JP2003279700A - 電子ビーム管ユニットおよび電子ビーム照射装置 - Google Patents

電子ビーム管ユニットおよび電子ビーム照射装置

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JP2003279700A JP2002083666A JP2002083666A JP2003279700A JP 2003279700 A JP2003279700 A JP 2003279700A JP 2002083666 A JP2002083666 A JP 2002083666A JP 2002083666 A JP2002083666 A JP 2002083666A JP 2003279700 A JP2003279700 A JP 2003279700A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子ビーム管の交換作業を短い時間で容易に
行うことができ、しかも、交換作業中に電子ビーム管が
損傷することがない電子ビーム管ユニットおよび電子ビ
ーム照射装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の電子ビーム管ユニットは、先端
に電子ビームを照射する窓部材を有すると共に基端に当
該基端面から突出する給電端子を有する複数の電子ビー
ム管が、所定の配列で水平方向に並ぶよう配置されてな
る電子ビーム管ユニットであって、水平に支持された保
持板と、この保持板に前記所定の配列で配置された、前
記電子ビーム管の給電端子が嵌入されて当該電子ビーム
管を吊下保持する複数のソケットと、前記保持板の下方
において、前記所定の配列で水平方向に並ぶよう配置さ
れた状態で当該保持板に一体的に固定され、前記電子ビ
ーム管の各々における少なくとも先端部が挿入された複
数の保護用筒体とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電子ビーム
管が、所定の配列で水平方向に並ぶよう配置されてなる
電子ビーム管ユニットおよび電子ビーム管ユニットを具
えてなる電子ビーム照射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体ウエハ等に塗布されたレジ
ストの硬化処理や、基板等に塗布された塗料、インキ、
接着剤、保護用硬化樹脂の乾燥処理または硬化処理にお
いて、短時間に処理を行うために、紫外線に変わって電
子ビームが利用され始めており、かかる電子ビームを照
射する器具としては、電子ビーム管が開発されている。
この電子ビーム管は、真空容器内に電子ビーム発生器を
具えてなり、先端に電子ビームを照射する窓部材を有す
ると共に基端に当該基端面から突出する給電端子を有す
るものである。このような電子ビーム管は、大型の真空
装置を用いることなしに電子ビームを照射することがで
きるという利点を有すると共に、それ自体が複雑な構造
を有さず、小型で取扱が容易であるという利点を有す
る。
【0003】而して、電子ビームを照射する被照射体が
大面積のもの、例えば8インチまたは12インチの半導
体ウエハ上に塗布されたレジストなどである場合には、
当該被処理体全体に高い効率で電子ビームを照射するた
めに、複数の電子ビーム管を水平方向に並ぶよう配置す
ることが必要である。そして、複数の電子ビーム管を有
する電子ビーム照射装置として、複数の電子ビーム管が
直線状に並ぶよう配置されてなり、隣接する電子ビーム
管から放射される電子ビームの重なり度を調節する調節
手段を具えてなるもの(特開2001−194500号
公報参照)、複数の電子ビーム管が、被処理物の処理領
域全体の吸収線量が所定の分布状態になるように配置さ
れてなるもの(特願2000−379679号明細書参
照)などが提案されている。
【0004】しかしながら、このような電子ビーム照射
装置においては、電子ビーム管を新たなものに交換する
場合に、電子ビーム管が配置された照射部を分解して電
子ビーム管を取外し、新たな電子ビーム管を取り付けた
後、照射部を組み立てなければならないため、電子ビー
ム管の交換作業が煩雑で長い時間を要し、また、電子ビ
ーム管の交換作業中に、電子ビーム管の破損等の事故が
生じるおそれがある、という問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に基づいてなされたものであって、その目的は、
電子ビーム管の交換作業を短い時間で容易に行うことが
でき、しかも、交換作業中に電子ビーム管が損傷するこ
とがない電子ビーム管ユニットおよび電子ビーム照射装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子ビーム管ユ
ニットは、先端に電子ビームを照射する窓部材を有する
と共に基端に当該基端面から突出する給電端子を有する
複数の電子ビーム管が、所定の配列で水平方向に並ぶよ
う配置されてなる電子ビーム管ユニットであって、水平
に支持された保持板と、この保持板に前記所定の配列で
設けられた、前記電子ビーム管の給電端子が嵌入されて
当該電子ビーム管を吊下保持する複数のソケットと、前
記保持板の下方において、前記所定の配列で水平方向に
並ぶよう配置された状態で当該保持板に一体的に固定さ
れ、前記電子ビーム管の各々における少なくとも先端部
が挿入された複数の保護用筒体とよりなることを特徴と
する。
【0007】本発明の電子ビームユニットにおいては、
保持板の下方に、当該保持板に水平に支持された状態で
連結された固定板が設けられ、当該固定板に複数の保護
用筒体の各々が固定されていてもよい。
【0008】また、本発明の電子ビーム管ユニットにお
いては、各保護用筒体は、その下端面と電子ビーム管の
先端面とが一致または略一致したレベルに位置されるよ
う配置されていることが好ましい。
【0009】また、本発明の電子ビーム管ユニットにお
いては、各保護用筒体には、各々その下端縁から上方に
伸びる一対の電子ビーム管把持用切り欠き部が略対向位
置に形成されていることが好ましい。
【0010】本発明の電子ビーム照射装置は、電子ビー
ム管ユニットが搬入若しくは搬出されるユニット搬入出
用開口を有すると共に、内部に電子ビーム管ユニットが
装着されるユニット装着部を有する電子ビーム照射源筐
体、およびこの電子ビーム照射源筐体の下方に設けられ
た、電子ビーム照射処理室を形成する処理室形成体を有
してなる照射装置本体と、先端に電子ビームを照射する
窓部材を有すると共に基端に当該基端面から突出する給
電端子を有する複数の電子ビーム管が、所定の配列で水
平方向に並ぶよう配置されてなり、前記照射装置本体に
おける電子ビーム照射源筐体内に着脱自在に収納される
電子ビーム管ユニットと、前記照射装置本体における電
子ビーム照射源筐体に対して着脱自在に構成され、前記
電子ビーム照射源筐体に配置されて固定された状態で、
前記電子ビーム管ユニットを移動可能に保持すると共
に、当該電子ビーム管ユニットを移動させて当該電子ビ
ーム照射源筐体におけるユニット装着部に装着しまたは
当該ユニット装着部から取り外すためのユニット装着機
構とを具えてなることを特徴とする。
【0011】本発明の電子ビーム照射装置においては、
照射装置本体における電子ビーム照射源筐体には、異な
る方向を向く複数のユニット搬入出用開口が形成されて
いてもよい。
【0012】また、本発明の電子ビーム照射装置におい
ては、電子ビーム管ユニットは上記の特定の電子ビーム
管ユニットであることが好ましい。
【0013】また、本発明の電子ビーム照射装置におい
ては、ユニット装着機構は、照射装置本体における電子
ビーム照射源筐体内にユニット搬入出用開口から挿入さ
れる基板と、この基板に回動自在に連結されたレバー
と、このレバーに連結され、当該レバーの昇降操作によ
り、全体が昇降されるスライドレール板部材とよりなる
昇降レール機構を具えてなり、前記電子ビーム照射源筐
体に配置されて固定された前記昇降レール機構における
スライドレール板部材に電子ビーム管ユニットを載置し
て移動させることにより、当該電子ビーム管ユニットを
当該電子ビーム照射源筐体内に搬入する搬入工程と、こ
の搬入工程により搬入された電子ビーム管ユニットを、
前記レバーの下降操作により下降させて当該電子ビーム
照射源筐体におけるユニット装着部に装着する装着工程
とよりなる装着作業に供されるものであることが好まし
い。
【0014】
【作用】本発明の電子ビーム管ユニットによれば、所定
の配列で配置された複数の電子ビーム管が保持板を介し
て一体的に連結されているため、全ての電子ビーム管を
ソケットに接続された状態で移動させることが可能であ
り、また、電子ビーム管の各々は、その給電端子が保持
板に設けられたソケットに嵌入されて保持されているた
め、当該電子ビーム管の着脱を容易に行うことができ
る。しかも、電子ビーム管の各々は、少なくとも先端部
が保護用筒体に挿入されることによって保護されている
ため、当該電子ビーム管ユニットを移動する際に電子ビ
ーム管が損傷することが防止される。
【0015】本発明の電子ビーム照射装置によれば、上
記の電子ビーム管ユニットと、この電子ビーム管ユニッ
トを照射装置本体におけるユニット装着部に装着しまた
は当該ユニット装着部から取り外すためのユニット装着
機構とを具えてなるため、電子ビーム管の交換作業を短
い時間で容易に行うことができ、しかも、電子ビーム管
ユニットを照射装置本体から取外しおよび照射装置本体
に装着する際に、電子ビーム管が損傷することがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。 〈電子ビーム管ユニット〉図1は、本発明に係る電子ビ
ーム管ユニットの一例における構成を示す説明図であ
り、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は底面
図、(ニ)は側面図である。
【0017】この電子ビーム管ユニット1においては、
複数(図示の例では19本)の電子ビーム管10が、所
定の配列に従って水平方向に並ぶよう配置されている。
電子ビーム管10の各々は、図2に示すように、有底筒
状の真空容器11を有し、この真空容器11の先端に
は、その開口を気密に塞ぐよう、当該真空容器11の外
径より大きい径を有する円板状の蓋部材12が設けら
れ、当該真空容器11の基端には、円板状のベース部材
15が設けられている。蓋部材12における中央部分に
は、電子ビームを通過させる電子ビーム通過孔13が形
成されており、当該蓋部材12の表面には、電子ビーム
を照射する窓部材14が当該電子ビーム通過孔13を気
密に塞ぐよう設けられている。
【0018】真空容器11内には、フィラメント17を
有する電子ビーム発生器16が設けられ、この電子ビー
ム発生器16には、複数の給電リード18が接続されて
いる。給電リード18の各々は、それぞれ真空容器11
の軸方向に沿って伸び、当該真空容器11の基端におけ
る底壁部およびベース部材15を貫通して当該ベース部
材15から突出するよう配置されており、この給電リー
ド18におけるベース部材15から突出した部分によっ
て、給電端子19が形成されている。
【0019】複数の電子ビーム管10の上方には、水平
方向に支持された保持板20が設けられている。この保
持板20には、図3にも拡大して示すように、段部を有
する複数の貫通孔21が、電子ビーム管10の配列に対
応する所定の配列に従って形成され、この貫通孔21の
各々には、割りピン式のソケット22が上下方向に変移
可能に遊嵌保持されており、ソケット22の各々には、
電子ビーム管10の給電端子19が嵌入され、これによ
り、当該電子ビーム管10が吊下保持されている。
【0020】保持板20の下方には、複数の保護用筒体
23が、電子ビーム管10の配列に対応する所定の配列
に従って水平方向に並ぶよう配置されている。具体的に
は、保持板20の下方に、当該保持板20に支柱24を
介して連結されて水平に支持された固定板25が設けら
れており、この固定板25に、保護用筒体23の各々が
一体に連結されて固定されている。
【0021】図4に拡大して示すように、この保護用筒
体23の各々には、電子ビーム管10の先端部が挿入さ
れ、保護用筒体23の下端面と電子ビーム管10の先端
面とが一致または略一致したレベルに位置されている。
また、図5にも拡大して示すように、各保護用筒体23
には、各々その下端縁から上方に伸びる一対の電子ビー
ム管把持用切り欠き部23Kが互いに略対向する位置に
形成されている。
【0022】保持板20の上面には、その一縁に平行な
方向に伸びる2本の棒状のハンドル26が設けられてい
る。また、保持板20の上面における一縁部およびこれ
に対向する他縁部の各々には、後述する電子ビーム照射
装置におけるスライドレール板部材上をスライドする一
対の断面L字型のスライドライダー27が設けられてい
る。28は、ソケット22に接続された接続線29をカ
バーする板材であって、スライドライダー27および保
護板20に固定されている。なお、図1(ロ)には、板
材28の適宜の個所から接続線29が導き出されている
ことが示されている。
【0023】このような電子ビーム管ユニット1によれ
ば、所定の配列で配置された複数の電子ビーム管10が
保持板20を介して一体的に連結されているため、全て
の電子ビーム管10をソケット22に接続された状態で
移動させることが可能であり、また、電子ビーム管10
の各々は、その給電端子19が保持板20に設けられた
ソケット22に嵌入されて保持されているため、当該電
子ビーム管10の着脱を容易に行うことができる。しか
も、電子ビーム管10の各々における先端部が保護用筒
体23に挿入されているため、当該電子ビーム管ユニッ
ト1を移動する際に電子ビーム管10が損傷することを
防止することができる。
【0024】〈電子ビーム照射装置〉図6および図7
は、本発明に係る電子ビーム照射装置の一例における構
成を示す説明図であり、図6は、ユニット装着機構によ
って照射装置本体内に電子ビーム管ユニットが収納され
た状態を示す説明図、図7は、電子ビーム管ユニットが
照射装置本体内に装着された状態を示す説明図である。
この電子ビーム照射装置は、照射装置本体30と、この
照射装置本体30内に装着された図1に示す構成の電子
ビーム管ユニット1と、電子ビーム管ユニット1を照射
装置本体30内に装着しまたは照射装置本体30内から
取り外すためのユニット装着機構50とにより構成され
ている。
【0025】照射装置本体30は、内部に電子ビーム管
ユニット1が装着されるユニット装着部32を有する電
子ビーム照射源筐体31を有し、この電子ビーム照射源
筐体31の下方には、電子ビーム管10から照射された
電子ビームを通過させる電子ビーム通過窓(図示省略)
を有するセンサープレート41を介して、電子ビーム照
射処理室Rを形成する処理室形成体40が設けられてい
る。
【0026】電子ビーム照射源筐体31内における上部
側位置には、高電圧供給電線の接続部、複数の電子ビー
ム管10への電気分配回路、センサーのフィードバック
アップなどを有する制御機構35が設けられ、この制御
機構35の下方には、電子ビーム管ユニット1が収納さ
れるユニット収納用空間Sを介して、当該電子ビーム管
ユニット1が載置されるユニット載置板33が設けら
れ、ユニット収納用空間Sおよびユニット載置板33に
よりユニット装着部32が構成されている。
【0027】ユニット載置板33には、図8に示すよう
に、電子ビーム管ユニット1における保護用筒体23の
外径に適合する内径を有する複数の凹所33Hが、電子
ビーム管10の配列に対応する所定の配列に従って形成
され、当該凹所33Hの底面には、電子ビーム管10か
ら照射される電子ビームを通過させる開口33Kが形成
されている。そして、ユニット載置板33の凹所33H
には、電子ビーム管ユニット1における保護用筒体23
が挿入されている。また、載置板33の凹所33Hにお
ける底部には、電子ビーム管10の蓋材12によって開
口33Kが密閉されるよう、O−リング34が設けられ
ている。
【0028】電子ビーム照射源筐体31の前面には、電
子ビーム管ユニット1をユニット収納用空間Sに搬入し
若しくはユニット収納用空間Sから搬出するためのユニ
ット搬入出用開口36が形成され、図9に示すように、
ユニット搬入出用開口36を開閉する開閉扉37が設け
られている。なお、図6および図7において、開閉扉3
7は省略されている。また、図6および図7に示すよう
に、電子ビーム照射源筐体31内には、後述するユニッ
ト装着機構50における昇降レール機構41を挿入する
ための上部側ガイドレール部材38および下部側ガイド
レール部材39が設けられている。
【0029】図10および図11は、ユニット装着機構
の構成を示す説明図であり、図10は側面図、図11は
平面図である。このユニット装着機構50は、電子ビー
ム照射源筐体31内における両側位置に挿入されて配置
される一対の昇降レール機構51とを具えてなる。
【0030】図6、図7、図10、図11および図12
を参照しながら昇降レール機構51について説明する
と、52は基板であって、電子ビーム照射源筐体31に
おけるユニット搬入出用開口36から、上部側ガイドレ
ール部材38および下部側ガイドレール部材39に案内
されて当該電子ビーム照射源筐体31内に挿入されてい
る。55はレバーであって、基板52に設けられたピン
53を回動軸として当該基板52に回動自在に連結され
ている。56は、レバー55の位置を固定する固定部材
であって、基板52に設けられている。
【0031】60は、レバー55の昇降操作により、上
昇位置と下降位置との間で昇降可能なスライドレール板
部材であり、61は、スライドレール板部材60に設け
られたピンであり、ピン61が、レバー55に形成され
たスライド孔57内に摺動自在に挿入されることによ
り、スライドレール板部材60がレバー55に連結され
ている。図10においては、スライドレール板部材60
が上昇位置にある状態が示され、二点鎖線によって、ス
ライドレール板部材60が下降位置にある状態が示され
ている。そして、図12および図13に示すように、電
子ビーム管ユニット1におけるスライドライダー27
が、スライドレール板部材60に係合されることによ
り、当該電子ビーム管ユニット1が当該スライドレール
板部材60にその長手方向に移動可能に乗せられてい
る。
【0032】54は、2本のガイドポールであって、基
板52に上下方向に伸びるよう設けられている。62
は、ガイドポール54に沿ってスライドするスライダで
あって、スライドレール板部材60に固定されており、
このスライダ62がガイドポール54に沿ってスライド
することによって、レバー55を回動させたときに、ス
ライドレール板部材60の移動方向が上下方向にのみ規
制される。63は、スライドレール部材を下降させたと
きに生ずる衝撃を緩和するクッション機構であって、上
下方向に伸びる2本のロッド64と、ロッド64の各々
の直下に設けられたバネ部材65により構成されてお
り、バネ部材65は基板52に固定されている。そし
て、一方の昇降レール機構51におけるレバー55およ
び他方の昇降機構51におけるレバー55には、両者を
連結する棒状のグリップ66が着脱自在に設けられてい
る。
【0033】このような電子ビーム照射装置において
は、以下のようにして、電子ビーム管ユニット1が照射
装置本体30における電子ビーム照射源筐体31内に装
着される。先ず、図12に示すように、スライドレール
板部材60が上昇位置にあるユニット装着機構50が、
その昇降レール機構51の各々における基板52が電子
ビーム照射源筐体31におけるユニット搬入出用開口3
6から上部側ガイドレール部材38および下部側ガイド
レール部材39によって案内されることにより、当該電
子ビーム照射源筐体31内に挿入され、当該ユニット装
着機構50におけるスライドレール板部材60に電子ビ
ーム管ユニット1におけるスライドライダー27が係合
されることにより、当該電子ビーム管ユニット1が当該
スライドレール板部材60に乗せられる。
【0034】次いで、図13に示すように、電子ビーム
管ユニット1におけるスライドライダー27がスライド
レール板部材60上をスライドすることにより、当該電
子ビーム管ユニット1が移動してユニット搬入出用開口
36から電子ビーム照射源筐体31内に搬入され、更に
ユニット収納用空間Sにおける所定の位置に収納され
る。そして、図14に示すように、ユニット装着機構5
0におけるレバー55を下方に回動させて当該レバー5
5の下降操作を行うことにより、スライドレール板部材
60が下降し、これにより、電子ビーム管ユニット1が
下方に移動し、保護用筒体23の各々が、ユニット載置
板33における凹所33Kに挿入され、以て、電子ビー
ム管ユニット1が装着される。その後、ユニット装着機
構50が、電子ビーム照射源筐体31内から取り外され
ることにより、電子ビーム管ユニット1の装着操作が完
了し、当該電子ビーム照射装置が被処理体の電子ビーム
照射処理に供される。
【0035】一方、電子ビーム管ユニット1を照射装置
本体30における電子ビーム照射源筐体31内から取り
外す場合には、上記の電子ビーム管ユニット1の装着操
作の逆の操作を行えばよい。具体的に説明すると、先
ず、スライドレール板部材60が下降位置にあるユニッ
ト装着機構50が、その昇降レール機構51の各々にお
ける基板52が電子ビーム照射源筐体31におけるユニ
ット搬入出用開口36から上部側ガイドレール部材38
および下部側ガイドレール部材39によって案内される
ことにより、当該電子ビーム照射源筐体31内に挿入さ
れる(図14参照)。次いで、ユニット装着機構50に
おけるレバー55を上方に回動させて当該レバー55の
上昇操作を行うことにより、スライドレール板部材60
が上昇し、これにより、電子ビーム管ユニット1が上方
に移動し、保護用筒体23の各々が、ユニット載置板3
3における凹所33Kから離脱される(図13参照)。
そして、電子ビーム管ユニット1におけるスライドライ
ダー27がスライドレール板部材60上をスライドする
ことにより、当該電子ビーム管ユニット1が移動してユ
ニット搬入出用開口36から電子ビーム照射源筐体31
の外部に搬出される(図12参照)。その後、ユニット
装着機構50におけるスライドレール板部材60から電
子ビーム管ユニット1を取り外すことにより、電子ビー
ム管ユニット1の取外し操作が完了し、当該電子ビーム
管ユニット1が所要のメンテナンス作業に供される。
【0036】上記の電子ビーム照射装置においては、照
射装置本体30における電子ビーム照射処理室Rに、例
えばレジストが塗布された半導体ウエハ等の被処理体が
配置され、その後、電子ビーム照射処理室Rが、例えば
1333Pa程度に減圧される。そして、この状態で、
電子ビーム管ユニット1における電子ビーム管10を作
動させることにより、当該電子ビーム管10の窓部材か
ら電子ビームが放出され、更にセンサープレート41の
電子ビーム通過窓を介して被処理体に照射されることに
より、被処理体について所要の照射処理が行われる。
【0037】本発明の電子ビーム照射装置によれば、図
1に示す構成の電子ビーム管ユニット1と、この電子ビ
ーム管ユニット1を照射装置本体30におけるユニット
装着部32に装着しまたは当該ユニット装着部32から
取り外すためのユニット装着機構50とを具えてなるた
め、電子ビーム管10を新たなものに交換する場合に
は、先ず、ユニット装着機構50によって、電子ビーム
管ユニット1を照射装置本体30から取外して電子ビー
ム管10を交換した後、ユニット装着機構50によっ
て、電子ビーム管ユニット1を照射装置本体30に装着
すればよい。従って、電子ビーム管10の交換作業を短
い時間で容易に行うことができ、しかも、電子ビーム管
ユニット1を照射装置本体30から取外しおよび照射装
置本体30に装着する際に、電子ビーム管10が損傷す
ることがない。
【0038】以上、本発明に係る電子ビーム管ユニット
および電子ビーム照射装置の一例について説明したが、
本発明は上記の実施の形態に限定されず、種々の変更を
加えることが可能である。例えば、電子ビーム管ユニッ
トにおいては、図15に示すように、保護用筒体23
が、保持板20の下面から突出するよう一体に設けら
れ、電子ビーム管10全体が保護用筒体23に挿入され
ていてもよい。また、電子ビーム照射装置においては、
照射装置本体における電子ビーム照射源筐体に異なる方
向を向く複数のユニット搬入出用開口を形成することが
できる。具体的には、図16に示すように、照射装置本
体30における電子ビーム照射源筐体31の前面および
後面の各々に、ユニット搬入出用開口36が形成され、
ユニット搬入出用開口36を開閉する開閉扉37が設け
られていてもよい。このような構成によれば、電子ビー
ム照射装置が設置される個所における周辺環境に応じ
て、適宜のユニット搬入出用開口36を選択し、当該ユ
ニット搬入出用開口36から電子ビーム管ユニットの取
外しまたは装着を行うことができるので、電子ビーム照
射装置の設置個所の選択の自由度が大きくなる。
【0039】
【発明の効果】本発明の電子ビーム管ユニットによれ
ば、所定の配列で配置された複数の電子ビーム管が保持
板を介して一体的に連結されているため、全ての電子ビ
ーム管をソケットに接続された状態で移動させることが
可能であり、また、電子ビーム管の各々は、その給電端
子が保持板に設けられたソケットに嵌入されて保持され
ているため、当該電子ビーム管の着脱を容易に行うこと
ができる。しかも、電子ビーム管の各々における少なく
とも先端部が保護用筒体に挿入されているため、当該電
子ビーム管ユニットを移動する際に電子ビーム管が損傷
することを防止することができる。
【0040】本発明の電子ビーム照射装置によれば、上
記の電子ビーム管ユニットと、この電子ビーム管ユニッ
トを照射装置本体におけるユニット装着部に装着しまた
は当該ユニット装着部から取り外すためのユニット装着
機構とを具えてなるため、電子ビーム管の交換作業を短
い時間で容易に行うことができ、しかも、電子ビーム管
ユニットを照射装置本体から取外しまたは照射装置本体
に装着する際に、電子ビーム管が損傷することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子ビーム管ユニットの一例にお
ける構成を示す説明図であり、(イ)は平面図、(ロ)
は正面図、(ハ)底面図、(ニ)は側面図である。
【図2】電子ビーム管の一例における構成を示す説明用
断面図である。
【図3】ソケットおよびその周辺を拡大して示す説明用
断面図である。
【図4】保護用筒体および電子ビーム管の先端部を拡大
して示す説明用断面図である。
【図5】保護用筒体の斜視図である。
【図6】本発明に係る電子ビーム照射装置の一例におけ
る構成を示す説明図であって、電子ビーム管ユニットが
照射装置本体内に収納された状態を示すものである。
【図7】本発明に係る電子ビーム照射装置の一例におけ
る構成を示す説明図であって、電子ビーム管ユニットが
照射装置本体内に装着された状態を示すものである。
【図8】ユニット載置板の凹所に保護用筒体が挿入され
た状態を示す説明用断面図である。
【図9】照射装置本体における電子ビーム照射源筐体の
側面図である。
【図10】ユニット装着機構の側面図である。
【図11】ユニット装着機構の平面図である。
【図12】ユニット装着機構に電子ビーム管ユニットが
配置された状態を示す説明図であり、(イ)は平面図、
(ロ)は側面図である。
【図13】電子ビーム管ユニットが電子ビーム照射源筐
体に収納された状態を示す説明図であり、(イ)は平面
図、(ロ)は側面図である。
【図14】電子ビーム管ユニットが電子ビーム照射源筐
体に装着された状態を示す説明図であり、(イ)は平面
図、(ロ)は側面図である。
【図15】本発明に係る電子ビーム照射装置の他の例に
おける構成を示す説明図である。
【図16】本発明に係る電子ビーム照射装置の他の例に
おける電子ビーム照射源筐体を示す側面図である。
【符号の説明】
1 電子ビーム管ユニット 10 電子ビーム管 11 真空容器 12 蓋部材 13 電子ビーム通過孔 14 窓部材 15 ベース部材 16 電子ビーム発生器 17 フィラメント 18 給電リード 19 給電端子 20 保持板 21 貫通孔 22 ソケット 23 保護用筒体 23K 電子ビーム管把持用切り欠き部 24 支柱 25 固定板 26 ハンドル 27 スライドライダー 28 板材 29 接続線 30 照射装置本体 31 電子ビーム照射源筐体 32 ユニット装着部 33 ユニット載置板 33K 開口 33H 凹所 34 O−リング 35 制御機構 36 ユニット搬入出用開口 37 開閉扉 38 上部側ガイドレール部材 39 下部側ガイドレール部材 40 処理室形成材 41 センサープレート 50 ユニット装着機構 51 昇降レール機構 52 基板 53 ピン 54 ガイドポール 55 レバー 56 固定部材 57 スライド孔 60 スライドレール板部材 61 ピン 62 スライダ 63 クッション機構 64 ロッド 65 バネ部材 66 グリップ S ユニット収納用空間 R 電子ビーム照射処理室

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に電子ビームを照射する窓部材を有
    すると共に基端に当該基端面から突出する給電端子を有
    する複数の電子ビーム管が、所定の配列で水平方向に並
    ぶよう配置されてなる電子ビーム管ユニットであって、 水平に支持された保持板と、 この保持板に前記所定の配列で配置された、前記電子ビ
    ーム管の給電端子が嵌入されて当該電子ビーム管を吊下
    保持する複数のソケットと、 前記保持板の下方において、前記所定の配列で水平方向
    に並ぶよう配置された状態で当該保持板に一体的に固定
    され、前記電子ビーム管の各々における少なくとも先端
    部が挿入された複数の保護用筒体とよりなることを特徴
    とする電子ビーム管ユニット。
  2. 【請求項2】 保持板の下方に、当該保持板に水平に支
    持された状態で連結された固定板が設けられ、当該固定
    板に複数の保護用筒体の各々が固定されていることを特
    徴とする請求項1に記載の電子ビーム管ユニット。
  3. 【請求項3】 各保護用筒体は、その下端面と電子ビー
    ム管の先端面とが一致または略一致したレベルに位置さ
    れるよう配置されていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の電子ビーム管ユニット。
  4. 【請求項4】 各保護用筒体には、各々その下端縁から
    上方に伸びる一対の電子ビーム管把持用切り欠き部が略
    対向位置に形成されていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の電子ビーム管ユニット。
  5. 【請求項5】 電子ビーム管ユニットが搬入若しくは搬
    出されるユニット搬入出用開口を有すると共に、内部に
    電子ビーム管ユニットが装着されるユニット装着部を有
    する電子ビーム照射源筐体、およびこの電子ビーム照射
    源筐体の下方に設けられた、電子ビーム照射処理室を形
    成する処理室形成体を有してなる照射装置本体と、 先端に電子ビームを照射する窓部材を有すると共に基端
    に当該基端面から突出する給電端子を有する複数の電子
    ビーム管が、所定の配列で水平方向に並ぶよう配置され
    てなり、前記照射装置本体における電子ビーム照射源筐
    体内に着脱自在に収納される電子ビーム管ユニットと、 前記照射装置本体における電子ビーム照射源筐体に対し
    て着脱自在に構成され、前記電子ビーム照射源筐体に配
    置されて固定された状態で、前記電子ビーム管ユニット
    を移動可能に保持すると共に、当該電子ビーム管ユニッ
    トを移動させて当該電子ビーム照射源筐体におけるユニ
    ット装着部に装着しまたは当該ユニット装着部から取り
    外すためのユニット装着機構とを具えてなることを特徴
    とする電子ビーム照射装置。
  6. 【請求項6】 照射装置本体における電子ビーム照射源
    筐体には、異なる方向を向く複数のユニット搬入出用開
    口が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の
    電子ビーム照射装置。
  7. 【請求項7】 電子ビーム管ユニットは、請求項1乃至
    請求項4のいずれかに記載のものであることを特徴とす
    る請求項5または請求項6に記載の電子ビーム照射装
    置。
  8. 【請求項8】 ユニット装着機構は、照射装置本体にお
    ける電子ビーム照射源筐体内にユニット搬入出用開口か
    ら挿入される基板と、この基板に回動自在に連結された
    レバーと、このレバーに連結され、当該レバーの昇降操
    作により、全体が昇降されるスライドレール板部材とよ
    りなる昇降レール機構を具えてなり、 前記電子ビーム照射源筐体に配置されて固定された前記
    昇降レール機構におけるスライドレール板部材に電子ビ
    ーム管ユニットを載置して移動させることにより、当該
    電子ビーム管ユニットを当該電子ビーム管照射源筐体内
    に搬入する搬入工程と、この搬入工程により搬入された
    電子ビーム管ユニットを、前記レバーの下降操作により
    下降させて当該電子ビーム照射源筐体におけるユニット
    装着部に装着する装着工程とよりなる装着作業に供され
    るものであることを特徴とする請求項5乃至請求項7の
    いずれかに記載の電子ビーム照射装置。
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