JP2003276751A - 合成樹脂製容器蓋 - Google Patents

合成樹脂製容器蓋

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JP2003276751A JP2002082575A JP2002082575A JP2003276751A JP 2003276751 A JP2003276751 A JP 2003276751A JP 2002082575 A JP2002082575 A JP 2002082575A JP 2002082575 A JP2002082575 A JP 2002082575A JP 2003276751 A JP2003276751 A JP 2003276751A
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修 石井
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Yasunori Yamazaki
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 天面壁にストローを挿通せしめることができ
る形態の合成樹脂容器蓋において、誤って開口領域の上
面における中央部近傍にストローの最先端を位置せしめ
ても、かかるストローの最先端が破断すべき破断可能ラ
インに適切に案内される。 【解決手段】 合成樹脂製容器蓋は、天面壁と天面壁の
周縁から垂下するスカート壁とを有する。天面壁には円
形破断可能ライン48によって開口領域50が規定され
ている。円形破断可能ライン48によって囲繞された円
形領域50の上面は、中央部から半径方向外方に向かっ
て下方に傾斜する傾斜面51を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製容器
蓋、更に詳しくは、容器の口頸部から容器蓋を離脱する
ことなく容器蓋の天面壁にストローを挿通せしめ、スト
ローを通して容器内の飲料を吸引することができる合成
樹脂製容器蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】容器蓋を装着することによって開口が閉
じられている容器に収容されている飲料、例えば乳飲料
或いはコーヒー等の飲料、を飲む場合、容器から容器蓋
を離脱せしめて開口を解放し、開口から直接的に飲料を
飲むことを好む人(主として男性)と、ストローを通し
て飲料を吸引することを好む人(主として女性)とがい
る。かような事実に鑑みて、容器に離脱自在に装着され
る容器蓋の天面壁に、押圧力を加えることによって破断
される破断可能薄肉ラインによって規定された開口領域
を形成した容器蓋が提案され、実用に供されている。破
断可能薄肉ラインは円形でよく、或いは円弧状主部を含
む適宜の形状の開口領域でもよい。かような容器蓋にお
いては、所望により容器から容器蓋を離脱することに代
えて、ストローを当接せしめて押圧して破断可能薄肉ラ
インを破断せしめて開口を形成し、かかる開口を通して
ストローを挿通せしめれば、ストローを通して容器内の
飲料を吸引することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、上述した形態
の従来の容器蓋においては、ストローの最先端(通常は
斜めに切断され周方向の特定部位がシャープにせしめら
れている)を所要部位、即ち破断可能薄肉ラインに所要
とおりに位置せしめることなく、例えば開口領域の上面
における中央部近傍に位置せしめてストローを強制的に
降下せしめた場合、破断可能薄肉ラインを破断せしめる
ことなくストローの先端部を変形せしめ或いはストロー
の主部を折り曲げてしまうことがある、という問題が存
在する。
【0004】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、誤って開口領域の上面
における中央部近傍にストローの最先端を位置せしめて
も、かかるストローの最先端が破断すべき破断可能薄肉
ラインに適切に案内される、新規且つ改良された合成樹
脂製容器蓋を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記主
たる技術的課題を解決するために、円形破断可能薄肉ラ
インによって囲繞された或いは破断可能薄肉ラインの円
弧状主部によって部分的に囲繞された円形領域の上面
を、中心部から半径方向外方に向かって下方に傾斜する
傾斜面を有する形態にせしめ、誤って開口領域の中央部
近傍にストローの最先端を位置せしめても傾斜面の案内
作用によってストローの最先端が破断すべき破断可能薄
肉ラインに導かれるようにせしめる。
【0006】即ち、本発明によれば、天面壁と該天面壁
の周縁から垂下するスカート壁とを有する合成樹脂製容
器蓋において、該天面壁には円形破断可能薄肉ライン或
いは円弧状主部を含む破断可能薄肉ラインによって規定
された開口領域が規定されており、該円形破断可能薄肉
ラインによって囲繞された或いは該破断可能薄肉ライン
の該円弧状主部によって部分的に囲繞された円形領域の
上面は、中央部から半径方向外方に向かって下方に傾斜
する傾斜面を有する、ことを特徴とする合成樹脂製容器
蓋が提供される。
【0007】該円形領域の上面は略円錐台形状或いは略
半球形状であるのが好適である。好ましくは、該天面壁
には円形沈降部が形成されており、該開口領域は該円形
沈降部の周縁に沿って延びる円形破断可能薄肉ラインに
よって規定されている。或いは、該天面壁には円形主部
と該円形主部の周縁から延びる帯状付加部を有する沈降
部が形成されており、該開口領域は該沈降部の該円形主
部の周縁に沿って延びる円弧状主部と該円弧状主部の両
端から該沈降部の該付加部の両側縁に沿って延びる一対
の付加部とを含む破断可能薄肉ラインによって規定され
ている。該沈降部は水平に対して80乃至100度の角
度αをなして垂下する垂下部によって囲繞されており、
該垂下部の垂下深さD1は2.0乃至6.0mmである
のが好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
合成樹脂製容器蓋の好適実施形態を図示している添付図
面を参照して、更に詳細に説明する。
【0009】図1乃至図5を参照して説明すると、本発
明に従って構成された全体を番号2で示す合成樹脂製容
器蓋は、ポリエチレン及びポリプロピレンの如き適宜の
合成樹脂から一体に成形されている。かかる容器蓋2
は、円形天面壁4及びこの天面壁4の周縁から垂下する
スカート壁6を有している。スカート壁6には周方向に
延びる破断可能ライン8が形成されており、スカート壁
6は破断可能ライン8よりも上方の主部10と破断可能
ライン8よりも下方のタンパーエビデント裾部12とに
区画されている。スカート壁6の内周面には下方に延び
る突条14が周方向に適宜の間隔を置いて複数個(図示
の場合8個)形成されており、上記破断可能ライン8
は、突条14の軸線方向中間部において、スカート壁6
の外周面から切断刀(図示していない)を作用せしめ、
突条14の少なくとも一部を残留せしめてスカート壁6
を切断することによって形成される。突条14の各々の
切断されることなく残留せしめられた部分が所謂橋絡部
を構成し、タンパーエビデント裾部12は橋絡部を介し
てスカート壁6の主部10に接続されている。
【0010】スカート壁6の主部10の内周面には、図
4から理解されるとおり、係合手段16が形成されてい
る。係合手段16は、周方向に適宜の間隔を置いて配設
され周方向に延びる複数個(図示の場合8個)の弧状突
条18から構成されている。また、スカート壁6のタン
パーエビデント裾部12の内周面には、係止手段20が
形成されている。係止手段20は周方向に間隔を置いて
配設され半径方向内方に向かって上方に傾斜して延びる
複数個(図示の場合8個)の突出片22から構成されて
おり、突出片22及び弧状突条18は周方向の大部分に
おいて交互に位置するように配設せしめられている。
【0011】スカート壁6の主部10の外周面には、半
径方向外方に突出する鍔24が形成されており、スカー
ト壁6のタンパーエビデント裾部12の外周面には、円
弧状突出部26及び摘み片28が形成されている。円弧
状突出部26は半径方向外方に突出せしめられ鍔24と
整合せしめられており、摘み片28は鍔24に対して略
90度離隔せしめられた位置に配設せしめられ基端部3
0及び円弧状部32から構成されている。円弧状部32
は、図3から明確に理解される如く、基端部30の端部
から周方向に、スカート壁6のタンパーエビデント裾部
12の外周面に沿って円弧状に延びている。摘み片28
における円弧状部32の内面はスカート壁6のタンパー
エビデント裾部12の外周面から離隔されているが、図
3に図示するが如く、円弧状部32の内面からスカート
壁6のタンパーエビデント裾部12の外周面まで延びる
破断可能な細い接続片34が配設されている。また、ス
カート壁6のタンパーエビデント裾部12には、摘み片
8の基端部30の近傍において、タンパーエビデント裾
部12の軸方向全幅に渡って延びるスリット36が形成
されている。
【0012】天面壁4の内面の外周縁部には、図4に図
示するとおり、内側円筒状シール片38及び外側円筒状
シール片40が形成されている。内側円筒状シール片3
8は天面壁4の内面から下方に向かって半径方向外方に
若干傾斜して延出している。外側円筒状シール片40は
内側円筒状シール片38から半径方向外方に所定距離離
間せしめて配置されており、天面壁4の内面から実質上
鉛直に下方に延出せしめられている。
【0013】図3及び図4を参照して説明を続けると、
図示の実施形態における天面壁4は、円形沈降部42、
環状主部44、及び沈降部42の周縁と主部44の内周
縁との間に介在せしめられている筒状垂下部46を有す
る。かかる垂下部46は水平に対して80乃至100度
の角度αをなして垂下しており、その垂下高さD1は
2.0乃至6.0mmであるのが好適である。図示の実
施形態における天面壁4の沈降部42には、その周縁に
沿って延びる円形破断可能薄肉ライン48が形成されて
おり、かかる円形破断可能薄肉ライン48によって開口
領域50、即ち円形領域50が規定されている。本発明
の容器蓋2においては、円形破断可能薄肉ライン48に
よって囲繞される開口領域50の上面、即ち円形領域5
0の上面が中央部から半径方向外方に向かって下方に傾
斜する傾斜面51を有するのが重要である。図示の実施
形態においては、円形領域50の上面は中央部から円形
破断可能薄肉ライン48まで半径外方に向かって傾斜す
る傾斜面51を有する略円錐台形状であり、円形領域5
0の上面の中央部上端は垂下部46の上端と垂下部46
の下端との略中間に位置している。
【0014】天面壁4の上面にはシール部材52が離脱
自在に配設されている。かかるシール部材52は、天面
壁4における環状主部44に剥離可能に接着され、天面
壁4における沈降部42及び垂下部46を覆っている。
天面壁4の環状主部44に対するシール部材52の接着
は周知の熱接着でよく、シール部材52の周縁部の一
部、例えば図3に交差線で示す領域は天面壁4の環状主
部44に対して非接着状態にせしめられているのが好都
合である。後述する、シール部材52を天面壁4から離
脱する際には、シール部材52の非接着領域を把持して
引っ張り、かくして充分容易にシール部材52を天面壁
4から離脱することができる。円形或いは矩形の如き適
宜の形態でよいシール部材52は、例えばアルミニウム
箔と適宜の合成樹脂フィルムとの積層体、或いは所謂ガ
スバリア性に優れた合成樹脂フィルムの単層又は積層体
から形成することができる。また、シール部材52は天
面壁4における沈降部42(後述するとおり、かかる沈
降部42にはストローが挿通せしめられる)に埃等が堆
積するのを防止する。そしてまた、天面壁4の沈降部4
2に形成されている円形破断可能薄肉ライン48は薄肉
である故に所謂ガスバリア性が比較的小さいが、シール
部材52は円形破断可能薄肉ライン48のガスバリア性
を補完する。
【0015】図5は容器54の口頸部56に図1乃至図
4に図示する容器蓋2を装着して、口頸部56を密封し
た状態を図示している。容器54の口頸部56は全体と
して略円筒形状であり、その外周面には係止あご部58
が形成されている。容器54の口頸部56に容器蓋2を
装着する際には、容器54の口頸部56に容器蓋2を被
嵌して下方に押圧すると、容器蓋2のスカート壁6の内
周面に形成されている、係止手段20、突条14及び係
合手段16がそれ自体の弾性変形或いはスカート壁6の
弾性変形によって係止あご部58を通過する。次いで弾
性的に復元して係止手段20及び係合手段16が係止あ
ご部58に係止乃至係合せしめられる。一方、容器蓋2
の内側円筒状シール片38は容器54の口頸部56の内
周面に密接せしめられて半径方向内方に撓まされ、容器
蓋2の外側円筒状シール片40は容器54の口頸部56
の外周面に密接せしめられて半径方向外方に撓まされ、
これによって容器54の口頸部56が密封される。
【0016】図5には容器54の口頸部56に加え、容
器蓋2の天面壁4を挿通せしめるためのストロー60も
二点鎖線で図示されている。かかるストロー60は円形
破断可能薄肉ライン48の直径と実質上同一の直径を有
し、その先端縁62は20乃至60度程度でよい角度で
傾斜せしめられているのが好都合である。
【0017】図3、図4及び図5を参照して説明を続け
ると、例えば乳飲料である容器54の内容物をストロー
60を通して飲む際には、容器54の口頸部56に装着
されている容器蓋2の天面壁4に配設されているシール
部材52を天面壁4から離脱せしめて沈降部42及び垂
下部46を露呈せしめる。次いで、ストロー60の先端
縁62を垂下部46によって囲繞されている空間に進入
せしめる。かくすると、ストロー60の先端縁62は垂
下部46の内周面に案内され下降せしめられるが、スト
ロー60の最先端は充分確実に所要位置に位置せしめる
ことができず、例えば、開口領域50の上面における中
央部近傍に位置せしめられる場合もある。しかしなが
ら、本発明の容器蓋2においては、円形破断可能薄肉ラ
イン48よって囲繞された開口領域50の上面、即ち円
形領域50の上面が中央部から半径方向外方に向かって
下方に傾斜する傾斜面51を有するが故に、ストロー6
0を更に下方に変位せしめると、ストロー60の最先端
は、傾斜面51を滑って所要位置、即ち破断すべき円形
破断可能薄肉ライン48に適切に案内される。しかる後
においては、ストロー60の最先端が円形破断可能薄肉
ライン48に作用し、円形破断可能薄肉ライン48が漸
次破断される。円形破断可能薄肉ライン48の破断はス
トロー60の最先端が作用する部位から周方向両側に進
行するが、円形破断可能薄肉ライン48の一部は破断さ
れることなく維持され、かかる破断されることなく維持
されている部分を所謂ヒンジとして開口領域50は下方
に傾動せしめられる。ストロー60は開口領域50の傾
動によって生成された開口を通って容器54内に進入せ
しめられ、これによってストロー60を通して内容物を
吸引することができる。
【0018】容器54の口頸部56から容器蓋2を離脱
して口頸部56を開封する際には、最初に摘み片28の
円弧状部32を外方に強制して細い接続片34を破断せ
しめる。次いで、円弧状部32を把持して所要方向に引
っ張り破断可能ライン8を破断すると、スカート壁6の
タンパーエビデント裾部12が主部10から分離せしめ
られると共に口頸部56から離脱せしめられる。しかる
後に、スカート壁6の主部10に形成されている鍔24
に指を掛けて上方に強制して、係合手段16を構成する
8個の弧状突条18を口頸部56の係止あご部58から
弾性的に離脱せしめ、天面壁4及びスカート壁6の主部
10を口頸部56から離脱せしめる。開封した口頸部5
6を一時的に仮密封することが望まれる場合には、タン
パーエビデント裾部12が分離された容器蓋2、即ち天
面壁4及びスカート壁6の主部10を口頸部56に被嵌
して押圧し、係合手段16を構成する8個の弧状突条1
8を口頸部56の係止あご部58に再び係合せしめれば
よい。
【0019】図示の容器蓋2は、スカート壁6の内周面
に配設された係止手段20及び係合手段16を容器54
の口頸部56に形成されている係止あご部58に係止せ
しめて、容器54の口頸部56に装着される形態である
が、本発明はかかる形態の容器蓋に限定されるものでは
なく、種々の形態の容器蓋、例えばスカート壁の内面に
配設されている雌螺条を容器の口頸部に形成されている
雄螺条に螺合せしめることによって容器の口頸部に装着
される形態の容器蓋、にも適用することができるもので
ある。更に、上記実施形態においては、タンパーエビデ
ント裾部12付きの容器蓋2について説明を行ったが、
これに限定されるものではなく、タンパーエビデント裾
部12に代えて、或いはこれに加えて天面壁4及びスカ
ート壁6とを覆うシュリンクフィルムを設ける事もでき
る。かかる場合には上記シール部材52を省略すること
ができる。
【0020】図6と共に図7及び図8は本発明に従がっ
て構成された容器蓋の他の好適実施形態を図示してい
る。全体を番号102で示す合成樹脂製容器蓋は、ポリ
エチレン及びポリプロピレンの如き適宜の合成樹脂から
一体に成形されている。かかる容器蓋102は、円形天
面壁104及びこの天面壁104の周縁から垂下するス
カート壁106を有している。スカート壁106には周
方向に延びる破断可能ライン108が形成されており、
スカート壁106は破断可能ライン108よりも上方の
主部110と破断可能ライン108よりも下方のタンパ
ーエビデント裾部112とに区画されている。スカート
壁106の内周面には下方に延びる突条114が周方向
に適宜の間隔を置いて複数個(図示の場合8個)形成さ
れており、上記破断可能ライン108は、突条114の
軸線方向中間部において、スカート壁106の外周面か
ら切断刀(図示していない)を作用せしめ、突条114
の少なくとも一部を残留せしめてスカート壁116を切
断することによって形成される。突条114の各々の切
断されることなく残留せしめられた部分が所謂橋絡部を
構成し、タンパーエビデント裾部112は橋絡部を介し
てスカート壁106の主部110に接続されている。
【0021】スカート壁106の主部110の内周面に
は、図7から理解されるとおり、係合手段116が形成
されている。係合手段116は、周方向に適宜の間隔を
置いて配設され周方向に延びる複数個(図示の場合8
個)の弧状突条118から構成されている。また、スカ
ート壁106のタンパーエビデント裾部112の内周面
には、係止手段120が形成されている。係止手段12
0は周方向に間隔を置いて配設され半径方向内方に向か
って上方に傾斜して延びる複数個(図示の場合8個)の
突出片122から構成されており、突出片122及び弧
状突条118は周方向の大部分において交互に位置する
ように配設せしめられている。
【0022】スカート壁106の主部110の外周面に
は、半径方向外方に突出する鍔124が形成されてお
り、スカート壁106のタンパーエビデント裾部112
の外周面には、円弧状突出部126及び摘み片128が
形成されている。円弧状突出部126は半径方向外方に
突出せしめられ鍔124と整合せしめられており、摘み
片128は鍔124に対して略90度離隔せしめられた
位置に配設せしめられ基端部130及び円弧状部132
から構成されている。円弧状部132は、図6から明確
に理解される如く、基端部130の端部から周方向に、
スカート壁106のタンパーエビデント裾部112の外
周面に沿って円弧状に延びている。摘み片128の円弧
状部132の内面はスカート壁106のタンパーエビデ
ント裾部112の外周面から離隔されているが、図6に
図示するが如く、円弧状部132の内面からスカート壁
106のタンパーエビデント裾部112の外周面まで延
びる破断可能な細い接続片134が配設されている。ま
た、スカート壁106のタンパーエビデント裾部112
には、摘み片108の基端部130の近傍において、タ
ンパーエビデント裾部112の軸方向全幅に渡って延び
るスリットが形成されている(図示しない)。
【0023】天面壁104の内面の外周縁部には、図7
に図示するとおり、内側円筒状シール片138及び外側
円筒状シール片140が形成されている。内側円筒状シ
ール片138は天面壁104の内面から下方に向かって
半径方向外方に若干傾斜して延出している。外側円筒状
シール片140は内側円筒状シール片138から半径方
向外方に所定距離離間せしめて配置されており、天面壁
104の内面から実質上鉛直に下方に延出せしめられて
いる。
【0024】図6及び図7を参照して説明を続けると、
図示の実施形態においては、天面壁104は、沈降部7
0、環状主部72、及び沈降部70の周縁と主部72の
内周縁との間に介在せしめられている筒状垂下部74を
有する。図示の実施形態における沈降部70は円形主部
76及び円形主部76の周縁から延びる帯状付加部78
を有する。かかる付加部78の先端縁は円弧状に延びる
薄肉ライン80によって規定されており、付加部78の
上面は垂下部74の上端と垂下部74の下端との略中間
に位置している。また、図示の実施形態における沈降部
70には、その周縁に沿って延びる破断可能薄肉ライン
82によって開口領域84が規定されている。破断可能
薄肉ライン82は沈降部70の円形主部76の周縁に沿
って延びる円弧状主部86と円弧状主部86の両端から
沈降部70の付加部78の両側縁に沿って延びる一対の
付加部88とを含んでいる。円弧状主部86は180度
を越える角度範囲に渡って延びており、一対の付加部8
8は円弧状主部86の両端から離れるに従って両者間の
間隔が漸次増大している。かような破断可能薄肉ライン
82の肉厚D2は、上記薄肉ライン80の肉厚D3より
も小さいのが好適である。破断可能薄肉ライン82の肉
厚D2が薄肉ライン80の肉厚D3と同一或いはこれよ
りも大きい場合には、後に詳述する如くして、ストロー
60を挿通せしめるために、ストロー60の最先縁62
を破断可能薄肉ライン82の円弧状主部86に作用せし
めると、破断可能薄肉ライン82と共に薄肉ライン80
が破断され、開口領域84が天面壁104の沈降部70
から離脱せしめられ、容器54内に落下するという衛生
上好ましくない事態が発生する虞がある。開口領域84
は破断可能薄肉ライン82の円弧状主部86によって部
分的に囲繞される円形領域90及び破断可能薄肉ライン
82の一対の付加部88と薄肉ライン80とによって部
分的に囲繞される付加領域92を有する。本発明の容器
蓋102においては、破断可能薄肉ライン82の円弧状
主部86によって部分的に囲繞された円形領域90の上
面が中央部から半径方向外方に向かって下方に傾斜する
傾斜面51を有するのが重要である。図示の実施形態に
おいては、円形領域90の上面は略半球形状であり、円
形領域90の上端は垂下部74の上端と垂下部74の下
端との略中間に位置している。上記垂下部74は水平に
対して80乃至100度の角度αをなして垂下してお
り、その垂下高さD1は2.0乃至6.0mmであるの
が好適である。
【0025】天面壁104の上面にはシール部材152
が離脱自在に配設されている。かかるシール部材152
は、天面壁104における環状主部72に剥離可能に接
着され、天面壁104における沈降部70及び垂下部7
4を覆っている。天面壁104の環状主部72に対する
シール部材152の接着は周知の熱接着でよく、シール
部材152の周縁部の一部、例えば図6に交差線で示す
領域は天面壁104の環状主部72に対して非接着状態
にせしめられているのが好都合である。後述する、シー
ル部材152を天面壁104から離脱する際には、シー
ル部材152の非接着領域を把持して引っ張り、かくし
て充分容易にシール部材152を天面壁104から離脱
することができる。円形或いは矩形の如き適宜の形態で
よいシール部材152は、例えばアルミニウム箔と適宜
の合成樹脂フィルムとの積層体、或いは所謂ガスバリア
性に優れた合成樹脂フィルムの単層又は積層体から形成
することができる。また、シール部材152は天面壁1
04における沈降部70(後述するとおり、かかる沈降
部70にはストローが挿通せしめられる)に埃等が堆積
するのを防止する。そしてまた、天面壁104の沈降部
70に形成されている破断可能薄肉ライン82は薄肉で
ある故に所謂ガスバリア性が比較的小さいが、シール部
材152は破断可能薄肉ライン82のガスバリア性を補
完する。
【0026】図6、図7及び図8を参照して説明を続け
ると、例えば乳飲料である容器54の内容物をストロー
60を通して飲む際には、容器54の口頸部56に装着
されている容器蓋102の天面壁104に配設されてい
るシール部材152を天面壁104から離脱せしめて沈
降部70を露呈せしめる。次いで、ストロー60の先端
縁62を垂下部74によって囲繞されている空間におけ
る略円筒形状の領域に進入せしめる。かくすると、スト
ロー60の先端縁62は垂下部74の内周面に案内され
下降せしめられるが、ストロー60の最先端は充分確実
に所要位置に位置せしめることができず、例えば、開口
領域84の円形領域90の上面における中央部近傍に位
置せしめられる場合もある。しかしながら、本発明の容
器蓋102においては、破断可能薄肉ライン82の円弧
状主部86によって部分的に囲繞された円形領域90の
上面が中央部から半径方向外方に向かって下方に傾斜す
る傾斜面51を有するが故に、ストロー60を更に下方
に変位せしめると、ストロー60の最先端62は、略半
球形状の傾斜面151を滑って所要位置、即ち破断すべ
き破断可能薄肉ライン82の円弧状主部86に適切に案
内される。しかる後においては、ストロー60の最先端
が破断可能薄肉ライン82の円弧状主部86に作用し、
円弧状主部86がストロー60の最先端が作用する部位
から周方向両側に向けて破断され、次いで、円弧状主部
86の両端から延びる、破断可能薄肉ライン82の一対
の付加部88が破断される。かくして、開口領域84は
付加部78の先端縁をヒンジとして下方に変位され、開
口領域84の円形領域90を通ってストロー60が容器
54内に進入せしめられる。開口領域84の付加領域9
2が存在していた部分は空気導入孔として機能する。開
口領域84の円形領域90を規定する、破断可能薄肉ラ
イン82の円弧状主部86は180度を超える角度範囲
に渡って延びている故に、開口領域84の円形領域90
に挿通せしめられたストロー60は円形領域90に拘束
され、従がって充分容易にストローを通して内容物を吸
飲することができる。
【0027】容器54の口頸部56から容器蓋102を
離脱して口頸部56を開封する際には、最初に摘み片1
28の円弧状部132を外方に強制して細い接続片13
4を破断せしめる。次いで、円弧状部132を把持して
所要方向に引っ張り破断可能ライン108を破断する
と、スカート壁106のタンパーエビデント裾部112
が主部110から分離せしめられると共に口頸部56か
ら離脱せしめられる。しかる後に、スカート壁106の
主部110に形成されている鍔124に指を掛けて上方
に強制して、係合手段116を構成する8個の弧状突条
118を口頸部56の係止あご部58から弾性的に離脱
せしめ、天面壁104及びスカート壁106の主部11
0を口頸部56から離脱せしめる。開封した口頸部56
を一時的に仮密封することが望まれる場合には、タンパ
ーエビデント裾部112が分離された容器蓋102、即
ち天面壁104及びスカート壁106の主部110を口
頸部56に被嵌して押圧し、係合手段116を構成する
8個の弧状突条118を口頸部56の係止あご部58に
再び係合せしめればよい。
【0028】図示の容器蓋102は、スカート壁106
の内周面に配設された係止手段120及び係合手段11
6を容器54の口頸部56に形成されている係止あご部
58に係止せしめて、容器54の口頸部56に装着され
る形態であるが、本発明はかかる形態の容器蓋に限定さ
れるものではなく、種々の形態の容器蓋、例えばスカー
ト壁の内面に配設されている雌螺条を容器の口頸部に形
成されている雄螺条に螺合せしめることによって容器の
口頸部に装着される形態の容器蓋、にも適用することが
できるものである。更に、上記実施形態においては、タ
ンパーエビデント裾部112付きの容器蓋102につい
て説明を行ったが、これに限定されるものではなく、タ
ンパーエビデント裾部112に代えて、或いはこれに加
えて天面壁104及びスカート壁106とを覆うシュリ
ンクフィルムを設ける事もできる。かかる場合には上記
シール部材152を省略することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の容器蓋においては、誤って開口
領域の上面における中央部近傍にストローの最先端を位
置せしめても、かかるストローの最先端が破断すべき破
断可能薄肉ラインに適切に案内せしめられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従がって構成された容器蓋の好適実施
形態を示す斜面図。
【図2】図1に示す容器蓋の正面図。
【図3】図1に示す容器蓋の上面図。
【図4】図3の線A−Aにおける断面図。
【図5】図1に示す容器蓋を容器の口頸部に装着して、
ストローの先端で開口領域を挿通せしめた状態を示す
図。
【図6】本発明に従がって構成された容器蓋の他の好適
実施形態を示す斜面図。
【図7】図6に示す容器蓋の線A−Aにおける断面図。
【図8】図6に示す容器蓋を容器の口頸部に装着して、
ストローの先端で開口領域を挿通せしめた状態を示す
図。
【符号の説明】 2:容器蓋 4:天面壁 6:スカート壁 44:円形沈降部 48:円形破断可能薄肉ライン 50:開口領域、円形領域 51:傾斜面 70:沈降部 76:円形主部 78:帯状付加部 82:破断可能薄肉ライン 84:開口領域 86:円弧状主部 88:付加部 90:円形領域 102:容器蓋 104:天面壁 106:スカート壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻口 洋一 神奈川県平塚市長瀞2番12号 日本クラウ ンコルク株式会社平塚工場内 (72)発明者 山崎 恭典 神奈川県平塚市長瀞2番12号 日本クラウ ンコルク株式会社平塚工場内 Fターム(参考) 3E084 AB01 BA02 BA06 BA08 BA09 CA01 CB01 CB02 CC04 CC05 DA01 DB05 DB09 DB13 DC04 DC05 FA09 FC04 FD13 GA08 GB08 GB12 GB17 HA03 HB02 HC03 HD01 HD04 KA13 LA01 LB02 LB07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天面壁と該天面壁の周縁から垂下するス
    カート壁とを有する合成樹脂製容器蓋において、該天面
    壁には円形破断可能薄肉ライン或いは円弧状主部を含む
    破断可能薄肉ラインによって開口領域が規定されてお
    り、該円形破断可能薄肉ラインによって囲繞された或い
    は該破断可能薄肉ラインの該円弧状主部によって部分的
    に囲繞された円形領域の上面は、中央部から半径方向外
    方に向かって下方に傾斜する傾斜面を有する、ことを特
    徴とする合成樹脂製容器蓋。
  2. 【請求項2】 該円形領域の上面は略円錐台形状であ
    る、請求項1記載の合成樹脂製容器蓋。
  3. 【請求項3】 該円形領域の上面は略半球形状である、
    請求項1記載の合成樹脂製容器蓋。
  4. 【請求項4】 該天面壁には円形沈降部が形成されてお
    り、該開口領域は該円形沈降部の周縁に沿って延びる円
    形破断可能薄肉ラインによって規定されている、請求項
    1から3までのいずれかに記載の合成樹脂製容器蓋。
  5. 【請求項5】 該天面壁には円形主部と該円形主部の周
    縁から延びる帯状付加部を有する沈降部が形成されてお
    り、該開口領域は該沈降部の該円形主部の周縁に沿って
    延びる円弧状主部と該円弧状主部の両端から該沈降部の
    該付加部の両側縁に沿って延びる一対の付加部とを含む
    破断可能薄肉ラインによって規定されている、請求項1
    から3までのいずれかに記載の合成樹脂製容器蓋。
  6. 【請求項6】 該沈降部は水平に対して80乃至100
    度の角度αをなして垂下する垂下部によって囲繞されて
    おり、該垂下部の垂下深さD1は2.0乃至6.0mm
    である、請求項4又は5記載の合成樹脂製容器蓋。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320046A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Daiwa Can Co Ltd 簡易開口式容器
JP2011020716A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Nihon Tetra Pak Kk 液体食品用容器のストロー用開口装置

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