JP2003278519A - オイルパンの構造 - Google Patents

オイルパンの構造

Info

Publication number
JP2003278519A
JP2003278519A JP2002083758A JP2002083758A JP2003278519A JP 2003278519 A JP2003278519 A JP 2003278519A JP 2002083758 A JP2002083758 A JP 2002083758A JP 2002083758 A JP2002083758 A JP 2002083758A JP 2003278519 A JP2003278519 A JP 2003278519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
pan
oil pan
temperature
partition plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002083758A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yoshihara
昭 吉原
Seiichi Inoue
誠一 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2002083758A priority Critical patent/JP2003278519A/ja
Publication of JP2003278519A publication Critical patent/JP2003278519A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの低出力時等のオイル低温時にはオ
イルパン内オイル温度の上昇を早めてオイル低温による
摩擦馬力及び燃料消費率の増大や低温スラッジの発生を
防止するとともに、前記オイル低温時におけるオイルパ
ン内オイルの偏った減少を回避してかかるオイルの偏っ
た減少による軸受部、運動部分等の潤滑不良による摩耗
や焼き付きの発生を防止し得るオイルパンを提供する。 【解決手段】 クランクケースの下部に取り付けられて
エンジン用オイルが収容され、底部にオイルパイプの吸
入口が開口するオイルパンにおいて、上端が該オイルパ
ン内の油面よりも下方に位置し前記オイルパンの内部を
底部に前記吸入口が開口された油溜を含む2つの油溜に
仕切る仕切板と、該仕切板に穿設されて前記2つの油溜
を連通する連通路と、前記オイルパン内部のオイル温度
変化に従い前記連通路を開閉する開閉弁とを備えたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用内燃機関等
に適用され、クランクケースの下部に取り付けられてエ
ンジン用オイルが収容されるとともに底部にオイルパイ
プの吸入口を開口して構成されたオイルパンの構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5には、自動車等の車両用内燃機関に
装備されるオイルパンの一例が示されている。図におい
て、100はオイルパンで、クランクケース8の下面に
複数のボルト(図示省略)により固着されている。6は
オイルパイプで、その下端部に取り付けられたストレー
ナ7を介して該オイルパン100内のオイル11中に開
口され、他端側はオイルポンプ(図示省略)の吸入口に
接続されている。9はオイル11の油面である。
【0003】また、実開昭58−2310号公報には、
オイルパンの内部を仕切板によって2つの油溜を完全に
区画しその一方側にストレーナを備えたオイルパイプの
吸入口、該仕切板に前記2つの油溜を連通する連通路を
設けるとともに、オイルパン内のオイルの温度変化によ
り該連通路を開閉するサーモスタット、バイメタル等か
らなる開閉弁を少なくとも2カ所に備え、エンジン始動
時等のオイルパン内オイル温度の低いときには前記開閉
弁を閉じて、一方側の油溜のみのオイルをエンジンに供
給、循環させることによりオイル温度の上昇を早め、該
オイル温度が所定温度まで上昇したときに前記開閉弁を
開きオイルパン内全体のオイルをエンジンに供給、循環
させるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示される従来技
術にあっては、エンジンの始動時を含む全運転域におい
てオイルパン100内全体のオイル11をオイルポンプ
を介してエンジンに供給、循環させているため、エンジ
ンの始動時やアイドリング時等のオイル温度が低いとき
にはオイルパン100内のオイルが昇温し難くなって、
低出力時において摩擦馬力が増大し燃料消費率が増大す
るとともに、低温スラッジが発生し易くなってシリンダ
内面やピストンリングの摩耗が増大する。
【0005】一方、前記実開昭58−2320号公報に
開示された技術にあっては、前記のような問題点は解消
可能であるが、オイルパンの内部を仕切る仕切板の上端
が油面よりも上方に突出して該仕切板によってオイルパ
ンの内部を完全に2つの油溜に区画している。このため
かかる従来技術にあっては、オイルの低温時に前記開閉
弁により連通路を閉じている際には、エンジン側から落
下してくるオイルは双方の油溜に溜まるのに対してスト
レーナが開口する一方側の油溜のみのオイルを吸入して
エンジンに供給するため、該ストレーナ側油溜内のオイ
ル量が減少し、さらに車両が傾斜した際にはオイル量が
減少しているストレーナ側油溜内にてオイルが片寄りオ
イルの吸入が不可能となって、オイル不足による軸受部
や運動部分の潤滑不良による摩耗や焼き付きが発生する
虞れがある。等の問題点を有している。また、完全に仕
切るため、オイル量が少なくなった場合に潤滑不良によ
る上記の問題が発生する恐れがある。
【0006】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、エ
ンジンの低出力時等のオイル低温時にはオイルパン内オ
イル温度の上昇を早めてオイル低温による摩擦馬力及び
燃料消費率の増大や低温スラッジの発生を防止するとと
もに、前記オイル低温時におけるオイルパン内オイルの
偏った減少を回避してかかるオイルの偏った減少による
軸受部、運動部分等の潤滑不良による摩耗や焼き付きの
発生を防止し得るオイルパンを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、請求項1記載の発明として、クランクケー
スの下部に取り付けられてエンジン用オイルが収容さ
れ、底部にオイルパイプの吸入口が開口するオイルパン
において、上端が該オイルパン内の油面よりも下方に位
置し前記オイルパンの内部を前記吸入口が開口された油
溜を含む2つの油溜に仕切る仕切板と、該仕切板に穿設
されて前記2つの油溜を連通する連通路と、前記オイル
パン内部のオイル温度変化に従い前記連通路を開閉する
開閉弁とを備えたことを特徴とするオイルパンの構造を
提案する。
【0008】請求項2の発明は前記開閉弁の具体的構成
に係り、請求項1において、前記開閉弁は、前記オイル
パン内部のオイル温度が所定温度よりも低いとき前記連
通路を閉じて前記油溜の一方側のオイルを前記吸入口を
介して吸入可能とし、前記オイル温度が所定温度を超え
るとき前記連通路を開いて前記2つの油溜の双方からオ
イルを吸入可能に構成する。
【0009】かかる発明によれば、エンジンの低出力時
等のオイル温度が所定温度よりも低いときには、オイル
温度の変化によって作動する開閉弁は仕切板に設けられ
た連通路を閉じる。これにより、オイルパン内は仕切板
の設置範囲において2つの油溜に区画されるとともに、
該仕切板の上端と油面との間の該油面近傍において前記
2つの油溜が連通した形態となる。かかる形態におい
て、前記オイルパン内の2つの油溜のうちオイルパイプ
の吸入口が開口されている油溜のみからオイルを吸入し
てエンジンに供給し、循環させることにより、オイル温
度の低温時には前記吸入口側の油溜内のみのオイルを用
い他方側のオイルを用いることなくエンジンの潤滑をな
すこととなる。これによってオイルパン内オイル温度の
上昇を早めることができ、オイル低温による摩擦馬力及
び燃料消費率の増大や低温スラッジの発生を防止するこ
とができる。
【0010】かかるオイル温度の低温時において、前記
のようにオイルパン内は仕切板の設置範囲において2つ
の油溜に区画される一方で、該仕切板の上端と油面との
間の該油面近傍において前記2つの油溜が連通している
ため、オイルパイプの吸入口が開口された油溜内のオイ
ルがオイルパイプへの吸入によって減少しようとして
も、また車両が傾斜した状態にあっても、他方の油溜内
のオイルが前記仕切板の上端と油面との間の連通路を通
して補充されるため、前記オイルパイプ吸入口側油溜内
のオイルの減少は回避され、一定の油面に保持される。
これにより、前記オイル低温時におけるオイルパン内オ
イルの偏った減少が回避されて、かかるオイルの偏った
減少による軸受部、運動部分等の潤滑不良の発生及び該
潤滑不良に伴う摩耗や焼き付きの発生を防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。
【0012】図1は本発明の第1実施例に係る車両用内
燃機関におけるオイルパンの縦断面図である。図2は開
閉弁の第1例を示す図1のZ部拡大図、図3は開閉弁の
第2例を示す図1のZ部拡大図である。図4は本発明の
第2実施例を示す図1対応図である。
【0013】図1において、100はオイルパンで、ク
ランクケース8の下面に複数のボルト(図示省略)によ
り固着されている。6はオイルパイプで、その下端部に
取り付けられたストレーナ7を介して該オイルパン10
0内底部寄りのオイル11中に開口され、他端側はオイ
ルポンプ(図示省略)の吸入口に接続されている。9は
オイル11の油面である。以上に示したオイルパンの基
本構造は従来のものと同様である。
【0014】1は仕切板で、前記オイルパン100の外
板01内面に取り付けられて、該オイルパン100の内
部を底部に前記ストレーナ7付きの吸入口が開口された
第1油溜4と第2油溜5との2つの油溜に仕切ってい
る。該仕切板1はその上端1aが該オイルパン100内
の油面9よりも、オイル量が少なくともレベルゲージの
FULLラインにある場合は、Sだけ下方に位置し得る
ように設置されている。また、該仕切板1にはその高さ
方向に前記第1油溜4と第2油溜5とを連通する1つ以
上の連通孔3が穿孔されている。該連通孔3は必要に応
じて仕切板1の長手方向にも複数列設けてもよい。
【0015】2は前記連通孔3に設けられた開閉弁であ
る。該開閉弁2は前記仕切板1の板面に取り付けられて
オイルパン100内部に収容されているオイル11の温
度変化に従い変形して前記連通孔3を開閉するもので、
具体的にはバイメタル、形状記憶合金板、形状記憶樹脂
板、サーモスタット等により構成される。なお、連通孔
の数及びすきまが開閉弁より多くても良い。
【0016】図2に示す該開閉弁2の第1例は前記バイ
メタル、形状記憶合金板、形状記憶樹脂板等が適用され
るもので、一端側の支持部02を複数のボルト10によ
り前記仕切板1の板面に固定された片持はり状に構成さ
れ、オイル11の温度により支持部02廻りに屈曲可能
に構成されている。図3に示す開閉弁21の第2例は前
記バイメタル、形状記憶合金板、形状記憶樹脂板等が適
用されるもので、一端側の支持部02を複数のボルト1
0により前記仕切板1の板面に固定された片持はり状に
構成され、オイル11の温度により前記連通孔3に対向
する中央部が仕切板1の板面に対して湾曲可能に構成さ
れている。
【0017】かかる実施例において、エンジンの始動
時、アイドリング運転時等の低出力時のようにオイル温
度が所定温度よりも低いときつまりオイル低温時には、
オイルパン100内のオイル温度の変化によって作動す
る開閉弁2は前記仕切板1に設けられた連通孔3を閉じ
る。即ち、図2に示す開閉弁2の場合は、オイル低温時
には図2のBのように該開閉弁2が直状になって前記連
通孔3を閉じ、図3に示す開閉弁21の場合は、オイル
低温時には図3のBのように該開閉弁21が湾曲状態か
ら直状に伸長して前記連通孔3を閉じる。
【0018】これにより、オイルパン100内は前記仕
切板1の設置範囲つまり該仕切板1の高さの範囲におい
て、前記ストレーナ7付きの吸入口が開口された第1油
溜4と第2油溜5との2つの油溜に仕切られる。一方、
該仕切板1の上端1aと油面9との間のS寸法間では該
油面9近傍において前記2つの油溜4,5が連通した形
態となる。
【0019】かかる形態において、前記オイルパン10
0内の2つの油溜4,5のうちオイルパイプのストレー
ナ7付きの吸入口が開口している第1油溜4のみからオ
イルを吸入してエンジンに供給し、循環させることによ
り、オイル温度の低温時には前記第1油溜4内のみのオ
イルを用い第2油溜5のオイルを用いることなくエンジ
ンの潤滑をなすこととなる。即ち、オイル低温時には、
オイルパン100内容積のほぼ半分の容積にあたる第1
油溜4内のオイルのみをエンジンに供給し、循環させる
ことによってオイルパン内オイル温度の上昇を早めるこ
とができ、これによってオイル低温による摩擦馬力及び
燃料消費率の増大や低温スラッジの発生を防止すること
が可能となる。
【0020】さらに、かかるオイル低温時において、前
記のようにオイルパン100内は仕切板1の設置範囲つ
まり該仕切板1の高さの範囲において第1油溜4及び第
2油溜5の2つの油溜に区画される一方で、該仕切板1
の上端1aと油面9との間のS寸法の範囲における油面
近傍にて前記2つの油溜4,5が常時連通しているた
め、オイルパイプ6のストレーナ7付きの吸入口が開口
された第1油溜4内のオイルがオイルパイプ6への吸入
によって減少しようとしても、また車両が傾斜した状態
にあっても、他方の第2油溜5内のオイルが前記仕切板
1の上端と油面9との間の幅Sなる連通路を通して補充
される。
【0021】これにより、前記オイルパイプ6への吸入
口が開口された第1油溜4内のオイルの減少が回避さ
れ、オイルパン100は常時一定の油面に保持されるこ
ととなり、前記オイル低温時におけるオイルパン100
内オイルの偏った減少が回避されて、かかるオイルの偏
った減少による軸受部、運動部分等の潤滑不良の発生を
防止できる。
【0022】また、前記オイル温度が前記開閉弁2、2
1の変形点である所定温度を超えるオイル高温時には、
図2に示す開閉弁2の場合は図2のAのように該開閉弁
2が支持部02廻りに屈曲して前記連通孔3を開き、図
3に示す開閉弁21の場合は図3のAのように該開閉弁
2の中央部が外側に湾曲した状態となり前記連通孔3を
開く。これにより、前記ストレーナ7付きの吸入口は第
1油溜4内のオイルを直接にまた第2油溜5のオイルを
前記連通孔3を通して吸引し、エンジンには2つの油溜
4,5内のオイルが供給、循環されることとなり、2つ
の油溜4,5の双方のオイルによる運転をなすことがで
きる。
【0023】図4に示す第2実施例においては、前記オ
イルパンを2重構造に形成している。即ち図4におい
て、30は内部オイルパンで、前記オイルパン100の
外板01の内側に溶接、かしめ等によって固着され、そ
の直立部30aに前記第1実施例と同様な連通孔3及び
開閉弁2が設けられている。その他の構成は前記第1実
施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示
す。
【0024】
【発明の効果】以上記載の如く本発明によれば、エンジ
ン低出力時等のオイル温度の低温時には該オイル温度の
変化によって作動する開閉弁が仕切板の連通路を閉じ
て、オイルパン内を仕切板の設置範囲において2つの油
溜に区画するとともに該仕切板の上端と油面との間にお
いて前記2つの油溜が連通した形態となることにより、
オイルパイプの吸入口が開口されている油溜のみからオ
イルを吸入してエンジンに供給することができる。これ
により、オイル低温時には吸入口側の油溜内のみのオイ
ルを用い他方側のオイルを用いることなくエンジンの潤
滑をなすことが可能となり、オイルパン内オイル温度の
上昇を早めることができ、オイル低温による摩擦馬力及
び燃料消費率の増大や低温スラッジの発生を防止するこ
とができる。
【0025】また、オイル低温時において、オイルパン
内を仕切板の設置範囲において2つの油溜に区画する一
方で、該仕切板の上端と油面との間の該油面近傍におい
て前記2つの油溜が常時連通しているため、オイルパイ
プの吸入口開口側の油溜内に他方側の油溜内のオイルが
仕切板の上端と油面との間の連通路を通して補充可能で
あるため、前記オイルパイプ吸入口側油溜内のオイルの
減少が回避され、常時一定の油面に保持できる。これに
より、オイル低温時におけるオイルパン内オイルの偏っ
た減少を回避できて、かかるオイルの偏った減少による
軸受部、運動部分等の潤滑不良の発生及び該潤滑不良に
伴う摩耗や焼き付きの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る車両用内燃機関に
おけるオイルパンの縦断面図である。
【図2】 開閉弁の第1例を示す図1のZ部拡大図であ
る。
【図3】 開閉弁の第2例を示す図1のZ部拡大図であ
る。
【図4】 本発明の第2実施例を示す図1対応図であ
る。
【図5】 従来技術を示す図1対応図である。
【符号の説明】
1 仕切板 1a 上端 2、21 開閉弁 3 連通孔 4 第1油溜 5 第2油溜 6 オイルパイプ 7 ストレーナ 8 クランクケース 9 油面 11 オイル 30 内部オイルパン 100 オイルパン
フロントページの続き (72)発明者 吉原 昭 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 井上 誠一 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地16 三 菱自動車エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3G013 BD46 CA16 3G015 BB10 CA07 3G024 AA67 FA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクケースの下部に取り付けられて
    エンジン用オイルが収容され、底部にオイルパイプの吸
    入口が開口するオイルパンにおいて、上端が該オイルパ
    ン内の油面よりも下方に位置し前記オイルパンの内部を
    前記吸入口が開口された油溜を含む2つの油溜に仕切る
    仕切板と、該仕切板に穿設されて前記2つの油溜を連通
    する連通路と、前記オイルパン内部のオイル温度変化に
    従い前記連通路を開閉する開閉弁とを備えたことを特徴
    とするオイルパンの構造。
  2. 【請求項2】 前記開閉弁は、前記オイルパン内部のオ
    イル温度が所定温度よりも低いとき前記連通路を閉じて
    前記油溜の一方側のオイルを前記吸入口を介して吸入可
    能とし、前記オイル温度が所定温度を超えるとき前記連
    通路を開いて前記2つの油溜の双方からオイルを吸入可
    能に構成されたことを特徴とする請求項1記載のオイル
    パンの構造。
JP2002083758A 2002-03-25 2002-03-25 オイルパンの構造 Pending JP2003278519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002083758A JP2003278519A (ja) 2002-03-25 2002-03-25 オイルパンの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002083758A JP2003278519A (ja) 2002-03-25 2002-03-25 オイルパンの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003278519A true JP2003278519A (ja) 2003-10-02

Family

ID=29231392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002083758A Pending JP2003278519A (ja) 2002-03-25 2002-03-25 オイルパンの構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003278519A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7654241B2 (en) 2005-03-08 2010-02-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dual-chamber type oil pan and engine equipped with same
EP2154341A1 (de) 2008-08-14 2010-02-17 Mann+Hummel Gmbh Ölwanne für eine Brennkraftmaschine
JP2010059818A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Isuzu Motors Ltd エンジンのオイルパン
US7918085B2 (en) 2005-01-12 2011-04-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel-injection control device for internal-combustion engine
US7946388B2 (en) 2005-01-18 2011-05-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Oil pan apparatus
DE102009053682A1 (de) 2009-11-19 2011-05-26 Mann+Hummel Gmbh Ölwanne für eine Brennkraftmaschine
US8066100B2 (en) 2004-10-05 2011-11-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Oil pan and lubricating device
KR101171893B1 (ko) 2005-12-14 2012-08-07 현대자동차주식회사 내연기관의 오일팬
WO2013001608A1 (ja) * 2011-06-28 2013-01-03 富士通株式会社 シート弁を用いた吸着式ヒートポンプ及び情報処理システム
KR20130020317A (ko) * 2011-08-19 2013-02-27 현대자동차주식회사 가변 실린더 엔진의 엔진오일 유동 제어장치 및 제어방법
US8746201B2 (en) 2010-04-15 2014-06-10 Ford Global Technologies, Llc Oil drain system bypass
FR3004753A1 (fr) * 2013-04-23 2014-10-24 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede de montee rapide en temperature de l'huile d'un moteur thermique et carter d'huile
KR101745009B1 (ko) * 2011-11-02 2017-06-08 현대자동차주식회사 가변 실린더 엔진의 엔진 오일 유동 제어 시스템

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8297407B2 (en) 2004-10-05 2012-10-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Oil pan and lubricating device
US8066100B2 (en) 2004-10-05 2011-11-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Oil pan and lubricating device
US7918085B2 (en) 2005-01-12 2011-04-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel-injection control device for internal-combustion engine
US7946388B2 (en) 2005-01-18 2011-05-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Oil pan apparatus
US7654241B2 (en) 2005-03-08 2010-02-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dual-chamber type oil pan and engine equipped with same
KR101171893B1 (ko) 2005-12-14 2012-08-07 현대자동차주식회사 내연기관의 오일팬
EP2154341A1 (de) 2008-08-14 2010-02-17 Mann+Hummel Gmbh Ölwanne für eine Brennkraftmaschine
JP2010059818A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Isuzu Motors Ltd エンジンのオイルパン
DE102009053682B4 (de) * 2009-11-19 2015-06-11 Mann + Hummel Gmbh Ölwanne für eine Brennkraftmaschine
DE102009053682A1 (de) 2009-11-19 2011-05-26 Mann+Hummel Gmbh Ölwanne für eine Brennkraftmaschine
US8746201B2 (en) 2010-04-15 2014-06-10 Ford Global Technologies, Llc Oil drain system bypass
WO2013001608A1 (ja) * 2011-06-28 2013-01-03 富士通株式会社 シート弁を用いた吸着式ヒートポンプ及び情報処理システム
CN103620319A (zh) * 2011-06-28 2014-03-05 富士通株式会社 使用提动阀的吸附式热泵和信息处理系统
US9212837B2 (en) 2011-06-28 2015-12-15 Fujitsu Limited Adsorption-type heat pump using seat valve and information processing system
JP5668853B2 (ja) * 2011-06-28 2015-02-12 富士通株式会社 シート弁を用いた吸着式ヒートポンプ及び情報処理システム
KR20130020317A (ko) * 2011-08-19 2013-02-27 현대자동차주식회사 가변 실린더 엔진의 엔진오일 유동 제어장치 및 제어방법
KR101714075B1 (ko) * 2011-08-19 2017-03-22 현대자동차주식회사 가변 실린더 엔진의 엔진오일 유동 제어장치 및 제어방법
KR101745009B1 (ko) * 2011-11-02 2017-06-08 현대자동차주식회사 가변 실린더 엔진의 엔진 오일 유동 제어 시스템
FR3004753A1 (fr) * 2013-04-23 2014-10-24 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede de montee rapide en temperature de l'huile d'un moteur thermique et carter d'huile

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8011342B2 (en) Wet oil sump for four cycle engine
JP2003278519A (ja) オイルパンの構造
US20040094113A1 (en) Lubricating system for 4-cycle engine
CN201671797U (zh) 汽车水冷空气压缩机
CN101832252B (zh) 汽车水冷空气压缩机
JP2003172114A (ja) 内燃機関
JP4415660B2 (ja) 内燃機関のオイル回収構造
JPH08135419A (ja) 4サイクルエンジンの潤滑方法及びその方法を用いた4サイクルエンジン
JP4570488B2 (ja) 内燃機関の冷却構造
JP6414150B2 (ja) エンジンのオイル供給装置
US11125127B2 (en) Internal combustion engine with crankcase ventilation
JP2008115727A (ja) ドライサンプ式エンジン
CN101598045B (zh) 发动机组
CN201486801U (zh) 微型活塞式空气压缩机
JP2017180171A (ja) エンジンのオイル供給装置
JPH0622095Y2 (ja) 内燃機関の潤滑油供給装置
JP2680781B2 (ja) 立軸型エンジンの潤滑装置
JPH0652114B2 (ja) 自己潤滑軸受
JPS6040806Y2 (ja) 内燃機関用潤滑装置
JP3676960B2 (ja) クランクピンの軸受け
CN110056446B (zh) 发动机缸盖和车辆
JP2004285974A (ja) 内燃機関の潤滑装置
JP4640268B2 (ja) エンジンのオイルポンプ構造
JP2537737Y2 (ja) 多気筒エンジン用潤滑装置
JPH081126B2 (ja) 立軸型エンジンの潤滑装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070726

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070803

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071002

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080201