JP2003283144A - 回路基板の放熱構造 - Google Patents

回路基板の放熱構造

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JP2003283144A
JP2003283144A JP2002088281A JP2002088281A JP2003283144A JP 2003283144 A JP2003283144 A JP 2003283144A JP 2002088281 A JP2002088281 A JP 2002088281A JP 2002088281 A JP2002088281 A JP 2002088281A JP 2003283144 A JP2003283144 A JP 2003283144A
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heat
heat transfer
land
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circuit board
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JP2002088281A
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Yoshiyuki Mizumo
義之 水藻
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱量の大きな発熱電子部品が実装される多
層配線回路基板において、高放熱特性の放熱構造を提供
する。 【解決手段】 多層配線回路基板において、各伝導層
は、少なくとも、導電パターンを備え、少なくとも、表
面伝導層及び該表面伝導層の下に位置する第1伝導層
は、表面伝熱パターン部及び第1伝熱パターン部をそれ
ぞれ備え、表面伝熱パターン部は、発熱電子部品の裏面
に設けられた放熱部と重なるように形成された表面ラン
ド伝熱部と、表面ランド伝熱部に接続された表面伝熱配
線パターン部とを有し、第1伝熱パターン部は、表面ラ
ンド伝熱部の下に位置する第1ランド伝熱部と、第1ラ
ンド伝熱部に接続された第1伝熱配線パターン部とを有
し、発熱電子部品と表面ランド伝熱部との間は、良熱伝
導体を介して熱的に接続されており、少なくとも、表面
ランド伝熱部と第1ランド伝熱部との間が、層間熱連通
部によって連通される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、回路基板
における放熱構造に関する。本発明は、詳細には、発熱
量の大きな発熱電子部品が実装される多層配線回路基板
において、発熱電子部品からの発熱を基板から効率よく
逃がすことのできる放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】発熱量の大きな発熱電子部品が実装され
る回路基板において、発熱電子部品から発生した熱を基
板から逃がすために、様々な放熱構造が提案されてい
る。
【0003】例えば、特開平8−288599号公報
は、基板の表面放熱パターン及び裏面放熱パターンを連
通する大型のスルーホールに対して、放熱部がその裏面
に設けられた発熱電子部品が接続された放熱構造を開示
している。この放熱構造において、大型のスルーホール
の内部が溶融半田で充填されており、半田で充填された
大型スルーホールが、厚み方向の放熱通路として用いら
れている。
【0004】しかしながら、上記放熱構造では、表面放
熱パターン及び裏面放熱パターンの面積を大きくすれば
するほど、基板に対する電子部品の実装可能面積が減少
して、電子部品実装用の回路基板として好ましくない。
また、スルーホール径を大きくする場合、大径のスルー
ホールを避けるために特別な配線パターンを設計する必
要があるので回路設計が制限されたり、充填された溶融
半田が外部に流出してスルーホール内に空洞が形成され
るので放熱効果が低下するといった問題が生じる。
【0005】一方、国際公開番号WO/00−5297
7号は、多層配線基板において、上層配線パターンと該
上層配線パターンの下に位置する下層配線パターンとを
電気的に連通する導電通路としての柱状金属体の形成方
法を開示している。
【0006】上記柱状金属体は、あくまでも上下層の配
線パターンの間を電気的に接続するだけの導電通路であ
って、放熱通路として使用されるものではない。すなわ
ち、導電通路としての配線パターンは、通常、細い配線
パターンであり、且つ細い配線パターンで十分である。
しかしながら、熱伝導に関しては太い配線パターンのほ
うが好ましいので、細い配線パターンは放熱通路として
好適ではない。したがって、国際公開番号WO/00−
52977号に開示された電気的接続構造を、多層配線
回路基板の放熱構造としてそのまま適用することはでき
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、発熱量の大きな発熱電子部品
が実装される多層配線回路基板において、発熱電子部品
からの熱を基板から効率よく逃がすことのできる放熱構
造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記技
術的課題を解決するために、本発明によれば、以下の回
路基板の放熱構造が提供される。
【0009】すなわち、複数の伝導層及び電気絶縁層が
交互に積層された多層配線回路基板の放熱構造におい
て、各伝導層は、少なくとも、導電パターンを備え、少
なくとも、表面伝導層及び該表面伝導層の下に位置する
第1伝導層は、表面伝熱パターン部及び第1伝熱パター
ン部をそれぞれ備え、表面伝導層の表面伝熱パターン部
は、発熱電子部品の裏面に設けられた放熱部と重なるよ
うに形成された表面ランド伝熱部と、該表面ランド伝熱
部に接続されて層延在方向に広がる表面伝熱配線パター
ン部とを有し、前記第1伝熱パターン部は、表面ランド
伝熱部の下に位置する第1ランド伝熱部と、該第1ラン
ド伝熱部に接続されて層延在方向に広がる第1伝熱配線
パターン部とを有し、前記発熱電子部品と表面ランド伝
熱部との間は、良熱伝導体を介して熱的に接続されてお
り、少なくとも、前記表面ランド伝熱部と第1ランド伝
熱部との間は、層間熱連通部によって連通されている。
【0010】配線パターンは、本来、電気的通路のため
に使用されるが、電気的通路及び熱的通路の両方の目的
に使用される。上記構成によれば、表面伝導層の発熱電
子部品実装部に実装された発熱電子部品から発生した熱
は、良熱伝導体を介して表面ランド伝熱部に伝熱された
あと、層延在方向に広がる表面伝熱配線パターン部に伝
熱されるとともに、層間熱連通部を介して第1ランド伝
熱部及び層延在方向に広がる第1伝熱配線パターン部に
伝熱される。また、第1伝導層のさらに下に位置する第
2伝導層等も、同様の第2伝熱パターン部等を備えるこ
とができる。したがって、発熱電子部品からの発熱は、
多層配線回路基板全体に伝熱されたあと、基板全体から
放熱されるので、放熱効果が高くなる。また、層延在方
向に広がる伝熱パターン部が電気絶縁層に配設されてい
ることによって、多層配線回路基板の機械的強度が増加
する。
【0011】発熱電子部品は、一般にその周辺部におい
て電気的接続用端子を有するために、発熱電子部品の周
辺部に表面伝熱部を配置することは難しい。したがっ
て、表面ランド伝熱部は、少なくとも、発熱電子部品が
実装される表面実装部の大略中央部に設けられているこ
とが好ましい。
【0012】層間熱連通部は、少なくとも、表面ランド
伝熱部及び第1ランド伝熱部に連通されているが、第1
伝導層より下層の伝導層にも設けることもできる。その
結果、発熱電子部品で発生した熱は、第1伝導層より下
層の伝導層でも放熱されるために、さらに放熱効果が高
くなる。
【0013】伝熱効率をより高くするために、層間熱連
通部は、熱伝導性の高い材料で満たされていることが好
ましい。
【0014】好ましくは、多層配線回路基板において、
さらに、該回路基板を取付け部材に取付けるための取付
け部が設けられているとともに、前記表面伝熱配線パタ
ーン部が前記取付け部まで延在されており、前記多層配
線回路基板が取付け部において取付け部材と接続されて
いる。
【0015】上記構成によれば、発熱電子部品から発生
した熱は、多層配線回路基板全体に伝えられるととも
に、表面伝熱配線パターン部に沿って取付け部まで伝え
られたあと、取付け部材にも伝えられる。したがって基
板全体及び取付け部材の両方から放熱されるので、放熱
効果がさらに高くなる。
【0016】好ましくは、表面伝熱配線パターン部が接
地されている。このように、表面伝熱配線パターン部が
放熱通路及び接地通路として利用されることによって、
別途、表面伝導層に接地用導電パターンを設ける場合よ
り、導電パターン面積を小さくすることができる。
【0017】好ましくは、接地された表面伝熱配線パタ
ーン部に沿って、電源用導電パターンが並行配置されて
いる。電源ラインとしての電源用導電パターンと、アー
スラインとしての接地された表面伝熱配線パターン部と
の間に線間容量が発生するので、電源ラインが安定す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各実施形態に係
る多層配線回路基板12の放熱構造について、図面を参
照しながら具体的に説明する。
【0019】図1及び2は、本発明に係る第1実施形態
を示している。図1は、その内部に2層の導電パターン
を有し、その表面上に発熱電子部品10が実装された多
層配線回路基板12の断面を示している。図2は、図1
の多層配線回路基板12の表面実装部17の上に発熱電
子部品10が実装される前の表面ランド伝熱部21cの
周辺を示す拡大平面図である。
【0020】図1に示した多層配線回路基板12は、そ
の表面及び裏面にそれぞれ表面保護層32及び裏面保護
膜34を有するとともに、表面側から裏面側に向かっ
て、表面伝導層21、第1伝導層22、第2伝導層23
及び裏面伝導層26を有する。そして、各伝導層21,
22,23,26の間には電気絶縁層30が設けられて
いる。すなわち、多層配線回路基板12は、複数の伝導
層21,22,23,26及び電気絶縁層30が交互に
積層された構造をしている。各伝導層21,22,2
3,26(例えば、厚みが15〜30μm)は、電気及
び熱の双方を良く伝える材料、例えば銅又は銅合金やニ
ッケルやスズ等の金属からなり、電気絶縁層30(例え
ば、厚みが30μm)は、電気的に絶縁可能な材料、例
えばエポキシ樹脂等の樹脂材料からなる。
【0021】図2に示すように、表面保護層32の一部
分が方形状に切り欠かれており、その下に位置する表面
伝導層21及び電気絶縁層30が露出して、表面実装部
17が形成されている。表面伝導層21は、電気を伝え
る表面電極パターン部21bと熱を伝える表面伝熱パタ
ーン部21aとから構成されている。
【0022】表面電極パターン部21bは、複数の細い
配線パターンからなる電気的通路であり、発熱電子部品
10の側方から上下左右方向に延在する複数の入出力用
のリード端子11の端部と一致するような位置及び幅で
形成されて層延在方向に広がっている。
【0023】表面伝熱パターン部21aは、複数の細い
配線パターンからなる熱的通路であり、発熱電子部品1
0の側方から上下左右方向に延在する複数の接地用のリ
ード端子11の先端部と一致するような位置及び幅で形
成されて層延在方向に広がる表面伝熱配線パターン部2
1dと、方形状に切り欠かれた発熱電子部品実装部のお
およそ中央部に形成された方形状の表面ランド伝熱部2
1cとから構成される。したがって、表面伝熱パターン
部21aは、放熱と接地の両方の目的で使用される。表
面伝熱配線パターン部21dは、表面ランド伝熱部21
cを中心としてその周縁から放射状に延在している。表
面ランド伝熱部21cの面積が、発熱電子部品実装部の
面積のおおよそ30%以上あれば、所望の放熱効果が得
られる。
【0024】第1伝導層22は、電気を伝える第1電極
パターン部22bと熱を伝える第1伝熱パターン部22
aとから構成されている。
【0025】第1電極パターン部22bは、層延在方向
に広がる複数の細い配線パターンから構成されている。
【0026】第1伝熱パターン部22aは、層延在方向
に広がる複数の細い配線パターンからなる第1伝熱配線
パターン部22dと、表面ランド伝熱部21cと重なり
合うように配置された方形状の第1ランド伝熱部22c
とから構成される。第1伝熱配線パターン部22dは、
第1ランド伝熱部22cを中心としてその周縁から放射
状に延在している。
【0027】表面ランド伝熱部21cと第1ランド伝熱
部22cとの間は、直方体形状の層間熱連通部20によ
って接続されている。すなわち、表面ランド伝熱部21
cは、層間熱連通部20を介して第1ランド伝熱部22
cに対して電気的且つ熱的に連通している。表面伝熱パ
ターン部21aと第1伝熱パターン部22aとの間に
は、電気絶縁層30が設けられていているが、層間熱連
通部20を配置すべき場所には、フォトエッチング加工
やレーザー加工やドリル加工等の各種穴あけ手段によっ
て、電気絶縁層30が除去された層間開口部が形成され
ている。層間開口部を除く部分が印刷又はフォトマスク
でマスクされ、その状態で、層間開口部が完全にメッキ
体で埋まるようにメッキされる。層間熱連通部20とし
てメッキされるものは、銅又は銅合金やニッケルやスズ
等の金属であって、伝導層21,22,23,26と同
じ材質のもの、例えば銅又は銅合金が好ましい。
【0028】図1に示した発熱電子部品10は、パッケ
ージの底面の中央部及び周辺部において、それぞれ放熱
部16及び接続電極を有するフリップチップである。表
面電極パターン部21bと接続電極との間は、半田や金
のバンプ37(突起電極)を介して電気的に接続されて
いる。パッケージ底面の放熱部16と表面ランド伝熱部
21cの表面との間には、アンダーフィル36が隙間な
く充填されている。アンダーフィル36は、熱伝導性が
優れた樹脂製の接着剤である。したがって、発熱電子部
品10の放熱部16と表面ランド伝熱部21cとの間
は、電気的には絶縁しているが、熱的には結合してい
る。
【0029】多層配線基板12の裏面上においては、チ
ップ部品35が、半田38を介して裏面伝導層26と電
気的に接続されている。
【0030】このような構成をした多層配線基板12に
おいて、表面実装部17から現われた表面電極パターン
部21bに電気的に接続された発熱電子部品10から発
生した熱は、放熱部16からアンダーフィル36を介し
て表面ランド伝熱部21cに伝えられたあと、表面伝熱
配線パターン部21dに伝えられるとともに、層間熱連
通部20を介して第1ランド伝熱部22c及び層延在方
向に広がる第1伝熱配線パターン部22dに伝えられ
る。したがって、発熱電子部品10から発生した熱は、
多層配線回路基板12の全体すなわち面方向及び厚み方
向に伝えられたあと、基板全体から放熱されるので、放
熱効果が高い。また、金属からなる高強度の放熱通路1
4が電気絶縁層30に層延在方向に広がって配設されて
いることによって、多層配線回路基板12の機械的強度
も増加する。
【0031】次に、第2実施形態に係る回路基板12の
放熱構造について、図3及び4を参照しながら説明す
る。
【0032】図3は、多層配線回路基板12の表面実装
部17の上に発熱電子部品10を実装する前の表面ラン
ド伝熱部21cの周辺を示す拡大平面図である。図4
は、図3に示した多層配線回路基板12の上に発熱電子
部品10を実装するとともに、取付け部材としての金属
製シャーシ44に多層配線回路基板12を取付けた状態
を示す断面図である。
【0033】図3及び4に示した多層配線回路基板12
は、その表面及び裏面にそれぞれ表面保護層32及び裏
面保護膜34を有するとともに、表面側から裏面側に向
かって、表面伝導層21、第1伝導層22、第2伝導層
23及び裏面伝導層26を有する。そして、各伝導層2
1,22,23,26の間には電気絶縁層30が設けら
れている。すなわち、多層配線回路基板12は、複数の
伝導層21,22,23,26及び電気絶縁層30が交
互に積層された構造をしている。各伝導層21,22,
23,26は、電気及び熱をよく伝える材料、例えば銅
又は銅合金やニッケルやスズ等の金属からなり、電気絶
縁層30は、電気的に絶縁可能な材料、例えばエポキシ
樹脂等の樹脂材料からなる。
【0034】図3に示すように、表面保護層32の一部
分が方形状に切り欠かれており、その下に位置する表面
伝導層21及び電気絶縁層30が露出して、表面実装部
17が形成されている。表面伝導層21は、電気を伝え
る表面電極パターン部21bと熱を伝える表面伝熱パタ
ーン部21aとから構成されている。
【0035】図3の右側に形成されて複数の細い配線か
らなる表面電極パターン部21bは、三端子レギュレー
タ10の電気接続用の各リード端子11b,11c,1
1dに対応するような位置及び幅で形成されている。表
面電極パターン部21bの細い配線部分のそれぞれは、
下から順に、入力用電極ライン、接地用電極ライン及び
出力用電極ラインである。
【0036】図3の左側に形成されて太線からなる表面
伝熱パターン部21aは、発熱電子部品10の左側方か
ら延在する放熱用のリード端子11aに対応するような
位置及び幅で形成されている。表面伝熱パターン部21
aは、方形状に切り欠かれた発熱電子部品実装部のおお
よそ中央部に形成された方形状の表面ランド伝熱部21
cと、上接地電極パターン部52まで延在する表面伝熱
配線パターン部21dとから構成される。表面伝熱配線
パターン部21d及び表面ランド伝熱部21cは、同じ
太さの太線であるので、実質的に連続的につながってい
るように見える。
【0037】図4において、第1伝導層22は、電気を
伝える第1電極パターン部22bと、熱を伝える第1伝
熱パターン部22aとから構成されている。
【0038】第1電極パターン部22bは、層延在方向
に広がる複数の細い配線パターンから構成されている。
【0039】第1伝熱パターン部22aは、表面伝熱配
線パターン部21dと重なり合う第1伝熱配線パターン
部22dと、表面ランド伝熱部21cと重なり合う方形
形状の第1ランド伝熱部22cとから構成される。
【0040】表面ランド伝熱部21cと第1ランド伝熱
部22cとの間及び表面伝熱配線パターン部21dと第
1伝熱配線パターン部22dとの間は、横長平板形状の
層間熱連通部20によって接続されている。層間熱連通
部20は金属のメッキによって形成され、銅又は銅合金
やニッケルやスズ等の金属であって、伝導層21,2
2,23,26と同じ材質のもの、例えば銅が好まし
い。すなわち、表面ランド伝熱部21c及び表面伝熱配
線パターン部21dは、層間熱連通部20を介して第1
ランド伝熱部22c及び第1伝熱配線パターン部22d
に対して電気的且つ熱的に連通している。
【0041】表面電極パターン部21bの中央の接地用
電極ラインが表面ランド伝熱部21cにつながっている
ので、表面伝熱パターン部21a及び第1伝熱パターン
部22aは、放熱及び接地の両方に使用される。
【0042】多層配線回路基板12の縁部には、接地用
の貫通したネジ穴42が設けられている。ネジ穴42の
上部、内壁面及び下部には、それぞれ、上接地電極パタ
ーン部52、接地電極接続部53及び下接地電極パター
ン部54が形成されている。接地電極接続部53は、層
間熱連通部20と同じ材質のものである。したがって、
上接地電極パターン部52、接地電極接続部53及び下
接地電極パターン部54が、電気的且つ熱的に接続され
ている。回路基板12は、下接地電極パターン部54が
金属製シャーシ44と当接する状態で、金属の取付けネ
ジ40によって金属製シャーシ44にネジ止め固定され
ている。したがって、多層配線回路基板12の放熱通路
14は、金属製シャーシ44に対して電気的且つ熱的に
接続されている。
【0043】発熱電子部品10は、安定化電源回路とし
て使用される三端子レギュレータである。三端子レギュ
レータ10においては、その左側には幅広の放熱用端子
11aが、その右側には幅狭の入力用端子11b、接地
用端子11c及び出力用端子11dがそれぞれ延在して
いる。レギュレータ10の底面が放熱部16として使用
される。放熱用端子11aは、接地用端子としても使用
される。各端子11a,11b,11c,11dと、表
面電極パターン部21b及び表面ランド伝熱部21cと
の間は、半田38を介して接続されている。したがっ
て、発熱電子部品10の放熱用端子11aと表面ランド
伝熱部21cとの間は、電気的且つ熱的に結合してい
る。多層配線基板12における、表面ランド伝熱部21
c、表面伝熱配線パターン部21d、層間熱連通部2
0、第1ランド伝熱部22c、第1伝熱配線パターン部
22d、上接地電極パターン部52、接地電極接続部5
3及び下接地電極パターン部54は、放熱通路14を構
成している。
【0044】このような構成の多層配線基板12におい
て、表面実装部17に実装された三端子レギュレータ1
0から発生した熱は、放熱部16、放熱用端子11a及
び半田38に伝えられたあと、基板12に張り巡らされ
た放熱通路14に伝えられるので、基板12の全体から
放熱される。そして、多層配線基板12に伝えられた熱
が金属製シャーシ44にも直ちに伝えられて、金属製シ
ャーシ44からも放熱される。したがって、三端子レギ
ュレータ10から発生した熱は、多層配線回路基板12
及び金属製シャーシ44の両方から放熱されるので、放
熱効果がより高くなる。また、金属からなる放熱通路1
4が表面伝導層21と第1伝導層22と電気的絶縁層3
0の3層に延在して、高強度の金属部分の厚みが増すこ
とによって、多層配線回路基板12の機械的強度も増加
する。
【0045】第3実施形態に係る回路基板の放熱構造に
ついて、図5及び6を参照しながら説明する。
【0046】図5は、多層配線回路基板12の表面実装
部17の上に発熱電子部品10を実装した状態を示す平
面図である。図6は、図5の断面図である。多層配線回
路基板12の表面実装部17に実装される発熱電子部品
としてのICチップ10は、左右の2方向に延在する複
数のリード端子11を有するデュアルタイプのものであ
り、例えば、モータ駆動用ICチップである。
【0047】図5に示した多層配線回路基板12は、電
気的絶縁層30をはさんで4層の伝導層が積層されてい
る。表面伝導層21は、表面伝熱パターン部21aと表
面電極パターン部21bとからなる。表面伝導層21
は、表面保護膜32で覆われている。説明のために表面
電極パターン部21bの一部分が露出している。表面電
極パターン部21bがICチップ10のリード端子11
と半田等で電気的に接続されている。表面伝熱パターン
部21aは大略H形状をしてなる。多層配線回路基板1
2の四隅には、取付け用のネジ穴42が設けられてい
る。表面伝熱パターン部21aの各終端部がネジ穴42
に形成された上接地電極パターン部52に延在してい
る。各ネジ穴42では、上接地電極パターン部52と下
接地電極パターン部54とが接地電極接続部53を介し
て電気的且つ熱的に連通している。
【0048】表面伝熱パターン部21aの直下には、第
1伝熱パターン部22aが形成されている。表面伝熱パ
ターン部21aと第1伝熱パターン部22aとの間に存
する電気的絶縁層30が除去されて、その代りに層間熱
連通部20が設けられている。したがって、表面伝熱パ
ターン部21a及び第1伝熱パターン部22aが層間熱
連通部20を介して連通している。同様に、裏面伝熱パ
ターンの直下には、第2伝熱パターン部が形成されてい
る。裏面伝熱パターンと第2伝熱パターン部との間に存
する電気的絶縁層30が除去されて、その代りに層間熱
連通部20が設けられている。したがって、裏面伝熱パ
ターン及び第2伝熱パターン部が層間熱連通部20を介
して連通している。さらに、各伝熱パターンは、各ネジ
穴42の接地電極パターン52,53,54と熱的且つ
電気的に結合している。したがって、多層配線基板12
において、表面伝熱パターン部21a、第1伝熱パター
ン部21a、第2伝熱パターン部、裏面伝熱パターン、
層間熱連通部20、上接地電極パターン部52、接地電
極接続部53及び下接地電極パターン部54が、放熱通
路14を構成している。
【0049】大略H形状の表面伝熱パターン部21aの
中央部は、表面ランド伝熱部21cとして機能する。表
面ランド伝熱部21cとICチップ10の底面との間に
は、シリコーンゴムからなる熱伝導シート39が密着配
置されている。
【0050】このような構成をした多層配線基板12に
おいて、発熱電子部品としてのICチップ10から発生
した熱は、ICチップ10の底面の放熱部16から熱伝
導シート39に伝えられたあと、放熱通路14に伝えら
れるので、基板全体で放熱が行われる。また、放熱通路
14が、表面伝導層21及び第1伝導層22の間に挟ま
れた電気的絶縁層30、及び裏面伝導層26及び第2伝
導層23の間に挟まれた電気的絶縁層30にも存在する
ことによって、多層配線回路基板12の機械的強度も増
加する。
【0051】第4実施形態に係る回路基板12の放熱構
造について、図7を参照しながら説明する。
【0052】図7は、第4実施形態に係る多層配線回路
基板12の断面図である。
【0053】図7に示した多層配線回路基板12は、電
気的絶縁層30をはさんで6層の伝導層が積層されてい
る。表面伝導層21は、表面伝熱パターン部21aと表
面電極パターン部21bとからなる。
【0054】接地された表面伝熱パターン部21aと第
1伝熱パターン部22aと第2伝熱パターン部23aと
が層間連通体20で連通することによって、上接地電極
パターン部52が形成されている。また、接地された裏
面伝熱パターンと第4伝熱パターンと第3伝熱パターン
とが層間連通体20で連通することによって、下接地電
極パターン部54が形成されている。上接地電極パター
ン部52及び下接地電極パターン部54が接地電極接続
部53でつながっており、接地および放熱の両方に使用
される放熱通路14が形成されている。
【0055】表面電極パターン部21bと第1電極パタ
ーン部22bと第2電極パターン23bとの三者が層間
連通体20で連通されることにより、上電源電極パター
ン部62が形成されている。また、裏面電極パターンと
第4電極パターンと第3電極パターンとの三者が層間連
通体20で連通されることにより、下電源電極パターン
部64が形成されている。上電源電極パターン部62及
び下電源電極パターン部64は、それぞれ、おおよそ5
層分の厚みを有しており、厚板状になっている。すなわ
ち、上電源電極パターン部62及び下電源電極パターン
部64は、いわゆるブスバー(bus bar)のような、表
面積が大きくて、流れる表面電流も大きい方形状厚板と
なっている。そして、上電源電極パターン部62及び下
電源電極パターン部64は、接地された放熱通路14に
沿って並行配置されている。したがって、電源ラインと
しての電源用電極パターン62,64と、アースライン
としての接地された放熱通路14との間に並行間容量が
発生するので、電源ラインが安定する。
【0056】第5実施形態に係る回路基板12の放熱構
造について、図8及び9を参照しながら説明する。
【0057】図8は、第5実施形態に係る多層配線回路
基板12の要部を示す平面図である。図9は、図8のA
−A断面図である。
【0058】図8及び9に示した多層配線回路基板12
は、電気的絶縁層30をはさんで4層の伝導層が積層さ
れている。表面伝導層21は、表面伝熱パターン部21
aと表面電極パターン部21bとからなる。
【0059】表面電極パターン部21bと第1電極パタ
ーン部22bとが層間連通体20で連通されることによ
り、上電源電極パターン部62が形成されている。ま
た、裏面電極パターンと第2電極パターンとが層間連通
体20で連通されることにより、下電源電極パターン部
64が形成されている。上電源電極パターン部62及び
下電源電極パターン部64は、電源ラインとして使用さ
れる。
【0060】接地された表面伝熱パターン部21aと第
1伝熱パターン部22aとが層間連通体20で連通され
ることによって、上接地電極パターン部52が形成され
ている。また、接地された裏面伝熱パターンと第2伝熱
パターン部とが層間連通体20で連通されることによっ
て、下接地電極パターン部54が形成されている。上接
地電極パターン部52及び下接地電極パターン部54
は、それぞれ接地されている。
【0061】上電源電極パターン部62及び下電源電極
パターン部64は、接地された上接地電極パターン部5
2及び下接地電極パターン部54すなわち放熱通路14
に沿って並行配置されている。したがって、電源ライン
としての電源用電極パターン62,64と、アースライ
ンとしての接地された放熱通路14との間に並行間容量
が発生するので、電源ラインが安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る放熱構造の断面
図である。
【図2】 図1に示した多層配線回路基板上に発熱電子
部品を実装する前の表面ランド伝熱部の周辺を示す拡大
平面図である。
【図3】 本発明の第2実施形態に係る放熱構造の拡大
平面図である。
【図4】 図3に示した放熱構造において、発熱電子部
品の実装された多層配線回路基板がシャーシに固定され
ている状態を示す断面図である。
【図5】 本発明の第3実施形態に係る放熱構造の断面
図である。
【図6】 図5に示した放熱構造の断面図である。
【図7】 本発明の第4実施形態に係る放熱構造の断面
図である。
【図8】 本発明の第5実施形態に係る放熱構造の平面
図である。
【図9】 図8に示した放熱構造のA−A断面図であ
る。
【符号の説明】
10 発熱電子部品 11 リード端子 11a 放熱用端子 11b 入力用端子 11c 接地用端子 11d 出力用端子 12 多層配線回路基板 14 放熱通路 16 放熱部 17 表面実装部 20 層間熱連通部 21 表面伝導層 21a 表面伝熱パターン部 21b 表面電極パターン部 21c 表面ランド伝熱部 21d 表面伝熱配線パターン部 22 第1伝導層 22a 第1伝熱パターン部 22b 第1電極パターン部 22c 第1ランド伝熱部 22d 第1伝熱配線パターン部 23 第2伝導層 23a 第2伝熱パターン部 24 第3伝導層 25 第4伝導層 26 裏面伝導層 27 層間電気的接続部 30 電気絶縁層 32 表面保護層 34 裏面保護被膜 35 チップ部品 36 アンダーフィル 37 バンプ 38 半田 39 熱伝導シート 40 取付けネジ 42 ネジ穴 44 シャーシ 52 上接地電極パターン部 53 接地電極接続部 54 下接地電極パターン部 62 上電源電極パターン部 64 下電源電極パターン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/20 H01L 23/12 J Fターム(参考) 5E322 AA11 AB01 AB07 5E338 AA03 AA16 BB05 BB25 CC04 CC06 CC08 CD03 CD33 EE02 EE13 5E346 AA02 AA15 AA35 BB03 BB04 BB11 BB16 CC09 CC32 CC33 CC37 FF22 FF28 HH17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伝導層及び電気絶縁層が交互に積
    層された多層配線回路基板の放熱構造において、 各伝導層は、少なくとも、導電パターンを備え、 少なくとも、表面伝導層及び該表面伝導層の下に位置す
    る第1伝導層は、表面伝熱パターン部及び第1伝熱パタ
    ーン部をそれぞれ備え、 前記表面伝熱パターン部は、発熱電子部品の裏面に設け
    られた放熱部と重なるように形成された表面ランド伝熱
    部と、該表面ランド伝熱部に接続されて層延在方向に広
    がる表面伝熱配線パターン部とを有し、 前記第1伝熱パターン部は、表面ランド伝熱部の下に位
    置する第1ランド伝熱部と、該第1ランド伝熱部に接続
    されて層延在方向に広がる第1伝熱配線パターン部とを
    有し、 前記発熱電子部品と表面ランド伝熱部との間は、良熱伝
    導体を介して熱的に接続されており、 少なくとも、前記表面ランド伝熱部と第1ランド伝熱部
    との間は、層間熱連通部によって連通されていることを
    特徴とする回路基板の放熱構造。
  2. 【請求項2】 前記表面ランド伝熱部は、少なくとも、
    発熱電子部品が実装される表面実装部の大略中央部に設
    けられていることを特徴とする、請求項1記載の放熱構
    造。
  3. 【請求項3】 前記層間熱連通部は、第1伝導層より下
    層の伝導層にも設けられていることを特徴とする、請求
    項1記載の放熱構造。
  4. 【請求項4】 前記多層配線回路基板において、さら
    に、該回路基板を取付け部材に取付けるための取付け部
    が設けられているとともに、前記表面伝熱配線パターン
    部が前記取付け部まで延在されており、 前記多層配線回路基板が取付け部において取付け部材と
    接続されていることを特徴とする、請求項1記載の放熱
    構造。
  5. 【請求項5】 前記表面伝熱配線パターン部が接地され
    ており、該接地された表面伝熱配線パターン部に沿っ
    て、電源用導電パターンが並行配置されていることを特
    徴とする、請求項4記載の放熱構造。
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