JP2003280256A - 負帯電性非磁性一成分現像剤 - Google Patents

負帯電性非磁性一成分現像剤

Info

Publication number
JP2003280256A
JP2003280256A JP2002086865A JP2002086865A JP2003280256A JP 2003280256 A JP2003280256 A JP 2003280256A JP 2002086865 A JP2002086865 A JP 2002086865A JP 2002086865 A JP2002086865 A JP 2002086865A JP 2003280256 A JP2003280256 A JP 2003280256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
fine particles
component developer
acid
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002086865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3819796B2 (ja
Inventor
Takahiro Mita
貴博 三田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomoegawa Co Ltd
Original Assignee
Tomoegawa Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomoegawa Paper Co Ltd filed Critical Tomoegawa Paper Co Ltd
Priority to JP2002086865A priority Critical patent/JP3819796B2/ja
Publication of JP2003280256A publication Critical patent/JP2003280256A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3819796B2 publication Critical patent/JP3819796B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯電制御剤を含有させないにもかかわらず、
安定して十分な摩擦帯電性を有する負帯電性非磁性一成
分現像剤を提供する。 【解決手段】 本発明の負帯電性非磁性一成分現像剤
は、結着樹脂と着色剤とを含有すると共に、帯電制御剤
を含有しない負帯電性非磁性トナー粒子の表面に、少な
くとも、平均一次粒子径が25nm以下の無機微粒子が
付着してなることを特徴とする。また、前記無機微粒子
の平均一次粒子径が5nm以上であることが好ましい。
また、前記無機微粒子のフェライトキャリアに対する帯
電量が−200μC/g以下であることが好ましい。ま
た、前記無機微粒子の配合量が、前記トナー粒子100
質量部に対して0.2〜2.0質量部であることが好ま
しい。また、前記無機微粒子としては、疎水性シリカ微
粒子が好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法等によ
り静電潜像の現像に用いる負帯電性非磁性一成分現像剤
に係り、特に、帯電制御剤を含有させることなく、負帯
電性非磁性一成分現像剤に良好な摩擦帯電性を付与する
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法等における現像方式と
しては、(1)結着樹脂を主成分とする絶縁性トナー粒
子と磁性キャリアとを含有する二成分現像剤を摩擦によ
り帯電させ、感光体上に形成した静電潜像を磁気ブラシ
により現像する「二成分現像方式」と、(2)磁性トナ
ー粒子のみからなる一成分現像剤を用いて現像する「磁
性一成分現像方式」と、(3)非磁性トナー粒子のみか
らなる非磁性一成分現像剤を用いて現像ローラ上に薄層
(現像剤層)を形成し、感光体と接触又は非接触で現像
する「非磁性一成分現像方式」とが知られている。
【0003】これらの現像方式の中で、非磁性一成分現
像方式では、二成分現像方式と同様に、良好な可視画像
を得るためには、用いる非磁性一成分現像剤に十分な摩
擦帯電性を付与することが必要である。そこで、現像剤
層の厚み等の規制や現像剤への帯電性付与を目的とし
て、現像ローラにゴム又は金属製のブレード部材を圧接
して用いることが一般的である。しかしながら、このよ
うに現像ローラ側の構成を工夫しても、現像剤に磁性キ
ャリアを使用しない非磁性一成分現像剤は、二成分現像
剤に比べて帯電しにくい傾向にある。そのため、非磁性
一成分現像方式では、現像剤に、摩擦帯電性を一定に制
御するための帯電制御剤を含有させて、比較的高い電荷
を確保することが必須となっている。例えば、負帯電性
現像剤では、クロム等の金属を含有する含金属錯体染料
(例えばアゾ系染料)、オキシカルボン酸金属錯体(例
えばサリチル酸金属錯体)等の負帯電制御剤(負電荷帯
電制御剤)が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、帯電制
御剤を含有させた非磁性一成分現像剤では、以下のよう
な問題点があった。第1に、トナー粒子の摩擦帯電性
は、粒子の主成分である結着樹脂や着色剤の帯電性が大
きく関与するが、表面に露出している帯電制御剤の関与
も大きいため、連続して多数枚のプリントを行うと、ト
ナー粒子表面の帯電制御剤がトナー粒子内部に埋没す
る、あるいは逆にトナー粒子内部の帯電制御剤がトナー
粒子表面に浮き出るなどして、トナー粒子表面の摩擦帯
電性が変化し、所望の画像が得られなくなる恐れがあっ
た。
【0005】第2に、感光体として表面が樹脂組成物か
らなる有機感光体を用いる場合には、現像時に、トナー
との間に発生する摺擦力により、トナーの成分が感光体
表面に付着するいわゆるフィルミング現象が生じやすい
が、トナーの成分の中でもトナー粒子表面に露出した帯
電制御剤が感光体表面の汚染の原因となりやすいという
問題があった。なお、感光体表面の汚染が進行すると、
感光体の帯電特性が劣化し、良好な画像が得られなくな
る恐れがある。また、この問題は特に、金属錯塩等から
なる帯電制御剤において顕著となっている。
【0006】第3に、帯電制御剤は、現像剤を調製する
際の溶融混練時や、画像のプリント時に転写媒体に定着
する際に高温に曝されるが、特に酸価の高い結着樹脂が
共存する場合には、帯電制御剤を合成する際の有色の前
駆物質が分解生成されてしまうことがあった。また、画
像のプリント時にこのような前駆物質が生成すると、定
着部周囲の高温環境下で昇華し、排気部を汚染する恐れ
もあった。なお、この問題は特に、機械内に気流が滞り
熱が溜まりやすい、最近のコンパクト化された複写機、
プリンターにおいて顕著となっている。
【0007】第4に、従来から使用されている負帯電制
御剤は、クロム含有錯体等の重金属を含有する化合物を
はじめ、環境安全性の面で注意を要するものが多い。実
際には、各種毒性テストや安全性テストを合格した現像
剤のみが使用され、環境安全性の面で問題になることは
ないが、このような帯電制御剤の使用を避けることがよ
り好ましい。また、帯電制御剤は現像剤の主成分である
結着樹脂や着色剤に比べて単価が高いため、数質量%程
度の少量の添加にもかかわらず、現像剤の高コスト化に
つながるという問題もあった。
【0008】以上の理由から、帯電制御剤を含有しない
非磁性一成分現像剤の開発が必要となっている。ここ
で、二成分現像剤については、特開平8−76483号
公報に、トナー粒子やキャリアの構成を規定することに
より、帯電制御剤を不要とした発明が開示されている
が、非磁性一成分現像方式では、帯電制御剤を含有させ
ずに十分な摩擦帯電性を確保することが極めて困難であ
り、これまで帯電制御剤を含有しない非磁性一成分現像
剤は開発されていないのが現状である。
【0009】そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり、帯電制御剤を含有させないにもかかわら
ず、安定して十分な摩擦帯電性を有する非磁性一成分現
像剤を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するべく検討を行い、以下の負帯電性非磁性一成分現
像剤を発明するに到った。本発明の負帯電性非磁性一成
分現像剤は、結着樹脂と着色剤とを含有すると共に、帯
電制御剤を含有しない負帯電性非磁性トナー粒子の表面
に、少なくとも、平均一次粒子径が25nm以下の無機
微粒子が付着してなることを特徴とする。また、本発明
の負帯電性非磁性一成分現像剤において、前記無機微粒
子の平均一次粒子径が5nm以上であることが好まし
い。また、前記無機微粒子のフェライトキャリアに対す
る帯電量が−200μC/g以下であることが好まし
い。また、前記無機微粒子の配合量が、前記トナー粒子
100質量部に対して0.2〜2.0質量部であること
が好ましい。また、前記無機微粒子としては、疎水性シ
リカ微粒子が好適である。また、前記結着樹脂の酸価が
1〜30mgKOH/gであることが好ましい。また、
前記結着樹脂としては、特にポリエステル樹脂が好適で
ある。
【0011】なお、本明細書において、一成分現像剤が
「非磁性」であるとは、少なくともトナー粒子が非磁性
であることを意味しているものとし、例えば、非磁性ト
ナー粒子の表面に磁性粉を付着させたものは、非磁性一
成分現像剤に含まれるものとする。また、本明細書にお
いて、「無機微粒子のフェライトキャリアに対する帯電
量」は、25℃、相対湿度50〜60%の環境下に1晩
放置した無機微粒子2gと、200〜300メッシュに
主体粒度を有するキャリア鉄粉(パウダーテック社、商
品名:TEFV200/300)とを混合し、東芝ケミ
カル社製ブローオフ摩擦帯電量測定装置にて、相対圧1
kg/cm2の窒素ガスでブローオフする条件で、測定
されるものとする。また、「結着樹脂の酸価」は、JI
SK−0070に基づいて測定されるものとする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
本発明の負帯電性非磁性一成分現像剤は、結着樹脂と着
色剤とを含有すると共に、帯電制御剤を含有しない負帯
電性非磁性トナー粒子の表面に、少なくとも無機微粒子
が付着したものである。
【0013】ここで、トナー粒子を構成する結着樹脂と
しては、アニオン性極性基を有する負帯電性の樹脂が好
適である。アニオン性極性基を有する樹脂としては、基
本樹脂にアニオン性極性基を導入したものが挙げられ、
基本樹脂としては、スチレン、α−メチルスチレン、ク
ロルスチレン等のスチレン類、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸オクチル、アクリル酸アルキルエステル
等のアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸
ブチル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ステアリ
ル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸アルキルエ
ステル等のメタクリル酸エステル類、アクリロニトリ
ル、マレイン酸、マレイン酸エステル、塩化ビニル、酢
酸ビニル、安息香酸ビニル、ビニルメチルケトン、ビニ
ルヘキシルケトン、ビニルメチルエーテル、ビニルエチ
ルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニル単量
体等の単独重合体又は共重合体、エポキシ樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリウレタン樹脂、シクロオレフィン樹脂
等が挙げられる。なお、1種の結着樹脂を単独で用いて
も良いし、2種以上の結着樹脂を併用しても良い。
【0014】結着樹脂の酸価は1〜30mgKOH/g
であることが好ましく、1〜10mgKOH/gである
ことがより好ましい。結着樹脂の酸価をこの範囲に規定
することにより、十分な摩擦帯電性を有する現像剤が得
られる。なお、結着樹脂の酸価が1mgKOH/g未満
では、十分な負帯電性が得られない恐れがあり、30m
gKOH/g超では、高湿度環境下で水分の影響を受け
やすく帯電不良を生じる恐れがある。
【0015】また、酸価の制御が容易であることから、
結着樹脂としては例示したものの中でもポリエステル樹
脂が好適である。ここで、ポリエステル樹脂を構成する
多価アルコール成分としては、ジエタノールアミン、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、イソプレングリコール、オクタンジオー
ル、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、ス
ピログリコール、ネオペンチルグリコール、1,3−ブ
タンジオール、1,4−ブタンジオール、2−ブチル−
2−エチル−1,3−プロパンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、ヘキシレングリコール、1,5−ペンタ
ンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、
ヒドロベンゾイン、ビス(β−ヒドロキシエチル)テレ
フタレート、ビス(ヒドロキシブチル)テレフタレー
ト、ポリオキシエチレン化ビスフェノールA、ポリオキ
シプロピレン化ビスフェノールA、ポリオキシエチレン
化ビフェノール、ポリオキシプロピレン化ビフェノー
ル、1,12−ドデカンジオール(炭素数12)、1,
14テトラデカンジオール(炭素数14)、ポリエチレ
ングリコール、ポリテトラメチレングリコール等のジオ
ール類が挙げられる。
【0016】また、多価アルコール成分としては、ジオ
ール類の他、グリセリン、トリメチロールプロパン、ト
リメチロールエタン、トリエタノールアミン、ペンタエ
リスリトール、ソルビトール、グリセロール、1,3,
5−トリヒドロキシメチルベンゼン、グリセリン−トリ
12−ヒドロキシステアラート、ガラクチトール−ヘキ
サポリイソプロピルエーテル等のポリオール類を用いる
こともできる。
【0017】また、ポリエステル樹脂を構成する多価カ
ルボン酸成分としては、フマル酸、マレイン酸、コハク
酸、イタコン酸、メサコニン酸、シトラコン酸、グルタ
コン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、シク
ロヘキサンジカルボン酸、シクロヘキセンジカルボン
酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、ナフタレ
ンジカルボン酸、ビフェニル−4,4−ジカルボン酸、
2,3ーピペラジン−ジカルボン酸、イミノジカルボン
酸、イミダゾール−4,5−ジカルボン酸、ピペリジン
ジカルボン酸、N−フェニルピラゾールジカルボン酸、
ピリジンジカルボン酸、カルバゾール−3,6−ジカル
ボン酸、9−メチルカルバゾール−3,6−ジカルボン
酸、カルバゾール−3,6−ジ酪酸、カルバゾール−
3,6−γ,γ'−ジケト酪酸、4−ヒドロキシイソフ
タル酸、5−ヒドロキシイソフタル酸、4,6−ジヒド
ロキシイソフタル酸、2,5−ジヒドロキシ−1,4−
ベンゼン二酢酸、ケリダム酸、ビス(2−ヒドロキシ−
3−カルボキシフェニル)メタン等のジカルボン酸が挙
げられる。
【0018】また、多価カルボン酸成分としては、ジカ
ルボン酸の他、トリメリット酸、ピロメリット酸、1,
2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、1,2,4−
ナフタレントリカルボン酸、2,5,7−ナフタレンジ
カルボン酸、ピリジントリカルボン酸、ピリジン−2,
3,4,6−テトラカルボン酸、1,2,7,8−テト
ラカルボン酸、ブタンテトラカルボン酸等のポリカルボ
ン酸を用いることもできる。なお、多価カルボン酸成分
としては、ジカルボン酸、ポリカルボン酸の他、これら
の無水物又は低級アルキルエステルを用いることもでき
る。
【0019】また、トナー粒子を構成する着色剤として
は、カーボンブラック、アニリンブルー、カルコオイル
ブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュ
ポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルー
クロライド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリー
ンオキサレート、ランプブラック、ローズベンガル等が
挙げられる。これらは1種を単独で用いても良いし、2
種以上を併用しても良い。着色剤は十分な濃度の可視像
が得られるように配合すれば良く、その配合量は一般
に、結着樹脂100質量部に対して1〜20質量部程度
とされる。
【0020】トナー粒子は、結着樹脂と着色剤の他、必
要に応じて、離型剤(オフセット防止剤)、流動性改善
用滑剤等を含有するものであっても良い。ここで、必要
に応じて配合される離型剤としては、ワックス、高級脂
肪酸、高級脂肪酸アミド、硬化ひまし油等が挙げられ
る。また、ワックスとしては、低分子量ポリエチレン、
低分子量ポリプロピレン等のポリオレフィン系ワック
ス、パラフィンワックス、フィッシャートロプシュワッ
クス、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ラ
イスワックス等が挙げられる。これらの離型剤は1種を
単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。ま
た、離型剤の配合量は、トナー粒子100質量部に対し
て1.5〜15質量部とすることが好ましい。
【0021】また、トナー粒子には、感光体を保護する
と共に、現像特性を劣化させることなく、高品質の画像
を得るために、高級脂肪酸、オレフィンー無水マレイン
酸共重合体等を適宜添加することもできる。
【0022】以上のように構成されたトナー粒子は、溶
融混練・粉砕法により製造することができる。すなわ
ち、結着樹脂、着色剤等の必要原料を、スーパーミキサ
ー等のミキサーで混合し、二軸押出混練機等で熱溶融混
練後、ジェットミル等の粉砕機で粉砕し、乾式気流分吸
機等の分級機で分級することにより、体積平均粒子径6
〜12μm程度のトナー粒子を得ることができる。ま
た、溶融混練・粉砕法のみならず、重合法等の他の方法
によっても、トナー粒子を得ることができる。
【0023】また、本発明の現像剤では、トナー粒子の
表面に無機微粒子を付着させることが特徴的なものとな
っているが、付着させる無機微粒子の平均一次粒子径は
25nm以下とされる。また、無機微粒子の平均一次粒
子径は5nm以上であることが好ましく、5〜20nm
であることがより好ましい。例えば、球状微粒子では、
粒子径5〜25nmは、BET比表面積100〜500
2/gに相当する。付着させる無機微粒子の平均一次
粒子径が25nm超では、十分な摩擦帯電性を付与でき
ない恐れがある。なお、無機微粒子の平均一次粒子径
は、電子顕微鏡にて映し出された画像を解析することに
より求めることができる。また、BET比表面積は、例
えば、 高精度自動ガス吸着装置(日本ベル社製、商品
名:BELSORP28)等を用い、吸着ガスとして不
活性ガスであるN 2ガスを用いて測定することができ
る。なお、BET比表面積S(m2/g)は、試料の表
面に単分子層を形成するのに必要な吸着量Vm(cm3
/g)に基づいて、下記式により求められる。 S=4.35×Vm(m2/g)
【0024】本発明の現像剤において、無機微粒子の配
合量が、トナー粒子100質量部に対して0.2〜2.
0質量部であることが好ましく、0.3〜1.5質量部
であることがより好ましく、0.5〜1.2質量部であ
ることが特に好ましい。無機微粒子の配合量が0.2質
量部未満では、個々のトナー粒子に対する付着が不均一
になり、トナー粒子に均一かつ十分な摩擦帯電性を付与
できず、カブリや転写不良を引き起こす恐れがある。ま
た、現像剤の流動性が低下するため、現像ローラ上に均
一な現像剤層を形成できず、十分な画像濃度が得られな
くなる恐れもある。また、無機微粒子の配合量が2.0
質量部超では、遊離した無機微粒子が現像装置内を汚染
する恐れがあると共に、トナー粒子表面の熱伝導性が低
下し、定着強度が低下する恐れがある。また、現像装置
の容器のシール部などから現像剤の漏れなどが起こり現
像装置周辺を汚染する恐れもある。
【0025】また、無機微粒子のフェライトキャリアに
対する帯電量が−200μC/g以下であることが好ま
しく、−400μC/g以下であることがより好まし
い。帯電量が−200μC/g超では、十分な摩擦帯電
量を与えることができずカブリや転写不良などを引き起
こす恐れがある。なお、帯電量が−200μC/g超で
あっても、無機微粒子の配合量を増加させれば、全体と
して摩擦帯電量を増大させることができるが、無機微粒
子の配合量が前述の範囲を超えると、先に述べたように
好ましくない。
【0026】なお、無機微粒子は、トナー粒子にその一
部が埋没した状態で付着し固定されていても良いし、ト
ナー粒子にその一部が埋没することなく弱い付着状態で
付着していても良い。
【0027】ここで、本発明の現像剤に用いて好適な無
機微粒子としては、シリカ、酸化チタン、酸化アルミニ
ウム等の微粒子が挙げられるが、中でも疎水性シリカ微
粒子が好適である。疎水性シリカ微粒子としては、シラ
ン系カップリング剤、シリコーンオイル、他の高分子化
合物等の疎水化剤にて表面処理されたシリカ微粒子が挙
げられる。例えば、容器内に未処理のシリカ微粒子とシ
ラン系カップリング剤等の疎水化剤を入れ、湿式にて十
分に攪拌した後、乾燥機等により乾燥することにより、
疎水性シリカ微粒子が得られる。
【0028】シラン系カップリング剤としては、ジメチ
ルジクロルシラン、トリメチルクロルシラン、メチルト
リクロルシラン、アリルフェニルジクロルシラン、ベン
ジルジメチルクロルシラン、ブロムメチルジメチルクロ
ルシラン、P−クロルフェニルトリクロルシラン、3−
クロルプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキ
シシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ジビニルクロ
ルシラン、ヘキサメチレンジシラザン等が挙げられる。
【0029】また、アミノシランを含むシランカップリ
ング剤を用いても良いが、この場合には、疎水性シリカ
微粒子のフェライトキャリアに対する帯電量が−200
μC/g以下となるように配慮する必要がある。なお、
アミノシランとしては、γ―アミノプロピルトリエトキ
シシラン、γ―アミノプロピルトリメトキシシラン、N
―(β―アミノエチル)−γ―アミノプロピルトリメト
キシシラン、γ―(2−アミノエチル)―γ―アミノプ
ロピルメチルジメトキシシラン、γ―アニリノプロピル
トリメトキシシラン等が挙げられる。また、アミノシラ
ンを用いる場合には、疎水化効果を補うために、アミノ
シラン系以外の疎水化剤と併用することが好ましい。こ
こで、併用する疎水化剤としては、疎水効果に優れると
共に、現像剤の流動性向上効果が高いもの(例えばヘキ
サメチルジシラザン等)を用いることが好ましい。
【0030】また、シリコーンオイルとしては、ジメチ
ルポリシロキサン(ジメチルシリコーンオイル)やフェ
ニル基含有ポリシロキサン等が挙げられる。また、所望
の摩擦帯電性に応じて、メチルスチレン又はオレフィン
変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、
メルカプト変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコ
ーンオイル、カルボキシル変性シリコーンオイル、高級
脂肪酸変性シリコーンオイル、アミド変性シリコーンオ
イル等の変性シリコーンオイルを用いても良い。また、
シリコーンオイルとしては、25℃における粘度が10
〜1000センチストークスのものが好ましく、20〜
300センチストークスのものがより好ましく、50〜
200センチストークスのものが特に好ましい。25℃
における粘度が1000センチストークス超では、シリ
コーンオイルの取り扱い性が低下すると共に、シリカ微
粒子表面に均一に付着させにくくなる。また、シリコー
ンオイルの揮発分が1.5質量%以下のものが好まし
い。
【0031】無機微粒子をトナー粒子表面に付着させる
方法としては、タービン型攪拌機、ヘンシェルミキサ
ー、スーパーミキサー等の一般的な攪拌機や、表面改質
機(奈良機械製作所社製のナラ・ハイブリダイゼーショ
ン・システム、ホソカワミクロン社製のオングミル等)
等を用いて、トナー粒子と無機微粒子とを接触させる方
法が挙げられる。
【0032】本発明の現像剤において、トナー粒子に
は、上述の無機微粒子の他、現像剤の流動性、クリーニ
ング性、保存性等を制御するために、磁性微粒子や各種
樹脂微粒子、平均一次粒子径が25nm超の無機微粒子
(シリカ、酸化アルミニウム、タルク、クレー、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン等の微粒子)
等を付着させても良い。
【0033】本発明者は、以上の構成を採用することに
より、帯電制御剤を含有させないにもかかわらず、十分
な摩擦帯電性を有する非磁性一成分現像剤を提供できる
ことを見出した。また、本発明の非磁性一成分現像剤
は、無機微粒子の付着状態(無機微粒子の一部がトナー
粒子に埋没しているか、埋没せずに付着しているという
付着状態)が変動したとしても、摩擦帯電性はほとんど
変化せず、安定した摩擦帯電性を維持できることを見出
した。
【0034】また、本発明の非磁性一成分現像剤は、帯
電制御剤を含有しないものであるので、フィルミング現
象による感光体の汚染の恐れがないと共に、画像のプリ
ント時に排気部を汚染する恐れがなく、環境安全性に優
れ、低コスト化を図ることができるものとなる。
【0035】
【実施例】次に、本発明に係る実施例及び比較例につい
て説明する。 (実施例)下記原料をスーパーミキサーで混合し、二軸
混練機で熱溶融混練後、ジェットミルで粉砕した後、乾
式気流分級機で分級して体積平均粒子径が9μmのトナ
ー粒子を得た。 ・ポリエステル樹脂 90質量部 (テレフタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸、ビスフェノールA・EO付加 物、ビスフェノールA・PO付加物、及びエチレングリコールからなる重合体、 Mw:4.28×104、Mn:0.434×104、酸価:6.0mgKOH/ g) ・ポリプロピレンワックス 2質量部 (三洋化成工業社製、商品名:ビスコール550P) ・カーボン 8質量部 (三菱化学社製、商品名:MA−100) 次に、得られたトナー粒子と疎水性シリカ微粒子(平均
一次粒子径12nm、BET比表面積200m2/gの
シリカ微粒子をヘキサメチルジシラザンで疎水化処理し
た負極性疎水性シリカ微粒子)をヘンシェルミキサーに
て5分間攪拌混合し、本発明の負帯電性非磁性一成分現
像剤を得た。なお、疎水性シリカ微粒子の配合量は、ト
ナー粒子100質量部に対して1.0質量部とした。
【0036】(比較例1)ポリエステル樹脂の添加量を
88質量部とし、負帯電制御剤であるクロムアゾ系染料
(CAS No.31741−55−3)を2質量部添
加してトナー粒子を調製した以外は実施例と同様にし
て、負帯電性非磁性一成分現像剤を得た。 (比較例2)平均一次粒子径12nmの疎水性シリカ微
粒子の代わりに、平均一次粒子径30nmの負極性疎水
性シリカ微粒子を用いた以外は実施例と同様にして、負
帯電性非磁性一成分現像剤を得た。
【0037】(評価試験)各実施例、比較例において得
られた現像剤を用い、市販の非磁性一成分方式の小型レ
ーザープリンター(プリント速度 A4横:16枚/
分)にて、黒色印字率5%のA4原稿をプリントし、プ
リント初期と5000枚プリント後の画像濃度、カブ
リ、画像ムラ、トナー帯電量、排気部汚れを評価した。
なお、試験環境は25℃/相対湿度65%とした。ま
た、各評価項目の評価方法は以下の通りとした。
【0038】(1)画像濃度 マクベス反射濃度計RD―914を用い、黒ベタ画像の
画像濃度を測定した。 (2)カブリ プリント前の原紙の白色度及び画像濃度の測定に用いた
画像の非画像部の白色度とを各々日本電色工業社製色差
計Color meter ZE2000で測定し、その差をカブリの値
とした。 (3)画像ムラ 黒ベタ画像部を目視にて観察し、画像ムラについて下記
基準に基づいて評価を行った。 判定基準 ○:画像濃度にムラがない。 △:画像濃度に少しムラがある。 ×:画像濃度に著しくムラがある。
【0039】(4)トナー帯電量 トナー帯電量は、各実施例、比較例で得られた現像剤を
装填した現像装置を24時間放置し、同じ環境下で現像
装置の撹拌機を10分間撹拌した後、図1に示す測定装
置を用いて測定した。図1はトナー帯電量の測定装置の
概略図であり、この装置には、吸引機13と摩擦帯電量
測定装置14とが備えられている。なお、図1におい
て、符号11は現像装置に備えられた現像ロール、符号
12はその表面に付着した現像剤を示している。吸引機
13には先端に吸引口13Aを有する吸引ノズル13B
が備えられており、吸引口13Aを現像ロール11上の
現像剤12の表面に近接させて吸引するように構成され
ている。また、吸引ノズル13Bの吸引口13Aと反対
側の端部にフィルタ15を装着できるようになってい
る。なお、フィルタ15としては紙製のフィルタを2枚
重ねたものを用いた。また、摩擦帯電量測定装置14と
しては東芝ケミカル社製のブローオフ摩擦帯電量測定装
置を用いた。以上のように概略構成された装置を用い、
以下のようにしてトナー帯電量を求めた。はじめに、吸
引機13の吸引ノズル13Bにフィルタ15(紙製のフ
ィルタを2枚重ねたもの)を装着した後、吸引ノズル1
3Bの吸引前の質量ma(g)を測定した。次に、現像
ロール11表面に付着している現像剤12を現像ロール
11の長手方向に20cm移動させながら吸引機13に
より1分間吸引し、摩擦帯電量測定装置14により、吸
引した現像剤12の電荷量q(μc)を測定した後、現
像剤吸引後の吸引ノズル13Bの質量mb(g)を測定
した。最後に、吸引された現像剤12の質量m(g)を
mb−maから求め、下記式に基づいて、トナー帯電量
Aを求めた。 A=q/m(μc/g) (5)排気部汚れ 定着部近傍にある排気部の汚れを目視にて観察した。
【0040】(結果)各実施例、比較例において得られ
た結果を表1に示す。なお、表1において、「5000
枚後」は、5000枚プリント後を意味する。表1に示
すように、帯電制御剤を含有させずに非磁性トナー粒子
を調製すると共に、その表面に、平均一次粒子径が12
nmの無機微粒子を付着させて、本発明の負帯電性非磁
性一成分現像剤を調製した実施例では、画像濃度が良好
で、カブリや画像ムラが少なく、良好な画像が得られ
た。また、トナー帯電量も−29μC/g以下と良好で
あった。また、プリント初期と、5000枚プリント後
に大きな差はなく、安定してプリントを行うことができ
た。また、5000枚プリント後においても、排気部に
汚れは見られなかった。
【0041】これに対して、トナー粒子にクロムアゾ系
帯電制御剤を配合した比較例1では、5000枚プリン
ト後にトナー帯電量が著しく上昇し、画像濃度が著しく
低下し、安定してプリントを行うことができなかった。
また、排気部には赤色の付着物が観察され、排気部の汚
染が確認された。また、トナー粒子に平均一次粒子径が
30nmの疎水性シリカ微粒子を付着させた比較例2で
は、トナー帯電量が実施例に比較して小さく不十分であ
り、カブリ、画像ムラが発生した。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
帯電制御剤を含有させないにもかかわらず、安定して十
分な摩擦帯電性を有する非磁性一成分現像剤を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例、比較例において用いたトナ
ー帯電量の測定装置を示す図である。
【符号の説明】
11 現像ロール 12 現像剤 13 吸引機 14 摩擦帯電量測定装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結着樹脂と着色剤とを含有すると共に、
    帯電制御剤を含有しない負帯電性非磁性トナー粒子の表
    面に、少なくとも、平均一次粒子径が25nm以下の無
    機微粒子が付着してなることを特徴とする負帯電性非磁
    性一成分現像剤。
  2. 【請求項2】 前記無機微粒子の平均一次粒子径が5n
    m以上であることを特徴とする請求項1に記載の負帯電
    性非磁性一成分現像剤。
  3. 【請求項3】 前記無機微粒子のフェライトキャリアに
    対する帯電量が−200μC/g以下であることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の負帯電性非磁性一
    成分現像剤。
  4. 【請求項4】 前記無機微粒子の配合量が、前記トナー
    粒子100質量部に対して0.2〜2.0質量部である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか
    1項に記載の負帯電性非磁性一成分現像剤。
  5. 【請求項5】 前記無機微粒子が、疎水性シリカ微粒子
    であることを特徴とする請求項1から請求項4までのい
    ずれか1項に記載の負帯電性非磁性一成分現像剤。
  6. 【請求項6】 前記結着樹脂の酸価が1〜30mgKO
    H/gであることを特徴とする請求項1から請求項5ま
    でのいずれか1項に記載の負帯電性非磁性一成分現像
    剤。
  7. 【請求項7】 前記結着樹脂が、ポリエステル樹脂であ
    ることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれ
    か1項に記載の負帯電性非磁性一成分現像剤。
JP2002086865A 2002-03-26 2002-03-26 負帯電性非磁性一成分現像剤 Expired - Lifetime JP3819796B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002086865A JP3819796B2 (ja) 2002-03-26 2002-03-26 負帯電性非磁性一成分現像剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002086865A JP3819796B2 (ja) 2002-03-26 2002-03-26 負帯電性非磁性一成分現像剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003280256A true JP2003280256A (ja) 2003-10-02
JP3819796B2 JP3819796B2 (ja) 2006-09-13

Family

ID=29233311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002086865A Expired - Lifetime JP3819796B2 (ja) 2002-03-26 2002-03-26 負帯電性非磁性一成分現像剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3819796B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009063416A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Ricoh Co Ltd 現像流動性評価装置
US7738819B2 (en) 2005-04-28 2010-06-15 Ricoh Company Limited Image forming method and apparatus, and developing device and process cartridge therefor
US8137882B2 (en) 2006-01-30 2012-03-20 Imex Co., Ltd. Toner for developing electrostatic images and process for producing the toner

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7738819B2 (en) 2005-04-28 2010-06-15 Ricoh Company Limited Image forming method and apparatus, and developing device and process cartridge therefor
US8137882B2 (en) 2006-01-30 2012-03-20 Imex Co., Ltd. Toner for developing electrostatic images and process for producing the toner
JP2009063416A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Ricoh Co Ltd 現像流動性評価装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3819796B2 (ja) 2006-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4680049B2 (ja) 静電荷像現像用トナー並びに現像剤及び画像形成方法
JP2009300792A (ja) キャリアおよびそれを含む2成分現像剤、ならびに該2成分現像剤を用いる現像装置および画像形成装置
JP2004102154A (ja) 電子写真用トナー及び画像形成装置
US6040102A (en) Electrostatic latent image developer and image forming method
CN107229198B (zh) 静电荷图像显影用色调剂和静电荷图像显影剂
WO2013137149A1 (ja) 静電荷現像用トナー、補給用二成分現像剤、それを用いた画像形成方法および画像形成装置
US20170075242A1 (en) Electrostatic charge image developing toner, electrostatic charge image developer, and toner cartridge
JP3819796B2 (ja) 負帯電性非磁性一成分現像剤
JP2008139750A (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2000098666A (ja) 静電潜像現像用被覆キャリア、静電潜像現像剤および画像形成方法
JPH117149A (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2002341587A (ja) 非磁性一成分現像用トナー
JP3915542B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JPH09218537A (ja) 非磁性一成分現像剤及びそれを用いる画像形成方法
JPH07271087A (ja) 電子写真トナー用流動化剤、電子写真用トナー、及び電子写真現像装置
JP2006133777A (ja) キャリア組成物
JPH09146295A (ja) 現像方法及び電子写真用トナー
JP5556464B2 (ja) 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像剤、画像形成方法、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2636303B2 (ja) 静電像現像剤
JP2986139B2 (ja) 磁性現像剤
JP2856494B2 (ja) トナーおよび画像形成方法
JPH06242630A (ja) 磁性トナー
JPH0695428A (ja) 電子写真用粉体トナー組成物
JP6837748B2 (ja) トナー、トナー収容ユニット、画像形成装置、及び画像形成方法
WO2024085908A1 (en) Additive for toner particle containing silica particles surface-treated with silane-coupling agent and toner

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3819796

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110623

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term