ノイズが目立つ画像であれば、
CUBICスプライン補間法を用いて補間処理を行う
と、2次画像は鮮鋭度が高いと共に、ノイズなども目立
って、ざらつき感のつよい画像になるので、この場合
は、鮮鋭度よりも、滑らかな2次画像を得ることができ
る方法を用いることが好ましい。このように鮮鋭度は比
較的低くても滑らかな2次画像を再生する補間画像デー
タを得る補間法として例えばBスプライン補間法が知ら
れている。このBスプライン補間法よって、鮮鋭度は比
較的低いものの、滑らかな2次画像を得ることができ
る。
【0007】また、Bスプライン補間法とCUBICス
プライン補間法の間に位置し、中間的な鮮鋭度と滑らか
さを得ることができる補間法(以下中間補間法という)
も提案されている。
【0008】すなわち、画像データに対して拡大縮小処
理を行う際に用いられる補間法は、夫々特性があり、長
短があるものである。
【0009】そこで、従来の画像処理装置(画像処理機
能を有する画像再生装置を含む)には、画像データに対
して拡大縮小処理を行う際に、画像データのソース種
(ネガフィルムからかデジタルカメラからか、ネガフィ
ルムの場合のスキャナの種類等)に加え、拡大縮小の倍
率に基づいて補間法を使い分けるものが知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像データに
対して拡大縮小処理を行う際に、鮮鋭度を高くしても粒
状(ノイズ)が目立たない画像データに対して鮮鋭度の
高い補間法を用い、粒状度が高い画像データに対しては
滑らかな2次画像を得ることができる補間法を用いるこ
とによって、最善な画質を得るようにすることが望まし
いのに対して、上述した画像処理装置は、原画像の画像
データ自身の粒状特性などを視野に入れず、関係ソース
種と拡大縮小の倍率だけに基づいて補間法を決定するよ
うにしているので、確実に好ましい画質を有する2次画
像を得ることはできないという問題がある。
【0011】また、画像処理装置において拡大縮小処理
を行う際に、モニタなどの表示装置に画像データにより
表される画像を表示して、操作者により目視で画像の粒
状の程度を判断し、画像の粒状の程度に基づいて手動で
補間法を選択するようにすれば、好ましい画質を有する
2次画像を得ることが可能となるが、この方法では、画
像処理装置の操作者は、画像処理に関して高度な知識を
有するものであることが必要である。しかし、画像デー
タは、デジタルデータであるので、1つの画像データは
様々な画像再生装置によって再生される場合が多い。例
えば、デジタルカメラにより撮影して得た画像データ
は、ユーザAのコンピュータに取り込まれ、そのコンピ
ュータのモニタで表示されたり、ユーザAの友人に送付
され、その友人のコンピュータのモニタで表示された
り、CD−Rなどの記録媒体に記録されて、プリントラ
ボでプリント依頼されたりする場合がある。この場合、
この画像データを拡大縮小して再生(モニタ表示、プリ
ント)するとき、拡大縮小処理して得た2次画像の画質
は、ユーザA、ユーザAの友人、プリントラボの操作者
の画像処理に関する知識の程度によって異なる可能性が
ある。すなわち、ユーザA、ユーザAの友人、プリント
ラボの操作者のうち、原画像の粒状の程度を判断すると
共に、この粒状の程度に基づいて適切な補間法を選択す
ることができる程度の知識を持つ人の場合、その人の操
作によって望ましい画質を有する2次画像を得ることが
できるが、そこまでの知識がない操作者の場合は、望ま
しい画質の2次画像を得ることが困難である。
【0012】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、画像データに対して拡大縮小処理を行う際に、望ま
しい画質を有する2次画像を得ることを簡単かつ確実に
する画像データ加工装置および画像処理装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の画像データ加工
装置は、画像データに対して、拡大縮小処理を行う際の
複数の想定される異なる拡縮倍率または拡縮倍率の範囲
毎に複数の補間法から1つの補間法を設定する設定手段
と、前記複数の異なる拡縮倍率または拡縮倍率の範囲
と、前記設定手段により各拡縮倍率または拡縮倍率の範
囲に対して設定された前記補間法とを対応付けた情報を
拡縮情報として作成し、前記画像データに付属させる拡
縮情報付与手段とからなるものであることを特徴とする
ものである。
【0014】ここで、「拡縮情報」は、複数の想定され
る拡縮倍率または拡縮倍率の範囲と、該各々の拡縮倍率
または拡縮倍率の範囲に対応して設定された補間法とを
対応付けた情報であり、図6に示すようなテーブルは、
例として挙げることができる。図6の例では、拡縮倍率
Sが、1.2より小さい、1.2以上であるが1.6よ
り小さい、1.6以上の3つの拡縮倍率の範囲に対し
て、夫々補間法A、補間法B、補間法Cが設定された拡
縮情報を示している。
【0015】すなわち、本発明の画像加工装置は、画像
データに対して拡大縮小処理を行うものではなく、前記
設定手段により画像データに対して複数の想定される拡
縮倍率または拡縮倍率の範囲複数毎に用いられるべき補
間法を設定し、拡縮情報付与手段により前記設定手段の
設定された内容に従って前記拡縮情報を作成して画像デ
ータに付与する加工処理を行うものである。
【0016】本発明の画像加工装置における前記設定手
段は、画像データの粒状度を表す情報を取得する粒状度
取得手段を備え、前記画像データの粒状度を表す情報に
基づいて、前記補間法を設定するものであることを特徴
とするものであることが望ましい。
【0017】ここで、「粒状度取得手段」は、加工対象
となる画像データの粒状度を表す情報を取得するもので
あればいかなるものであってもよい。例えば、画像デー
タを解析してその粒状度を表す情報を得る解析手段であ
ってもよいし、画像データ加工装置の処理を簡単にする
視点からは、前記粒状度取得手段は、画像データを視覚
的に表示する表示手段と、前記表示手段により表示され
た前記画像データの粒状度を表す情報を入力させる入力
手段とからなるものであってもよい。後者の場合、画像
データ加工装置の操作者が目視によって、加工対象とな
る画像データの粒状の程度を判断して、粒状度を表す情
報を入力することになるが、この「粒状度を表す情報」
は、画像データの粒状の程度を表すことができるもので
あればいかなるものであってもよく、例えば、粒状度そ
のものであってもよいが、判断の便宜から、「粒状が多
い」、「粒状が少ない」などのように数段階に分けた情
報であってもよい。なお、この入力手段は、操作者に予
め用意されたメニューから加工対象の画像データの粒状
の程度にマッチした粒状度を表す情報を選択させるもの
であることが好ましい。
【0018】また、本発明の画像データ加工装置の加工
対象となる画像データが、デジタルカメラにより撮影し
て得た、前記デジタルカメラの機種情報が付属されたも
のである場合に対応して、前記粒状度取得手段が、各々
の機種のデジタルカメラの粒状特性を表す情報を記憶し
た記憶手段と、前記画像データに付属された前記機種情
報を読み取ると共に、前記記憶手段から該機種情報によ
り表される機種のデジタルカメラの粒状特性を読み出し
て前記画像データの粒状度を表す情報とする検索手段と
からなるものであることが好ましい。
【0019】本発明の画像処理装置は、本発明の画像デ
ータ加工装置により得た画像データに対して拡大縮小処
理を行うものであり、複数の異なる拡縮倍率または拡縮
倍率の範囲に対応して夫々用いられるべき補間法を示す
拡縮情報が付属された前記画像データから前記拡縮情報
を読み取る拡縮情報取得手段と、前記画像データに対す
る拡縮倍率を指定する倍率指定手段と、前記拡縮情報か
ら、前記倍率指定手段により指定された前記拡縮倍率に
対応した前記補間法を読み出す読出手段と、前記読出手
段により読み出された前記補間法を用いて拡縮処理を行
う処理手段とを備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明の画像データ加工装置によれば、
画像データに対して想定される複数の拡縮倍率または拡
縮倍率の範囲毎に用いられるべき補間法が設定された拡
縮情報を付与する加工処理を行うので、拡大縮小処理を
行う画像処理装置側において、一旦加工処理された画像
データに対して拡大縮小処理を行う際に、この拡縮情報
を解読することだけで、用いられるべき補間法を知るこ
とができ、画像データ加工装置の操作者だけが、加工対
象となる画像データの粒状の程度を判断して、この粒状
の程度に基づいて用いられるべき補間法を設定すること
ができる程度の知識を有するものであれば、画像処理装
置(画像処理機能を備えた画像再生装置を含む)の操作
者は画像処理に対する高度な知識が無くても、高画質を
有する2次画像データ(拡大縮小処理された画像デー
タ)を得ることができる、簡便である。
【0021】また、本発明の画像データ加工装置は、補
間法を設定する際に、画像データの粒状度を表す情報に
基づいて設定するようにしているので、適切な補間法を
設定することができ、画像処理装置側で拡大縮小処理を
行う際に拡縮情報から適切な補間法を読み出して拡大縮
小処理を行えば、確実に望ましい画質を有する2次画像
を得ることができる。
【0022】また、デジタルカメラにより取得した画像
データに、該デジタルカメラの機種情報が付帯されてい
ることが多いことを利用し、本発明の画像データ加工装
置にデジタルカメラの機種毎の粒状特性を表す情報を記
憶する記憶手段を備え、画像データから機種情報を読み
出すと共に、記憶手段から該機種のデジタルカメラの粒
状特性を検索して画像デーたの粒状度を表す情報とする
ようにして粒状度を取得すれば、画像データの粒状の程
度の判断は、操作者に頼ることもなく、画像データを解
析する必要もなくできるので、便利である。
【0023】本発明の画像処理装置は、画像データに付
帯された拡縮情報を読み出し、拡大縮小処理しようとす
る拡縮倍率に応じた補間法を拡縮情報から取得するだけ
で、用いるべき補間法で拡大縮小処理を行うことができ
るので、便利でありながら、確実に望ましい画質を有す
る2次画像を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。
【0025】図1は、本発明の画像データ加工装置と画
像処理装置の実施形態となるプリントシステムの構造を
示すブロック図である。図示のように、本実施形態のプ
リントシステムは、画像データ加工装置50とプリント
ラボ100とを備え、画像データ加工装置50は、ネガ
フィルムをスキャンしたり、デジタルカメラにより取得
した画像データを記録した記録媒体から画像データを読
み出したり、ネットワークを介して画像データを受信し
たりして加工対象となる画像データD0を得るデータ入
力部10と、画像データD0の粒状度を表す情報(以下
略して粒状度という)Eを得る粒状度取得部20と、粒
状度Eに基づいて、複数の想定される拡縮倍率Sの範囲
毎に補間法M1、M2、M3のうちの1つを設定する補
間法設定部25と、補間法設定部25により設定された
補間法M(M1、M2、M3のうちの1つ)および各々
の補間法Mと対応した拡縮倍率Sの範囲とに従って拡縮
情報Tを作成して画像データD0に付与して加工済み画
像データD1を得る拡縮情報付与部30と、画像データ
D1をCD−R40に記録させるデータ記録部35とか
らなり、プリントラボ100は、CD−R40に記録さ
れた画像データD1を読み出すデータ入力部10と、画
像データD1から拡縮情報Tを読み取る拡縮情報読取部
60と、画像データD1をプリントするプリントサイズ
を入力するためのプリントサイズ指定部70と、画像デ
ータD1の画素数を取得して、この画素数と、プリント
サイズ指定部70により指定されたプリントサイズと、
後述するプリンタ85の解像度とに基づいて画像データ
D1に対して行う拡大縮小処理の拡縮倍率Sを計算し、
拡縮情報Tからこの拡縮倍率Sが該当する拡縮情報Tに
おける拡縮倍率の範囲に対応する補間法Mを読み出す補
間法決定部75と、補間法決定部75により得られた補
間法Mを用いて画像データD1に対して拡大縮小処理を
行って画像データD2を得る拡大縮小処理部80と、拡
大縮小処理部80により得られた画像データD2をプリ
ントアウトしてプリントを得るプリンタ85とからな
る。
【0026】図2は、図1に示すプリントシステムにお
ける画像データ加工装置50の粒状度取得部20の構成
を示すブロック図である。図示のように、粒状度取得部
20は、データ入力部10により取得した画像データD
0がデジタルカメラにより取得したものか否か、デジタ
ルカメラにより取得されたものである場合、撮像を行っ
たデジタルカメラの機種情報が画像データD0に付帯さ
れているか否かを判断し、画像データD0がデジタルカ
メラにより取得したものであり、かつデジタルカメラの
機種情報が付帯されている場合だけ、該画像データD0
を後述するデジタルカメラ機種情報取得部12に出力す
るが、それ以外の場合は、画像データD0を後述するモ
ニタ15に出力するソース種判断部11と、ソース種判
断部11から受信した画像データD0からこの画像デー
タを撮像したデジタルカメラの機種情報を読み出すデジ
タルカメラ機種情報取得部12と、図3に示すように複
数のデジタルカメラ(DSC)の機種の粒状特性、すな
わち該当するデジタルカメラにより取得した画像データ
の粒状特性(ここでは、「粒状多い」、「粒状やや多
い」、「粒状普通」、「粒状やや少ない」、「粒状少な
い」のいずれか1つになる)を記憶したデータベース1
3と、デジタルカメラ機種情報取得部12により取得し
た画像データD0を撮像したデジタルカメラの機種情報
に基づいて、データベース13から該当する機種のデジ
タルカメラの粒状特性を読み出して、画像データD0の
粒状度Eとする粒状度判断部14と、ソース種判断部1
1から受信した画像データD0を表示するモニタ15
と、モニタにより表示された画像を確認して、「粒状多
い」、「粒状やや多い」、「粒状普通」、「粒状やや少
ない」、「粒状少ない」の5つの粒状度からなるメニュ
ーから画像データD0の該当する粒状度Eを操作者に選
択させることによって入力する粒状度入力部16とから
なる。
【0027】図4は、図1に示すプリントシステムにお
ける画像データ加工装置50の補間法設定部25の動作
を説明するための図である。本実施形態において、補間
法設定部25は、滑らかさ重視の補間法:Bスプライン
補間法M1、鮮鋭度重視の補間法:CUBICスプライ
ン補間法M3、鮮鋭度と滑らかさとの両方ともBスプラ
イン補間法M1とCUBICスプライン補間法の中間程
度の補間法M2(以下中間補間法M2という)の3つの
補間法から、用いられるべき補間法を設定するものであ
る。図4に示すように、画像データD0が「粒状多い」
場合、補間法設定部25は、いかなる拡大縮小倍率Sに
対しても滑らかさ重視のBスプライン補間法M1を設定
し、画像データD0が「粒状少ない」場合、補間法設定
部25は、いかなる拡大縮小倍率Sに対しても鮮鋭度重
視のCUBICスプライン補間法M3を設定する。「粒
状やや多い」や、「粒状普通」や、「粒状やや少ない」
などの場合において、拡大縮小倍率Sに応じて、粒状が
多ければ、滑らかさ重視の補間法を、粒状が少なければ
鮮鋭度重視の補間法を、拡縮倍率Sが大きければ、滑ら
かさ重視の補間法を、拡縮倍率が小さければ、鮮鋭度重
視の補間法を夫々設定するようにしている。補間法設定
部25は、このように画像データD0に対して、その粒
状度Eに対応して設定された1組の情報(複数の拡縮倍
率Sの範囲および各範囲に対応して設定された1つの補
間法M)を拡縮情報付与部30に出力する。
【0028】拡縮情報付与部30は、補間法設定部25
により設定された1組の情報を所定のフォーマットに変
換して拡縮情報Tとして画像データD0に付与して、加
工済み画像データD1を得る。
【0029】次に図5を参照して本実施形態のプリント
システムの動作を具体的に説明する。
【0030】図5は、本実施形態のプリントシステムの
動作を示すフローチャートである。図示のように、図1
に示すプリントシステムの画像データ加工装置50のデ
ータ入力部10は、ネガフィルムをスキャンしたり、デ
ジタルカメラにより取得した画像データを記録した記録
媒体から画像データを読み出したり、ネットワークを介
して画像データを受信したりして加工対象となる画像デ
ータD0を取得すると(S10)、まず、粒状度取得部
20のソース種判断部11が、この画像データD0が、
デジタルカメラ(DSC)により撮像して得、かつ撮像
したデジタルカメラの機種情報が付帯されているものか
否かを確認する(S15)。画像データD0がデジタル
カメラにより撮像して得たものであり、かつデジタルカ
メラの機種情報が付帯されていれば(S15:Ye
s)、ソース種判断部11は、画像データD0をデジタ
ルカメラ機種情報取得部12に出力し、デジタルカメラ
機種情報取得部12により画像データD0に付帯された
機種情報を解読することによって、画像データD0を撮
像したデジタルカメラの機種情報を得る(S24)。粒
状度判断部14は、デジタルカメラ機種情報取得部12
により取得したデジタルカメラの機種情報に基づいて、
データベース13から該当する機種のデジタルカメラの
粒状特性を読み出し、該粒状特性を画像データD0の粒
状度Eとして補間法設定部25に出力する。一方、ステ
ップS15において、画像データD0がデジタルカメラ
により撮像したものではない、またはデジタルカメラに
より撮像して得たものではあるが撮像したデジタルカメ
ラの機種情報が付帯されていない場合(S15:N
o)、ソース種判断部11は、画像データD0をモニタ
15に出力して、モニタ15により表示する(S2
0)。粒状度入力部16は、「粒状多い」、「粒状やや
多い」、「粒状普通」、「粒状やや少ない」、「粒状少
ない」の5つの粒状度からなる選択メニューを表示し、
操作者によりモニタ15が表示した画像を目視で確認
し、上記の選択メニューから選択した画像データD0の
該当する粒状の程度を画像データD0の粒状度Eとして
補間法設定部25に出力する(S22)。
【0031】補間法設定部25は、粒状度判断部14ま
たは粒状度入力部16から出力されてきた画像データD
0の粒状度Eに基づいて、図4に示す例のテープルか
ら、該当する粒状度が対応する1組の情報(例えば、画
像データD0の粒状度が「粒状やや多い」である時、こ
の1組の情報は、拡縮倍率Sが1.5より小さい時に
は、中間補間法M2を、拡縮倍率Sが1.5以上である
時には、滑らかさ重視のBスプライン補間法M1を用い
ることを示す情報となる)を設定して拡縮情報付与部3
0に出力する(S30)。拡縮情報付与部30は、補間
法設定部25から出力されてきた1組の情報を所定のフ
ォーマットに変換して拡縮情報Tとして画像データD0
に付与することによって加工済み画像データD1を得る
(S34)。データ記録部35は、拡縮情報付与部30
により得た加工済み画像データD1を記録媒体CD−R
40に記録する(S36)。
【0032】ステップS10からステップS36まで
は、図1に示すプリントシステムの画像データ加工装置
50の動作を示しているが、ステップS50からは、プ
リントラボ100の動作を示している。図示のように、
ユーザが、画像データD1を記録したCD−R40をプ
リントラボ100に渡してプリント依頼すると、まず、
プリントラボ100のデータ入力部55は、CD−R4
0に記録された画像データD1を読み出す(S50)。
データ入力部55により得られた画像データD1に対し
て、拡縮情報読取部60により拡縮情報Tを読み取ると
共に(S52)、操作者がプリントサイズ指定部70を
介してプリントするプリントサイズを指定する(S5
4)。補間法決定部75は、画像データD1の画素数を
取得して、この画素数と、プリントサイズ指定部70を
介して指定されたプリントサイズと、プリンタ85の解
像度とに基づいて画像データD1に対して行う拡大縮小
処理の拡縮倍率Sを計算し(S56)、拡縮情報読取部
60により得られた拡縮情報Tからこの拡縮倍率Sが該
当する拡縮情報Tにおける拡縮倍率の範囲に対応する補
間法Mを読み出して、拡縮処理部80により拡縮処理を
行う際の補間法として決定する(S58)。例えば、拡
縮情報は、拡縮倍率Sが1.5より小さい時には、中間
補間法M2を、拡縮倍率Sが1.5以上である時には、
滑らかさ重視のBスプライン補間法M1を用いることを
示すものであって、プリントサイズなどから計算して得
た拡縮倍率が1.75である時に、補間法決定部75
は、この画像データD1に対する補間法として、滑らか
さ重視のBスプライン補間法M1を決定する。
【0033】プリントラボ100の拡縮処理部80は、
補間法決定部75により決定された補間法Mを用いて、
画像データD1に対して拡大縮小処理を行って、処理済
みの画像データD2をプリンタ85に出力し(S6
0)、プリンタ85は、出力されてきた画像データD2
をプリントアウトしてプリントを得る(S62)。
【0034】このように本実施形態のプリントシステム
において、画像データ加工装置50は、画像データD0
の粒状度に基づいて拡縮情報を作成し、この拡縮情報を
画像データD0に付与して加工済み画像データD1を生
成することによって、画像再生装置となるプリントラボ
側は、画像データD1に付帯された拡縮情報を解読する
だけで、拡大縮小処理を行う際に用いるべき補間法を設
定することができるので、プリントラボ側の操作者は、
高度な画像処理の知識が無くても、高画質のプリントを
作成することができる。
【0035】また、画像データ加工装置50により加工
処理を行って得た画像データは、拡縮情報が付帯されて
いるので、この拡縮情報を解読することが可能ないかな
る画像処理装置においても、操作者に頼ることがなく、
拡大縮小処理の際に用いられる補間法を適切に設定する
ことができる。
【0036】また、画像データ加工装置50は、画像デ
ータD0の粒状度に基づいて拡縮情報を作成するように
しているので、画像データD0に最も適した補間法を設
定することができ、ひいては、設定された補間法を用い
て拡大縮小処理を行えば確実に望ましい2次画像を得る
ことができる。
【0037】上述において、本発明の画像データ加工装
置および画像処理装置の1実施形態について説明した
が、本発明の画像データ加工装置および画像処理装置
は、上述した実施形態に限られるものではなく、本発明
の主旨を変えない限り、様々な変更を加えることができ
る。
【0038】例えば、上述した実施形態のプリントシス
テムにおける画像データ加工装置50の粒状度取得部2
0は、デジタルカメラの機種情報または操作者による入
力によって画像データの粒状度を取得するようにしてい
るが、画像データを解析することによって粒状度を求め
るようにしてもよい。
【0039】さらに、上述した実施形態において、画像
データの粒状の程度を「粒状多い」、「粒状やや多
い」、「粒状普通」、「粒状やや少ない」、「粒状少な
い」の5つの段階に分けて、この粒状の程度を粒状度に
しているが、本発明の画像データ加工装置に用いられる
粒状度は、上述した5つの段階を増減したものは勿論、
画像データの粒状の程度を表すことが可能なものであれ
ば、いかなるものであってもよい。
【0040】また、上述した実施形態において、画像デ
ータD0に対して拡縮情報を付与する処理を施して得た
画像データD1は、記録媒体CD−Rに記録され、CD
−Rをプリントラボに渡すことによって画像データD1
の受渡しを行っているが、画像データD1を、他の種類
の記録媒体に記録したり、ネットワークを介して送信し
たりするなどいかなる方式で受渡しを行ってもよい。
【0041】また、画像データ加工装置により加工して
得た画像データD1を再生する画像再生装置も、プリン
トラボに限らず、コンピュータのモニタなどいかなる再
生装置であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像データ加工装置および画像処理装
置の実施形態となるプリントシステムの構成を示すブロ
ック図
【図2】図1に示すプリントシステムにおける画像デー
タ加工装置50の粒状度取得部20の構成を示すブロッ
ク図
【図3】図2に示す粒状度取得部20のデータベース1
3に記憶されたデジタルカメラの機種毎の粒状特性のテ
ーブルを示す図
【図4】図1に示すプリントシステムにおける画像デー
タ加工装置50の補間法設定部25の動作を説明するた
めの図
【図5】図1に示すプリントシステムの動作を示すフロ
ーチャート
【図6】拡縮情報の中身を説明するための図
【符号の説明】
10 データ入力部 11 ソース種判断部 12 デジタルカメラ機種情報取得部 13 データベース 14 粒状度判断部 15 モニタ 16 粒状度入力部 20 粒状度取得部 25 補間法設定部 30 拡縮情報付与部 35 データ記録部 40 CD−R 50 画像データ加工装置 55 データ入力部 60 拡縮情報読取部 70 プリントサイズ指定部 75 補間法決定部 80 拡縮処理部 85 プリンタ D0,D1,D2 画像データ E 粒状度 S 拡縮倍率 T 拡縮情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 CA19 CD06 CH07 CH18 DC01 DC36 5C053 FA04 FA08 GB06 LA02 LA03 LA06 LA11 5C076 AA21 AA22 BA05 BA07 BB25 CB01 CB05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに対して、拡大縮小処理を行
    う際の複数の想定される異なる拡縮倍率または拡縮倍率
    の範囲毎に複数の補間法から1つの補間法を設定する設
    定手段と、 前記複数の異なる拡縮倍率または拡縮倍率の範囲と、前
    記設定手段により各拡縮倍率または拡縮倍率の範囲に対
    して設定された前記補間法とを対応付けた情報を拡縮情
    報として作成し、前記画像データに付属させる拡縮情報
    付与手段とからなるものであることを特徴とする画像デ
    ータ加工装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段が、前記画像データの粒状
    度を表す情報を取得する粒状度取得手段を備え、 前記画像データの粒状度を表す情報に基づいて、前記補
    間法を設定するものであることを特徴とする請求項1記
    載の画像データ加工装置。
  3. 【請求項3】 前記粒状度取得手段が、前記画像データ
    を視覚的に表示する表示手段と、 前記表示手段により表示された前記画像データの粒状度
    を表す情報を入力させる入力手段とからなるものである
    ことを特徴とする請求項2記載の画像データ加工装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データが、デジタルカメラによ
    り撮影して得た、前記デジタルカメラの機種情報が付属
    されたものであり、 前記粒状度取得手段が、各々の機種のデジタルカメラの
    粒状特性を表す情報を記憶した記憶手段と、 前記画像データに付属された前記機種情報を読み取ると
    共に、前記記憶手段から該機種情報により表される機種
    のデジタルカメラの粒状特性を読み出して前記画像デー
    タの粒状度を表す情報とする検索手段とからなるもので
    あることを特徴とする請求項2記載の画像データ加工装
    置。
  5. 【請求項5】 画像データに対して複数の補間法を切り
    替えて拡大縮小処理を行い得る画像処理装置であって、 複数の異なる拡縮倍率または拡縮倍率の範囲に対応して
    夫々用いられるべき補間法を示す拡縮情報が付属された
    前記画像データから前記拡縮情報を読み取る拡縮情報取
    得手段と、前記画像データに対する拡縮倍率を指定する
    倍率指定手段と、前記拡縮情報から、前記倍率指定手段
    により指定された前記拡縮倍率に対応した前記補間法を
    読み出す読出手段と、前記読出手段により読み出された
    前記補間法を用いて拡縮処理を行う処理手段とを備えて
    なることを特徴とする画像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209611A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理システム
CN112215751A (zh) * 2020-10-13 2021-01-12 Oppo广东移动通信有限公司 图像缩放方法、图像缩放装置及终端设备

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JP2006209611A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理システム
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