JP2003125169A - 画像読取装置の画像読取方法 - Google Patents

画像読取装置の画像読取方法

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JP2003125169A
JP2003125169A JP2001320730A JP2001320730A JP2003125169A JP 2003125169 A JP2003125169 A JP 2003125169A JP 2001320730 A JP2001320730 A JP 2001320730A JP 2001320730 A JP2001320730 A JP 2001320730A JP 2003125169 A JP2003125169 A JP 2003125169A
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JP2001320730A
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Masato Hatahara
麻砂人 畑原
Masaru Shimamura
勝 島村
Kensuke Uchida
健介 内田
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Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像データの読取の停止、再開を行う場合であ
っても、その画像の継ぎ目に乱れが生じない画像読取装
置の画像データ読取方法を提供する。 【構成】画像読取一時停止命令を受信すると、原稿搬送
機構による原稿の搬送およびイメージセンサからの画像
データの読み取りを停止するとともに、この画像読取停
止時における画像読取ラインの副走査方向の座標を検出
し、この座標を検出したラインがイメージセンサの読み
取り位置よりも副走査方向について所定量手前側に位置
づけられるよう原稿を副走査方向逆方向に搬送し、画像
読取再開命令に応じて、原稿を副走査方向順方向に搬送
するとともに、座標を検出したラインがイメージセンサ
の読み取り位置に到達した時点からイメージセンサによ
る画像データ読取を再開するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は画像読取装置に関す
るもので、さらに詳しくは、複数の読取画素が主走査方
向に直線状に配列されるようにラインセンサを配設し、
このラインセンサ上に原稿を副走査方向に搬送して画像
の読み取りを行う原稿搬送型の画像読取装置の画像読取
方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2はこの種の画像読取装置である原稿
搬送型スキャナの構成を示す図であり、図において1は
光電変換素子よりなる読取画素が直線状に複数個配列さ
れる密着型イメージセンサ、2はイメージセンサ1の出
力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、3はイ
メージセンサ1の出力を主走査方向について各センサ毎
のラインデータとして順次保持するラインバッファ、4
はラインバッファ3のデータを読み取り原稿画像に対応
した主,副走査方向のマトリックスデータとして格納保
持するフレームメモリ、5はフレームメモリ4から画像
データを読み出してホストコンピュータ等の上位装置に
送出するインターフェース回路、6は原稿8を副走査方
向に移動させる原稿搬送部、7は制御部である。図に示
すスキャナは、複数の密着型イメージセンサ1が千鳥状
に配列されて、大判の原稿画像を読み取ることが可能な
画像読取装置である。原稿搬送部6は、イメージセンサ
1読取部の副走査方向前後部分に設けられる駆動ローラ
61と、この駆動ローラ61に圧接するピンチローラ6
2、駆動ローラ61を正逆方向に回転駆動する駆動モー
タ60とにより構成されている。この画像読取装置によ
り原稿画像の読み取りを行う場合、先ず原稿8を図2に
示す副走査方向上流側に設けられた駆動ローラ61とピ
ンチローラ62の間に挿入してこれを挟持させ、駆動モ
ータ60を回転させることにより駆動ローラ61を図の
A方向に回転駆動させて原稿8を副走査方向順方向に搬
送する。この原稿8の搬送動作と同期して、センサ1に
より原稿画像を主走査方向に読み取る。このセンサ1よ
り出力される画像データは、A/D変換器2によりデジ
タルデータに変換されて、ラインバッファ3に格納され
る。ラインバッファ3においては、原稿画像の主走査方
向1ライン分のデータが蓄積されると、これをフレーム
メモリ4に送信するとともに、制御部7に1ライン分の
データ送信済みを示すフラグ(F1)を送信する。フレ
ームメモリ4は、所定数ライン分の画像データをライン
毎のデータとして格納,保持し、これを上位装置の処理
或いはデータ転送要求に応じてインターフェース回路5
を介して送信する。フレームメモリ4より1ライン分の
データがインターフェース回路5に送信されると、その
送信済みを示すフラグ(F2)がフレームメモリ4より
制御部7に送信される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この原稿搬送型の画像
読取装置においては、原稿8の搬送と同期して画像デー
タを順次読み取り、ラインバッファ3において1ライン
毎のデータとしてこれをフレームメモリ4に数ライン分
格納し、このフレームメモリ4より1ライン分のデータ
毎に上位装置を送信して画像処理に供するよう構成され
ているが、例えば上位装置において複雑な画像処理を行
う等の場合においては、フレームメモリ4に対する上位
装置からのデータ読み出しタイミングが、フレームメモ
リ4に対するラインバッファ3のデータ書き込みタイミ
ングよりも遅くなることがあり、この状態でラインバッ
ファ3よりデータが順次送信されるとフレームメモリ4
の記憶容量を超えてしまい、オーバーフローしてしまう
こととなる。通常、この種の原稿搬送型の画像読取装置
においては、このような場合には原稿読取動作を一旦停
止し、フレームメモリ4から上位装置にデータが送信さ
れて十分な空き容量が確保された時点で、原稿読取動作
が再開するよう構成されている。即ち、制御部7におい
て、フレームメモリ4から送信されるフラグF2の総数
と、ラインバッファ3から送信されるフラグF1の総数
とを比較し、その差分が所定の値を超えた場合にフレー
ムメモリ4のオーバーフローを検出し、駆動モータ60
に対して所定の加速度で減速するようこれを制御して原
稿8の搬送を停止する。この時、原稿8の搬送の減速開
始から停止までの間においては、制御部7はセンサ1に
よる画像読み取りのタイミングを原稿の移動距離に応じ
て制御する、即ち、駆動モータ60の駆動信号と原稿読
み取り信号とを同期させることにより、画像データの連
続性を維持するよう構成されている。また、原稿の搬送
を停止してフレームメモリ4より画像データが送信され
てその空き容量が十分確保されたことを制御部7が検出
すると、原稿を搬送して画像データの読取を再開する。
この時、制御部7は駆動モータ60に対して所定の加速
度で原稿を加速するとともに、センサ1による画像読取
のタイミングをこれに同期させるよう制御する。しかし
ながら、この原稿搬送の停止および再開動作時において
は、各読取タイミングにおいて各々原稿の搬送速度が変
化するので、これにより読み取った画像の濃度等に差が
生じたり、或いは駆動モータ60のトルクが小さいよう
な場合に、原稿の搬送開始時において駆動ローラ61と
原稿8の間に滑りが生じ、これが画像の継ぎ目における
乱れとなって画像品質が低下するといった問題が生じて
いた。 【0004】本発明はこれらの不具合を解決するために
なされたもので、画像データの読取の停止、再開を行う
場合であっても、その画像の継ぎ目に乱れが生じない画
像読取装置の画像データ読取方法を提供することを目的
とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願発明の画像データ読取方法においては、画像読取
一時停止命令を受信すると、原稿搬送機構による原稿の
搬送およびイメージセンサからの画像データの読み取り
を停止するとともに、この画像読取停止時における画像
読取ラインの副走査方向の座標を検出し、この座標を検
出したラインがイメージセンサの読み取り位置よりも副
走査方向について所定量手前側に位置づけられるよう原
稿を副走査方向逆方向に搬送し、画像読取再開命令に応
じて、原稿を副走査方向順方向に搬送するとともに、座
標を検出したラインがイメージセンサの読み取り位置に
到達した時点からイメージセンサによる画像データ読取
を再開するよう構成した。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の画
像読取装置の画像読取方法を説明する。図1は本発明の
画像読取装置の画像読取方法を示すフローチャートであ
り、本発明の画像読取方法が適用される画像読取装置の
構成は、図2に示す上述の従来の装置と同等である。ま
た、本実施例の画像読取装置においては、駆動モータ6
0としてその回転量に応じてパルス信号が発生されるス
テッピングモータが用いられている。 【0007】本発明の画像読取装置により原稿画像の読
み取りを行う場合、制御部7はシェーディング補正等の
初期動作を行った後(STEP1)、駆動モータ60を
制御して駆動ローラ61を図のA方向に等速回転させて
原稿8を副走査方向順方向に搬送し(STEP2)、イ
メージセンサ1により原稿8の画像データの読み取りを
行う(STEP3)。本発明の画像読取装置において
も、上述の従来の装置と同様に、センサ1より出力され
る画像データを、A/D変換器2によりデジタルデータ
に変換し、ラインバッファ3に格納する。ラインバッフ
ァ3においては、原稿画像の主走査方向1ライン分のデ
ータが蓄積されると、これをフレームメモリ4に送信す
るとともに、制御部7に1ライン分のデータ送信済みを
示すフラグ(F1)を送信する。フレームメモリ4は、
所定数ライン分の画像データをライン毎のデータとして
格納,保持し、これを上位装置の処理或いはデータ転送
要求に応じてインターフェース回路5を介して送信し、
フレームメモリ4から1ライン分のデータをインターフ
ェース回路5に送信すると、その送信済みを示すフラグ
(F2)が制御部7に送信される。制御部7において
は、フレームメモリ4から送信されるフラグF2の総数
と、ラインバッファ3から送信されるフラグF1の総数
とを比較し、その差分が所定の値を超えた場合にフレー
ムメモリ4のオーバーフローを検出する(STEP
4)。 【0008】フレームメモリ4のオーバーフローを検出
すると、制御部7は画像読取動作を中断する(STEP
6)とともに、一定の加速度により駆動モータ60が減
速するようにこれを制御する(STEP7)。更に駆動
モータ60の回転停止、即ち原稿8の搬送停止を検出す
る(STEP8)。これと同時に、制御部7はSTEP
6における画像データ読取の中断からSTEP8におけ
る駆動モータ60の回転停止までに、駆動モータである
ステッピングモータ60から発信されたパルス数をカウ
ントし、これより原稿8の移動距離、即ち画像読取停止
時点における画像読取ラインの副走査方向の座標を検出
する(STEP9)。次に、この算出した原稿8の移動
距離の2倍分、原稿8を副走査方向逆方向に移動するよ
う、駆動モータ60を制御して原稿8の戻しを行う(S
TEP10)。この際、制御装置7は駆動ローラ61が
図2の矢印B方向に回転するように駆動モータ60を制
御するとともに、ステッピングモータ60より発信され
るパルス数をカウントし、上記検出した画像データ読取
中断からモータの回転停止までのパルス数の2倍のパル
ス数をカウントした時点でモータ60を停止させる。 【0009】フレームメモリ4より画像データが送信さ
れて、その空き容量が確保されたことを検出すると、制
御部7は駆動モータ60に対し、停止されたときと同じ
加速度で加速するようこれを制御する(STEP1
2)。この駆動モータ60からのパルス数が、上記画像
データ読取中断からモータの回転停止までにカウントし
たパルス数と等しい時点、即ち画像読取停止時点におけ
る画像読取ラインを検出すると(STEP13)、制御
部7は駆動モータ60を制御して駆動ローラ61を図の
A方向に等速回転させて原稿8を副走査方向順方向に搬
送するとともに、イメージセンサ1より画像データの読
み込みを再開し(STEP14)、フレームメモリ4の
オーバーフロー検出(STEP4)、続くデータの有無
検出(STEP5)を順次行いながら画像データの読取
動作を行う。STEP5において、続く画像データがな
いことを検出すると、STEP15に移動してイメージ
センサ1からの画像読み込みを停止するとともに、駆動
モータ60を停止させて読取動作を終了する。 【0010】本発明の画像読取装置の画像読取方法にお
いては、画像読取動作を一時中断する際に、この時点に
おける画像読取ラインを検出するとともに、一定の加速
度で減速させてこれを停止させ、この間移動した距離の
2倍分原稿を副走査方向逆方向に戻し、画像読取再開時
にはこの位置から原稿を同じ加速度で加速させるので、
画像読取動作を再開する時点において、原稿の送り速度
が原稿読み取り動作時の所定速度となるので、画像の継
ぎ目部分に乱れが生じることがない。 【0011】 【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明の画像読取
装置の画像読取方法においては、画像読取一時停止命令
を受信すると、原稿搬送機構による原稿の搬送およびイ
メージセンサからの画像データの読み取りを停止すると
ともに、この画像読取停止時における画像読取ラインの
副走査方向の座標を検出し、この座標を検出したライン
がイメージセンサの読み取り位置よりも副走査方向につ
いて所定量手前側に位置づけられるよう原稿を副走査方
向逆方向に搬送し、画像読取再開命令に応じて、原稿を
副走査方向順方向に搬送するとともに、座標を検出した
ラインがイメージセンサの読み取り位置に到達した時点
からイメージセンサによる画像データ読取を再開するよ
う構成したので、画像データの読取の停止、再開を行う
場合であっても、その画像の継ぎ目に乱れが生じない
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の画像読取装置の画像読取方法を示すフ
ローチャート図である。 【図2】この種の画像読取装置である原稿搬送型スキャ
ナの構成を示す図である。 【符号の説明】 1 密着型イメージセンサ 2 A/D変換器 3 ラインバッファ 4 フレームメモリ 5 インターフェース回路 6 原稿搬送部 7 制御部 8 原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 BA01 BB02 BC16 BC18 CA07 CA11 CB09 5C072 AA01 BA15 EA07 NA01 NA06 NA07 RA04

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の読取画素が主走査方向に配列され
    るイメージセンサと、原稿を副走査方向順方向に搬送す
    る原稿搬送機構とを有し、原稿を副走査方向順方向に搬
    送するとともにイメージセンサにより原稿上の画像を順
    次一ライン毎のデータとして読み取る画像読取装置にお
    いて、 画像読取一時停止命令を受信すると、原稿搬送機構によ
    る原稿の搬送およびイメージセンサからの画像データの
    読み取りを停止するとともに、この画像読取停止時にお
    ける画像読取ラインの副走査方向の座標を検出し、 当該座標を検出したラインがイメージセンサの読み取り
    位置よりも副走査方向について所定量手前側に位置づけ
    られるよう原稿を副走査方向逆方向に搬送し、 画像読取再開命令に応じて、原稿を副走査方向順方向に
    搬送するとともに、上記座標を検出したラインがイメー
    ジセンサの読み取り位置に到達した時点からイメージセ
    ンサによる画像データ読取を再開することを特徴とする
    画像読取装置の画像読取方法。
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