JP2003282106A - 燃料電池システム - Google Patents
燃料電池システムInfo
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Abstract
減した燃料電池発電システムを提供する。 【解決手段】 燃料電池4と、燃料電池4の冷却を行う
冷却水循環経路13と、反応生成水および排気ガス中の
水分を回収する水回収経路9と、水回収経路9と冷却水
循環経路13との間を循環させる相互循環経路17と、
冷却水循環経路13、水回収経路9、相互循環経路17
のいずれかに設けられた加熱手段14と、凍結防止温度
検出手段20と、制御装置21とを備え、凍結防止温度
検出手段20が閾値以下の温度を検出した時、凍結防止
運転として、冷却水循環経路13および相互循環経路1
7をそれぞれ循環動作させるとともに加熱手段14を作
動し冷却水循環経路13、水回収経路9、相互循環経路
17内の水の凍結を防止する。
Description
の水経路の凍結防止に関するものである。
−214025に示すように、図7のような構成をして
いた。すなわち水素供給手段51から供給される水素と
空気供給手段52から供給される空気中の酸素とを反応
させて発電する燃料電池53と、燃料電池53に水を循
環させる水循環手段54と、燃料電池53の発電出力を
制御する出力制御装置55と、外部の温度を検出する温
度センサ56および制御装置57とを備えていた。水循
環手段54は、メインタンク58と、メインタンク58
内の水をポンプ59によって燃料電池53の水素極53
aに供給する給水路60と、燃料電池53の水素極53
aおよび空気極53bからの排水をメインタンク58に
回収する排水路61とから構成されている。
形の燃料電池53を使っているため、燃料電池53が発
電反応を行う場合、燃料電池53の水素極53aを常に
加湿する必要があり、そのためにメインタンク58より
水素極53aに水を供給している。燃料電池53の発電
反応で生成された空気極53bの水と水素極53aで余
った水は排水路61から回収され、燃料電池53とメイ
ンタンク58との間を循環することになる。また、燃料
電池53で発生した電力は、出力制御装置55で制御さ
れた後電力負荷へ供給されるものである。
結防止運転の動作について説明する。温度センサ56が
閾値以下の温度を検知した場合、制御装置57によって
燃料電池53へ水素供給手段51と空気供給手段52か
らそれぞれ水素と空気が供給され、燃料電池53は発電
を行う。同時に、メインタンク58内の水は水素極53
aに供給され、水素極53aで余った水と燃料電池53
の発電反応で生成された空気極53bの水は排水路61
から回収され、燃料電池53とメインタンク58との間
を循環する。この時、燃料電池53の発電反応では熱も
発生するため、この熱によって水循環手段54であるメ
インタンク58、給水路60、排水路61中の水は凍結
を未然に防止することができるものである。
燃料電池システムでは、凍結を防止するために電力負荷
からの要求がなくても燃料電池の発電運転を行う必要が
あり、発生した電力は結局は無駄に捨ててしまう結果と
なり、ランニングコストを増大させるという課題があっ
た。特に固体高分子形の燃料電池の場合、発電運転時の
発熱エネルギーと発電エネルギーとの比率はほぼ1:1
に近いため、凍結を防止するために最低限必要な発熱エ
ネルギーの倍以上のエネルギーを投入する必要があっ
た。
防止運転に係わるランニングコストを低減した燃料電池
システムを提供することを目的とするものである。
に、本発明の燃料電池システムは、燃料電池と、前記燃
料電池の冷却を行う冷却水循環経路と、反応生成水およ
び排気ガス中の水分を回収する水回収経路と、前記水回
収経路と前記冷却水循環経路との間を循環させる相互循
環経路と、前記冷却水循環経路、前記水回収経路、前記
相互循環経路のいずれかに設けられた加熱手段と、温度
検出手段とを備え、前記温度検出手段が閾値以下の温度
になった際、凍結防止運転として、前記冷却水循環経路
内の水および前記相互循環経路内の水をそれぞれ循環さ
せ、かつ前記加熱手段を作動することを特徴とする。
循環経路内に設けられ、システム起動時に燃料電池の温
度を昇温させる昇温装置と兼用すると有効である。
循環経路内に設けられ、燃料電池の排熱回収を行う熱交
換装置と兼用すると有効である。
が、さらに、回収された排熱を温水として蓄える貯湯タ
ンクと、前記貯湯タンクから取り出された水が前記熱交
換器を経由して貯湯タンクに戻るための貯湯循環経路
と、前記貯湯循環経路内の水を循環させるための貯湯循
環装置とを備え、前記凍結防止運転において、前記貯湯
循環装置を作動させることを特徴とする。
いては、貯湯タンクの下部から水を取り出し、前記熱交
換装置で、加熱された水を貯湯タンクの上部に戻し、凍
結防止運転においては、貯湯タンクの上部から水を取り
出し、前記熱交換装置で放熱した水を貯湯タンクの下部
に戻すと有効である。
が、さらに、貯湯タンク下部に貯湯タンク水温検出器
と、前記熱交換器から前記貯湯タンク下部に至るまでの
前記貯湯循環経路に貯湯循環水温検出器とを備え、凍結
防止運転において、貯湯循環水温検出器で検出される水
温が貯湯タンク水温検出器で検出される水温以下になる
ように、貯湯循環装置の循環流量を制御すると有効であ
る。
が、さらに、前記貯湯タンク内に設けられた風呂熱交換
器と、浴槽内から取り出された水が前記熱交換器を経由
して戻るための風呂循環経路と、風呂循環経路内の水を
循環させるための風呂循環装置とを備え、前記凍結防止
運転において、前記風呂循環装置を作動させることを特
徴とする。
が、さらに、前記貯湯タンク上部に貯湯タンク湯温検出
器と、前記風呂循環経路の前記浴槽近傍に風呂水温検出
器とを備え、前記凍結防止運転において、前記貯湯タン
ク湯温検出器で検出された水温が前記風呂水温検出器で
検出された水温より低い際に、前記風呂循環装置を作動
させると有効である。
度検出手段が第一の閾値以下の温度を検出した時に加熱
手段を作動し、温度検出手段が第二の閾値以下で第一の
閾値以上の温度を検出した時、加熱手段を作動せずに冷
却水循環経路および相互循環経路の循環動作のみを行う
ように制御装置で制御すると有効である。
の水温が最も低くなる位置に取付けられると有効であ
る。
検出する位置に取付けられると有効である。
面にもとづいて説明する。
形態1における燃料電池システムのシステム構成図であ
る。1は、原料供給手段2から供給される原料をバーナ
3の熱による改質反応で水素リッチガスに変換させる改
質器である。4は、改質器1で発生し水素供給経路5を
介して供給される水素リッチガスと酸化剤ガスとしての
空気とを反応させて発電する燃料電池であり、水素極4
aと空気極4bとを有している。6は、燃料電池4の水
素極4aとバーナ3とを接続する排水素経路である。
段7と、凝縮器8および水回収経路9が接続されてい
る。水回収経路9には、排空気経路10が接続されると
ともに、改質水供給装置11を備えた改質水供給経路1
2を介して改質器1に接続されている。
る冷却水循環経路で、加熱手段14を備え、燃料電池4
と熱交換装置15との間を冷却水ポンプ16によって冷
却水が循環する構成となっている。17は、水回収経路
9と冷却水循環経路13との間を連通し、ポンプ18に
よって双方の経路の水を循環させる相互循環経路で、本
実施の形態では水浄化器19を備えている。
る。なお、この温度検出手段20は、経路内の水の凍結
を防止のために温度を検知する場所として有効であれ
ば、燃料電池システム内外を問わず、いずれの箇所であ
っても構わないが、凍結の始まりを確実に検知するため
に、温度検出手段20は、各経路内の残留水温が最も低
くなる位置に設けるのが好ましい。本実施の形態では、
水回収経路9内の下方の水温を検知できる位置に取付け
られている。
明する。発電運転を行う場合、原料供給手段2より炭化
水素などの原料を改質器1に供給し、バーナ3で加熱さ
れ水との改質反応によって水素リッチガスを発生させ、
水素供給経路5を介して燃料電池4の水素極4aに供給
する。一方、燃料電池4の空気極4bには空気供給手段
7から酸化剤ガスとしての空気が供給される。燃料電池
4内では、水素極4aに供給された水素と空気極4bに
供給された空気中の酸素とを反応させ発電を行うもので
ある。燃料電池4の水素極4aで大半の水素は反応に消
費されるが、反応に使われなかった排水素は排水素経路
6からバーナ3に供給され、改質反応の加熱燃料として
利用される。
酸素との反応生成水は、水蒸気となって空気とともに排
出され、凝縮器8で水分を凝縮し水回収経路9に回収さ
れる。水分を分離された空気は、排空気経路10から外
部へ排出され、水回収経路9で回収された水は、改質水
供給経路12の改質水供給装置11によって改質器1へ
供給し改質反応の原料として使われる。
力負荷へ供給される。一方、燃料電池4の発電反応で発
生する熱は、冷却水ポンプ16による冷却水循環経路1
3内の水の循環で熱交換装置15に伝えられ、家庭の給
湯、暖房などの熱源として供給されるものである。
運転の動作について説明する。燃料電池4の発電要求が
ない時に、温度検出手段20が閾値以下(閾値は、凍結
防止運転により凍結回避可能な温度)、例えば0℃以下
の温度を検出した場合、凍結防止運転として燃料電池4
の発電をせずに、冷却水循環経路13の冷却水ポンプ1
6および相互循環経路17のポンプ18をそれぞれ循環
動作させるとともに、加熱手段14を作動し発生した熱
を冷却水循環経路13、相互循環経路17、水回収経路
9に伝え、各経路内の水の凍結を防止するように制御装
置21で制御するものである。なお、改質水供給経路1
2内の水は改質水供給装置11の作動がない時には落差
によって水回収経路9へ落とすなどの措置により凍結を
防止することが可能である。また、本実施の形態1では
相互循環経路17に水浄化器19を備えており、相互循
環経路17の循環動作を利用して、相互循環経路17は
もとより冷却水循環経路13や水回収経路9の水の浄化
も行うことが可能である。
転では、燃料電池4の発電を行わずに、1個の加熱手段
14で全ての経路内の水を循環加熱することにより、最
小限のエネルギーで経路内の水の凍結を防止することが
でき、システムのランニングコストを抑えることができ
るものである。
形態2における燃料電池システムのシステム構成図であ
る。実施の形態1と同様のものについては、同一符号を
付与し、その説明を省略する。22は、加熱手段14を
兼用した昇温装置で、タンク23の中にヒータ24を備
えつけている。
経路13内の水をヒータ24の通電によって加熱し、燃
料電池4が反応を行うために必要な温度まで昇温させる
もので、凍結防止運転を行う場合もこのヒータ24の通
電によって、実施の形態1における加熱手段14として
の役割を果たすものである。すなわち、加熱手段14を
昇温装置22と兼用することにより、凍結防止のために
新たに部品を追加することなく、イニシャルコストを安
価にすることができるものである。
形態3における燃料電池システムのシステム構成図であ
る。実施の形態1と同様のものについては、同一符号を
付与し、その説明を省略する。15は、加熱手段14を
兼用した熱交換装置である。
で発生する熱を家庭の給湯、暖房などに利用するため
に、冷却水循環経路13の熱を別経路へ伝え排熱回収を
行うものであり、凍結防止運転を行う場合は、逆に別経
路より冷却水循環経路13へ熱を伝えることによって、
実施の形態1における加熱手段14としての役割を果た
すものである。すなわち、加熱手段14を熱交換装置1
5と兼用することにより、凍結防止のために新たに部品
を追加することなく、イニシャルコストを安価にするこ
とができるものである。
形態4における燃料電池システムのシステム構成図であ
る。実施の形態3と同様のものについては、同一符号を
付与し、その説明を省略する。31は、熱交換装置15
に接続され、貯湯タンク32と貯湯循環装置33を備え
た貯湯循環経路である。
31の一方は貯湯タンク32の下部に、もう一方は貯湯
タンク32の上部に接続されている。
2下部に貯湯タンク水温検出器34を、貯湯循環経路3
1の貯湯タンク32下部との接続近傍に貯湯循環水温検
出器35を設けている。
燃料電池4発生熱の給湯、暖房利用のための別経路を、
貯湯循環経路31として具体的に示したものである。す
なわち、燃料電池4の発電反応で発生する熱は、冷却水
ポンプ16による冷却水循環経路13内の水の循環で熱
交換装置15を介して貯湯循環経路31に伝えられる。
貯湯循環経路31では、貯湯タンク32の下部の水を貯
湯循環装置33によって熱交換装置15に引き込み、加
熱した後に貯湯タンク32の上部に戻すもので、貯湯タ
ンク32内では熱い温水が上部から徐々に蓄えられる。
この蓄えられた温水は家庭などで給湯、暖房などに利用
されるものである。
運転の動作について説明する。燃料電池4の発電要求が
ない時に、温度検出手段20が閾値以下(閾値は、凍結
防止運転により凍結回避可能な温度)、例えば0℃以下
の温度を検出した場合、まず貯湯循環装置33によって
貯湯循環経路31内の水を排熱回収を行う場合と逆方向
に循環させ、貯湯タンク32上部の熱い温水を熱交換装
置15に引き込み放熱した後に貯湯タンク32下部に戻
す。つぎに冷却水循環経路13の冷却水ポンプ16およ
び相互循環経路17のポンプ18をそれぞれ循環動作さ
せ、熱交換装置15から受けた熱を冷却水循環経路1
3、相互循環経路17、水回収経路9に伝え、各経路内
の水の凍結を防止するように制御装置21で制御するも
のである。
転では、燃料電池4の発電を行わずに、貯湯タンク32
に既に蓄えられている温水の熱を利用することにより、
システムのランニングコストを抑えることができるもの
である。
水の熱を利用して凍結防止運転を行う場合には、貯湯タ
ンク32内の温水の使用量を極力少なくすることが望ま
しい。そこで、本実施の形態4では、貯湯循環水温検出
器35で検出される水温が貯湯タンク水温検出器34で
検出される水温と同等もしくは同等以下になるように貯
湯循環装置33の循環流量を絞り、貯湯タンク32内の
温水の使用量を最小限に抑えることができるものであ
る。
形態5における燃料電池システムのシステム構成図であ
る。実施の形態4と同様のものについては、同一符号を
付与し、その説明を省略する。41は、貯湯タンク32
に設けられた風呂熱交換器で、風呂循環装置42を備え
た風呂循環経路43を介して浴槽44に接続されてい
る。
2上部に貯湯タンク湯温検出器45を、風呂循環経路4
3の浴槽44近傍に風呂水温検出器46を設けている。
明する。燃料電池4の発電反応で発生する熱は、冷却水
ポンプ16による冷却水循環経路13内の水の循環で熱
交換装置15を介して貯湯循環経路31に伝えられる。
貯湯循環経路31では、貯湯タンク32の下部の水を貯
湯循環装置33によって熱交換装置15に引き込み、加
熱した後に貯湯タンク32の上部に戻すもので、貯湯タ
ンク32内では熱い温水が上部から徐々に蓄えられる。
浴槽44内の水を加熱する時には、風呂循環装置42を
作動し風呂循環経路43内の水を循環させ、貯湯タンク
32に蓄えられた温水の熱を風呂熱交換器41で熱交換
し、風呂循環経路43を介して浴槽44内の水へ伝える
ものである。
運転の動作について説明する。燃料電池4の発電要求が
なく風呂を使用していない時に、温度検出手段20が閾
値以下(閾値は、凍結防止運転により凍結回避可能な温
度)、例えば0℃以下の温度を検出した場合、まず貯湯
循環装置33によって貯湯循環経路31内の水を排熱回
収を行う場合と逆方向に循環させ、貯湯タンク32上部
の熱い温水を熱交換装置15に引き込み放熱した後に貯
湯タンク32下部に戻す。この時、貯湯タンク湯温検出
器45で検出された水温が風呂水温検出器46で検出さ
れた水温より低い場合には、風呂循環装置43を作動さ
せ浴槽44内の残り湯の熱を風呂熱交換器41を介して
貯湯タンク32に伝えることにより加熱する。つぎに冷
却水循環経路13の冷却水ポンプ16および相互循環経
路17のポンプ18をそれぞれ循環動作させ、熱交換装
置15から受けた熱を冷却水循環経路13、相互循環経
路17、水回収経路9に伝え、各経路内の水の凍結を防
止するように制御装置21で制御するものである。
転では、燃料電池4の発電を行わずに、浴槽44の残り
湯の熱を貯湯タンク32を介して伝達することにより、
システムのランニングコストを抑えることができるもの
である。
形態6における燃料電池システムのシステム構成図であ
る。実施の形態1と同様のものについては、同一符号を
付与し、その説明を省略する。20は、外気温を検出す
る位置に取付けられた温度検出手段である。
も水温が低くなる部分の温度を検知すれば良いが、条件
によっては最も水温が低くなる部分が異なる場合がある
ため、複数の温度検出手段20を設ける必要がある。そ
こで本実施の形態では、外気温を検出することによっ
て、1個の温度検出手段20で確実に凍結を防止するこ
とができ、コストを安価にすることができるものであ
る。
おける燃料電池システムを図1を用いて説明する。実施
の形態1と同様のものについては、その説明を省略す
る。
二つの閾値を持ち、温度検出手段20が第一の閾値以下
の温度、例えばー5℃以下の温度を検出した場合、冷却
水循環経路13の冷却水ポンプ16および相互循環経路
17のポンプ18をそれぞれ循環動作させるとともに、
加熱手段14を作動し発生した熱を冷却水循環経路1
3、相互循環経路17、水回収経路9に伝え、各経路内
の水の凍結を防止する。温度検出手段20が第二の閾値
以下で第一の閾値以上の温度、例えば0℃以下でー5℃
以上の温度を検出した場合は、加熱手段14を作動せず
に冷却水循環経路13および相互循環経路17の循環動
作のみを行うように制御装置21で制御されたものであ
る。
℃〜―5℃程度であれば、加熱を行わなくても水の循環
のみで凍結を防止することが可能なためである。すなわ
ち、この制御方法により、比較的温度が高い場合の凍結
防止運転として加熱エネルギーを必要としないため、さ
らにシステムのランニングコストを抑えることができる
ものである。
小限のエネルギーで経路内の水の凍結を防止することが
でき、システムのランニングコストを抑えるという効果
を奏するものである。
部品を追加することなく、イニシャルコストを安価にす
ることができるものである。
いる温水の熱を利用することにより、システムのランニ
ングコストを抑えることができるとともに、貯湯タンク
内の温水の使用量を最小限に抑えることができるもので
ある。
タンクを介して伝達することにより、システムのランニ
ングコストを抑えることができるものである。
実に凍結を防止することができ、コストを安価にすると
いう効果を奏するものである。
テムのシステム構成図
テムのシステム構成図
テムのシステム構成図
テムのシステム構成図
テムのシステム構成図
テムのシステム構成図
Claims (11)
- 【請求項1】 燃料電池と、前記燃料電池の冷却を行う
冷却水循環経路と、反応生成水および排気ガス中の水分
を回収する水回収経路と、前記水回収経路と前記冷却水
循環経路との間を循環させる相互循環経路と、前記冷却
水循環経路、前記水回収経路、前記相互循環経路のいず
れかに設けられた加熱手段と、温度検出手段とを備え、
前記温度検出手段が閾値以下の温度を検出した際、凍結
防止運転として、前記冷却水循環経路内の水および前記
相互循環経路内の水をそれぞれ循環させ、かつ前記加熱
手段を作動する燃料電池システム。 - 【請求項2】 前記加熱手段は、前記冷却水循環経路内
に設けられ、システム起動時に前記燃料電池の温度を昇
温させる昇温装置と兼用した請求項1記載の燃料電池シ
ステム。 - 【請求項3】 前記加熱手段は、前記冷却水循環経路内
に設けられ、前記燃料電池の排熱回収を行う熱交換装置
と兼用した請求項1記載の燃料電池システム。 - 【請求項4】 さらに、回収された排熱を温水として蓄
える貯湯タンクと、前記貯湯タンクから取り出された水
が前記熱交換器を経由して貯湯タンクに戻るための貯湯
循環経路と、前記貯湯循環経路内の水を循環させるため
の貯湯循環装置とを備え、前記凍結防止運転において、
前記貯湯循環装置を作動させる請求項3記載の燃料電池
システム。 - 【請求項5】 前記燃料電池の排熱回収においては、前
記貯湯タンクの下部から水を取り出し、前記熱交換装置
で加熱された水を前記貯湯タンクの上部に戻し、前記凍
結防止運転においては、前記貯湯タンクの上部から水を
取り出し、前記熱交換装置で、放熱した水を前記貯湯タ
ンクの下部に戻す請求項4記載の燃料電池システム。 - 【請求項6】 さらに、前記貯湯タンク下部に貯湯タン
ク水温検出器と、前記熱交換器から前記貯湯タンク下部
に至るまでの前記貯湯循環経路に貯湯循環水温検出器と
を備え、前記凍結防止運転において、前記貯湯循環水温
検出器で検出される水温が前記貯湯タンク水温検出器で
検出される水温以下になるように、前記貯湯循環装置の
循環流量を制御する請求項5記載の燃料電池システム。 - 【請求項7】 さらに、前記貯湯タンク内に設けられた
風呂熱交換器と、浴槽内から取り出された水が前記熱交
換器を経由して戻るための風呂循環経路と、風呂循環経
路内の水を循環させるための風呂循環装置とを備え、前
記凍結防止運転において、前記風呂循環装置を作動させ
る請求項4記載の燃料電池システム。 - 【請求項8】 前記貯湯タンク上部に貯湯タンク湯温検
出器と、前記風呂循環経路の前記浴槽近傍に風呂水温検
出器とを備え、前記凍結防止運転において、前記貯湯タ
ンク湯温検出器で検出された水温が前記風呂水温検出器
で検出された水温より低い際に、前記風呂循環装置を作
動させる請求項7記載の燃料電池システム。 - 【請求項9】 前記凍結防止運転として、前記温度検出
手段が第一の閾値以下の温度を検出した時に前記加熱手
段を作動し、前記温度検出手段が第二の閾値以下で第一
の閾値以上の温度を検出した時、前記加熱手段を作動せ
ずに前記冷却水循環経路および前記相互循環経路の循環
動作のみを行うように制御する請求項1〜8のいずれか
に記載の燃料電池システム。 - 【請求項10】 前記温度検出手段は各経路内の水温が
最も低くなる位置に取付けられた請求項1〜9のいずれ
かに記載の燃料電池システム。 - 【請求項11】 前記温度検出手段は外気温を検出する
位置に取付けられた請求項1〜9のいずれかに記載の燃
料電発電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085275A JP4013609B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 燃料電池システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085275A JP4013609B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 燃料電池システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003282106A true JP2003282106A (ja) | 2003-10-03 |
JP4013609B2 JP4013609B2 (ja) | 2007-11-28 |
Family
ID=29232296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002085275A Expired - Lifetime JP4013609B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 燃料電池システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4013609B2 (ja) |
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