JP2003278892A - 遊星歯車装置 - Google Patents
遊星歯車装置Info
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- JP2003278892A JP2003278892A JP2002088077A JP2002088077A JP2003278892A JP 2003278892 A JP2003278892 A JP 2003278892A JP 2002088077 A JP2002088077 A JP 2002088077A JP 2002088077 A JP2002088077 A JP 2002088077A JP 2003278892 A JP2003278892 A JP 2003278892A
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Abstract
簡易かつ低コストで行うことのできる取付構造を有する
遊星歯車装置を提案する。 【解決手段】 本発明による遊星歯車装置においては、
キャリアを構成するキャリアカバーに複数の突起を形成
し、この突起とキャッチプレートとを嵌合させると共
に、突起をかしめてキャッチプレートをキャリアカバー
に固定することとしている。そのため、キャリアカバー
側にキャッチプレートを嵌合させるための溝等を形成す
る必要が無く、作業工数の減少および製造コストの低減
を図ることができる。
Description
等に用いられる遊星歯車装置に関するものであり、特に
遊星歯車装置を構成するプラネタリギヤへ供給する潤滑
油を案内するためのキャッチプレートのキャリアへの取
付構造に関するものである。
平10-184857号公報に記載されているものがある。
構成要素であるプラネタリギヤ機構のピニオンギヤを回
転自在に支持するピニオン軸を取り付けたキャリアが、
キャリア本体とキャリアカバーから構成され、キャリア
本体のヨーク部(脚部)がキャリアカバーに嵌挿されて
いる。また、このキャリアには、ピニオン軸の油路を通
してプラネタリギヤ機構へ供給する潤滑油を捕捉するた
めのレシーバ(キャッチプレート)が設けられており、
レシーバは、その外周部をキャリアカバー表面に形成し
た環状溝に圧入嵌合させ、さらに環状溝の外周側縁部の
かしめ部でかしめ止めすることによりキャリアカバーに
取り付けられている。
けるレシーバの取付構造の場合、装置の製造に際してキ
ャリアカバー表面の全周に亘って環状溝を形成する工程
が必要となり、この工程は作業工数およびコストの増加
を招くこととなる。
ートのキャリアカバーへの取り付けにおいて、キャリア
カバーにレシーバを嵌合させるための溝等を形成するこ
となしにレシーバを固定するような取付構造とすること
により、上記の従来技術の問題を解決することを目的と
する。
造を安価なプレス加工により形成することにより、上記
の作用効果を確実なものとすることを目的とする。
ートのキャリアカバーへの取り付けにおいて、単純な構
成で、かつ、かしめ工程を必要としない取付構造とする
ことにより、上記の従来技術の問題を解決することを目
的とする。
ートのキャリアカバーへの取り付けにおいて、単純な構
成で、かつ、かしめ工程を必要としない取付構造とする
ことにより、上記の従来技術の問題を解決することを目
的とする。
ートのキャリアカバーへの取り付けにおいて、単純な構
成で、かつ、かしめ工程を必要としない取付構造とする
ことにより、上記の従来技術の問題を解決することを目
的とする。
ートのキャリアカバーへの組み付け性を向上させること
により、上記の作用効果を確実なものとすることを目的
とする。
1発明による遊星歯車装置は、サンギヤと、プラネタリ
ギヤと、リングギヤと、前記プラネタリギヤを回転可能
に支持するピニオンシャフトを取り付けたキャリアとを
具え、前記キャリアが前記ピニオンシャフトの一端を支
持するキャリア本体と、前記ピニオンシャフトの他端を
支持すると共に前記キャリア本体と嵌合するキャリアカ
バーと、前記キャリアカバーに取り付けた、前記ピニオ
ンシャフト内に形成した油路を通して前記プラネタリギ
ヤへ供給される潤滑油を前記油路へ案内するためのキャ
ッチプレートとを有する遊星歯車装置において、前記キ
ャッチプレートの前記キャリアカバーへの取り付けに際
し、前記キャリアカバーの前記キャッチプレートの取付
面に該キャッチプレートの外周面と嵌合する複数の突起
を形成し、これら突起と前記キャッチプレートとを嵌合
させた後に前記突起をかしめることにより前記キャッチ
プレートを固定したことを特徴とするものである。
において、前記キャリアカバーの突起を、前記取付面の
裏面からのプレス加工による半抜きにより形成したこと
を特徴とするものである。
と、プラネタリギヤと、リングギヤと、前記プラネタリ
ギヤを回転可能に支持するピニオンシャフトを取り付け
たキャリアとを具え、前記キャリアが前記ピニオンシャ
フトの一端を支持するキャリア本体と、前記ピニオンシ
ャフトの他端を支持すると共に前記キャリア本体と嵌合
するキャリアカバーと、前記キャリアカバーに取り付け
た、前記ピニオンシャフト内に形成した油路を通して前
記プラネタリギヤへ供給される潤滑油を前記油路へ案内
するためのキャッチプレートとを具え、前記キャリア本
体が前記キャリアカバーと嵌合する脚部を有する遊星歯
車装置において、前記キャリア本体の脚部の先端が前記
キャリアカバー表面から外側へ突出するように前記脚部
と前記キャリアカバーとを嵌合させると共に、前記キャ
リアカバー表面から突出させた該脚部先端に凹部を形成
し、前記キャッチプレートの周縁部に半径方向に突出す
る凸部を形成し、前記キャリア本体脚部先端の凹部に前
記キャッチプレートの凸部を圧入して嵌合させることに
より前記キャッチプレートを前記キャリアカバーに取り
付けたことを特徴とするものである。
と、プラネタリギヤと、リングギヤと、前記プラネタリ
ギヤを回転可能に支持するピニオンシャフトを取り付け
たキャリアとを具え、前記キャリアが前記ピニオンシャ
フトの一端を支持するキャリア本体と、前記ピニオンシ
ャフトの他端を支持すると共に前記キャリア本体と嵌合
するキャリアカバーと、前記キャリアカバーに取り付け
た、前記ピニオンシャフト内に形成した油路を通して前
記プラネタリギヤへ供給される潤滑油を前記油路へ案内
するためのキャッチプレートとを具え、前記キャリア本
体が前記キャリアカバーと嵌合する脚部を有する遊星歯
車装置において、前記キャリア本体の脚部の先端が前記
キャリアカバー表面から外側へ突出するように前記脚部
と前記キャリアカバーとを嵌合させると共に、前記キャ
リアカバー表面から突出させた該延長部先端を半径方向
内側へ折り曲げ、前記キャリア本体脚部の延長部先端と
前記キャッチプレートの周縁部とを嵌合させることによ
り前記キャッチプレートを前記キャリアカバーに取り付
けたことを特徴とするものである。
と、プラネタリギヤと、リングギヤと、前記プラネタリ
ギヤを回転可能に支持するピニオンシャフトを取り付け
たキャリアとを具え、前記キャリアが前記ピニオンシャ
フトの一端を支持するキャリア本体と、前記ピニオンシ
ャフトの他端を支持すると共に前記キャリア本体と嵌合
するキャリアカバーと、前記キャリアカバーに取り付け
た、前記ピニオンシャフト内に形成した油路を通して前
記プラネタリギヤへ供給される潤滑油を前記油路へ案内
するためのキャッチプレートとを具える遊星歯車装置に
おいて、前記キャリアカバーの外周面に周方向に溝を形
成し、前記キャッチプレートの外周縁に軸線方向に湾曲
して延在する取付足部を形成し、前記キャリアカバーの
溝と前記キャッチプレートの取付足部とを嵌合させるこ
とにより前記キャッチプレートを前記キャリアカバーに
取り付けたことを特徴とするものである。
リアカバーの前記キャッチプレートと対面する側の面の
周縁部を面取り加工したことを特徴とするものである。
複数の突起を形成し、この突起とキャッチプレートとを
嵌合させると共に、突起をかしめてキャッチプレートを
キャリアカバーに固定することとしている。そのため、
キャリアカバー側にキャッチプレートを嵌合させるため
の溝等を形成する必要が無く、作業工数の減少および製
造コストの低減を図ることができる。
起を形成するに際し、形成する面と反対側(裏側)の面
からプレス加工による半抜きにより行うこととしてい
る。そのため、比較的低コストのプレス加工を使用する
ことから、製造コストの低減に寄与できることとなる。
リアカバーを取り付ける際に、両者を嵌合するためのキ
ャリア本体の脚部をキャリアカバー表面から突出させ、
この突出した部分に形成した凹部にキャッチプレートに
形成した凸部を圧入して嵌合させることにより、キャリ
ア本体へのキャリアカバーに固定すると共に、キャッチ
プレートを取り付けることとしている。そのため、かし
め工程を必要としない単純な取付構造を実現することが
可能となり、より一層の作業工数の減少および製造コス
トの低減を図ることができる。
リアカバーを取り付ける際に、両者を嵌合するためのキ
ャリア本体の脚部をキャリアカバー表面から突出させ、
かつ、この突出した部分を半径方向内側に折り曲げ、そ
こにキャッチプレートを嵌合させることとしている。こ
のようにすることによっても、かしめ工程を必要としな
い単純な取付構造を実現することが可能となり、より一
層の作業工数の減少および製造コストの低減を図ること
ができる。
キャリアカバーに被せて固定するような形状とし、その
際、キャリアカバー側に溝を形成し、この溝にキャッチ
プレート側に形成した、湾曲形状の取付足部を嵌合させ
ることとしている。このような構造とすることによって
も、かしめ工程を必要としない、単純な取付構造を実現
することが可能となり、より一層の作業工数の減少およ
び製造コストの低減を図ることができる。
キャリアカバーに被せて固定するに際し、キャッチプレ
ートと対面するキャリアカバーの面、すなわちキャッチ
プレートに覆われる面の周縁部を面取り加工することと
している。それによって、キャッチプレートの取り付け
作業が容易なものとなり、効率的な組み立て作業を実現
することができる。
適な実施形態について説明する。
けるキャリアの第一の実施形態を示すものであり、図1
は正面図、図2は図1のA-A線に沿った側断面図、図3は図
2の円で囲んだ部分Aを拡大して示す側断面図である。
キャリアカバー12からなり、キャリア本体11の脚部11a
をキャリアカバー12の溝12aに嵌め込むことにより両者
を嵌合させている。またキャリア本体11とキャリアカバ
ー12との間でプラネタリギヤ13を回転自在に支持するピ
ニオンシャフト14を支持している。またピニオンシャフ
ト14内部には油路15が形成されており、外部から導入さ
れた潤滑油が油路15を通してプラネタリギヤ13へ供給さ
れる。
を油路15へ導入するためのキャッチプレート16を取り付
けている。キャッチプレート16のキャリアカバー12への
取り付けは、キャリアカバー12表面に形成した複数(図
では4箇所)の突起17と、キャッチプレート16の外周に
形成した、半径方向外向きに張り出す張出部18とを嵌合
させ、その後かしめ19によって固定することにより行
う。
17を形成する面の裏側よりプレス加工による半抜きを行
うことにより形成する。つまり、裏側からプレスするこ
とにより孔開けを行う途中でプレスを止め、それによっ
て突起17を形成するものである。なお、それによって突
起17の裏側には窪み20が形成されるが、キャリアカバー
12の使用には何ら影響を及ぼすものではない。
ャリアカバー12へのキャッチプレート16の取り付けを、
簡易かつ低コストで実現することが可能となる。
におけるキャリアの第二の実施形態を示すものであり、
図4は正面図、図5は図4のA-A線に沿った側断面図、図6
は図5の矢印Aから見た部分を拡大して示す側断面図であ
る。
よびキャリアカバー32からなり、キャリア本体31の脚部
31aをキャリアカバー32の溝32aに嵌め込むことにより両
者を嵌合させている。またキャリア本体31とキャリアカ
バー32との間でプラネタリギヤ33を回転自在に支持する
ピニオンシャフト34を支持している。またピニオンシャ
フト34内部には油路35が形成されており、外部から導入
された潤滑油が油路35を通してプラネタリギヤ33へ供給
される。
体31の脚部31aが、キャリアカバー32の溝32aから外側に
突出するように溝32aに嵌め込まれており、この突出し
た延長部31bには凹部31cを形成している。キャッチプレ
ート36の取り付けは、その外周に形成した、半径方向外
向きに張り出す張出部(凸部)37を、前記凹部31cに圧
入することにより行う。
ャリアカバー32へのキャッチプレート36の取り付けに際
し、かしめ工程などの固定のための作業が必要なくなる
ため、キャリアカバー32へのキャッチプレート36の取り
付けを、より簡易かつ低コストで実現することが可能と
なる。
におけるキャリアの第三の実施形態を示すものであり、
図7は正面図、図8は図4のA-A線に沿った側断面図、図9
は図8の円で囲んだ部分Aを拡大して示す側断面図であ
る。
キャリアカバー52からなり、キャリア本体51の脚部51a
をキャリアカバー52の溝52aに嵌め込むことにより両者
を嵌合させている。またキャリア本体51とキャリアカバ
ー52との間でプラネタリギヤ53を回転自在に支持するピ
ニオンシャフト54を支持している。またピニオンシャフ
ト54内部には油路55が形成されており、外部から導入さ
れた潤滑油が油路55を通してプラネタリギヤ13へ供給さ
れる。
体51の脚部51aが、キャリアカバー52の溝52aから外側に
突出するように嵌め込まれており、しかも、この突出し
た延長部51bが、図8および図9に詳細に示すように半径
方向内側に折り曲げられている。
に上向きに折り曲げた折曲部57を形成し、この折曲部57
とキャリアカバー52から突出するキャリア本体51の延長
部51bとを嵌合させることによりキャッチプレート56を
取り付けている。
ー52へのキャッチプレート56の取り付けを、簡易かつ低
コストで実現することが可能となる。
装置のキャリアの第四の実施形態を示すものであり、図
10は正面図、図11は断面図、図12は図11の円で囲んだ部
分Aを拡大してそれぞれ示す図である。
リア70もキャリア本体71およびキャリアカバー72からな
り、キャリア本体71の脚部71aをキャリアカバー72の溝7
2aに嵌め込むことにより両者を嵌合させている。またキ
ャリア本体71とキャリアカバー72との間でプラネタリギ
ヤ73を回転自在に支持するピニオンシャフト74を支持し
ている。またピニオンシャフト74内部には油路75が形成
されており、外部から導入された潤滑油が油路75を通し
てプラネタリギヤ73へ供給される。
ート76は、図11より明らかなように、キャリアカバー72
の外周を覆うような形状を有し、キャリアカバー72に被
せるようにして取り付けるものである。
折り曲げられていると共に、湾曲した形状をなす取付足
77を有する。一方キャリアカバー72の側面には周方向に
溝78を形成し、この溝78とキャッチプレート76の取付足
77の湾曲した部分とを嵌合させることにより、キャッチ
プレート76をキャリアカバー72に取り付けている。
キャリアカバー72へのキャッチプレート76の取り付け
を、簡易かつ低コストで実現することが可能となる。
ート76と対面する側の面、すなわちキャッチプレート76
を取り付けた時に、これに覆われる面の周縁部を面取り
加工79を施している。この面取り加工を行うことによ
り、キャッチプレート76の取り付け作業がより簡単なも
のとなる。
車装置は、キャリアにキャッチプレートを取り付けるた
めの取付構造を簡素化し、それによって組み付け作業を
容易なものとして作業時間の短縮化とコスト低減に寄与
し得るものである。
れるものではなく、単純遊星歯車装置のみならず、いわ
ゆるラビニヨ型の遊星歯車装置等にも適用し得るもので
あることは言うまでもない。
の第一の実施形態を示す正面図である。
図である。
面図である。
の第二の実施形態を示す正面図である。
図である。
示す側断面図である。
の第三の実施形態を示す正面図である。
図である。
面図である。
アの第四の実施形態を示す正面図である。
断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 サンギヤと、プラネタリギヤと、リング
ギヤと、前記プラネタリギヤを回転可能に支持するピニ
オンシャフトを取り付けたキャリアとを具え、 前記キャリアが前記ピニオンシャフトの一端を支持する
キャリア本体と、前記ピニオンシャフトの他端を支持す
ると共に前記キャリア本体と嵌合するキャリアカバー
と、前記キャリアカバーに取り付けた、前記ピニオンシ
ャフト内に形成した油路を通して前記プラネタリギヤへ
供給される潤滑油を前記油路へ案内するためのキャッチ
プレートとを有する遊星歯車装置において、 前記キャッチプレートの前記キャリアカバーへの取り付
けに際し、前記キャリアカバーの前記キャッチプレート
の取付面に該キャッチプレートの外周面と嵌合する複数
の突起を形成し、これら突起と前記キャッチプレートと
を嵌合させた後に前記突起をかしめることにより前記キ
ャッチプレートを固定したことを特徴とする遊星歯車装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の遊星歯車装置において、 前記キャリアカバーの突起を、前記取付面の裏面からの
プレス加工による半抜きにより形成したことを特徴とす
る遊星歯車装置。 - 【請求項3】 サンギヤと、プラネタリギヤと、リング
ギヤと、前記プラネタリギヤを回転可能に支持するピニ
オンシャフトを取り付けたキャリアとを具え、 前記キャリアが前記ピニオンシャフトの一端を支持する
キャリア本体と、前記ピニオンシャフトの他端を支持す
ると共に前記キャリア本体と嵌合するキャリアカバー
と、前記キャリアカバーに取り付けた、前記ピニオンシ
ャフト内に形成した油路を通して前記プラネタリギヤへ
供給される潤滑油を前記油路へ案内するためのキャッチ
プレートとを具え、前記キャリア本体が前記キャリアカ
バーと嵌合する脚部を有する遊星歯車装置において、 前記キャリア本体の脚部の先端が前記キャリアカバー表
面から外側へ突出するように前記脚部と前記キャリアカ
バーとを嵌合させると共に、前記キャリアカバー表面か
ら突出させた該脚部先端に凹部を形成し、 前記キャッチプレートの周縁部に半径方向に突出する凸
部を形成し、 前記キャリア本体脚部先端の凹部に前記キャッチプレー
トの凸部を圧入して嵌合させることにより前記キャッチ
プレートを前記キャリアカバーに取り付けたことを特徴
とする遊星歯車装置。 - 【請求項4】 サンギヤと、プラネタリギヤと、リング
ギヤと、前記プラネタリギヤを回転可能に支持するピニ
オンシャフトを取り付けたキャリアとを具え、 前記キャリアが前記ピニオンシャフトの一端を支持する
キャリア本体と、前記ピニオンシャフトの他端を支持す
ると共に前記キャリア本体と嵌合するキャリアカバー
と、前記キャリアカバーに取り付けた、前記ピニオンシ
ャフト内に形成した油路を通して前記プラネタリギヤへ
供給される潤滑油を前記油路へ案内するためのキャッチ
プレートとを具え、前記キャリア本体が前記キャリアカ
バーと嵌合する脚部を有する遊星歯車装置において、 前記キャリア本体の脚部の先端が前記キャリアカバー表
面から外側へ突出するように前記脚部と前記キャリアカ
バーとを嵌合させると共に、前記キャリアカバー表面か
ら突出させた該延長部先端を半径方向内側へ折り曲げ、 前記キャリア本体脚部の延長部先端と前記キャッチプレ
ートの周縁部とを嵌合させることにより前記キャッチプ
レートを前記キャリアカバーに取り付けたことを特徴と
する遊星歯車装置。 - 【請求項5】 サンギヤと、プラネタリギヤと、リング
ギヤと、前記プラネタリギヤを回転可能に支持するピニ
オンシャフトを取り付けたキャリアとを具え、 前記キャリアが前記ピニオンシャフトの一端を支持する
キャリア本体と、前記ピニオンシャフトの他端を支持す
ると共に前記キャリア本体と嵌合するキャリアカバー
と、前記キャリアカバーに取り付けた、前記ピニオンシ
ャフト内に形成した油路を通して前記プラネタリギヤへ
供給される潤滑油を前記油路へ案内するためのキャッチ
プレートとを具える遊星歯車装置において、 前記キャリアカバーの外周面に周方向に溝を形成し、 前記キャッチプレートの外周縁に軸線方向に湾曲して延
在する取付足部を形成し、 前記キャリアカバーの溝と前記キャッチプレートの取付
足部とを嵌合させることにより前記キャッチプレートを
前記キャリアカバーに取り付けたことを特徴とする遊星
歯車装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の遊星歯車装置において、 前記キャリアカバーの前記キャッチプレートと対面する
側の面の周縁部を面取り加工したことを特徴とする遊星
歯車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002088077A JP4183960B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 遊星歯車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002088077A JP4183960B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 遊星歯車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003278892A true JP2003278892A (ja) | 2003-10-02 |
JP4183960B2 JP4183960B2 (ja) | 2008-11-19 |
Family
ID=29234060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002088077A Expired - Fee Related JP4183960B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 遊星歯車装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4183960B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2007301565A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Toyota Motor Corp | 駆動部品の締結方法および駆動部品 |
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DE102020211296A1 (de) | 2020-09-09 | 2022-03-10 | Zf Friedrichshafen Ag | Planetenradsatz und Getriebe für ein Kraftfahrzeug |
-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002088077A patent/JP4183960B2/ja not_active Expired - Fee Related
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