JPS63287167A - 原稿読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は光学画像読取装置に関するものである。

（従来の技術） 従来の原稿読取装置は１ペ一ジ分の画像データを人力し
て記憶するメモリーを本装置の出力側に備えるか、ホス
トコンピュータ側へ備えて、ラインセンサーからの画像
データを途中停止することなく一定速度で読み取ってメ
モリーへ人力し、メモリに入力された画像データをホス
ト従って、原稿読取装置を他の装置例えはホストコンピ
ュータに接続して画像データを転送する場合、ホストコ
ンピュータの画像データの取り込み速度は原稿読取装置
の画像読取速度より速くなければならず、ホストコンピ
ュータには読取った画像データを受は取る際に、一定の
条件が課せられる。

又は、原稿読取装置側の１ペ一ジ分の画像メモリバッフ
ァを備えなくてはな′らず高価なものとなる。

しかし現実には高価になるので５００　ＫＢｙｔｅ〜２
　Ｍ　Ｂｙｔｅのメモリーを備えることなく、ホストコ
ンピュータは他からの割り込みや他の処理時間の為にた
びたび原稿読取装置へ画像データの転送を中止する命令
を発することもあり、原稿を移動させて読取る様な読取
装置の場合は移動する原稿を一担停止させ、又原稿を固
定し、読取部を移動するタイプの読取装置の場合は読取
部の移動を一担停止させていた。

この様な読取の一担停止が発生すると、この停止部で画
像の途切れや飛びが発生することがある。

この原因としては原稿又は読取部を移動するための駆動
源として使用されるモーターにある。

昨今、駆動制御が簡単に開ループで行なえる為、殆んど
パルスモータ−が、この様な駆動源として使用されてお
り、原稿読取装置としては１ライン分の読取が完了する
と１ライン分の駆動パルスをパルスモータ−に与えて、
次の１ラインの読取転送を行うという繰返しで画像デー
タを読み取っていた。

ところで、パルスモータ−に第４図（ｂ）のよりなｔ、
なるパルス幅の１駆動パルスを付与すると、パルスモー
タ−は第４図（ａ）の実線で示すような送れ時間ｔｄを
有して所定のピッチ回転する。

この遅れは通常のＰＭ型のパルスモータ−では５〜６ｍ
ｓにも達する。この立ち上り特性を改善する為に点線で
示したように５〜１０倍の２電圧駆動を採用しても（ａ
）の点線のように１〜２ｍｓの改善が見られるだけで、
所定の回転遅れ時間が存在し、その遅れ時間の存在が原
稿読取装置に悪影響を与える。この悪影響を第５図で説
明する。

先ず、ＣＣＤラインセンサーで原稿からの反射光を蓄積
して読み取られた情報が次のサイクルで転送されるので
、第５図に示す様にＰｌの１ピッチ送りタイミングでａ
ｌの画像ラインデータが転送され、次いで、次のＰ２の
１ピッチ送りタイミングにはＡ２のライン画像データが
送られ、それがＰ３にＡ３．Ｐ４にＡ４と繰返される。

ここで、読み取りピッチサイクル時間が５〜６ｍｓ程度
の場合を（Ａ４の原稿と８ピッチ／ｍｍで読み取る時間
が２９６ｘ８ｘ５ｍｓ中１１．８秒）想定すると、初め
の２ライン分のライン画像データは同じ所の画像データ
の読取り転送が行なわれる。尚、読取サイクル時間が、
更に短かいとこのライン数が増える。このことが、原稿
読取装置が停止して再起動する度に発生する。

又、停止する時、Ｐ５のタイミングで８５のライン画像
データが転送されて、中断させられた時、パルスモータ
−は停止遅れが発生してＡ６゜Ａ７のデータが失効して
しまう。

この様にパルスモータ−を駆動源とした原稿読取装置に
おいて、−担停止するようなことが発生すると、パルス
モータ−の立ち上り時には同一個所の重複読取、又停止
する時にはデータの欠落が発生して、原稿の画像データ
の間伸びという問題が発生する。

勿論、この問題は原稿読取装置側に１ペ一ジ分のバッフ
ァメモリーを持つか、１ピツチサイクルを１０ｍｓ程度
以上ゆっくりとれば発生はしないが、しかし、これでは
高価な装置、又は低速度の装置しか実現出来なかった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、安価で高速
な有用な原稿読取装置を提供することにあり、走査駆動
源としてステップモーターを使用して、読取部又は原稿
を所定のピッチずつ移動させながら原稿上のイメージ情
報を読取る原稿読取装置において、移動する読取部、又
は原稿近傍に位置センサーを配し、該位置センサーの出
力信号によって、原稿を読取る為の光電変換素子の読取
タイミングを制御する。

（実施例） 以下、本発明を好ましい実施例に基づいて説明する。

第２図は本発明を適用した読取装置の構成図である。

１は原稿２を矢印方向に６勤させる駆動源であるパルス
モータ−であり、図示していないがギヤ、ベルトにより
減速して原稿送りローラー６と原稿排出ローラー７に連
結され、ローラー６．７により原稿２を光源１０により
照光されるガラス８上の読取ポイント９上を１ドツトピ
ツチずつ送る。

読取ポイント９での原稿からの反射光は２枚のミラー３
で反射され、レンズ４を通じてラインセンサー５上に結
像される。この構成において、送りローラー６の軸に直
接又はギヤによって増速させた軸に設けた回転円板スリ
ット１２を配して、その回転量をフォトセンサ１１によ
って読取る。

第１図は第２図の読取装置に係る制御回路の概略図を示
す図に従って説明します。

ホストコンピュータ２１から、画像データ転送信号がＩ
／Ｆ回路２２を経由して制御回路２３へ伝えられると、
先ず副走査駆動回路２４へ指令が与えられ、パルスモー
タ−１が１ステップ分駆動される。このときにフォトセ
ンサ１１からなる位置センサー３１から信号が検知され
なければ、パルスモータ−１により引続いて次ステップ
分の駆動が行なわれる。

位置センサー３１から１ドツトピツチ分の回転が検知さ
れると、この信号によりラインセンサー２６の蓄積され
た画像データは経路２７とＩ／Ｆ回路２２を経て、ホス
トコンピューター２１へ転送される。

この動作の繰返し実行中に、もしもホストコンピュータ
２１から中断指定がＩ／Ｆ回路２２を経て、制御回路２
３に伝えられると、直ちに副走査駆動手段２４へのパル
スモータ−駆動信号は停止される。しかし、原稿を停止
遅れによって移動するので、位首センサー３１からの検
知信号に従ってラインセンサー２６は駆動され、その出
力された画像データはバッファメモリーＡ２８又は８２
８にメモリーされる。

こうして、あらかじめ用意された数ライン分のメモリー
Ａ、Ｂに中断中の画像データは一時記憶され、次なる転
送ＯＫになった時、順次ホストコンピュータに転送され
るＦＩＦＯメモリーを形成する。

尚、このバッファメモリーは第１図の如く、２つに限ら
ず、移動部の停止状態に応じた分用意される。

これらのパルスモータ−の起動時の立ち上りの遅れと停
止時の停止遅れは、第３図における原稿固定タイプの原
稿読取装置において、より顕著である。尚、第３図にお
いて第２図と同一の構成部には同一番号を付してあり、
第２図との違いは、原稿の代りにミラー３をパルスモー
タ−１により移動する点である。

（−ｈ　ｃｔ、第２図の原稿移動タイプに比べて、重い
光源１０、ミラー３（３枚分）が移動するので慣性によ
る効果がより大きいからである。

従って、第３図に示すように、この場合にもパルスモー
タ−によって回転するいずれかの個所に位置センサー１
１を設置して同様な第１図に示すような制御回路によっ
て読取りの中断があっても重複、欠落のない画像データ
の転送を可能とする。

又、第３図における位置センサーは回転型でなくとも、
読取部の移動によって読取りリニヤセンサーでも良いこ
とは言うまでもない。

（発明の効果） 以上説明した様に、本発明によると処理速度、中断に関
係なく忠実な連続した画像データを得ることが出来るの
で、低価格で、かつ高速な原稿読取装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した読取装置の制御回路例を示す
ブロック図、第２図、第３図は本発明を適用した読取装
置の構成を示す図、第４図。 第５図はパルスモータ−の駆動状態を示す図である。 ｌはパルスモータ−１５はラインセンサー、３はミラー
、１１はフォトセンサーである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 走査駆動源としてステップモーターを使用 して、読取部又は原稿を所定のピッチずつ移動させなが
   ら原稿上のイメージ情報を読取る原稿読取装置において
   、移動する読取部又は原稿近傍に位置センサーを配し、
   該位置センサーの出力信号によって、原稿を読取る為の
   イメージセンサーの読取タイミングを制御することを特
   徴とする原稿読取装置。