JP2003108416A - 画像処理方法および装置並びにプログラム - Google Patents
画像処理方法および装置並びにプログラムInfo
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Abstract
対して画像処理等の所定の処理を施す。 【解決手段】 パソコン1のハードディスク2に作成さ
れたフォルダFに、画像処理デーモンにより入力された
画像データSに対して、画像処理を施すための画像処理
パラメータの算出、および算出された画像処理パラメー
タによる画像処理の実施、および画像処理により得られ
た処理済み画像データの保管の処理を関連付けておく。
画像処理デーモンは、フォルダFに画像データSが入力
されると、OSのバックグラウンドで上記処理を実行
し、処理済み画像データS1を得る。
Description
より取得したデジタル画像データに対して、画像処理等
の所定の処理を施す画像処理方法および装置並びに画像
処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
に関するものである。
メラとする)においては、撮影により取得した画像をデ
ジタル画像データとしてデジタルカメラ内部に設けられ
た内部メモリやメモリカード等のメディアに記録し、記
録されたデジタル画像データに基づいて、プリンタやモ
ニタに撮影により取得した画像を再生することができ
る。このように、デジタルカメラにより取得した画像を
モニタやプリンタにより再生する場合においては、ネガ
フイルムからプリントされた写真と同様の高品位な画質
を有するものとすることが期待されている。
た画像データをモニタやプリンタにおいて再生する場合
に、濃度補正処理、階調変換処理、色補正処理、シャー
プネス処理等の画像処理を行うための種々の画像処理方
法が提案されている。このような画像処理方法は、通
常、パソコンにインストールされた画像処理ソフトウェ
アにより実行される。そして、ユーザはデジタルカメラ
のメディアから画像データをパソコンのハードディスク
に生成された所定のフォルダにコピーし、パソコンにイ
ンストールされた画像処理ソフトウェアを立ち上げ、画
像処理ソフトウェアによるGUIを用いて、画像処理を
施す画像データの選択、画像処理のための種々の指示を
行う。そして、画像処理ソフトウェアは、入力された指
示に基づいて画像データに画像処理を施し、これによ
り、処理済みの画像データが得られる。
メラを所有する一般的なユーザは、デジタルカメラによ
り取得された画像データについては、上記画像処理によ
り画質を向上させる必要があるものであるとは認識して
おらず、撮影に取得された画像データは既に高画質の画
像を再生可能なものであると認識している。このような
ユーザにとっては、デジタルカメラにより取得した画像
データをモニタやプリンタにおいて再生する際に、画像
処理ソフトウェアを起動し、処理を施す画像データの選
択等の種々の指示を行うことは非常に面倒な作業であ
る。
り、煩わしい作業を行うことなく、画像データに画像処
理等の所定の処理を施すことを目的とする。
法は、所定のフォルダに画像データが入力されたことを
検出し、前記所定のフォルダに関連付けられた所定の処
理を、ウィンドウズ(登録商標)等のオペレーションシ
ステム(以下OSとする)に対してバックグラウンドで
前記画像データに施すことを特徴とするものである。
GUIを持たず、所定のフォルダへの画像データの入力
を検出して、所定の処理を自動的に実行する、いわば画
像処理デーモンにより行われる処理である。
たことを検出する」とは、例えば、デジタルカメラのメ
モリカードに記憶された画像データを、所定のフォルダ
(例えばウィンドウズ(登録商標)の「My Pictures」
フォルダ)へのコピーまたは移動を検出することをい
う。なお、この場合、コピーまたは移動の開始を検出す
るものであっても、コピーまたは移動の終了を検出する
ものであってもよい。
する拡大縮小処理、濃度補正処理、階調補正処理、色補
正処理、およびシャープネス処理等の画像処理、画像処
理のための画像処理パラメータを算出する処理等が挙げ
られる。なお、モニタやプリンタ等、処理済み画像デー
タを再生するデバイスに最適な画像が再生されるように
画像処理を行うことが好ましい。また、所定の処理は、
画像処理のみならず、予め定められたフォルダやネット
ワーク接続されたサーバに画像データを移動する処理、
画像データのプリント注文をネットワークで行うネット
ワークフォトサービスシステムに対してプリント注文を
行う処理、複数の解像度の画像データを生成する処理等
であってもよい。
すアイコン、ロゴマーク等の表示、または音を鳴らす等
の処理を行うことが好ましい。
ては、前記所定の処理を、複数の前記画像データが前記
所定のフォルダに入力された場合、前記複数の画像デー
タから類似被写体画像データ群を抽出し、該類似被写体
画像データ群については、同一の画像処理パラメータを
算出する処理としてもよい。
影時間が近接している複数の画像データ、撮影場所およ
び/または撮影方向が近接している複数の画像データ、
連写機能を有するデジタルカメラにより取得された画像
データについては、連写されたことを表す情報が付与さ
れた複数の画像データ等を用いることができる。なお、
撮影時間、撮影場所、撮影方向および連写されたことを
表す情報は、画像データのタグ情報やヘッダ情報に付与
すればよい。
は、前記所定の処理を、複数の前記画像データが前記所
定のフォルダに入力された場合、前記複数の画像データ
からブラケット撮影画像データ群を抽出し、該ブラケッ
ト撮影画像データ群については、前記画像処理パラメー
タ算出処理に代えて、予め定められた固定画像処理パラ
メータを、該ブラケット撮影画像データ群についての画
像処理パラメータとして設定する処理としてもよい。
いて、露出、彩度および/またはコントラストを複数段
階に変更して複数の画像を撮影することをいう。なお、
画像データがブラケット撮影により得られたか否かは、
画像データに付与されたタグ情報やヘッダ情報の記述に
基づいて判定すればよい。
は、前記画像処理パラメータを前記画像データに付与す
る処理をさらに行ってもよい。
ては、前記画像処理パラメータに基づいて、前記画像デ
ータに前記画像処理を施して処理済み画像データを生成
する処理をさらに行ってもよい。
合、処理前の画像データはそのまま保管してもよいが、
所定のフォルダから削除してもよい。
は、前記処理済み画像データを前記画像データとともに
表示する処理をさらに行ってもよい。
は、前記処理済み画像データに対する、補正指示の入力
を受け付け、該補正指示に基づいて、新たな画像処理パ
ラメータを算出する処理をさらに行ってもよい。
ては、前記画像データに前記画像処理が施されているか
否かを判定し、前記画像処理が未処理の画像データにの
み、前記所定の処理を施すようにしてもよい。
は、前記画像データが著作権情報により変更が禁止され
ているか否かを判定し、前記著作権情報により変更が禁
止されている画像データ以外の画像データにのみ、前記
所定の処理を施すようにしてもよい。
ルダに画像データが入力されたことを検出する検出手段
と、前記所定のフォルダに関連付けられた所定の処理
を、OSに対してバックグラウンドで前記画像データに
施す処理手段とを備えたことを特徴とするものである。
は、前記処理手段を、前記画像データに画像処理を施す
ための画像処理パラメータを算出する処理を行う手段と
してもよい。
は、前記処理手段を、複数の前記画像データが前記所定
のフォルダに入力された場合に、前記複数の画像データ
から類似被写体画像データ群を抽出し、該類似被写体画
像データ群については、同一の画像処理パラメータを算
出する処理を行う手段としてもよい。
ては、前記処理手段を、複数の前記画像データが前記所
定のフォルダに入力された場合に、前記複数の画像デー
タからブラケット撮影画像データ群を抽出し、該ブラケ
ット撮影画像データ群については、前記画像処理パラメ
ータ算出処理に代えて、予め定められた固定画像処理パ
ラメータを、該ブラケット撮影画像データ群についての
画像処理パラメータとして設定する処理を行う手段とし
てもよい。
は、前記処理手段を、前記画像処理パラメータを前記画
像データに付与する処理をさらに行う手段としてもよ
い。
は、前記処理手段を、前記画像処理パラメータに基づい
て、前記画像データに前記画像処理を施して処理済み画
像データを生成する処理をさらに行う手段としてもよ
い。
ては、前記処理手段を、前記処理済み画像データを前記
画像データとともに表示する処理をさらに行う手段とし
てもよい。
は、前記処理手段を、前記処理済み画像データに対す
る、補正指示の入力を受け付け、該補正指示に基づい
て、新たな画像処理パラメータを算出する処理をさらに
行う手段としてもよい。
は、前記処理手段を、前記画像データに前記画像処理が
施されているか否かを判定し、前記画像処理が未処理の
画像データにのみ、前記所定の処理を施す手段としても
よい。
ては、前記処理手段を、前記画像データが著作権情報に
より変更が禁止されているか否かを判定し、前記著作権
情報により変更が禁止されている画像データ以外の画像
データにのみ、前記所定の処理を施す手段としてもよ
い。
ュータに実行させるためのプログラムとして提供しても
よい。
たは移動等により所定のフォルダに入力するとそれが検
出され、そのフォルダに関連付けられた所定の処理が、
OSのバックグラウンドで画像データに施される。
メディアに保管されている画像データを、ユーザのパソ
コンに生成された所定のフォルダにコピーまたは移動さ
せるのみで、所定の処理が自動的に実行されるため、画
像データに所定の処理を施すために、ソフトウェアを立
ち上げたり、処理のための指示を行う必要がなくなり、
これにより、画像データに簡易に所定の処理を施すとが
できる。
を施すための画像処理パラメータを算出する処理とした
場合、画像処理パラメータを算出するために、画像処理
ソフトウェアを立ち上げたり、画像処理のための指示を
行う必要がなくなり、これにより、簡易に画像処理パラ
メータを算出することができる。
に入力された場合に、複数の画像データから類似被写体
画像データ群を抽出し、これら類似被写体画像データ群
に対しては、同一の画像処理パラメータを算出すれば、
被写体が類似して略同一の画像処理パラメータが算出さ
れる場合に、各画像データ毎に画像処理パラメータを算
出する必要がなくなるため、画像処理パラメータの算出
のための演算時間を短縮することができる。
ダに入力された場合に、複数の画像データからブラケッ
ト撮影画像データ群を抽出し、これらブラケット撮影画
像データ群に対しては、画像処理パラメータ算出処理に
代えて、予め定められた固定画像処理パラメータを、ブ
ラケット撮影画像データ群についての画像処理パラメー
タとして設定することにより、ブラケット撮影による露
出等の変更の効果が解消されてしまう画像処理パラメー
タが算出されることがなくなる。また、固定画像処理パ
ラメータによりブラケット撮影画像データ群に画像処理
を施せば、ブラケット撮影による露出等の変更の効果を
反映させた画像を再現可能な処理済み画像データを得る
ことができる。
付与すれば、画像処理が未処理の画像データを保存しつ
つも、画像データに付与された画像処理パラメータを参
照して画像データに対する画像処理を容易に行うことが
できる。
像データに画像処理を施して処理済み画像データを生成
すれば、画像処理の効果を直ちに認識することができ
る。
画像データとともに表示すれば、画像処理の効果を一見
して認識することができる。
する補正指示の入力を受け付け、入力された補正指示に
基づいて、新たな画像処理パラメータを算出することに
より、ユーザの意図を反映させた画像処理を行うことが
可能な画像処理パラメータを得ることができる。したが
って、この画像処理パラメータPにより画像データに画
像処理を施すことにより、ユーザの意図を反映させた画
像を再生可能な処理済み画像データを得ることができ
る。
について、さらに画像処理パラメータを算出する処理を
行った場合、その画像処理パラメータにより画像データ
に画像処理を施すと、却って画質が低下するおそれがあ
る。このため、画像データに画像処理が施されているか
否かを判定し、画像処理が未処理の画像データにのみ所
定の処理を施すことにより、処理済み画像データの画質
が却って低下してしまうことを防止することができる。
り色の変更や階調の変更が禁止されている場合がある。
したがって、画像データが著作権情報により変更が禁止
されているか否かを判定し、著作権情報により変更が禁
止されている画像データ以外の画像データにのみ所定の
処理を施すことにより、画像データが有する著作権が侵
害されることを防止することができる。
形態について説明する。図1は本発明の実施形態による
画像処理装置の構成を示す概略ブロック図である。本発
明による画像処理装置は、パソコン1にインストールさ
れた画像処理デーモンにより、画像データに対する処理
をOSのバックグラウンドで実行するものである。
3、キーボードおよびマウスからなる入力手段4、CD
−ROMドライブおよびデジタルカメラ用のメディア
(スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)
等)から画像データSを読み取るためのPCカードスロ
ット等の読出手段5、並びに画像データSをプリント出
力するプリンタ6とを備える。
のフォルダFに画像データSがコピーまたは移動されて
入力されたことを検出すると、画像データSに対する処
理をOSのバックグラウンドで実行するものである。ま
ず、画像処理デーモンの初期設定について説明する。
て、画像データSが入力されるフォルダFと、画像デー
タSに対して施される処理との関連付けを行う。なお、
フォルダFが作成されていない場合には、新たにフォル
ダFを作成する。また、人物の画像等、所定の条件を満
たす画像を表す画像データSに対してのみ処理が施され
るように設定を行ってもよい。
すための画像処理パラメータPの算出、算出された画像
処理パラメータPにより画像データSに画像処理を施し
て処理済み画像データS1を得るか否かの設定、処理済
み画像データS1をモニタ出力するかプリント出力する
かの設定、画像処理を施す場合に処理前の画像データS
を保管するか否かの設定、処理済み画像データS1の保
管場所の設定、算出された画像処理パラメータPにより
画像データSに画像処理を施すことなく画像データSに
画像処理パラメータPを付与するか否かの設定等の初期
設定が行われる。なお、初期設定は画像処理デーモンの
GUIを用いて行われる。なお、本実施形態において
は、画像処理パラメータPを算出し、プリントおよびモ
ニタの双方に出力するために、算出された画像処理パラ
メータPにより画像データSに対して画像処理を施し、
フォルダFとは異なるフォルダF1に処理済み画像デー
タS1を保管する処理をフォルダFと関連付けるものと
する。なお、処理前の画像データSはフォルダFに保管
しておくものとする。
る。図2は本実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。なお、本実施形態においては、複数の画像データS
が順次フォルダFに入力されるものとする。まず、フォ
ルダFに何らかのデータが入力されたか否かが判定され
る(ステップS1)。具体的には、読出手段5を用いる
ことにより、メモリカードから画像データSをフォルダ
Fにコピーするまたは移動する指示があったか否かが判
定される。なお、画像データSのコピーまたは移動が完
了したことを検出することにより、ステップS1の判定
を行ってもよい。
画像データであるか否かが判定される(ステップS
2)。具体的には、画像データSを構成するファイルの
先頭バイトをチェックすることによりこの判定が行われ
る。ここで、デジタルカメラにより取得された画像デー
タのファイル形式であるExif形式の場合、ファイル
の先頭バイトは、「4D,3D,00,2A」となって
おり、JPEG形式のファイルの先頭バイトは「FF,
D8,FF,E1」となっている。したがって、ファイ
ルの先頭バイトが「4D,3D,00,2A」または
「FF,D8,FF,E1」となっているか否かを判定
することにより、入力されたファイルが画像ファイルで
あるか否かを判定できる。なお、画像データSのファイ
ル形式がビットマップ形式である場合には、ファイルに
おいてそのファイルのプロパティを記述するプロパティ
領域にファイル形式が記述されている。したがって、入
力されたデータファイルにおけるプロパティ領域を参照
することにより、そのファイルがビットマップ形式であ
るか否かを判定することができる。
ータは画像データではなく、画像処理パラメータPを算
出できないことから、ステップS1に戻る。ステップS
2が肯定されると、入力された画像データSに対して既
に画像処理が施されているか否かが判定される(ステッ
プS3)。ここで、デジタルカメラにおいて取得された
画像データSは画像処理デーモンによっては画像処理は
施されていないはずであるが、画像処理デーモンにより
画像処理を施した処理済み画像データS1を、ユーザが
友人に渡したり、画像保管サーバに保管したりした場合
には、その処理済み画像データS1がユーザのパソコン
1に入力される場合がある。本実施形態においては、こ
のような場合を想定してステップS3の判定を行うよう
にしたものである。
xif形式である場合には、ファイルのタグ情報に画像
処理済みであるか否かを表す情報が記述されている。ま
た、ファイル形式がJPEG形式である場合には、ファ
イルのヘッダ情報に画像処理済みであるか否かを表す情
報が記述されている。したがって、ファイルのタグ情報
またはヘッダ情報を参照することにより、その画像デー
タSが画像処理済みであるか否かを判定することができ
る。なお、画像データSのファイル形式がビットマップ
形式である場合には、画像処理済みであることを示す情
報を電子透かしとして画像データSに埋め込むように
し、電子透かしを検出し、画像処理済みであることを示
す情報の有無を検出することにより、その画像データS
が画像処理済みであるか否かを判定することができる。
また、画像データSのファイル形式がビットマップ形式
である場合に、ファイルにおいてプロパティを記述する
プロパティ領域に画像処理済みであるか否かを表す情報
を記述するようにすれば、プロパティ領域を参照するこ
とにより、そのファイルが画像処理済みであるか否かを
判定することができる。
されている場合には、さらに画像処理パラメータPを算
出して、その画像処理パラメータPによりその画像デー
タSに対して画像処理を施すと、処理隅画像データS1
の画質が却って低下するおそれがある。このため、画像
データSが画像処理が施された画像データS1であるか
否かを判定し、画像処理が未処理の画像データに対して
のみ後述する画像処理パラメータPの算出を行って画像
処理を施すことにより、処理済み画像データS1の画質
が却って低下してしまうことを防止しているものであ
る。
のであり、ステップS3が肯定された場合には、その画
像処理を施した画像処理デーモンのソフトウェアのバー
ジョンが、本実施形態による画像処理デーモンのバージ
ョンよりも古いか否かが判定される(ステップS4)。
ここで、本実施形態による画像処理デーモンはソフトウ
ェアで提供されるためバージョンアップが容易であり、
また、ソフトウェアのバージョンアップにより画像処理
の性能も向上する。
タSに対して画像処理を施した画像処理デーモンのバー
ジョンが、現在パソコン1にインストールされている画
像処理デーモンのバージョンよりも古い場合には、新し
いバージョンの画像処理デーモンにより画像処理を施し
た方が、より高画質の画像を再生可能な処理済み画像デ
ータS1が得られるものである。したがって、ステップ
S4において画像データSに画像処理を施した画像処理
デーモンのソフトウェアのバージョンを判定し、バージ
ョンが古い場合には、本実施形態の画像処理デーモンに
より画像処理を施し直すようにするものである。このた
め、ステップS4が肯定されるとさらに次のステップに
進む。ステップS4が否定されるとステップS1に戻
る。
によりその画像データSに対して、濃度補正処理、階調
変換処理および/または色変換処理を施すことによっ
て、画像データSを変更することが禁止されているか否
かが判定される。ここで、画像データSのファイル形式
がExif形式である場合にはタグ情報に、JPEG形
式である場合にはヘッダ情報に著作権情報が記述され
る。また、ビットマップ形式である場合には電子透かし
として著作権情報を画像データSに埋め込んでおけばよ
い。また、著作権情報は改ざん防止のために暗号化され
ていることが好ましい。暗号化されている場合には、暗
号を解読して著作権情報を検出し、変更が禁止されてい
るか否かを判定する。ステップS5が肯定された場合に
は、ステップS1に戻る。
ラメータPが算出される(ステップS6)。図3は、画
像処理パラメータPの算出処理の流れを示すブロック図
である。なお、本実施形態においては、画像データSの
ファイル形式はExif形式であり、既に解凍されてい
るものとする。
プにより、画像データSに対して濃度補正処理、階調変
換処理、色補正処理およびシャープネス処理等の局所処
理を施すためのパラメータが画像処理パラメータPとし
て算出される。まず、演算量を低減するために画像デー
タSに対して縮小処理が施され、オートセットアップに
より、画像データSのタグ情報に付与された被写体輝
度、ストロボの有無等の情報に基づいて画像データSが
解析され、パラメータが算出される。ここで、濃度補正
および階調補正については1次元ルックアップテーブル
が、色補正については3×3マトリクスが、局所処理に
ついては局所処理プロファイルがそれぞれパラメータと
して算出される。
て再生画像の画質が異なるものである。このため、デジ
タルカメラにおいて得られた画像データSに対して、オ
ートセットアップにより算出したパラメータを用いて画
像処理を施した場合、機種に応じて再生画像の画質が異
なるものとなってしまう。したがって、本実施形態にお
いては、画像データSに画像処理を施す際には、デジタ
ルカメラの階調特性および色特性を吸収するための3次
元ルックアップテーブル(LUT1とする)により、画
像データSに対して画像処理を施して、デジタルカメラ
の機種毎の画質の差異が吸収された標準色空間の画像デ
ータSを得るようにしている。なお、LUT1はデジタ
ルカメラの機種毎に生成され、画像処理デーモンにより
管理されている。なお、LUT1に代えて、階調補正の
ための1次元ルックアップテーブルおよび色補正のため
の3×3マトリクスを用いてもよい。
画像データSは、ITU−R BT.709(REC.
709)に準拠したものであるが、上述したように機種
に応じた階調特性および色特性を有するものとなってい
る。ここで、上記LUT1によって画像データSを修正
することにより、画像データSは、機種毎の特性の差異
が吸収されたBT.709の画像データSとされる。
プにより算出された、濃度補正および階調補正のための
1次元ルックアップテーブル、色補正のための3×3マ
トリクス、局所処理のための局所処理プロファイル、並
びにLUT1を画像処理パラメータPとして算出する。
なお、濃度補正および階調補正のための1次元ルックア
ップテーブルおよび色補正のための3×3マトリクスか
ら3次元ルックアップテーブル(LUT2とする)を算
出し、このLUT2を画像処理パラメータPとしてもよ
い。さらに、LUT1およびLUT2を合成したLUT
3を算出し、このLUT3を画像処理パラメータPとし
てもよい。また、ICCに準拠したプロファイルであっ
てもよい。ここで、ルックアップテーブルを用いた方
が、画像データに対して画像処理を施した際にビット落
ちが少なくなるため、画像処理時により高画質の処理済
み画像データS1をより高速に得ることができる。
像処理が施された画像データSは標準的な色空間の画像
データであるsRGB画像データとなる。
後、算出された画像処理パラメータPに基づいての画像
データSに対する画像処理がフォルダFに関連付けられ
ているか否かが判定される(ステップS7)。本実施形
態においては、画像処理パラメータPにより画像データ
Sに対して画像処理を施す処理がフォルダFに関連付け
られているため、ステップS7が肯定される。ステップ
S7が肯定されると、画像データSに対して画像処理パ
ラメータPにより画像処理が施される(ステップS
8)。なお、本実施形態においては、モニタ表示用およ
びプリント出力用の処理済み画像データS1m,S1p
を生成する処理がフォルダFに関連付けられているた
め、これらの処理済み画像データS1m,S1pが生成
される。
明する。最初に、画像データSに対してモニタ表示に適
したサイズとなるように縮小処理が施される。この縮小
処理は画像データSにより表される画像のサイズをVG
Aサイズ(640×480画素)に縮小する処理であ
る。まず、デジタルカメラの機種の特性を吸収するため
に、画像データSが画像処理パラメータPのLUT1に
より変換される。さらに、1次元ルックアップテーブル
により濃度補正処理および階調変換処理が施され、3×
3マトリクスにより色補正処理が施され、さらに、局所
処理プロファイルにより局所処理が施されて、モニタ表
示用の処理済み画像データS1mが得られる。
色補正処理をLUT2により同時に行うようにしてもよ
い。さらに、LUT3により、機種特性を吸収する処
理、濃度補正処理、階調変換処理および色補正処理を同
時に行うようにしてもよい。
画像データSにより表される画像のサイズをプリントサ
イズとするための拡大縮小処理が行われ、さらに、拡大
縮小された画像データSに対して、LUT3による機種
特性を吸収する処理、濃度補正処理、階調変換処理およ
び色補正処理が施され、さらに局所プロファイルによる
局所処理が施される。なお、LUT3に代えて、LUT
1およびLUT2、またはLUT1、濃度補正用の1次
元ルックアップテーブル、階調変換用の1次元ルックア
ップテーブルおよび色補正用の3×3マトリクスにより
処理を施してもよい。さらに、処理が施された画像デー
タSを出力デバイスに適した色空間に変換する出力処理
を画像データSに対して施して、プリント出力用の処理
済み画像データS1pを得る。
タS1m,S1p(以下総称してS1とする)は、フォ
ルダF1に保管される(ステップS9)。そして、他に
入力された画像データSがあるか否かが判定され(ステ
ップS10)、ステップS10が肯定された場合は、ス
テップS2に戻る。ステップS10が否定された場合
は、ステップS1に戻る。
SをフォルダFに保管しているが、画像データSをフォ
ルダFから削除する処理をフォルダFに関連付けてもよ
い。この場合、処理済み画像データS1をフォルダF1
ではなくフォルダFに保管する処理をフォルダFに関連
付けてもよい。
た画像処理パラメータPにより画像データSに対して画
像処理を施して処理済み画像データS1を得る処理がフ
ォルダFに関連付けられているが、画像処理パラメータ
Pの算出のみを行い、算出された画像処理パラメータP
を画像データSに付与する処理がフォルダFに関連付け
られている場合がある。この場合には、ステップS7が
否定され、画像データSに画像処理パラメータPが付与
され(ステップS11)、画像処理パラメータPが付与
された画像データSがフォルダF1に保管されることと
なる。なお、フォルダF1に代えてフォルダFに画像処
理パラメータPが付与された画像データSを保管してお
いてもよい。
理パラメータPを記述する、または画像処理パラメータ
Pを記述したファイルを生成し、このファイルを画像デ
ータSと関連付けてフォルダFまたはフォルダF1に保
管する等により、画像処理パラメータPを画像データS
に付与することができる。なお、画像処理パラメータP
を記述したファイルのファイル名は、画像データSとは
拡張子のみが異なる同一のファイル名を付与すればよ
い。また、デジタルカメラにおける画像データSの取得
時に、画像データSを特定するIDをタグ情報として記
述する場合がある。このような場合には、画像処理パラ
メータPのファイル名にこのIDを付与してもよい。
Pを付与した場合において、とくに処理済み画像データ
S1をモニタ3に表示したい場合には、画像データS1
の選択後に画像処理パラメータPを用いて画像データS
に対して画像処理が施されるため、表示のレスポンスが
悪くなる。したがって、モニタ表示用の処理済み画像デ
ータS1については、画像処理パラメータPに基づいて
予め作成しておくことが好ましい。
ザが、デジタルカメラ等のメディアに保管されている画
像データSを、ユーザのパソコンに生成されたフォルダ
Fに入力するのみで、画像処理デーモンが動作して画像
処理パラメータPの算出、さらには画像処理パラメータ
Pに基づく画像処理がOSのバックグラウンドで行われ
るため、画像処理パラメータPの算出のために、画像処
理ソフトウェアを立ち上げたり、画像処理のための指示
を行う必要がなくなり、これにより、簡易に画像処理パ
ラメータPの算出および画像処理を行うことができる。
ず、OSのバックグラウンドで動作するため、画像処理
デーモンが動作中であるにも拘わらず、ユーザがパソコ
ン1の電源をオフとしてしまう場合がある。これを防止
するために、画像処理デーモンが動作中であることを示
すアイコンやロゴマークをモニタ3の画面上に表示する
ことが好ましい。この場合、アイコンやロゴマークを画
面上において移動させたり、回転させたり、色を代えた
り、ブリンクさせる等、その表示を動的にすることによ
り、画像処理デーモンが動作中であることを示すように
してもよい。
ロゴマーク(以下アイコンIとする)をウィンドウズ
(登録商標)のタスクトレーに表示してもよい。この場
合、アイコンIを回転させたり、色を代えたり、ブリン
クさせる等、その表示を動的にすることにより、画像処
理デーモンが動作中であることを示すことが好ましい。
なアラーム音を10秒おきに鳴らしたり、BGM的な音
楽を鳴らしてもよい。
ン1の電源をオフとしたい場合には、ユーザの操作によ
り、画像処理デーモンの動作を停止させるようにしても
よい。例えば、モニタ3に表示されているアイコンIの
クリックにより、図5に示すように画像処理デーモンの
メニューを表示させ、このメニューから処理停止を選択
させることにより、画像処理デーモンの処理を停止させ
ることができる。この場合、画像処理デーモンは、未処
理(処理中であったものを含む)の画像データSをハー
ドディスク2に保管する。一方、画像処理デーモンの処
理を停止させることなくパソコン1の電源がオフとされ
た場合には、画像処理デーモンが自動的に未処理の画像
データをハードディスク2に保管する。そして、再度パ
ソコン1を立ち上げたときに、未処理の画像データSが
ハードディスク2に保管されている場合には、画像処理
デーモンは、この画像データSに対する画像処理パラメ
ータPの算出の処理を実行する。
れた画像データSのファイル名は、例えば「Dsc00001.j
pg」のように、1から始まるシリアル番号が付与される
場合が多い。ここで、デジタルカメラにおいて電池切れ
等により新たにフォーマットされたメディアを用いて撮
影を行った場合、そのメディアに記録される画像データ
Sには、1から始まるシリアル番号が付与される。この
ため、その新たなメディアからパソコン1のフォルダF
に画像データSを入力した際、および新たなメディアか
ら入力した画像データSについての処理済み画像データ
S1をフォルダF1に保管する際に、ファイル名のバッ
ティングが生じる。
に、画像処理デーモンは、メディアからの画像データS
のコピーまたは移動のイベントを検出し、画像データS
のファイル名を画像処理デーモンが管理する一意のファ
イル名に変換する。例えば、画像処理デーモンが管理す
るシリアル番号を付与する。なお、画像処理デーモン
は、このファイル番号をレジストリ、ファイル、データ
ベース等、永続性のある記憶領域において管理する。
ダFから削除する場合には、ファイル名のバッティング
は生じないが、処理済み画像データS1に処理前の画像
データSのファイル名を使用すると、処理済み画像デー
タS1をフォルダF1に保管する際に、ファイル名のバ
ッティングが生じる。この場合は、画像処理デーモン
は、処理済み画像データS1を生成する際に、画像処理
デーモンが管理するシリアル番号を処理済み画像データ
S1のファイル名として付与することにより、ファイル
名のバッティングを回避することができる。なお、この
場合も画像処理デーモンは、ファイル番号をレジスト
リ、ファイル、データベース等、永続性のある記憶領域
において管理する。
画像データSは、予め定められた圧縮率により圧縮され
ている。この圧縮率はユーザがデジタルカメラにおいて
設定することができるため、フォルダFに入力される画
像データSは様々な圧縮率を有するものとなる。画像処
理デーモンは、画像データSに対して画像処理を施す際
に画像データSを解凍し、画像処理後、処理済み画像デ
ータS1を圧縮するが、この際、入力された画像データ
Sの圧縮率と同一の圧縮率により処理済み画像データS
1を圧縮する。但し、ファイルサイズを小さくしたい場
合、ファイルサイズが予め定められた値よりも大きい場
合には、さらに高い圧縮率により処理済み画像データS
1を圧縮してもよい。この設定は、画像処理デーモンの
初期設定画面において行えばよい。
用の処理済み画像データS1mを得、さらに処理前の画
像データSをフォルダFに保管しているため、処理前の
画像と処理後の画像との比較、さらには画像処理パラメ
ータPのマニュアル調整を行うことができる。以下、処
理前後の画像の比較およびマニュアル調整について説明
する。ユーザは、画像処理デーモンによる画像処理が終
了した後、マニュアルセットアップ画面を表示する。こ
のマニュアルセットアップ画面は、図5に示すようにモ
ニタ3に表示されたアイコンIをクリックして表示され
るメニューに「マニュアルセットアップ」を加えてお
き、「マニュアルセットアップ」を選択させることによ
り表示することができる。マニュアルセットアップの選
択により、まず一覧表示画面が表示される。
図6に示すように、一覧表示画面には、フォルダFに入
力された複数の画像データSのサムネイル画像10が表
示される。なお、これらのサムネイル画像10は、フォ
ルダF1に保管されている処理済み画像データS1のサ
ムネイル画像であってもよい。そして、ユーザが所望と
するサムネイル画像10をクリックすると、マニュアル
セットアップ画面が表示される。
を示す図である。図7に示すように、マニュアルセット
アップ画面には、処理前の画像(すなわち画像データS
により表される画像)12、処理後の画像(すなわち処
理済み画像データS1により表される画像)13、濃度
補正のためのDCMYキー14、階調補正のための階調
補正ボタン15、色補正のための色補正ボタン16、シ
ャープネス補正のためのシャープネス補正ボタン17お
よびシーンを選択するためのシーン選択ボタン18が表
示されている。
「標準」ボタンおよび「軟調」ボタンからなり、色補正
ボタン16は、「彩度アップ」ボタン、「標準」ボタン
および「彩度ダウン」ボタンからなり、シャープネス補
正ボタン17は、「強」ボタン、「標準」ボタンおよび
「弱」ボタンからなり、シーン選択ボタン18は、「標
準」ボタン、「曇天」ボタン、「逆光」ボタンおよび
「近接ストロボ」ボタンからなる。
ることにより、VGAサイズの処理済み画像を再生する
ことができる。なお、処理前の画像データSについてV
GAサイズの画像データを生成しておくことにより、処
理前の画像12をクリックすることによってもVGAサ
イズの処理前の画像を表示することができる。
画像13を比較することにより、画像処理デーモンによ
りどの程度画質が改善されたかを一見して認識すること
ができる。また、DCMYキー14に値を入力すること
により、画像処理パラメータPにおける濃度補正のため
のパラメータを変更することができる。また、階調補正
ボタン15をクリックすることにより階調補正のための
パラメータを、色補正ボタン16をクリックすることに
より色補正のためのパラメータを変更することができ
る。さらに、シャープネス補正ボタン17をクリックす
ることにより、シャープネス処理のためのパラメータを
変更することができる。さらに、シーン選択ボタン18
をクリックすることにより、シーンに適した画像処理パ
ラメータPを算出することができる。
再度画像処理パラメータPが算出され、画像データSに
対して画像処理が施されて処理済み画像データS1が再
度生成され、処理後の画像13が新たに作成された処理
済み画像データS1により表されるものに変更される。
これにより、ユーザは自身の意図を反映させた処理済み
画像データS1を得ることができる。
は、処理済み画像データS1を生成することなく、画像
データSに画像処理パラメータPを付与する処理がフォ
ルダFに関連付けられている場合にも行うことが可能で
ある。この場合、マニュアルセットアップ画面を表示す
る際に、選択された画像データSに対してこの画像デー
タSに付与された画像処理パラメータPにより画像処理
が施されて、処理後の画像13が表示される。また、画
像処理パラメータPが変更された場合には、変更された
画像処理パラメータPが画像データSに付与される。
前の画像12および処理後の画像13の表示の態様とし
ては、図7に示すものに限定されるものではなく、処理
前の画像12および処理後の画像13を左右に並べて表
示してもよく、斜め方向に並べて表示してもよい。ま
た、処理前の画像12および処理後の画像13を切り替
えて表示するようにしてもよい。さらに、先の処理前の
画像12を表示した後に、処理後の画像13を表示する
ようにしてもよい。この場合、処理後の画像13が徐々
に表示されるようにしたり、中心から広がるように表示
するようにしてもよい。
用の処理済み画像データS1mを得、さらに処理前の画
像データSをフォルダFに保管しているため、処理前の
画像と処理後の画像とを比較しながら、オートセットア
ップの評価を行うことができる。以下、オートセットア
ップの評価について説明する。ユーザは、画像処理デー
モンによる画像処理が終了した後、評価画面を表示す
る。この評価画面は、モニタ3に表示されたアイコンI
をクリックして表示されるメニューに「評価画面」を加
えておき、この「評価画面」を選択することにより表示
することができる。
8に示すように、評価画面には、処理前の画像12、処
理後の画像13、表示する画像(サンプル画像とする)
を選択するための画像選択ボタン20および評価を入力
するための評価項目ボタン21が表示されている。
ン、「明る過ぎる」ボタン、「コントラスト高い」ボタ
ン、「コントラスト低い」ボタン、「派手過ぎる」ボタ
ン、「地味過ぎる」ボタン、「シャープネス強い」ボタ
ンおよび「シャープネス弱い」ボタンからなる。
すると、サンプル画像を選択するためのダイアログが表
示される。このダイアログはフォルダFについてのもの
であってもフォルダF1についてのものであってもよ
い。ユーザは表示されたダイアログによりサンプル画像
を選択すると、選択されたサンプル画像についての処理
前の画像12および処理後の画像13が表示される。な
お、ユーザは、処理後の画像13をクリックすることに
より、VGAサイズの処理済み画像を再生することがで
きる。なお、処理前の画像データSについてVGAサイ
ズの画像データを生成しておくことにより、処理前の画
像12をクリックすることによってVGAサイズの処理
前の画像を表示することができる。
画像13を比較することにより、画像処理デーモンによ
りどの程度画質が改善されたかを一見して認識すること
ができる。また、評価項目キー21のいずれかのボタン
により、その画像に対するオートセットアップの評価を
入力することができる。これにより、画像処理パラメー
タPが変更される。例えば、「暗過ぎる」ボタンまたは
「明る過ぎる」ボタンをクリックすることにより、画像
処理パラメータPにおける濃度補正のためのパラメータ
を変更することができる。また、「コントラスト高い」
または「コントラスト低い」ボタンをクリックすること
により階調補正のためのパラメータを、「派手過ぎる」
ボタンまたは「地味過ぎる」ボタンをクリックすること
により色補正のためのパラメータを変更することができ
る。また、「シャープネス強い」または「シャープネス
弱い」ボタンをクリックすることにより、シャープネス
処理のためのパラメータを変更することができる。
再度画像処理パラメータPが算出され、画像データSに
対して画像処理が施されて処理済み画像データS1が再
度生成され、処理後の画像13が新たに作成された処理
済み画像データS1により表されるものに変更される。
これにより、評価結果を処理済み画像データS1に反映
させることができる。また、これ以降にオートセットア
ップにより算出される画像処理パラメータPに対しても
評価結果を反映させるように画像処理デーモンを設定す
れば、フォルダFに入力された画像データSについて、
評価結果が反映された処理済み画像データS1を得るこ
とができる。
トアップにより画像処理パラメータPを算出するに際
し、被写体が類似する場合には、略同一の画像処理パラ
メータPが算出される。したがって、被写体が類似する
複数の画像データ(以下類似被写体画像データ群とす
る)に対しては、個々に画像処理パラメータを算出する
のではなく、全ての画像データSに対して同一の画像処
理パラメータPを算出することが、演算時間短縮の観点
で好ましい。ここで、類似被写体画像データ群の例とし
て、撮影時間、撮影場所および/または撮影方向が近接
している複数の画像データ、連写機能を有するデジタル
カメラにより取得された画像データについては、連写さ
れたことを表す情報(以下連写情報とする)が付与され
た複数の画像データ等を用いることができる。なお、撮
影時間、撮影場所、撮影方向および連写情報は、画像デ
ータSのタグ情報に付与されることから、タグ情報を参
照することにより、撮影時間、撮影場所、撮影方向およ
び連写情報を知ることができる。
報は、デジタルカメラに搭載されたGPS機能に基づい
て、経度および緯度並びに撮影方向の情報として画像デ
ータSに付与される。また、連写情報は、連写を行った
場合にタグ情報における連写情報にフラグが立てられ
る。
は、具体的には、時系列で並んだ画像データSに対し
て、隣接する画像データS間の撮影時間間隔が10秒以
内にあるか否か、隣接する画像データS間の緯度差およ
び経度差が10秒以内にあるか否か、および/または隣
接する画像データS間の撮影方向差が10秒以内にある
か否かを判定し、判定結果が肯定された場合に、隣接す
る複数の画像データSを類似被写体画像データ群とする
方法を用いることができる。
て、連写フラグが立てられ、かつ撮影時間間隔が10秒
以内にあるか否かを判定し、判定結果が肯定された場合
に、隣接する複数の画像データSを類似被写体画像デー
タ群とする方法を用いることもできる。
の類似度を判定し、類似する複数の画像データSを類似
被写体画像データ群として抽出してもよい。ここで、連
続して撮影した画像は被写体が同一または類似である可
能性が高い。このため、類似度に基づいて類似被写体画
像データ群を抽出する場合は、画像データSのファイル
名が撮影順に連続していると、類似被写体画像データ群
の抽出を容易に行うことができる。
に対して、時間的に最も古い画像データS(先頭の画像
データ)から時間的に最も新しい画像データ(最後の画
像データ)まで適用し、類似被写体画像データ群を抽出
することができる。図9は類似被写体画像データ群の抽
出処理のフローチャートである。まず、判定の対象が先
頭の画像データにセットされ(ステップS21)、判定
対象の画像データおよびこれに隣接する次の画像データ
について上述した判定が行われる(ステップS22)。
判定結果が肯定された場合には、判定対象の画像データ
およびこれに隣接する次の画像データに対してラベルが
付与され(ステップS23)、判定対象の画像データに
隣接する次の画像データが最終画像データであるか否か
が判定される(ステップS24)。ステップS24が否
定された場合には、次の画像データSが判定の対象とし
てセットされ(ステップS25)、ステップS22に戻
る。
は、それまでにラベルが付与された複数の画像データを
類似被写体画像データ群として抽出し(ステップS2
6)、処理を終了する。
は、判定対象の画像データに隣接する次の画像データが
最終画像データであるか否かが判定され(ステップS2
7)、ステップS27が否定された場合には、それまで
にラベルが付与された複数の画像データを類似被写体画
像データ群として抽出し(ステップS28)、ステップ
S25に進む。ステップS27が肯定された場合には処
理を終了する。
データSから類似被写体画像データ群が抽出される。例
えば、フォルダFに10個の画像データSが保管されて
いる場合、図10の斜線に示すように、10個の画像デ
ータSからいくつか(ここでは2つ)の類似被写体画像
データ群が抽出される。なお、このような類似被写体画
像データ群の抽出を行う場合には、画像処理デーモンに
よる処理は全ての画像データSがフォルダFに入力され
た後に開始される。
タ群については、画像処理パラメータPの算出時に、そ
の類似被写体画像データ群に含まれる複数の画像データ
Sを合成して合成画像データを得、オートセットアップ
により合成画像データについての画像処理パラメータP
を算出し、これを類似被写体画像データ群の各画像デー
タSについての画像処理パラメータPとする。
ける複数の画像データSについては、同一の画像処理パ
ラメータを算出することにより、略同一の画像処理パラ
メータPが得られる場合に、各画像データ毎に画像処理
パラメータPを算出する必要がなくなるため、画像処理
パラメータPの算出のための演算時間を短縮することが
できる。
トアップにより画像処理パラメータPを算出するに際
し、ブラケット撮影がなされた画像データ群(以下ブラ
ケット撮影画像データ群とする)に対しては、個々に算
出された画像処理パラメータにより画像処理を施すので
はなく、全ての画像データSに対して予め求められてい
る固定の画像処理パラメータにより画像処理を施すこと
が好ましい。
について、露出、彩度および/またはコントラストを複
数段階に変更して複数の画像を撮影することをいう。こ
のようなブラケット撮影を行うことにより、複数段階に
露出、彩度および/またはコントラストが変更された複
数の画像を得ることができ、その中から所望とする露
出、彩度および/またはコントラストを有する画像を選
択することができる。
算出された画像処理パラメータPにより画像データSに
対して画像処理を施した場合、算出された画像処理パラ
メータPは画像を好ましい濃度、階調および色を有する
ものに変換するためのパラメータであるため、処理済み
画像データS1は全て略似通った濃度、階調および色を
有するものとなる。このため、オートセットアップによ
り算出された画像処理パラメータPにより画像処理を施
したのでは、ブラケット撮影を行って、露出、彩度およ
び/またはコントラストを複数段階に変更したにも拘わ
らず、処理済み画像データS1に対してはその効果が反
映されないこととなってしまう。
に対しては、オートセットアップにより算出された画像
処理パラメータPではなく、固定の画像処理パラメータ
により画像処理を施すことにより、ブラケット撮影によ
る露出等の変更の効果を反映させた画像を再現可能な処
理済み画像データS1を得ることができる。
得られた画像データSのタグ情報には、ブラケット情報
を行った旨の記述がなされる。具体的には、タグ情報に
おけるブラケット情報にフラグが立てられる。そして、
画像データSのタグ情報に記述されたブラケット情報に
基づいて、時系列で並んだ画像データSに対して、ブラ
ケット撮影フラグが立てられ、かつ撮影時間間隔が10
秒以内にあるか否かを判定し、判定結果が肯定された場
合に、隣接する画像データSをブラケット撮影画像デー
タ群とすることができる。
た画像データSについて、オートセットアップにより画
像処理パラメータPを算出しているため、算出された画
像処理パラメータPにより画像データSに対して画像処
理を施すと、常に略一定の仕上がりの処理済み画像デー
タS1が得られる。また、上述したマニュアルセットア
ップにより、処理済み画像の画質にユーザの意図を反映
させることができる。しかしながら、画質の調整は熟練
を要するため、一般のユーザがDCMYキー14等を用
いて画質を調整するのは困難である。また、マニュアル
セットアップを行う場合には、処理済み画像データS1
を一つずつ表示して各画像毎に画質を調整する必要があ
るため、処理に長時間を要するものとなる。さらに、画
像処理デーモンはGUIを持たないため、処理中に処理
済み画像の画質を設定することができない。
に、画像データSを入力するフォルダFについて、ユー
ザの意図を反映させたオートセットアップを行うように
設定を行ってもよい。例えば、画像処理デーモンの初期
設定画面において、明るめの処理済み画像データS1が
得られるようなオートセットアップが関連付けられたフ
ォルダ、より鮮やかな処理済み画像データS1が得られ
るオートセットアップが関連付けられたフォルダ、逆光
画像用のオートセットアップが関連付けられたフォル
ダ、近接ストロボ用のオートセットアップが関連付けら
れたフォルダ等を予め作成しておき、これらのフォルダ
に、画像データSを入力するようにする。これにより、
ユーザは所望とするオートセットアップが関連付けられ
たフォルダに画像データSを入力すれば、その画像デー
タSについては、ユーザが意図する画質を有する処理済
み画像データS1が得られることとなる。
画像データS1をフォルダF1に保管する処理をフォル
ダFに関連付けているが、処理済み画像データS1に分
類のためのキーワードを付与し、キーワードに応じて処
理済み画像データS1を予め作成されたフォルダに分類
して保管する処理をフォルダFに関連付けてもよい。
プリンタ6においてプリント出力する処理をフォルダF
に関連付けてもよい。
を、パソコン1のフォルダのみではなく、パソコン1と
ネットワークにより接続された画像保管サーバとしても
よい。この場合、画像処理デーモンの初期設定画面にお
いて、画像データSを入力するフォルダFに対して、画
像保管サーバへのログイン、および画像保管サーバにロ
グインするためのID、パスワードの入力の処理等が関
連付けられる。さらに、画像保管サーバ内における処理
済み画像データS1の保存カテゴリの設定が行われる。
この保存カテゴリとは、処理済み画像データS1をユー
ザの意図に応じて保存する際に処理済み画像データS1
を分類するためのカテゴリであり、例えば、家族の名
前、趣味の写真、イベント等の分類を行うことができ
る。具体的には、画像データSを入力するフォルダFに
対して趣味の写真の設定がなされていれば、フォルダF
に入力された画像データSについては、処理済み画像デ
ータS1が画像保管サーバに送信され、画像保管サーバ
の趣味の写真のフォルダに分類されて保管される。な
お、分類のためのフォルダは画像保管サーバにおいて予
め作成しておく必要がある。
ータについてのプリント出力、CD−Rへの書き込み、
Tシャツへのプリント等のプリント注文を受け付け、受
け付けた画像データのプリント出力等を行い、生成され
たプリントやCD−R等のプリント生成物を予め指定し
た受取店において受け取る、あるいはプリント生成物を
ユーザに郵送または配送するネットワークフォトサービ
スシステムが提供されているが、処理済み画像データS
1についてのプリント注文を行う処理をフォルダFに関
連付けてもよい。
数、仕上がり時間、どのようなプリント生成物を生成す
るか、プリント生成物の受取店、郵送の場合の送付先等
を、画像データSを画像処理デーモンの初期設定画面に
おいてフォルダFに設定しておく。
算出された画像処理パラメータPにより画像処理が施さ
れるが、この際、プリントサイズに応じて画像データS
の拡大縮小処理がなされた後に画像処理が施されて、処
理済み画像データS1が得られる。なお、画像処理デー
モンにおいて拡大縮小処理を行うことなく、ネットワー
クフォトサービスシステムにおいてプリント出力を行う
プリントサーバにおいて、処理済み画像データS1に対
してプリントサイズに適合させる拡大縮小処理を行うよ
うにしてもよい。
み、デジタルカメラにおいて得られる画像データは、サ
ービスサイズのプリントに必要なサイズの2倍程度の画
素数を有している。このため、多くの場合、画像データ
Sを縮小する必要がある。ここで、画像データの縮小時
には画像は劣化することはほとんどないが、逆に画像デ
ータSを拡大する場合には、画像が劣化する可能性が大
きい。したがって、プリントサイズに対して画像データ
Sを拡大する必要がある場合には、画像処理デーモンに
おいて、ダイアログを表示して警告を行うことが好まし
い。この場合、画像データSは入力されたフォルダFに
そのまま残し、後で修正が可能なようにしておく。ま
た、チェックが必要な画像データSを保管するフォルダ
を作成しておき、そのフォルダに警告がなされた画像デ
ータSを移動させるようにしてもよい。そして、後で、
警告がなされた画像データSをユーザが表示した際に、
警告内容を確認できるようにすることが好ましい。さら
に、画質は劣化してもプリントしたいような場合には、
強制的にネットワークフォトサービスシステムにおいて
プリント注文を行えるようにしてもよい。
Pを付与する処理がフォルダFに関連付けられている場
合には、画像保管サーバまたはネットワークフォトサー
ビスシステムのプリントサーバには、画像処理パラメー
タPが付与された画像データSが送信される。ネットワ
ークフォトサービスシステムのプリントサーバにこの画
像データSが送信された場合、付与された画像処理パラ
メータPにより画像データSに対して画像処理が施され
て処理済み画像データS1が得られ、この処理済み画像
データS1がプリント出力される。この際、付与された
画像処理パラメータPを生成したオートセットアップの
バージョンを、プリントサーバが行うセットアップ処理
のバージョンと比較し、前者が後者よりも古い場合に
は、新しいバージョンの方がより高画質の処理済み画像
を得られることから、プリントサーバにおいて再度画像
データSについての画像処理パラメータPを算出し、新
たに算出された画像処理パラメータPにより画像データ
Sに対して画像処理を施すことが好ましい。
パラメータPがマニュアルセットアップにより補正され
たものである場合には、新たな画像処理パラメータPに
より画像処理を行うと、マニュアルセットアップによる
ユーザの意図が処理済み画像データS1に反映されなく
なってしまう。したがって、この場合には、新たな画像
処理パラメータPの生成は行わず、画像データSに付与
された画像処理パラメータPにより画像データSに対し
て画像処理を施す。
F1への保管、処理済み画像データS1を分類しての保
管、画像保管サーバへの保管、ネットワークフォトサー
ビスシステムに対するプリント注文までの処理をフォル
ダFに関連付けているが、処理済み画像データS1の生
成までの処理をフォルダFに関連付けておき、生成され
た処理済み画像データS1の取り扱いを、画像処理後に
GUIを用いてユーザに決定させるようにしてもよい。
ネイル画像を一覧表示し、複数の画像を選択した後に取
り扱いの指示を指定する、または取り扱いの指示を指定
した後に指定した取り扱いを行う画像を選択すればよ
い。また、選択した画像の枠に色を付与する、選択した
画像の輝度を選択された画像の輝度の倍にする、一覧表
示画面においてサムネイル画像をモノクロ表示し、選択
した画像をカラー表示する、一覧表示画面においてサム
ネイル画像を網掛け表示し、選択した画像の網掛けを外
す、一覧表示画面において小さめのサイズでサムネイル
画像を表示し、選択した画像の表示サイズを未選択の画
像の表示サイズよりも大きくする等により、選択した画
像と未選択の画像とを区別することが好ましい。
に加えて、取り扱いの指示に対応するフォルダを表示
し、一覧表示画面からドラッグアンドドロップによりサ
ムネイル画像をフォルダに移動させて、画像の取り扱い
を決定するようにしてもよい。
処理済み画像データS1についてのインデックス画像デ
ータを生成する処理をフォルダFと関連付けてもよい。
さらに、インデックス画像データを生成する指示を行う
ファイルをフォルダFに保管して、インデックス画像デ
ータを生成するようにしてもよい。これにより、ユーザ
は何ら手間をかけることなく、フォルダFに入力した画
像データSについてのインデックス画像データを得るこ
とができ、さらにインデックス画像データをプリント出
力することにより、インデックスプリントを得ることが
できる。
に含まれる画像数(例えばA4サイズで20コマ)、サ
ムネイル画像の仕様(サイズ、内接か外接か)、インデ
ックス画像のサイズ、インデックス画像のテンプレー
ト、縦横のコマ数、インデックス画像データのファイル
形式、ファイル名等を画像処理デーモンの初期設定画面
において設定しておけば、設定された仕様のインデック
ス画像データを得ることができる。
示用の処理済み画像データS1mおよびプリント出力用
の処理済み画像データS1pを生成しているが、予め設
定された複数サイズの処理済み画像データを生成する処
理をフォルダFに関連付けてもよい。なお、サイズの設
定は画像処理デーモンの初期設定画面において行う。例
えば、画像データSのサイズが1800×1200画素
であった場合に、プリント用サイズ(1536×102
4画素)、Eメール添付用サイズ(600×400画
素)、ホームページ用サイズ(150×100画素)お
よびサムネイルサイズ(60×40画素)のサイズの画
像データを生成するように設定しておけば、フォルダF
に入力された画像データSから、これら複数サイズの処
理済み画像データS1が生成される。
ペクト比が元の画像データS(以下原画像データとす
る)とは異なる場合がある。この場合は、指定されたサ
イズに画像を内接させる(原画像は全領域が含まれる
が、得られる画像の上下または左右に余白が形成され
る)か、あるいは外接させる(得られる画像には余白が
形成されないが、原画像の上下または左右の領域が削除
される)かを指定することができる。
理済み画像データS1の生成する処理を関連付けてもよ
いが、図12に示すように記述がなされたフォルダFに
複数サイズ画像生成のためのファイルを保管しておくよ
うにしてもよい。
1を生成する場合、ファイル名は自動的に生成される
が、この場合、入力された画像データS1すなわち原画
像データのファイル名に画像のサイズを表す情報が付与
される。例えば、Dsc00001.jpgというファイル名の画像
データSについて複数サイズの処理済み画像データS1
を生成した場合、各サイズの画像データのファイル名
は、Dsc00001_0_0.jpg(原画像サイズ)、Dsc00001_153
6_1024.jpg(1536×1024画素)、Dsc00001_600
_400.jpg(600×400画素)、Dsc00001_150_100.j
pg(150×100画素)、Dsc00001_60_40.jpg(60
×40画素)とされる。なお、ファイル名を長辺の画素
数のみを用いてDsc00001_1536.jpg(1536×102
4画素)としてもよく、短辺の画素数のみを用いてDsc0
0001_1024.jpg(1536×1024画素)としてもよ
い。また、Dsc00001_Size1.jpg(1536×1024画
素)のように、抽象化されたファイル名を用いてもよ
い。
S1を生成した場合、各画像データに画像サイズに対応
したファイル名を付与するのに代えて、画像サイズに対
応させたフォルダ名を有する複数のフォルダを生成し、
各フォルダにそのフォルダ名に対応するサイズの処理済
み画像データS1を元の画像データSと同一のファイル
名で保管するようにしてもよい。
イル名の画像データSについて複数サイズの処理済み画
像データS1を生成した場合、図13に示すように、Ds
c00001というフォルダ名のフォルダを生成し、その下位
フォルダとして、フォルダ名が1800×1200、1
536×1024、600×400、150×100お
よび60×40のフォルダを生成し、各フォルダにそれ
ぞれ原画像サイズ(1800×1200)、プリント用
サイズ(1536×1024画素)、Eメール添付用サ
イズ(600×400画素)、ホームページ用サイズ
(150×100画素)およびサムネイルサイズ(60
×40画素)の処理済み画像データS1をDsc00001.jpg
というファイル名で保管する。
み画像データS1に、処理済み画像データS1の画素数
を付与したファイル名(例えばDsc00001_1536_1024.jp
g)を付与してもよく、長辺の画素数のみを付与したフ
ァイル名(例えばDsc00001_1536.jpg)、または短辺の
画素数のみを付与したファイル名(例えばDsc00001_102
4.jpg)を付与してもよい。
フォルダを作成することなく、フォルダ名が1800×
1200、1536×1024、600×400、15
0×100および60×40のフォルダのみを作成し、
複数の画像データSについてそれぞれ複数サイズの処理
済み画像データS1を生成した際に、各画像データSか
ら得られる同一サイズの処理済み画像データS1を、そ
のサイズに対応するフォルダ名のフォルダに保管するよ
うにしてもよい。例えば、Dsc00001.jpg、Dsc00002.jpg
およびDsc00003.jpgのファイル名を有する3つの画像デ
ータについて複数サイズの処理済み画像データを得た場
合、図14に示すように、各フォルダにそのフォルダ名
に対応したサイズのDsc00001.jpg、Dsc00002.jpgおよび
Dsc00003.jpgというファイル名を有する処理済み画像デ
ータS1を保管すればよい。
た画像データSに対して、画像処理パラメータPの算
出、画像処理パラメータPによる画像処理、処理済み画
像データS1のフォルダF1への保管をフォルダFに関
連付けているが、入力された画像データSを画像保管サ
ーバにそのまま転送したり、ネットワークフォトサービ
スシステムに対してプリント注文を行う処理をフォルダ
Fに関連付けてもよい。
示す概略ブロック図
ロック図
トレーに表示された状態を示す図
を示す図
ャート
るための図
理を説明するための図
めのファイルの記述を示す図
するための図(その1)
するための図(その1)
Claims (30)
- 【請求項1】 所定のフォルダに画像データが入力さ
れたことを検出し、 前記所定のフォルダに関連付けられた所定の処理を、O
Sに対してバックグラウンドで前記画像データに施すこ
とを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 前記所定の処理は、前記画像データに
画像処理を施すための画像処理パラメータを算出する処
理であることを特徴とする請求項1記載の画像処理方
法。 - 【請求項3】 前記所定の処理は、複数の前記画像デ
ータが前記所定のフォルダに入力された場合、前記複数
の画像データから類似被写体画像データ群を抽出し、 該類似被写体画像データ群については、同一の画像処理
パラメータを算出する処理であることを特徴とする請求
項2記載の画像処理方法。 - 【請求項4】 前記所定の処理は、複数の前記画像デ
ータが前記所定のフォルダに入力された場合、前記複数
の画像データからブラケット撮影画像データ群を抽出
し、 該ブラケット撮影画像データ群については、前記画像処
理パラメータ算出処理に代えて、予め定められた固定画
像処理パラメータを、該ブラケット撮影画像データ群に
ついての画像処理パラメータとして設定する処理である
ことを特徴とする請求項2または3記載の画像処理方
法。 - 【請求項5】 前記画像処理パラメータを前記画像デ
ータに付与する処理をさらに行うことを特徴とする請求
項2から4のいずれか1項記載の画像処理方法。 - 【請求項6】 前記画像処理パラメータに基づいて、
前記画像データに前記画像処理を施して処理済み画像デ
ータを生成する処理をさらに行うことを特徴とする請求
項2から5のいずれか1項記載の画像処理方法。 - 【請求項7】 前記処理済み画像データを前記画像デ
ータとともに表示する処理をさらに行うことを特徴とす
る請求項6記載の画像処理方法。 - 【請求項8】 前記処理済み画像データに対する、補
正指示の入力を受け付け、該補正指示に基づいて、新た
な画像処理パラメータを算出する処理をさらに行うこと
を特徴とする請求項7記載の画像処理方法。 - 【請求項9】 前記画像データに前記画像処理が施さ
れているか否かを判定し、 前記画像処理が未処理の画像データにのみ、前記所定の
処理を施すことを特徴とする請求項2から8のいずれか
1項記載の画像処理方法。 - 【請求項10】 前記画像データが著作権情報により
変更が禁止されているか否かを判定し、 前記著作権情報により変更が禁止されている画像データ
以外の画像データにのみ、前記所定の処理を施すことを
特徴とする請求項2から9のいずれか1項記載の画像処
理方法。 - 【請求項11】 所定のフォルダに画像データが入力
されたことを検出する検出手段と、 前記所定のフォルダに関連付けられた所定の処理を、O
Sに対してバックグラウンドで前記画像データに施す処
理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項12】 前記処理手段は、前記画像データに
画像処理を施すための画像処理パラメータを算出する処
理を行う手段であることを特徴とする請求項11記載の
画像処理装置。 - 【請求項13】 前記処理手段は、複数の前記画像デ
ータが前記所定のフォルダに入力された場合に、前記複
数の画像データから類似被写体画像データ群を抽出し、 該類似被写体画像データ群については、同一の画像処理
パラメータを算出する処理を行う手段であることを特徴
とする請求項12記載の画像処理装置。 - 【請求項14】 前記処理手段は、複数の前記画像デ
ータが前記所定のフォルダに入力された場合に、前記複
数の画像データからブラケット撮影画像データ群を抽出
し、 該ブラケット撮影画像データ群については、前記画像処
理パラメータ算出処理に代えて、予め定められた固定画
像処理パラメータを、該ブラケット撮影画像データ群に
ついての画像処理パラメータとして設定する処理を行う
手段であることを特徴とする請求項12または13記載
の画像処理装置。 - 【請求項15】 前記処理手段は、前記画像処理パラ
メータを前記画像データに付与する処理をさらに行う手
段であることを特徴とする請求項12から14のいずれ
か1項記載の画像処理装置。 - 【請求項16】 前記処理手段は、前記画像処理パラ
メータに基づいて、前記画像データに前記画像処理を施
して処理済み画像データを生成する処理をさらに行う手
段であることを特徴とする請求項12から15のいずれ
か1項記載の画像処理装置。 - 【請求項17】 前記処理手段は、前記処理済み画像
データを前記画像データとともに表示する処理をさらに
行う手段であることを特徴とする請求項16記載の画像
処理装置。 - 【請求項18】 前記処理手段は、前記処理済み画像
データに対する、補正指示の入力を受け付け、 該補正指示に基づいて、新たな画像処理パラメータを算
出する処理をさらに行う手段であることを特徴とする請
求項17記載の画像処理装置。 - 【請求項19】 前記処理手段は、前記画像データに
前記画像処理が施されているか否かを判定し、前記画像
処理が未処理の画像データにのみ、前記所定の処理を施
す手段であることを特徴とする請求項12から18のい
ずれか1項記載の画像処理装置。 - 【請求項20】 前記処理手段は、前記画像データが
著作権情報により変更が禁止されているか否かを判定
し、前記著作権情報により変更が禁止されている画像デ
ータ以外の画像データにのみ、前記所定の処理を施す手
段であることを特徴とする請求項12から19のいずれ
か1項記載の画像処理装置。 - 【請求項21】 所定のフォルダに画像データが入力
されたことを検出する手順と、 前記所定のフォルダに関連付けられた所定の処理を、O
Sに対してバックグラウンドで前記画像データに施す手
順とをコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 【請求項22】 前記所定の処理を施す手順は、前記
画像データに画像処理を施すための画像処理パラメータ
を算出する手順である請求項21記載のプログラム。 - 【請求項23】 前記所定の処理を施す手順は、複数
の前記画像データが前記所定のフォルダに入力された場
合に、前記複数の画像データから類似被写体画像データ
群を抽出する手順と、 該類似被写体画像データ群については、同一の画像処理
パラメータを算出する手順とを有する請求項22記載の
プログラム。 - 【請求項24】 前記所定の処理を施す手順は、複数
の前記画像データが前記所定のフォルダに入力された場
合に、前記複数の画像データからブラケット撮影画像デ
ータ群を抽出する手順と、 該ブラケット撮影画像データ群については、前記画像処
理パラメータ算出処理に代えて、予め定められた固定画
像処理パラメータを、該ブラケット撮影画像データ群に
ついての画像処理パラメータとして設定する手順とを有
する請求項22または23記載のプログラム。 - 【請求項25】 前記所定の処理を施す手順は、前記
画像処理パラメータを前記画像データに付与する手順を
さらに有する請求項22から24のいずれか1項記載の
プログラム。 - 【請求項26】 前記所定の処理を施す手順は、前記
画像処理パラメータに基づいて、前記画像データに前記
画像処理を施して処理済み画像データを生成する手順を
さらに有する請求項22から25のいずれか1項記載の
プログラム。 - 【請求項27】 前記所定の処理を施す手順は、前記
処理済み画像データを前記画像データとともに表示する
手順をさらに有する請求項26記載のプログラム。 - 【請求項28】 前記所定の処理を施す手順は、前記
処理済み画像データに対する、補正指示の入力を受け付
ける手順と、 該補正指示に基づいて、新たな画像処理パラメータを算
出する手順とをさらに有する請求項27記載のプログラ
ム。 - 【請求項29】 前記所定の処理を施す手順は、前記
画像データに前記画像処理が施されているか否かを判定
する手順をさらに有し、 前記画像処理が未処理の画像データにのみ、前記所定の
処理を施す手順である請求項22から28のいずれか1
項記載のプログラム。 - 【請求項30】 前記所定の処理を施す手順は、前記
画像データが著作権情報により変更が禁止されているか
否かを判定する手順をさらに有し、 前記著作権情報により変更が禁止されている画像データ
以外の画像データにのみ、前記所定の処理を施す手順で
ある請求項22から29のいずれか1項記載のプログラ
ム。
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