JP2003278618A - 燃料圧力調整弁 - Google Patents
燃料圧力調整弁Info
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Abstract
圧力調整弁を提供することを課題とする。 【解決手段】 燃料圧力調整弁1は、燃料ポンプと燃料
噴射弁との間の燃料供給通路に接続され、余剰燃料を燃
料タンクに戻すことにより燃料供給通路の圧力を調整
し、燃料供給通路に連通する高圧室203と、燃料タン
クに連通する低圧室202と、を区画するハウジング2
と、高圧室203と低圧室202とを連通する放圧通路
30を持つブッシュ3と、ブッシュ3の上流端に離接可
能に配置された弁部材5と、を備える。ブッシュ3は、
放圧通路30を遮断するとともに、遮断上流側と遮断下
流側とを分岐して連通させる複数の連通路が区画された
等圧化隔壁部31を持つ。連通路の路長は0.15mm
以上1.5mm以下に設定されている。
Description
に配置され燃料供給通路の圧力を調整する燃料圧力調整
弁に関する。
れる傾向にある。静粛性が重視されるにつれて、燃料圧
力調整弁で発生する騒音が新たな騒音源として問題にな
ってきている。
断面図を示す。図に示すように、燃料圧力調整弁100
は、ハウジング106とブッシュ107とダイヤフラム
103と弁部材104とコイルばね105とを備える。
ハウジング106は、燃料圧力調整弁100の外殻をな
す。ハウジング106は第一ケース101と第二ケース
102とからなる。
107が配置されている。ブッシュ107の内部には、
放圧通路110が区画されている。ブッシュ107の外
周側には、高圧室108が区画されている。ブッシュ1
07の下方には、低圧室109が区画されている。高圧
室108は、高圧側接続管111を介して燃料供給配管
とつながっている。燃料供給配管は、燃料タンクの貯留
燃料を圧送する燃料ポンプと、燃焼室に燃料を供給する
燃料噴射弁との間に介装されている。低圧室109は、
低圧側接続管112を介して燃料リターン配管とつなが
っている。燃料リターン配管は、燃料タンクと連通して
いる。
ね105が配置されている。また、第二ケース102の
内周側は、背圧側接続管113を介して吸気管とつなが
っている。
と第二ケース102との間に介装されている。ダイヤフ
ラム103により第一ケース101と第二ケース102
とは仕切られている。
央に固定されている。弁部材104は、前記コイルばね
105により、ブッシュ107方向に付勢されている。
111→高圧室108→弁部材104とブッシュ107
上流端との隙間(以下、「弁隙間」と称す。)→放圧通
路110→低圧室109→低圧側接続管112→燃料リ
ターン配管→燃料タンクの順に流れる。
は、弁隙間からから放圧通路110に高速で流れ込む。
このため、流速差により負圧領域が発現し余剰燃料内に
気泡核が発生する場合がある。つまり、減圧沸騰が起こ
る場合がある。減圧沸騰により発生した気泡核は、放圧
通路110内において膨張し、そして破裂する。この破
裂により発生する圧力波は、騒音の原因となる。
燃料圧力制御弁が特開平12−104642号公報に紹
介されている。この燃料圧力調整弁は、燃料リターン配
管に、燃料タンクと連通する導入口を穿設するものであ
る。この燃料圧力調整弁では、この導入口から、ほぼ大
気圧である燃料タンク内の雰囲気を導入することにより
負圧領域の発生を抑制している。そして、減圧沸騰によ
り発生、膨張する気泡核の破裂を抑制し、騒音を低減し
ている。
は、燃料リターン配管と連結されることにより初めてそ
の効果を発揮するものである。すなわち燃料圧力調整弁
が燃料リターン配管と連結されていなければ騒音を低減
することはできない。
みて完成されたものである。したがって本発明は、減圧
沸騰による騒音を単独で低減できる燃料圧力調整弁を提
供することを目的とする。
るため、本発明の燃料圧力調整弁は、燃料ポンプと燃料
噴射弁との間の燃料供給通路に接続され、余剰燃料を燃
料タンクに戻すことにより該燃料供給通路の圧力を調整
し、該燃料供給通路に連通する高圧室と、該燃料タンク
に連通する低圧室と、を区画するハウジングと、該高圧
室と該低圧室とを連通する放圧通路を持つブッシュと、
該ブッシュの上流端に離接可能に配置された弁部材と、
を備える燃料圧力調整弁であって、該ブッシュは、該放
圧通路を遮断するとともに、遮断上流側と遮断下流側と
を分岐して連通させる複数の連通路が区画された等圧化
隔壁部を持ち、該連通路の路長は0.15mm以上1.
5mm以下であることを特徴とする。
シュの内部に等圧化隔壁部を配置するものである。そし
て、等圧化隔壁部に配置された連通路の路長を0.15
mm以上1.5mm以下とするものである。
放圧通路に勢いよく流れ込む。なお、放圧通路内におい
て、余剰燃料の流速は、中央部が速く、内周面付近が遅
くなっている。
を通過する。このとき、余剰燃料の流れが絞られる。し
たがって、流速、すなわち単位時間あたりの流量の大き
い中央部を流れる余剰燃料は、この流量を維持したまま
等圧化隔壁部の中央部に配置された連通路を通過するこ
とはできない。したがって、中央部を流れる余剰燃料の
一部は、等圧化隔壁部により堰き止められることにな
る。
れる余剰燃料は、流量を維持したまま等圧化隔壁部のブ
ッシュ内周面付近に配置される連通路を通過することが
できる。ここで、ブッシュ内周面付近の連通路には、未
だ流量的に余裕がある。このため、上記堰き止められた
中央部の余剰燃料が内周面付近の連通路に流れ込む。
り、等圧化隔壁部の下流側においては、余剰燃料の圧力
分布が均一化される。また連通路による絞り損失のため
余剰燃料の流速が低下する。このため、減圧沸騰による
気泡核の発生、膨張を抑制することができる。したがっ
て、本発明の燃料圧力調整弁によると、例えば燃料リタ
ーン配管に導入口を穿設しなくても、単独で騒音を低減
することができる。
としたのは、以下の理由による。すなわち、連通路の路
長を0.15mm未満とすると、等圧化隔壁部に連通路
を配置する際に、高い加工精度が要求される。そして、
等圧化隔壁部の製造コスト、ひいては燃料圧力調整弁の
製造コストが高くなる。このような理由から、連通路の
路長を0.15mm以上とした。
たのは、以下の理由による。すなわち、余剰燃料は、連
通路の入口で絞られる。そして連通路を流下するにした
がって膨張する。このため、連通路の路長が1.5mm
を超えると、余剰燃料が連通路内で減圧沸騰するおそれ
がある。余剰燃料が連通路内で減圧沸騰すると、連通路
内に気泡核が発生、膨張する。したがって、騒音が発生
するおそれがある。また、気泡核により余剰燃料の流れ
が邪魔されるため、余剰燃料が連通路を流れにくくなる
おそれがある。このような理由から、連通路の路長を
1.5mm以下とした。
いて、前記連通路の路長は、0.2mm以上0.9mm
以下である構成とする方がよい。連通路の路長を0.2
mm以上としたのは、0.2mm未満だと、優れた騒音
抑制効果が得られないおそれがあるからである。また、
連通路の路長を0.9mm以下としたのも、0.9mm
を超えると、優れた騒音抑制効果が得られないおそれが
あるからである。
いて、前記等圧化隔壁部の上流端は、前記ブッシュの上
流端よりも、下流側に配置されている構成とする方がよ
い。つまり、本構成は、等圧化隔壁部をブッシュ上流端
から陥没してブッシュ内に配置するものである。ブッシ
ュ上流端は、弁部材が当接する際、余剰燃料の流れをシ
ールする役割を有する。このため、ブッシュ上流端に
は、厳しい寸法精度が要求される。ここで、等圧化隔壁
部をブッシュ上流端と同じ高さ、すなわち面一に配置す
ると、等圧化隔壁部にも弁部材が当接することになる。
したがって、等圧化隔壁部にも厳しい寸法精度が要求さ
れることになる。
シュ上流端から陥没して配置している。このため、等圧
化隔壁部にまで厳しい寸法精度が要求されることがな
い。したがって、本構成によると、より簡単に等圧化隔
壁部、ひいては燃料圧力調整弁を作製することができ
る。
いて、前記等圧化隔壁部の上流端は、前記ブッシュの上
流端に近接して配置されている構成とする方がよい。
る。このとき、弁隙間の絞り効果により余剰燃料は高圧
化する。そして、弁隙間から離れるにつれ、一旦絞られ
た余剰燃料は、再び膨張する。ここで、等圧化隔壁部を
ブッシュ上流端から離して配置すると、膨張した余剰燃
料を再度連通路により絞ることになる。そして、この絞
りによる抵抗は、弁部材あるいはブッシュを振動させ騒
音を発生させる一因となる。
ュ上流端に近接して配置している。このため、弁隙間の
絞り効果により絞られた燃料が、再膨張することなくそ
のままの状態で連通路に流入する。したがって、本構成
によると、弁部材あるいはブッシュの振動による騒音を
抑制することができる。
いて、前記等圧化隔壁部の上流端は、前記ブッシュの上
流端から下流側に0.1mm以上0.7mm未満だけ離
間するように配置されている構成とする方がよい。
端から下流側に0.1mm以上離間させたのは以下の理
由による。すなわち、弁隙間から流入する余剰燃料中に
は、微小な異物が混入している場合がある。そして、こ
の異物が等圧化隔壁部の上流端上に堆積する場合があ
る。このとき、等圧化隔壁部の上流端が、ブッシュの上
流端から下流側に0.1mm未満だけ離間していては、
堆積した異物が閉弁時に弁部材と接触するおそれがあ
る。そして、シール性が低下するおそれがある。このよ
うな理由から、等圧化隔壁部の上流端を、ブッシュの上
流端から下流側に0.1mm以上離間させた。
の上流端から下流側に0.7mm未満離間させたのは以
下の理由による。すなわち、上述したように、まず余剰
燃料は弁隙間を通過することにより絞られ、次にブッシ
ュ上流端から流下するにしたがって膨張し、それから等
圧化隔壁部の連通路により再度絞られる。このため、膨
張した後の余剰燃料を等圧化隔壁部に流入させると、連
通路の絞り抵抗により脈動が生じるおそれがある。ここ
で、余剰燃料の膨張はブッシュ上流端から0.7mm以
上流下すると顕著になる。したがって、余剰燃料をブッ
シュ上流端から0.7mm以上流下させないで等圧化隔
壁部に流入させれば、脈動の発生を効果的に抑制するこ
とができる。このような理由から、等圧化隔壁部の上流
端を、ブッシュの上流端から下流側に0.7mm未満離
間させた。
いて、前記ハウジングは、前記高圧室と前記低圧室と該
高圧室および該低圧室を区画する前記ブッシュとを持つ
箱状の第一ケースと、該第一ケースの開口に対向して開
口が配置された箱状の第二ケースと、からなり、さら
に、該第一ケースと該第二ケースとの間に周縁部が挟持
され該第一ケースと該第二ケースとを仕切るとともに前
記弁部材が固定されたダイヤフラムと、該第一ケースお
よび該第二ケースの少なくとも一方に配置され、該弁部
材を該ブッシュ方向に付勢する付勢手段と、を備え、該
高圧室と該低圧室との差圧と、該付勢手段の付勢力と、
の釣り合いにより、該弁部材と該ブッシュとの隙間幅を
変え、前記放圧通路を介して該高圧室と該低圧室とを連
通させる構成とする方がよい。
切られた二つの部屋を持ち、これら二つの部屋の内、一
室に高圧室と低圧室とを区画するタイプの燃料圧力調整
弁として本発明を具現化するものである。本構成でも、
減圧沸騰による騒音を低減することができる。
いて、前記ハウジングは、前記低圧室を持つ箱状の第一
ケースと、該第一ケースの開口に対して開口が配置され
前記高圧室を持ち前記弁部材が固定された箱状の第二ケ
ースと、からなり、さらに、該第一ケースと該第二ケー
スとの間に周縁部が挟持され該第一ケースと該第二ケー
スとを仕切るとともに、前記ブッシュが貫通して固定さ
れたダイヤフラムと、該第一ケースおよび該第二ケース
の少なくとも一方に配置され、該ブッシュを該弁部材方
向に付勢する付勢手段と、を備え、該高圧室と該低圧室
との差圧と、該付勢手段の付勢力と、の釣り合いによ
り、該弁部材と該ブッシュとの隙間幅を変え、前記放圧
通路を介して該高圧室と該低圧室とを連通させる構成と
する方がよい。
切られた二つの部屋を持ち、これら二つの部屋のそれぞ
れに高圧室と低圧室とを区画するタイプ(いわゆる1−
wayタイプ)の燃料圧力調整弁として本発明を具現化
するものである。本構成でも、減圧沸騰による騒音を低
減することができる。
実施の形態について説明する。
する。図1に、本実施形態の燃料圧力調整弁の軸方向断
面図を示す。図に示すように、燃料圧力調整弁1は、ハ
ウジング2とブッシュ3とダイヤフラム4と弁部材5と
コイルばね6とを備える。ハウジング2は、燃料圧力調
整弁1の外殻をなす。ハウジング2は第一ケース20と
第二ケース21とからなる。
まりカップ状を呈している。第一ケース20の側周壁か
らは、拡径方向に向かって高圧側接続管201が突設さ
れている。高圧側接続管201は円筒状を呈している。
高圧側接続管201は、燃料供給配管と接続されてい
る。燃料供給配管は、燃料タンクの貯留燃料を圧送する
燃料ポンプと、燃焼室に燃料を供給する燃料噴射弁との
間に介装されている。燃料供給配管の内部には、燃料供
給通路が区画されている。第一ケース20の底壁のほぼ
中央には、ボス部200が貫通固定されている。ボス部
200は円筒状を呈している。ボス部200は、底壁か
ら第一ケース20の内部上方に向かって突出している。
ボス部200の内周側には、低圧室202が区画されて
いる。また、ボス部200の外周側には、高圧室203
が区画されている。高圧室203は、前記高圧側接続管
201を介して、前記燃料供給通路と連通している。ま
た、ボス部200の下部内周面には、低圧側接続管20
4が固定されている。低圧側接続管204は、燃料リタ
ーン配管と接続されている。燃料リターン配管は、燃料
タンクと連通している。すなわち、低圧室202は、低
圧側接続管204を介して、燃料タンクと連通してい
る。
シュ3は、ボス部200の上部内周面に固定されてい
る。ブッシュ3の内周側には、放圧通路30が区画され
ている。放圧通路30は、前記低圧室202の上方に配
置されている。また、ブッシュ3の内周面には、等圧化
隔壁部31が嵌着されている。等圧化隔壁部31につい
ては後述する。また、ブッシュ3の上端面には、弁座3
2が形成されている。
まりカップ状を呈している。第二ケースは、第一ケース
20の上方にかしめ固定されている。第二ケース21の
側周壁からは、拡径方向に向かって背圧側接続管211
が突設されている。背圧側接続管211は円筒状を呈し
ている。背圧側接続管211は、吸気管と連通してい
る。第二ケース21の上底壁には、下方に突出する第二
ケース凸部210が形成されている。
通孔を持つリング状を呈している。ダイヤフラム4は、
第一ケース20の開口と第二ケース21の開口との間に
挟持固定されている。ダイヤフラム4により、第一ケー
ス20内部と第二ケース21内部とは仕切られている。
51と弁体52と弁ばね受け53とを備える。弁保持部
50は、下方に開口するカップ状を呈している。弁保持
部50は、ダイヤフラム4の通孔に貫通固定されてい
る。弁保持部50の上底壁からは、上方に向かって突起
500が形成されている。この突起500は、ダイヤフ
ラム4の第一ケース20側に突出している。弁ばね受け
53は、周縁が立ち上がったリング状を呈している。弁
ばね受け53は、突起500に環装されている。調芯ボ
ール部51は、下端が切除された球状を呈している。調
芯ボール部51は、弁保持部50のカップ内周側に配置
されている。弁体52は、板状を呈している。弁体52
は、調芯ボール部51の下端面に固定されている。
れている。コイルばね6の上端は、第二ケース21の上
底壁に弾接している。また、コイルばね6の上端は、前
記第二ケース凸部210に環装されている。一方、コイ
ルばね6の下端は、弁ばね受け53に弾接している。そ
して、コイルばね6は、弁部材5をブッシュ3方向に付
勢している。つまり、弁体52を弁座32方向に付勢し
ている。
る。図2に、ブッシュ3の軸方向拡大断面図を示す。ま
た、図3に、等圧化隔壁部31の上端面図を示す。図3
に示すように、等圧化隔壁部31には、連通孔33が合
計七つ穿設されている。具体的には、連通孔33は、等
圧化隔壁部31の中央に一つ、等圧化隔壁部31上端面
の周方向に60゜ずつ離間して六つ、それぞれ配置され
ている。また、これら七つの連通孔33は、等圧化隔壁
部31にドリルにより穿設されている。なお、連通孔3
3は、本発明の連通路に含まれる。等圧化隔壁部31の
直径aは、φ=3.5mmに設定してある。また、連通
孔33の直径bは、φ=0.76mmに設定してある。
図2に示すように、ブッシュ3の上流端すなわち弁座3
2から等圧化隔壁部31の上流端までの距離cは、0.
4mmに設定してある。また、連通孔33の孔長すなわ
ち路長dは、0.6mmに設定してある。
る余剰燃料の流れについて説明する。図1に戻って、燃
料供給配管を流れる燃料の脈動により、高圧室203の
内圧が所定値以上になると、コイルばね6の付勢力に抗
して弁体52が弁座32から離座し、上方に移動する。
この移動により、弁体52と弁座32との間には、弁隙
間が区画される。余剰燃料は、弁隙間を介して放圧通路
30に流入する。
圧通路30に勢いよく流れ込む。このため、流れ込んだ
余剰燃料の流速は、ブッシュ3中央部が速く、ブッシュ
3内周面付近が遅くなっている。弁隙間から流れ込んだ
余剰燃料は、図中矢印で示すように、分流化され、七つ
の連通孔33を通過する。連通孔33通過後に再合流し
た余剰燃料の流速は、連通孔33の分流作用により、ブ
ッシュ3中央部もブッシュ3内周面付近もほぼ等しくな
る。連通孔33を通過した余剰燃料は、図1に戻って、
低圧室202に流入する。低圧室202に流入した余剰
燃料は、低圧側接続管204および燃料リターン配管を
介して燃料タンクに戻される。
圧側接続管201→高圧室203→弁隙間→放圧通路3
0→低圧室202→低圧側接続管204→燃料リターン
配管→燃料タンクの順に流れる。
について説明する。本実施形態の燃料圧力調整弁1は、
七つの連通孔33を持つ等圧化隔壁部31を備えてい
る。このため、等圧化隔壁部31の分流作用により、余
剰燃料の圧力分布を均一化することができる。また、連
通孔33による絞り損失のため余剰燃料の流速を下げる
ことができる。このため、減圧沸騰による気泡核の発
生、膨張を抑制することができる。したがって、特別な
燃料リターン配管を用いなくても、燃料圧力調整弁1単
独で騒音を低減することができる。
に設定してある。このため、連通孔33の加工が容易で
ある。また、連通孔33内で減圧沸騰が起こり気泡核が
発生、膨張するおそれが小さい。したがって、優れた騒
音抑制効果を得ることができる。また、連通孔33内に
おける余剰燃料の流れが気泡核により邪魔されるおそれ
が小さい。
流端までの距離cは、0.4mmに設定してある。この
ため、等圧化隔壁部31の上端面に異物が堆積しても、
閉弁時におけるシール性を確保することができる。ま
た、余剰燃料は、上述したように、まず弁隙間通過時に
絞られ、次にブッシュ3上流端から流下するにしたがっ
て膨張し、それから連通孔33により再度絞られる。弁
座32から等圧化隔壁部31の上流端までの距離cを
0.4mmに設定すると、余剰燃料は膨張する前に連通
孔33に流入する。このため、余剰燃料が連通孔33に
流入する際に、連通孔33の絞り抵抗により脈動が生じ
るおそれが小さい。
調整弁との相違点は、等圧化隔壁部の形状と連通孔の孔
数である。したがって、ここでは相違点について説明す
る。
ッシュの軸方向拡大断面図を示す。なお、図2と対応す
る部位については同じ記号で示す。また、図5に、等圧
化隔壁部31の上端面図を示す。なお、図3と対応する
部位については同じ記号で示す。
は、連通孔33が合計十二穿設されている。具体的に
は、連通孔33は、等圧化隔壁部31上端面に二重リン
グ状に配置されている。また、図4に示すように、等圧
化隔壁部31は、周縁が薄肉に、中央部が厚肉に、形成
されている。
連通孔33を持つ等圧化隔壁部31を備えている。この
ため、より分流作用が大きくなる。したがって、より騒
音を低減しやすくなる。また、等圧化隔壁部31は、周
縁が薄肉に形成されている。このため、等圧化隔壁部3
1は軽量である。
調整弁との相違点は、等圧化隔壁部の形状のみである。
したがって、ここでは相違点について説明する。
ッシュの軸方向拡大断面図を示す。なお、図2と対応す
る部位については同じ記号で示す。図に示すように、等
圧化隔壁部31は、周縁が厚肉に、中央部が薄肉に、形
成されている。
厚肉に形成された等圧化隔壁部31を備えている。この
ため、ブッシュ3内周面と等圧化隔壁部31外周面との
接触面積が大きい。したがって、等圧化隔壁部31をブ
ッシュ3内周面に、より堅固に固定することができる。
また、等圧化隔壁部31は中央部が薄肉に形成されてい
る。このため、等圧化隔壁部31は軽量である。
イプの燃料圧力調整弁である。この燃料圧力調整弁は、
燃料タンクに固定された燃料ポンプとモジュール化され
ている。
方向断面図を示す。なお、図1と対応する部位について
は同じ記号で示す。図に示すように、燃料圧力調整弁1
は、ハウジング2とブッシュ3とダイヤフラム4と弁部
材5とコイルばね6とを備える。ハウジング2は、燃料
圧力調整弁1の外殻をなす。ハウジング2は第一ケース
20と第二ケース21とからなる。
まりカップ状を呈している。第二ケース21の上底壁に
は、流入口212が穿設されている。流入口212は、
燃料供給通路の一部である燃料ポンプ出側に連通してい
る。第二ケース21の内周側には、高圧室203が区画
されている。
51と弁座体54とを備える。弁部材5は、第二ケース
21の内周側に配置されている。弁保持部50は、下方
に開口するカップ状を呈している。弁保持部50は、第
二ケース21の側周壁に固定されている。調芯ボール部
51は、下端が切除された球状を呈している。調芯ボー
ル部51は、弁保持部50のカップ内周側に配置されて
いる。弁座体54は、板状を呈している。弁座体54
は、調芯ボール部51の下端面に固定されている。弁座
体54の下端面には弁座540が配置されている。
まりカップ状を呈している。第一ケース20は、第二ケ
ース21の下方にかしめ固定されている。第一ケース2
0の底壁からは、上方に向かって第一ケース凸部205
が突出している。第一ケース凸部205の中央には、流
出口206が穿設されている。流出口206は、燃料タ
ンク内に開放されている。第一ケース20の内周側に
は、低圧室202が区画されている。
通孔を持つリング状を呈している。ダイヤフラム4は、
第一ケース20の開口と第二ケース21の開口との間に
挟持固定されている。ダイヤフラム4により、第一ケー
ス20内部と第二ケース21内部とは仕切られている。
ダイヤフラム4の通孔には、ブッシュ保持筒34が圧入
されている。ブッシュ保持筒34はダイヤフラム4を上
から下に貫通している。ブッシュ保持筒34の貫通下端
には、リング状のブッシュばね受け35が環装されてい
る。
シュ3は、ブッシュ保持筒34の内周面に固定されてい
る。ブッシュ3の内周側には、放圧通路30が区画され
ている。また、ブッシュ3の内周面には、等圧化隔壁部
31が嵌着されている。
れている。コイルばね6の上端は、ブッシュばね受け3
5に弾接している。また、コイルばね6の下端は、前記
第一ケース凸部205に環装された状態で、第一ケース
20の底壁に弾接している。そして、コイルばね6は、
ブッシュ3を弁部材5方向に付勢している。つまり、ブ
ッシュ3を弁座540方向に付勢している。
も、等圧化隔壁部31の下流側において合流した余剰燃
料の圧力分布を等圧化することができる。そして、減圧
沸騰による気泡核の発生、膨張を抑制することができ
る。
調整弁との相違点は、弁座体が配置されていない点であ
る。したがって、ここでは相違点についてのみ説明す
る。
方向断面図を示す。なお、図7と対応する部位について
は同じ記号で示す。図に示すように、弁座510は調芯
ボール部51の切除された下端面に配置されている。本
実施形態の燃料圧力調整弁1においても、等圧化隔壁部
31の下流側において合流した余剰燃料の圧力分布を等
圧化することができる。そして、減圧沸騰による気泡核
の発生、膨張を抑制することができる。また、本実施形
態の燃料圧力調整弁1によると、弁座体が配置されてい
ない分、部品点数が少なくなる。
調整弁との相違点は、弁座の形状である。したがって、
ここでは相違点についてのみ説明する。
方向断面図を示す。なお、図8と対応する部位について
は同じ記号で示す。図に示すように、調芯ボール部51
は、ほぼ真球状を呈している。弁座511は、調芯ボー
ル部下半球の外周面に、リング状に配置されている。本
実施形態の燃料圧力調整弁1においても、等圧化隔壁部
31の下流側において合流した余剰燃料の圧力分布を等
圧化することができる。そして、減圧沸騰による気泡核
の発生、膨張を抑制することができる。また、本実施形
態の燃料圧力調整弁1によると、調芯ボール部を切除加
工する必要がないため、製造が簡単である。
明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限
定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的
形態、改良的形態で実施することもできる。
隔壁部を作製した後でドリルにより連通孔を穿設した
が、プレス成形により連通孔を持つ等圧化隔壁部を作製
してもよい。つまり、連通孔と等圧化隔壁部とを同時に
作製してもよい。また、上記実施形態においてはいずれ
も連通路として連通孔を配置したが、例えば等圧化隔壁
部の周縁を歯車状に切り欠いてできる連通溝を連通路と
して配置してもよい。あるいは、連通孔と連通溝とを組
み合わせて配置してもよい。
て行った実験を実施例として報告する。本実験において
は、図2に示す連通孔33の路長dと燃料タンク内に発
生する騒音の音圧との関係を調査した。図10に実験結
果のグラフを示す。図中、横軸は路長d(mm)を示
す。また、縦軸は音圧(dB)を示す。また、図中一点
鎖線は、許容音圧の上限値(138dB)を示す。
5mm以下の領域においては、騒音の音圧は上限値以下
であることが判った。つまり、路長dをこの領域内に設
定すれは、充分な騒音抑制効果が得られることが判っ
た。また、路長dが0.2mm以上0.9mm以下の領
域においては、騒音の音圧は135dB以下となること
が判った。つまり、路長dをこの領域内に設定すれは、
極めて高い騒音抑制効果が得られることが判った。さら
に、路長dを0.6mmに設定すると、騒音の音圧は約
128dBまで小さくなることが判った。つまり、路長
dを0.6mmに設定すれは、最も高い騒音抑制効果が
得られることが判った。
単独で低減できる燃料圧力調整弁を提供することができ
る。
図である。
軸方向拡大断面図である。
部の上端面図である。
軸方向拡大断面図である。
部の上端面図である。
軸方向拡大断面図である。
図である。
図である。
図である。
った実験結果を示すグラフである。
る。
ス、200:ボス部、201:高圧側接続管、202:
低圧室、203:高圧室、204:低圧側接続管、20
5:第一ケース凸部、206:流出口、21:第二ケー
ス、210:第二ケース凸部、211:背圧側接続管、
212:流入口、3:ブッシュ、30:放圧通路、3
1:等圧化隔壁部、32:弁座、33:連通孔(連通
路)、34:ブッシュ保持筒、35:ブッシュばね受
け、4:ダイヤフラム、5:弁部材、50:弁保持部、
500:突起、51:調芯ボール部、510:弁座、5
11:弁座、52:弁体、53:弁ばね受け、54:弁
座体、540:弁座、6:コイルばね、a:等圧化隔壁
部の直径、b:連通孔の直径、c:弁座から等圧化隔壁
部の上流端までの距離、d:路長。
Claims (7)
- 【請求項1】 燃料ポンプと燃料噴射弁との間の燃料供
給通路に接続され、余剰燃料を燃料タンクに戻すことに
より該燃料供給通路の圧力を調整し、 該燃料供給通路に連通する高圧室と、該燃料タンクに連
通する低圧室と、を区画するハウジングと、 該高圧室と該低圧室とを連通する放圧通路を持つブッシ
ュと、 該ブッシュの上流端に離接可能に配置された弁部材と、
を備える燃料圧力調整弁であって、 該ブッシュは、該放圧通路を遮断するとともに、遮断上
流側と遮断下流側とを分岐して連通させる複数の連通路
が区画された等圧化隔壁部を持ち、 該連通路の路長は0.15mm以上1.5mm以下であ
ることを特徴とする燃料圧力調整弁。 - 【請求項2】 前記連通路の路長は、0.2mm以上
0.9mm以下である請求項1に記載の燃料圧力調整
弁。 - 【請求項3】 前記等圧化隔壁部の上流端は、前記ブッ
シュの上流端よりも、下流側に配置されている請求項1
に記載の燃料圧力調整弁。 - 【請求項4】 前記等圧化隔壁部の上流端は、前記ブッ
シュの上流端に近接して配置されている請求項3に記載
の燃料圧力調整弁。 - 【請求項5】 前記等圧化隔壁部の上流端は、前記ブッ
シュの上流端から下流側に0.1mm以上0.7mm未
満だけ離間するように配置されている請求項4に記載の
燃料圧力調整弁。 - 【請求項6】 前記ハウジングは、前記高圧室と前記低
圧室と該高圧室および該低圧室を区画する前記ブッシュ
とを持つ箱状の第一ケースと、該第一ケースの開口に対
向して開口が配置された箱状の第二ケースと、からな
り、 さらに、該第一ケースと該第二ケースとの間に周縁部が
挟持され該第一ケースと該第二ケースとを仕切るととも
に前記弁部材が固定されたダイヤフラムと、 該第一ケースおよび該第二ケースの少なくとも一方に配
置され、該弁部材を該ブッシュ方向に付勢する付勢手段
と、を備え、 該高圧室と該低圧室との差圧と、該付勢手段の付勢力
と、の釣り合いにより、該弁部材と該ブッシュとの隙間
幅を変え、前記放圧通路を介して該高圧室と該低圧室と
を連通させる請求項1に記載の燃料圧力調整弁。 - 【請求項7】 前記ハウジングは、前記低圧室を持つ箱
状の第一ケースと、該第一ケースの開口に対して開口が
配置され前記高圧室を持ち前記弁部材が固定された箱状
の第二ケースと、からなり、 さらに、該第一ケースと該第二ケースとの間に周縁部が
挟持され該第一ケースと該第二ケースとを仕切るととも
に、前記ブッシュが貫通して固定されたダイヤフラム
と、 該第一ケースおよび該第二ケースの少なくとも一方に配
置され、該ブッシュを該弁部材方向に付勢する付勢手段
と、を備え、 該高圧室と該低圧室との差圧と、該付勢手段の付勢力
と、の釣り合いにより、該弁部材と該ブッシュとの隙間
幅を変え、前記放圧通路を介して該高圧室と該低圧室と
を連通させる請求項1に記載の燃料圧力調整弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085872A JP2003278618A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 燃料圧力調整弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085872A JP2003278618A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 燃料圧力調整弁 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003278618A true JP2003278618A (ja) | 2003-10-02 |
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ID=29232668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002085872A Pending JP2003278618A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 燃料圧力調整弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003278618A (ja) |
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- 2002-03-26 JP JP2002085872A patent/JP2003278618A/ja active Pending
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