JP2003276740A - 紙 袋 - Google Patents

紙 袋

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JP2003276740A
JP2003276740A JP2002077396A JP2002077396A JP2003276740A JP 2003276740 A JP2003276740 A JP 2003276740A JP 2002077396 A JP2002077396 A JP 2002077396A JP 2002077396 A JP2002077396 A JP 2002077396A JP 2003276740 A JP2003276740 A JP 2003276740A
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JP
Japan
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tubular body
paper bag
perforations
paper
outermost
Prior art date
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JP2002077396A
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English (en)
Inventor
Nobuo Kayano
暢男 萱野
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MEITO KK
Original Assignee
MEITO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面の汚れの大部分を容易に除去できる構造
の紙袋を提供する。 【解決手段】 重ね合わせた複数枚の原紙1のそれぞれ
の側縁が接着されて複数層の筒状体2が形成され、該筒
状体2の両端の開口部が封止される紙袋であって、前記
筒状体2の最外層の前記原紙1aに、筒状体2の両端の
前記封止部位3の近傍に、それぞれ封止部位3に沿って
ミシン目8を周方向に形成し、前記最外層の原紙1aの
裏面に前記両端側のミシン目8に跨がるようにカットテ
ープ10を貼り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば食品用粉体
を包装するのに好適な紙袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品用粉体等の業務用包装形態として、
紙袋が多く使用されている。この種の紙袋は、一般に、
原紙の両端縁が接着された筒状体からなり、その両端の
開口部が封止される構造となっている。かかる紙袋は、
内容物を詰めて包装した状態で、倉庫、トラック等の搬
送手段を経て、例えば、食品加工等の工場に運ばれ、開
封作業場で該紙袋が開封され、内容物が取り出されると
いった取り扱いがなされている。
【0003】前記紙袋は、搬送途中でその表面が汚れ易
い環境にあり、特に、近年、食品加工産業での紙袋の取
り扱いについて、内容物を取り出す開封作業場の汚れ防
止と、紙袋の表面に付着した異物が開封時に内容物に混
入されるのを防止する観点から、開封時の紙袋の表面の
汚れが厳しく指摘されるようになってきている。このた
め、内容物が食品用粉体等汚れや異物の混入を避けるこ
とを厳しく求められているものについては、保存中や、
搬送途中でその表面が汚れないように注意し、また、加
工工場等の開封作業場に搬入する直前で、紙袋の表面に
付着している埃や汚れ等を払って除去するといったこと
が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、保存中や、搬
送途中で紙袋の表面が汚れないようにするには、その環
境にコストがかかり、また、加工工場等の開封作業場に
搬入する直前での紙袋の表面に付着している埃や汚れ等
の除去には面倒な作業を伴うといった問題がある。
【0005】本発明の目的は、表面の汚れの大部分を容
易に除去できる構造の紙袋を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、多層紙により形成さ
れている筒状体の最外層の紙の除去を容易に行える構造
の紙袋を提供することにある。本発明の他の目的は、筒
状体の2つの積み重ね広面のどちらが上面になっていて
も、筒状体の最外層の紙の除去を容易に行える構造の紙
袋を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の手段を説明すると、次の通りである。請求項1に
記載の発明は、重ね合わせた複数枚の原紙のそれぞれの
側縁が接着されて複数層の筒状体が形成され、該筒状体
の両端の開口部が封止される紙袋であって、前記筒状体
の最外層の前記原紙には、筒状体の両端の前記封止部位
近傍に、それぞれ封止部位に沿ってミシン目が周方向に
形成され、前記最外層の原紙の裏面に前記両端側のミシ
ン目に跨がるようにカットテープが貼り付けられている
ことを特徴とする。
【0008】かかる構成から、開封作業場に搬入する直
前に、筒状体の最外層の原紙を、カットテープを引いて
カットし、このカットされた部分を持ちながら両側のミ
シン目に沿って剥がして除去する。このようにして、両
側の封止部位の間の筒状体の最外層の原紙を除去すると
いった簡単な作業により、該紙袋の表面の汚れの大部分
を容易に除去することができる。このため、開封作業場
の汚れと、開封時に内容物に異物が混入するのを効果的
に防止することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記筒状体の前記最外層の原紙とその内側の原紙は
前記ミシン目に沿って前記封止部位側の部分が接着され
ていることを特徴とする。
【0010】かかる構成から、ミシン目に沿って筒状体
の最外層の原紙を剥がす際に、ミシン目に沿った最外層
の原紙の切断を容易に行うことができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2において、前記カットテープは前記筒状体の一方の積
み重ね広面とその反対側の積み重ね広面とに設けられて
いることを特徴とする。
【0012】かかる構成から、紙袋のどちらの積み重ね
広面が上になっていても、その上になった積み重ね広面
のカットテープで最外層の原紙をカットすることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る紙袋の実施
の形態の一例を示した一部切欠斜視図、図2は使用状態
を示す説明図である。
【0014】この紙袋は、複数枚の矩形状の原紙1を重
ね合わせて、それぞれの原紙1の側縁同士を互いに異な
る位置で接着して複数層の筒状体2が形成され、該筒状
体2の両端の開口部が封止される構造となっている。
【0015】本例では、該筒状体2の両端の開口部が封
止される封止部位3が、前記筒状体2の両端の開口部の
端部4,5が閉じるように折り畳まれ貼り付けられて閉
じられ、一方が開封側底部6、他方が粉状内容物の吹き
込み口を有する吹き込み口側底部7となっている、両底
貼形式の紙袋となっている。
【0016】前記筒状体2の最外層の前記原紙1aに
は、筒状体2の両端の前記封止部位3、即ち開封側底部
6及び吹き込み口側底部7の近傍に、それぞれ開封側底
部6及び吹き込み口側底部7に沿ってミシン目8が周方
向に形成されている。そして、前記筒状体1の前記ミシ
ン目8が形成されている最外層の原紙1aとその内側の
原紙1bは前記ミシン目8に沿って前記封止部位3、即
ち開封側底部6及び吹き込み口側底部7側の部分が接着
されている。9は最外層の原紙1aとその内側の原紙1
bとの接着部である。
【0017】また、前記最外層の原紙1aの裏面には、
前記両端側に形成されているミシン目8に跨がるように
カットテープ10が貼り付けられている。このカットテ
ープ10は前記筒状体2の一方の積み重ね広面とその反
対側の積み重ね広面とに設けられている。
【0018】また、前記最外層の原紙1aには、カット
テープ10の端部に沿って端部を囲むように切り込み1
1が形成されており、カット時に前記切り込み11で囲
まれた部分を爪等で立ち上げ、この部分を摘んでカット
テープ10を引くことができるようになっている。
【0019】このような構造の紙袋に内容物を充填し、
適宜の保存や、搬送を経て開封作業場に搬入される際、
開封作業場に搬入する直前に、筒状体2の最外層の原紙
1aを、カットテープ10を引いてカットし、このカッ
トされた部分を持ちながら両側のミシン目8に沿って剥
がして除去する(図2)。このように、両側の封止部位
3の間の筒状体2の最外層の原紙1aを除去するといっ
た簡単な作業により、該紙袋の表面の汚れの大部分を容
易に除去することができる。このため、開封作業場の汚
れと、開封時に内容物に異物が混入するのを効果的に防
止することができる。
【0020】そして、前記ミシン目8に沿って筒状体2
の最外層の原紙1aを剥がす際に、前記筒状体2の前記
最外層の原紙1aとその内側の原紙1bは前記ミシン目
8に沿って前記封止部位3側の部分が接着されているの
で、ミシン目8に沿った最外層の原紙1aの切断を容易
に行うことができる。
【0021】また、前記カットテープ10は前記筒状体
2の一方の積み重ね広面とその反対側の積み重ね広面と
に設けられているので、紙袋のどちらの積み重ね広面が
上になっていても、その上になった積み重ね広面のカッ
トテープ10で最外層の原紙1aをカットすることがで
きるので作業性が良い。
【0022】なお、本例では、筒状体2の両端の開口部
が封止される封止部位3が、一方が開封側底部6、他方
が粉状内容物の吹き込み口を有する吹き込み口側底部7
となっている、両底貼形式の紙袋となっているが、これ
以外の形式の封止構造を有するものであってもよいこと
は勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明に係る紙袋によれ
ば、重ね合わせた複数枚の原紙のそれぞれの側縁が接着
されて複数層の筒状体が形成され、該筒状体の両端の開
口部が封止される紙袋であって、前記筒状体の最外層の
前記原紙には、筒状体の両端の前記封止部位近傍に、そ
れぞれ封止部位に沿ってミシン目が周方向に形成され、
前記最外層の原紙の裏面に前記両端側のミシン目に跨が
るようにカットテープが貼り付けられているので、開封
作業場に搬入する直前に、筒状体の最外層の原紙を、カ
ットテープを引いてカットし、このカットされた部分を
持ちながら両側のミシン目に沿って剥がして除去すると
いった簡単な作業により、該紙袋の表面の汚れの大部分
を容易に除去することができ、開封作業場の汚れと、開
封時に内容物に異物が混入するのを効果的に防止するこ
とができる。
【0024】そして、前記筒状体の前記最外層の原紙と
その内側の原紙を、前記ミシン目に沿って前記封止部位
側の部分で接着しておくと、ミシン目に沿って筒状体の
最外層の原紙を剥がす際に、ミシン目に沿った最外層の
原紙の切断を容易に行うことができる。
【0025】また、前記カットテープを前記筒状体の一
方の積み重ね広面とその反対側の積み重ね広面とに設け
ておくと、紙袋のどちらの積み重ね広面が上になってい
ても、その上になった積み重ね広面のカットテープで最
外層の原紙をカットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙袋の実施の形態の一例を示した
一部切欠斜視図である。
【図2】図1に示した紙袋の使用状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 原紙 1a 最外層の原紙 1b 最外層の原紙の内側にある原紙 2 筒状体 3 封止部位 4 端部 5 端部 6 開封側底部 7 吹き込み口側底部 8 ミシン目 9 接着部 10 カットテープ 11 切り込み

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ね合わせた複数枚の原紙のそれぞれの
    側縁が接着されて複数層の筒状体が形成され、該筒状体
    の両端の開口部が封止される紙袋であって、 前記筒状体の最外層の前記原紙には、筒状体の両端の前
    記封止部位近傍に、それぞれ封止部位に沿ってミシン目
    が周方向に形成され、前記最外層の原紙の裏面に前記両
    端側のミシン目に跨がるようにカットテープが貼り付け
    られていることを特徴とする紙袋。
  2. 【請求項2】 前記筒状体の前記最外層の原紙とその内
    側の原紙は前記ミシン目に沿って前記封止部位側の部分
    が接着されていることを特徴とする請求項1に記載の紙
    袋。
  3. 【請求項3】 前記カットテープは前記筒状体の一方の
    積み重ね広面とその反対側の積み重ね広面とに設けられ
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載の紙
    袋。
JP2002077396A 2002-03-20 2002-03-20 紙 袋 Pending JP2003276740A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005255202A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Shikoo Kk 梱包用の袋

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