JP2003283764A - 画像読取装置及び画像読取方法 - Google Patents

画像読取装置及び画像読取方法

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JP2003283764A
JP2003283764A JP2002086046A JP2002086046A JP2003283764A JP 2003283764 A JP2003283764 A JP 2003283764A JP 2002086046 A JP2002086046 A JP 2002086046A JP 2002086046 A JP2002086046 A JP 2002086046A JP 2003283764 A JP2003283764 A JP 2003283764A
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泰正 森本
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健二 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像読取中に、その画像読取動作を中断した場
合でも、その中断した位置から画像読取動作を再開する
ことで画像読取時間の短縮化を図ることができ、中断位
置でのスキャンズレの発生を簡単な操作で抑制できるよ
うにした大容量のバッファメモリを必要としない画像読
取装置を提供する。 【解決手段】画像読取部208が、自動原稿搬送部によ
って搬送される原稿201の画像読取動作中に、読取動
作制御部から画像読取動作停止指示を受けた場合に、画
像読取の対象となっている原稿201の搬送中及び停止
中に、前記原稿201に対して異なった間欠副走査を繰
り返すことによって、画像データ生成部にて、読取動作
中断前後で連続的となる画像読取データを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、原稿を移動させながら
読取る原稿移動方式(以下、ADF:Auto Doc
ument Feederと言う)の原稿読取装置及び
画像読取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】イメージスキャナー等の画像読取装置に
おいては、固定した原稿面に対して光学系を相対的に移
動させつつ原稿面をライン状に順次走査して原稿面全体
の画像を読み取る原稿固定方式か、または固定した光学
系に対して原稿面を移動させつつ読取る原稿移動方式、
のいずれかの方式が採用されている。
【0003】このような画像読取装置は、例えば、プリ
ンタ部を備えた複写装置の画像入力部として、或いは、
ホストコンピュータ等に接続して画像入力用端末として
用いられる場合が多い。また、最近のデジタル式複写装
置では、コンピュータ等に接続して、そのコンピュータ
等の画像入力端末及び画像出力端末として使用できるよ
うにしたものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の画
像読取装置においては、画像読取中に、何らかの理由
で、その画像読取動作が中断されることがある。それ
は、以下のような理由による。画像読取装置、即ち、イ
メージスキャナーは、一般に、画像を読取ると、それを
一旦フレームバッファに書込み、他の装置、例えば、ホ
ストコンピュータが、そのフレームバッファから画像デ
ータを読み出す。ここで、バッファを介すのは、スキャ
ナーによる画像の読取速度と、ホストコンピュータ等の
他の装置の読出速度とは必ずしも一致しないので、それ
らの間の速度差を調整するためである。
【0005】このようなフレームバッファは、通常、リ
ングバッファのように使用される。即ち、スキャナーに
よるフレームバッファへの書込みに所定タイミングだけ
遅れて、ホストコンピュータが読出しを行い、それらの
書込みと読出しの夫々のアドレスポインタがフレームバ
ッファの後端アドレスに達すると、夫々、先頭アドレス
に戻す。これらの書込みと読出しは、望ましくは、同じ
ピッチで行われる。このような構成において、ホストコ
ンピュータ側の要因により、フレームバッファからの読
出し動作が遅れた場合、まだ読出されていない部分には
書込みができなくなるので、スキャナーによる画像の読
取動作を中断せざるを得なくなる。
【0006】画像読取に際し、丸々原稿1枚分の画像デ
ータを読取り、書込めるような大容量のバッファであれ
ば何等問題は発生しないが、大容量のバッファは極めて
高価な部品であり、仮に大容量のバッファを備えていた
としても、処理する画像データの種類によっては、例え
ばカラー画像の処理を行なう場合には、画像読取動作を
中断せざるを得なくなり、駆動系や搬送系を構成する各
種機構部品の製造精度やバラツキ等の要因、あるいは長
期の使用による機構部品の経年変化の影響が重なって、
中断位置でのスキャン画像に、スキャンズレ(色を正確
に重ね合わせられない)が顕著に発生する。
【0007】スキャンズレが各種機構部品の製造精度や
バラツキ等が原因している場合には、それらを排除する
ことによって限りなくゼロに抑えることはできるが、長
期の使用に伴う装置の機構部品の劣化は、上記製造精度
とは無関係に発生するので、これを簡単な操作で補正で
きるような手段はなかった。そのため、例えば、常に安
定した読出速度を維持できるホストコンピュータを選択
する必要がある場合等には、システム構成の自由度が損
なわれることになり、その対策が求められていた。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、画像読取中に、その画像読取動作を中断した場合で
も、その中断した位置から画像読取動作を再開すること
で画像読取時間の短縮化を図ることができ、中断位置で
のスキャンズレの発生を簡単な操作で抑制できるように
した大容量のバッファメモリを必要としない画像読取装
置及び画像読取方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を、以下のように構成している。
【0010】(1)走査光学系を搭載するキャリッジの
位置制御をおこないつつ、前記キャリッジを移動駆動す
る駆動手段を有し、かつ、原稿に対して前記キャリッジ
を相対的に移動させつつ原稿画像を読み取る画像読取部
と、前記画像読取部によって読み取られた原稿画像から
画像読取データを生成する画像データ生成部と、固定し
た原稿に対する相対的な位置を前記画像読取部に対して
指定する手段を有し、かつ、前記画像読取部に対して読
取開始指示及び読取停止指示を与えると共に、前記画像
データ生成部に対して画像データ生成のための指示を与
える読取動作制御部と、原稿を連続的に順次搬送するこ
とが可能な自動原稿搬送部と、を備える画像読取装置に
あって、前記画像読取部が、前記自動原稿搬送部によっ
て搬送される原稿の画像読取動作中に、前記読取動作制
御部から画像読取動作停止指示を受けた場合に、画像読
取の対象となっている原稿の搬送中及び停止中に、前記
原稿に対して異なった間欠副走査を繰り返すことによっ
て、前記画像データ生成部にて、読取動作中断前後で連
続的となる画像読取データを生成することを特徴とす
る。
【0011】画像読取動作の中断時及び画像読取動作の
再開時には、原稿搬送系が加減速の影響を受け、原稿搬
送状態が非定常的になるので、原稿画像の読取データが
不安定となる。
【0012】この構成においては、画像読取動作を中断
する前の原稿搬送系の原稿搬送速度が安定した状態で得
られた画像データと、画像読取動作を再開した後の原稿
搬送系の原稿搬送速度が安定した状態で得られた画像デ
ータとを合わせることにより、読取動作中断前後で連続
的となる正確な画像データを生成することができる。従
って、読取画像データを記憶するための大容量のバッフ
ァメモリを要することなく、画像読取時間の短縮化を図
ることができ、かつ、中断位置でのスキャンズレの発生
を抑制することができる。
【0013】(2)走査光学系を搭載するキャリッジの
位置制御をおこないつつ、前記キャリッジを移動駆動す
る駆動手段を有し、かつ、原稿に対して前記キャリッジ
を相対的に移動させつつ原稿画像を読み取る画像読取部
と、前記画像読取部によって読み取られた原稿画像から
画像読取データを生成する画像データ生成部と、固定し
た原稿に対する相対的な位置を前記画像読取部に対して
指定する手段を有し、かつ、前記画像読取部に対して読
取開始指示及び読取停止指示を与えると共に、前記画像
データ生成部に対して画像データ生成のための指示を与
える読取動作制御部と、原稿を連続的に順次搬送するこ
とが可能な自動原稿搬送部と、を備える画像読取装置に
あって、前記画像読取部が、前記自動原稿搬送部によっ
て搬送される原稿の画像読取動作中に、前記読取動作制
御部から画像読取動作停止指示を受けた場合に、前記自
動原稿搬送部による原稿搬送動作を停止すると共に、前
記読取動作制御部から指定された位置に基づいて求めた
停止位置へ前記キャリッジを位置制御して停止させた
後、原稿搬送動作と、画像読取動作を同時に再開し、前
記画像データ生成部にて、画像読取動作中断前の読取画
像データと、画像読取動作再開後の読取画像データとに
よって、読取動作中断前後で連続的となる画像読取デー
タを生成することを特徴とする。
【0014】画像読取動作の中断時及び画像読取動作の
再開時には、原稿搬送系が加減速の影響を受け、原稿搬
送状態が非定常的になるので、原稿画像の読取データが
不安定となる。
【0015】この構成においては、画像読取動作を中断
する前の原稿搬送系の原稿搬送速度が安定した状態で得
られた画像データと、画像読取動作を再開した後の原稿
搬送系の原稿搬送速度が安定した状態で得られた画像デ
ータとを合わせることにより、読取動作中断前後で連続
的となる正確な画像データを生成することができる。従
って、読取画像データを記憶するための大容量のバッフ
ァメモリを要することなく、画像読取時間の短縮化を図
ることができ、かつ、中断位置でのスキャンズレの発生
を抑制することができる。
【0016】(3)前記画像データ生成部が、画像読取
動作中断前の画像データと、画像読取動作再開後の画像
データのうち先頭部以外のデータとによって、読取動作
中断前後で連続的となる画像読取データを生成すること
を特徴とする。
【0017】この構成においては、画像読取動作の中断
後、画像読取動作の再開時には、原稿搬送速度が定常状
態に達するまでの間は、画像データが特に不安定なの
で、この部分に相当する画像データを除き、画像読取動
作を再開した後の画像データと、画像読取動作を中断す
る前の画像データとを合わせることにより、読取動作中
断前後で連続的となる正確な画像データを生成すること
ができる。
【0018】(4)前記画像データ生成部が、画像読取
動作中断前の画像データのうち最後部以外のデータと、
画像読取動作再開後の画像データのうち先頭部以外のデ
ータとによって、読取動作中断前後で連続的となる画像
読取データを生成することを特徴とする。
【0019】画像読取動作の中断時及び画像読取動作の
再開時には、原稿搬送系が加減速の影響を受け、原稿搬
送状態が非定常的になるので、原稿画像の読取データが
不安定となる。
【0020】この構成においては、原稿搬送系の動作が
安定した状態で得られた画像データを合わせることによ
り、読取動作中断前後で連続的となる正確な画像データ
を生成することができる。
【0021】(5)前記画像読取部が、画像読取動作中
断前の画像データのうち最後部のデータに相当し、かつ
画像読取動作再開後の画像データのうち先頭部のデータ
に相当する画像データを前記キャリッジの停止位置への
移動中に読み取り、前記画像データ生成部が、読取動作
中断前後で連続的となる画像データを生成することを特
徴とする。
【0022】画像読取動作の中断時及び画像読取動作の
再開時には、原稿搬送系が加減速の影響を受け、用紙搬
送状態が非定常的になるので、原稿画像の読取データが
不安定となる。
【0023】走査光学系を搭載するキャリッジを駆動す
るステッピングモータの制御は、加減速が不要なので、
安定的な画像データの読取りが行われる。
【0024】この構成においては、原稿搬送系の動作が
安定した状態で得られた画像データと合わせることによ
り、読取動作中断前後で連続的となる画像データを生成
することができる。
【0025】(6)走査光学系を搭載するキャリッジの
位置制御をおこないつつ、前記キャリッジを移動駆動す
る駆動手段を有し、かつ、原稿に対して前記キャリッジ
を相対的に移動させつつ原稿画像を読み取る画像読取部
と、前記画像読取部によって読み取られた原稿画像から
画像読取データを生成する画像データ生成部と、固定し
た原稿に対する相対的な位置を前記画像読取部に対して
指定する手段を有し、かつ、前記画像読取部に対して読
取開始指示及び読取停止指示を与えると共に、前記画像
データ生成部に対して画像データ生成のための指示を与
える読取動作制御部と、原稿を連続的に順次搬送するこ
とが可能な自動原稿搬送部と、を備える画像読取装置に
あって、前記画像読取部が、前記自動原稿搬送部によっ
て搬送される原稿の画像読取動作中に、前記読取動作制
御部から画像読取動作停止指示を受けた場合に、前記自
動原稿搬送部による原稿搬送動作を停止するとともに、
前記キャリッジを原稿搬送方向に沿って往動及び復動す
ることによって停止中の原稿から画像データを読み取り
つつ、所定位置まで復帰した後、原稿搬送動作と、画像
読取動作を同時に再開し、前記画像データ生成部にて、
画像読取動作中断前の読取画像データと、画像読取動作
再開後の読取画像データとによって、読取動作中断前後
で連続的となる画像読取データを生成することを特徴と
する。
【0026】この構成においては、ADFモードでの画
像読取動作中断及び画像読取動作の再開の回数が多数回
に及んだ場合、キャリッジの移動回数が増加し移動距離
も増加するので、画像読取動作不能な範囲まで移動する
場合が発生しても、ADFモードで読み取った画像読取
動作中断前の画像データと、画像読取動作を中断した原
稿の停止した状態から走査光学系の往復動によって読み
取った画像データと、原稿搬送動作及び画像読取動作を
再開後にADFモードで読み取った画像データとを合わ
せることによって、読取動作中断前後で連続的となる正
確な画像読取データを生成することができる。従って、
読取画像データを記憶するための大容量のバッファメモ
リを要することなく、画像読取時間の短縮化を図ること
ができ、かつ、中断位置でのスキャンズレの発生を抑制
することができる。
【0027】(7)前記画像データ生成部が、画像読取
動作中断前の画像データのうち最後部以外のデータと、
画像読取動作再開後の画像データのうち先頭部以外のデ
ータとによって、読取動作中断前後で連続的となる画像
読取データを生成することを特徴とする。
【0028】画像読取動作の中断時及び画像読取動作の
再開時には、原稿搬送系が加減速の影響を受け、原稿搬
送状態が非定常的になるので、原稿画像の読取データが
不安定となる。
【0029】走査光学系を搭載するキャリッジを駆動す
るステッピングモータの制御は、加減速が不要なので、
原稿搬送を停止した原稿からは極めて安定的な画像デー
タの読取りが行われる。
【0030】この構成においては、原稿搬送系の動作が
安定した状態で得られた画像データと、原稿静止状態で
読み取った安定した画像データとを合わせることによっ
て、読取動作中断前後で連続的となる正確な画像データ
を生成することができる。
【0031】(8)自動搬送される原稿の画像読取動作
中に、画像読取動作停止指示を受けた場合に、画像読取
の対象となっている原稿の搬送中及び停止中に、前記原
稿に対して異なった間欠副走査を繰り返すことによっ
て、読取動作中断前後で連続的となる画像読取データを
生成することを特徴とする。
【0032】画像読取動作の中断時及び画像読取動作の
再開時には、原稿搬送系が加減速の影響を受け、原稿搬
送状態が非定常的になるので、原稿画像の読取データが
不安定となる。
【0033】この方法においては、画像読取動作を中断
する前の原稿搬送系の原稿搬送速度が安定した状態で得
られた画像データと、画像読取動作を再開した後の原稿
搬送系の原稿搬送速度が安定した状態で得られた画像デ
ータとを合わせることで、読取動作中断前後で連続的と
なる正確な画像データを生成することができる。従っ
て、読取画像データを記憶するための大容量のバッファ
メモリを要することなく、画像読取時間の短縮化を図る
ことができ、かつ、中断位置でのスキャンズレの発生を
抑制することができる。
【0034】(9)自動搬送される原稿の画像読取動作
中に、画像読取動作停止指示を受けた場合に、前記原稿
の搬送動作を停止するとともに、指定された位置に基づ
いて求めた停止位置へキャリッジを位置制御して停止さ
せた後、原稿搬送動作と、画像読取動作を同時に再開
し、画像読取動作中断前の読取画像データと、画像読取
動作再開後の読取画像データとによって、読取動作中断
前後で連続的となる画像読取データを生成することを特
徴とする。
【0035】画像読取動作の中断時及び画像読取動作の
再開時には、原稿搬送系が加減速の影響を受け、原稿搬
送状態が非定常的になるので、原稿画像の読取データが
不安定となる。
【0036】この方法においては、画像読取動作を中断
する前の原稿搬送系の原稿搬送速度が安定した状態で得
られた画像データと、画像読取動作を再開した後の原稿
搬送系の原稿搬送速度が安定した状態で得られた画像デ
ータとを合わせ、読取動作中断前後で連続的となる正確
な画像データを生成することができる。従って、読取画
像データを記憶するための大容量のバッファメモリを要
することなく、画像読取時間の短縮化を図ることがで
き、かつ、中断位置でのスキャンズレの発生を抑制する
ことができる。
【0037】(10)自動搬送される原稿の画像読取動
作中に、画像読取動作停止指示を受けた場合に、前記原
稿の搬送動作を停止するとともに、キャリッジを原稿搬
送方向に沿って往動及び復動することによって停止中の
原稿から画像データを読み取りつつ、所定位置まで復帰
させた後、原稿搬送動作と、画像読取動作を同時に再開
し、画像読取動作中断前の読取画像データと、画像読取
動作再開後の読取画像データとによって、読取動作中断
前後で連続的となる画像読取データを生成することを特
徴とする。
【0038】この方法においては、ADFモードでの画
像読取動作中断及び画像読取動作の再開の回数が多数回
に及んだ場合、キャリッジの移動回数が増加し移動距離
も増加するので、画像読取動作不能な範囲まで移動する
場合が発生しても、ADFモードで読み取った画像読取
動作中断前の画像データと、画像読取動作を中断した原
稿の停止した状態から走査光学系の往復動によって読み
取った画像データと、原稿搬送動作及び画像読取動作を
再開後にADFモードで読み取った画像データとを合わ
せることによって、読取動作中断前後で連続的となる正
確な画像読取データを生成することができる。従って、
読取画像データを記憶するための大容量のバッファメモ
リを要することなく、画像読取時間の短縮化を図ること
ができ、かつ、中断位置でのスキャンズレの発生を抑制
することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態に係る
画像読取装置および画像読取方法について詳細に説明す
る。
【0040】(画像処理システムの全体構成)図1は、
画像読取装置と画像形成装置をホストコンピュータに接
続した画像処理システムを示す。同図にて、イメージス
キャナーからなる画像読取装置101は、レーザビーム
プリンタで構成された画像形成装置100に接続され
て、例えば、全体で複写装置を構成している。この複写
装置は、画像形成装置100を介して、ホストコンピュ
ータ102に接続されている。
【0041】画像形成装置100は、画像コントローラ
103及びエンジンコントローラ104を有している。
画像読取装置101又はホストコンピュータ102から
画像形成装置100へ送出された画像データは、画像コ
ントローラ103においてビデオデータに変換された
後、エンジンコントローラ104へ送出される。エンジ
ンコントローラ104は、その入力されたビデオデータ
に基づいて、電子写真技術を用いた画像形成処理を行う
ために、画像形成装置100内の制御を行う。
【0042】(画像読取装置の主要構成)図2は、画像
読取装置101の主要構成を示し、原稿201は、プラ
テンガラスと称される透明な原稿台202上に置かれ、
光源203により照明される。原稿201で反射した光
は、反射ミラー204及び集光レンズ205を経て、C
CD等の光電変換素子206に入射し、光電変換素子2
06は、その受光した光を、強度に応じた電気信号に変
換する。光電変換素子206から出力された電気信号
は、画像データ生成部207に送られ、そこで画像デー
タが生成される。
【0043】上記光源203、反射ミラー204、集光
レンズ205、及び、光電変換素子206は、キャリッ
ジに搭載されて光学ユニット(画像読取部)208を構
成しており、この光学ユニット208は、光学ユニット
駆動モータ(駆動手段)209により駆動されて、左右
方向に往復動する。また、その光学ユニット208が画
像読取開始可能な待機位置(ホームポジション:HP)
に在ることは、ホームポジションセンサ210により検
出される。
【0044】この画像読取装置101は、複数の原稿を
連続的に順次画像読取位置まで搬送する自動原稿給紙装
置(ADF,自動原稿搬送部)211を備えている。こ
のADF211の原稿搬送動作は、ADF駆動モータ2
12により駆動される。また、上記光学ユニット20
8、光学ユニット駆動モータ209、ADF211等を
含む画像読取装置101全体の動作は、コントローラ
(読取動作制御部)213により制御される。
【0045】(通常の画像読取動作)この画像読取装置
101における通常の画像読取動作について説明する。
画像読取装置101が、例えば、画像形成装置100か
ら画像読取開始信号を受け取ると、コントローラ213
は、光学ユニット208がHPに在ることを、HPセン
サ210で確認した後、画像読取動作を開始させる。即
ち、原稿台202上にセットされた原稿201が光源2
03により照明され、原稿201からの反射光が、反射
ミラー204で更に反射した後、集光レンズ205によ
り光電変換素子206上に結像される。
【0046】この光電変換素子206に入射した光は、
その強度に応じた電気信号に変換される。このようにし
て得られた電気信号に基づいて、画像データ生成部20
7が、原稿1ライン分(主走査方向)に相当する画像デ
ータを生成する。また、コントローラ213は、この読
取動作開始と同時に、光学ユニット駆動モータ209を
駆動して、光学ユニット208を副走査方向(図中、右
方向)に低速移動させる。
【0047】そして、光学ユニット208を移動させな
がら、上記したライン毎の画像読取及び画像データ生成
を行い、原稿201全体の画像読取を行う。画像データ
生成部207で生成された画像データは、コントローラ
213を介して、画像形成装置100に順次送出され、
画像形成装置100で印刷出力される。
【0048】(ADFによる複数原稿の連続読み取動
作)ADF211を用いた複数原稿の連続読取動作につ
いて説明すると、コントローラ213は、光学ユニット
208を所定位置に停止させたまま、ADF駆動モータ
212を駆動して、ADF211にセットされた複数の
原稿201を1枚ずつ定速搬送する。各原稿201は、
その搬送中に、停止した光学ユニット208上を定速で
通過し、所定の排紙口に排出される。光学ユニット20
8は、各原稿201の通過時に、上述したと同様のライ
ン毎の画像読取を行う。これにより、複数の原稿201
の画像が連続的に順次読取られる。
【0049】(原稿固定式で画像読取動作を再開する動
作)図3を参照して、画像読取装置101において、原
稿固定式での画像読取中に、画像読取動作を一時中断
し、画像読取動作を再開する動作を説明する。
【0050】(1)画像形成装置100から“読取開
始”信号を受け取った画像読取装置101は、上記と同
様の画像読取動作を開始する(図3(a)〜(b)参
照)。
【0051】(2)ところが、その画像読取動作中に、
画像形成装置100でメモリ・フルが発生し、画像読取
装置101から送られてくる画像データを、以降、継続
的に画像形成処理できないと判断した場合、画像形成装
置100は、例えば、画像コントローラ104を通じ
て、“画像読取り一時停止”信号を画像読取装置101
に送信する(図3(c))。
【0052】(3)この“画像読取り一時停止”信号を
受け取った画像読取装置101は、現在行っている画像
読取動作を中断する。この時、画像読取装置101内の
コントローラ213は、光学ユニット208を、読取動
作を中断した位置から一定距離戻して停止させるように
光学ユニット駆動モータ209を制御する(図3
(d))。ここで、光学ユニット208を一定距離戻す
のは、画像読み取り再開時に、光学ユニット208が規
定の読み取り動作速度に達するまでの加速時間を確保す
るためである。
【0053】(4)画像形成装置100において、上記
(2)の時点よりも若干画像形成処理が進行し、メモリ
に空き領域が発生すると、“画像読取り再開”信号を画
像読取装置101に送信する(図3(e))。
【0054】(5)画像読取装置101は、その“画像
読取り再開”信号を受け取ると、一時停止させていた光
学ユニット208を再び駆動して、中断位置から画像読
取り動作を再開する(図3(f))。
【0055】このように、画像読取装置101での画像
読取中に、その画像読取動作を一時中断する場合、光学
ユニット208を一定距離戻して待機させることによ
り、読み取り再開後も、中断位置から規定の読取動作速
度で光学ユニット208を駆動することが可能となるの
で、画像読取動作の中断の前後でも安定的に連続した画
像読み取りを行うことができる。
【0056】(ADF使用時に画像読取動作を再開する
動作)原稿固定式で画像読取を行う場合に画像読取動作
が中断しても、上記説明のように読取動作を再開し、画
像読取動作の中断の前後でも安定的に連続した画像読み
取りを継続できることから、ADFモードで複数枚原稿
を連続読取動作中に、画像形成装置100でメモリ・フ
ルが発生し、画像読取動作(原稿搬送)を中断する場合
が考えられる。
【0057】この場合、上記の原稿固定式で画像読取動
作を実行中に画像読取動作が中断し、画像読取動作を再
開する場合の逆の操作を行えばよいことになる。つま
り、原稿固定式の場合は画像読取動作の中断が発生した
とき、走行動作中の走査光学系には慣性力が作用してい
るので、即座に停止することができずに、若干オーバー
ランするので、このオーバーランした距離だけ走査光学
系をHP側へ戻し、画像読取動作を再開していることに
ほかならない。
【0058】これをADFモードの場合にあてはめてみ
ると、原稿搬送系を構成する機構部品及び搬送中の原稿
用紙に対しても慣性力が作用しているので、画像読取動
作の中断が発生しても、原稿搬送系の機構部品が余分に
回転することで、搬送中の原稿用紙がオーバーランする
ことになる。
【0059】従って、原稿用紙自体をオーバーランした
距離に相当する分だけ、原稿搬送方向の上流側(原稿進
行方向の逆側)へ戻す操作を行う代わりに、走査光学系
が副走査方向に自由に往復動できることを利用すると、
原稿用紙がオーバーランした距離に相当する分だけ走査
光学系を原稿搬送方向へ移動し、この位置から画像読取
動作を再開すれば、同様に対応できることになる。
【0060】図4は、ADF読取方式を用いたスキャナ
装置の構造を簡単のためにブロック的に示す図である。
同図において、このスキャナ装置では、原稿としての用
紙1が搬送されて行く原稿搬送路2に沿って、ピックア
ップローラ3,入り口センサ4,レジストローラ5,読
取タイミングセンサ6,CCDセンサを備えたスキャナ
ヘッド7,ホワイトローラ8,排出ローラ9等が配設さ
れており、原稿用紙1はピックアップローラ3,レジス
トローラ5,ホワイトローラ8,排出ローラ9により原
稿搬送路2上を順次搬送され、この途中においてスキャ
ナヘッド7により原稿用紙1が読み取られる構造になっ
ている。なお、スキャナヘッド7での原稿画像読取は原
稿搬送を伴いながら行われる。また、図4では、原稿搬
送方向が図2の場合の逆向きとなっている。
【0061】従って、原稿用紙を連続的に搬送(搬送方
向は、右側から左側へ向う)しつつおこなわれる画像読
取動作中に、メモリ・フルが発生し、画像読取動作が中
断された場合、現在画像読取中の画像部がスキャナヘッ
ド7とホワイトローラ8の対向部分で、ぴったり停止す
ることができず、原稿搬送系の回転慣性及び原稿用紙自
身の慣性力のため、少し原稿搬送方向の下流側までオー
バーランして停止する。よって、スキャナヘッド7を、
原稿搬送方向へ移動させ、読取動作の中断時に対向して
いた画像部に合致させればよい。
【0062】一例としては、メモリ・フル発生で画像読
取動作の“一時停止”信号を基準として、原稿搬送系の
機構部品が実際に回転停止するまでに費やした回転数や
パルス数を計数する(図3参照)ことによって、原稿用
紙が搬送系の回転慣性でオーバーランする距離を求め、
この距離に原稿用紙の慣性力の影響による空走距離(実
験的に求めデータ化する)を考慮すれば、原稿の移動距
離が求まるので、これをスキャナヘッド駆動モータ(ス
テッピングモータなので、制御に関して加減速は不要で
ある)の何回転分(回転角)に相当するかの回転数(回
転角度)に変換することによって、スキャナヘッド7の
位置制御を画像データのラインレベルで高精度に行なう
ことができる。
【0063】なお、図4中、用紙データの黒塗り部分
が、読取中断後にオーバーランしたXライン部分で、こ
の部分のデータが不安定であることを示す。この不安定
なデータを精度の高いデータと置き換えるために、読取
再開時に、スキャナヘッド7をXライン部分だけ原稿搬
送方向に向けて走査移動させ、その間にXライン部分の
データを精度よく読み取らせることができる。ちなみ
に、オーバーランしたXライン部分を読み取らせる別の
方法として、(光学系を固定しておき)用紙搬送系を逆
向きに操作する方法があるが、この方法では、用紙の逆
送動作そのものに誤差が発生しやすく精度の高いデータ
が得難い上に、用紙に皺や破損等のダメージが発生しや
すい難点がある。
【0064】(全体的な制御フロー)図6のフローチャ
ートを参照しつつ、ADFモードが選択されての原稿処
理中に、画像読取動作の中断が発生することを前提とし
て全体的な制御フローについて以下に説明する。
【0065】ステップ1:原稿束をセットし、原稿処理
の内容を入力し、原稿交換モードとしてADFモードを
選択する(この部分は定形的処理であり、実際にはオペ
レータの手作業である)。
【0066】ステップ2:原稿搬送部が、順次原稿搬送
を開始する。
【0067】ステップ3:画像読取部で、順次画像読取
を進行する。
【0068】ステップ4:ステップ1で入力した原稿処
理の内容(複写処理、FAX送信、画像データ転送等)
に応じた画像処理等を実行するために、画像読取部が読
み取った画像データを出力する(メモリへ書込み)。
【0069】ステップ5:画像読取動作の中断信号の受
信有無を確認する。
【0070】ステップ6:中断信号を未受信の場合、画
像読取動作を継続する。
【0071】ステップ7:画像読取動作の中断信号を受
信している場合、読取動作を中断する。
【0072】ステップ8:ほとんど同時に原稿搬送部に
よる原稿搬送動作も停止する(原稿搬送系の機構部品の
回転を停止する)。
【0073】ステップ9:原稿搬送系の機構部品や原稿
用紙自身の慣性力の影響が皆無であれば、画像読取中断
信号即停止となって、先頭部分からNライン目のデータ
まで読取り、読取再開すればよいのであるが、通常、オ
ーバーラン(例えばXライン分とする)する。そして、
このXライン分のデータは、搬送速度が減速される過渡
的状態で読み取られたデータであるため、不安定であ
る。そこで、キャリッジを原稿搬送方向に向ってXライ
ンデータ分だけ移動する。なお、このキャリッジ移動の
期間に、Xライン分のデータを読取ることもできる。
【0074】ステップ10:メモリに空領域が発生する
まで待機する。
【0075】ステップ11:空領域が発生し、読取動作
の再開信号を受信した場合、ステップ6へ移行し画像読
取動作を継続する。空領域が発生せず、読取動作の再開
信号を未受信の場合、メモリに空領域が発生するまで待
機する。
【0076】(原稿用紙搬送に費やした総パルス数の計
数方法)原稿搬送中に、読取タイミングセンサ6のON
−OFF出力変化を利用して、原稿用紙1の搬送に費や
した総パルス数を計数する。すなわち、この計数処理
は、例えば、図5のフローチャートに示すように、原稿
用紙1が送られてレジストローラ5によりスキャナヘッ
ド7側に搬送され、この原稿用紙1の先端が読取タイミ
ングセンサ6に到達すると、読取タイミングセンサ6の
出力がOFFからONを検出し(ステップS1)、ステ
ップS2で前回分の総パルスカウント値を初期化する。
【0077】次いで、今回分のパルスカウントが開始さ
れ、読取タイミングセンサ6の出力がONである期間中
は、ステップS3の1パルス移動検出と、ステップS4
の総パルス数更新処理を繰り返す。そして、原稿用紙1
の後端が検出されて読取タイミングセンサ6の出力がO
FFに転じると、計数処理を終了し、原稿用紙1の搬送
に費やされた総パルス数(原稿搬送したライン数相当
分)が得られる。
【0078】(読取動作停止時のデータと読取動作再開
時のデータによる連続データ生成)画像読取動作の中断
前後の画像データを合成することによって、安定的なデ
ータを生成する場合、データが不安定なXライン分のデ
ータの取扱いについて、下記の2通りの方法が考えられ
る(図4参照)。
【0079】(1)読取動作停止時までの画像データ
(N+X)ライン分を採用し、読取動作再開時の初期の
画像データXライン分は採用しないが、以降のデータは
採用することによって、連続的なデータを生成する。原
稿搬送系の機構部品の回転状態が過渡的状態から定常状
態に到達する読取動作再開時の方が、読取動作停止時よ
りもデータ精度的に劣るためである。なお、この場合
は、走査光学系は移動しない。
【0080】(2)Xライン分のデータは、走査光学系
を移動させる期間中に読み取る。走査光学系はステッピ
ングモータで駆動されるので、加速・減速の影響は皆無
であり、非常に安定したデータが得られる。読取中断前
の画像データから、減速中のXライン分のデータを除去
したデータ(不安定要素を除去)と、読取再開後の画像
データから、加速中のXライン分のデータを除去したデ
ータ(不安定要素を除去)と、走査光学系を移動しなが
ら読み取ったXライン分のデータとから、連続的なデー
タを生成する。
【0081】(原稿読取動作の中断回数)原稿内容によ
っては、読取動作の中断回数が異なってくる。従って、
画像読取動作の中断は、原稿一枚の画像読取中に何回行
なわれてもよいが、その度にスキャナヘッド7を原稿搬
送方向へ移動するので、何回目かにはスキャナヘッド7
が動作可能範囲から外れる可能性がある。そのため、ス
キャナヘッド7の残り動作範囲が少なくなり所定の限度
動作範囲に達した時点で、画像読取動作が一時停止した
際には、原稿用紙の搬送を停止した状態で、スキャナヘ
ッドを一旦HP位置まで復帰させた後に、原稿用紙の搬
送を再開するとともに、画像読取動作を続行し、スキャ
ンズレ部分を差替えるようにするのが好ましい。
【0082】(画像データの処理)画像読取動作の中断
前に画像読取装置101から送られてきた画像データ
を、例えば、画像コントローラ103に設けた画像メモ
リ300(図1参照)に記憶させておき、画像読取動作
の再開後に画像読取装置101から送られてくる画像デ
ータを、その記憶させた画像データに連続して処理する
ようにするのが好ましい。なお、画像読取動作の中断が
発生する度に、毎回同じライン数の画像データを不安定
な画像データとして除外するような処理を行っている
と、生成された連続データが却って不安定性を増すこと
があるので、不安定データとして除外する画像データの
ライン数は、実際にキャリッジを移動させる距離に基づ
いてその都度変更する方がよい。
【0083】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、以下の効果を奏する。
【0084】(1)画像読取部が、前記自動原稿搬送部
によって搬送される原稿の画像読取動作中に、前記読取
動作制御部から画像読取動作停止指示を受けた場合に、
画像読取の対象となっている原稿の搬送中及び停止中
に、前記原稿に対して異なった間欠副走査を繰り返すこ
とによって、画像データ生成部にて、読取動作中断前後
で連続的となる画像読取データを生成するので、画像読
取動作を中断する前の原稿搬送系の原稿搬送速度が安定
した状態で得られた画像データと、画像読取動作を再開
した後の原稿搬送系の原稿搬送速度が安定した状態で得
られた画像データとを合わせ、読取動作中断前後で連続
的となる正確な画像データを生成することができる。従
って、読取画像データを記憶するための大容量のバッフ
ァメモリを要することなく、画像読取時間の短縮化を図
ることができ、かつ、中断位置でのスキャンズレの発生
を抑制することができる。
【0085】(2)画像読取部が、前記自動原稿搬送部
によって搬送される原稿の画像読取動作中に、前記読取
動作制御部から画像読取動作停止指示を受けた場合に、
前記自動原稿搬送部による原稿搬送動作を停止すると共
に、前記読取動作制御部から指定された位置に基づいて
求めた停止位置へ前記キャリッジを位置制御して停止さ
せた後、原稿搬送動作と、画像読取動作を同時に再開
し、画像データ生成部にて、画像読取動作中断前の読取
画像データと、画像読取動作再開後の読取画像データと
により、読取動作中断前後で連続的となる画像読取デー
タを生成するので、画像読取動作を中断する前の原稿搬
送系の原稿搬送速度が安定した状態で得られた画像デー
タと、画像読取動作を再開した後の原稿搬送系の原稿搬
送速度が安定した状態で得られた画像データとを合わ
せ、読取動作中断前後で連続的となる正確な画像データ
を生成することができる。従って、読取画像データを記
憶するための大容量のバッファメモリを要することな
く、画像読取時間の短縮化を図ることができ、かつ、中
断位置でのスキャンズレの発生を抑制することができ
る。
【0086】(3)画像読取動作の中断後、画像読取動
作の再開時には、原稿搬送速度が定常状態に達するまで
の間は、画像データが特に不安定なので、この部分に相
当する画像データを除き、画像読取動作を再開した後の
画像データと、画像読取動作を中断する前の画像データ
とを合わせることにより、読取動作中断前後で連続的と
なる正確な画像データを生成することができる。
【0087】(4)画像読取動作中断前の画像データの
うち最後部以外のデータと、画像読取動作再開後の画像
データのうち先頭部以外のデータとによって、読取動作
中断前後で連続的となる画像読取データを生成するの
で、原稿搬送系の動作が安定した状態で得られた画像デ
ータを合わせることにより、読取動作中断前後で連続的
となる正確な画像データを生成することができる。
【0088】(5)画像読取部が、画像読取動作中断前
の画像データのうち最後部のデータに相当し、かつ画像
読取動作再開後の画像データのうち先頭部のデータに相
当する画像データを前記キャリッジの停止位置への移動
中に読み取り、前記画像データ生成部が、読取動作中断
前後で連続的となる画像データを生成するので、原稿搬
送系の動作が安定した状態で得られた画像データと合わ
せることにより、読取動作中断前後で連続的となる画像
データを生成することができる。
【0089】(6)ADFモードでの画像読取動作中断
及び画像読取動作の再開の回数が多数回に及んだ場合、
キャリッジの移動回数が増加し移動距離も増加するの
で、画像読取動作不能な範囲まで移動する場合が発生し
ても、ADFモードで読み取った画像読取動作中断前の
画像データと、画像読取動作を中断した原稿の停止した
状態から走査光学系の往復動によって読み取った画像デ
ータと、原稿搬送動作及び画像読取動作を再開後にAD
Fモードで読み取った画像データとを合わせることによ
って、読取動作中断前後で連続的となる正確な画像読取
データを生成することができる。従って、読取画像デー
タを記憶するための大容量のバッファメモリを要するこ
となく、画像読取時間の短縮化を図ることができ、か
つ、中断位置でのスキャンズレの発生を抑制することが
できる。
【0090】(7)画像読取動作中断前の画像データの
うち最後部以外のデータと、画像読取動作再開後の画像
データのうち先頭部以外のデータとによって、読取動作
中断前後で連続的となる画像読取データを生成するの
で、原稿搬送系の動作が安定した状態で得られた画像デ
ータと、原稿静止状態で読み取った安定した画像データ
とを合わせることによって、読取動作中断前後で連続的
となる正確な画像データを生成することができる。
【0091】(8)自動搬送される原稿の画像読取動作
中に、画像読取動作停止指示を受けた場合に、画像読取
の対象となっている原稿の搬送中及び停止中に、前記原
稿に対して異なった間欠副走査を繰り返すことによっ
て、読取動作中断前後で連続的となる画像読取データを
生成するので、画像読取動作を中断する前の原稿搬送系
の原稿搬送速度が安定した状態で得られた画像データ
と、画像読取動作を再開した後の原稿搬送系の原稿搬送
速度が安定した状態で得られた画像データとを合わせる
ことで、読取動作中断前後で連続的となる正確な画像デ
ータを生成することができる。従って、読取画像データ
を記憶するための大容量のバッファメモリを要すること
なく、画像読取時間の短縮化を図ることができ、かつ、
中断位置でのスキャンズレの発生を抑制することができ
る。
【0092】(9)自動搬送される原稿の画像読取動作
中に、画像読取動作停止指示を受けた場合に、前記原稿
の搬送動作を停止するとともに、指定された位置に基づ
いて求めた停止位置へキャリッジを位置制御して停止さ
せた後、原稿搬送動作と、画像読取動作を同時に再開
し、画像読取動作中断前の読取画像データと、画像読取
動作再開後の読取画像データとによって、読取動作中断
前後で連続的となる画像読取データを生成するので、画
像読取動作を中断する前の原稿搬送系の原稿搬送速度が
安定した状態で得られた画像データと、画像読取動作を
再開した後の原稿搬送系の原稿搬送速度が安定した状態
で得られた画像データとを合わせ、読取動作中断前後で
連続的となる正確な画像データを生成することができ
る。従って、読取画像データを記憶するための大容量の
バッファメモリを要することなく、画像読取時間の短縮
化を図ることができ、かつ、中断位置でのスキャンズレ
の発生を抑制することができる。
【0093】(10)自動搬送される原稿の画像読取動
作中に、画像読取動作停止指示を受けた場合に、前記原
稿の搬送動作を停止するとともに、キャリッジを原稿搬
送方向に沿って往動及び復動することによって停止中の
原稿から画像データを読み取りつつ、所定位置まで復帰
させた後、原稿搬送動作と、画像読取動作を同時に再開
し、画像読取動作中断前の読取画像データと、画像読取
動作再開後の読取画像データとによって、読取動作中断
前後で連続的となる画像読取データを生成するので、A
DFモードでの画像読取動作中断及び画像読取動作の再
開の回数が多数回に及んだ場合、キャリッジの移動回数
が増加し移動距離も増加するので、画像読取動作不能な
範囲まで移動する場合が発生しても、ADFモードで読
み取った画像読取動作中断前の画像データと、画像読取
動作を中断した原稿の停止した状態から走査光学系の往
復動によって読み取った画像データと、原稿搬送動作及
び画像読取動作を再開後にADFモードで読み取った画
像データとを合わせることによって、読取動作中断前後
で連続的となる正確な画像読取データを生成することが
できる。従って、読取画像データを記憶するための大容
量のバッファメモリを要することなく、画像読取時間の
短縮化を図ることができ、かつ、中断位置でのスキャン
ズレの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像処理システムの構
成図である。
【図2】同画像読取装置の構成図である。
【図3】同画像読取動作の段階的な説明図である。
【図4】同データ生成過程の説明図である。
【図5】同原稿搬送パルス数計数のフローチャートであ
る。
【図6】同全体的な制御フローチャートである。
【符号の説明】
201−原稿 207−画像データ生成部 208−画像読取部 209−駆動手段 211−自動原稿搬送部 213−読取制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 健二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 木津 清一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H108 AA01 CA01 CB01 FA05 5C072 AA01 BA17 DA02 DA04 EA05 LA18 MB06 NA06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査光学系を搭載するキャリッジの位置
    制御をおこないつつ、前記キャリッジを移動駆動する駆
    動手段を有し、かつ、原稿に対して前記キャリッジを相
    対的に移動させつつ原稿画像を読み取る画像読取部と、 前記画像読取部によって読み取られた原稿画像から画像
    読取データを生成する画像データ生成部と、 固定した原稿に対する相対的な位置を前記画像読取部に
    対して指定する手段を有し、かつ、前記画像読取部に対
    して読取開始指示及び読取停止指示を与えると共に、前
    記画像データ生成部に対して画像データ生成のための指
    示を与える読取動作制御部と、 原稿を連続的に順次搬送することが可能な自動原稿搬送
    部と、を備える画像読取装置であって、 前記画像読取部が、前記自動原稿搬送部によって搬送さ
    れる原稿の画像読取動作中に、前記読取動作制御部から
    画像読取動作停止指示を受けた場合に、画像読取の対象
    となっている原稿の搬送中及び停止中に、前記原稿に対
    して異なった間欠副走査を繰り返すことによって、前記
    画像データ生成部にて、読取動作中断前後で連続的とな
    る画像読取データを生成することを特徴とする画像読取
    装置。
  2. 【請求項2】 走査光学系を搭載するキャリッジの位置
    制御をおこないつつ、前記キャリッジを移動駆動する駆
    動手段を有し、かつ、原稿に対して前記キャリッジを相
    対的に移動させつつ原稿画像を読み取る画像読取部と、 前記画像読取部によって読み取られた原稿画像から画像
    読取データを生成する画像データ生成部と、 固定した原稿に対する相対的な位置を前記画像読取部に
    対して指定する手段を有し、かつ、前記画像読取部に対
    して読取開始指示及び読取停止指示を与えると共に、前
    記画像データ生成部に対して画像データ生成のための指
    示を与える読取動作制御部と、 原稿を連続的に順次搬送することが可能な自動原稿搬送
    部と、 を備える画像読取装置であって、 前記画像読取部が、前記自動原稿搬送部によって搬送さ
    れる原稿の画像読取動作中に、前記読取動作制御部から
    画像読取動作停止指示を受けた場合に、前記自動原稿搬
    送部による原稿搬送動作を停止すると共に、前記読取動
    作制御部から指定された位置に基づいて求めた停止位置
    へ前記キャリッジを位置制御して停止させた後、原稿搬
    送動作と、画像読取動作を同時に再開し、前記画像デー
    タ生成部にて、画像読取動作中断前の読取画像データ
    と、画像読取動作再開後の読取画像データとによって、
    読取動作中断前後で連続的となる画像読取データを生成
    することを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データ生成部が、画像読取動作
    中断前の画像データと、画像読取動作再開後の画像デー
    タのうち先頭部以外のデータとによって、読取動作中断
    前後で連続的となる画像読取データを生成することを特
    徴とする前記請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データ生成部が、画像読取動作
    中断前の画像データのうち最後部以外のデータと、画像
    読取動作再開後の画像データのうち先頭部以外のデータ
    とによって、読取動作中断前後で連続的となる画像読取
    データを生成することを特徴とする請求項1または2記
    載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記画像読取部が、画像読取動作中断前
    の画像データのうち最後部のデータに相当し、かつ画像
    読取動作再開後の画像データのうち先頭部のデータに相
    当する画像データを前記キャリッジの停止位置への移動
    中に読み取り、前記画像データ生成部が、読取動作中断
    前後で連続的となる画像データを生成することを特徴と
    する前記請求項1または2に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 走査光学系を搭載するキャリッジの位置
    制御をおこないつつ、前記キャリッジを移動駆動する駆
    動手段を有し、かつ、原稿に対して前記キャリッジを相
    対的に移動させつつ原稿画像を読み取る画像読取部と、 前記画像読取部によって読み取られた原稿画像から画像
    読取データを生成する画像データ生成部と、 固定した原稿に対する相対的な位置を前記画像読取部に
    対して指定する手段を有し、かつ、前記画像読取部に対
    して読取開始指示及び読取停止指示を与えると共に、前
    記画像データ生成部に対して画像データ生成のための指
    示を与える読取動作制御部と、 原稿を連続的に順次搬送することが可能な自動原稿搬送
    部と、を備える画像読取装置であって、 前記画像読取部が、前記自動原稿搬送部によって搬送さ
    れる原稿の画像読取動作中に、前記読取動作制御部から
    画像読取動作停止指示を受けた場合に、前記自動原稿搬
    送部による原稿搬送動作を停止するとともに、前記キャ
    リッジを原稿搬送方向に沿って往動及び復動することに
    よって停止中の原稿から画像データを読み取りつつ、所
    定位置まで復帰した後、原稿搬送動作と、画像読取動作
    を同時に再開し、前記画像データ生成部にて、画像読取
    動作中断前の読取画像データと、画像読取動作再開後の
    読取画像データとによって、読取動作中断前後で連続的
    となる画像読取データを生成することを特徴とする画像
    読取装置。
  7. 【請求項7】 前記画像データ生成部が、画像読取動作
    中断前の画像データのうち最後部以外のデータと、画像
    読取動作再開後の画像データのうち先頭部以外のデータ
    とによって、読取動作中断前後で連続的となる画像読取
    データを生成することを特徴とする請求項6に記載の画
    像読取装置。
  8. 【請求項8】 自動搬送される原稿の画像読取動作中
    に、画像読取動作停止指示を受けた場合に、画像読取の
    対象となっている原稿の搬送中及び停止中に、前記原稿
    に対して異なった間欠副走査を繰り返すことによって、
    読取動作中断前後で連続的となる画像読取データを生成
    することを特徴とする画像読取方法。
  9. 【請求項9】 自動搬送される原稿の画像読取動作中
    に、画像読取動作停止指示を受けた場合に、前記原稿の
    搬送動作を停止するとともに、指定された位置に基づい
    て求めた停止位置へキャリッジを位置制御して停止させ
    た後、原稿搬送動作と、画像読取動作を同時に再開し、
    画像読取動作中断前の読取画像データと、画像読取動作
    再開後の読取画像データとによって、読取動作中断前後
    で連続的となる画像読取データを生成することを特徴と
    する画像読取方法。
  10. 【請求項10】 自動搬送される原稿の画像読取動作中
    に、画像読取動作停止指示を受けた場合に、前記原稿の
    搬送動作を停止するとともに、キャリッジを原稿搬送方
    向に沿って往動及び復動することによって停止中の原稿
    から画像データを読み取りつつ、所定位置まで復帰させ
    た後、原稿搬送動作と、画像読取動作を同時に再開し、
    画像読取動作中断前の読取画像データと、画像読取動作
    再開後の読取画像データとによって、読取動作中断前後
    で連続的となる画像読取データを生成することを特徴と
    する画像読取方法。
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