JP2003279075A - 空気調和機の室外機 - Google Patents
空気調和機の室外機Info
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Abstract
設を容易にするとともに、室外機の設置条件を良くした
上吹出し型の空気調和機の室外機を提供する。 【解決手段】 箱状の本体20Aを有し、この本体20
Aの三側面全体に吸込口12、本体上面に吹出口13、
及び本体下部に圧縮機等の機器を備え、前記吸込口12
を有する三側面以外の一側面に第1配管取出口31を設
けた上吹出し形の空気調和機の室外機20において、前
記吸込口12に沿ってベンド側の一部を切欠いて形成し
た熱交換器23を設け、この切欠き部23aに対応させ
て本体20Aに第2配管取出口33を設けた。
Description
調和機の室外機に関する。
は、例えば図8に示すように、底板2と、この底板2上
に立設する支柱3a、3bと、この底板2に載置された
圧縮機4、アキュームレータ5、レシーバタンク6及び
サービスバルブ7a、7b等の機器とを備え、室外機1
本体の左右両側及び背面側の三側面のほぼ全体に空気の
吸込口12、本体の上面には空気の吹出口13が形成さ
れ、前面が開口しこの開口を閉塞するように前面パネル
(図示せず)が設けられる。
せて本体内に送風機15が設けられ、前記吸込口12に
沿って、図9に示すように板状の熱交換器16をU字状
に折曲加工して形成した室外熱交換器16が設けられ
る。前記サービスバルブ7a、7bは底板2の右前部に
設けられたサービス台(図示せず)に取り付けられ、図
示しない室内機へつながるユニット間配管18が接続さ
れる。これらサービスバルブ7a、7bの前方の前面パ
ネルには切欠き部が形成され、この切欠き部にユニット
間配管18を挿通するU字孔を有する取付板(図示せ
ず)が着脱自在に取り付られる。
前方は前記ユニット間配管18が引き出されるため、前
方に所定の間隔を空けて室外機1を設置する必要があ
る。そのため、室外機1を設置する場合、室外機1の底
面積よりも大きな設置スペースを有する場所を確保しな
ければならない。
た配管18が他の方向に引き回される場合には、その配
管が引き回されるスペースも必要となり、室外機1の設
置条件を悪くするものであった。
なされたものであり、室外機から引き出されるユニット
間配管の配設を容易にするとともに、室外機の設置条件
を良くした上吹出し型の空気調和機の室外機を提供する
ことを目的とする。
に、請求項1に記載の発明は、箱状の本体を有し、この
本体の三側面全体に吸込口、本体上面に吹出口、及び本
体下部に圧縮機等の機器を備え、前記吸込口を有する三
側面以外の一側面に第1配管取出口を設けた上吹出し形
の空気調和機の室外機において、前記吸込口に沿ってベ
ンド側の一部を切欠いて形成した熱交換器を設け、この
切欠き部に対応させて本体に第2配管取出口を設けたこ
とを特徴とする。
し、この本体の三側面全体に吸込口、本体上面に吹出
口、及び本体下部に圧縮機等の機器を備え、前記吸込口
を有する三側面以外の一側面に第1配管取出口を設けた
上吹出し形の空気調和機の室外機において、前記吸込口
に沿って本体内の上下に複数段に熱交換器を設け、これ
ら熱交換器のうちのいずれか一つの熱交換器を横寸法の
短いものにするとともに、その側方の本体に第2配管取
出口を設けたことを特徴とする空気調和機の室外機。
2に記載の空気調和機の室外機において、前記第1配管
取出口及び第2配管取出口は、室内機に接続されるユニ
ット間配管を挿通可能にすることを特徴とする。
いずれかに記載の空気調和機の室外機において、前記本
体下部にユニット間配管を接続するサービスバルブを設
けたことを特徴とする。
いずれかに記載の空気調和機の室外機において、前記熱
交換器はU字状に折曲加工されることを特徴とする。
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態におけ
る空気調和機の冷媒配管図である。なお、図8、図9と
同一の構成要素には同一の符号を付して説明する。
外機20と室内機21を備え、これら室外機20と室内
機21がユニット間配管18でつながれている。室外機
20には圧縮機4、四方弁22、室外熱交換器23、冷
房時に略全開状態となり暖房時にその開度が調整される
第1電動膨張弁24、レシーバタンク6、サービスバル
ブ7a、7b、アキュムレータ5等の機器を備え、室内
機21には室内熱交換器25、冷房時にその開度が調整
され暖房時に略全開状態に設定される電動膨脹弁26等
の機器を備え、これらの機器が冷媒管及び前記ユニット
間配管18を介して環状に接続され冷媒回路を形成して
いる。圧縮機4は四方弁22を介して室外熱交換器23
に接続されるとともに、四方弁22を介して室内熱交換
器25に接続されている。室内熱交換器25とレシーバ
タンク6の間には第2電動膨張弁26が設けられ、室外
熱交換器22とレシーバタンク6の間には第1電動膨張
弁24が設けられている。室外熱交換器23には外気を
送風する室外送風機15を備え、室内熱交換器22には
室内空気を送風する室内送風機27を備えている。
は、室内熱交換器25が蒸発器、室外熱交換器23が凝
縮器として作用し、四方弁22が実線で示すように位置
し、圧縮機4から吐出された冷媒が四方弁22、室外熱
交換器23、第1電動膨張弁24、レシーバタンク6、
サービスバルブ7b、第2電動膨張弁26、室内熱交換
器25、サービスバルブ7a、四方弁22、アキューム
レータ5、圧縮機4の順に循環する。
5が凝縮器、室外熱交換器23が蒸発器として作用し、
四方弁22が破線で示すように位置し、圧縮機4から吐
出された冷媒が四方弁22、サービスバルブ7a、室内
熱交換器25、第2電動膨張弁26、サービスバルブ7
b、レシーバタンク6、第1電動膨張弁24、室外熱交
換器23、四方弁22、アキュームレータ5、圧縮機4
の順に循環される。
和機の室外機の前面パネルを外した状態を示す要部正面
図、図3は要部平断面図、図4は室外熱交換器の斜視図
である。
2と、この底板2上に立設する支柱3a、3bとを有す
る箱状の本体20Aを備えており、上面には吹出口13
が形成され、この吹出口13に臨んで本体内に室外送風
機15が設けられている。
方にアキュームレータ5及びレシーバタンク6等の機器
と、右前部にバルブ台(図示せず)とが載置されてい
る。このバルブ台17にはユニット間配管18を接続す
るための2つのサービスバルブ7a、7bが取り付けら
れている。これらの機器及びサービスバルブ7a、7b
等の部品の高さは室外機本体20Aの1/2以下の高さ
になっている。
塞ぐように前面パネル14が設けられる。この前面パネ
ル14の右下部には切欠きが設けられ、この切欠き部が
第1配管取出口(以下第1取出口という)31になって
いる。この第1取出口31を介して前記サービスバルブ
7a、7bに接続される2本のユニット間配管18、1
8が延出される。ユニット間配管18、18接続後、第
1取出口31にはこの開口を覆い、かつ配管を挿通する
U字孔を有する第1取付板32が取り付けられる。
側面には、ほぼ全体に空気の吸込口12が形成され、こ
の吸込口12に沿って本体内に、図5に示すようなU字
状に形成された室外熱交換器23が設けられる。この熱
交換器23は長方形の板状に作製され、一方のベンド側
の下部には切欠き部23aが形成されている。この切欠
き部23aに対応する本体には前記第1取出口31と同
じ大きさの第2配管取出口(以下第2取出口という)3
3が形成される。この第2取出口33には取出口枠34
が設けられ、この取出口枠34には第2取出口33を閉
塞する第2取付板35が取り付けられる。
示すように、サービスバルブ7a、7bに接続されるユ
ニット間配管18、18が室外機20の右側から引き出
される際に用いられる。ユニット間配管18、18は室
外機本体20A内で折曲加工され第2取出口33を通し
て右側方に延出される。配管後に、前記第1取付板32
を外して第2取出口33に取り付け、第1取出口31に
第2取付板35を取り付けるものである。
て、前記室外送風機15が作動されると、前記三側面の
吸込口12から外気が本体20A内に吸い込まれ、外気
が室外熱交換器23を通過するとき室外熱交換器23内
の冷媒と熱交換して吹出口13から吹き出される。
20は、本体20Aの前面と側面とにユニット間配管1
8、18の取出口31、33を設け、2つの取出口3
1、33のいずれからでも配管18、18を引き出する
ことができるので、室外機20の外側での配管18、1
8の引き回しが少なくなり、室外機20の設置スペース
の他に配管用スペースを確保することが少なり、室外機
20の設置場所を確保しやすくすることができる。
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
つの室外熱交換器23を設けているが、複数の熱交換器
に分割して設けても良い。例えば、図7に示すように、
熱交換器を上下2つに分割し、第2取出口33と同じ高
さの熱交換器23dと別の熱交換器23cとを組み合せ
て設け、熱交換器23dの側方に対応する本体に第2取
出口33を設けても良い。
型空気調和機の室外機は、箱状の本体を有し、この本体
の三側面全体に吸込口、吸込口以外の側面に第1配管取
出口を設け、前記吸込口に沿ってベンド側の一部を切欠
いて形成した熱交換器を設け、この切欠き部に対応する
本体に第2配管取出口を設けたことにより、これら配管
取出口のうちのいずれの取出口からでもユニット間配管
を引き出すことができるので、室外機の外で配管が引き
回されることが少なくなる。これにより、室外機から引
き出されるユニット間配管を配設しやすくして室外機の
設置条件を良くすることができる。そして、室外機の設
置スペースを確保しやすくすることができる。
配管図である。
機の前面パネルを外した状態を示す要部正面図である。
す斜視図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 箱状の本体を有し、この本体の三側面全
体に吸込口、本体上面に吹出口、及び本体下部に圧縮機
等の機器を備え、前記吸込口を有する三側面以外の一側
面に第1配管取出口を設けた上吹出し形の空気調和機の
室外機において、 前記吸込口に沿ってベンド側の一部を切欠いて形成した
熱交換器を設け、この切欠き部に対応させて本体に第2
配管取出口を設けたことを特徴とする空気調和機の室外
機。 - 【請求項2】 箱状の本体を有し、この本体の三側面全
体に吸込口、本体上面に吹出口、及び本体下部に圧縮機
等の機器を備え、前記吸込口を有する三側面以外の一側
面に第1配管取出口を設けた上吹出し形の空気調和機の
室外機において、 前記吸込口に沿って本体内の上下に複数段に熱交換器を
設け、これら熱交換器のうちのいずれか一つの熱交換器
を横寸法の短いものにするとともに、その側方の本体に
第2配管取出口を設けたことを特徴とする空気調和機の
室外機。 - 【請求項3】 前記第1配管取出口及び第2配管取出口
は、室内機に接続されるユニット間配管を挿通可能にす
ることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和
機の室外機。 - 【請求項4】 前記本体下部にユニット間配管を接続す
るサービスバルブを設けたことを特徴とする請求項1〜
3のいずれかに記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項5】 前記熱交換器はU字状に折曲加工される
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気
調和機の室外機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002077538A JP2003279075A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002077538A JP2003279075A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 空気調和機の室外機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003279075A true JP2003279075A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29228015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002077538A Pending JP2003279075A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003279075A (ja) |
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- 2002-03-20 JP JP2002077538A patent/JP2003279075A/ja active Pending
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