JP3026689B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3026689B2
JP3026689B2 JP4303786A JP30378692A JP3026689B2 JP 3026689 B2 JP3026689 B2 JP 3026689B2 JP 4303786 A JP4303786 A JP 4303786A JP 30378692 A JP30378692 A JP 30378692A JP 3026689 B2 JP3026689 B2 JP 3026689B2
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明 矢本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は利用側ユニットとして
使用される筐体を複数個備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の利用側熱交換器を備え、ビル内の
インテリア部とペリメータ部等の複数の部分の冷暖房を
行うことのできるものは、特開平4−24441号公報
に記載されたものがある。この公報に記載されているも
のは、床置型の利用側ユニット内に複数の通風路を成形
し、これら通風路内に夫々利用側熱交換器を配置したも
のであった。
【0003】また、複数の室を冷暖房を行うことのでき
るものは、図6に示すようなものがある。これは、ペリ
メータ部専用の利用側ユニット60と、インテリア部専
用の利用側ユニット61とを天井空間内に配置し、室内
のペリメータ部62とインテリア部63とを個別に冷暖
房できるものである。そして、これらの利用側ユニット
60,61には夫々個別の熱源側ユニットがつながれ
る。あるいは前記公報に記載された熱源側ユニットのよ
うな、つながれた複数の利用側ユニットを夫々別々に冷
暖房運転させることのできる熱源側ユニットがつながれ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した公報に記載の
ものでは、室外に利用側ユニットの設置場所を必要とし
たり、利用側熱交換器の能力を越えるような能力を必要
とする場合等は利用できないという欠点があった。
【0005】また、図6に記載のものは、室外に利用側
ユニットの設置場所を必要とせず、利用側熱交換器の能
力を越えるような大能力を必要とする場合は大能力の利
用側ユニットに交換できる利点があるものの、複数の利
用側ユニットを横に並べて配置されるため、横の空間の
狭い場所には設置できないという欠点がある。また、横
に並べて配置された場合は、通風ダクトのつながれる方
向が異っていたり、ぶつかる虞れがあるため、設置工事
を行いにくかった。
【0006】この発明は、横幅の狭い場所にも設置で
き、且つ、設置工事を行い易い空気調和機を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、熱交換器や
送風機等を内蔵し通風ダクトがつながれる筐体を家屋の
天井空間内に複数個設置する空気調和機において、これ
ら筐体のうち巾寸法の大きな筐体を下に巾寸法の小さな
筐体を上にして且つこれら筐体の一側同志を一致させて
積み重ねると共に、これらの筐体はいずれも天井空間内
に垂下されたボルトで支持され、通風ダクトをこれらの
筐体の同一方向の面のみから延出させたものである。
【0008】
【作用】この空気調和機では、複数の筐体のうち巾寸法
の大きな筐体を下に巾寸法の小さな筐体を上にして且つ
これら筐体の一側同志を一致させて積み重ね、且つこれ
らの筐体はいずれも天井空間内に垂下されたボルトで支
持されるので、天井空間内において横幅を大きく必要と
しない。しかも、通風ダクトをこれらの筐体の同一方向
の面のみから延出させたので、筐体の吊り下げ作業や通
風ダクトの接続作業等が行いやすい。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
【0010】図1ないし図3において、1,2は利用側
ユニットとして使用される筐体で、天井空間内に積み重
ねて配置される。3,4は筐体1に内蔵された熱交換器
と送風機で、筐体2にも同様に熱交換器5[図5参照]
と送風機[図示せず]とが内蔵されている。
【0011】筐体1,2の高さHと奥行きDは同一寸法
に設定されており、幅は筐体2の幅W2の方が筐体1の
幅W1より大きく設定されている。これは筐体2の冷凍
能力[例えば4馬力]の方が筐体1の冷凍能力[例えば
1馬力]より大きいため、熱交換器等が大きくなり幅が
大きくなっている。
【0012】6は筐体1の正面に形成された通風ダクト
7の接続部、8は加湿器接続用の切欠部である。同様に
筐体2の正面にも通風ダクト9の接続部10と加湿器接
続用の切欠部11とが形成されている。
【0013】筐体1の側面には冷媒管の接続部12と、
ドレンホースの接続部13と、電装箱14と、吊下具1
5,16とが設けられている。同様に筐体2の側面には
接続部17と、接続部18と、電装箱19と、吊下具2
0,21とが設けられている。
【0014】そして、吊下具15及び20と吊下具16
及び21とが夫々の筐体1,2の側面の同位置に設けら
れているので、同一の吊下げボルト22で吊下具15,
20が吊下げられ、同一の吊下げボルト23で吊下具1
6,21が吊下げられている。
【0015】24は筐体1,2を組付けるための組付
具、25はメンテナンス用に天井板に形成される点検
口、26は筐体1,2の両吸込口に連通するように取付
けられる吸込みチャンバー、27はこのチャンバーと吸
込グリル28[図4参照]とをつなぐ通風ダクトであ
る。
【0016】図4は空気調和機の設置例を天井側から見
た場合の略図を示している。29はペリメータ部用吹出
グリルで、通風ダクト7により筐体1[左上から右下へ
の斜線で示す]とつながれている。30はインテリア部
用吹出グリルで、通風ダクト9により筐体2[右上から
左下への斜線で示す]とつながれている。
【0017】図5において、31は熱源側ユニットを示
しており、この熱源側ユニットにはユニット間配管32
を介して筐体1,2が接続されている。ユニット間配管
32は2本のガス管と1本の液管とで構成されている。
熱源側ユニット31には、圧縮機33と、気液分離器3
4と、熱源側熱交換器35とが組み込まれ、この熱源側
熱交換器の一端Aには第1の切換弁36Aと第2の切換
弁36Bが接続されている。第1の切換弁36Aは圧縮
機33の冷媒吐出管37に接続され、第2の切換弁36
Bは同じ圧縮機33の冷媒吸込管38に接続されてい
る。39は熱源側送風機である。
【0018】この熱源側ユニットには、上述のように、
ユニット間配管32が接続されている。このユニット間
配管32は、液管32Bと高圧ガス管32Aと低圧ガス
管32Cとからなり、液管32は熱源側熱交換器35の
他端Bに接続される一方で、高圧ガス管32Aは冷媒吐
出管37に接続され、低圧ガス管32Cは冷媒吸込管3
8に接続されている。また、液管32Bは途中で2つに
分岐され、一方の分岐液管40Aは電動式膨張弁等の第
1の冷媒減圧器41を介して熱交換器3に接続され、他
方の分岐液管40Bは、同じく電動式膨張弁等の第2の
冷媒減圧器42を介して熱交換器5に接続されている。
熱交換器3には、第1の低圧ガス用切換弁43Aと第1
の高圧ガス用切換弁43Bとが接続され、第1の低圧ガ
ス用切換弁43Aは低圧ガス管32Cから分岐した分岐
低圧ガス管44Aに接続されている。第1の高圧ガス用
切換弁43Bは高圧ガス管32Aから分岐した分岐高圧
ガス管45Aに接続されている。また、熱交換器5に
は、第2の低圧ガス用切換弁46Aと第2の高圧ガス用
切換弁46Bとが接続され、第2の低圧ガス用切換弁4
6Aは低圧ガス管32Cから分岐した分岐低圧ガス管4
4Bに接続され、第2の高圧ガス用切換弁46Bは高圧
ガス管32Aから分岐した分岐高圧ガス管45Bに接続
されている。
【0019】そして、切換弁43Aが開かれると共に切
換弁43Bが閉じられると筐体1で冷房を行うことがで
き、切換弁43Aが閉じられると共に切換弁43Bが開
かれると筐体1で暖房を行うことができる。
【0020】同様に、筐体2では、切換弁46Aが開か
れると共に切換弁46Bが閉じられると冷房を行うこと
ができ、切換弁46Aが閉じられると共に切換弁46B
が開かれると暖房を行うことができる。
【0021】このように構成された、空気調和機では筐
体1,2が積み重ねられており、横幅を大きく必要とし
ないから、横幅の狭い場所にも筐体1,2を設置するこ
とができる。しかも、筐体1,2が積み重ねられてお
り、且つ、通風ダクト7,9が筐体1,2の同一の方向
の面から延出されているので、筐体1,2の吊下げ作業
や通風ダクト7,9の接続作業を行い易いから、設置工
事を行い易くすることができる。特に、この空気調和機
では吸込グリル28と通風ダクト27と吸込チャンバー
26とを筐体1,2の共通の吸込通路として利用してい
るので、設置工事が軽減化されている。
【0022】また、図3を見ると分かるように、メンテ
ナンスする部分、例えば冷媒管の接続部12,17やド
レンホースの接続部13,18や電装箱14,19が一
側面にあるため、メンテナンスする場合も点検口25か
ら全てメンテナンスすることができる。
【0023】更にまた、この空気調和機では別体の筐体
1,2を使用しているので、冷凍能力の要求に応じて能
力の異る筐体と交換し、これを利用することができる。
【0024】
【発明の効果】この発明は、熱交換器や送風機等を内蔵
し通風ダクトがつながれる筐体を家屋の天井空間内に複
数個設置する空気調和機において、これら筐体のうち巾
寸法の大きな筐体を下に巾寸法の小さな筐体を上にして
且つこれら筐体の一側同志を一致させて積み重ねると共
に、これらの筐体はいずれも天井空間内に垂下されたボ
ルトで支持され、通風ダクトをこれらの筐体の同一方向
の面のみから延出させるようにしたので、天井空間内に
おいてその設置スペースとして横幅を大きく必要としな
いから、横幅の狭い場所にも設置できる。しかも、通風
ダクトをこれらの筐体の同一方向の面から延出させたの
で、筐体の吊り下げ作業や通風ダクトの接続作業等が行
いやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す空気調和機の正面図
である。
【図2】同空気調和機の平面図である。
【図3】同空気調和機の側面図である。
【図4】同空気調和機の設置例を示す略図である。
【図5】同空気調和機の熱源側ユニットを示す冷媒回路
図である。
【図6】従来の空気調和機の設置例を示す略図である。
【符号の説明】
1,2 筐体 3,5 熱交換器 4 送風機 7,9 通風ダクト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器や送風機等を内蔵し通風ダクトが
    つながれる筐体を家屋の天井空間内に複数個設置する空
    気調和機において、これら前記筐体のうち巾寸法の大き
    な筐体を下に巾寸法の小さな筐体を上にして且つこれら
    筐体の一側同志を一致させて積み重ねると共に、これら
    の筐体はいずれも前記天井空間内に垂下されたボルトで
    支持され、前記通風ダクトをこれらの筐体の同一方向の
    のみから延出させたことを特徴とする空気調和機。
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