JP2004120403A - 撮像装置および画像データ並びに再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】動画と静止画を撮像可能なデジタルカメラにおいて、撮像者の意図を反映した代表フレームの決定を簡便にすると共に、画像処理のパラメータを決定するための情報量を多くする。
【解決手段】デジタルカメラ1の撮像部10は、被写体を撮像し続けて得た各々のフレームを撮像順にリングバッファ15に送信する。リングバッファ15は、送信されてきたフレームを受信順に格納しつつ、格納したフレームが11枚になって、次のフレームを受信したとき、最も先に格納したフレームを破棄して次のフレームを格納する。撮像中に、シャッタースイッチ20が押下されると、タグ情報生成部25は、シャッタースイッチ20押下時に撮像したフレームが、代表フレームであることを示す代表フレーム識別情報を作成する。シャッタースイッチ20押下時から0.5秒経過したとき、画像データ作成部30は、リングバッファ15に格納された、代表フレームと、代表フレーム撮像時前後のフレーム5枚ずつとを1つの画像データとして作成すると共に、代表フレーム識別情報を付属させる。
【選択図】 図2
【解決手段】デジタルカメラ1の撮像部10は、被写体を撮像し続けて得た各々のフレームを撮像順にリングバッファ15に送信する。リングバッファ15は、送信されてきたフレームを受信順に格納しつつ、格納したフレームが11枚になって、次のフレームを受信したとき、最も先に格納したフレームを破棄して次のフレームを格納する。撮像中に、シャッタースイッチ20が押下されると、タグ情報生成部25は、シャッタースイッチ20押下時に撮像したフレームが、代表フレームであることを示す代表フレーム識別情報を作成する。シャッタースイッチ20押下時から0.5秒経過したとき、画像データ作成部30は、リングバッファ15に格納された、代表フレームと、代表フレーム撮像時前後のフレーム5枚ずつとを1つの画像データとして作成すると共に、代表フレーム識別情報を付属させる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を撮像して画像データを取得する撮像装置および画像データ並びに画像再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルカメラにおいて、撮像して得た画像は、画像データとしてカメラの内部メモリや着脱可能なメモリカードなどの記録媒体に記録保存される。このように記録保存された画像は、コンピュータのモニタなどの表示装置に表示させたり、家庭用プリンタで印刷したりすることできる。また、最近では、デジタルカメラの普及に伴い、画像データを記録した記録媒体を顧客から受け付け、記録媒体に記録された画像データ(静止画)をプリントして顧客に提供するというデジタル写真プリントサービスも行われている。さらに、インターネットにより代表されるネットワーク通信の普及に伴い、ネットワークを介して顧客から画像データを受け付け、受け付けた画像データをプリントするデジタル写真プリントサービスも開始されている。
【0003】
デジタルスチルカメラにより撮像して得た画像データを表示したり、プリントしたりするなどの再生処理を行う際に、画質の良い再生画像を得るために、画像データに対して画質補正を施すことが行われている。デジタルカメラにより取得した画像データに対して画質補正を行う方法として、該当する画像データを解析して得た解析結果に基づいて画像処理を行ったり、画像データのタグ情報に含まれた撮像条件、撮像を行ったデジタルカメラの階調、色特性などに基づいて画像処理を行ったりするなど様々な方法が提案されているが、中には、該当する画像データから得た情報だけではなく、この画像データを含む画像データ群(例えば対象画像データと同じ日に撮像した画像データ群、対象画像データの前後の画像データ群など)単位で画質補正のパラメータを決定して画像処理を行う方法もある。
【0004】
一方、近年、デジタルカメラの性能が向上し、一台のカメラで動画像も静止画像も撮像可能な機種が開発されている(例えば、特許文献1参照)。このような機種においては、デジタルカメラにより取得した動画をサムネイル表示したり、プリントしたりして、静止画のように扱う場合、動画を構成する複数のフレームの中から代表フレームを決定する必要がある。特許文献2には、動画像を再生時にプリント指定を行うことによって代表フレームを決定し、この代表フレームを静止画像としてプリントする方法が開示されている。特許文献3には、動画像における連続コマを静止画として複数枚表示し、操作者によりその中から選択する方法も開示されている。
【0005】
また、動画像における場面の変わり目などを検出して代表フレームとして自動抽出することも行われている。
【0006】
【特許文献1】
特開平06−315107号公報
【0007】
【特許文献2】
特開2000−333123号公報
【0008】
【特許文献3】
特開平08−046901号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献2および3に記述された方法では、動画像の撮像後に代表フレームを決定するのに当たって、操作者により代表フレームを指定したり、選択したりすることを必要とし、手間がかかるという問題がある。また、場面の変わり目などを検出することによって代表フレームを抽出方法は、撮像者の意図を反映しているとは言い難い。撮像者が希望するフレームは、必ずしもシーンの変わり目に限られるものではないからである。
【0010】
また、静止画像群を対象とする場合、対象画像データの前後の画像データ群を参照して対象画像データに対する画質補正のパラメータを決定する方法は、対象画像データとその前後の画像データ群との関連性が高い場合には、良い画質補正を行うことができる一方、対象画像データとその前後の画像データとの関連性が低い場合には、決定されたパラメータを用いて対象画像データに対して画像処理を行うと、反って画質を悪くしてしまうという問題がある。
【0011】
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、動画像の中から静止画像を得る場合には、撮像者の意図が反映された代表フレームを簡便に決定でき、静止画像群を対象とする場合には、良い画質補正のパラメータを得ることが可能な画像データ、およびこのような画像データを取得可能な撮像装置と再生可能な再生装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、被写体を撮像して画像データを取得する撮像装置であって、
シャッターボタンと、
先入先出メモリと、
被写体を撮像し続けると共に、撮像して得た各々のフレームを撮像順に前記先出先入メモリに送信し得る撮像部と、
前記撮像部による撮像中に前記シャッターボタンが押下されたときに取得したフレームが、代表フレームであることを示す代表フレーム識別情報を付属情報として作成する付属情報作成部と、
前記先入先出メモリに記憶された、前記代表フレームを含む、前記代表フレーム前後の所定の期間内の複数のフレームを1つの画像データとして作成すると共に、前記付属情報作成部により作成された前記付属情報を前記画像データに付属させる画像データ作成部とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】
「先入先出メモリ」とは、FIFO(First−In−First−Out)方式、すなわち、容量範囲内でデータを格納し、容量範囲を超えたとき、格納された順にデータを破棄していく方式を有するメモリのことを意味し、本発明の説明において、「リングバッファ」と同様な意味で使用する。
【0014】
本発明の撮像装置において、撮像部により「被写体を撮像し続ける」とは、動画として撮像し続けることであってもよいし、所定の時間間隔で静止画を撮像し続けることであってもよい。なお、本発明において、静止画として撮像して得た複数の静止画群における各々の静止画像も「フレーム」として定義する。
【0015】
本発明の撮像装置の画像データ作成部は、画像データを作成する際に、前記代表フレームを含む、前記代表フレーム前後の所定の期間内の複数のフレームを1つの画像データとして作成するものであり、この「所定の期間」は、0.5秒以下であることが望ましく、変更可能であることがより望ましい。ここで、「変更可能」とは、例えば、通常0.5秒であるが、ユーザの設定によって変更できること、または撮像条件(例えばポートレートモード、スポーツモードなどの撮像モードや、露光条件など)によって自動変更できることを意味する。
【0016】
本発明の撮像装置は、前記付属情報作成部により作成された前記代表フレーム識別情報と共に、撮像条件も前記画像データに付属させることが好ましい。
【0017】
本発明の画像データは、代表フレームを含む複数のフレームからなる画像データであって、前記代表フレームを識別するための付属情報が付属されていることを特徴とするものである。
【0018】
前述したように、本発明において、静止画群における各々の静止画像も「フレーム」として定義するので、ここで、本発明の「複数のフレーム」とは、動画像を構成する複数のフレームであってもよいし、静止画像群を構成する複数の静止画像であってよい。よって、本発明の画像データは、動画像であってもよいし、複数枚の静止画像から構成された静止画像群であってもよい。
【0019】
また、本発明の画像データの各フレームの構成形式としては、例えば、JPEG形式のファイルを連ねたMotion−Jpegのように、各フレームが独立したデータとして構成される形式であってもよいし、代表フレームを基準とした差分データとして構成される形式であってもよい。
【0020】
本発明の再生装置は、代表フレームを含む複数のフレームからなり、前記代表フレームを識別するための付属情報が付属された画像データを再生する再生装置であって、
前記付属情報を解読する付属情報解読部と、
該付属情報解読部により得た前記付属情報に従って、前記代表フレームを選定する代表フレーム選定部と、
該代表フレーム選定部により選定された前記代表フレームを再生する再生部とを備えたことを特徴とするものである。
【0021】
ここで、「再生」とは、画像データを視覚的に表示する形にすることを意味し、撮像装置自身、コンピュータなどのモニタに表示させることや、プリントアウトすることなどを含むものである。
【0022】
本発明の再生装置は、前記画像データを再生する際に、前記画像データに含まれる複数のフレームに基づいて前記代表フレームに対する画像処理条件を決定し、決定された前記画像処理条件を用いて画像処理を行う画像処理部を備えたものであることが好ましい。
【0023】
【発明の効果】
本発明の撮像装置によれば、撮像部により被写体を撮像し続けて得た各々のフレームを撮像順に先入先出メモリに送信し、撮像中にシャッターボタンが押下されたときに取得したフレームが代表フレームであることを示す代表フレーム識別情報を付属情報として作成し、この代表フレームの前後の所定の期間の複数のフレームを1つの画像データとして作成すると共に、代表フレーム識別情報を画像データに付属させるようにしているので、撮像して得た画像データの付属情報を参照するだけでどのフレームが代表フレームであるかが分かると共に、代表フレームが撮像者によりシャッターボタンを押したタイミングで決定されるので、撮像者の意図を反映させることができる。
【0024】
また、本発明の撮像装置により作成された画像データに含まれた各フレームは、シャッターボタンが押下された前後(シャッターボタンが押下されたときを含む)に撮像したものであるので、代表フレームとの関連性が高い。そのため、後に画像データを再生時に代表フレームに対して画質補正を行う際に、同じ画像データの他の複数のフレームも用いて決定した画質補正のパラメータは、高品質の画質補正を可能とする。
【0025】
また、本発明の撮像装置において、撮像し続けて得たフレームを記憶する記憶手段として、容量範囲内でデータを格納すると共に、容量範囲を超えたとき、格納順(送信されてきた順)にデータを破棄する構成を有する先入先出メモリを用いることによって必要なメモリ容量の減少を図ることができる。撮像者が被写体に対してカメラを構えてからファインダーを覗いてシャッターボタンを押下するまで通常2、3秒かかるが、その間にデジタルカメラのAF(オートフォーカス)機能や、AWB(オート・ホワイト・バランス)機能などが働くため、撮像者がシャッターボタンを押下したことによって決定した代表フレームに対して画質補正を行う際に用いることができるフレームが取得される時間はシャッター押下時0.5秒以内程度であり、またシャッター押下後、連続撮影以外の場合には1秒程度でカメラが下ろされるため、シャッター押下後も0.5秒程度内に取得されたフレームしか用いることができない。そのため、先入先出メモリが、凡そ1秒間内に撮像したフレームのデータ量程度の容量を有するものであれば、代表フレームに対する画質補正に有用なフレームを取得することができる。
【0026】
本発明の画像データは、複数のフレームからなり、この複数のうちに代表フレームを識別するための代表フレーム識別情報が付属されている構造を有するので、再生装置において画像データを再生する際に代表フレームを簡単に決定することができる。
【0027】
本発明の再生装置は、本発明の画像データを再生する際に、画像データの付属情報を参照して代表フレーム識別情報を取得し、この代表フレーム識別情報に従って代表フレームを決定するようにしているので、手間がかからず簡便である。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0029】
図1は、本発明の実施形態となる画像システムの構成を示すブロック図である。図示のように、本発明の画像システムは、被写体を撮像して画像データを取得して記録媒体50に記録するデジタルカメラ1と、デジタルカメラ1により取得した画像データを記録した記録媒体50から画像データを読み出して再生する再生装置となるコンピュータ100とを備えてなるものである。
【0030】
図2は、図1に示すデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。図示のように、デジタルカメラ1は、図1にしない撮像モードスイッチにより動作モードを撮像モードに設定されたときから撮像をし続けると共に、撮像して得た各々のフレームを撮影順に後述するリングバッファ15に送信する撮像部10と、先入先出メモリにより構成され、撮像部10から送信されてきた各フレームのデータを格納しつつ、格納したフレームのデータ量が先入先出メモリの容量一杯になって、次のフレームを受信したとき、格納順(送信されてきた順)の最も先のフレームを破棄して次のフレームを格納するリングバッファ15と、シャッタースイッチ20と、シャッタースイッチ20が押下されたときに、撮像時間、撮像条件などと共に、シャッタースイッチ20が押下されたタイミングで撮像部10により取得したフレームが代表フレームであることを示す代表フレーム識別情報をタグ情報として生成するタグ情報生成部25と、シャッタースイッチ20が押下された前後の0.5秒間内のフレーム(本実施形態のデジタルカメラ1は、5フレームずつとなる)およびシャッタースイッチ20が押下されたときのフレームをリングバッファ15から読み出して1つの画像データとして作成すると共に、タグ情報生成部25により生成されたタグ情報およびカメラ機種情報などを該画像データに付属させる画像データ作成部30と、画像データ作成部30により作成された画像データを記録する着脱可能な記録媒体50とを備えてなるものである。
【0031】
図3は、図2に示すデジタルカメラ1により取得した画像データの構成を示すブロック図である。図示のように、図2に示すデジタルカメラ1により取得した画像データは、11枚のフレーム(0,1,2,3、...10)とタグ情報とにより構成され、タグ情報には、該画像データのファイル名A、撮像時間B、カメラ機種情報C、代表フレーム識別情報D、撮像条件E、...などが含まれている。代表フレーム識別情報Dは、画像データを構成する11枚のフレームのうちのフレーム05(6枚目)が代表フレームであることを示している。
【0032】
図4は、図1に示す画像システムにおけるコンピュータ100の構成を示すブロック図である。なお、本発明の主旨をわかりやすく説明するために、本発明の画像データを再生する部分(以下再生部という)の構成に重点を置いて説明をし、その他のコンピュータの通常の要件を省略する。
【0033】
コンピュータ100における再生部100aは、記録媒体50から画像データを読み出して表示するための画像閲覧ソフトウェア(ビューア)がインストールされてなるものである。図4に示すように、再生部100aは、記録媒体50から画像データを読み出す読出部105と、読出部105により読み出された画像データを記憶する記憶部110と、読出部105により読み出された画像データのタグ情報を解析するタグ情報解析部115と、タグ情報解析部115により得られたタグ情報に含まれる代表フレーム識別情報に基づいて画像データを構成する複数(本実施形態においては11枚となる)のフレームのうちの代表フレームを選定して画質補正部125に出力する画質補正部125と、タグ情報解析部115により得られた撮像条件や、カメラ機種などの情報および同該画像データの全てのフレームのデータに基づいて代表フレームに対して行う画質補正のパラメータを決定し、決定したパラメータを用いて代表フレームに対して画質補正を施す画質補正部125と、画質補正部125により画質補正が施された代表フレームを表示するモニタ130とからなるものである。
【0034】
図5は、図1に示す画像システムにおけるデジタルカメラ1およびコンピュータ100の再生部100aの動作を示すフローチャートである。図示のように、デジタルカメラ1が図示しない撮像モードスイッチにより動作モードを撮像モードに設定されると、撮像部10は撮像を開始する(S10)。撮像部10により撮像し続けて得た各々のフレームが撮像順にリングバッファ15へ送信される(S15)。なお、リングバッファ15は、送信されてきたフレームを受信順に格納し、格納したフレームのデータ量がメモリ容量一杯になって、次のフレームを受信したとき、格納順の最も先のフレームを破棄して次のフレームを格納するように動作する。ステップS10からステップS15までの動作中に、シャッタースイッチ20が押下されると(S16:Yes)、タグ情報生成部25は、撮像時間、撮像条件、カメラ機種情報などと共に、シャッタースイッチ20が押下されたタイミングで撮像部10により取得したフレームが代表フレームであることを示すフレーム識別情報をタグ情報として生成して画像データ作成部30に出力する(S20)。シャッタースイッチ20が押下されてから0.5秒の時間内に、撮像部10による撮像とリングバッファによる新しいフレームの格納が続けられる(S23:No、S26、S30)。シャッタースイッチ20が押下されてから0.5秒が経過すると(S23:Yes)、撮像部10が撮像を停止し(S40)、画像データ作成部30は、リングバッファ15に格納されたフレーム(ここでは11枚)を1つの画像データとして作成すると共に、タグ情報生成部25により生成されたタグ情報を付属させて、図3に示す構造を有する画像データを得る(S43)。画像データ作成部30により作成した画像データは、着脱可能な記録媒体50に記録される(S46)ことをもって、デジタルカメラ1による一回の撮像(シャッタースイッチ20が1回押下されることにより画像データの取得)が終了する。
【0035】
図5のフローチャートにおけるステップS49からステップS60までは、コンピュータ100において、画像デジタルカメラ1により取得した画像データを再生する動作を示している。図示のように、コンピュータ100にビューアをインストールしてなる再生部100aは、まず、読出部105により、デジタルカメラ1により取得した画像データを記録した記録媒体50から画像データを読み出して、記憶部110に記憶させる(S49)。タグ情報解析部115は、画像データに付属されたタグ情報を解析して代表フレーム選定部120および画質補正部125に出力する(S50)。代表フレーム選定部120は、タグ情報に含まれた代表フレーム識別情報に従って、画像データを構成する11枚のフレームのうちの代表フレームを選定して、記憶部110から読み出して画質補正部125に出力する(S53)。画質補正部125は、代表フレームに対して、タグ情報に含まれた撮像条件や、カメラ機種情報、および画像データを構成するすべてのフレーム(11枚)のデータに基づいて代表フレームに対して施す画質補正処理のパラメータを決定し、決定されたパラメータを用いて代表フレームに対して画質補正処理を施す(S56)。画質補正部125により画質補正処理が施された代表フレームは、コンピュータ100のモニタ130に出力され、モニタ130に表示されることによって再生される(S60)。
【0036】
このように、図1に示す実施形態の画像システムによれば、シャッタースイッチ20が押下されたタイミングで取得したフレームとその前後に撮像して得た5枚ずつのフレームとを1つの画像データとして作成すると共に、画像データに、シャッタースイッチ20が押下されるタイミングでより取得したフレームが代表フレームであることを示す代表フレーム識別情報を付属情報として付属させるようにしているので、再生装置により画像データを再生する際に、付属情報を参照するだけで、画像データを構成する複数のフレームのうち、どのフレームが代表フレームであるかが分かり、簡便である。
【0037】
また、通常の静止画撮像と異なって、シャッタースイッチが押下されたタイミングで取得した画像(フレーム)だけではなく、その前後の画像も取得しているので、後に再生装置において画質補正などの画像処理を行う際に、多量の情報量を得ることができ、高品質の画質補正を図ることができる。
【0038】
上述において、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の撮像装置、画像データ、再生装置は、上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の主旨を変えない限り、様々な増減、変更を加えることができる。
【0039】
例えば、図1に示す画像システムにおいて、デジタルカメラ1は、画像データを着脱可能な記録媒体に記録し、コンピュータ100は記録媒体に記録された画像データを読み出すようにしているが、例えば、デジタルカメラに通信手段を備え、取得した画像データを通信手段により公衆通信網などを介して再生装置に送信するようにしてもよい。
【0040】
また、撮像装置も、本発明における画像データしか撮像できないものに限られるものではなく、例えば、1度のシャッター押下で1枚の静止画像しか撮像しない、通常意味の「静止画モード」と、図1に示す画像システムにおけるデジタルカメラ1のように撮像を行うモード(例えば、マルチモードなど)とを設け、モードの設定によって切り替わるようにしてもよい。
【0041】
また、図1に示す画像システムにおけるデジタルカメラ1は、シャッタースイッチ押下前後の0.5秒以内のフレームを取得して画像データを作成するようにしているが、リングバッファを構成する先入先出メモリの容量サイズを大きくし、画像データを構成するフレームを取得する期間を長く設定したり、短く設定したりすることができるようにしてもよく、ポートレート撮像のときは2秒、スポーツシーン撮像のときは0.2秒になるように、撮像モードの種類(ポートレートモードや、スポーツモードなど)に応じて自動的に切り替わるようにしてもよい。
【0042】
また、1つの画像データを構成する各フレームの撮像条件を一致させるために、例えば、フラッシュ使用のとき、従来のような静止画像の撮像よりフラッシュの発光時間を長くするなどを配慮した撮像装置を構成してもよい。
【0043】
また、タグ情報も、上述において言及したものに限らず、後に再生装置において画像処理を行う際に必要となり得るいかなる情報を含んでもよい。
【0044】
また、本発明の再生装置も、画像データを閲覧するためのものに限らず、画像データをプリントする印刷装置であってもよい。
【0045】
また、再生装置側において行われる画像処理は、例えば、タグ情報に含まれた被写体距離レンジの情報と、撮影シーンの種類と組み合わせて正しい撮像モードを推定すると共に、ストロボ発光の有無などの情報も考慮して露出補正を行う処理や、被写体位置範囲情報を利用して、被写体周辺を重点的に解析し、逆光時の露出補正を最適化する処理や、光源種類情報とホワイトバランスタグ情報とを組み合わせて色補正を行う処理や、露出時間の情報を利用して、スローシンクロ時の処理最適化、長時間露出時のCCDノイズ処理を最適化する処理や、デジタルズーム倍率の情報を利用したジャギーやノイズ除去の処理や、デジタルカメラ内部で行われた補正(階調、彩度、コントラスト、シャープネスなどの補正)情報を参照して、過度な補正を行わないようにする処理や、GPS情報を利用して、その撮像地の地域の特徴に応じて色調整をしたり、昼夜の処理アルゴリズムを変更したりするなどの処理を例として挙げることができる。
【0046】
また、フラッシュ使用した撮像の場合、フラッシュの発光時間を長くするようにデジタルカメラを構成しても、シャッターボタンが押下される前に取得したフレームに対してはフラッシュ発光を行うことが不可能であるので、再生装置において画質補正を行う際に、この点を考慮して補正を行うことが好ましい。また、フラッシュの発光時間が十分に行えない機種に対して、そのフラッシュ発光の残光特性そのものを示す情報またはカメラ機種情報から残光特性を推定して画質補正を行うことが好ましい。
【0047】
また、上述の実施形態において、デジタルカメラ1により取得した画像データは、複数のフレームから構成され、代表フレームを示す代表フレーム識別情報が付属されてようになっているが、例えば、代表フレームを示す代表フレーム識別情報を別ファイルとして作成し、画像データ側は、代表フレーム識別情報のファイルとリンクをするためのリンク情報を有するようにしてもよい。但し、ファイルのリンク切れなどを考慮すると、上述した実施形態のように、代表フレーム識別情報を画像データ付属させることが好ましい。
【0048】
また、本発明の画像データを再生する再生装置は、図1に示す画像システムにおけるコンピュータ100(実質的にはコンピュータ100にインストールされたビューア)のように画像データを静止画として扱い、代表フレームのみを再生するようにすることは勿論、本発明の画像データは、動画または静止画群であるので、再生装置側において、動画として再生してもよい。
【0049】
本発明の撮像装置および本発明の撮像装置により取得した画像データが有する構造が、撮像者の意図を反映した代表フレームの決定を簡単にすると共に、画像処理に必要な情報量を増やすことによって画質補正の効果を向上させることができることについては既に説明したが、本発明の撮像装置およびそれによって取得した画像データは、従来の撮像装置で得られた画像データではできなかったメリットをユーザに享受させることができる。
【0050】
例えば、従来、静止画に音声情報を持たせるために、撮像して得た静止画像に対して「音声メモ」を作成することができるデジタルカメラがあるが、デジタルカメラにて静止画像を撮像する行為と音声を録音する行為が別々に行われるため、手間がかかったり、内容に関連性を持たせることが難しかったりすることがある。例えば、「レース中の赤い車」について音声コメントを入れる際に、被写体の赤い車を撮像した後に、「写っている赤い車は...」のように音声を録音して音声ファイルを作成するが、臨場感が欠如する上に、再生する際に、例えばモニタなどに表示した静止画の画面の一角に表示された音声メモのマークなどをクリックしないと音声が再生されないので、手間がかかる。本発明の撮像装置は、静止画として撮像を行っているように見え、1つの画像データを、シャッタータイミング前後の連続して撮像したフレームで構成するので、シャッターを押下した前後でも音声メモを入れることが可能であるため、臨場感のあるコメントを画像データに付属させることができる。また、再生装置において再生する際に、マウスで音声ファイルをクリックするなどの操作なしに、音声の再生をすることができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態となる画像システムの構成を示すブロック図
【図2】図1に示す画像システムにおけるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図
【図3】図2に示すデジタルカメラ1により取得した画像データの構造を示す図
【図4】図1に示す画像システムにおけるコンピュータ100の再生部100aの構成を示すブロック図
【図5】図1に示す画像システムの動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
10 撮像部
15 リングバッファ
20 シャッタースイッチ
25 タグ情報生成部
30 画像データ作成部
50 記録媒体
100 コンピュータ
105 読出部
110 記憶部
115 タグ情報解析部
120 代表フレーム選定部
125 画質補正部
130 モニタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を撮像して画像データを取得する撮像装置および画像データ並びに画像再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルカメラにおいて、撮像して得た画像は、画像データとしてカメラの内部メモリや着脱可能なメモリカードなどの記録媒体に記録保存される。このように記録保存された画像は、コンピュータのモニタなどの表示装置に表示させたり、家庭用プリンタで印刷したりすることできる。また、最近では、デジタルカメラの普及に伴い、画像データを記録した記録媒体を顧客から受け付け、記録媒体に記録された画像データ(静止画)をプリントして顧客に提供するというデジタル写真プリントサービスも行われている。さらに、インターネットにより代表されるネットワーク通信の普及に伴い、ネットワークを介して顧客から画像データを受け付け、受け付けた画像データをプリントするデジタル写真プリントサービスも開始されている。
【0003】
デジタルスチルカメラにより撮像して得た画像データを表示したり、プリントしたりするなどの再生処理を行う際に、画質の良い再生画像を得るために、画像データに対して画質補正を施すことが行われている。デジタルカメラにより取得した画像データに対して画質補正を行う方法として、該当する画像データを解析して得た解析結果に基づいて画像処理を行ったり、画像データのタグ情報に含まれた撮像条件、撮像を行ったデジタルカメラの階調、色特性などに基づいて画像処理を行ったりするなど様々な方法が提案されているが、中には、該当する画像データから得た情報だけではなく、この画像データを含む画像データ群(例えば対象画像データと同じ日に撮像した画像データ群、対象画像データの前後の画像データ群など)単位で画質補正のパラメータを決定して画像処理を行う方法もある。
【0004】
一方、近年、デジタルカメラの性能が向上し、一台のカメラで動画像も静止画像も撮像可能な機種が開発されている(例えば、特許文献1参照)。このような機種においては、デジタルカメラにより取得した動画をサムネイル表示したり、プリントしたりして、静止画のように扱う場合、動画を構成する複数のフレームの中から代表フレームを決定する必要がある。特許文献2には、動画像を再生時にプリント指定を行うことによって代表フレームを決定し、この代表フレームを静止画像としてプリントする方法が開示されている。特許文献3には、動画像における連続コマを静止画として複数枚表示し、操作者によりその中から選択する方法も開示されている。
【0005】
また、動画像における場面の変わり目などを検出して代表フレームとして自動抽出することも行われている。
【0006】
【特許文献1】
特開平06−315107号公報
【0007】
【特許文献2】
特開2000−333123号公報
【0008】
【特許文献3】
特開平08−046901号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献2および3に記述された方法では、動画像の撮像後に代表フレームを決定するのに当たって、操作者により代表フレームを指定したり、選択したりすることを必要とし、手間がかかるという問題がある。また、場面の変わり目などを検出することによって代表フレームを抽出方法は、撮像者の意図を反映しているとは言い難い。撮像者が希望するフレームは、必ずしもシーンの変わり目に限られるものではないからである。
【0010】
また、静止画像群を対象とする場合、対象画像データの前後の画像データ群を参照して対象画像データに対する画質補正のパラメータを決定する方法は、対象画像データとその前後の画像データ群との関連性が高い場合には、良い画質補正を行うことができる一方、対象画像データとその前後の画像データとの関連性が低い場合には、決定されたパラメータを用いて対象画像データに対して画像処理を行うと、反って画質を悪くしてしまうという問題がある。
【0011】
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、動画像の中から静止画像を得る場合には、撮像者の意図が反映された代表フレームを簡便に決定でき、静止画像群を対象とする場合には、良い画質補正のパラメータを得ることが可能な画像データ、およびこのような画像データを取得可能な撮像装置と再生可能な再生装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、被写体を撮像して画像データを取得する撮像装置であって、
シャッターボタンと、
先入先出メモリと、
被写体を撮像し続けると共に、撮像して得た各々のフレームを撮像順に前記先出先入メモリに送信し得る撮像部と、
前記撮像部による撮像中に前記シャッターボタンが押下されたときに取得したフレームが、代表フレームであることを示す代表フレーム識別情報を付属情報として作成する付属情報作成部と、
前記先入先出メモリに記憶された、前記代表フレームを含む、前記代表フレーム前後の所定の期間内の複数のフレームを1つの画像データとして作成すると共に、前記付属情報作成部により作成された前記付属情報を前記画像データに付属させる画像データ作成部とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】
「先入先出メモリ」とは、FIFO(First−In−First−Out)方式、すなわち、容量範囲内でデータを格納し、容量範囲を超えたとき、格納された順にデータを破棄していく方式を有するメモリのことを意味し、本発明の説明において、「リングバッファ」と同様な意味で使用する。
【0014】
本発明の撮像装置において、撮像部により「被写体を撮像し続ける」とは、動画として撮像し続けることであってもよいし、所定の時間間隔で静止画を撮像し続けることであってもよい。なお、本発明において、静止画として撮像して得た複数の静止画群における各々の静止画像も「フレーム」として定義する。
【0015】
本発明の撮像装置の画像データ作成部は、画像データを作成する際に、前記代表フレームを含む、前記代表フレーム前後の所定の期間内の複数のフレームを1つの画像データとして作成するものであり、この「所定の期間」は、0.5秒以下であることが望ましく、変更可能であることがより望ましい。ここで、「変更可能」とは、例えば、通常0.5秒であるが、ユーザの設定によって変更できること、または撮像条件(例えばポートレートモード、スポーツモードなどの撮像モードや、露光条件など)によって自動変更できることを意味する。
【0016】
本発明の撮像装置は、前記付属情報作成部により作成された前記代表フレーム識別情報と共に、撮像条件も前記画像データに付属させることが好ましい。
【0017】
本発明の画像データは、代表フレームを含む複数のフレームからなる画像データであって、前記代表フレームを識別するための付属情報が付属されていることを特徴とするものである。
【0018】
前述したように、本発明において、静止画群における各々の静止画像も「フレーム」として定義するので、ここで、本発明の「複数のフレーム」とは、動画像を構成する複数のフレームであってもよいし、静止画像群を構成する複数の静止画像であってよい。よって、本発明の画像データは、動画像であってもよいし、複数枚の静止画像から構成された静止画像群であってもよい。
【0019】
また、本発明の画像データの各フレームの構成形式としては、例えば、JPEG形式のファイルを連ねたMotion−Jpegのように、各フレームが独立したデータとして構成される形式であってもよいし、代表フレームを基準とした差分データとして構成される形式であってもよい。
【0020】
本発明の再生装置は、代表フレームを含む複数のフレームからなり、前記代表フレームを識別するための付属情報が付属された画像データを再生する再生装置であって、
前記付属情報を解読する付属情報解読部と、
該付属情報解読部により得た前記付属情報に従って、前記代表フレームを選定する代表フレーム選定部と、
該代表フレーム選定部により選定された前記代表フレームを再生する再生部とを備えたことを特徴とするものである。
【0021】
ここで、「再生」とは、画像データを視覚的に表示する形にすることを意味し、撮像装置自身、コンピュータなどのモニタに表示させることや、プリントアウトすることなどを含むものである。
【0022】
本発明の再生装置は、前記画像データを再生する際に、前記画像データに含まれる複数のフレームに基づいて前記代表フレームに対する画像処理条件を決定し、決定された前記画像処理条件を用いて画像処理を行う画像処理部を備えたものであることが好ましい。
【0023】
【発明の効果】
本発明の撮像装置によれば、撮像部により被写体を撮像し続けて得た各々のフレームを撮像順に先入先出メモリに送信し、撮像中にシャッターボタンが押下されたときに取得したフレームが代表フレームであることを示す代表フレーム識別情報を付属情報として作成し、この代表フレームの前後の所定の期間の複数のフレームを1つの画像データとして作成すると共に、代表フレーム識別情報を画像データに付属させるようにしているので、撮像して得た画像データの付属情報を参照するだけでどのフレームが代表フレームであるかが分かると共に、代表フレームが撮像者によりシャッターボタンを押したタイミングで決定されるので、撮像者の意図を反映させることができる。
【0024】
また、本発明の撮像装置により作成された画像データに含まれた各フレームは、シャッターボタンが押下された前後(シャッターボタンが押下されたときを含む)に撮像したものであるので、代表フレームとの関連性が高い。そのため、後に画像データを再生時に代表フレームに対して画質補正を行う際に、同じ画像データの他の複数のフレームも用いて決定した画質補正のパラメータは、高品質の画質補正を可能とする。
【0025】
また、本発明の撮像装置において、撮像し続けて得たフレームを記憶する記憶手段として、容量範囲内でデータを格納すると共に、容量範囲を超えたとき、格納順(送信されてきた順)にデータを破棄する構成を有する先入先出メモリを用いることによって必要なメモリ容量の減少を図ることができる。撮像者が被写体に対してカメラを構えてからファインダーを覗いてシャッターボタンを押下するまで通常2、3秒かかるが、その間にデジタルカメラのAF(オートフォーカス)機能や、AWB(オート・ホワイト・バランス)機能などが働くため、撮像者がシャッターボタンを押下したことによって決定した代表フレームに対して画質補正を行う際に用いることができるフレームが取得される時間はシャッター押下時0.5秒以内程度であり、またシャッター押下後、連続撮影以外の場合には1秒程度でカメラが下ろされるため、シャッター押下後も0.5秒程度内に取得されたフレームしか用いることができない。そのため、先入先出メモリが、凡そ1秒間内に撮像したフレームのデータ量程度の容量を有するものであれば、代表フレームに対する画質補正に有用なフレームを取得することができる。
【0026】
本発明の画像データは、複数のフレームからなり、この複数のうちに代表フレームを識別するための代表フレーム識別情報が付属されている構造を有するので、再生装置において画像データを再生する際に代表フレームを簡単に決定することができる。
【0027】
本発明の再生装置は、本発明の画像データを再生する際に、画像データの付属情報を参照して代表フレーム識別情報を取得し、この代表フレーム識別情報に従って代表フレームを決定するようにしているので、手間がかからず簡便である。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0029】
図1は、本発明の実施形態となる画像システムの構成を示すブロック図である。図示のように、本発明の画像システムは、被写体を撮像して画像データを取得して記録媒体50に記録するデジタルカメラ1と、デジタルカメラ1により取得した画像データを記録した記録媒体50から画像データを読み出して再生する再生装置となるコンピュータ100とを備えてなるものである。
【0030】
図2は、図1に示すデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。図示のように、デジタルカメラ1は、図1にしない撮像モードスイッチにより動作モードを撮像モードに設定されたときから撮像をし続けると共に、撮像して得た各々のフレームを撮影順に後述するリングバッファ15に送信する撮像部10と、先入先出メモリにより構成され、撮像部10から送信されてきた各フレームのデータを格納しつつ、格納したフレームのデータ量が先入先出メモリの容量一杯になって、次のフレームを受信したとき、格納順(送信されてきた順)の最も先のフレームを破棄して次のフレームを格納するリングバッファ15と、シャッタースイッチ20と、シャッタースイッチ20が押下されたときに、撮像時間、撮像条件などと共に、シャッタースイッチ20が押下されたタイミングで撮像部10により取得したフレームが代表フレームであることを示す代表フレーム識別情報をタグ情報として生成するタグ情報生成部25と、シャッタースイッチ20が押下された前後の0.5秒間内のフレーム(本実施形態のデジタルカメラ1は、5フレームずつとなる)およびシャッタースイッチ20が押下されたときのフレームをリングバッファ15から読み出して1つの画像データとして作成すると共に、タグ情報生成部25により生成されたタグ情報およびカメラ機種情報などを該画像データに付属させる画像データ作成部30と、画像データ作成部30により作成された画像データを記録する着脱可能な記録媒体50とを備えてなるものである。
【0031】
図3は、図2に示すデジタルカメラ1により取得した画像データの構成を示すブロック図である。図示のように、図2に示すデジタルカメラ1により取得した画像データは、11枚のフレーム(0,1,2,3、...10)とタグ情報とにより構成され、タグ情報には、該画像データのファイル名A、撮像時間B、カメラ機種情報C、代表フレーム識別情報D、撮像条件E、...などが含まれている。代表フレーム識別情報Dは、画像データを構成する11枚のフレームのうちのフレーム05(6枚目)が代表フレームであることを示している。
【0032】
図4は、図1に示す画像システムにおけるコンピュータ100の構成を示すブロック図である。なお、本発明の主旨をわかりやすく説明するために、本発明の画像データを再生する部分(以下再生部という)の構成に重点を置いて説明をし、その他のコンピュータの通常の要件を省略する。
【0033】
コンピュータ100における再生部100aは、記録媒体50から画像データを読み出して表示するための画像閲覧ソフトウェア(ビューア)がインストールされてなるものである。図4に示すように、再生部100aは、記録媒体50から画像データを読み出す読出部105と、読出部105により読み出された画像データを記憶する記憶部110と、読出部105により読み出された画像データのタグ情報を解析するタグ情報解析部115と、タグ情報解析部115により得られたタグ情報に含まれる代表フレーム識別情報に基づいて画像データを構成する複数(本実施形態においては11枚となる)のフレームのうちの代表フレームを選定して画質補正部125に出力する画質補正部125と、タグ情報解析部115により得られた撮像条件や、カメラ機種などの情報および同該画像データの全てのフレームのデータに基づいて代表フレームに対して行う画質補正のパラメータを決定し、決定したパラメータを用いて代表フレームに対して画質補正を施す画質補正部125と、画質補正部125により画質補正が施された代表フレームを表示するモニタ130とからなるものである。
【0034】
図5は、図1に示す画像システムにおけるデジタルカメラ1およびコンピュータ100の再生部100aの動作を示すフローチャートである。図示のように、デジタルカメラ1が図示しない撮像モードスイッチにより動作モードを撮像モードに設定されると、撮像部10は撮像を開始する(S10)。撮像部10により撮像し続けて得た各々のフレームが撮像順にリングバッファ15へ送信される(S15)。なお、リングバッファ15は、送信されてきたフレームを受信順に格納し、格納したフレームのデータ量がメモリ容量一杯になって、次のフレームを受信したとき、格納順の最も先のフレームを破棄して次のフレームを格納するように動作する。ステップS10からステップS15までの動作中に、シャッタースイッチ20が押下されると(S16:Yes)、タグ情報生成部25は、撮像時間、撮像条件、カメラ機種情報などと共に、シャッタースイッチ20が押下されたタイミングで撮像部10により取得したフレームが代表フレームであることを示すフレーム識別情報をタグ情報として生成して画像データ作成部30に出力する(S20)。シャッタースイッチ20が押下されてから0.5秒の時間内に、撮像部10による撮像とリングバッファによる新しいフレームの格納が続けられる(S23:No、S26、S30)。シャッタースイッチ20が押下されてから0.5秒が経過すると(S23:Yes)、撮像部10が撮像を停止し(S40)、画像データ作成部30は、リングバッファ15に格納されたフレーム(ここでは11枚)を1つの画像データとして作成すると共に、タグ情報生成部25により生成されたタグ情報を付属させて、図3に示す構造を有する画像データを得る(S43)。画像データ作成部30により作成した画像データは、着脱可能な記録媒体50に記録される(S46)ことをもって、デジタルカメラ1による一回の撮像(シャッタースイッチ20が1回押下されることにより画像データの取得)が終了する。
【0035】
図5のフローチャートにおけるステップS49からステップS60までは、コンピュータ100において、画像デジタルカメラ1により取得した画像データを再生する動作を示している。図示のように、コンピュータ100にビューアをインストールしてなる再生部100aは、まず、読出部105により、デジタルカメラ1により取得した画像データを記録した記録媒体50から画像データを読み出して、記憶部110に記憶させる(S49)。タグ情報解析部115は、画像データに付属されたタグ情報を解析して代表フレーム選定部120および画質補正部125に出力する(S50)。代表フレーム選定部120は、タグ情報に含まれた代表フレーム識別情報に従って、画像データを構成する11枚のフレームのうちの代表フレームを選定して、記憶部110から読み出して画質補正部125に出力する(S53)。画質補正部125は、代表フレームに対して、タグ情報に含まれた撮像条件や、カメラ機種情報、および画像データを構成するすべてのフレーム(11枚)のデータに基づいて代表フレームに対して施す画質補正処理のパラメータを決定し、決定されたパラメータを用いて代表フレームに対して画質補正処理を施す(S56)。画質補正部125により画質補正処理が施された代表フレームは、コンピュータ100のモニタ130に出力され、モニタ130に表示されることによって再生される(S60)。
【0036】
このように、図1に示す実施形態の画像システムによれば、シャッタースイッチ20が押下されたタイミングで取得したフレームとその前後に撮像して得た5枚ずつのフレームとを1つの画像データとして作成すると共に、画像データに、シャッタースイッチ20が押下されるタイミングでより取得したフレームが代表フレームであることを示す代表フレーム識別情報を付属情報として付属させるようにしているので、再生装置により画像データを再生する際に、付属情報を参照するだけで、画像データを構成する複数のフレームのうち、どのフレームが代表フレームであるかが分かり、簡便である。
【0037】
また、通常の静止画撮像と異なって、シャッタースイッチが押下されたタイミングで取得した画像(フレーム)だけではなく、その前後の画像も取得しているので、後に再生装置において画質補正などの画像処理を行う際に、多量の情報量を得ることができ、高品質の画質補正を図ることができる。
【0038】
上述において、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の撮像装置、画像データ、再生装置は、上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の主旨を変えない限り、様々な増減、変更を加えることができる。
【0039】
例えば、図1に示す画像システムにおいて、デジタルカメラ1は、画像データを着脱可能な記録媒体に記録し、コンピュータ100は記録媒体に記録された画像データを読み出すようにしているが、例えば、デジタルカメラに通信手段を備え、取得した画像データを通信手段により公衆通信網などを介して再生装置に送信するようにしてもよい。
【0040】
また、撮像装置も、本発明における画像データしか撮像できないものに限られるものではなく、例えば、1度のシャッター押下で1枚の静止画像しか撮像しない、通常意味の「静止画モード」と、図1に示す画像システムにおけるデジタルカメラ1のように撮像を行うモード(例えば、マルチモードなど)とを設け、モードの設定によって切り替わるようにしてもよい。
【0041】
また、図1に示す画像システムにおけるデジタルカメラ1は、シャッタースイッチ押下前後の0.5秒以内のフレームを取得して画像データを作成するようにしているが、リングバッファを構成する先入先出メモリの容量サイズを大きくし、画像データを構成するフレームを取得する期間を長く設定したり、短く設定したりすることができるようにしてもよく、ポートレート撮像のときは2秒、スポーツシーン撮像のときは0.2秒になるように、撮像モードの種類(ポートレートモードや、スポーツモードなど)に応じて自動的に切り替わるようにしてもよい。
【0042】
また、1つの画像データを構成する各フレームの撮像条件を一致させるために、例えば、フラッシュ使用のとき、従来のような静止画像の撮像よりフラッシュの発光時間を長くするなどを配慮した撮像装置を構成してもよい。
【0043】
また、タグ情報も、上述において言及したものに限らず、後に再生装置において画像処理を行う際に必要となり得るいかなる情報を含んでもよい。
【0044】
また、本発明の再生装置も、画像データを閲覧するためのものに限らず、画像データをプリントする印刷装置であってもよい。
【0045】
また、再生装置側において行われる画像処理は、例えば、タグ情報に含まれた被写体距離レンジの情報と、撮影シーンの種類と組み合わせて正しい撮像モードを推定すると共に、ストロボ発光の有無などの情報も考慮して露出補正を行う処理や、被写体位置範囲情報を利用して、被写体周辺を重点的に解析し、逆光時の露出補正を最適化する処理や、光源種類情報とホワイトバランスタグ情報とを組み合わせて色補正を行う処理や、露出時間の情報を利用して、スローシンクロ時の処理最適化、長時間露出時のCCDノイズ処理を最適化する処理や、デジタルズーム倍率の情報を利用したジャギーやノイズ除去の処理や、デジタルカメラ内部で行われた補正(階調、彩度、コントラスト、シャープネスなどの補正)情報を参照して、過度な補正を行わないようにする処理や、GPS情報を利用して、その撮像地の地域の特徴に応じて色調整をしたり、昼夜の処理アルゴリズムを変更したりするなどの処理を例として挙げることができる。
【0046】
また、フラッシュ使用した撮像の場合、フラッシュの発光時間を長くするようにデジタルカメラを構成しても、シャッターボタンが押下される前に取得したフレームに対してはフラッシュ発光を行うことが不可能であるので、再生装置において画質補正を行う際に、この点を考慮して補正を行うことが好ましい。また、フラッシュの発光時間が十分に行えない機種に対して、そのフラッシュ発光の残光特性そのものを示す情報またはカメラ機種情報から残光特性を推定して画質補正を行うことが好ましい。
【0047】
また、上述の実施形態において、デジタルカメラ1により取得した画像データは、複数のフレームから構成され、代表フレームを示す代表フレーム識別情報が付属されてようになっているが、例えば、代表フレームを示す代表フレーム識別情報を別ファイルとして作成し、画像データ側は、代表フレーム識別情報のファイルとリンクをするためのリンク情報を有するようにしてもよい。但し、ファイルのリンク切れなどを考慮すると、上述した実施形態のように、代表フレーム識別情報を画像データ付属させることが好ましい。
【0048】
また、本発明の画像データを再生する再生装置は、図1に示す画像システムにおけるコンピュータ100(実質的にはコンピュータ100にインストールされたビューア)のように画像データを静止画として扱い、代表フレームのみを再生するようにすることは勿論、本発明の画像データは、動画または静止画群であるので、再生装置側において、動画として再生してもよい。
【0049】
本発明の撮像装置および本発明の撮像装置により取得した画像データが有する構造が、撮像者の意図を反映した代表フレームの決定を簡単にすると共に、画像処理に必要な情報量を増やすことによって画質補正の効果を向上させることができることについては既に説明したが、本発明の撮像装置およびそれによって取得した画像データは、従来の撮像装置で得られた画像データではできなかったメリットをユーザに享受させることができる。
【0050】
例えば、従来、静止画に音声情報を持たせるために、撮像して得た静止画像に対して「音声メモ」を作成することができるデジタルカメラがあるが、デジタルカメラにて静止画像を撮像する行為と音声を録音する行為が別々に行われるため、手間がかかったり、内容に関連性を持たせることが難しかったりすることがある。例えば、「レース中の赤い車」について音声コメントを入れる際に、被写体の赤い車を撮像した後に、「写っている赤い車は...」のように音声を録音して音声ファイルを作成するが、臨場感が欠如する上に、再生する際に、例えばモニタなどに表示した静止画の画面の一角に表示された音声メモのマークなどをクリックしないと音声が再生されないので、手間がかかる。本発明の撮像装置は、静止画として撮像を行っているように見え、1つの画像データを、シャッタータイミング前後の連続して撮像したフレームで構成するので、シャッターを押下した前後でも音声メモを入れることが可能であるため、臨場感のあるコメントを画像データに付属させることができる。また、再生装置において再生する際に、マウスで音声ファイルをクリックするなどの操作なしに、音声の再生をすることができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態となる画像システムの構成を示すブロック図
【図2】図1に示す画像システムにおけるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図
【図3】図2に示すデジタルカメラ1により取得した画像データの構造を示す図
【図4】図1に示す画像システムにおけるコンピュータ100の再生部100aの構成を示すブロック図
【図5】図1に示す画像システムの動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
10 撮像部
15 リングバッファ
20 シャッタースイッチ
25 タグ情報生成部
30 画像データ作成部
50 記録媒体
100 コンピュータ
105 読出部
110 記憶部
115 タグ情報解析部
120 代表フレーム選定部
125 画質補正部
130 モニタ
Claims (7)
- 被写体を撮像して画像データを取得する撮像装置であって、
シャッターボタンと、
先入先出メモリと、
被写体を撮像し続けると共に、撮像して得た各々のフレームを撮像順に前記先出先入メモリに送信し得る撮像部と、
前記撮像部による撮像中に前記シャッターボタンが押下されたときに取得したフレームが、代表フレームであることを示す代表フレーム識別情報を付属情報として作成する付属情報作成部と、
前記先入先出メモリに記憶された、前記代表フレームを含む、前記代表フレーム前後の所定の期間内の複数のフレームを1つの画像データとして作成すると共に、前記付属情報作成部により作成された前記付属情報を前記画像データに付属させる画像データ作成部とを備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記所定の期間が、0.5秒以下であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記所定の期間が、変更可能であることを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
- 前記付属情報が、前記撮像部による撮像における撮像条件を含むものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の撮像装置。
- 代表フレームを含む複数のフレームからなる画像データであって、
前記代表フレームを識別するための付属情報が付属されていることを特徴とする画像データ。 - 代表フレームを含む複数のフレームからなり、前記代表フレームを識別するための付属情報が付属された画像データを再生する再生装置であって、
前記付属情報を解読する付属情報解読部と、
該付属情報解読部により得た前記付属情報に従って、前記代表フレームを選定する代表フレーム選定部と、
該代表フレーム選定部により選定された前記代表フレームを再生する再生部とを備えたことを特徴とする再生装置。 - 前記再生部が、前記代表フレームに対して画像処理を行う画像処理部を備え、
前記画像処理部が、前記画像データに含まれる前記複数のフレームに基づいて前記代表フレームに対する画像処理条件を決定し、決定された前記画像処理条件を用いて画像処理を行うものであることを特徴とする請求項6記載の再生装置。
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