JP2003281716A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JP2003281716A
JP2003281716A JP2002083270A JP2002083270A JP2003281716A JP 2003281716 A JP2003281716 A JP 2003281716A JP 2002083270 A JP2002083270 A JP 2002083270A JP 2002083270 A JP2002083270 A JP 2002083270A JP 2003281716 A JP2003281716 A JP 2003281716A
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JP
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slave medium
signal
master carrier
magnetic
medium
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JP2002083270A
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English (en)
Inventor
Minoru Araki
実 荒木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気記録媒体において、スレーブ媒体の両面
で磁気転写を同時に行なう場合の、スレーブ媒体とマス
ター担体との密着不良をなくして転写信号品質を向上さ
せる。 【解決手段】 情報を担持したマスター担体3の信号領
域3aと、他方のマスター担体4の信号領域4aとが、
スレーブ媒体2を挟んで重ね合わされたときに互いに円
周方向に位置がずれるように配する。これにより、微細
凹凸パターンからなる信号領域3a、4aがスレーブ媒
体2に圧接されて磁気転写がなされるときに、互いに影
響し合って、密着不良を生じることが回避される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録情報を担
持したマスター担体からスレーブ媒体へ磁気転写された
磁気記録媒体に関し、特に可撓性のスレーブ媒体の両面
に、磁気記録情報を担持した微細凹凸パターンからなる
信号領域を有するマスター担体を加圧下で接触させて磁
気転写された磁気記録媒体に関するものである。 【0002】 【従来の技術】磁気記録媒体においては一般に、情報量
の増加と共に多くの情報を記録する大容量且つ安価で、
さらに好ましくは短時間で必要な箇所が読み出せるよう
な、いわゆる高速アクセスが可能な媒体が望まれてい
る。それらの一例として高密度フレキシブルディスクが
知られ、その大容量を実現するためには、狭いトラック
幅を正確に磁気ヘッドが走査し、高いS/N比で信号を
再生する、いわゆるトラッキングサーボ技術が、大きな
役割を担っている。ディスクの1周の中で、ある角度間
隔でトラッキング用のサーボ信号、アドレス情報信号、
再生クロック信号等が、いわるプリフォーマットとして
記録されている。磁気ヘッドはこのようなプリフォーマ
ット信号を読み取って自らの位置を修正することにより
正確にトラック上を走行することが可能に設定されてい
る。 【0003】このプリフォーマット記録を行なうため
に、例えば、特開平10−40544号公報、特開平1
0−269566号公報等に開示された手法が知られて
いる。この従来技術に開示された磁気転写は、転写すべ
き情報信号に対応した凹凸パターンが形成されたマスタ
ー担体をスレーブ媒体に密着させた状態で、転写用磁界
を印加して、マスター担体に担持された情報(例えばサ
ーボ信号)に対応する磁気パターンの転写を行うもので
ある。この方法は、マスター担体とスレーブ媒体との相
対的な位置を変化させることなく静的に記録を行うこと
ができ、正確なプリフォーマット記録が可能であり、し
かも記録に要する時間も極めて短時間である。 【0004】上記プリフォーマット用の情報信号は、マ
スター担体に形成された微細な凹凸パターンに担持され
ている。従って、上記磁気転写における転写品質を高め
るためには、マスター担体の凹凸パターンとスレーブ媒
体とをいかに隙間なく密着させるかということが重要な
課題となる。つまり密着不良があると、磁気転写が起こ
らない領域が生じ、磁気転写が起こらないとスレーブ媒
体に転写された磁気情報に信号抜けが発生して信号品位
が低下し、記録した信号がサーボ信号の場合にはトラッ
キング機能が十分に得られずに信頼性が低下するという
問題がある。 【0005】このため、例えば、特開平10−2695
66号公報に開示されているように、スレーブ媒体とマ
スター担体との間に存在する空気を排気装置により吸引
することによって、マスター担体とスレーブ媒体との密
着性をよくすることが行われている。 【0006】この課題の一つの解決手段として、我々
は、特願2001−144296号等において、前記マ
スター担体の背面を吸着保持する平坦面(ホルダ面)を
有する吸着部材を備え、マスター担体の平坦性を高めた
状態でスレーブ媒体と密着させることを提案している。 【0007】その方法を図1および図2を参照して概略
を説明する。図1は磁気転写装置の転写状態を示す要部
斜視図である。図2は図1の磁気転写装置に使用される
ホルダの分解斜視図である。 【0008】図1および図2に示す磁気転写装置1は面
内記録方式により両面同時転写を行うものであり、可撓
性スレーブ媒体2の上下にマスター担体3,4を対峙密
着させたホルダ10を回転させつつ、このホルダ10の
上下に配設した磁界印加装置(電磁石装置)5によって
転写用磁界を印加して、マスター担体3、4に担持した
情報を磁気的にスレーブ媒体2の両面に同時に転写記録
する。 【0009】ホルダ10は、スレーブ媒体2の下側記録
面にサーボ信号等の情報を転写する下側マスター担体3
と、スレーブ媒体2の上側記録面にサーボ信号等の情報
を転写する上側マスター担体4と、前記下側マスター担
体3を吸着保持して平坦性を矯正する下側吸着部材6を
備えた下側圧接部材(下ホルダ)8と、前記上側マスタ
ー担体4を吸着保持して平坦性を矯正する上側吸着部材
7(下側吸着部材6と同構成)を備えた上側圧接部材
(上ホルダ)9とを備え、これらは中心位置を合わせた
状態で圧接され、スレーブ媒体2の両面に下側マスター
担体3と上側マスター担体4とを対峙密着させる。 【0010】図示のスレーブ媒体2は、円盤状の記録メ
ディア2aの中心部にハブ2bが固着されてなるフレキ
シブルディスクであり、記録メディア2aはフレキシブ
ルなポリエステルシート等からなる円盤状のベースの両
面に磁性体層が形成された記録面を有する。 【0011】前記下側マスター担体3および上側マスタ
ー担体4は、円環状ディスクに形成され、その片面に、
前記スレーブ媒体2の記録面に密着される微細凹凸パタ
ーンによってプリフォーマット記録された転写情報担持
面を有し、これと反対側の面が下側吸着部材6および上
側吸着部材7に真空吸着保持される。この下側マスター
担体3および上側マスター担体4は、必要に応じてスレ
ーブ媒体2との密着性を高めるために、微細凹凸パター
ンの形成部以外の位置でかつ後述の吸着部材6、7の吸
引孔に連通しない位置に微細な孔が表裏を貫通して形成
されて、スレーブ媒体2との密着面間のエアを吸引排出
するように設けられる。 【0012】下側吸着部材6(上側吸着部材7も同様)
は、マスター担体3の大きさに対応した円盤状に設けら
れ、その表面が中心線平均表面粗さRaが0.01〜
0.1μm程度の平面度に平坦に仕上げられた吸着面
(ホルダ面)6aに形成されている。 【0013】この吸着面6aには、直径約2mm以下の
吸引孔6bが約25〜100個がほぼ均等に開口してい
る。図示していないが、この吸引孔6bには吸着部材6
の内部から下側圧接部材8の外部に導出された吸引通路
を経て真空ポンプに接続されて吸引され、吸着面6aに
密着されたマスター担体3の背面を真空吸着し、該マス
ター担体3の平坦性を吸着面6aに沿わせて矯正する。 【0014】下側圧接部材8および上側圧接部材9は円
盤状で一方または両方が軸方向に移動可能に設けられ
て、図示しない開閉機構(押圧機構、締結機構等)によ
って開閉作動するものであり、互いに所定の圧力で圧接
される。外周には鍔部8a,9aを有し閉作動時には上
下の圧接部材8,9の鍔部8a、9aが当接して内部を
密閉状態に保持する。下側圧接部材8の中心部には、ス
レーブ媒体2のハブ2bの中心孔に係合して位置決めす
るピン8bが設けられている。また、下側圧接部材8お
よび上側圧接部材9は図示しない回転機構に連係されて
一体に回転駆動される。 【0015】上記ホルダ10においては、同じ下側マス
ター担体3および上側マスター担体4により複数のスレ
ーブ媒体2に対する磁気転写を行うものであり、まず下
側吸着部材6および上側吸着部材7の吸着面6aにそれ
ぞれ中心位置を合わせて下側マスター担体3および上側
マスター担体4をそれぞれ真空吸着して保持させてお
く。 【0016】そして、上側圧接部材9と下側圧接部材8
とを離間した開状態で、予め初期磁化したスレーブ媒体
2を中心位置を合わせてセットした後、上側圧接部材9
と下側圧接部材8とを接近させて閉作動し、スレーブ媒
体2の両面にマスター担体3,4を密着させる。その
後、上下の磁界印加装置5の移動またはホルダ10の移
動によって、ホルダ10の上下面に上下の磁界印加装置
5を接近させ、ホルダ10を回転させつつ磁界印加装置
5によって転写用磁界を印加して、下側マスター担体3
および上側マスター担体4の転写情報をスレーブ媒体2
の記録面に磁気的に転写記録する。 【0017】初期磁界および転写用磁界を印加する磁界
印加装置5は、面内記録の場合には、例えば、スレーブ
媒体2の半径方向に延びるギャップを有するコアにコイ
ルが巻き付けられたリング型ヘッド電磁石が上下に配設
されてなり、上下で同じ方向にトラック方向と平行に発
生させた転写用磁界を印加する。磁界印加装置5は、永
久磁石装置を両側に配設してもよい。また、磁界印加装
置5を回転移動させてもよい。 【0018】垂直記録の場合の磁界印加装置は、極性の
異なる電磁石または永久磁石をスレーブ媒体2とマスタ
ー担体3とのホルダ10の上下に配置し、垂直方向に磁
界を発生させて印加する。部分的に磁界を印加するもの
では、スレーブ媒体2とマスター担体3とのホルダ10
を移動させるか磁界を移動させて全面の磁気転写を行
う。 【0019】上記の形態によれば、スレーブ媒体2の両
面にマスター担体3,4を密着させる際に、それぞれの
マスター担体3,4を吸着部材6,7によって平坦度の
高い吸着面に真空吸着することにより、平坦性を矯正し
て高めることができる。この平坦な上下のマスター担体
3,4によってスレーブ媒体2を挟むように圧接して密
着させるために、スレーブ媒体2とマスター担体3,4
間に隙間ができることなく全面で均等に密着させること
ができ、マスター担体3,4に形成された凹凸パターン
に正確に対応した磁化パターンをスレーブ媒体2の記録
面に転写記録することができる。また、スレーブ媒体2
と密着する以前にマスター担体3,4は平坦に矯正され
ていることで、密着時にマスター担体3、4が変形せず
スレーブ媒体2との間にコスレが発生せず、ダメージの
発生がなく耐久性および品質が高められるとされてい
る。 【0020】 【発明が解決しようとする課題】しかし、スレーブ媒体
が可撓性のある(フレキシブルな)ものである場合は、
加圧下で磁気転写する場合、スレーブ媒体の一方の面に
マスター担体の凹凸パターンが押しつけられて、凹凸パ
ターンの凹凸形状の影響がスレーブ媒体の他方の面に現
れる虞がある。スレーブ媒体の両面にマスター担体を密
着させて両面同時に磁気転写を行う場合においては、こ
の他方の面に出る影響は無視できないものとなる。即
ち、スレーブ媒体の両面から押圧される凹凸パターン
が、スレーブ媒体の一方の面と他方の面で同じ位置にあ
ると、互いに影響しあって、マスター担体とスレーブ媒
体との密着性が低下してしまう虞がある。 【0021】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、可撓性スレーブ媒体の両面で磁気転写を同
時に行なう場合の、スレーブ媒体とマスター担体との密
着不良をなくして転写信号品質を向上するようにした磁
気記録媒体を提供することを目的とするものである。 【0022】 【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録媒体
は、円盤状の可撓性スレーブ媒体の両面に、微細凹凸パ
ターンからなる信号領域が所定角度間隔で形成された円
盤状のマスター担体を配置し、信号領域をスレーブ媒体
に圧接密着させ、転写用磁界を印加して信号領域を可撓
性スレーブ媒体に磁気転写してなる磁気記録媒体におい
て、信号領域を磁気転写する際に、両マスター担体の信
号領域が重ならないよう信号領域の位置をマスター担体
の円周方向に沿って互いにずらせ、それにより、可撓性
スレーブ媒体の両面に互いに位置をずらせて形成された
信号領域を有してなることを特徴とするものである。 【0023】 【発明の効果】本発明の磁気記録媒体は、微細凹凸パタ
ーンからなる信号領域が所定角度間隔で形成されたマス
ター担体を、可撓性スレーブ媒体の両側に配置して磁気
転写する際に、両マスター担体の信号領域が重ならない
よう信号領域の位置をマスター担体の円周方向に沿って
互いにずらせ、それにより、可撓性スレーブ媒体の両面
に互いに位置をずらせて形成された信号領域を有してい
るので、次の効果を奏する。 【0024】即ち、信号領域の凹凸パターンがスレーブ
媒体に押圧されて反対側にその凹凸形状の影響が出て
も、信号領域が重ならないので、スレーブ媒体の両側の
凹凸パターンが互いに干渉し合うことがない。従って、
可撓性スレーブ媒体の両面で磁気転写を同時に行なう場
合に、スレーブ媒体とマスター担体との密着不良を防止
することにより転写信号品質を向上させることができ
る。 【0025】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図3
を参照して詳細に説明する。図3は、本発明の磁気記録
媒体20を得るための、ホルダ10内に配置されるマス
ター担体3、4およびスレーブ媒体2の互いの位置関係
を示す平面図であり、図3(a)は重ね合わされる前の
マスター担体3、4およびスレーブ媒体2を示し、図3
(b)は重ね合わされたマスター担体3、4およびスレ
ーブ媒体2を示す。上側のマスター担体4は、下面に所
定角度間隔で形成された複数の信号領域4aを有し、下
側のマスター担体3は上面に所定角度間隔で形成された
複数の信号領域3aを有する。なお、信号領域4aと3
aとを区別しやすいように、信号領域3aを斜線を付し
て示してある。 【0026】これらの信号領域3a、4aは、理解を容
易にするために、夫々等間隔に形成された4つの信号領
域4a、3aが簡略化されて模式的に示されている。し
かし、実際は、例えば、特開平10−269566号公
報、特開平11−175973号公報等に開示されてい
るように、多数の信号領域4a、3aが放射状に、且つ
僅かに弧を描くように所定の角度間隔で形成されてお
り、そのトラック方向(円周方向)の幅(長さ)も極め
て微小である。この信号領域3a、4aには、情報信号
に対応した微細な凹凸パターン(図示せず)が各トラッ
ク毎に形成されている。各トラックにおいては、この凹
凸パターンは、例えば、クロック信号、トラッキング用
サーボ信号、アドレス情報信号等を表すように、トラッ
ク長さ方向に順番に配置されている。 【0027】図3(a)では、4つの信号領域4aが、
上下斜め方向に×を構成するように形成され、図3
(b)では4つの信号領域3aが、上下左右に+を構成
するように形成されている。2つのマスター担体3、4
は、スレーブ媒体2を挟んで重ねられる際に、信号領域
3a、4aの位置を重ならないように互いにずらせてい
ることが重要である。 【0028】この信号領域3a、4aの位置をずらせて
いる理由について説明する。前述の、信号領域3a、4
aが担持している情報を表す凹凸パターンが、スレーブ
媒体2に接触するようにマスター担体4が重ねられて圧
接され、磁界印加装置5により磁界を印加されると、凹
凸パターンの凸部(図示せず)に接したスレーブ媒体2
の部分が磁化されて、凹凸パターンに担持された、例え
ば、信号記録の1つとしてプリフォーマット情報がスレ
ーブ媒体に転写される。このとき、2枚のマスター担体
3、4の間にはスレーブ媒体2が配置されて圧接密着さ
れるが、微細凹凸パターンからなる信号領域4a、3a
の凸部が、スレーブ媒体2を押圧してスレーブ媒体2の
面の反対側の面にその影響が出る虞がある。この影響の
程度は、スレーブ媒体2の材質、可撓性の程度、凹凸の
形状等によって異なる。 【0029】そして、信号領域3a、4aが、同じ位置
でスレーブ媒体2を押圧した場合、凹凸パターンの凹凸
形状が互いに干渉し合って、凹凸パターンとスレーブ媒
体2との密着が不良となる虞がある。しかし、前述のよ
うに、信号領域3a、4aが互いに円周方向にずれてい
れば、磁気転写時に影響し合うことが回避される。即
ち、凹凸パターンが圧接されたスレーブ媒体2の裏面
(凹凸パターンが接触している面と反対側の面)が変形
しても、その対応する裏面には他方のマスター担体の凹
凸パターンが圧接されることはないので、互いに影響し
合うことが防止され、スレーブ媒体2とマスター担体
3、4との良好な密着性が確保される。このようにし
て、図3(b)に示されるように、本発明の磁気記録媒
体20は、スレーブ媒体2に信号領域3a、4aの位置
を互いにずらせて形成することにより得られる。 【0030】なお、スレーブ媒体としては塗布型磁気記
録媒体、あるいは金属薄膜型磁気記録媒体を用いる。塗
布型磁気記録媒体としては高密度フレキシブルディスク
などの市販媒体が挙げられる。金属薄膜型磁気記録媒体
については、まず磁性材料としてはCo、Co合金(C
oPtCr、CoCr、CoPtCrTa、CoPtC
rNbTa、CoCrB、CoNi等)、Fe、Fe合
金(FeCo、FePt、FeCoNi)を用いること
ができる。そして磁性材料の下(支持体側)に必要な磁
気異方性をつけるために非磁性の下地層を設けることが
好ましい。結晶構造と格子定数を磁性層に合わすことが
必要である。そのためにはCr、CrTi、CoCr、
CrTa、CrMo、NiAl、Ru等を用いる。
【図面の簡単な説明】 【図1】磁気転写装置の転写状態を示す要部斜視図 【図2】図1の磁気転写装置に使用されるホルダの分解
斜視図 【図3】本発明の磁気記録媒体を得るための、ホルダ内
に配置されるマスター担体およびスレーブ媒体の互いの
位置関係を示す平面図であり、(a)は重ね合わされる
前のマスター担体およびスレーブ媒体を示し、(b)は
重ね合わされたマスター担体およびスレーブ媒体を示
す。 【符号の説明】 2 可撓性スレーブ媒体 3、4 マスター担体 3a、4a 信号領域 20 磁気記録媒体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 円盤状の可撓性スレーブ媒体の両面に、
    微細凹凸パターンからなる信号領域が所定角度間隔で形
    成された円盤状のマスター担体を配置し、前記信号領域
    を前記スレーブ媒体に圧接密着させ、転写用磁界を印加
    して前記信号領域を前記可撓性スレーブ媒体に磁気転写
    してなる磁気記録媒体において、 前記信号領域を磁気転写する際に、前記両マスター担体
    の前記信号領域が重ならないよう該信号領域の位置を前
    記マスター担体の円周方向に沿って互いにずらせ、それ
    により、前記可撓性スレーブ媒体の前記両面に互いに位
    置をずらせて形成された前記信号領域を有してなること
    を特徴とする磁気記録媒体。
JP2002083270A 2002-03-25 2002-03-25 磁気記録媒体 Pending JP2003281716A (ja)

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