JP2003282700A - ホール形成方法 - Google Patents

ホール形成方法

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JP2003282700A JP2002083225A JP2002083225A JP2003282700A JP 2003282700 A JP2003282700 A JP 2003282700A JP 2002083225 A JP2002083225 A JP 2002083225A JP 2002083225 A JP2002083225 A JP 2002083225A JP 2003282700 A JP2003282700 A JP 2003282700A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 露光装置の解像度による限界を超えてさらに
微小なコンタクトホールを形成する。 【解決手段】 基板2に、被加工対象膜8を形成し、被
加工対象膜の表面に、多結晶シリコン膜10を形成し、
多結晶シリコン膜の表面に、マスク用の絶縁膜12を形
成し、マスク用の絶縁膜の表面に、レジスト膜14を形
成する。さらに、レジスト膜に、ホール16を形成し、
このホールの形成されたレジスト膜をマスクとして、マ
スク用の絶縁膜を、側壁部に斜度を設けたホール18が
形成されるようにエッチングし、このエッチングされた
マスク用の絶縁膜をマスクとして、前記多結晶シリコン
膜をエッチングし、このエッチングされた多結晶シリコ
ン膜をマスクとして、被加工対象膜にコンタクトホール
22を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホール形成方法
に関する。さらに具体的には、基板に形成された絶縁膜
にエッチングにより、微細なコンタクトホールを形成す
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化、微細化に
伴い、半導体装置の製造工程において形成されるコンタ
クトホール等のホールについても微細化が要求されてい
る。
【0003】図9(a)〜(c)は、従来のコンタクト
ホール形成方法の各工程を説明するための断面模式図で
あり、図10は、従来のコンタクトホール形成方法を説
明するためのフロー図である。以下、図9及び図10を
用いて、従来のコンタクトホールの形成方法について説
明する。
【0004】まず、図9(a)に示すように、拡散層4
を有する基板2に形成された酸化膜8の表面に、レジス
ト膜14を形成する(ステップS40)。その後、図9
(b)に示すように、レジスト膜14に、露光、現像処
理を行い、ホール16を形成する(ステップS42)。
【0005】次に、図9(c)に示すように、ホール1
6の形成されたレジスト膜14をマスクとして、酸化膜
8にエッチングを施す(ステップS44)。その後、レ
ジスト膜14を除去する(ステップS46)。このよう
にして、酸化膜8にコンタクトホール30を形成するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、コンタ
クトホール30は、エッチングにより形成されるが、こ
こで、マスクとして用いられるのは、ホール16の形成
されたレジスト膜14である。従って、コンタクトホー
ル30の大きさは、レジスト膜14に形成されるホール
16の大きさによって左右されるため、コンタクトホー
ル30は、ホール16より小さくすることができない。
このため、上述のような方法により、微細なコンタクト
ホール26を形成するためには、要求されるコンタクト
ホールより微細なホールをレジスト膜に形成しなければ
ならない。
【0007】また、ホール16の寸法の制限は、レジス
ト膜14にレジストパターン16を形成する際に用いる
露光装置の解像度Rによって決定される。従って、微細
なレジストパターンを形成するためには、露光装置の解
像度Rを高くする必要がある。
【0008】また、露光装置の解像度Rは、一般に、R
=k・λ/NAと表され、使用されるレジストや、光
源、レンズの開口数により決定される。なお、ここで、
kは、レジストにより決定される係数、λは、光源の波
長、NAはレンズの開口数を示す。従って、解像度Rを
高くするには、レジストや、光源、レンズの開口数を変
化させる必要がある。しかし、レジストや光源の波長や
レンズの開口数の変化により解像度Rを高くするには限
界があるため、必ずしも、微細化するコンタクトホール
の形成に対応できる微細なホールをレジスト膜に形成で
きない場合がある。
【0009】従って、この発明は、露光装置の解像度の
制限による、コンタクトホールの微細化の制限を越え
て、より微細なコンタクトホールを形成することを目的
として、改良したコンタクトホールの形成方法を提案す
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明におけるホール
形成方法は、基板に、被加工対象膜を形成する被加工対
象膜形成工程と、前記被加工対象膜の表面に、多結晶シ
リコン膜を形成する多結晶シリコン膜形成工程と、前記
多結晶シリコン膜の表面に、マスク用の絶縁膜を形成す
る絶縁膜形成工程と、前記マスク用の絶縁膜の表面に、
レジスト膜を形成するレジスト膜形成工程と、前記レジ
スト膜に、ホールを形成するホール形成工程と、前記ホ
ール形成工程においてホールの形成された前記レジスト
膜をマスクとして、前記マスク用の絶縁膜を、側壁部に
斜度を設けたホールが形成されるようにエッチングする
絶縁膜エッチング工程と、前記絶縁膜エッチング工程に
おいてエッチングされた前記マスク用の絶縁膜をマスク
として、前記多結晶シリコン膜をエッチングする多結晶
シリコン膜エッチング工程と、前記多結晶シリコン膜エ
ッチング工程において、エッチングされた前記多結晶シ
リコン膜をマスクとして、前記被加工対象膜にコンタク
トホールを形成するコンタクトホール形成工程と、を備
えるものである。
【0011】また、この発明におけるホール形成方法
は、前記被加工膜形成工程の前に、前記基板に保護用の
絶縁膜を形成する保護用絶縁膜形成工程と、前記コンタ
クトホール形成工程の後、前記コンタクトホールの底部
に露出する前記保護用の絶縁膜をエッチングにより除去
する保護用絶縁膜除去工程と、を備えるものである。
【0012】また、この発明におけるホール形成方法
は、前記マスク用の絶縁膜が、窒化膜であるものであ
る。
【0013】また、この発明におけるホール形成方法
は、前記多結晶シリコン膜形成工程と、前記絶縁膜形成
工程との間に、前記多結晶シリコン膜の表面に酸化膜を
形成する酸化膜形成工程を備え、前記絶縁膜エッチング
工程と、多結晶シリコン膜エッチング工程との間に、前
記酸化膜のエッチングを行う酸化膜エッチング工程を備
えるものである。
【0014】また、この発明におけるホール形成方法
は、前記被加工対象膜が、酸化膜であるものである。
【0015】また、この発明におけるホール形成方法
は、前記保護用の絶縁膜が、窒化膜であるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、この発明の
実施の形態について説明する。なお、各図において、同
一または相当する部分には同一符号を付してその説明を
省略ないし簡略化する。
【0017】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1におけるホール形成前の積層状態を示す断面模式
図である。
【0018】図1において、拡散層4が形成されたSi
基板2の表面には、窒化膜6が形成されている。窒化膜
6は、後に説明する多結晶シリコン膜10の除去の際、
Si基板2に形成された拡散層4を保護するための保護
膜である。また、窒化膜6の表面には、酸化膜8が形成
されている。酸化膜8は、実施の形態1において、コン
タクトホールを形成する対象となる被加工膜である。
【0019】酸化膜8の表面には、多結晶シリコン膜1
0が形成されている。多結晶シリコン膜10の厚さは約
300nmである。また、多結晶シリコン膜10の表面
には、窒化膜12が形成されている。窒化膜12の厚さ
は、約100nm〜200nmである。さらに、窒化膜
12の表面には、レジスト膜14が形成されている。
【0020】このようにして、被加工膜である酸化膜8
の表面に形成された、多結晶シリコン膜10、窒化膜1
2及びレジスト膜14が、実施の形態1において、酸化
膜8にコンタクトホールを形成する際のマスクとしての
役割を果たす。
【0021】図2は、この発明の実施の形態1における
酸化膜8にコンタクトホール22が形成された状態を示
す断面模式図である。但し、図2においては、コンタク
トホール22を形成する際、マスクとして用いられ、コ
ンタクトホール22の形成後は、実際には除去されてい
る膜をも表している。さらに、図2においては、各膜の
エッチングの際、マスクとして用いられる膜のホール部
分が、左右方向にもエッチングされて後退することによ
る、ホールの大きさの広がりについては、無視して表さ
れている。
【0022】図2において、レジスト膜14には、ホー
ル16が形成されている。ホール16は、実際に要求さ
れるコンタクトホール22よりも大きく形成されてい
る。なお、ホール16の形成されたレジスト膜14は、
その下層の窒化膜12をエッチングする際に、マスクと
して用いられた後、除去される膜である。
【0023】窒化膜12には、ホール16の形成された
レジスト膜14をマスクとして形成されたホール18が
設けられている。ホール18は、側壁に斜度を設けたテ
ーパー形状のホールである。即ち、ホール18は、窒化
膜12がレジスト膜14に接する部分においては、コン
タクトホール22よりも大きなレジスト膜14のホール
16と同じ大きさに開口している。一方、多結晶シリコ
ン膜10に接する部分においては、実際に酸化膜に形成
されるコンタクトホール22の大きさと、後に続くエッ
チングの際、ホール部分が左右方向にエッチングされる
量とを考慮して、要求されるコンタクトホール22より
小さく開口している。なお、窒化膜12は、多結晶シリ
コン膜10のエッチングの際、マスクとして用いられた
後、除去される膜である。
【0024】多結晶シリコン膜10には、窒化膜12を
マスクとして形成されたホール20が形成されている。
ホール20は、エッチングの際に左右方向にエッチング
される量を考慮して、実際のコンタクトホール22の大
きさより小さく開口されている。また、ホール20は、
Si基板2表面に対して、側壁の垂直な通常のホール形
状を有する。なお、多結晶シリコン膜10は、酸化膜8
のエッチングの際、マスクとして用いられた後、除去さ
れる膜である。
【0025】酸化膜8及び窒化膜6には、レジスト膜1
4に形成されたホール24より微細なコンタクトホール
22及び24が形成されている。
【0026】図3(a)〜(e)、図4(a)〜(d)
は、この発明の実施の形態1におけるパターン形成の各
工程を示す断面模式図であり、図3(a)〜(e)は、
ホール形成のため、各膜を積層する工程を示し、図4
(a)〜(d)は、各膜に、パターニングを行う工程を
示す。また、図5は、実施の形態1により、コンタクト
ホール22の形成された酸化膜8を含む基板を示す断面
模式図であり、図6は、コンタクトホール形成方法を説
明するためのフロー図である。以下、図3〜図6を用い
て、この発明の実施の形態1におけるホール形成方法に
ついて説明する。
【0027】まず、図3(a)に示すように、拡散層4
の形成されたSi基板2の表面に、CVD法により、窒
化膜6を形成する(ステップS2)。この窒化膜6は、
多結晶シリコン膜10の除去の際、拡散層4を保護する
保護膜となる。
【0028】次に、図3(b)に示すように、窒化膜6
の表面に、CVD法により、酸化膜8を形成する(ステ
ップS4)。この酸化膜8は、コンタクトホールを形成
する被加工膜となる。
【0029】次に、図3(c)に示すように、酸化膜8
の表面に、多結晶シリコン膜10を形成する(ステップ
S6)。多結晶シリコン膜10は、300nm厚さに、
CVD法を用いて形成される。
【0030】次に、図3(d)に示すように、多結晶ポ
リシリコン膜10の表面に、窒化膜12を形成する(ス
テップS8)。窒化膜12は、約100nm〜200n
mの厚さに、CVD法を用いて形成される。
【0031】次に、図3(e)に示すように、窒化膜1
2の表面に、レジスト膜14を形成する(ステップS1
0)。レジスト膜14は、塗布機(コーター)により窒
化膜12の表面に塗布される。
【0032】続いて、図4(a)に示すように、ホール
16を形成する(ステップS12)。ここでは、縮小投
影露光装置を用いてレジスト膜14を露光し、これを現
像処理することにより、レジスト膜14にマスクパター
ンを転写し、ホール16を形成する。ここで形成するホ
ール16の径は、実際に要求されるコンタクトホール2
2の径より大きくなっている。
【0033】次に、図4(b)に示すように、ホール1
6の形成されたレジスト膜14をマスクとして、窒化膜
12のエッチングを行う(ステップS14)。これによ
り、側壁に斜度の設けられたテーパー形状のホール18
が形成される。即ち、窒化膜12は、レジスト膜14と
接する上側部分においては、ホール16と同じ大きさに
開口され、一方、多結晶シリコン膜10と接する下側部
分においては、実際に要求されるコンタクトホール22
より小さく開口される。ホール18の下側部分を、実際
に形成するコンタクトホール22の大きさより小さく開
口するのは、続くエッチングにより、窒化膜12が、ホ
ール18部分から、左右方向にエッチングされ、ホール
が広がる量を考慮したためである。なお、ここでは、エ
ッチングガスとして、CHF、CFを用いる。ま
た、レジスト膜14のホール16の大きさと、コンタク
トホール22の大きさ等を考慮して、エッチング中の電
力や気圧等のエッチング条件を調整する。
【0034】次に、図4(c)に示すように、窒化膜1
2にホール18を形成した後、レジスト膜14を除去す
る(ステップS16)。その後、テーパー形状のホール
18の形成された窒化膜12をマスクとして、多結晶シ
リコン膜10のエッチングを行う(ステップ18)。こ
れにより、多結晶シリコン膜10には、窒化膜12に形
成されたテーパー形状のホール20の、先端の細くなっ
ている部分と同じ大きさのホール20が形成される。な
お、ここでは、エッチングガスとして、HBr、Cl
を用いる。また、窒化膜20とのエッチング選択比は、
10である。
【0035】次に、図4(d)に示すように、多結晶シ
リコン膜10にホール20を形成した後、窒化膜12を
除去する(ステップS20)。ここでは、エッチングガ
スとして、高温のリン酸液あるいはCF、N、O
ガスを用いたケミカルドライエッチング装置により、窒
化膜12のみを選択的に除去する。その後、酸化膜8の
エッチングを行う(ステップ22)。これにより、酸化
膜8にコンタクトホール22が形成される。ここでは、
ホール20の形成された多結晶シリコン膜10をマスク
として、酸化膜8のエッチングを行う。エッチングガス
としては、C、Oガスを用いる。また、多結晶
シリコンとの選択比は、15〜20である。
【0036】次に、図5に示すように、多結晶シリコン
膜10を除去する(ステップS24)。ここでは、HB
r、Clをエッチングガスとして、コンタクトホール
22の底の窒化膜6とのエッチング選択比を10とし
て、エッチングを行って、多結晶シリコン膜を除去す
る。なお、多結晶シリコン膜10の除去の際、窒化膜6
により、拡散層4を傷つけるのを防ぐことができる。続
いて、酸化膜8に形成されたパターン12の開口部の底
にある窒化膜6をエッチングする(ステップ26)。こ
れによって、窒化膜6に、ホール24が形成される。
【0037】以上のようにして、コンタクトホール22
を形成することができる。このように、酸化膜8とレジ
スト膜14との間に形成された窒化膜12を、テーパー
形状にパターニングすれば、露光装置の解像度Rによっ
て決まるホールの寸法の限界よりも、さらに微細なコン
タクトホールを形成することができる。
【0038】また、多結晶シリコン膜10を直接テーパ
ー形状にパターニングして、これをマスクとして酸化膜
8をエッチングすると、テーパー形状の下側部分である
酸化膜8と接する部分の厚さは薄くなっているため、エ
ッチングの際、後退してしまう。このため、多結晶シリ
コン膜10を直接マスクとして、酸化膜8をエッチング
すると、酸化膜8に形成されるコンタクトホール22の
大きさが大きくなってしまうことが考えられる。しか
し、上述した方法によれば、多結晶シリコン膜10の上
に、さらに、窒化膜12を設けて、窒化膜12をテーパ
ー形状にパターニングし、これをマスクに多結晶シリコ
ン膜10に、側壁が基板に対して垂直な、通常の形状の
ホール20を形成する。さらに、この多結晶シリコン膜
10をマスクとして、酸化膜8にコンタクトホール22
を形成する。従って、多結晶シリコン膜10のホール2
0部分からの左右方向への大きな後退を抑え、微細なコ
ンタクトホールを形成することができる。
【0039】なお、実施の形態1においては、窒化膜1
2のエッチング後、レジスト膜を除去し、多結晶シリコ
ン膜10のエッチング後、窒化膜12を除去する場合に
ついて説明した。しかし、例えば、多結晶シリコン膜1
0のエッチングの後、レジスト膜14及び窒化膜12を
除去する等、マスクとして用いた膜の除去のタイミング
は、実施の形態1において説明したものに限るものでは
ない。
【0040】また、実施の形態1において、拡散層4を
保護するための保護膜として、窒化膜6を用いたが、多
結晶シリコン10との選択比を考慮し、多結晶シリコン
膜10の除去の際拡散層4を保護できるものであれば、
窒化膜に限るものではない。また、窒化膜6を形成しな
いものであってもよい。
【0041】また、コンタクトホール22を形成する被
加工対象膜として、酸化膜8を用いて説明したが、被加
工対象膜は、酸化膜に限るものではない。また、テーパ
ー形状のホール18を形成するマスク用の膜として、窒
化膜を用いて説明したが、この膜は、窒化膜に限らず、
他の絶縁膜であってもよい。
【0042】また、ここでは、窒化膜12は、約100
〜200nm、多結晶シリコン膜10は、300nmの
厚さを備える。窒化膜12の厚さXは、多結晶シリコン
膜の厚さYと以下の式(1)の関係にあることが望まし
いと考えられる。 X>Y/S ・・・・(1) なお、ここで、Sは、選択比、即ち、多結晶シリコンの
エッチレートを窒化膜のエッチレートで割った値であ
る。しかし、必ずしもこの数値にかぎるものではなく、
レジスト膜14のホール16の大きさや、窒化膜12に
形成すべきテーパー形状等を考慮して厚さを決定するも
のであればよい。
【0043】また、実施の形態1においては、窒化膜
6、12、酸化膜8、多結晶シリコン膜10を全てCV
D法により形成した。しかし、これらの形成方法に限る
ものでなく、正確に各膜を形成するものであれば、例え
ば多結晶シリコン膜を、スパッタ法で形成するなど、他
の方法により形成するものであってもよい。
【0044】また、実施の形態1において、各エッチン
グの条件について説明したが、ホールを形成できるもの
であれば、エッチングの条件は、実施の形態1において
説明したものに限るものではない。
【0045】実施の形態2.図7は、この発明の実施の
形態2における酸化膜8にコンタクトホール22が形成
された状態を示す断面模式図である。但し、図7におい
ては、コンタクトホール22を形成する際、マスクとし
て用いられ、コンタクトホール22の形成後は、実際に
は除去されている膜をも表している。さらに、図7にお
いては、各膜のエッチングの際、マスクとして用いられ
る膜がホール部分から、左右方向にエッチングされて後
退することによる、ホールの大きさの広がりについて
は、無視して表されている。
【0046】実施の形態2における、コンタクトホール
22の形成方法は、実施の形態1において説明したもの
と類似している。ただし、図7に示すように、この実施
の形態においては、多結晶シリコン膜10と窒化膜14
との間に、酸化膜26を形成する。この酸化膜26も、
被加工膜である酸化膜8にコンタクトホール22を形成
するためのマスクとして用いられる。
【0047】図8は、この発明の実施の形態2における
コンタクトホール22の形成方法を説明するためのフロ
ー図である。以下、図8を用いて、実施の形態2におけ
るコンタクトホールの形成方法を説明する。
【0048】まず、実施の形態1と同様に、Si基板2
に形成された拡散層4の上に、窒化膜6、酸化膜8、多
結晶シリコン膜10を形成する(ステップS2〜S
6)。
【0049】次に、実施の形態2においては、多結晶シ
リコン膜10の表面に、まず、酸化膜26を形成する
(ステップS28)。酸化膜26は、約50nmの厚さ
に、CVD法により形成される。
【0050】次に、酸化膜26の上に、実施の形態1と
同様に、窒化膜12、レジスト膜14を形成する(ステ
ップS8〜S10)。続けて、レジスト膜14にホール
16を形成し(ステップS12)、レジスト膜14をマ
スクに窒化膜12をエッチングして、テーパー形状のホ
ール18を形成する(ステップ14)。
【0051】次に、実施の形態2においては、窒化膜1
2をマスクとして、酸化膜26のエッチングを行う(ス
テップS30)。これによって、酸化膜26には、コン
タクトホール22の大きさと、エッチングの際左右方向
にエッチングされる量とを考慮して、実際に形成するコ
ンタクトホール22より小さなホール28が形成され
る。なお、ここでは、CとOの雰囲気中、選択
比10〜20の条件下でエッチングを行う。
【0052】次に、実施の形態1と同様に、レジスト膜
14を除去し(ステップS16)、窒化膜12及び酸化
膜26をマスクとして、多結晶シリコン膜10のエッチ
ングを行う(ステップS18)。その後、窒化膜12を
除去する(ステップS20)。
【0053】次に、実施の形態2においては、酸化膜2
6の除去を行う(ステップS32)。
【0054】さらに、実施の形態1と同様に、多結晶シ
リコン膜10をマスクとして、酸化膜8のエッチング
(ステップS22)、多結晶シリコン膜10の除去(ス
テップS24)、窒化膜6のエッチング(ステップS2
6)を行い、実施の形態2におけるコンタクトホール形
成方法によるコンタクトホール22が形成される。
【0055】以上のように、酸化膜8とレジスト膜14
との間に形成された窒化膜12を、テーパー形状にパタ
ーニングすれば、露光装置の解像度Rによって決まるホ
ールの寸法の限界よりも、さらに微細なコンタクトホー
ル22を形成することができる。
【0056】また、実施の形態2によれば、窒化膜12
と多結晶シリコン膜10との間に酸化膜26を設ける。
これにより、多結晶シリコン膜10をエッチングする
際、酸化膜26はほとんどエッチングされないため、エ
ッチングのプラズマ方式や条件によっては、多結晶シリ
コン膜10のエッチングの際、100以上の選択比をと
ることができる。
【0057】なお、酸化膜26の形成方法や、エッチン
グ条件は、実施の形態2において説明したものに限るも
のではない。例えば、エッチングは、CとO
スの雰囲気中や、CHFとCFとOガスの雰囲気
中で行うもの等であってもよい。
【0058】なお、この発明において、基板には、例え
ば、実施の形態1、2におけるSi基板2が該当し、被
加工対象膜には、例えば、酸化膜8が該当し、保護用の
絶縁膜には、例えば、窒化膜6が該当する。また、この
発明において、マスク用の絶縁膜には、例えば、実施の
形態1、2における窒化膜12が該当する。
【0059】また、例えば、実施の形態1、2において
ステップS4を実施することにより、この発明における
被加工対象膜形成工程が実施され、例えば、ステップS
6を実施することにより、多結晶シリコン膜形成工程が
実施される。また、例えば、実施の形態1においてステ
ップS8、あるいは、実施の形態2においてステップS
28及びステップS8を実施することにより、この発明
における絶縁膜形成工程が実施される。また、例えば、
実施の形態1、2においてステップS10を実施するこ
とにより、この発明におけるレジスト膜形成工程が実施
される。
【0060】また、例えば、実施の形態1、2におい
て、ステップS12を実施することにより、この発明に
おけるホール形成工程が実施され、例えば、ステップS
14を実施することにより、絶縁膜エッチング工程が実
施され、例えば、ステップS18を実施することによ
り、多結晶シリコン膜エッチング工程が実施される。ま
た、例えば実施の形態1、2においてステップS22を
実施することにより、この発明におけるコンタクトホー
ル形成工程が実施される。
【0061】また、例えば、この実施の形態1、2にお
いてステップS2を実施することにより、この発明にお
ける保護用絶縁膜形成工程が実施され、例えば、ステッ
プS26を実施することにより、保護用絶縁膜除去工程
が実施される。
【0062】また、例えば、この実施の形態2において
ステップS28を実施することにより、この発明におけ
る酸化膜形成工程が実施され、例えば、ステップS30
を実施することにより、酸化膜エッチング工程が実施さ
れる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、レジスト膜と被加工対象膜との間にマスク用の絶縁
膜を形成し、この絶縁膜に、側壁部に斜度を設けたホー
ルを形成し、これを基に、被加工対象膜にコンタクトホ
ールを形成する。従って、露光装置の解像度によって決
定される、ホールの微細化の限界を超えて、さらに微小
なコンタクトホールを形成することができる。
【0064】また、この発明によれば、多結晶シリコン
膜の上に、さらに、マスク用の絶縁膜を設けて、絶縁膜
に、側壁部に斜度を設けたホールを形成するようにエッ
チングし、この絶縁膜をマスクとして多結晶シリコン膜
に、側壁が基板に対して垂直な、通常の形状のホールを
形成する。さらに、この多結晶シリコン膜をマスクとし
て、被加工対象膜にコンタクトホールを形成する。従っ
て、多結晶シリコン膜のホール部分からの左右方向への
大きな後退を抑え、より微細なコンタクトホールを形成
することができる。
【0065】また、この発明において、マスク用の絶縁
膜としての窒化膜と、多結晶シリコン膜との間に酸化膜
を設けるものについては、多結晶シリコン膜のエッチン
グの際、100以上の選択比を取ることができる。従っ
て、より微細なコンタクトホールを形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるホール形成
前の積層状態を示す断面模式図である。
【図2】 この発明の実施の形態1において、酸化膜に
コンタクトホールが形成された状態を示す断面模式図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態1におけるホール形成
の各工程を示す断面模式図である。
【図4】 この発明の実施の形態1におけるホール形成
の各工程を示す断面模式図である。
【図5】 この発明の実施の形態1において、コンタク
トホールの形成された酸化膜を含む基板を示す断面模式
図である。
【図6】 この発明の実施の形態1におけるコンタクト
ホールの形成方法を説明するためのフロー図である。
【図7】 この発明の実施の形態2において、酸化膜に
コンタクトホールが形成された状態を示す断面模式図で
ある。
【図8】 この発明の実施の形態2におけるコンタクト
ホールの形成方法を説明するためのフロー図である。
【図9】 従来のコンタクトホール形成方法の各工程を
説明するための断面模式図である。
【図10】 従来のコンタクトホール形成方法を説明す
るためのフロー図である。
【符号の説明】
2 基板 4 拡散層 6 保護用の窒化膜 8 酸化膜 10 多結晶シリコン膜 12 窒化膜 14 レジスト膜 16〜20 ホール 22 コンタクトホール 24 ホール 26 酸化膜 28 ホール 30 コンタクトホール
フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 DA00 DA01 DA04 DA16 DA25 DA26 DB02 DB03 DB07 EA03 EA07 EA08 EB01 EB03 5F033 HH04 PP06 PP15 QQ08 QQ09 QQ10 QQ11 QQ19 QQ27 QQ28 QQ34 QQ35 QQ37 RR04 RR06 SS11 TT02 XX03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に、被加工対象膜を形成する被加工
    対象膜形成工程と、 前記被加工対象膜の表面に、多結晶シリコン膜を形成す
    る多結晶シリコン膜形成工程と、 前記多結晶シリコン膜の表面に、マスク用の絶縁膜を形
    成する絶縁膜形成工程と、 前記マスク用の絶縁膜の表面に、レジスト膜を形成する
    レジスト膜形成工程と、 前記レジスト膜に、ホールを形成するホール形成工程
    と、 前記ホール形成工程においてホールの形成された前記レ
    ジスト膜をマスクとして、前記マスク用の絶縁膜を、側
    壁部に斜度を設けたホールが形成されるようにエッチン
    グする絶縁膜エッチング工程と、 前記絶縁膜エッチング工程においてエッチングされた前
    記マスク用の絶縁膜をマスクとして、前記多結晶シリコ
    ン膜をエッチングする多結晶シリコン膜エッチング工程
    と、 前記多結晶シリコン膜エッチング工程において、エッチ
    ングされた前記多結晶シリコン膜をマスクとして、前記
    被加工対象膜にコンタクトホールを形成するコンタクト
    ホール形成工程と、 を備えることを特徴とするホール形成方法。
  2. 【請求項2】 前記被加工膜形成工程の前に、前記基板
    に保護用の絶縁膜を形成する保護用絶縁膜形成工程と、 前記コンタクトホール形成工程の後、前記コンタクトホ
    ールの底部に露出する前記保護用の絶縁膜をエッチング
    により除去する保護用絶縁膜除去工程と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載のホール形成
    方法。
  3. 【請求項3】 前記マスク用の絶縁膜は、窒化膜である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のホール形成
    方法。
  4. 【請求項4】 前記多結晶シリコン膜形成工程と、前記
    絶縁膜形成工程との間に、前記多結晶シリコン膜の表面
    に酸化膜を形成する酸化膜形成工程を備え、 前記絶縁膜エッチング工程と、多結晶シリコン膜エッチ
    ング工程との間に、前記酸化膜のエッチングを行う酸化
    膜エッチング工程を備えることを特徴とする請求項3に
    記載のホール形成方法。
  5. 【請求項5】 前記被加工対象膜は、酸化膜であること
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のホール
    形成方法。
  6. 【請求項6】 前記保護用の絶縁膜は、窒化膜であるこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のホー
    ル形成方法。
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