JP2003281655A - 家電機器利用モニタリング装置 - Google Patents

家電機器利用モニタリング装置

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JP2003281655A JP2002077143A JP2002077143A JP2003281655A JP 2003281655 A JP2003281655 A JP 2003281655A JP 2002077143 A JP2002077143 A JP 2002077143A JP 2002077143 A JP2002077143 A JP 2002077143A JP 2003281655 A JP2003281655 A JP 2003281655A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の仕様で複数の家電機器に被安否確認者
に精神的な圧迫感を与えることなく簡単に設置可能で、
しかも連続的に家電機器の使用状態を検知できると同時
に、連続した使用状態と不使用状態を高精度で自動的に
測定可能な家電機器利用モニタリング装置を提供するこ
とである。 【解決手段】 家電機器1,3,4の電源線5,6,7
に装着されこの電源線5,6,7の通電情報を電源線
5,6,7に発生する磁場によって検知するとともにそ
の通電情報に係る信号を送信する電源投入検知手段2
と、この電源投入検知手段2からの通電情報に係る信号
を受信して通電情報を収集するとともにその通電情報に
基づいて家電機器1,3,4の使用状況を分析しながら
所定の条件を満足した場合に警報を発する判断手段9
と、この警報を受信する監視手段13を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、独居高齢者などが
日々の生活を通常通り営んでいるかどうかを自動的に把
握するためのモニタリング装置に係り、特には家電機器
の通電状態を電源線に装着されるセンサによって検知・
分析して外部に伝達する家電機器利用モニタリング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】少子・高齢化が急速に進み、また、核家
族化の浸透によって特に地方都市及び山村部における在
宅独居高齢者が近年急増している。このような背景か
ら、独居高齢者を対象とした緊急通報や遠隔生活支援サ
ービスが急速に普及しつつある。しかしながら、一般的
な緊急通報システムは、不具合を感じたときに端末のボ
タンなどを押し下げて役場、消防署、近隣の協力者や親
族、あるいはサービスセンターなどへ通報するものであ
るが、本人がボタンを押すという行動を起こさなければ
ならないため、脳卒中などの際に、このような行動を起
こすことができない場合には機能を果たすことができな
かった。
【0003】このような問題を解決するために、簡易安
否確認装置として玄関ドアやトイレの開閉や冷蔵庫など
の開閉で検知するもの、水道や電力盤の利用状況から検
知するもの、電気ポットの利用を検知するもの、テレビ
やエアコンのリモコンから発する赤外光により利用状況
を検知するものなどが開示されている。例えば、特開2
000−298784号公報(以下、イ号公報とい
う。)には、「要介護者安否確認システム」として「要
介護者宅内に設置されてドアの開閉その他の人の生活行
動に関連する情報としての生活情報信号を出力する生活
情報検知部」を有して独居老人や非健常者などの要介護
者の安否を容易かつ確実に確認することができる発明の
開示がなされている。
【0004】また、特開2001−127896号公報
(以下、ロ号公報という。)には、「安否確認システ
ム」として電話機において、「一定時間が経過すると前
記一定時間内に自機への操作があったか否かを確認する
確認手段」を有して一定時間内に人による何らかの操作
があったか否かの判定を行う発明が開示されている。特
開2000−293774号公報(以下、ハ号公報とい
う。)には、「安否確認装置」として、一人暮らしの老
人がテレビやエアコンなどの家庭電気製品の電源を
「入」等するためにリモコンを操作すると、受光センサ
がリモコンから発せられた光信号を検出する発明が開示
されている。また、ハ号公報では、電気ポットの蓋部に
スイッチが押されると受光センサが検出可能な光信号を
発する光信号発信器(発光ダイオード)を備えたもの
や、イ号公報と同様にトイレや浴室などのドアの開閉に
着目し、ドアの開閉検出センサと連動するように光信号
発信器を設置するものも開示されている。
【0005】このように設置された光信号発信器は光信
号を発し、光信号は受光センサによって受信される。こ
の光センサには安否確認用端末が設置されており、この
安否確認用端末は受光センサで光信号を検出してから安
否確認時間内に再度光信号が検出されない場合に、生存
確認必要信号を電話回線を通じてホストコンピュータに
送信可能としている。
【0006】さらに、特開2001−236584号公
報(以下、ニ号公報という。)には、「安否確認システ
ム」として、「ベッド、トイレ、浴槽、エアコン、カー
ペット、電気毛布、椅子などの機器に装着された体温
計、血圧計、心拍計、呼吸計、体重計などの非侵襲型バ
イタルセンサによって対象者の安否状態を段階別または
種類別に判定する安否判定手段」を備えるものが開示さ
れている。そして、これらの非侵襲型バイタルセンサ出
力信号の所定範囲継続時間によって対象者の安否状態を
判定する継続判定手段をも備えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術においては、例えばイ号公報あるいはハ号公
報に記載のドア等の開閉によって生活情報を得て安否の
確認を行うような場合では、風などによるスイッチのチ
ャタリングで誤動作が出やすく、信号の真偽にかかる信
頼性の点で問題があった。また、ロ号公報に記載された
電話機の使用によって安否の確認を行う方法では、常に
独居高齢者が電話を使うとも限らず、特に個人的な生活
習慣によって適不適があり普遍的な安否確認の方法とは
いえないという問題があった。
【0008】一方、ハ号公報に記載の従来技術の場合
は、リモコンが付属する家電機器は限定されるととも
に、高齢者が必ずしもリモコンを使用しているとは限ら
ないので、これもまた普遍的な安否確認の方法とはいえ
ないという問題があった。また、電気ポットにスイッチ
を設ける場合、生活しながら電気ポットに新たに設置さ
れたスイッチを押すという動作による心理的なプレッシ
ャーがかかる。これはニ号公報に記載の言葉を借りるな
らば「侵襲型」のセンサとも言え、高齢者が快適に電気
ポットを使えず結局は電気ポットの使用をやめてしまう
ような事態も考えられる。
【0009】ニ号公報に記載の従来技術においては、非
侵襲型のバイタルセンサを用いてその出力信号の所定範
囲継続時間によって対象者の安否状態を判定するため、
ハ号公報に記載の従来技術と異なり、高齢者に対するプ
レッシャーはないものの、バイタルセンサを別個に設置
しなければならず、しかもそれぞれのバイタル信号を測
定するものであるため、センサ自体が高価であり、また
複雑で繊細なものでもあるという問題を有していた。
【0010】また、すべての公報に記載の従来技術にお
いては、様々な機器の操作によって発信される信号を受
信して安否の確認を行うという共通の思想は見受けられ
るものの、家の中に存在する複数の家電機器に簡単に、
しかも精神的な圧迫感なしに設置されるというものでは
なく、複数の機器に設置しようとした場合に各々の機器
に設置されるセンサの規格が統一されているというもの
でもなかった。従って、複数の機器の使用状況から安否
の確認を総合的に、効率的に、しかも精度よく行うこと
ができないという問題があった。
【0011】さらに、これらの従来の技術においては、
何らかの機器が使用されている時間に係る積分的な情報
と不使用の時間に係る連続的、積分的な情報の両方の情
報を収集して分析するという思想は開示されていない。
このことについて少し詳細に説明する。
【0012】上述の従来の技術、例えば、イ号乃至ハ号
に開示された技術においては、ドアの開閉によって発生
する信号を受信したり、電話の特定の操作による信号を
受信したり、機器の電源を「入」等する際に発生する信
号を受信したりという、いわばパルス的な情報、すなわ
ち変化に関連する微分的な情報を収集しているものであ
る。また、ニ号公報に開示された技術では、これがバイ
タルセンサによる情報であることから、何らかの継続し
た信号の受信が考えられるため、言わば積分的な情報を
収集していると言えるものの、その何らかの信号を受信
した場合のみの受信であり、何ら信号の発生されていな
い場合に連続的あるいは積分的な情報を得るものではな
い。
【0013】すなわち、家電機器にセンサなどを設置し
た場合に、パルス的なあるいは微分的な信号が発生した
ときにのみ被安否確認者に異常が発生しているとは一概
に言えないし、パルスノイズなどの存在からも精度を欠
く。また、一般的に家電機器が使用されないという異常
と家電機器が使用され続けているという異常の2種類の
異常が考えられるため、この両方の異常を検出できなけ
れば安否確認の精度の向上は図れないという問題があっ
た。
【0014】本発明はかかる従来の事情に対処してなさ
れたものであり、同一の仕様で複数の家電機器に被安否
確認者に精神的な圧迫感を与えることなく簡単に設置可
能で、しかも連続的に家電機器の使用状態を検知できる
と同時に、連続した使用状態と不使用状態を高精度で自
動的に測定可能な家電機器利用モニタリング装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の家電機器利用モニタリング装置は、
家電機器の電源線に装着されこの電源線の通電情報を電
源線に発生する磁場によって検知するとともにその通電
情報に係る信号を送信する電源投入検知手段と、この電
源投入検知手段からの通電情報に係る信号を受信して通
電情報を収集するとともにこの通電情報に基づいて家電
機器の使用状況を分析し所定の条件を満足した場合に警
報を発する判断手段と、この警報を受信する監視手段を
有するものである。
【0016】上記構成の家電機器利用モニタリング装置
は、電源投入検知手段が家電機器の電源が「入」された
場合に電源線周囲に発生する磁場によって検知し、それ
によって独居高齢者が家電機器を利用していることを把
握する。また、この電源投入検知手段は単にパルス的に
検知するものではなく、磁場によるものであるため家電
機器の電源が「入」されている状態であれば常に検知さ
れるという作用を有する。また、電源線周囲であればコ
ンセントあるいは電源タップから家電機器までの間のい
ずれの場所に設置しても磁場による通電情報は検知され
る。電源投入検知手段は、通電情報を判断手段に送信
し、この判断手段で家電機器の使用状況を分析、その結
果によって警報を監視手段に送信して独居高齢者の異常
を親族をはじめとして協力機関や協力員に連絡するとい
う作用を有する。
【0017】また、請求項2に記載の家電機器利用モニ
タリング装置は、請求項1に記載の家電機器利用モニタ
リング装置において、電源投入検知手段が複数存在し、
その各々の電源投入検知手段に予め付与された固有のI
D信号を与えて発信させ、判断手段がこのID信号を通
電情報とともに受信して分析するものである。上記構成
の家電機器利用モニタリング装置においては、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、固有のID番号を付すこ
とによって、どの家電機器が使用されているのかあるい
は使用されていないのかという情報を発信する作用を有
する。
【0018】請求項3記載の発明である家電機器利用モ
ニタリング装置は、請求項2に記載の家電機器利用モニ
タリング装置において、ID信号に優先順位を付すこと
によって、判断手段が通電情報をその優先順位に従って
分析するものである。上記構成の家電機器利用モニタリ
ング装置においては、請求項2に記載の発明の作用に加
えて、優先順位を用いて独居高齢者の生活パターンに沿
った通電情報、すなわち家電機器の使用状況を把握でき
るという作用を有する。例えば、独居高齢者が必ず朝は
炊飯するという生活パターンや、午後に必ずコーヒーを
飲むという生活パターンがあれば、炊飯機とコーヒーメ
ーカーという家電機器の電源線に設置した電源投入検知
手段の優先順位を予め高く設定しておくことによってよ
り精度の高い生活活動状況が把握できる。
【0019】また、請求項4に記載の発明である家電機
器利用モニタリング装置は、請求項1乃至請求項3に記
載の家電機器利用モニタリング装置において、電源投入
検知手段が複数存在するもので、その各々の電源投入検
知手段が設置される複数の家電機器を予め所定のグルー
プ毎に分類しておき、このグループ毎に予め定めたグル
ープ別信号を複数の家電機器の電源線に装着された電源
投入検知手段に付与して発信させ、判断手段が通電情報
をグループ別信号とともに受信してグループ毎に分析す
るというものである。
【0020】上記構成の家電機器利用モニタリング装置
においては、請求項1乃至請求項3に記載の発明の作用
に加えて、グループ毎に分類することによって関連のあ
る家電機器に関する通電情報をまとめて把握できるとい
う作用を有する。例えば、リビングルームの電灯とその
リビングルームにあるテレビの電源を同じグループに設
定しておくと、テレビの電源が「入」になっている場合
にリビングルームの電灯が消灯されているという情報も
受信した場合に、同じグループ内で通常とは異なる通電
情報であるという、より詳細な分析ができるという作用
を有する。
【0021】請求項5記載の発明である家電機器利用モ
ニタリング装置は、請求項4に記載の家電機器利用モニ
タリング装置において、グループ別信号に優先順位を付
しておき、判断手段はその優先順位に従って通電情報を
分析するものである。このように構成される家電機器利
用モニタリング装置においては、グループ毎の優先順位
に従って、請求項3に記載の家電機器利用モニタリング
装置と同様な作用を有する。
【0022】さらに、請求項6に記載の発明である家電
機器利用モニタリング装置は、請求項1乃至請求項5に
記載の家電機器利用モニタリング装置において、所定の
条件として、所定の時間連続して通電が検知されないと
いう通電情報あるいは所定の時間連続して通電が検知さ
れるという通電情報あるいはその両方とするものであ
る。上記構成の家電機器利用モニタリング装置において
は、任意の時間に電源投入検知手段から電源が「入」の
場合であっても「切」の場合であっても通電情報を受信
できるため、警報を発する条件として電源の「入」ある
いは「切」のいずれでもあるいは両方であっても、連続
的にしかもその連続時間は自由に変更可能に通電状況を
検知できるという作用を有する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る家電機器利
用モニタリング装置の実施の形態を図1乃至図8に基づ
き説明する。(請求項1乃至請求項6に対応)図1は本
実施の形態に係る家電機器利用モニタリング装置の概念
図である。図1において、本実施の形態における家電機
器利用モニタリング装置は、独居高齢者などが暮らして
いる部屋に備えられたテレビ1や室内電灯3あるいは扇
風機4などの家電機器の電源コード5,6,7に設置さ
れる電源投入検知装置2を有して無線8a,8b,8c
によって通電状態を示す信号を発信する。
【0024】無線8a,8b,8cによって発信される
信号はレシーバ9によって受信される。このレシーバ9
は受信した通電状態を示す信号を分析して、独居高齢者
などの生活状態を確認する。また、分析によって異常が
確認された場合には異常を通知するための警報信号を発
信する。電源投入検知装置2は図示されないタイマーに
よる間欠運転を行っており、間欠的に運転される毎にテ
レビ1、室内電灯3あるいは扇風機4の電源の「入」、
「切」を確認している。そして、その電源の「入」、
「切」のいずれかを検知すると無線8a,8b,8cに
よってレシーバ9にその信号を発信するのである。レシ
ーバ9によって発せられる警報信号は、接続コード10
と電話機11を経由して電話回線12によって外部監視
端末13に送信される。なお、レシーバ9にモデムを内
蔵するような場合には接続コード10や電話機11を使
用する必要がないことは言うまでもない。
【0025】ここで、図2を用いて本実施の形態にかか
る家電機器利用モニタリング装置の構成について詳細に
説明する。図2は、本実施の形態にかかる家電機器利用
モニタリング装置の構成図である。図2において、家電
機器20の電源コードに設置された電源投入検知装置2
には家電機器20の通電状態を検知する電源投入検知部
14と、この通電状態に関する情報信号を送信する送信
部15が備えられている。電源投入検知部14は、家電
機器20のスイッチが「入」された場合に、電源コード
の周囲に発生する磁界によって誘導起電力を生じるコイ
ルを備えている。このコイルについては、図7及び図8
を参照しながら後述する。また、この電源投入検知部1
4には設置されている家電機器20を判別するためのI
D番号やグループ別番号に関する情報信号を発信する機
能を備えており、誘導起電力に伴う通電状態に関する情
報信号とともに送信部15から発信される。
【0026】電源投入検知部14は前述のとおり、タイ
マーによって間欠的に運転されており、家電製品20の
「入」「切」の信号が入ると、送信部15はその情報信
号を無線8によってレシーバ9の受信部16に伝送す
る。受信部16では、常に情報信号を受信待ちしてお
り、実際に受信するのは、送信部15から「入」「切」
信号が送信された場合である。受信された情報信号はデ
ータ収集部17に伝送され、さらに生活状況判断部18
で情報信号の内容が分析される。生活状況判断部18に
よる分析の結果、異常が生じていると判断される場合に
は、回線接続部19を介して電話回線12によって外部
監視端末13に警報が送信される。また、異常が発生し
ていないような状況であっても日常使用している家電機
器の電源入り切りの状態を把握して、その使用状況に関
して日報のようなレポートで家族や介護の協力員あるい
は専門のサービスセンター職員へ報告する。このような
日報を送付することによれば、危険な状態で今すぐ警報
を発する必要があるというような状況ではないものの、
少しずつ生活状態に変化があるような場合であっても把
握することが可能である。この外部監視端末13は、例
えば独居高齢者のモニタリングを専門に代行するような
企業のサービスセンターなどの施設に備えられるもので
あるが、この他、独居高齢者の近親者などの自宅に設置
されるものであってもよい。また、専用の端末装置を設
けなくとも、携帯電話などへメッセージを送信するよう
なシステムでもよいし、インターネット上の特定のサイ
トへアクセスするようにしてもよい。なお、電源投入検
知部14のタイマーは、可変にしておき設置される家電
機器の重要度、ID番号あるいはグループ別番号、さら
には電源投入検知部14自体の消費電力などを考慮して
調整するとよい。
【0027】電源投入検知装置2の送信部15とレシー
バ9の受信部16の間は、無線8で情報のやり取りがな
される旨、先に説明したが、無線に限ることなく有線で
も構わないし、レシーバ9の回線接続部19と外部監視
端末13の間の情報のやり取りも電話回線に限定するも
のではなく、専用回線、ケーブルテレビ用の回線、WA
N(Wide Area Network)やLAN(Local Area Networ
k)、無線LAN等の各種の通信手段を利用してもよい。
さらに、送信部15と受信部16についてはそれぞれ送
信と受信としたが、これをいずれも送受信部として、例
えば対象となる家電機器の内、重要度が高いものに対し
ては、電源投入検知装置2とデータ収集部17の間で双
方向通信を行い、よりデータの信頼性を向上させるよう
にしてもよい。
【0028】次に、本実施の形態に係る家電機器利用モ
ニタリング装置における通電状態を示すデータの処理に
ついて説明する。図3は、本実施の形態に係る家電機器
利用モニタリング装置のレシーバ内で実施される通電情
報データの処理工程を示すブロック図である。図3にお
いて、ステップS1は、データ処理の開始を示してい
る。ステップS2では電源入切信号の入力の有無を判断
する。この判断は、図2に示されるレシーバ9の受信部
16でなされる。
【0029】電源入切信号の有無とは、最後に検出した
通電状態が、「入」であれば、「切」の状態に変更があ
った場合と、最後に検出した通電状態が「切」であれ
ば、「入」の状態に変更があった場合の2通りを意味し
ている。また、前述のとおり電源投入検知装置には家電
機器のスイッチが「入」された場合に、電源コードの周
囲に発生する磁力線によって誘導起電力を生じるコイル
を備えているため、その誘導起電力が生じている状態
が、「入」の通電状態であり、誘導起電力が生じていな
ければ「切」の通電状態ということになる。なお、この
ステップS2での電源入切信号の有無の判断は、図2に
示される受信部16で常に行われているものである。す
なわち、図2に示される送信部15からの情報信号の送
信がない場合には信号待ちの状態にあり、その状態では
常に「無」であり、送信部15からの情報信号を受信す
ると「入」「切」のいずれであっても「有」という判断
になる。
【0030】次に、電源入切信号が「有」の場合には、
ステップS3に示されるとおりデータ収集が行われる。
このデータ収集は、図2に示されるレシーバ9のデータ
収集部17で行われるものである。一方、電源入切信号
が「無」の場合には、ステップS4に示されるとおり、
生活状況判断がなされることになる。この生活状況判断
は、図2に示されるレシーバ9の生活状況判断部18で
行われるものである。電源入切信号が「無」の場合に
は、図2のレシーバ9のデータ収集部17を素通りして
生活状況判断部18に情報が送信されるのである。この
生活状況判断におけるロジックについては、図4を参照
しながら後述する。
【0031】電源入切信号の入力の有無を確認してステ
ップS3あるいはステップS4で所定の処理を実施した
後、ステップS5でレポート送信時刻に該当するか否か
の判断を行う。レポート送信時刻であれば、ステップS
6においてレポートを送信して、通電情報データの処理
工程を終わる。また、レポート送信時刻でない場合にも
通電情報データの処理工程を終わる。
【0032】次に、図4を参照しながら図2に示される
レシーバの生活状況判断部で実施される判断のロジック
について詳細に説明する。図4は、本実施の形態に係る
家電機器利用モニタリング装置のレシーバの生活状況判
断部でなされる通電情報データの処理工程を示すブロッ
ク図である。図4において、ステップS4−1は、電源
入切信号が「無」の場合に生活状況判断のためのロジッ
クが開始されるステップを示している。
【0033】まず、ステップS4−2で電源切断時間間
隔の異常の有無の判断を行う。「発明が解決しようとす
る課題」の欄で述べたとおり、独居高齢者に発生する異
常と考えられる状態には、家電機器が使用されないとい
う異常と家電機器が使用され続けているという異常の2
種類の異常が考えられ、このステップS4−2では、モ
ニタリング対象の家電機器が長時間使用されていないと
いう異常を検知するものである。ここで、異常ありと判
断された場合には、次のステップS4−3で警報を発信
する。この警報の発信は図2における回線接続部19と
電話回線12を介して外部監視端末13に対して行われ
るものである。
【0034】次に、ステップS4−2で電源切断時間間
隔の異常がないと判断された場合には、ステップS4−
4で電源投入時間間隔の異常の有無の判断を行う。この
ステップS4−4では、モニタリング対象の家電機器が
長時間使用されているという異常を検知するものであ
る。ステップS4−4で異常がありと判断された場合に
は、次のステップS4−5で警報を発信する。この警報
の発信もステップS4−3と同様に図2における回線接
続部19と電話回線12を介して外部監視端末13に対
して行われるものである。さらに、このステップS4−
4で相関分析を行うようにしてもよい。リビングルーム
に設置された家電機器、例えば部屋の電灯、こたつ、テ
レビ、ラジオなどをグループ化したような場合に、夜に
電灯の電源は「切」であるにもかかわらず、ラジオやテ
レビが「入」であるような場合に、グループ間の相関分
析を行うことによって、短時間のため電源切断時間間隔
や電源投入時間間隔のみの異常検出ステップでは検知で
きなかった異常が検知できる可能性が高い。また、その
ほかさらにダイニングルームに設置された家電機器も他
のグループとしておき、グループ内のみならずグループ
間での相関分析を行うことも可能である。もちろん、グ
ループを設定しなくともIDを各々の家電機器に付与し
ておけば家電機器毎の相関分析が可能である。
【0035】ステップS4−3で警報を発信した後、ス
テップS4−5で警報を発信した後、あるいはステップ
S4−4で異常のないことを確認した後、ステップS4
−6に進む。ここでは、電源投入検知装置が複数存在
し、前述したグループ番号やID番号に関する情報信号
とともに電源投入検知部が通電状態に関する信号を発信
している場合に、全グループ及び全IDについて生活状
態の判断を実施したか否かの判断を行うものである。全
グループあるいは全IDについて実施していなければ、
再度ステップS4−2まで戻り、上述のステップS4−
6までを繰り返す。最後に、全グループ及びIDを終了
した場合には、最後の終了のステップS4−7となる。
【0036】なお、ステップS4−2における電源切断
時間間隔やステップS4−4における電源投入時間間隔
は、生活状況判断部において自由に設定でき、さらに設
定したグループ毎あるいはID毎にも設定できるもので
ある。これらのIDやグループに優先順位を設けること
によって、被安否確認者の状態に応じて生活に重要と考
えられる家電機器のみについて生活状況を判断したりす
ることや、得られた生活状況判断の結果に重みをつける
ことも可能である。また、生活パターンや個性によって
使用頻度の高い家電機器を重点的に判断したり、一定の
家電機器と家電機器の使用の相関なども分析することが
可能となるため、総合的、効率的かつ高精度のモニタリ
ングが可能となる。
【0037】次に本実施の形態に係る家電機器利用モニ
タリング装置の外部監視端末での情報表示について図5
及び図6を用いて説明する。図5は本実施の形態に係る
家電機器利用モニタリング装置の外部監視端末に表示さ
れる異常なしの場合の画面を示す概念図である。前述の
とおり、異常がなくとも日報のようなレポートが所定の
送信時刻となると送信される。図5において、画面21
は外部監視端末に表示されるイメージである。画面21
には、独居高齢者などの氏名を表示するための氏名欄2
2と日付を示す日付欄23が設けられている。氏名欄2
2は、前述のとおり企業などが複数の独居高齢者などの
モニタリングを行う場合を想定した場合に設けられるも
のの、例えば、外部監視端末を独居高齢者の家族にリー
スなどした場合で常に同一人物のモニタリングを行う際
には省略しても構わない。
【0038】画面21の左側には、家電機器表示欄24
a〜24hが設けられており、電源投入検知装置が設置
されている家電機器を一目で確認できるように工夫され
ている。さらに、この家電機器表示欄24a〜24hの
表示方法としては、先のグループ番号別あるいはID番
号順に表示するなどの工夫が考えられる。家電機器表示
欄24a〜24hの右隣には、使用状況表示バー25a
〜25fが表示されており、各々の家電機器が使用ある
いは不使用である状態が把握できるようになっている。
例えば、家電機器表示欄24aに示される電灯は、使用
状況表示バー25aによれば、午前6時にはすでに使用
されていたものの明るくなってきた午前10前には消さ
れており、暗くなってきた午後3時以降に再び点灯され
ていることがわかる。使用状況表示バー25a〜25f
は、経時線28と共に表示されているため、1日のうち
でどのように家電機器が利用されているかを容易に把握
することができる。
【0039】また、水平スクロールバー26によって異
なる時間帯についてもチェックすることができる。特記
欄27には、これらの家電機器の使用状況に対するコメ
ントなどが記載される。本図に示される状況では、特に
異常な点が発見できないため、「いつもと変わりありま
せん。」というメッセージと、「扇風機とコタツは現在
未使用です。」というメッセージが記載されている。こ
れらのメッセージの精度を高めるためには、予め安否を
確認したい独居高齢者などの生活パターンを把握してお
く必要がある。使用頻度、時間や、その対象となる家電
機器の種類などを把握しておき、前述のとおりグループ
化したりID番号を付与しておいたりすることによって
モニタリングを効率よくまた精度よく実施することがで
きる。
【0040】次に、図6は本実施の形態に係る家電機器
利用モニタリング装置の外部監視端末に表示される異常
ありの場合の画面を示す概念図である。図6において、
図5に示されるものと同一のものについては同一の符号
を付し、その構成の説明は省略する。図5と同様に、家
電機器表示欄24aに示される電灯を例にとると、今回
は朝7時から正午を過ぎ、午後になっても消灯されるこ
となく長時間に亘って電灯がついていることがわかる。
さらに、食生活のために必要な炊飯器や電子レンジは全
く使用されていない。
【0041】このような表示が画面21に現れている場
合には、異常の状態を示していると考えられる。特記欄
27には、「10時間以上、テレビが使用されていませ
ん。」、「24時間以上、炊飯器、電子レンジが使用さ
れていません。」、「12時間以上、電灯が使用されて
います。」という表示がなされる。さらに、電話ボタン
29が表示されてサービスセンターの管理者あるいは家
族の自宅に外部監視端末がある場合には家族に電話を促
している。このような警報は、図4を用いて説明したよ
うに電源切断時間間隔の異常あるいは電源投入時間間隔
の異常によって表示されるものである。
【0042】ここで、図7と図8を参照しながら家電機
器利用モニタリング装置の電源投入検知部の構造につい
て説明する。図7は本実施の形態に係る家電機器利用モ
ニタリング装置の電源投入検知部の一部を示す概略構造
図である。図7において、電源投入検知部は鉄心32の
周囲にコイル33を巻いた構造を含んでおり、このコイ
ル33の端部はそれぞれ検知アンプ34に接続されてお
り通電状態を示す電気信号を増幅している。鉄心32と
コイル33は、本図では図示されない家電機器の電源コ
ード31上あるいは周囲に設置され、家電機器の電源を
「入」にして電気が流れた場合に誘起起電力を発生させ
るものである。
【0043】図8は鉄心とコイルの周囲に発生する磁力
線の分布を示す概念図である。図8において、電源コー
ド31が通電されると鉄心32とコイル33の周囲には
矢印で示される磁力線35が図示されるような方向に発
生する。この磁力線35とコイル33によって誘起起電
力が発生し、この誘起起電力を図7の検知アンプ34で
増幅させるというものである。このように誘起起電力を
利用するため、通電の変化を示すパルス的あるいは微分
的な情報を収集するのではなく、連続的あるいは積分的
な情報を収集することができる。なお、磁界中のコイル
33が発生する誘導起電力Φ(t)は以下のように表現
される。
【0044】
【数1】 また、平行導線中の電流Iによる磁界Hは、右ねじの法
則から次式のように算出される。
【0045】
【数2】 このように構成された家電機器利用モニタリング装置に
おいては、家電機器の電源コードに装着する電源投入検
知装置を備えているため、同一の仕様で複数の家電機器
に被安否確認者に精神的な圧迫感を与えることなく簡単
に設置可能である。
【0046】しかも、この電源投入検知装置は通電状態
を示す信号として誘起起電力を検知してその信号を発信
して処理するため、連続的に家電機器の使用状態を検知
できると同時に、連続した使用状態と不使用状態を高精
度で自動的に測定可能である。さらに、電源投入検知装
置は、予め分類したグループ別あるいは付与したID番
号などに係る信号を発生して家電機器の通電状態と併せ
て送信可能であるため独居高齢者などの生活パターンに
応じて、いわばオーダーメイドのモニタリングシステム
を構築することが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
乃至請求項6に記載の家電機器利用モニタリング装置に
おいては、家電機器の電源線に装着される電源投入検知
手段を備えるため、同一の仕様で複数の家電機器に被安
否確認者に精神的な圧迫感を与えることなく簡単に設置
可能である。しかも、この電源投入検知手段は通電状態
を示す信号として誘起起電力を検知してその信号を発信
して処理するため、連続的に家電機器の使用状態を検知
できると同時に、連続した使用状態と不使用状態を高精
度で自動的に測定可能である。
【0048】さらに、特に請求項2記載の家電機器利用
モニタリング装置においては、予め付与されたID信号
を発信するため、ID信号に即して個別に通電情報を分
析することができる。そして、特に請求項3記載の家電
機器利用モニタリング装置においては、ID信号に優先
順位を付したため、被安否確認者の生活パターンや個性
に即した精度の高いオーダーメイドのモニタリングを可
能とするものである。また、特に請求項4記載の家電機
器利用モニタリング装置においては、予め分類されたグ
ループ毎のグループ別信号を発信するため、グループ毎
に通電情報を分析することが可能となり、これも独居高
齢者等被安否確認者の生活パターンや個性に即した精度
の高いモニタリングを可能とするものである。
【0049】特に請求項5に記載の家電機器利用モニタ
リング装置も請求項3と同様に家電機器利用モニタリン
グ装置の精度向上を図ることができる。最後に特に請求
項6に記載の家電機器利用モニタリング装置において
は、所定の時間連続して通電が検知されないという通電
情報、所定の時間連続して通電が検知されるという通電
情報、あるいはその両方という通電情報の選択が可能で
あることから被安否確認者の状態など考慮しながら家電
機器利用モニタリング装置のバリエーションが広がると
共に、必要に応じて精度の向上も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る家電機器利用モニタ
リング装置の概念図である。
【図2】本実施の形態にかかる家電機器利用モニタリン
グ装置の構成図である。
【図3】本実施の形態に係る家電機器利用モニタリング
装置のレシーバ内で実施される通電情報データの処理工
程を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態に係る家電機器利用モニタリング
装置のレシーバの生活状況判断部でなされる通電情報デ
ータの処理工程を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態に係る家電機器利用モニタリング
装置の外部監視端末に表示される異常なしの場合の画面
を示す概念図である。
【図6】本実施の形態に係る家電機器利用モニタリング
装置の外部監視端末に表示される異常ありの場合の画面
を示す概念図である。
【図7】本実施の形態に係る家電機器利用モニタリング
装置の電源投入検知部の一部を示す概略構造図である。
【図8】本実施の形態に係る家電機器利用モニタリング
装置の電源投入検知部の鉄心とコイルの周囲に発生する
磁力線の分布を示す概念図である。
【符号の説明】
1…テレビ 2…電源投入検知装置 3…室内電灯 4
…扇風機 5…電源コード 6…電源コード 7…電源
コード 8a,8b,8c…無線 9…レシーバ 10
…接続コード 11…電話機 12…電話回線 13…
外部監視端末 14…電源投入検知部 15…送信部 16…受信部
17…データ収集部 18…生活状況判断部 19…回
線切替部 20…家電機器 21…画面 22…氏名欄
23…日付欄 24a〜24h…家電機器表示欄 2
5…使用状況表示バー 26…水平スクロールバー 2
7…特記欄 28…経時線 29…電話ボタン 31…
電源コード 32…鉄心 33…コイル 34…検知ア
ンプ 35…磁力線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/04 H04M 11/04 (72)発明者 松本 佳昭 山口県宇部市大字東岐波5612番地の7 (72)発明者 吉木 大司 山口県宇部市沼2丁目5番54−208号 (72)発明者 中西 政美 山口県山口市大字秋穂二島6181番地 (72)発明者 見山 友裕 山口県宇部市大字小串109番地の15 (72)発明者 宇野 敦志 山口県下関市綾羅木本町9丁目10番8号 Fターム(参考) 5C086 AA22 BA01 BA13 CA08 CB40 DA08 DA14 EA04 EA13 EA45 FA06 FA18 5C087 AA02 AA03 AA24 AA25 AA37 BB03 BB12 BB18 BB74 DD03 DD24 DD37 EE07 EE16 EE18 FF01 FF02 FF04 FF08 FF17 FF19 FF20 GG11 GG19 GG23 GG30 GG32 GG36 GG55 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5K101 KK14 LL01 MM07 NN01 NN14 RR12 RR27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家電機器の電源線に装着されこの電源線
    の通電情報を電源線に発生する磁場によって検知すると
    ともにその通電情報に係る信号を送信する電源投入検知
    手段と、この電源投入検知手段からの通電情報に係る信
    号を受信して通電情報を収集するとともにこの通電情報
    に基づいて前記家電機器の使用状況を分析し所定の条件
    を満足した場合に警報を発する判断手段と、この警報を
    受信する監視手段とを有することを特徴とする家電機器
    利用モニタリング装置。
  2. 【請求項2】 前記電源投入検知手段は複数存在し、そ
    の各々の電源投入検知手段に予め付与された固有のID
    信号を有して発信し、前記判断手段は前記通電情報を前
    記ID信号とともに受信して分析することを特徴とする
    請求項1記載の家電機器利用モニタリング装置。
  3. 【請求項3】 前記ID信号に優先順位を付して、前記
    判断手段は、前記通電情報をその優先順位に従って分析
    することを特徴とする請求項2記載の家電機器利用モニ
    タリング装置。
  4. 【請求項4】 前記電源投入検知手段は複数存在し、そ
    の各々の電源投入検知手段が設置される複数の前記家電
    機器を予め所定のグループ毎に分類し、このグループ毎
    に予め定めたグループ別信号を前記複数の家電機器の電
    源線に装着された電源投入検知手段に付与して発信し、
    前記判断手段は前記通電情報を前記グループ別信号とと
    もに受信して前記グループ毎に分析することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3記載の家電機器利用モニタリン
    グ装置。
  5. 【請求項5】 前記グループ別信号に優先順位を付し
    て、前記判断手段は、前記通電情報をその優先順位に従
    って分析することを特徴とする請求項4記載の家電機器
    利用モニタリング装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の条件は、所定の時間連続して
    通電が検知されないという通電情報あるいは所定の時間
    連続して通電が検知されるという通電情報あるいはその
    両方であることを特徴とする請求項1乃至請求項5記載
    の家電機器利用モニタリング装置。
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